JPH0671547A - 眼鏡レンズの製造方法及び装置 - Google Patents

眼鏡レンズの製造方法及び装置

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JPH0671547A
JPH0671547A JP3281585A JP28158591A JPH0671547A JP H0671547 A JPH0671547 A JP H0671547A JP 3281585 A JP3281585 A JP 3281585A JP 28158591 A JP28158591 A JP 28158591A JP H0671547 A JPH0671547 A JP H0671547A
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lens
block
assembly
machine
shape
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JP3281585A
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Kenneth O Wood
ケネス・オー・ウッド
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GERBER OPT Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B13/00Machines or devices designed for grinding or polishing optical surfaces on lenses or surfaces of similar shape on other work; Accessories therefor
    • B24B13/005Blocking means, chucks or the like; Alignment devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 レンズ素材を処方通りに切削、研磨、縁取り
して所望のレンズを製造する方法及び装置において、レ
ンズ素材をブロック上でいちいち再ブロック化すること
なく、1つのレンズ素材及びブロック組立体としてそれ
ぞれの機械に着脱できるようにし、熟練を要する作業を
排除し、製造時間の短縮を図る。 【構成】 コントローラ16を使用し、処方情報及びフ
レーム形状の形として入力されたデータを受取り、これ
らを基準軸線に関し2組の機械作業データに変換する。
コンピュータはこれらの作業データを一緒に使用して、
レンズ素材2の表面44にデータ通りの切削、研磨を施
す。次いでレンズ素材及びブロック組立体10を縁取り
機械に単に装着するだけで、選択したフレームパターン
通りに縁取り切削する。その後、仕上がったレンズをブ
ロック組立体から取外し、選択した眼鏡フレームにはめ
込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定の処方データを満足
させる表面を眼鏡レンズ素材上に形成し、その後、一対
の処方済み眼鏡レンズとしてフレーム内にはめ込めるよ
うな形状にレンズ素材の縁部を切削する(縁取りする)
方法及び装置に関し、特に、処方により通常提供される
データから機械作動データを集め、レンズ素材を切削し
て処方通りの表面を形成し、次いで、表面切削作業期間
中に使用したのと同一のブロックにレンズ素材を装着し
たままレンズ素材を縁取りする眼鏡レンズの製造方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】一対の処方眼鏡レンズの
ためのレンズを製造する際の共通の工程は、2つの主レ
ンズ表面(一方は、仕上げ済みの表面、他方は着装者即
ち使用者についての所定の処方を満足させるように加工
される表面)を有するガラス製又はプラスチック製のレ
ンズ素材を提供することである。従来は、所定の処方に
適合するようにレンズ素材の表面を切削する前に、処方
により要求された任意の円筒体軸線をブロックの普遍的
な水平軸線に一致するように方位決めしなければならな
かった。労力と熟練とを要するこの面倒な工程は、ブロ
ック化されたレンズ(ブロックに装着したレンズ)とラ
ップとをラッピング機械又は仕上げ機械内に配置したと
きに、レンズ円筒体の軸線とラップの水平軸線との整合
を保証するために行っていた。ラップ工具と表面仕上げ
を行うレンズとの間に上述の関係を維持することは、仕
上げ作業又はラッピング作業期間中全体の円筒状表面の
適正な整合及び完全な加工を達成するために重要なこと
であった。レンズの縁部形状は、その幾何学中心即ちボ
ックスセンター上及び眼鏡フレームの水平軸線上に装着
したパターンから複製する。従って、オリジナルブロッ
クをレンズから解放し、次いで、ブロックの中心及びそ
の回転軸線をボックスセンター及び眼鏡フレームの水平
軸線に一致させるように方位決めした状態でオリジナル
ブロックを第2ブロックに再固定(再ブロック化)する
必要がある。この再固定工程は労力と熟練とを要する極
めて面倒なものであることが知られている。その理由
は、レンズ上で臨界点を精確に位置決めし墨入れ装置で
マークを付け、次いで、素材の回転軸線をレンズパター
ンの幾何学中心即ちボックスセンターに一致させるよう
に、マークを付けた臨界点を利用して素材に新たなブロ
ックを取り付けるのに熟練工を必要とするからである。
その後、レンズ素材及び新たに取り付けたブロックを縁
取り装置又は切断装置の共通回転軸線(この軸線はパタ
ーンの中心点として作用するか、この軸線を素材におけ
る半径方向の切削量を画定する「スポーク」のための基
準とする)のまわりで回転させる。
【0003】例えば、米国特許第4,656,590号
明細書に開示されているように、コンピュータ化したデ
ータを準備するいくつかの試みがなされてきたが、これ
らの試みでは、表面切削作業から最終縁取り作業までの
全体の作業にわたって単一の装着ブロック上にレンズ素
材を連続して維持させることができなかった。米国特許
第2,352,616号明細書に開示されたような他の
装置においては、レンズブロックが使い捨て部分を有
し、表面切削期間中及び縁取り期間中レンズを支持する
ようにしているが、円筒体軸線と水平軸線とを正確に整
合させるようにブロックの回転軸線を光学中心又は幾何
学中心のうちの所望の一方に整合させるために表面切削
機械、仕上げ機械及び(又は)縁取り機械の駆動時にレ
ンズブロック即ち支持ブロックを機械的に移動させる必
要がある。このような機械的な移動作業はレンズ製造時
間を余分に増加させ、誤差の原因ともなり、熟練工によ
る高度な機械操作を必要とするから製造費を高くしてし
まう。更に、上記米国特許第2,352,616号明細
書に開示された装置では、レンズブロックの恒久的なホ
ルダー部分を使用する必要がある。この恒久的なホルダ
ーの使用は、ブロック化作業に更なる組立て工程を追加
することとなり、また、誤差や不整合の機会を増大させ
ることとなる。更に、恒久的なホルダーは、ホルダーを
切削することなく極めて小さな眼鏡フレームにはめ込む
ようなレンズの縁取りを可能にするように、小さな直径
のものとしなければならない。このため、表面切削作業
期間中、ホルダーはレンズブロックの使い捨て部分及び
レンズ自体を強固に支持できなくなってしなう。このよ
うな強固な支持は精確な光学表面を得るためには厳格で
重要なものである。
【0004】従来のレンズ素材及びブロック装着組立体
はその使用に当って他の問題点や欠点をも生じさせてい
た。特に、レンズ素材と一緒に組立てられる表面切削用
のブロックの大部分は従来金属でつくっていた。レンズ
素材を金属ブロックに接着するための接着剤は低融点金
属接着剤であり、この接着剤は、レンズ素材の前面に施
したときに、その融点(通常は約117°F)に達して
いない限りは、レンズ素材を金属ブロックに接着結合で
きるようなものであった。この種の組立体における1つ
の欠点は金属ブロックをレンズ素材に固定するために使
用する金属製接着剤の種類に起因している。作業者の健
康にとって有害であると判明しているビスマスやカドミ
ウムの如き金属を使用している。更に、通常ラッピング
工程の後に縁取りを行うために使用する第2の通常金属
製のブロックにレンズ素材を後で再装着するような装置
においては、第2ブロックは、レンズを支持するこの第
2ブロックと抵触することなくレンズのまわりを縁取り
工具で所望の切削深さに切削できるように、支持すべき
レンズの表面積より実質的に小さなレンズ支持表面積を
提供するようになっている。更に、レンズ素材は表面切
削及び表面仕上げを受け、一層ひび割れし易い状態にあ
るため、第2ブロックにより提供される支持能力が低下
すればするほど、縁取り作業期間中のブロック上でのレ
ンズのひび割れや滑りの可能性が増大する。また、二重
のブロック化が必要な従来既知の装置においては、レン
ズの表面切削のため又はレンズをパターン通りに縁取り
するための、表面切削工程に関連する各金属ブロック
は、処方に基づくデータ及び眼鏡フレームの形状から得
られる所要の軸線に一方を整合させるまで、レンズに装
着することができなかった。そのため、これらの金属ブ
ロック及びレンズ素材組立体はプリフォーム(予めの形
成体)として組立てることができず、保管のために輸送
することもできず、必要時に後で使用するための在庫と
することもできなかった。つまり、これらの組立体は満
足させるべき処方の要求に応じて現場で組立てる以外な
かった。その結果、従来既知の装置は市場での欠点を暴
露し、また、レンズ素材に所望の表面形状を形成する前
にブロックを設定するための技術者による時間と労力と
を増大させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、表面切削工程を開始する前に一回だけレンズ素材に
装着され、その後は、レンズ素材を仕上げるための装置
及びレンズ素材を縁取りする装置内にレンズ素材を保持
するための残りの作業工程にわたって使用される単一の
安価な使い捨てブロックを使用して、レンズ素材の再ブ
ロック化が必要な既知の装置に関連する上述の問題点を
解決する、レンズ素材を表面処理し縁取りする方法及び
装置を提供することである。
【0006】上述の目的を踏まえた上で、本発明の更に
特定の目的は、レンズ素材及びブロック組立体と一緒に
使用する上述の型式のレンズ製造装置を提供することで
あり、この装置はレンズの表面の特性に関連するデータ
及びレンズ縁取りに関する眼鏡フレームの形状を画定す
るデータを受取るための手段を備え、これらのデータ
は、元のレンズ素材及びブロック組立体を使用したま
ま、レンズ素材に処方通りの表面輪郭を切削形成し次い
で選択した眼鏡フレームのレンズ開口にはめ込める特定
の形状になるようにレンズ素材を縁取りするような指示
を自動工具に与える数値制御機械作業言語を生じさせる
ために使用される。
【0007】本発明の別の目的は、単一のブロック化工
程及び目の処方表面に関連して形成した一定のフレーム
形状を使用し、高度な熟練工を必要とせずに、一対の眼
鏡レンズを迅速に製造する装置及び方法を提供すること
である。
【0008】本発明の更に別の目的は、レンズ表面切
削、表面研磨、レンズ縁取りの期間中、レンズ素材に作
業を施すための種々の工具にレンズ素材及びブロック組
立体を装着するための手段を備えたレンズ素材及びブロ
ック組立体に対して使用する新規なブロックを提供する
ことである。
【0009】本発明の他の目的は、ブロックに装着した
レンズ素材の仕上げ済み表面を全体的に支持でき、眼鏡
フレームにはめ込むための選択した形状を得るためにレ
ンズ縁取り期間中に必要なレンズ材料を切断除去できる
ブロックを提供することである。
【0010】本発明の別の形態では、レンズ素材及びブ
ロック組立体が提供され、この組立体においては、レン
ズ素材は接着結合手段を介してブロックに取り付けら
れ、この接着結合手段は使用者にとって実質的に無害で
あり、例えば在庫として長期間保存できる。
【0011】本発明の更に他の目的は、メモリーを有す
る型式の数値制御機械を提供することであり、数値機械
作業コードとして記憶したデータは多数の異なる眼鏡フ
レームのパターンを画定し、選択した1つのパターンは
レンズ素材及びブロック組立体を指定のフレームパター
ンに切断するように縁取り工具の運動を制御するために
使用される。
【0012】本発明の他の目的は、レンズ素材及びブロ
ック組立体を1回の方位決め作業で回転チャックに容易
に装着でき、これにより表面切削機械へのレンズ素材の
装着に関連する時間と誤操作とを一層減少させることの
できる、表面切削機械に使用するレンズ素材及びブロッ
ク組立体のための迅速解除可能な装着手段を提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、垂
直基準軸線と水平基準軸線とをそれぞれ有し、垂直基準
軸線間で水平距離だけ相互に水平方向に離間した2つの
レンズ開口を備えた特定の選択した眼鏡フレーム及び特
定の使用者のための処方眼鏡レンズを製造する方法にお
いて、レンズ素材とこれに固定したブロックとを有する
レンズ素材及びブロック組立体であって、該レンズ素材
がほぼ球面状の前面と、後面とを備え、前記ブロックが
該後面に固定されており、前記ブロックが保持手段に係
合するための装着手段を有し、同装着手段が、前記レン
ズ素材及びブロック組立体に関して固定されかつ前記レ
ンズ素材の前記球面状の前面の曲率中心を通る第1基準
軸線及び、前記レンズ素材及びブロック組立体に関して
固定されかつ前記第1基準軸線に垂直でこの第1基準軸
線に交差する面内に位置する第2基準軸線を位置決めす
るようになったレンズ素材及びブロック組立体を提供す
る工程と;前記レンズ素材から製造すべきレンズの光学
特徴を画定する一組の処方情報を提供する工程と;前記
レンズ素材から製造すべきレンズの縁部形状を前記選択
した眼鏡フレームの関連するレンズ開口に適合させるよ
うに同縁部形状を画定する一組のフレームのレンズ開口
形状データを提供する工程と;特定の使用者の瞳孔間の
間隔を画定するデータを提供する工程と;前記処方デー
タにより特定される光学特徴を前記レンズ素材に持たせ
るように前記レンズの前記後面に与えるべき形状を、前
記第1及び第2基準軸線に関して、画定する第1組の機
械作業データを発生させ、かつ、前記形状を前記レンズ
の前記後面に与えるときに前記レンズ素材を支持するの
に使用するのと同じブロックにレンズ素材を固定したま
ま、同レンズ素材から切削されるレンズに与えるべき縁
部形状を、前記第1及び第2基準軸線に関して、画定す
る第2組の機械作業データを発生させるために、前記選
択したフレームの前記2つのレンズ開口間の水平間隔を
画定するデータを提供してコンピュータで前記データを
処理する工程と;前記選択したフレームの関連する前記
レンズ開口内に装着したときに前記第1組及び第2組の
機械作業データにより画定されたレンズが、特定の使用
者による眼鏡フレームの着装時にその使用者の関連する
目に関して適正に位置決めされた光学特徴を有するよう
に、前記第1組の機械作業データと前記第2組の機械作
業データとを相互に関連させる工程とを備えて構成され
ている。
【0014】本願の他の発明は、レンズ素材の後面を形
づくり、一対の眼鏡レンズのための眼鏡フレームの選択
したレンズ開口に適合するように前記レンズ素材を一定
の形状に縁取るための装置において、レンズ素材とブロ
ックとから成り、該レンズ素材が、ブロック及びレンズ
素材の中心が互いに一致しかつブロック中心を画定する
ように、同ブロックに固定接着され同ブロックに対面す
る第1仕上げ表面と、該ブロックから離れる方向に向い
た第2の後表面とを有するレンズ素材及びブロック組立
体と;前記レンズ素材に処方データ通りの光学特徴を与
えるように同レンズ素材の前記後表面を一定の形状に切
削するための切削機械であって、一定の基準軸線に一致
した一定の角度方位でこの切削機械に前記組立体を解除
可能な状態で装着するための回転可能な保持手段を有す
る切削機械と;前記レンズ素材上の前記第2後表面上に
偏心仕上げ加工を施すためのあつらえラップを形成する
ための手段、及び前記切削機械内で前記一定の基準軸線
に一致した一定の方位で同切削機械内にあつらえたレン
ズ素材を保持するための手段と;前記組立体上に形成さ
れ、表面輪郭のいかんに拘わらず、同レンズ素材の前記
第2後表面を仕上げするための手段に整合させた状態で
同組立体を保持するための手段と;前記レンズ素材及び
ブロック組立体にレンズ素材を固定しかつ縁取り手段の
中心軸線に関してレンズ素材を回転させた状態で、同レ
ンズ素材に一定の形状の縁取りを施すための縁取り手段
と;前記ブロック上に設けられ、前記レンズ素材の前記
第2後表面を切削し仕上げた後に再ブロック化を必要と
せずに前記レンズ素材及びブロック組立体の縁取りを達
成するため、前記ブロック中心に一致して配置された状
態の前記中心軸線のまわりで回転できるように、前記縁
取り手段に前記組立体を装着するための手段とを備えて
構成されている。
【0015】
【作 用】本発明は、垂直基準線と水平基準線とをそれ
ぞれが有し、垂直基準線間で測定したある水平距離だけ
互いに水平方向に離間した2つのレンズ開口を備えた特
定の選択した眼鏡フレームについての及び各個人につい
ての処方眼鏡レンズを製造する装置及び方法に関する。
【0016】この目的のため、レンズ素材及びブロック
組立体が提供され、この組立体は、レンズ素材とこれに
固定したブロックとを有し、レンズ素材は実質的に球面
状の前面と、後面とを有し、ブロックはレンズ素材の前
面に固定してあり、保持手段に係合する係合手段を備
え、係合手段は、レンズ素材及びブロック組立体に関し
て固定されかつレンズ素材の球面状の前面の曲率中心を
通るように第1基準軸線を位置決めすると共に、レンズ
素材及びブロック組立体に関して固定されかつ第1基準
軸線に垂直でこの第1基準軸線に交差する面内に位置す
るように第2基準軸線を位置決めするようになってい
る。更に、レンズ素材から製造すべきレンズの光学特徴
を画定する一組の処方情報、及び、レンズ素材から製造
すべきレンズの縁部形状を選択した眼鏡フレームの関連
するレンズ開口に適合させるように同縁部形状を画定す
る一組のフレームのレンズ開口形状データが提供され
る。装置へ提供される付加的な情報は、特定の使用者の
瞳孔間の間隔を画定するデータと、選択したフレームの
前記2つのレンズ開口間の水平間隔を画定するデータと
を含む。装置は、コンピュータ内でデータを処理して、
処方データ及びフレームのレンズ開口形状データにより
特定される光学特徴をレンズに持たせるようにレンズ素
材の後面に与えるべき形状を、第1及び第2基準軸線に
関して、画定する第1組の機械作業データを発生させ、
かつ、上記形状をレンズの後面に与えるときにレンズ素
材を支持するのに使用する同じブロックにレンズ素材を
固定したまま、レンズ素材から切削されるレンズに与え
るべき縁部形状を、第1及び第2基準軸線に関して、画
定する第2組の機械作業データを発生させる。選択した
フレームの関連するレンズ開口内に装着したときに第1
組及び第2組の機械作業データにより画定されたレンズ
が、特定の使用者による眼鏡フレームの着装時にその使
用者の関連する目に関して適正に位置決めされた光学特
徴を有するように、第1組の機械作業データと第2組の
機械作業データとを相互に関連させる。レンズ素材及び
ブロック組立体を少なくとも1つの機械内に配置し、こ
の組立体の第1及び第2基準軸線を当該機械の関連する
軸線に関して位置決めするように同組立体を装着手段に
より保持し、次いで、機械作業データを使用して、処方
データ及びフレームのレンズ開口形状データにより要求
される光学特徴をレンズ素材の後面に与えるような形状
にレンズ素材の後面を変換する。次いで、レンズ素材及
びブロック組立体を少なくとも1つの別の機械内に配置
し、この組立体の第1及び第2基準軸線を当該別の機械
の関連する軸線に関して位置決めするように同組立体を
装着手段により保持し、次いで、第2組の機械作業デー
タの制御の下に当該別の機械を作動させて、選択した眼
鏡フレームの関連するレンズ開口の形状に適合する縁部
形状を有し各目に関して適正に位置決めされた光学表面
を有するレンズを得るようにレンズ素材からレンズを切
削形成する。次いで、仕上げ済み及び縁取り済みのレン
ズからブロックを取外す。
【0017】本発明はまた、上述のレンズ素材及びブロ
ック組立体を使用する装置に関し、この装置において
は、レンズ素材及びブロック組立体は表面研磨機械内に
装着でき、この機械は、あつらえの適合するラップ素材
を提供することにより、ブロックに先に固定したレンズ
の後面を偏心研磨即ち表面研磨し、このラップ素材の円
筒体軸線は、ブロックに固定したレンズの円筒体軸線に
整合するように設定される。
【0018】本発明は更に、レンズ素材及びブロック組
立体に関し、この組立体においては、実質的に球面状の
前面と、後面とを有するレンズ素材が提供され、このレ
ンズ素材はベース部分とこれに一体連結した実質的に円
筒状の本体部分とを有するブロックに固定装着される。
全体的に円筒状の本体部分は、レンズ素材の実質的に球
面状の前面を受入れるような対応した寸法及び形状の球
状へこみを有する。レンズ素材及びブロックは、レンズ
素材の前面と円筒状本体部分の球状へこみとの間に介挿
した結合材料の層により、一緒に保持される。
【0019】本発明は更に、レンズ表面切削機械に使用
するチャックに関し、このチャックは所定の軸線のまわ
りで回転でき、機械内で加工すべき別個の部品を装着す
るのに適している。チャックは部品を当接保持した状態
でこの部品に係合しこれを支持するための実質的に平坦
な支持表面を有し、この支持表面から軸方向内方に延び
チャックの回転軸線と同心的に方位決めされた実質的に
円筒状の開口をも有する。実質的に円筒状の開口を通し
て空気を流通させ、この開口を通して真空源へ空気を吸
引させる手段が設けられる。部品はチャックに担持され
た位置決め手段により、第1及び第2基準軸線に関して
自動的に方位決めされ、その位置決め手段は部品を迅速
に着脱するための手段を有する。
【0020】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
説明する。本発明は、所定の処方を満足させるようにレ
ンズ素材の一面を切削し、次いで、表面切削工程で使用
したのと同一のブロックにレンズ素材を装着したまま、
所望の形状に適合するようにレンズ素材を縁取るための
装置及び方法に関する。この目的のため、図7に示すよ
うなレンズ素材及びブロック組立体10が提供され、こ
の組立体は、図1、図2に示すレンズ表面切削機械、図
3に示す仕上げ即ち研磨機械、及び図4、図5に示すレ
ンズ縁取り機械を有する装置と組合せて使用される。こ
れらの各機械はレンズ素材及びブロック組立体に形成し
た対応する装着手段と共働して、それぞれの作業期間中
に組立体を適所に保持する手段を有する。
【0021】図1に示す表面切削機械14は米国特許出
願第07/023,473号明細書(1987年3月9
日出願、発明の名称「処方眼鏡レンズの製造方法及び装
置」)に記載された型式のものとほぼ同じものである。
本発明を具体化した装置に使用するような機械14はベ
ース18と、第1スライド20と、第2スライド22と
を有する。第1スライド20は、矢印21にて示すよう
なZ軸に平行なベースに関しての並進運動を行うよう
に、ベースにより支持され案内され、スライド22は、
矢印23にて示すようなY軸に平行な並進運動を行うよ
うに、ベースにより支持され案内される。Y軸及びZ軸
は地点Oで交差する。スライド20は関連するサーボモ
ータ24及び親ネジ26によりZ軸に平行に駆動せしめ
られる。スライド22は関連するサーボモータ28及び
親ネジ30によりY軸に平行に駆動せしめられる。Z軸
と同一線上の出力軸34を有する第3のサーボモータ3
2は矢印35にて示すようにZ軸のまわりで出力軸を駆
動する。本発明の別の形態に関連する後述の説明から明
らかになるが、サーボモータ32に関連しない軸34の
端部はZ軸のまわりで図示の回転方向に回転するように
レンズ素材及びブロック組立体10を保持するに適した
チャック36を担持している。この目的のため、軸34
は、この軸を介して真空源をチャック36内に連通さ
せ、組立体10をチャックに係合させるように吸引する
ような形状をしている。
【0022】レンズ素材及びブロック組立体10はブロ
ック4と、通常は共に球面状である2つの主表面42、
44を最初に有するレンズ素材2とから成る。図2に示
す例においては、表面44は所定の処方を満足させるべ
くレンズ素材の形状を変更するように切削され仕上げさ
れる。後に明らかとなるが、未加工表面42は、取外し
可能な状態でブロック4に接着されるが、表面44の切
削及び特定のフレームパターンに適合させるレンズ素材
の縁取り(edging)を含む全体の作業期間中ブロ
ックに固定されたままである。
【0023】スライド22は駆動モータ46と、チャッ
ク48と、切削工具50とから成る回転カッタを担持し
ている。切削工具はY軸に沿って位置した曲率中心を有
する球状切削表面52を具備する。モータ46は工具ヘ
ッドの曲率中心を通る軸線Aのまわりで指定の方向51
に高速で工具50を回転させる。
【0024】所定の工具地点の3つの工具地点座標
(y、z、θ)は機械14により再生(複製)できる。
これらの座標の1つはY軸に平行に測定したy座標であ
り、Y、Z軸の原点Oから該当する工具地点の方向に変
位している。別の座標はZ軸に平行に測定したz座標で
あり、原点から該当する工具地点の方向に変位してい
る。第3の座標はZ軸のまわりで測定した角座標θであ
り、組立体10に関して固定されZ軸を含む基準平面5
8から該当する工具地点の方向へ角度変位している。従
って、機械に入力した工具地点データに基づき装着レン
ズ素材に対して切削すべき表面は処方により要求された
正当な形状をとることができ、トリック(toric) 形状、
または、表面とZ軸に垂直な平面との交線が円形でない
ような一層複雑な形状をとることができる。すなわち、
例えば、「球面」、「円筒面」、「角柱面」値(又は、
別の及び(又は)付加的な値)及び未加工レンズ素材表
面の屈折率や曲面に関する所定の情報として呼ばれるレ
ンズの処方は、所望の表面上に位置しこの表面にわたっ
て分布する多数の地点の各々に対する3つの座標から成
り、従ってその表面を画定する第1組の数値機械作業デ
ータの形をした1組の地点データに変換できるデータで
ある。
【0025】機械14のための制御装置16は、その詳
細について種々幅広く変更できるが、基本的には、図1
に示すように、マイクロプロセッサを具備したサーボコ
ントローラ80と、コンピュータ79と、コンピュータ
メモリー84とから成る。処方情報、及びこの処方情報
をレンズ素材上に適正な表面を形成するための地点デー
タに変換するに必要なその他のデータを入力する手段も
設けてある。データ入力手段の正確な性質は本発明の要
旨を逸脱することなく変更できるが、典型的には、図1
に示すように、この手段は、キーボード86の如き局部
命令入力手段、又は遠隔命令入力手段89から成るコン
ピュータ即ちデータリンクである。後に明らかとなる
が、モード選択スイッチ88を設け、このスイッチは、
本発明の別の形態に従ってオペレータがレンズ素材を切
削するかラップ素材を切削するかに応じて、レンズ表面
発生モード又はラップ表面発生モードへ手動で設定され
る。制御装置はCRT表示装置90等の如き読出し手段
をも備え、コンピュータにより情報のためのインストラ
クションや要求(リクエスト)をオペレータへ提示し、
またオペレータが入力した情報に対するデータチェック
を提供する。
【0026】機械16はまた、前述の米国特許出願第0
7/023,473号明細書に記載された形態に従って
図3に示す仕上げ機械内でレンズ素材2の表面44を研
磨即ち仕上げするために使用するラップ素材92をあつ
らえ形成することもできる。装置に使用する使い捨てラ
ップ素材をあつらえると、従来使用していた前述の予め
製造した固定軸式のラップと交換でき、本発明の方法
は、レンズ素材上に形成した円筒体軸線をラッピング工
程のために仕上げ機械の水平軸線に一致させるような方
位決めを必要としていた剛直なブロック化工程から、組
立体10を解放する。その結果、図3に明示するよう
に、あつらえたラップ素材92はレンズ素材及びブロッ
ク組立体10と一緒に、図示の仕上げ機械の2つの部材
98、100(標準の機械においてこの目的に使用する
任意のものでよい)により、相互係合状態に保持され
る。すなわち、レンズ素材2上の加工表面44を画定す
る地点の倒像を反映する凸面を有する機械14により形
成されているラップ素材92は、円筒体軸線の方位(従
来は、上述の特殊な関係を確立するために、この方位決
めが必要であった)に関係なく、ラップとブロック組立
体とを一緒に仕上げ機械に装着させることができる。こ
の結果、組立体10は、図6に関連して後に説明する手
段により組立体10に係合せしめられる仕上げ機械の上
方部材100に担持された普通の装着手段を介在させ
て、ラップ92に関して振動運動できるように上方部材
100に装着できる。しかし、差当っては、本発明の装
置は、レンズ素材の偏心研磨を許容し、レンズ上に形成
した処方通りの表面を、ラップの輪郭にではなく、選択
したフレームパターンに関連させることに留意されたい
(従来は、円筒体軸線に関してレンズ素材にあつらえた
表面切削を施せなかった)。
【0027】図4、図5で40にて示すような縁取り機
械は米国特許第07/400,522号明細書(198
9年8月30日出願、発明の名称「光学レンズの縁取り
方法及び装置」)に記載された如きものでよい。レンズ
素材及びブロック組立体10を縁取り機械40に装着す
るため、圧力パッド式のクランプ機構70を設ける。こ
の機構は第1回転スピンドル74に固定した圧力パッド
72と、第2スピンドル76に装着した装着チャック7
8とを有し、各スピンドルは相互に一体となって駆動サ
ーボモータ77により共通回転軸線Bのまわりで回転駆
動せしめられる。本発明の一形態によれば、装着チャッ
ク78はレンズ素材及びブロック組立体10と非回転駆
動係合するようになっており、軸線Bに沿って作用する
ピストン手段75によりレンズ素材の表面44に係合保
持されたパッド72の偏倚力によって組立体と共に回転
不能な状態で保持される。第1及び第2スピンドル7
4、76は、図1の表面切削機械14に関連して説明し
たと同様のマイクロプロセッサ及びメモリーを有するコ
ントローラ80により適当な駆動手段(図示せず)へ発
された指令に従って、指定の方向軸線RAに沿って運動
するように、キャリッジ81に装着されている。レンズ
素材及びブロック組立体10を所望のパターン形状に切
削するため、回転カッタスピンドル41を設け、縁取り
作業期間中、指定の方向軸線RAに沿うキャリッジ22
とカッタスピンドルとの制御された相対運動により、こ
