JPH0670662B2 - 電力ケーブルの地絡予知方法 - Google Patents
電力ケーブルの地絡予知方法Info
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- JPH0670662B2 JPH0670662B2 JP1022441A JP2244189A JPH0670662B2 JP H0670662 B2 JPH0670662 B2 JP H0670662B2 JP 1022441 A JP1022441 A JP 1022441A JP 2244189 A JP2244189 A JP 2244189A JP H0670662 B2 JPH0670662 B2 JP H0670662B2
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- ground
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電力ケーブル系統の地絡事故を未然に防ぐ
ための、予知方法に関するものである。
ための、予知方法に関するものである。
[従来の技術] (1)電力ケーブル線路についてGPTおよびZCTなどを用
いて、電圧電流をチヤート紙に記録し、地絡継電器が動
作した時点で記録を調べ、地絡相を発見する。
いて、電圧電流をチヤート紙に記録し、地絡継電器が動
作した時点で記録を調べ、地絡相を発見する。
(2)あるいは、部分放電電流を測定することにより異
常を検知する。
常を検知する。
[発明が解決しようとする課題] (1)地絡事故が発生した後に調査するのであるから、
停電事故を防ぐことはできない。
停電事故を防ぐことはできない。
(2)部分放電電流検出法では、実線路における外部ノ
イズに対して微弱であるため困難である。
イズに対して微弱であるため困難である。
[発明の目的] 電力ケーブルの地絡故障の前駆現象を、実験により確認
した。
した。
本発明は、この物理現象に対する新しい認識に基づくも
ので、地絡を予知した事故を未然に防止する方法を提供
する。
ので、地絡を予知した事故を未然に防止する方法を提供
する。
[課題を解決するための手段] 第2a、第2b図のように、 (1)電力ケーブル例えばCVケーブル12の接地線14に流
れる電流(あるいは零相電流)に対して、部分放電及び
外部ノイズによるものより大きいところに、測定のしき
い値レベルを設定すること、 (2)CVケーブル12の接地線14における接地電流あるい
は非接地系統における零相電流を流れる電流を常時測定
すること、 (3)電流測定には、分解能が1msec以上の測定器を用
いること、 を特徴とし、 前記検出電流が、前記しきい値を越えたとき、必要に応
じて警報を出すようにする。
れる電流(あるいは零相電流)に対して、部分放電及び
外部ノイズによるものより大きいところに、測定のしき
い値レベルを設定すること、 (2)CVケーブル12の接地線14における接地電流あるい
は非接地系統における零相電流を流れる電流を常時測定
すること、 (3)電流測定には、分解能が1msec以上の測定器を用
いること、 を特徴とし、 前記検出電流が、前記しきい値を越えたとき、必要に応
じて警報を出すようにする。
[その説明] 新しい前駆現象について: 第1a図において、試験用の6.6kVCVケーブル12の絶縁層
に微細径の貫通孔をあけて、水トリー欠陥を模擬し、6.
6kV系統の常規対地電圧 (6.6/√3=3.8kV)を印加する。
に微細径の貫通孔をあけて、水トリー欠陥を模擬し、6.
