JPH0670894A - 電子血圧計 - Google Patents

電子血圧計

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JPH0670894A
JPH0670894A JP4226616A JP22661692A JPH0670894A JP H0670894 A JPH0670894 A JP H0670894A JP 4226616 A JP4226616 A JP 4226616A JP 22661692 A JP22661692 A JP 22661692A JP H0670894 A JPH0670894 A JP H0670894A
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arterial pulse
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Abstract

(57)【要約】 【目的】個人差による誤差の発生を小さくし、正確な測
定結果が得られるようにした電子血圧計を提供する。 【構成】圧力情報分離手段24は、A/Dコンバータ2
3を通して得たカフ内の圧力から、カフ圧と動脈脈波成
分とを分離する。動脈脈波抽出手段24aは、各1拍の
動脈脈波の波形形状を反映した形状計測値を出力する。
演算手段26は、形状計測値の時系列における特徴値を
検出し、形状計測値の特徴値に対応したカフ圧により最
高血圧値および最低血圧値を判定する。このように動脈
脈波の波形形状に基づいて最高血圧値および最低血圧値
の時点を判定するから、個人差による誤差を抑制でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カフ圧に重畳される心
拍毎の動脈脈波成分を抽出し、動脈脈波成分の変化に基
づいて、最高血圧値および最低血圧値を示す時点を判定
するオシロメトリック法を用いた電子血圧計に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子血圧計として、カフ圧に
重畳される心拍毎の動脈脈波成分を抽出し、動脈脈波成
分の変化に基づいて、最高血圧値および最低血圧値を示
す時点を判定するオシロメトリック法を採用したものが
知られている(特公平3−11219号公報)。この電
子血圧計では、各1拍の動脈脈波の波高値を抽出して動
脈脈波値とし、この動脈脈波値の変化に基づいて、最高
血圧時期および最低血圧時期を判別するように構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各1拍の動
脈脈波の波高値は、上述のように阻血部の血流に応じて
変化するが、その変化の程度には個人差があり、人によ
っては最高血圧時期や最低血圧時期の近辺で波高値の変
化が少ない場合もある。このように動脈脈波の波高値の
変化が少ない場合には、最高血圧時期や最低血圧時期を
正確に判定することができず、誤差の原因になるという
問題がある。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、個人差による誤差の発生を小さくし、正確な
測定結果が得られるようにした電子血圧計を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、被測定者の要部に装着して阻
血するカフと、カフ内の圧力を上昇させる加圧手段と、
カフ内の圧力を徐々に降下させる排気手段と、カフ内の
圧力を電気信号に変換する圧力センサと、カフ内の圧力
を徐々に降下させる排気期間に圧力センサの出力からカ
フ圧に重畳された動脈脈波成分を分離してカフ圧と動脈
脈波成分とをそれぞれ抽出する圧力情報分離手段と、圧
力情報分離手段により分離されたカフ圧と動脈脈波成分
とに基づいて最高血圧値および最低血圧値を決定する血
圧決定手段と、決定された血圧値を表示する表示手段と
を具備する電子血圧計において、圧力情報分離手段は、
各1拍の動脈脈波の波形形状を反映した形状計測値を演
算する波形形状抽出手段を備え、血圧決定手段は、形状
計測値の時系列における特徴値を検出する特徴値検出手
段と、形状計測値の特徴値に対応したカフ圧により最高
血圧値および最低血圧値を判定する血圧判定手段とを備
えているのである。
【0006】請求項2の発明では、波形形状抽出手段
が、各1拍の動脈脈波の波高値と時間幅との比を形状計
測値とするのである。請求項3の発明では、波形形状抽
出手段が、各1拍の動脈脈波の波高値と時間幅の2乗と
の比を形状計測値とするのである。請求項4の発明で
は、波形形状抽出手段が、各1拍の動脈脈波の時間幅を
形状計測値とするのである。
【0007】請求項5の発明では、波形形状抽出手段
が、各1拍の動脈脈波の時間幅のうちその動脈脈波の波
高値が最大値を示した時刻の前後のいずれか一方の時間
幅を形状計測値とするのである。請求項6の発明では、
波形形状抽出手段が、各1拍の動脈脈波の時間幅のうち
その動脈脈波の波高値が最大値を示した時刻の前後の時
間幅の比を形状計測値とするのである。
【0008】請求項7の発明では、波形形状抽出手段
が、各1拍の動脈脈波の時間幅のうちその動脈脈波の波
高値が最大値を示した時刻の前後のいずれか一方の時間
幅とその動脈脈波の時間幅との比を形状計測値とするの
である。請求項8の発明では、波形形状抽出手段が、各
1拍の動脈脈波の面積値のうちその動脈脈波の波高値が
最大値を示した時刻の前後のいずれか一方の面積値を形
状計測値とするのである。
【0009】請求項9の発明では、波形形状抽出手段
が、各1拍の動脈脈波の面積値のうちその動脈脈波の波
高値が最大値を示した時刻の前後の面積値の比を形状計
測値とするのである。請求項10の発明では、波形形状
抽出手段が、各1拍の動脈脈波の面積値のうちその動脈
脈波の波高値が最大値を示した時刻の前後のいずれか一
方の面積値とその動脈脈波の面積値との比を形状計測値
とするのである。
【0010】請求項11の発明では、特徴値検出手段に
おいて、形状計測値の最大値を特徴値とする。請求項1
2の発明では、特徴値検出手段において、各1拍の動脈
脈波の形状計測値について1拍前の動脈脈波の形状計測
値との差が最大になる形状計測値を特徴値とする。
【0011】請求項13の発明では、特徴値検出手段に
おいて、各1拍の動脈脈波の形状計測値について1拍前
の動脈脈波の形状計測値との比が最大になる形状計測値
を特徴値とする。請求項14の発明では、圧力情報分離
手段は、動脈脈波の波高値または面積を動脈脈波値とし
て求める動脈脈波値抽出手段を備え、血圧決定手段は、
形状計測値に基づいて最高血圧値および最低血圧値を判
定する第1の血圧判定手段に加えて動脈脈波値に基づい
て最高血圧値および最低血圧値を判定する第2の血圧判
定手段を備え、第1の血圧判定手段により求めた第1の
血圧値と第2の血圧判定手段により求めた第2の血圧値
とに基づいて最高血圧値および最低血圧値を決定する血
圧値補正手段を設けているのである。
【0012】請求項15の発明では、血圧値補正手段
は、形状計測値の特徴値に対して既定の関係にある形状
計測値と特徴値との比を変化比とし、変化比に応じて第
1の血圧値と第2の血圧値とのいずれか一方または第1