のカッタスピンドルをレンズ素材及びブロック組立体1
0の横方向外縁に係合させ、これにより、図9の再ブロ
ック化工程に関して後に詳説する第2組の機械制御デー
タに従い、カッタスピンドルにより組立体10の縁部を
半径方向に所定量だけ切削する。差当たっては、コント
ローラ80が、選択した眼鏡フレームの形状に関連する
第2組の機械制御データを機械40での縁取り工程に使
用するために軸線Bへ移送させるメモリーを有するとい
うことだけを諒解されたい。
【0028】図6において、図1ー5に示す機械をレン
ズ素材及びブロック組立体10に関連して装置として使
用する方法を略説する。まず、レンズ素材2をブロック
4に接着結合することにより組立体10を形成する(ス
テップ52)が、この際、これらの素子2、4の幾何学
的中心を整合させ、接着剤が一旦硬化したときには、こ
れら2つの素子を相互に固定して、これらを直ちに使用
できる状態又は後に使用するために保管できる状態にす
る。図9に関する説明に関連して後に詳説するように整
合作業を必要とする多焦点レンズの場合を除き、ブロッ
クとレンズ素材との間に特殊な角度関係を確立する必要
はない。その後、「球面」、「円筒面」、「角柱面」値
(又は、別の及び(又は)付加的な値、例えば、レンズ
の水平軸線から逸れるように光学中心を垂直に移動させ
るための値)の如きパラメータを含む、満足すべき処方
に対応する第1組のデータを切削機械14のコントロー
ラ16へ入力する(ステップ54)。このデータと一緒
に、選択したフレームのパターンを表す第2組のデータ
も入力され(ステップ56)、このデータは基準地点に
関してとった極座標としてのフレーム形状や各フレーム
開口の幾何学中心間の距離の如きパラメータを含む。全
体として得られたこのデータから、処方を満足させるよ
うな所望の輪郭をレンズ素材2の表面44に切削形成す
る。その後、組立体10を機械14から取外し(ステッ
プ60)、レンズ素材に切削形成すべき表面を画定する
地点の倒像を使用して、あつらえたラップ92を形成す
る(ステップ61)。組立体10及びあつらえたラップ
は表面44を研磨するための仕上げ機械に装着する(ス
テップ62)。その後、これらを取外し(ステップ6
4)、次いで、組立体10をフレームパターン縁取り機
械40に装着し(ステップ66)、第2組のデータから
の情報を使用して素材2を所望のフレームパターンに切
削する。仕上げ済みの縁取り済みレンズはこれを支持す
るブロック4から取外され、指定のフレームの開口には
め込む(ステップ68)。
【0029】ここで、図8ー10には、処方を満足させ
るために機械14に設定した所定のy、z、θ座標に沿
ってレンズ素材2の表面44を切削し、再ブロック化せ
ずに縁取り機械40によるレンズ素材2への選択したフ
レームパターンの容易な切削形成を許容する方法を示
す。図8に82にて示す所定の眼鏡フレームに対して
は、使用者即ち着用者の物理的特徴についてのフレーム
形状に関するパラメータをまず確立する。この目的のた
め、瞳孔間の間隔Iを、着用者の瞳にそれぞれ一致する
2つの垂直線VLに関して測定する。寸法Iは処方の一
部であり、検眼の際に眼科医又は他の熟練技術者により
決定される。この距離Iはコントローラ16へ入力され
(ステップ83)、所望のフレームの中心線Cに関する
個々の瞳孔距離を確立するために、この値を2で割り、
この寸法は後にdとして参照する(ステップ85)。各
フレームパターンは幾何学中心Gを有し、この中心を通
る水平軸線Hはパターンを垂直に2つの部分に分割す
る。典型的には、幾何学中心はパターンを位置決めする
ため閉じ込める(boxing)ことにより決定でき、または、
代わりに、フレーム形状を画定するために使用する極座
標の基準となる幾何学中心点を必ずしも必要としない基
準点により構成してもよい。
【0030】コントローラ16のメモリー84内のデー
タベースは所定のパターンの幾何学中心Gから出発して
360度(角度)パスに対して通常400程度の複数個
の「スポーク」即ち半径方向座標により画定されるフレ
ームデザインのための情報を含む。同様に、レンズ素材
及びブロック組立体10はブロック中心BCを有し、こ
のブロック中心はレンズ素材の幾何学中心及び組立体に
関して固定されブロック中心BCを通る第1基準軸線に
一致する。フレームの幾何学中心Gは通常、ブロック中
心BCに一致するようには方位付けされておらず、それ
故、本発明の更に別の形態に従ってコントローラ16内
の適当なアルゴリズムにより、フレームパターン情報に
対する調整を算数的に行う。
【0031】次いで、図6のステップ54、56に関連
して先に列挙したパラメータに従って、処方及びフレー
ム形状データを入力する(ステップ87)。フレーム形
状データは中心線Cからの距離(図8に寸法kとして示
す幾何学中心Gと中心線Cとの間の距離)を規定する情
報を含む。この情報から、寸法dと寸法kとの間の数値
差(以下、寸法osと呼ばれる)が決定され、この値は
以後オフセット値として考慮し、以後の計算において考
慮する(ステップ89)。ここで、処方データはブロッ
ク中心BC、及びレンズ素材及びブロック組立体10に
関して固定されたブロック中心BCを含む第2基準軸線
Rに関連する。本発明の方法は単焦点レンズにも多焦点
レンズにも適用できるが、多焦レンズの表面切削には二
次レンズに関して処方表面を更に方位決めする必要があ
るから、レンズの種類を確立する決定を行う(ステップ
91)。しかし、単焦点レンズだけの場合は、コンピュ
ータにおいて選択したパターン形状を固定の軸線BC、
Rに関して数値的に設定し、同時に、水平軸線Hに関す
る円筒体軸線CAの方位を考慮すると共に光学中心OC
と幾何学中心Gとの間に存在するオフセット量osをも
考慮する(ステップ93)。本発明の方法はブロック中
心BCを幾何学中心Gに一致させる工程を含む単焦点レ
ンズのためのブロック中心を位置決めする際の自由度を
提供するが、レンズ素材がフレームパターンを制限する
ような要求があれば、これらの地点の相対位置の選択に
制限が生じる場合がある。このような情況においては、
フレーム形状を画定するデータを変更し(ステップ10
4)、選択したフレーム形状を画定する情報の基準点
を、幾何学中心Gではなく、ブロック中心BCに一致さ
せる。これについては後に詳説する。
【0032】図9に示すように、多焦点レンズを扱う場
合、水平軸線Hは、通常ブロック中心BCの幾分下方に
位置し、基準軸線Rにほぼ平行に延びるようにこの基準
軸線に関して方位決めされる。この関係は、二次レンズ
96の上縁が軸線Rに実質上平行に延びかつ残りの処方
が取り出される角度起点(angular origi
n)を与えるように、多焦点レンズをブロック4に最初
に固定することにより、達成される(ステップ95)。
すなわち、一次レンズの光学中心OCは寸法aにて示す
垂直距離だけ離れて二次レンズ96の上方に位置し、寸
法mにて示す水平距離だけ横方向に離れて二次レンズの
側方に位置し、これら各寸法は満足すべき処方から成る
データの一部を形成する(ステップ97)。二次レンズ
96に関して光学中心OCをこのように確立した後、オ
フセット寸法osを使用して選択したフレーム形状のた
めの幾何学中心を位置決めし、この地点を確立する(ス
テップ99)。必要なら、水平オフセット値osを通常
補償した状態で、軸線Hに関する光学中心OCの垂直オ
フセット値も同様の方法で補償できることに留意された
い。
【0033】単焦点レンズと多焦点レンズとに拘わらず
レンズ表面の光学中心及び幾何学中心をこのように確立
すると、選択したパターンがレンズ領域内で条件を完全
に満たすか否かを判定する(ステップ102)。表面4
4の領域では条件を満たせない場合は、別のレンズ素材
又は別のフレームを選ばねばならない。しかし、選択し
たパターンが条件を満たす場合は、プログラムは次に、
選択したフレーム形状の幾何学中心Gがブロック中心B
Cに一致しているか否かをチェックし(ステップ10
3)、一致していれば、縁取りステップ109で未変更
のフレームパターンを使用し(ステップ105)、その
結果、機械14がレンズ表面44の切削を開始する(ス
テップ107)。一致していなければ、幾何学中心G又
は他の同様な基準地点に現在基づく選択したフレームパ
ターンを表す座標をブロック中心BCにおいて中心を有
する座標に変更する(ステップ104)。これは、図9
に示すような地点間に存在する直線間隔P及びオフセッ
ト角度Qに対応する量だけ座標を変更することにより、
達成される。幾何学中心ではなくブロック中心BCを参
照して選択したフレームパターンについて変換した座標
値は、縁取り機械内においてブロック中心BCのまわり
でレンズ素材及びブロック組立体10を回転させたとき
にこの組立体のブロック中心BCのまわりで所望の切削
深さの切削を行うように変更され、縁取り機械40によ
り直接使用される(ステップ109)。図9に示す実施
例においては、眼鏡フレーム82の右側レンズのみを示
したが、同じ方法で、処方データ及びフレームの左側レ
ンズ開口に関連するパターンデータを満足させる左側レ
ンズを製造することができることは言うまでもない。
【0034】図7には、レンズ素材及びブロック組立体
10を示すが、レンズ素材2はブロック4との間に結合
材料の層6を介在させることによりブロック4に接着し
てある。結合材料の層即ち接着剤層6は任意の適当な結
合材料から成ることができるが、本発明の好ましい実施
例においては、層6はマグネシウムケイ酸塩の如きフィ
ラーを含んだポリエステル樹脂でできている。この材料
はこの目的にとって特に適している。その理由は、これ
を容易に施すことができ、その後、二焦点レンズの場合
や非球面領域を伴うレンズの場合の如きレンズ表面上の
不均一性を吸収するのに十分な厚さで硬化できるからで
ある。ブロック4はベース部分8から成り、この部分
は、レンズ素材2の直径より普通僅かに小さいがこれと
同じでもよい直径を有する直立の実質上円筒状の本体部
分12と一体に連結したほぼ環状に延びる(中断部を有
する)フランジの形をしていてもよい。レンズ表面42
を十分に支持するブロックを提供することにより、表面
処理期間中のレンズの支持及び縁取り期間中のレンズの
ひび割れやずれに関連する上述の問題を解決する。組立
体10の本体部分12は、横から見たときにブロック4
が実質上帽子状の外観を呈するようにベース部分8に関
して半径方向に挿入される。ベース部分8及び本体部分
12はそれぞれ、互いに整合し組立体10のブロック中
心BCにも整合する中心を有し、このため、ベース部分
及び本体部分はブロック中心BCのまわりで対称的とな
る。ブロック4は縁取り機械40においてレンズ素材2
と一緒に容易に切削できる任意の材料で作るとよいが、
好ましい実施例においては、反応射出モールド成形した
硬質ポリウレタンで作る。
【0035】図11、図12において、組立体10の本
体部分12は、レンズ素材の仕上げ表面42の全体輪郭
を有する凹表面により画定されたへこみ116を有す
る。レンズ素材2は支持手段114によりブロック4の
後面132を含む平面MPから一定距離だけ離れて支持
され、平面MPから既知の距離に素材の仕上げ表面42
を位置させることができる。支持手段114は3つの等
間隔のタブの形をしており、各タブはへこみ表面116
の下でこの表面の球面セグメントに実質上平行に延びる
支持表面を有し、接着剤層6の硬化中にレンズ素材2の
ための3点支持を提供する。組立体10を形成するに当
り、ある量の未硬化接着剤6をへこみ116の表面に施
し、次いで、レンズの中心をブロック中心BCに一致さ
せレンズ素材を支持手段114の各タブに支持させた状
態で、レンズ素材とブロックの2つの対面する表面を介
在する接着剤を挟んで相互に押し付ける。工具50によ
るレンズ素材2の内表面即ち加工表面44の精密な切削
では、所定のレンズ素材に対してレンズ表面の端地点T
を確立するように所定のレンズ素材の表面44をZ軸に
沿って一定の地点に位置決めする必要があるので、支持
手段114はブロック4から表面42を一定距離だけ離
間させることによりレンズ素材2とブロック4との間の
均一な整合を保証する。従って、表面42の一定の曲面
に対しては、切削工具50は、表面44に沿った素材の
任意の地点を切削できるように、Z座標軸に沿い端地点
Tに関して精密に出入り運動できる。
【0036】図13、図14を参照すると、図1ー5に
ついて上述した3つの機械のうちの任意の機械内で使用
するに適した本発明のレンズ素材及びブロック組立体1
0は装着手段を具備し、この手段により、レンズ製造工
程において、組立体を各機械に容易に装着できる。組立
体10を切削機械14に装着するため、ブロック4の実
質上環状に延びたベース部分8は、ブロック中心BCを
含む基準軸線Rに平行に延びた弦122に沿って位置し
た第1の対のカットアウト118により一部中断された
周辺部を有する。同様に、第2の対のカットアウト12
0がブロック4に形成され、弦122に実質上平行に延
びた弦124に沿ってベース部分8の周辺から内方に向
いている。図13に示すように、第2対のカットアウト
120は関連する弦に沿って、第1対のカットアウトよ
りも大きな量だけ内方に延びている。この量は、第1弦
122に垂直にとった第1対のカットアウト118を含
む平面から測った距離Uとして示してある。
【0037】組立体10を機械14に装着する際の補助
として、第1対のカットアウト間で弦124に沿って位
置したベース部分8のセグメントは弦124の実質上横
方向に延びる平面Wから内方にテーパした側縁を有し、
平面Wに関して位置した面取り部126を形成する。角
度Xにて示すように、面取り部126は平面Wに対して
比較的小さな角度(例えば、約30度)を成す。第1及
び第2対のカットアウトは、表面切削工程期間中にレン
ズ素材及びブロック組立体10の回転を阻止するように
保持するためにチャック36に装着したピンを受入れる
ようになっていることに留意されたい。更に、チャック
36上での組立体10の迅速な割り出し及び装填を行う
ために面取り部126が設けてあることを諒解された
い。
【0038】ブロック4の後面132は実質上平坦で、
図7に示す仕上げ機械の上方部材100に組立体10を
装着するための手段を有する。この目的のため、2つの
ほぼ円錐状のみぞ128、130をブロックに形成し、
これらのみぞはブロック4内のある地点から上方にテー
パしており、後面132に一致する平面で終端してい
る。みぞ128、130はDDにて示す寸法に等しい距
離だけ相互に離間しており、この距離は、これらのみぞ
に係合する目的で普通の仕上げ機械の上方部材100に
固定した装着ピン間の標準間隔に等しい。
【0039】縁取り機械40について既述したように、
組立体10は縁取り作業期間中回転軸線Bのまわりで回
転駆動せしめられる。この目的のため、ラグ部材133
をブロック4の後面上に設け、このラグ部材はほぼ矩形
のポケット134に囲まれていて、縁取り機械40の装
着チャック78に担持した対応する寸法及び形状の器具
を収納するようになっている。ポケット134は、ラグ
部材133の外面がブロックの後面132と共面内に位
置するように、ラグ部材の特定な形状を画定する。ポケ
ット134が後面132からブロック4内へ延びる深さ
は可変でよいが、好ましい実施例においては、約1.5
mm(約0.06インチ)である。ラグ部材133はほ
ぼ円形の中央部分137を有し、その中心138はブロ
ック中心BCに一致する。縁取り機械40の装着チャッ
ク78上でレンズ素材及びブロック組立体10を一定の
方位に位置決めするため、中央部分137と一体にタブ
部分136を形成し、このタブ部分は基準軸線Rに沿っ
て中心138から半径方向外方に向けられており、チャ
ック78により担持された器具内の対応する寸法のスロ
ットと適合するようになっている。円CCはみぞ12
8、130及びポケット134を取り囲み、後面132
から半径方向外方に延びる領域を後面上に画定するが、
この領域においては表面に中断部が無く、後述するよう
な真空シールを提供する。
【0040】本発明においては、切削機械14内で使用
しかつ図15に詳示するチャック36はほぼ平坦な装着
面140を有し、この上にブロック4のほぼ平坦な後面
132を支持する。装着面140から半径方向内方に延
びた環状のくぼみ142は装着面140とこの装着面か
ら下がった平面144とにより画定される。くぼみ14
2から半径方向内方に向きZ軸と同軸のほぼ円筒状の第
1開口146は装着面140から軸方向内方に延び、チ
ャック36の本体185内の肩部148で終端してい
る。シャフト34に設けた細長い第2開口150はZ軸
と同心的に延び、肩部148に一致して終端している。
第2開口150はほぼ円筒状の第1開口146に連通し
ている。細長い中空真空チューブ152は第2開口15
0内に収容され、その一端が肩部148に実質上隣接す
る状態で位置決めされている。チューブ152の他端は
真空源に接続し、この真空源により、図示の矢印にて示
すように、フィルタ187を介し第1開口146を通し
てチャックから空気を吸引する。チャックに装着した部
品がこのチャックとシール係合するのを保証するため、
第1の環状シール154を設け、このシールは回転軸Z
のまわりでこれと同心的に配置され、第1開口146に
ほぼ隣接して位置しする。また、第2環状シール156
も設け、このシールは第1シールの半径方向外側に位置
し、環状の斜面すなわちくぼみ142に隣接配置してこ
れに支持させる。2つのシール構成により、チャックに
装着できる種々の部品の型式に順応する最大真空領域を
提供する。
【0041】組立体10又はラップ素材を切削機械14
に迅速に装着できるようにするため、チャック36は組
立体又はラップ素材を非回転状態で保持するための迅速
装着手段158を有する。この目的のため、手段158
はチャック本体185内でピボット軸162に沿って回
転できるように装着したピボットバー160を有し、こ
のバーは回転軸Zに対してほぼ横方向に延びている。バ
ー160に設けた2つのピン164、166はそれぞ
れ、装着面140を越えてその外方に延び、チャック本
体に形成したほぼ卵形の開口168、170内に運動可
能な状態で収容される。ピン164、166は偏倚手段
172によりZ軸の方へ偏倚せしめられており、この偏
倚手段は盲孔に収容した圧縮らせんバネとするのが好ま
しい。バー160の一部は装着面140を越えて延び、
偏倚手段172に係合して、Z軸の方へのバー160従
ってピン164、166の確実な回転を生じさせる。手
段158は、チャック本体185に固定され装着面14
0を越えて延びる2つの対向離間したピン174、17
4と共働し、ラップ92又はブロック4の両端をチャッ
ク36に整合させた状態で保持する。
【0042】使用においては、面取り部126、126
を利用してカットアウト120、120をピン164、
166に整合させるように、組立体10を容易にチャッ
ク36に装着できる。その後、組立体10を下方へ動か
し続け、ピン164、166をZ軸から離れるように動
かし、カットアウト118、118を静止のピン17
4、174に整合位置決めする。ピン174、174は
また、カットアウト118、118間の間隔に対応する
位置にチャック36上で横方向に位置決めされ、一方、
ピン164、166はカットアウト120、120間の
間隔に対応する一定距離だけ互いに離間して位置決めさ
れる。これらの異なる間隔により、組立体10の基準軸
線Rは機械14内の角度初期化地点に常に整合させるよ
うな単一の方位決めでブロックをチャック36に装着で
きる。ラップ素材92のベースを表す図16の破線にて
示すように、チャック36上のピンの配列も同様に、ラ
ップ素材の中心をZ軸に整合させる位置決めを生じさせ
る。このような方法でのチャック36上でのラップ素材
92の整合を更に保証するため、2つの付加的な位置決
めピン178、180を設けて、ラップ素材92の横方
向運動を阻止する。ブロック4のベース部分8によりカ
バーされる領域内にピン178を位置させるには、図1
3に182にて示す関連するカットアウトをブロック4
のベース部分8内にピン178を形成して、チャックへ
のブロックの装着時にこのピンのクリアランスを許容す
る必要があることに留意されたい。従って、使い捨てラ
ップ素材92及びブロック4に共通の装着手段をレンズ
表面切削機械14のチャック36に設ける。
【0043】
【効果】以上、本発明の種々の形態に従いレンズ製造方
法及び装置、並びにこれに関連する部品を特定の実施例
につき詳細に説明したが、本発明はこれらに限定され
ず、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形、修正
が可能であることは言うまでもない。例えば、好ましい
実施例では、ブロック4及びこれに関連する接着剤層は
別個に形成し、切削作業により共に容易に切削できるも
のとして述べたが、レンズ素材及びブロック組立体は、
十分に強固で本装置に使用するに適した適当なみぞやカ
ットアウトを備えた結合材料から1部品として一体的に
モールド成形してもよい。従って、以上の実施例は例示
にすぎない。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ素材又はラップ素材に処方通りの表面を
切削するための3軸切削機械及びこれに関連する制御装
置を示す図で、切削機械をレンズ素材を切削している概
略斜視図として示し、制御装置をブロック図として示し
た図である。
【図2】図1の切削機械の一部の部分破断平面図であ
る。
【図3】図1のレンズ素材の加工表面を研磨するための
仕上げ機械に装着したレンズ素材及びブロック組立体の
斜視図である。
【図4】レンズ素材及びブロック組立体のレンズ形状パ
ターンを縁取りするために組立体を装着する縁取り機械
の側立面図である。
【図5】レンズ及びブロック組立体を装着した状態での
縁取り機械の上面図である。
【図6】図1ー5の機械によりレンズ素材及びブロック
組立体を切削加工する本発明の方法を実行するためのフ
ローチャートである。
【図7】レンズ素材及びブロック組立体の斜視図であ
る。
【図8】処方を満足させるに必要な基準目的のデータを
付した眼鏡フレームの平面図である。
【図9】図1、図2の表面切削機械により表面切削作業
を開始する前のレンズ素材上の処方データを示す図であ
る。
【図10】データ入力工程に続き、図9の処方表面を得
るために処方データ及びフレーム形状データを処理する
ためのフローチャートである。
【図11】レンズ素材を省略したブロックの平面図であ
る。
【図12】図11の12ー12線における断面図で、ブ
ロックとこれに装着するレンズ素材との関係を示す図で
ある。
【図13】図11とは反対の側から見たブロックの平面
図で、図1ー5に示す機械にブロックを接続するための
種々の手段を示す図である。
【図14】図13の14ー14線における断面図であ
る。
【図15】図1の切削機械に使用するチャックの部分破
断側面図である。
【図16】ラップ素材のベース及びレンズブロックのベ
ースを挟んだ状態での図15のチャックの前立面図であ
る。
【符号の説明】
2 レンズ素材 4 ブロック 6 結合材料層 8 ベース部分 10 レンズ素材及びブロック組立体 12 本体部分 14 表面切削機
械 36 チャック 40 縁取り機械 41 縁取り工具 42 前面 44 後面 78 装着チャッ
ク 82 眼鏡フレーム 92 ラップ素材 96 二次レンズ 115 支持表面 116 へこみ 118、120
カットアウト 122、124 弦 126 面取り部 128、130 みぞ 132 後面 133 ラグ部材 134 ポケット 136 タブ部分 137 中央部分 138 中央部分の中心 140 装着面 142 くぼみ 146 開口 152 チューブ 154、156
シール 160 ピボットバー 162 ピボット
軸 164、166 ピン 172 偏倚手段 174 ピン 178、180
ピン

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直基準軸線(VL)と水平基準軸線
    (H)とをそれぞれ有し、垂直基準軸線間で水平距離
    (I)だけ相互に水平方向に離間した2つのレンズ開口
    を備えた特定の選択した眼鏡フレーム(82)及び特定
    の使用者のための処方眼鏡レンズを製造する方法におい
    て、 レンズ素材(2)とこれに固定したブロック(4)とを
    有するレンズ素材及びブロック組立体(10)であっ
    て、該レンズ素材がほぼ球面状の前面(42)と、後面
    (44)とを備え、前記ブロックが該後面に固定されて
    おり、前記ブロックが保持手段(36)に係合するため
    の装着手段を有し、同装着手段が、前記レンズ素材及び
    ブロック組立体に関して固定されかつ前記レンズ素材の
    前記球面状の前面の曲率中心を通る第1基準軸線(Z)
    及び、前記レンズ素材及びブロック組立体に関して固定
    されかつ前記第1基準軸線に垂直でこの第1基準軸線に
    交差する面内に位置する第2基準軸線(R)を位置決め
    するようになったレンズ素材及びブロック組立体を提供
    する工程と;前記レンズ素材から製造すべきレンズの光
    学特徴を画定する一組の処方情報を提供する工程(ステ
    ップ87)と;前記レンズ素材から製造すべきレンズの
    縁部形状を前記選択した眼鏡フレームの関連するレンズ
    開口に適合させるように同縁部形状を画定する一組のフ
    レーム(82)のレンズ開口形状データを提供する工程
    と;特定の使用者の瞳孔間の間隔を画定するデータを提
    供する工程(ステップ83)と;前記処方データにより
    特定される光学特徴を前記レンズ素材に持たせるように
    前記レンズの前記後面に与えるべき形状を、前記第1及
    び第2基準軸線に関して、画定する第1組の機械作業デ
    ータを発生させ(ステップ107)、かつ、前記形状を
    前記レンズの前記後面に与えるときに前記レンズ素材を
    支持するのに使用するのと同じブロックにレンズ素材を
    固定したまま、同レンズ素材から切削されるレンズに与
    えるべき縁部形状を、前記第1及び第2基準軸線に関し
    て、画定する第2組の機械作業データを発生させる(ス
    テップ109)ために、前記選択したフレームの前記2
    つのレンズ開口間の水平間隔を画定するデータを提供し
    てコンピュータで前記データを処理する工程(ステップ
    83)と;前記選択したフレームの関連する前記レンズ
    開口内に装着したときに前記第1組及び第2組の機械作
    業データにより画定されたレンズが、特定の使用者によ
    る眼鏡フレームの着装時にその使用者の関連する目に関
    して適正に位置決めされた光学特徴を有するように、前
    記第1組の機械作業データと前記第2組の機械作業デー
    タとを相互に関連させる工程と;を備えたことを特徴と
    する眼鏡レンズ製造方法。
  2. 【請求項2】 前記レンズ素材及びブロック組立体を少
    なくとも1つの機械(14)内に配置し、同組立体の前
    記第1及び第2基準軸線(Z、R)を前記機械の関連す
    る軸線に関して位置決めするように同組立体を前記装着
    手段により保持し、次いで、前記処方データにより要求
    される光学特徴を前記レンズ素材の後面に与えるような
    形状に同レンズ素材の後面を変換するため、前記機械作
    業データの制御の下に前記機械を作動させる工程と;前
    記レンズ素材及びブロック組立体を少なくとも1つの別
    の機械(40)内に配置し、同組立体の前記第1及び第
    2基準軸線を前記別の機械の関連する軸線に関して位置
    決めするように同組立体を前記装着手段により保持し、
    次いで、前記選択した眼鏡フレーム(82)の関連する
    前記レンズ開口の形状に適合する縁取られた形状を与え
    るように前記レンズ素材から縁取られたレンズを切削す
    るため、前記第2組の機械作業データの制御の下に前記
    別の機械を作動させる工程と;次いで、機械加工済みの
    レンズから前記ブロックを取外す工程とを更に有するこ
    とを特徴とする請求項1の眼鏡レンズ製造方法。
  3. 【請求項3】 前記レンズ素材に対して光学中心(O
    C)を画定するために前記第1組の機械作動データを使
    用し、前記選択した眼鏡フレームの形状に対して幾何学
    中心(G)を画定するために前記第2組の機械作業デー
    タを使用する工程と;特定の使用者の瞳孔間の間隔を画
    定するデータを使用して前記幾何学中心(G)に前記光
    学中心(OC)を関連させる工程とを更に有することを
    特徴とする請求項1の眼鏡レンズ製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1基準軸線(Z)が前記組立体の
    ブロックの中心(BC)に一致し、前記第2基準軸線
    (R)が前記ブロックの中心から見て前記第1基準軸線
    の半径方向外側に位置し;前記縁部形状を2つの部分に
    分割する水平に延びた軸線(H)が前記第2基準軸線に
    ほぼ平行に延びるように、前記眼鏡フレームのレンズ開
    口を画定する前記縁取られた形状を配置する工程を更に
    有することを特徴とする請求項3の眼鏡レンズ製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記縁取られた形状の幾何学中心を前記
    ブロックの中心に一致させる必要のないように同縁取ら
    れた形状を同ブロック上に投影させる如くに、前記第1
    及び第2組の機械作業データを処理することを特徴とす
    る請求項4の眼鏡レンズ製造方法。
  6. 【請求項6】 前記幾何学中心が前記ブロックの中心に
    一致しないときに、前記選択した眼鏡フレームを、同幾
    何学中心ではなく前記ブロックの中心(BC)に関して
    画定するように、前記第2組の機械作業データを変更す
    る工程を更に有することを特徴とする請求項5の眼鏡レ
    ンズ製造方法。
  7. 【請求項7】 二次レンズを取り付けたほぼ球面状の前
    面を有する多焦点レンズ素材(2、96)の形をしたレ
    ンズ素材を提供する工程と;前記二次レンズ上の選択し
    た位置が前記第2基準軸線(R)に関して方位付けされ
    るように前記多焦点レンズ素材をレンズ素材及びブロッ
    ク組立体に装着する工程と;前記レンズ形状に対する前
    記光学中心(OC)及び前記幾何学中心(G)を確立す
    るように前記二次レンズ上で前記選択した位置を使用す
    る工程とを更に有することを特徴とする請求項4の眼鏡
    レンズ製造方法。
  8. 【請求項8】 形成すべき縁部形状の水平軸線が前記二
    次レンズ上の前記選択した位置から第1距離(9)だけ
    離間しており、前記縁部形状の前記幾何学中心(G)
    が、角度(G)及び線分(P)だけオフセットした第2
    距離だけ、前記ブロックの中心から離間していることを
    特徴とする請求項7の眼鏡レンズ製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2距離の線分(P)及び角度
    (Q)を使用することにより、前記縁部形状の幾何学中
    心(G)ではなく前記ブロック中心(BC)に関して前
    記縁部形状を画定するように、前記第2組の機械作業デ
    ータを変更することを特徴とする請求項8の眼鏡レンズ
    製造方法。
  10. 【請求項10】 縁取り工具(41)を有する少なくと
    も1つの別の機械(40)を変更された前記第2組の機
    械作業データにより規定された量だけ前記組立体のブロ
    ック中心の方へ半径方向内方に駆動するように、該第2
    組の機械作業データを変更した状態で使用する工程を更
    に有することを特徴とする請求項9の眼鏡レンズ製造方
    法。
  11. 【請求項11】 等間隔で前記ブロック中心から発出
    し、前記縁部形状のまわりでスポーク状(図9)に延び
    かつ前記眼鏡フレームのレンズ開口を画定するように異
    なる長さを有する放射方向の複数の線を使用して前記縁
    取られた形状を形成するために、前記第2組の機械作業
    データとして同縁部形状を画定するために極座標を使用
    する工程を更に有することを特徴とする請求項10の眼
    鏡レンズ製造方法。
  12. 【請求項12】 縁取り工具(41)を有する少なくと
    も1つの別の機械(40)を前記第2組の機械作業デー
    タにより規定された量だけ前記組立体のブロック中心の
    方へ半径方向内方に駆動するように、該第2組の機械作
    業データを使用する工程を更に有することを特徴とする
    請求項5の眼鏡レンズ製造方法。
  13. 【請求項13】 等間隔で前記ブロック中心から発出
    し、前記縁取られた形状のまわりでスポーク状に延びか
    つ前記眼鏡フレームのレンズ開口を画定するように異な
    る長さを有する放射方向の複数の線を使用して前記縁取
    られた形状を形成するために、前記第2組の機械作業デ
    ータとして同縁部形状を画定する(図9)ために極座標
    を使用する工程を更に有することを特徴とする請求項1
    2の眼鏡レンズ製造方法。
  14. 【請求項14】 レンズを使用する前記レンズ開口の前
    記垂直基準線(VL)と特定の使用者の瞳孔との間の垂
    直間隔を画定するデータを提供する工程を更に有するこ
    とを特徴とする請求項2の眼鏡レンズ製造方法。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1つの機械(14)内
    に配置した後で前記少なくとも1つの別の機械(40)
    内に配置する前に前記レンズ素材及びブロック組立体を
    中間の機械(図2)内に配置する工程と;前記レンズ素
    材を前記少なくとも1つの別の機械内で使用するのと同
    じレンズ素材及びブロック組立体の一部として維持した
    状態で、前記レンズ素材の前記後面及びこれに形成した
    任意の円筒体軸線に適合するようにあつらえ形成された
    仕上げラップ(92)を使用して、前記中間の機械内で
    前記レンズ素材を光学的に偏心研磨する工程とを更に有
    することを特徴とする請求項2の眼鏡レンズ製造方法。
  16. 【請求項16】 レンズ素材の後面を形づくり、一対の
    眼鏡レンズのための眼鏡フレーム(82)の選択したレ
    ンズ開口に適合するように前記レンズ素材を一定の形状
    に縁取るための装置(図1、図3、図4、図5)におい
    て、 レンズ素材とブロックとから成り、該レンズ素材が、ブ
    ロック及びレンズ素材の中心が互いに一致しかつブロッ
    ク中心(BC)を画定するように、同ブロックに固定接
    着され同ブロックに対面する第1仕上げ表面(42)
    と、該ブロックから離れる方向に向いた第2の後表面
    (44)とを有するレンズ素材及びブロック組立体と
    (10);前記レンズ素材に処方データ通りの光学特徴
    を与えるように同レンズ素材の前記後表面を一定の形状
    に切削するための切削機械(14)であって、一定の基
    準軸線(R)に一致した一定の角度方位でこの切削機械
    に前記組立体を解除可能な状態で装着するための回転可
    能な保持手段(36)を有する切削機械と;前記レンズ
    素材上の前記第2後表面上に偏心仕上げ加工を施すため
    のあつらえラップ(92)を形成するための手段(1
    4)、及び前記切削機械内で前記一定の基準軸線に一致
    した一定の方位で同切削機械内にあつらえたレンズ素材
    を保持するための手段(174、166、164)と;
    前記組立体上に形成され、表面輪郭のいかんに拘わら
    ず、同レンズ素材の前記第2後表面を仕上げするための
    手段に整合させた状態で同組立体を保持するための手段
    (128、130)と;前記レンズ素材及びブロック組
    立体にレンズ素材を固定しかつ縁取り手段の中心軸線に
    関してレンズ素材を回転させた状態で、同レンズ素材に
    一定の形状の縁取りを施すための縁取り手段(40)
    と;前記ブロック上に設けられ、前記レンズ素材の前記
    第2後表面を切削し仕上げた後に再ブロック化を必要と
    せずに前記レンズ素材及びブロック組立体の縁取りを達
    成するため、前記ブロック中心に一致して配置された状
    態の前記中心軸線のまわりで回転できるように、前記縁
    取り手段(40)に前記組立体を装着するための手段
    (133、134、138)と;を有することを特徴と
    する装置。
  17. 【請求項17】 前記レンズ素材とブロックとが、これ
    らレンズ素材とブロックとの間に介在した結合材料の層
    (6)により一緒に保持されており、前記ブロック
    (4)が前記縁取り手段により容易に切削できる材料で
    できていることを特徴とする請求項16の装置。
  18. 【請求項18】 前記切削機械内に前記レンズ素材及び
    ブロック組立体を保持するための手段が、該切削機械に
    関して一定の方位で前記組立体を保持するために、同組
    立体の周辺部のまわに形成されたカットアウト(11
    8、120)を有することを特徴とする請求項17の装
    置。
  19. 【請求項19】 前記レンズ素材及びブロック組立体を
    前記縁取り手段に回転可能に装着するための手段が、該
    縁取り手段の対応する寸法及び形状の部分(78)を受
    入れるために前記ブロックに形成したポケットにより画
    定されたラグ形部分(133)を有することを特徴とす
    る請求項18の装置。
  20. 【請求項20】 レンズ素材(2)の一つの表面(4
    4)に処方通りの光学特徴をあたえるようにその表面を
    切削するために該レンズ素材を装着するためのブロック
    (4)において、 本体部分(12)に一体的に接続されたベース部分
    (8)から成り、前記本体部分が前記レンズ素材の前面
    (42)の実質的に球状輪郭部を受入れるためのへこみ
    (116)を有し、前記ベース部分が、これと一体に形
    成され、回転しないように同ベース部分を保持するため
    の及び処方及びフレームパターン(82)を画定するデ
    ータを満足させるように前記レンズ素材に種々異なる作
    業を遂行する多数の種々の機械のうちの任意の1つの機
    械内で前記ブロックを位置決めするための手段(11
    8、120)を有し、前記ブロックがこのブロック及び
    前記任意の1つの機械に関して固定された基準軸線
    (R)に対して一定の方位で同1つの機械内に保持され
    るようになっていることを特徴とするブロック。
  21. 【請求項21】 前記多数の種々の機械のうちの任意の
    1つの機械内で前記ブロックを位置決めするための手段
    が、該ブロックの前記本体部分の第1の弦(122)に
    沿って形成した第1の対のカットアウト(118)と、
    該第1の弦に平行に延びる第2の弦(124)に沿って
    形成した第2の対のカットアウト(120)とを有し、
    該第1及び第2の各弦が前記基準軸線(R)に実質的に
    平行に指向しており、該基準軸線が前記ブロックの中心
    から実質的に半径方向に延びていることを特徴とする請
    求項20のブロック。
  22. 【請求項22】 前記第2の対のカットアウトが前記第
    1の対のカットアウトよりも大きな距離だけ前記ブロッ
    クの外周辺から内方に延びていることを特徴とする請求
    項21のブロック。
  23. 【請求項23】 前記第2の対のカットアウトの各々
    が、前記ブロックの前記基準軸線に実質的に垂直に延び
    た平面(W)に関して形成された面取り部(126)を
    有する前記本体部分の部分を画定することを特徴とする
    請求項21のブロック。
  24. 【請求項24】 前記ブロックが、前記へこみが開口す
    る方向とは反対側に向いた実質的に平坦な表面(13
    2)を有し、この表面がポケット(134)を有し、こ
    のポケットが前記表面に形成した2つの離間したくぼみ
    (128、130)間に位置しており、前記ポケットが
    実質的に矩形の形状を呈しており、この矩形の長さが前
    記各くぼみの外境界を画定する円内に含まれていること
    を特徴とする請求項21のブロック。
  25. 【請求項25】 前記ポケットが前記平坦な表面からブ
    ロック内へ延びており、実質的に円形の部分(137)
    と残りのブロック材料に一体的に連結し半径方向に指向
    したタブ部分(136)とを有するラグ部材(133)
    を画定することを特徴とする請求項24のブロック。
  26. 【請求項26】 前記本体部分に形成した前記へこみ
    (116)が実質的に球面状を呈し、既知の距離だけブ
    ロックから離れた状態で前記レンズ素材の前記前面を支
    持するための複数個の等間隔で離間した支持手段(11
    5)が前記球面状のへこみのまわりに位置しかつ前記本
    体部分の一部として形成されていることを特徴とする請
    求項25のブロック。
  27. 【請求項27】 前記本体部分が実質的に円筒状を呈し
    ており、前記へこみが実質的に球面状を呈し、既知の距
    離だけブロックから離れた状態で前記レンズ素材の前記
    前面(42)を支持するための複数個の等間隔で離間し
    た支持手段(115)が前記本体部分に形成された前記
    へこみの回りに配置されていることを特徴とする請求項
    21のブロック。
  28. 【請求項28】 前記ブロックが切削可能な材料ででき
    ていることを特徴とする請求項21のブロック。
  29. 【請求項29】 前記切削可能な材料が反応射出成形し
    た硬質ポリウレタンであることを特徴とする請求項28
    のブロック。
  30. 【請求項30】 レンズ素材及びブロック組立体におい
    て、 実質的に球面状の前面(42)と後面(44)とを有す
    るレンズ素材と、ベース部分(8)及びこれに一体的に
    連結した本体部分(12)を有するブロックと、を備
    え;前記本体部分(12)が前記レンズ素材の前記実質
    的に球面状の前面(42)を受入れるためのへこみ(1
    16)を有し、前記レンズ素材が、このレンズ素材に少
    なくとも切削作業及び縁取り作業を施すための多数の機
    械内でのレンズ素材及びブロック組立体の装着を許容す
    るように、前記ブロックに固定され、前記本体部分の中
    心に一致した第1基準軸線及びこの第1基準軸線に実質
    的に垂直な第2基準軸線(R)に関して同ブロック上に
    配置されており;更に、前記ベース部分にこれと一体的
    に設けられ、前記レンズ素材に少なくとも切削作業及び
    縁取り作業を施すための前記多数の機械のうちの選択し
    た1つの機械内で基準にされる対応した軸線に前記第1
    及び第2軸線を整合維持させるための手段(118、1
    20、132、134、133)をも備えたことを特徴
    とするレンズ素材及びブロック組立体。
  31. 【請求項31】 前記本体部分(12)が実質的に円筒
    状を呈しており、前記へこみが実質的に凹球面状の表面
    により画定されており、前記ブロックが前記レンズ素材
    の前記球面状の前面を同ブロックから既知の距離だけ離
    して支持するための離間手段(115)を有することを
    特徴とする請求項30のレンズ素材及びブロック組立
    体。
  32. 【請求項32】 前記離間手段(115)が前記へこみ
    のまわりでこのへこみを画定する表面の上方に位置した
    少なくとも3つの等間隔で離間したタブを有することを
    特徴とする請求項31のレンズ素材及びブロック組立
    体。
  33. 【請求項33】 前記へこみ内で前記レンズ素材の前記
    前面(42)と前記本体部分との間に介在し該ブロック
    に該レンズ素材を固定するための結合材料の層をも備
    え、この結合材料の層がフィラーを有するポリエステル
    樹脂でできていることを特徴とする請求項32のレンズ
    素材及びブロック組立体。
  34. 【請求項34】 前記結合材料の層がマグネシウムケイ
    酸塩を含む接着剤でできていることを特徴とする請求項
    33のレンズ素材及びブロック組立体。
  35. 【請求項35】 前記ベース部分(8)が実質的に環状
    を呈しており、前記装着手段が前記第2基準軸線に実質
    的に平行に延びかつ前記ベース部分に形成された第1の
    弦(122)に沿って配置した第1の対のカットアウト
    (118、118)と、該第1の弦に実質的に平行に延
    びた第2の弦(124)に沿って配置した第2の対のカ
    ットアウト(120、120)とを有することを特徴と
    する請求項30のレンズ素材及びブロック組立体。
  36. 【請求項36】 前記本体部分(12)が、前記へこみ
    が開口した方向とは反対の方向に向いた実質的に平坦な
    装着表面(132)を有し、前記装着手段が前記ベース
    部分に形成されかつ前記装着表面(132)で終端する
    ポケット(134)を有し、このポケットが前記組立体
    を前記多数の機械のうちの1つの機械の対応する第1及
    び第2基準軸線に整合させる手段(133)を有するラ
    グ部材(134)を画定することを特徴とする請求項3
    5のレンズ素材及びブロック組立体。
  37. 【請求項37】 レンズ表面切削機械(14)内で使用
    し、一定の軸線のまわりで回転でき、該機械で加工すべ
    き種々の部品を装着できるチャック(36)において、 部品に係合してこの部品を当接保持するための実質的に
    平坦な装着面(140)を有する本体部分と;この本体
    部分に形成され、前記装着面からその軸方向内方に向か
    って同本体部分の内部へ延び、チャックの回転軸線
    (Z)と同心的に位置した第1開口(146)と;前記
    第1開口から前記本体部分を通して真空源へ空気を吸引
    するために、同本体部分を通して同第1開口へ空気を連
    通させるための手段(152)と;部品と前記装着面と
    の間でシール係合を維持するためのシール手段(15
    6、154、140)と;前記回転軸線(Z)に一致し
    た第1基準軸線に関してかつこの第1基準軸線を含みこ
    れに垂直に指向した第2基準軸線に関して一定の角度方
    位で部品を自動的に方位付けるための位置決め手段(1
    74、166、164)とを備えたことを特徴とするチ
    ャック。
  38. 【請求項38】 前記シール手段がチャックの前記回転
    軸線のまわりでそれぞれ同心的に位置した第1シール
    (154)及び第2シール(156)を有し、前記第1
    シールが前記第2シールの半径方向内側に位置している
    ことを特徴とする請求項37のチャック。
  39. 【請求項39】 前記第1シールが前記ブロックの前記
    第1開口にほぼ隣接して位置し、前記第2シールがこの
    シールを部品とシール係合させるように支持する環状く
    ぼみ(142)に実質的に隣接してその内側に位置して
    いることを特徴とする請求項38のチャック。
  40. 【請求項40】 前記位置決め手段が前記第2基準軸線
    に実質的に平行に延びた弦に沿ってチャックのまわりに
    配置した第1の対及び第2の対のピン(174、16
    4、166)を有し、第1の対の前記ピンがチャックに
    関して静止しており、第2の対の前記ピンが前記第1の
    対のピンに関して枢着(162)されかつ部品と解除可
    能に係合していることを特徴とする請求項37のチャッ
    ク。
  41. 【請求項41】 前記第1の対のピン(174)が第1
    の距離だけ互いに離間しており、前記第2の対のピンが
    第2の距離だけ互いに離間しており、前記第1の距離と
    第2の距離とが等しくないことを特徴とする請求項40
    のチャック。
  42. 【請求項42】 前記位置決め手段が前記ブロックに固
    定された第1の対のピン(174)と、チャックの前記
    本体部分内に収納された偏倚手段(172)により前記
    第1の対のピンの方へ押圧された第2の対の枢着ピン
    (164、166)とを有することを特徴とする請求項
    40のチャック。
  43. 【請求項43】 前記第2の対の枢着ピンがチャックの
    前記回転軸線に実質的に垂直に延びるピボット軸のまわ
    りで回転できるバー(160)に装着されており、これ
    ら装着ピンのうちの少なくとも一方が、前記装着面から
    離れる方向に前記ピボット軸を越えて延びかつ前記偏倚
    手段に係合している前記第2の対を有することを特徴と
    する請求項42のチャック。
  44. 【請求項44】 前記位置決め手段が、部品の横方向運
    動を阻止するため、前記第1の対のピンの方へ前記第2
    の対の装着ピンが押圧される方向の両側に位置した第3
    の対の位置決めピン(178、180)を有することを
    特徴とする請求項42のチャック。
  45. 【請求項45】 レンズ素材及びブロック組立体(1
    0)において、 実質的に球面状の前面(42)と後面(44)とを有す
    るレンズ素材(2)と、ベース部分(8)とこれに一体
    的に連結した本体部分(12)とを有するブロックとを
    備え;前記本体部分が前記レンズ素材の前記前面に固定
    されており、前記レンズ素材が、このレンズ素材に異な
    る作業を施すための多数の機械内でのレンズ素材及びブ
    ロック組立体の装着を許容するように、前記本体部分の
    中心に一致した第1基準軸線(Z)及びこの第1基準軸
    線に実質的に垂直な第2基準軸線(R)に関して前記ブ
    ロック上に配置されており;更に、前記ベース部分に設
    けられ、前記レンズ素材の前記後面に切削作業を施す前
    記多数の機械のうちの選択した1つの機械(14)内で
    参照される対応した軸線に前記第1及び第2基準軸線を
    整合維持させるための第1の装着手段(132、11
    8、120)と、前記ベース部分に設けられ、前記後面
    の輪郭に拘わらず同後面を研磨する前記多数に機械のう
    ちの別の機械(図2)内に前記組立体を保持するための
    第2の装着手段(128、130、132)と、前記ベ
    ース部分に設けられ、前記レンズ素材に縁取り作業を施
    す前記多数に機械のうちの第3の機械(40)内で基準
    にされる対応する軸線に前記第1及び第2基準軸線を整
    合維持させるための第3の装着手段(134、133、
    132)とをも備え;前記レンズ素材の前記前面に対面
    した前記本体部分の領域がレンズ素材の前面を実質的に
    支持するようになっていることを特徴とするレンズ素材
    及びブロック組立体。
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