6kV系統の常規対地電圧 (6.6/√3=3.8kV)を印加する。
気中では、この欠陥に対してこの程度の電圧では絶縁破
壊には至らないが、水を注入するなどして絶縁耐力を低
下させると、ごく短時間の地絡を発生した後、その時に
発生するジュール熱のため水が蒸発して瞬間的に絶縁が
回復する。
壊には至らないが、水を注入するなどして絶縁耐力を低
下させると、ごく短時間の地絡を発生した後、その時に
発生するジュール熱のため水が蒸発して瞬間的に絶縁が
回復する。
そして、これを繰り返すことにより欠陥部の劣化が進行
し、最終的に地絡事故に相当する完全地絡へ移行するこ
とがわかった。
し、最終的に地絡事故に相当する完全地絡へ移行するこ
とがわかった。
すなわち、実線路でも同様のケーブル劣化(水トリーの
進展)が発生した際にはこのような間欠地絡現象が発生
すると考えられる。
進展)が発生した際にはこのような間欠地絡現象が発生
すると考えられる。
第1b図は実験で確認された地絡現象の波形例である。
実験は第1a図の接地線14に流れる電流をCT16でとりだ
し、また電圧をPT18でとりだし、高速処理が可能な波形
記録装置(シンクロスコープ等)20で測定した。
し、また電圧をPT18でとりだし、高速処理が可能な波形
記録装置(シンクロスコープ等)20で測定した。
観測されたデータは数Aオーダーで、部分放電電流やノ
イズ電流よりも遥かに大きい。これらの部分放電電流な
どは、上記のように微弱であるため現場測定が困難であ
るが、今回観測された前駆現象に基づく電流は、現場測
定が充分可能なレベルである。
イズ電流よりも遥かに大きい。これらの部分放電電流な
どは、上記のように微弱であるため現場測定が困難であ
るが、今回観測された前駆現象に基づく電流は、現場測
定が充分可能なレベルである。
しかし、従来の地絡時の電流を前提にしている記録装置
では測定が困難であり、また現象自体も高速であるた
め、より精密な測定を必要とする。
では測定が困難であり、また現象自体も高速であるた
め、より精密な測定を必要とする。
[実施例] [1]構成: 第2a図は各CVケーブル12ごと、第2b図は3心ケーブル一
括して実施する場合である。
括して実施する場合である。
なお、第2b図の16aはZCTである。
回路自体は従来の場合と変らない。
しかし、従来の場合は、信号の検出レベルを地絡事故の
大電流に合わせて設定してあるため、従来の測定器では
検出できない。したがって、従来の地絡電流検出の場合
より遥かに低いレベルであり、しかも部分放電及び外部
ノイズに基づいて流れるの接地電流等より大きいところ
に、しきい値を設定する。
大電流に合わせて設定してあるため、従来の測定器では
検出できない。したがって、従来の地絡電流検出の場合
より遥かに低いレベルであり、しかも部分放電及び外部
ノイズに基づいて流れるの接地電流等より大きいところ
に、しきい値を設定する。
また現象のスピードも早いから、測定器としては、電流
レベルで1A以上、また精度として数100μsec〜1msec程
度以上の分解能を持つものを用いる必要がある。
レベルで1A以上、また精度として数100μsec〜1msec程
度以上の分解能を持つものを用いる必要がある。
22はコンピュータである。
[2]作用: 6.6kVCVケーブル線路の場合について説明する。
(1)上記のように、波形記録装置20で電流・電圧を、
常時測定する。
常時測定する。
(2)上記のようにしきい値レベルを設定しておき、電
流がその値を越えたとき、警報を出すのであるが、実際
には、次のようにする。
流がその値を越えたとき、警報を出すのであるが、実際
には、次のようにする。
(3)検出された信号が上記のしきい値レベルを越えた
とき、この信号でトリガをかけ、約0.1sec間の電流・電
圧の波形をコンピュータ22に記憶させる。
とき、この信号でトリガをかけ、約0.1sec間の電流・電
圧の波形をコンピュータ22に記憶させる。
(4)この波形を基準になるデータベースを使って判定
し、それに応じて各種の警報を出す。
し、それに応じて各種の警報を出す。
すなわち、非常警報(一刻も猶予できない場合、同時
に遮断もありうる)、 緊急警報(ほどでないが危険度の高い場合)、注
意警報(しばらく様子をみる場合)などである。
に遮断もありうる)、 緊急警報(ほどでないが危険度の高い場合)、注
意警報(しばらく様子をみる場合)などである。
(5)なお、上記の(3)でコンピュータ22に記憶した
波形記号をデータベースに送りこんだり、さらに大型の
コンピュータに送り、多数の線路からの信号を一括して
処理する場合もある。
波形記号をデータベースに送りこんだり、さらに大型の
コンピュータに送り、多数の線路からの信号を一括して
処理する場合もある。
[発明の作用効果] (1)この発明は、ケーブルでは停電に至らないでご
く短時間で回復する瞬間地絡が、地絡事故に先だって発
生する、そのときに観測される接地電流(あるいは非
接地系統における零相電流)の大きさは、数Aオーダー
で、部分放電及び外部ノイズに基づいて流れる電力より
も遥かに大きい、その波形もパルス性の急峻なもので
ある、という、これまで未知であり、したがって、誰も
利用しなかった自然現象(前駆現象)を利用して、地絡
予知を行うものである。
く短時間で回復する瞬間地絡が、地絡事故に先だって発
生する、そのときに観測される接地電流(あるいは非
接地系統における零相電流)の大きさは、数Aオーダー
で、部分放電及び外部ノイズに基づいて流れる電力より
も遥かに大きい、その波形もパルス性の急峻なもので
ある、という、これまで未知であり、したがって、誰も
利用しなかった自然現象(前駆現象)を利用して、地絡
予知を行うものである。
(2)本発明においては、しきい値を、部分放電及び
外部ノイズに基づく接地電流等よりも大きいレベルに設
定しておき、分解能が1msec以上の測定器を用いて測
定するので、 実線路に対する現場測定において、外部ノイズ等と明
確に区別して、かつ波形がパルス性の高速な上記前駆
現象を、検出することができる。
外部ノイズに基づく接地電流等よりも大きいレベルに設
定しておき、分解能が1msec以上の測定器を用いて測
定するので、 実線路に対する現場測定において、外部ノイズ等と明
確に区別して、かつ波形がパルス性の高速な上記前駆
現象を、検出することができる。
そして、この前駆現象を検出することにより、地絡の危
険があると判断して、たとえばその後の観測を強化する
とか、場合によってはケーブルを交換する等の処置をと
って、停電事故を未然に防ぐことができるようになる。
険があると判断して、たとえばその後の観測を強化する
とか、場合によってはケーブルを交換する等の処置をと
って、停電事故を未然に防ぐことができるようになる。
【図面の簡単な説明】 図面はすべて本発明の実施例に関するもので、第1a図は