の血圧値と第2の血圧値との合成値を血圧値として採用
するのである。請求項16の発明では、変化比は、形状
計測値の特徴値に対応するカフ圧に対して一定圧力だけ
高いカフ圧に対応する形状計測値と、特徴値との比とさ
れている。
【0013】請求項17の発明では、変化比は、形状計
測値の特徴値に対応するカフ圧に対して一定圧力だけ低
いカフ圧に対応する形状計測値と、特徴値との比とされ
ている。請求項18の発明では、変化比は、形状計測値
の特徴値に対応するカフ圧に対して一定圧力だけ高いカ
フ圧と一定圧力だけ低いカフ圧との平均圧力に対応する
形状計測値と、特徴値との比とされている。
【0014】請求項19の発明では、第1の血圧値およ
び第2の血圧値に対して上記変化比に応じた重み係数を
設定し、第1の血圧値および第2の血圧値にそれぞれ重
み係数を乗じて加算した値を合成値とする。請求項20
の発明では、重み係数について変化比をパラメータとす
るメンバーシップ関数を設定し、第1の血圧値および第
2の血圧値の荷重平均値として上記重み係数を算出す
る。
【0015】請求項21の発明では、重み係数について
変化比と第1の血圧値または第2の血圧値とをパラメー
タとするメンバーシップ関数を設定し、第1の血圧値お
よび第2の血圧値の荷重平均値として上記重み係数を算
出する。請求項22の発明では、重み係数について変化
比とカフ圧とをパラメータとするメンバーシップ関数を
設定し、第1の血圧値および第2の血圧値の荷重平均値
として上記重み係数を算出する。
【0016】
【作用】上記構成によれば、各1拍の動脈脈波の波形形
状を反映した形状計測値を演算し、形状計測値の時系列
における特徴値を検出するとともに、形状計測値の特徴
値に対応したカフ圧により最高血圧値および最低血圧値
を判定するので、動脈脈波の波形形状の変化に基づいて
最高血圧時および最低血圧時を判定することができて、
個人差による誤差の発生を小さくし、正確な測定結果が
得られるようになるのである。
【0017】また、動脈脈波の波高値や面積として求め
た動脈脈波値によって求めた最高血圧値および最低血圧
値と、形状計測値に基づいて求めた最高血圧値および最
低血圧値とを総合して、血圧値を決定するものでは、一
方のみを用いる場合よりも情報量が多くなり、より正確
な血圧値を決定することができるのである。
【0018】
【実施例】
(実施例1)基本構成について、図1ないし図4を参照
して説明する。図2に示すように、被測定者の上腕部A
のような適所に巻回して装着されるカフ1と、カフ1に
ゴムよりなるチューブ21を介して接続された加圧手段
としてのゴム球2および排気手段としての圧力調節バル
ブ3とを備える。また、チューブ21には血圧計本体2
0が接続され、チューブ21の内部圧力、すなわちカフ
1の内部圧力(カフ圧)に基づいて血圧測定が行われ
る。
【0019】カフ1は、図4に示すように、内布11と
外布12との間に気密なゴムのう10を備える。また、
カフ1は、カフ圧に重畳される動脈反圧を感度よく検出
するために、薄肉に形成しコンプライアンスを高くして
応答性を高める必要があるから、内布11としては軽量
かつ伸縮自在の材料を採用し、ゴムのう10を300m
mHg以上に繰り返して加圧しても十分な耐久性を有
し、かつできるだけ薄肉になるように形成される。ま
た、内布11の影響を無くすために、内布11を設けな
いようにしてゴムのう10を体表面に直接接触させる構
成としてもよい。ゴムのう10の一所には上述したチュ
ーブ21が接続され、カフ圧の変動がチューブ21を含
む空気回路を通して血圧計本体20に伝達される。ここ
において、動脈反圧を減衰させずに伝達するために、カ
フ1の巻き径、加圧時の加圧部位の変形、加圧圧力など
にかかわらず外布12が伸縮しないように、外布12と
してはコンプライアンスの低い材料が選択される。ま
た、カフ1の外形、とくにカフ1の幅の大小が血圧値が
変化する点に留意して、カフ1はJIS規格により定め
られた形状が採用されている。さらに、カフ1を装着す
る場所によって巻き径が異なるから、装着箇所に応じた
巻き径のカフ1を用意するのが望ましい。
【0020】ゴム球2は押圧操作によりチューブ21を
通してカフ1のゴムのう10に空気を供給する。ゴムの
う10に空気が供給されるとゴムのう10が膨張してカ
フ1の装着箇所を加圧する。この加圧力は、カフ1によ
って装着箇所が阻血されるまで高めることができる。一
方、圧力調節バルブ3はチューブ21から空気を徐々に
排気するのであって、ゴム球2による加圧を停止する
と、圧力調節バルブ3を通してゴムのう10の内部の空
気が徐々に排気される。このように排気のみが行われて
カフ圧が徐々に降下する排気期間において、カフ圧に重
畳された動脈反圧に基づいて、最高血圧および最低血圧
が示される時点のカフ圧を最高血圧値および最低血圧値
として検出するのである。
【0021】ここにおいて、カフ1とゴム球2と圧力調
節バルブ3と血圧計本体20とを結ぶチューブ21によ
り閉じた音響系の共振周波数は、動脈脈波の周波数(2
〜10Hz)よりも十分に高域に設定されている。すな
わち、構成部品のばらつきによって共振周波数に変動が
あっても動脈脈波の帯域には影響を与えないようにして
ある。また、動脈反圧をチューブ21で減衰させること
なく伝達できるように、チューブ21の長さを50cm
前後に設定するとともに、チューブ21に動脈反圧によ
る膨張・収縮が生じないようにチューブ21を比較的高
硬度の材料によって形成してある。
【0022】血圧計本体20は、図5に示すように、チ
ューブ21を通して伝達されたカフ圧および動脈反圧を
電気信号に変換する圧力センサ5を備える。圧力センサ
5はダイアフラムに作用する圧力を検出するように構成
されており、ダイアフラムの応答性、周波数特性を考慮
して動脈反圧を確実に検出できるものが用いられる。圧
力センサ5の出力は、カットオフ周波数が10〜20H
z程度に設定されたローパスフィルタ22を通して雑音
成分が除去される。このローパスフィルタ22により、
人体内部から発生するノイズ音やカフ1から発生するノ
イズ音や外部からのノイズ音が除去され、動脈反圧が重
畳されたカフ圧に対応する信号のみが通過できるように
なっている。ローパスフィルタ22を通過した信号は、
A/Dコンバータ23において一定周期でサンプリング
されるとともに、各サンプリング値がディジタル値に変
換される。ここで、サンプリング周期は動脈脈波の1拍
よりも十分に短い周期(たとえば、10〜100サンプ
ル毎秒)に設定されている。A/Dコンバータ23にお
ける変換速度(サンプル・ホールド時間)は、サンプリ
ング周期の1/2〜3/4に設定されており、できるだ
け長くとることによってローパスフィルタ22では除去
しきれない低レベルのノイズ成分を平滑化するように設
定されている。
【0023】A/Dコンバータ23により出力されたデ
ィジタル値は、図6に示すように、圧力情報分離手段2
4に入力される。圧力情報分離手段24は、動脈脈波抽
出手段24aとカフ圧抽出手段24bとからなり、カフ
圧に重畳されている動脈脈波成分(動脈反圧)とカフ圧
とを分離し、動脈脈波抽出手段24aからは動脈脈波成
分が出力され、カフ圧抽出手段24bからは動脈脈波成
分を除去したカフ圧が出力される。圧力情報分離手段2
4により抽出された動脈反圧とカフ圧とは記憶手段25
に順次格納される。記憶手段25に格納された動脈反圧
とカフ圧とを用いて演算手段26では後述する比較演算
を行う。また、演算手段26による演算結果に基づいて
血圧判定手段27では最高血圧値および最低血圧値を求
め、決定された最高血圧値および最低血圧値を表示手段
30に表示する。したがって、演算手段26および血圧
判定手段27により血圧決定手段7が構成される。さら
に、演算手段26の演算結果に基づいて、排気速度・脈
拍モニタ28により排気速度や脈拍数が求められて表示
手段30に表示され、カフ圧モニタ29によりカフ圧が
求められて表示手段30に表示される。
【0024】血圧計本体20の前面には、血圧測定動作
の開始などを指示する操作スイッチ31が表示手段30
とともに配置されている。圧力情報分離手段24、記憶
手段25、演算手段26、血圧判定手段27、排気速度
・脈拍モニタ28、カフ圧モニタ29は、CPU、RO
M,RAMなどを備えるマイクロコンピュータ6を所要
のプログラムに従って動作させることによって構成され
ている。カフ1に対する加圧手段および排気手段とし
て、上記構成ではゴム球2および圧力調節バルブ3を用
いているが、加圧手段として加圧ポンプを用いるととも
に排気手段として電磁弁を用い、図6に二点鎖線で示す
ように、カフ圧モニタ29により検出されるカフ圧に基
づいて、カフ圧制御手段32により加圧ポンプおよび電
磁弁を制御するようにしてもよい。
【0025】次に、動作を説明する。ここでは、カフ1
を被測定者の上腕部Aに装着して血圧を測定するものと
して説明する。まず、ゴム球2を繰り返し押圧操作する
ことによってカフ1の中に空気を送って加圧して阻血す
る。その後、ゴム球2の押圧操作を停止すると圧力調節
バルブ3を通してカフ1の内部の空気が徐々に排気され
てカフ圧が徐々に降下する。この排気期間において、圧
力センサ5により動脈反圧とカフ圧とが重畳された圧力
を検出する。圧力センサ5のアナログ出力はローパスフ
ィルタ22を通して雑音成分が除去された後、A/Dコ
ンバータ23によってディジタル信号に変換され、マイ
クロコンピュータ6に入力される。マイクロコンピュー
タ6における処理手順は以下のようになる。
【0026】圧力情報分離手段24では、次のようにし
て動脈反圧とカフ圧とを分離する。すなわち、A/Dコ
ンバータ23の出力は、カフ圧に動脈反圧が重畳された
圧力に対応しているから、A/Dコンバータ23の出力
が図5の実線で示す曲線Aのように変化するとき、曲線
Aの下側の包絡線である曲線Bがカフ圧を示すことにな
る。したがって、動脈反圧は、曲線Aと曲線Bとの差が
動脈反圧になる。ここで、動脈反圧については圧力値を
求める必要はなく動脈反圧の変化がわかればよいから、
動脈脈波抽出手段24aでは曲線Aと曲線Bとの差を求
めずに曲線Aを用いて動脈脈波成分を抽出する。
【0027】動脈脈波抽出手段24aでは、ディジタル
演算によって曲線Aについて波形形状を反映した形状計
測値を求める。また、カフ圧抽出手段24bでは、ディ
ジタル演算によって曲線Aの下側の包絡線である曲線B
に対応する値をカフ圧として求める。すなわち、曲線A
から動脈脈波成分を除去することによって曲線Aに相当
する数値を求める。
【0028】動脈脈波抽出手段24aで求める形状計測
値TWは、図7に示すように、曲線Aの各1拍の動脈脈
波の波形の極小値PBaseを通る直線Cと、曲線Aとに囲
まれた領域について、動脈脈波の極大値と直線Cとの差
である波高値Hを求め、曲線Aと直線Cとの差が0にな
る2点間の距離を時間幅COUNTとして、次式のよう
に、波高値Hを時間幅COUNTで除した値として求め
る。
【0029】 TW=H/COUNT …(1) 具体的には、図6に示すような手順で形状計測値TWを
求めることができる。まず、初期化時(S11)では、
形状計測値TW、動脈脈波値V、極小値PBase、波高値
H、時間幅COUNTの初期値を設定する。極小値P
Baseの初期値は、実際の最高血圧値よりも十分に高い値
として320.0mmHgとし、他の初期値はすべて0
に設定する。次に、サンプリング周期に同期して(S1
2)サンプリング値を順次読み出して現在の圧力値Pと
する(S13)。その時点での極小値PBaseとして設定
されている値と、現在の圧力値Pとを比較し(S1
4)、現在の圧力値Pが極小値PBaseより小さい場合に
は、すなわち圧力値が減少傾向であるときには、時間幅
COUNTが0であれば(S15)、現在の圧力値Pを
新たな極小値PBaseとして設定する(S16)。また同
時に、波高値Hを0に設定し、次のサンプリング値を読
み込む。このループにより、図7における曲線Aと直線
Cとに囲まれていない領域についての処理が行われるこ
とになる。
【0030】一方、現在の圧力値Pが極小値PBase以上
である場合には、すなわち圧力値Pが増加傾向になった
ときには(S14)、現在の圧力値Pから極小値PBase
を減じた差を求めてその時点で設定されている波高値H
と比較し(S21)、その時点での波高値Hのほうが小
さい場合には、すなわち図2の曲線Aと直線Cとに囲ま
れた領域において曲線Aが増加傾向である場合には、現
在の圧力値Pから極小値PBaseを減じた差を新たな波高
値Hとする(S22)。また、ステップS21における
比較結果において、波高値Hが圧力差以上であれば、現
在の波高値Hをそのまま波高値Hとする。このようにし
て、各サンプリング値が得られた時点での波高値Hを決
定した後に時間幅COUNTを1だけインクリメントし
(S24)、次のサンプリング値を読み込む。このルー
プの間には極小値PBaseは固定されており、図7におけ
る曲線Aと直線Cとに囲まれた領域における処理がなさ
れ、曲線Aの最大値と直線Cとの差が波高値Hとして求
められ、また、曲線Aと直線Cと差が0になる2点間の
距離が時間幅COUNTとして求められることになる。
【0031】上述のようにして、1拍分の動脈脈波の波
高値Hと時間幅COUNTとが求められ、次のサンプリ
ング値が読み込まれると、読み込まれた圧力値Pは前の
極小値PBaseよりも小さくなるから、ステップS14に
おいてループから抜けることになり、この時点では時間
幅COUNTは0ではない値になっているから、ステッ
プS15においてもループに入ることがなく、ステップ
S32に抜ける。ステップS32では、形状計測値TW
を (1)式の演算によって求め、また波高値Hを動脈脈波
値Vとする。以上のようにして、各1拍の動脈脈波に対
して形状計測値TW、動脈脈波値V、カフ圧(動脈脈波
が発生した時点でのカフ圧)である極小値PBaseが求め
られる(S33)。
【0032】上述した処理手順より明らかなように、上
記処理を行うプログラムによって波形形状抽出手段が構
成されるのである。動脈脈波の1拍について形状計測値
TWが求められると、処理はメインルーチンに戻り、求
めた形状計測値TW、動脈脈波値V、極小値PBaseのう
ち必要なデータが記憶手段25に格納される。このよう
にして、動脈脈波の各1拍ごとの形状計測値TW、動脈
脈波値V、極小値PBa seのうちで後の演算に必要なデー
タの時系列が記憶手段25に格納されることになる。
【0033】記憶手段25に格納されたデータの時系列
は、演算手段26および血圧判定手段27よりなる血圧
決定手段7により順次読み出されて、以下の演算が施さ
れ、最高血圧値および最低血圧値が求められる。以後、
形状計測値TWの時系列をTW1 ,TW2 ,……、動脈
脈波値Vの時系列をV1 ,V2 ,……、極小値PBase
時系列をカフ圧P1 ,P2 ,……、各データが得られた
時刻をt1 ,t2 ,……とする。ここに、サンプリング
周期が一定であるから、時刻t1 ,t2 ,……は、順序
付けの目安として用いられるだけである。本実施例の血
圧決定手段7では、形状計測値TW1 ,TW2 ,……
と、カフ圧P1 ,P2 ,……とを用いるのであって、記
憶手段25には図8に示すように、形状計測値TW1
TW2 ,……と、カフ圧P1 ,P2 ,……と、時刻
1 ,t2 ,……との3つ組を1組のデータとして格納
するデータ格納領域25aが設けられる。また、記憶手
段25には、データ格納領域25aの先頭データのアド
レスを示す開始点ポインタMstart とデータ格納領域2
5aの最終データのアドレスを示す終了点ポインタMen
dとを格納したポインタ格納領域25b,25cがそれ
ぞれ設けられ、さらに他の情報を格納する記憶領域25
dが設けられている。
【0034】記憶手段25に格納されるデータの時系列
は、A/Dコンバータ23の出力が図9(a)のように
なるとすれば、形状計測値TW1 ,TW2 ,……は、た
とえば図9(b)のようになり、カフ圧P1 ,P2 ,…
…は、たとえば図9(c)のようになる。そこで、演算
手段26では隣合う一対の形状計測値TW1 ,TW2
……について大小を順次比較して最大値を求め、血圧判
定手段27では形状計測値TW1 ,TW2 ,……の最大
値に対して組をなすカフ圧P1 ,P2 ,……を求めて最
高血圧値SYSと決定する。すなわち、形状計測値TW
1 ,TW2 ,……が増加から減少に変化する値である最
大値を、形状計測値TW1 ,TW2 ,……の特徴値と
し、形状計測値TW1 ,TW2 ,……が特徴値をとると
きには、カフ圧P1 ,P2 ,……が最高血圧値を示すと
判断するのである。
【0035】最低血圧値については、形状計測値T
1 ,TW2 ,……として他の値を用いれば血圧決定手
段7の判定手順を共通化することが可能である。また、
形状計測値TW1 ,TW2 ,……として、動脈脈波値V
を時間幅COUNTで除した値を用いているが、時間幅
COUNTを動脈脈波値Vで除した値を形状計測値TW
1,TW2 ,……として用いてもよい。この場合、最高
血圧値の決定には、形状計測値TW1 ,TW2 ,……の
最小値に対応するカフ圧P1 ,P2 ,……を求めればよ
い。
【0036】上述したように最高血圧値および最低血圧
値が決定されると、表示手段30に表示される。 (実施例2)本実施例は、形状計測値TWとして、各1
拍の動脈脈波について、図7の曲線Aと直線Cとに囲ま
れた領域の波高値Hを時間幅COUNTの2乗で除した
値を用い、また上記領域の面積Sを動脈脈波値Vとして
用いている。このような形状計測値TWは図10に示す
手順で求めることができる。ここでは、ステップS11
aの初期化において、波高値T、形状計測値TW、動脈
脈波値V、波高値H、戦績S、時間幅COUNTについ
て0に初期化し、極小値PBaseについて320.0に初
期化している。ステップS12〜S15は図1に示した
実施例1の手順と同じである。ステップS14,S15
での判定によって現在の圧力値Pが極小値PBaseよりも
下側であると判定されると、ステップS16aにおい
て、極小値PBaseが現在の圧力値Pによって更新され
る。またこのとき、波高値H、面積Sは0に設定され
る。
【0037】一方、ステップS14において、現在の圧
力値Pが極小値PBaseよりも大きいと判定されると、実
施例1と同様に、圧力値Pと極小値PBaseとの差の最大
値を曲線Aと直線Cとに囲まれる領域の波高値Hとして
求める(S21,S22)。波高値Hを求める過程にお
いて、時間幅COUNTを求め(S24)、同時に圧力
値Pと極小値PBaseとの差を加算することによって、曲
線Aと直線Cとに囲まれる部分の面積Sを求める(S2
5)。
【0038】形状計測値TWは、上述のようにして求め
た波高値Hを時間幅COUNTの2乗で除算することに
よって求められ、動脈脈波値Vには面積Sが用いられる
(S32a)。また、求められた形状計測値TW、動脈
脈波値V、カフ圧としての極小値PBaseのうちの必要な
データが記憶手段25に格納される。他の構成は実施例
1と同様である。また、形状計測値TWとしては、時間
幅COUNTの2乗を動脈脈波値Vで除算した値、すな
わち上述した形状計測値TWの逆数を用いてもよい。
【0039】(実施例3)本実施例では、形状計測値T
Wとして、図7に示した曲線Aと直線Cとに囲まれる領
域の時間幅COUNTを用いている。すなわち、図11
に示すように、図1に示した実施例1の手順におけるス
テップS32をステップS32bに置き換えたものであ
る。他の手順は、実施例1と同様である。
【0040】(実施例4)本実施例は、形状計測値TW
として、図7に示す曲線Aと直線Cとに囲まれた領域の
時間幅のうち、曲線Aが最大値となる時刻以後の後時間
幅COUNT2を用いるものである。また、動脈脈波値
Vとしては、実施例2と同様に、曲線Aと直線Cとに囲
まれる領域の面積Sを用いている。形状計測値TWを求
める処理手順は、図12のようになる。
【0041】すなわち、ステップS11a〜S16aに
ついて、すなわち現在の圧力値Pが極小値PBaseよりも
下側になる領域での処理手順は実施例2と同じである。
一方、ステップS14において現在の圧力値Pが極小値
Baseよりも大きいと判定されると、現在の圧力値Pが
極小値PBaseとの差を求め(S21)、この差が増加す
る間は波高値Hをこの差によって更新するとともに後時
間幅COUNT2を0に設定する(S23)。また、圧
力値Pが最大値を越えて、現在の圧力値Pが極小値P
Baseとの差が減少するようになると、後時間幅COUN
T2を順次インクリメントする(S24a)。さらに、
実施例2と同様にして、直線Aと直線Cとに囲まれた部
分の面積Sを求める(S25)。
【0042】以上のような処理手順によって、曲線Aと
直線Cとに囲まれる領域の時間幅のうち現在の圧力値P
が最大値を越えてからの後時間幅COUNT2を求める
ことができるのであって、ステップS32cにおいては
後時間幅COUNT2を形状計測値TWとし、面積Sを
動脈脈波値Vとするのである。他の構成は実施例1と同
様である。本実施例においては、現在の圧力値Pが最大
値を越えてからの後時間幅COUNT2を形状計測値T
Wとしているが、曲線Aと直線Cとに囲まれた領域の時
間幅のうち、最大値に至る前の前時間幅COUNT1を
形状計測値TWとして用いるようにしてもよい。
【0043】(実施例5)本実施例は、図7に示す曲線
Aと直線Cとに囲まれた領域の時間幅COUNTのう
ち、現在の圧力値Pが最大値を越えた後の時間幅を後時
間幅COUNT2、最大値を越える前の時間幅を前時間
幅COUNT1とするときに、後時間幅COUNT2と
前時間幅COUNT1との比(=COUNT1/COU
NT2)を形状計測値TWとして用い、また上記領域の
面積Sを動脈脈波値Vとしたものである。
【0044】すなわち、形状計測値TWを求める手順
は、図13のようになる。ステップS11bにおける初
期化においては、図10に示した実施例2の初期値に加
えて、前時間幅COUNT1を0に設定している。ステ
ップS12〜S16aおよびS21,S22,S24,
S25の処理は、実施例2と同じである。ここで、曲線
Aと直線Cとに囲まれる領域の波高値Hを求める際に、
現在の圧力値Pと極小値PBaseとの差が増加している間
は、現在の圧力値Pと極小値PBaseとの差を波高値Hと
して更新する(S22)とともに、求めた時間幅COU
NTを前時間幅COUNT1として設定する(S2
3)。すなわち、曲線Aと直線Cとに囲まれた領域にお
ける現在の圧力値Pが最大値となるまでの時間幅を求め
ることができる。このようにして、波高値H、時間幅C
OUNT、前時間幅COUNT1が求められると、ステ
ップS31において、後時間幅COUNT2を、時間幅
COUNTから前時間幅COUNT1を減算した値とし
て求める。その後、前時間幅COUNT1を後時間幅C
OUNT2で除算して形状計測値TWとし、面積Sを動
脈脈波値Vとするのである(S32d)。他の構成は実
施例1と同様である。ここに、形状計測値TWとしては
後時間幅COUNT2を前時間幅COUNT1で除算し
た値を用いてもよい。
【0045】(実施例6)本実施例では、図14に示す
ように、実施例5における後時間幅COUNT2を求め
ずに、前時間幅COUNT1を時間幅COUNTで除算
した値を、形状計測値TWとして用いているものである
(S32e)。したがって、実施例5におけるステップ
S31の減算処理が不要になっている。他の構成は実施
例5と同様である。また、形状計測値TWとして、時間
幅COUNTを前時間幅COUNT1で除算した値を用
いてもよい。さらに、前時間幅COUNT1の代わりに
後時間幅COUNT2を用いてもよい。
【0046】(実施例7)本実施例は、図7に示す曲線
Aと直線Cとに囲まれた領域の面積Sを動脈脈波値Vと
し、面積Sのうち現在の圧力値Pが最大値を越える部分
の面積Sである後面積S2 を形状計測値TWとして用い
たものである。形状計測値TWおよび動脈脈波値Vを求
める手順は図15のようになる。基本的には図10に示
した実施例2と同様の手順になる。ステップS11cの
初期化においては、実施例2の初期化に加えて後面積S
2 を0に初期化する。ステップS12〜S15までは実
施例2と同じ処理であって、現在の圧力値Pが極小値P
Baseよりも小さい領域では、極小値PBaseを現在の圧力
値Pに更新し、波高値H、面積S、後面積S2 をそれぞ
れ0に設定する(S16b)。
【0047】一方、現在の圧力値Pが極小値PBaseより
も大きいときには、実施例2と同様にして、ステップS
21,S22において波高値Tを求め、ステップS2
4,S25において時間幅COUNTおよび面積Sを求
める。また、現在の圧力値Pと極小値PBaseとの差が増
加する領域では、後面積V2 を0に保つ(S23a)。
一方、現在の圧力値Pが最大値を越えて現在の圧力値P
と極小値PBaseとの差が減少するようになると、現在の
圧力値Pと極小値PBaseとの差を順次加算して後面積S
2 を求める(S26)。以上のようにして後面積S2
求められると、後面積S2 を形状計測値TWとするので
ある(S32f)。他の構成は実施例1と同様であっ
て、後面積S2 の代わりに、圧力値Pが最大値になる前
の領域の面積を前面積S1 とし、この前面積S1 を形状
計測値TWとして用いるようにしてもよい。
【0048】(実施例8)本実施例は、図7に示した曲
線Aと直線Cとに囲まれる領域のうちで、圧力値Pが最
大値になる前の領域の面積を前面積S1 とし、最大値を
越えてからの面積を後面積S2 として、前面積S1 と後
面積S2 との比(=S1 /S2 )を形状計測値TWとし
たものである。また、動脈脈波値Vとしては、曲線Aと
直線Cとに囲まれる部分の面積S(=S1 +S2 )を用
いている。形状計測値TWおよび動脈脈波値Vを求める
手順は、図16のようになる。ステップS11c〜S1
6b,S21〜S26の処理は実施例7と同様であっ
て、面積Sおよび後面積S2 を求めることができる。そ
こで、面積Sから後面積S2を減算して前面積S1 を求
める(S31a)。その後、前面積S1 を後面積S2
除算した値を形状計測値TWとし、面積Sを動脈脈波値
Vとするのである(S32g)。他の構成は実施例7と
同様である。また、形状計測値TWとしては、後面積S
2 を前面積S1 で除算した値を用いるようにしてもよ
い。
【0049】(実施例9)本実施例は、実施例8に対し
て、後面積S2 を面積Sで除算した値を形状計測値TW
として用いた点が相違する。すなわち、図17に示すよ
うに、実施例8におけるステップS31aの減算処理が
不要になっている。他の構成は実施例8と同様である。
また、面積Sを後面積S2 で除算した値を形状計測値T
Wとして用いたり、前面積S1 と面積Sとの比を形状計
測値TWとして用いることも可能である。
【0050】(実施例10)上記各実施例では、圧力値
Pの時系列の極小値PBaseによって動脈脈波の波形形状
の下端を決定しているが、図7に示した曲線Aから曲線
Bを減算することによって、図18に示すように、動脈
脈波の開始点と終了点との圧力値を0に設定し、この波
形形状に対して上述した実施例1ないし実施例9の処理
手順によって形状計測値TWおよび動脈脈波値Vを求め
るようにしてもよい。このように、曲線Aから曲線Bを
減算する処理は、A/D変換の後にディジタルフィルタ
を用いたり、A/D変換の前にハイパスフィルタを用い
ることによって、容易に実現することができる。動脈脈
波をどのように分離するかという点を除いては他の実施
例と同様である。
【0051】(実施例11)上記実施例では、血圧決定
手段7において形状計測値TW1 ,TW2 ,……の時系
列が最大値になるカフ圧P1 ,P2 ,……を最高血圧値
として決定するようにしていたが、本実施例では、血圧
決定手段7において隣合う形状計測値TW1,TW2
……の差分を求め、この差分が最大になるときの形状計
測値TW1 ,TW2 ,……を形状計測値TW1 ,T
2 ,……の特徴値として、この特徴値に対応したカフ
圧P1 ,P2 ,……を最高血圧値として求めている。
【0052】すなわち、A/Dコンバータ23から出力
される圧力値が図19(a)のように変化し、形状計測
値TW1 ,TW2 ,……の時系列が図19(b)のよう
に変化するものとすれば、隣合う形状計測値TW1 ,T
2 ,……の差分ΔTW(=TWi −TWi-1 )は、図
19(c)のようになる。そこで、図19(d)に示す
カフ圧P1 ,P2 ,……の時系列について、差分ΔTW
が最大値となるカフ圧P1 ,P2 ,……を最高血圧値S
YSとして決定するのである。ここにおいて、形状計測
値TW1 ,TW2 ,……については、実施例1ないし実
施例10に説明した手順によって求めたものを用いるこ
とができる。ここでは、最高血圧値を求める場合につい
てのみ説明しているが、最低血圧値を求める場合にも形
状計測値TW1 ,TW2 ,……に異なる値を用いれば、
同様の手順で最低血圧値を決定することが可能である。
他の構成は実施例1と同様である。
【0053】(実施例12)本実施例は、血圧決定手段
7において形状計測値TW1 ,TW2 ,……の特徴値
を、隣合う形状計測値TW1 ,TW2 ,……の比RT
(=TWi /TWi-1 )が最大になるときの形状計測値
TW1 ,TW2 ,……としたものである。すなわち、図
20に示すように、A/Dコンバータ23の出力が図2
0(a)のように変化し、形状計測値TW1 ,TW2
……が図20(b)のように変化するものとすれば、比
RTは図20(c)のようになる。そこで、図20
(d)に示すカフ圧P1 ,P2 ,……の時系列につい
て、比RTが最大となる形状計測値TW1 ,TW2 ,…
…に対応した値を最高血圧値SYSとして決定するので
ある。本実施例も形状計測値TW1 ,TW2 ,……のと
りかたによって、最低血圧値の決定に用いることが可能
である。他の構成は実施例1と同様である。
【0054】(実施例13)本実施例では、最高血圧値
および最低血圧値について、さらに正確な血圧値を求め
ることができるように、血圧決定手段7において補正演
算を行うようにした例を示す。また、以下の説明では最
高血圧値についてのみ説明するが、最低血圧値について
も同様の技術思想が適用できる。
【0055】血圧値の補正演算のために、最高血圧値の
候補となる2種類の値を求め、両値にそれぞれ所定の重
み係数を乗じて加算した結果を最高血圧値として決定す
るようになっている。すなわち、血圧判定手段27は、
2種類の血圧値を演算するように、第1の血圧判定手段
と第2の血圧判定手段とを備える。第1の血圧判定手段
では、上述した実施例1ないし実施例10において求め
た形状計測値TW1 ,TW2 ,……に基づいて最高血圧
値SYS1 を決定する。ここでは、実施例1と同様に、
形状計測値TW1 ,TW2 ,……が最大値となったとき
のカフ圧P1 ,P2 ,……を最高血圧値SYS1 とす
る。たとえば、図21に示すように、形状計測値TW8
が最大値(TWmax )となる特徴値であるとして、対応
するカフ圧P8 を最高血圧値SYS1 として採用する。
【0056】また、第2の血圧判定手段では、実施例1
ないし実施例10において求めた動脈脈波値Vを用いて
最高血圧値を決定する。すなわち、動脈脈波の波高値H
や面積Sのような動脈脈波のレベルに相当するような値
を動脈脈波値Vとして採用する。動脈脈波値Vを用いる
ために、図22に示すように、動脈脈波値Vの時系列V
1 ,V2 ,……は、形状計測値TW1 ,TW2 ,……、
カフ圧P1 ,P2 ,……、時刻t1 ,t2 ,……ととも
に、4つ組として記憶手段25におけるデータ領域25
aに格納される。ここで、図23(a)に示すように、
動脈脈波値の最大値Vmax (図ではV13)に対して所定
の定数αを乗じて決定した閾値Vα(=α×Vmax )を
設定する。時系列として並ぶ動脈脈波値V1 ,V2 ,…
…が上記閾値Vαを最初に越える動脈脈波値(図ではV
5 )を求め、この動脈脈波値V5と組になっているカフ
圧P5 を最高血圧値SYS2 として決定する。
【0057】上述のようにして、2種類の方法で最高血
圧値SYS1 ,SYS2 が決定されるのである。上述の
ようにして求めた最高血圧値SYS1 ,SYS2 に対し
てそれぞれ重み係数εTW,εV を乗じて加算し、その結
果を最高血圧値SYSとして決定する。すなわち、次式
の演算を行う。 SYS=εTW×SYS1 +εV ×SYS2 ここにおいて、重み係数εTW,εV は、変化比PERT
という値を用いて決定される。変化比PERTは、図2
1に示す形状計測値TW1 ,TW2 ,……の最大値TW
max (=TW8 )に対応するカフ圧P8 に対して、あら
かじめ規定した圧力ΔPだけ高いカフ圧P4 に対応する
形状計測値TW4 を求め、その形状計測値TW4 を最大
値TWmax で除算した値として定義されている。すなわ
ち、次式のようになる。
【0058】PERT=TW4 /TWmax 上述のようにして求めた変化比PERTに対して、重み
係数εTW,εV は、次のように定義される。 PERT<qならば、εTW=0 q≦PERT≦rならば、εTW=(r−PERT)/
(r−q) PERT>rならば、εTW=1 PERT<qならば、εV =1 q≦PERT≦rならば、εV =(PERT−q)/
(r−q) PERT>rならば、εV =0 したがって、重み係数εTW,εV は、図24に示すよう
な関係になる。ここに、重み係数εTW,εV は0≦
εTW,εV ≦1であり、また値q,rは0<q,r<1
となる。
【0059】上述のような重み係数εTW,εV を導入し
て最高血圧値SYSを求めるから、変化比PERTが1
に近い場合(PERT>r)、すなわち形状計測値TW
の変化が小さい場合には、εTW=1、εV =0となっ
て、SYS=SYS1 となるのであり、形状計測値TW
に基づいて求めた最高血圧値SYS1 がそのまま最高血
圧値SYSとして採用されることになる。
【0060】一方、変化比PERTが0に近い場合(P
ERT<q)、すなわち形状計測値TWの変化が大きい
場合には、形状計測値の最大値TWmax が安定的に得ら
れないものと判断し、εTW=0、εV =1とすることに
よって、SYS=SYS2 とするのであり、動脈脈波値
Vに基づいて求めた最高血圧値SYS2 をそのまま最高
血圧値SYSとして採用するのである。
【0061】上述したように、変化比PERTに基づい
て2種類の最高血圧値SYS1 ,SYS2 を選択的に採
用するから、一方のみを用いる場合に比較して最高血圧
値SYSの精度が高くなる。また、2種類の最高血圧値
SYS1 ,SYS2 のどちらも採用可能な場合、すなわ
ち、q≦PERT≦rの範囲では、両方の最高血圧値S
YS1 ,SYS2 に重み付けを行って、両方の値が反映
されるようにし、被測定者の個人差による測定値のばら
つきを軽減することができる。
【0062】上述した変化比PERTは、形状計測値の
最大値TWmax と、形状計測値の最大値TWmax に対応
するカフ圧に対して所定の圧力差を有したカフ圧に対応
する形状計測値との比として定義したが、形状計測値の
最大値TWmax に対応するカフ圧に対して所定の圧力範
囲を設定し、その圧力範囲内に属するカフ圧に対応した
形状計測値の平均値TWave を求め、変化比PERT
を、次式のように定義してもよい。
【0063】PERT=TWave /TWmax また、一般にカフ内の空気を徐々に排気してカフ圧を降
下させのであり、1拍当たりの圧力差はほぼ一定になる
から、形状計測値が最大値TWmax となる動脈脈波に対
して所定拍数前の形状計測値と、形状計測値の最大値T
max との比を変化比PERTとして採用してもよい。
さらに、変化比PERTとしては、形状計測値が最大値
TWmax となるカフ圧に対して所定の圧力差だけ低いカ
フ圧に対応した形状計測値と上記最大値TWmax との比
を採用したり、所定の圧力差だけ高いカフ圧と低いカフ
圧との平均値と、上記最大値TWmax との比を採用する
ことも可能である。
【0064】(実施例14)本実施例は、重み係数
εTW,εV を求める他の方法を示すものである。変化比
PERTは、実施例13と同様の方法で求める。演算手
段26の内部には、重み係数εTW,εV を求めるための
読み出し専用のメモリよりなるデータテーブルが設けら
れており、各重み係数εTW,εV に対応するデータテー
ブルの内容は、図25(a)(b)のようになってい
る。図25(a)のデータテーブルは、形状計測値TW
に基づいて求められた最高血圧値SYS1 (DPS
(0)〜DPS(4))と、変化比PERT(DTW
(0)〜DTW(4))とに基づいて、重み係数εTW
関する所定値DT(0,j,k)(ただし0≦j≦4、
0≦k≦4)を求めることができるように構成されてい
る。また、図25(b)のデータテーブルは、形状計測
値TWに基づいて求められた最高血圧値SYS2 (DP
S(0)〜DPS(4))と、変化比PERT(DTW
(0)〜DTW(4))とに基づいて、重み係数εV
関する所定値DT(1,j,k)(ただし0≦j≦4、
0≦k≦4)を求めることができるように構成されてい
る。すなわち、両データテーブルは、最高血圧値SYS
1 と、変化比PERTとに基づいて重み係数εTW,εV
を求めるためのメンバシップ関数DT(0,j,k),
DT(1,j,k)を設定しているのである。
【0065】次に、上述したメンバシップ関数DT
(0,j,k),DT(1,j,k)を用いて重み係数
εTW,εV を求める方法について説明する。まず、実施
例13で説明した方法により求めた変化比PERTに対
して、データテーブルを参照してDTW(IT )<PE
RT≦DTW(IT +1)となるIT を求める。次に、
形状計測値から求めた最高血圧値SYS1 に対して、デ
ータテーブルを参照してDPS(Is )<SYS1 ≦D
PS(IS +1)となるIS を求める。このようにし
て、IT およびIS が求められると、次式の演算によっ
て重み係数εTW,εVを求めるのである。
【0066】 εTW={DT(0,IT ,IS ) ×(DTW(IT +1)−PERT) ×(DPS(IS +1)−SYS1) +DT(0,IT +1, IS ) ×(PERT −DTW( IT ) ×(DPS(IS +1)−SYS1) +DT(0,IT ,IS +1 ) ×(DTW(IT +1)−PERT) ×(SYS1 −DPS( IS ) +DT(0,IT +1, IS +1)×(PERT −DTW( IT ) ×(SYS1 −DPS( IS ) }/ {(DTW( I T +1)−DTW( IT ))×(DPS(IS +1)−DPS( IS ))} εV ={DT(1,IT ,IS ) ×(DTW(IT +1)−PERT) ×(DPS(IS +1)−SYS1) +DT(1,IT +1, IS ) ×(PERT −DTW( IT ) ×(DPS(IS +1)−SYS1) +DT(1,IT ,IS +1 ) ×(DTW(IT +1)−PERT) ×(SYS1 −DPS( IS ) +DT(1,IT +1, IS +1)×(PERT −DTW( IT ) ×(SYS1 −DPS( IS ) }/ {(DTW( I T +1)−DTW( IT ))×(DPS(IS +1)−DPS( IS ))} いま、動脈脈波値Vに基づいて求めた最高血圧値SYS
2 を、SYS2 =PDS(2)とすれば、重み係数εV
は、変化比PERTの値に応じて、図26のように変化
することになる。この重み係数εV は、形状計測値に基
づいて求めた最高血圧値SYS1 によっても変化する。
【0067】上述のようにして求めた重み係数εTW,ε
V を用いることによって、形状計測値により求めた最高
血圧値SYS1 を補正して、最高血圧値SYSを正確に
求めることができるのである。また、上記実施例では、
形状計測値に基づいて求めた最高血圧値と変化比とに基
づいてメンバシップ関数を設定しているが、動脈脈波値
と変化比とに基づいてメンバシップ関数を設定すること
も可能である。
【0068】
【発明の効果】本発明は上述のように、各1拍の動脈脈
波の波形形状を反映した形状計測値を演算し、形状計測
値の時系列における特徴値を検出するとともに、形状計
測値の特徴値に対応したカフ圧により最高血圧値および
最低血圧値を判定するので、動脈脈波の波形形状の変化
に基づいて最高血圧時および最低血圧時を判定すること
ができて、個人差による誤差の発生を小さくし、正確な
測定結果が得られるようになるという利点を有する。
【0069】また、動脈脈波の波高値や面積として求め
た動脈脈波値によって求めた最高血圧値および最低血圧
値と、形状計測値に基づいて求めた最高血圧値および最
低血圧値とを総合して、血圧値を決定するものでは、一
方のみを用いる場合よりも情報量が多くなり、より正確
な血圧値を決定することができるという効果を奏するの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す要部のブロック回路図である。
【図2】実施例を示す使用形態の斜視図である。
【図3】実施例を示すブロック回路図である。
【図4】実施例に用いるカフの断面図である。
【図5】実施例におけるA/Dコンバータの出力を示す
動作説明図である。
【図6】実施例1の動作を示す流れ図である。
【図7】実施例における各量の定義を示す図である。
【図8】実施例1の要部のブロック回路図である。
【図9】実施例1の動作説明図である。
【図10】実施例2の動作を示す流れ図である。
【図11】実施例3の動作を示す流れ図である。
【図12】実施例4の動作を示す流れ図である。
【図13】実施例5の動作を示す流れ図である。
【図14】実施例6の動作を示す流れ図である。
【図15】実施例7の動作を示す流れ図である。
【図16】実施例8の動作を示す流れ図である。
【図17】実施例9の動作を示す流れ図である。
【図18】実施例10の概念を説明する図である。
【図19】実施例11の動作説明図である。
【図20】実施例12の動作説明図である。
【図21】実施例13の動作説明図である。
【図22】実施例13の要部のブロック回路図である。
【図23】実施例13の動作説明図である。
【図24】実施例13に用いる重み係数を示す動作説明
図である。
【図25】実施例14に用いるデータテーブルを示す図
である。
【図26】実施例14における重み係数を示す動作説明
図である。
【符号の説明】
1 カフ 2 ゴム球 3 圧力調節バルブ 5 圧力センサ 6 マイクロコンピュータ 7 血圧決定手段 24 圧力情報分離手段 25 記憶手段 26 演算手段 27 血圧判定手段 30 表示手段

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定者の要部に装着して阻血するカフ
    と、カフ内の圧力を上昇させる加圧手段と、カフ内の圧
    力を徐々に降下させる排気手段と、カフ内の圧力を電気
    信号に変換する圧力センサと、カフ内の圧力を徐々に降
    下させる排気期間に圧力センサの出力からカフ圧に重畳
    された動脈脈波成分を分離してカフ圧と動脈脈波成分と
    をそれぞれ抽出する圧力情報分離手段と、圧力情報分離
    手段により分離されたカフ圧と動脈脈波成分とに基づい
    て最高血圧値および最低血圧値を決定する血圧決定手段
    と、決定された血圧値を表示する表示手段とを具備する
    電子血圧計において、圧力情報分離手段は、各1拍の動
    脈脈波の波形形状を反映した形状計測値を演算する波形
    形状抽出手段を備え、血圧決定手段は、形状計測値の時
    系列における特徴値を検出する特徴値検出手段と、形状
    計測値の特徴値に対応したカフ圧により最高血圧値およ
    び最低血圧値を判定する血圧判定手段とを備えて成るこ
    とを特徴とする電子血圧計。
  2. 【請求項2】 波形形状抽出手段は、各1拍の動脈脈波
    の波高値と時間幅との比を形状計測値とすることを特徴
    とする請求項1記載の電子血圧計。
  3. 【請求項3】 波形形状抽出手段は、各1拍の動脈脈波
    の波高値と時間幅の2乗との比を形状計測値とすること
    を特徴とする請求項1記載の電子血圧計。
  4. 【請求項4】 波形形状抽出手段は、各1拍の動脈脈波
    の時間幅を形状計測値とすることを特徴とする請求項1
    記載の電子血圧計。
  5. 【請求項5】 波形形状抽出手段は、各1拍の動脈脈波
    の時間幅のうちその動脈脈波の波高値が最大値を示した
    時刻の前後のいずれか一方の時間幅を形状計測値とする
    ことを特徴とする請求項1記載の電子血圧計。
  6. 【請求項6】 波形形状抽出手段は、各1拍の動脈脈波
    の時間幅のうちその動脈脈波の波高値が最大値を示した
    時刻の前後の時間幅の比を形状計測値とすることを特徴
    とする請求項1記載の電子血圧計。
  7. 【請求項7】 波形形状抽出手段は、各1拍の動脈脈波
    の時間幅のうちその動脈脈波の波高値が最大値を示した
    時刻の前後のいずれか一方の時間幅とその動脈脈波の時
    間幅との比を形状計測値とすることを特徴とする請求項
    1記載の電子血圧計。
  8. 【請求項8】 波形形状抽出手段は、各1拍の動脈脈波
    の面積値のうちその動脈脈波の波高値が最大値を示した
    時刻の前後のいずれか一方の面積値を形状計測値とする
    ことを特徴とする請求項1記載の電子血圧計。
  9. 【請求項9】 波形形状抽出手段は、各1拍の動脈脈波
    の面積値のうちその動脈脈波の波高値が最大値を示した
    時刻の前後の面積値の比を形状計測値とすることを特徴
    とする請求項1記載の電子血圧計。
  10. 【請求項10】 波形形状抽出手段は、各1拍の動脈脈
    波の面積値のうちその動脈脈波の波高値が最大値を示し
    た時刻の前後のいずれか一方の面積値とその動脈脈波の
    面積値との比を形状計測値とすることを特徴とする請求
    項1記載の電子血圧計。
  11. 【請求項11】 特徴値検出手段は、形状計測値の最大
    値を特徴値とすることを特徴とする請求項1ないし請求
    項10のいずれかに記載の電子血圧計。
  12. 【請求項12】 特徴値検出手段は、各1拍の動脈脈波
    の形状計測値について1拍前の動脈脈波の形状計測値と
    の差が最大になる形状計測値を特徴値とすることを特徴
    とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の電
    子血圧計。
  13. 【請求項13】 特徴値検出手段は、各1拍の動脈脈波
    の形状計測値について1拍前の動脈脈波の形状計測値と
    の比が最大になる形状計測値を特徴値とすることを特徴
    とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の電
    子血圧計。
  14. 【請求項14】 圧力情報分離手段は、動脈脈波の波高
    値または面積を動脈脈波値として求める動脈脈波値抽出
    手段を備え、血圧決定手段は、形状計測値に基づいて最
    高血圧値および最低血圧値を判定する第1の血圧判定手
    段に加えて動脈脈波値に基づいて最高血圧値および最低
    血圧値を判定する第2の血圧判定手段を備え、第1の血
    圧判定手段により求めた第1の血圧値と第2の血圧判定
    手段により求めた第2の血圧値とに基づいて最高血圧値
    および最低血圧値を決定する血圧値補正手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれかに
    記載の電子血圧計。
  15. 【請求項15】 血圧値補正手段は、形状計測値の特徴
    値に対して既定の関係にある形状計測値と特徴値との比
    を変化比とし、変化比に応じて第1の血圧値と第2の血
    圧値とのいずれか一方または第1の血圧値と第2の血圧
    値との合成値を血圧値として採用することを特徴とする
    請求項14記載の電子血圧計。
  16. 【請求項16】 上記変化比は、形状計測値の特徴値に
    対応するカフ圧に対して一定圧力だけ高いカフ圧に対応
    する形状計測値と、特徴値との比であることを特徴とす
    る請求項15記載の電子血圧計。
  17. 【請求項17】 上記変化比は、形状計測値の特徴値に
    対応するカフ圧に対して一定圧力だけ低いカフ圧に対応
    する形状計測値と、特徴値との比であることを特徴とす
    る請求項15記載の電子血圧計。
  18. 【請求項18】 上記変化比は、形状計測値の特徴値に
    対応するカフ圧に対して一定圧力だけ高いカフ圧と一定
    圧力だけ低いカフ圧との平均圧力に対応する形状計測値
    と、特徴値との比であることを特徴とする請求項15記
    載の電子血圧計。
  19. 【請求項19】 第1の血圧値および第2の血圧値に対
    して上記変化比に応じた重み係数を設定し、第1の血圧
    値および第2の血圧値にそれぞれ重み係数を乗じて加算
    した値を合成値とすることを特徴とする請求項15記載
    の電子血圧計。
  20. 【請求項20】 上記重み係数について上記変化比をパ
    ラメータとするメンバーシップ関数を設定し、第1の血
    圧値および第2の血圧値の荷重平均値として上記重み係
    数を算出することを特徴とする請求項19記載の電子血
    圧計。
  21. 【請求項21】 上記重み係数について上記変化比と第
    1の血圧値または第2の血圧値とをパラメータとするメ
    ンバーシップ関数を設定し、第1の血圧値および第2の
    血圧値の荷重平均値として上記重み係数を算出すること
    を特徴とする請求項19記載の電子血圧計。
  22. 【請求項22】 上記重み係数について上記変化比とカ
    フ圧とをパラメータとするメンバーシップ関数を設定
    し、第1の血圧値および第2の血圧値の荷重平均値とし
    て上記重み係数を算出することを特徴とする請求項19
    記載の電子血圧計。
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