間欠地絡現象を確認する実験回路の説明図、 第1b図は間欠地絡観測波形図、 第2a図と第2b図は、異なる実施例の説明図。 12:電力ケーブル、14:接地線 16:CT、18:PT 20:波形記録装置、22:コンピュータ
間欠地絡現象を確認する実験回路の説明図、 第1b図は間欠地絡観測波形図、 第2a図と第2b図は、異なる実施例の説明図。 12:電力ケーブル、14:接地線 16:CT、18:PT 20:波形記録装置、22:コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 孝 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)発明者 志関 誠男 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−9151(JP,A) 実開 昭58−119772(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】内部の部分放電及び外部ノイズに基づいて
流れる電力ケーブルの接地電流あるいは非接地系統にお
ける零相電流の値よりも大きいレベルに、しきい値を設
定しておき、かつ分解能が1msec以上の測定器により、 電力ケーブル線路の電力ケーブルの前記接地電流あるい
は非接地系統における零相電流を常時測定する、電力ケ
ーブルの地絡予知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1022441A JPH0670662B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 電力ケーブルの地絡予知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1022441A JPH0670662B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 電力ケーブルの地絡予知方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02201274A JPH02201274A (ja) | 1990-08-09 |
| JPH0670662B2 true JPH0670662B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=12082795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1022441A Expired - Fee Related JPH0670662B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 電力ケーブルの地絡予知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670662B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021152517A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 株式会社戸上電機製作所 | 地絡継電器、地絡要因推定方法、プログラム、及び推定基準生成方法 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3137684B2 (ja) * | 1991-07-30 | 2001-02-26 | 株式会社フジクラ | 高圧ケーブルの地絡予知方法 |
| JP2011174895A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 漏電検出装置及び漏電検出ユニット |
| JP6065252B2 (ja) * | 2011-03-23 | 2017-01-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 漏電検出装置 |
| TWI502208B (zh) * | 2011-03-23 | 2015-10-01 | Panasonic Corp | 漏電偵測裝置 |
| JP6065253B2 (ja) * | 2011-03-23 | 2017-01-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 漏電検出装置 |
| CN108535601A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-09-14 | 国网福建省电力有限公司漳州供电公司 | 一种线路接地故障判断方法 |
| JP2020148579A (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 日油技研工業株式会社 | 単発地絡検出装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS559151A (en) * | 1978-07-06 | 1980-01-23 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | Method of monitoring the insulation of aviation illumination circuit |
| JPS58119772A (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-16 | Shinko Electric Co Ltd | 誘導性負荷の負荷電流制御方法 |
| JPS58119772U (ja) * | 1982-02-04 | 1983-08-15 | 財団法人北陸電気保安協会 | 携帯用地絡検出器 |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1022441A patent/JPH0670662B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021152517A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 株式会社戸上電機製作所 | 地絡継電器、地絡要因推定方法、プログラム、及び推定基準生成方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02201274A (ja) | 1990-08-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |