JPH0671675U - 雨 樋 - Google Patents

雨 樋

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JPH0671675U
JPH0671675U JP1215293U JP1215293U JPH0671675U JP H0671675 U JPH0671675 U JP H0671675U JP 1215293 U JP1215293 U JP 1215293U JP 1215293 U JP1215293 U JP 1215293U JP H0671675 U JPH0671675 U JP H0671675U
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JP
Japan
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synthetic resin
molded body
resin layer
metal molded
metal
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Pending
Application number
JP1215293U
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Inventor
仁司 林
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属成形体に合成樹脂層が密着一体化し、防
錆性がよい合成樹脂被覆金属製雨樋を提供する。 【構成】 合成樹脂被覆金属成形体からなる雨樋におい
て、合成樹脂層2、3と金属成形体1との間にポリタン
ニン酸樹脂層4、5が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、合成樹脂を被覆した金属成形体からなる雨樋に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋼板、鉄板などの金属成形体からなる雨樋は、耐蝕性に劣るので、金属成形体 に合成樹脂を被覆することが行われる。 例えば、実開昭51−123228号公報には、金属板よりなる芯材に、塩化 ビニル等の合成樹脂材をコーティング加工した樋材が提案されている。
【0003】 しかし、金属板に合成樹脂材を単にコーティング加工しただけでは、金属と合 成樹脂材とは線膨張率が大きく異なるので、気温等の温度変化で伸縮が繰り返さ れると、合成樹脂材が金属成形体から剥離し、その部分の金属成形体が侵食され るという問題があった。
【0004】 そのため、鋼板、鋼板もしくは亜鉛等のメッキ鋼板、合金鋼板等の金属板を用 いる場合には、発錆防止のため、クロメート処理を施した金属板に合成樹脂を被 覆していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、クロメート処理には重金属を含んだ処理液を使用されるため、その廃 液による環境汚染等の公害問題が生じ、廃液回収に多大の設備を必要とする。
【0006】 この考案は、上記の点に鑑みてなされたものであり、金属成形体にクロメート 処理を施さないか、もしくはその処理液の使用量を少なくし、合成樹脂層が金属 に密着一体化した合成樹脂被覆金属成形体からなる雨樋を提供することを目的と する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の雨樋において、合成樹脂層と金属成形体との間に形成されるポリタ ンニン酸樹脂層としては、ポリタンニン酸樹脂単体で形成される皮膜層の他、ポ リタンニン酸樹脂を、他の化成処理層やプライマー層に混在させて形成した混合 皮膜層であってもよい。
【0008】 上記ポリタンニン酸樹脂は、タンニン酸をエステル結合やフェノール結合によ る架橋、重縮合して得られるものであり、タンニン酸はフェノールカルボン酸を 基本構造とする化合物であって、この化合物は単独の化合物でなくとも数種の混 合物であってもよい。
【0009】 ポリタンニン酸樹脂層の厚さは、0.5μm未満であると金属成形体の防錆効 果が十分でなく、10μmを超えるとポリタンニン酸樹脂層が凝集破壊を起こし て金属成形体と合成樹脂層とが剥離し易くなるので、0.5〜10μmの範囲が 好ましい。
【0010】 ポリタンニン酸樹脂層は、タンニン酸のモノマー、オリゴマーもしくはプレポ リマー又はこれらの混合物を金属成形体に塗布し、これを重合、架橋反応させる 方法、ポリタンニン酸樹脂を溶剤溶液を金属成形体に塗布し、乾燥させる方法な どによって形成される。
【0011】 合成樹脂層と金属成形体との間には、ポリタンニン酸樹脂層以外、熱可塑性樹 脂や熱硬化性樹脂からなるプライマー層を設けることもできる。
【0012】 金属成形体としては、鋼板、鉄板、銅板、アルミ板など、従来から合成樹脂脂 が被覆されている金属成形体が用いられる。金属成形体は凹凸、孔等が設けられ ていてもよい。 この金属成形体表面には、耐蝕性や接着性を向上させるため、脱脂、酸洗浄、 亜鉛やクロム等のメッキ等の表面処理が行われていてよい。クロメート処理を施 すことも許されるがその目的からしてその処理液を可及的に少なくして処理すれ ばよい。
【0013】 被覆に用いられる合成樹脂としては、例えば、塩化ビニル系樹脂、ポリエチレ ン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹 脂、もしくはこれらの樹脂の変性体や無機フィラーとの複合物があげられる。
【0014】 合成樹脂層の被覆に関し、所望雨樋の形状にされた金属成形体に合成樹脂の被 覆を施す場合と、金属板材に合成樹脂被覆を施した後、この合成樹脂被覆金属板 材を所望雨樋形状に成形加工する場合のいずれも採用できる。ポリタンニン酸樹 脂層を施して後、合成樹脂の被覆を行うこともできる。
【0015】 合成樹脂を被覆する被覆方法としては、押出被覆方法や引き抜き被覆方法が連 続して被覆でき、軒樋や竪樋等の長尺の雨樋の製造に適しているが、射出成形法 による被覆方法やプレスによる被覆方法等も採用できる。
【0016】 この考案の雨樋を、図1及び図2を参照してさらに説明する。 図示の雨樋は軒樋であって、1は金属成形体、2、3はポリタンニン酸樹脂層 、4、5は合成樹脂層である。
【0017】 金属成形体1は、厚さ0.2mm程度の亜鉛メッキ鋼板をロールフォーミング に軒樋形状に成形されたものからなる。この金属成形体1の両面に、それぞれ、 0.5〜10μmの範囲の厚さのポリタンニン酸樹脂層2、3が形成され、その 上にそれぞれ硬質塩化ビニル系樹脂層からなる合成樹脂層4、5が被覆されて軒 樋とされている。
【作用】
この考案の雨樋においては、ポリタンニン酸樹脂層が金属を保護し防錆性が発 現される。特に金属が鉄や鉄分を含有するものである場合には、そのタンニン酸 が鉄とキレート結合してタンニン鉄が形成されると同時に不溶性のγ−Fe2 O 3 膜が形成されるようになるので、より防錆性が優れることになる。 また、ポリタンニン酸樹脂層は金属や合成樹脂との密着性もよく、いわゆるプ ライマー層としての性能を発現するので合成樹脂層は金属成形体に強固に被覆さ れる。
【0018】
【実施例】
以下、この考案の実施例につき説明する。
【0019】 (実施例1〜6、比較例1〜4) 金属成形体として表1に示すとおりの亜鉛メッキ鋼板を用い、表1に示すとお りの被覆層を形成し、これを一旦コイル状に巻き取った後、ロールフオーミング により図1に示すとおりの金属成形体1の形状に成形加工した。これを異型被覆 金型を用いた押出成形により塩化ビニル樹脂(重合度約1000)を被覆し、冷 却して図1に示すとおりの軒樋を得た。この軒樋を後約50cmに切断し、試験 片とした。
【0020】 なお、表中の亜鉛メッキ鋼板は、幅20mm、厚さ0.2mmのものであり、 波形亜鉛メッキ鋼板は、波形が亜鉛メッキ鋼板の長手方向に進行するようにロー ルフォーミングにより凹凸を形成したものであり、また、有孔亜鉛メッキ鋼板の 孔は15mm2 当たり1個が設けられたものである。
【0021】 得られた試験片を、開口部を下にして厚み20mmの鉄板上に置き、このコー ナー部に、1mの高さから重さ1kgの重錘を落下させたところ、熱可塑性樹脂 層と鋼板と間の剥離状況を調べた。 この剥離状況については、次の基準で判定した。この結果は表1に示すとおり であった。 ◎:変形、表層合成樹脂層の亀裂、剥離なし。 ○:表層合成樹脂層の亀裂、剥離なし。 △:表層合成樹脂層に亀裂有り。 ×:表層合成樹脂層が剥離。
【0022】 また、試験片に、塩水を噴霧し、50時間後、150時間後、200時間後の 発錆状況を調べた。 ◎:発錆なし。 ○:切断面に錆発生。 △:端面の合成樹脂層が剥離(5mm以内)。 ×:端面の合成樹脂層が剥離(5mm以上)。 これらの結果は、表1に示すとおりであった。
【0023】
【表1】
【0024】
【考案の効果】
この考案の雨樋は、上述のように、金属成形体と合成樹脂層とはポリタンニン 酸樹脂層を介して積層されているから、両者は密着一体化して強固に接着され、 かつポリタンニン酸樹脂層によって錆が発生し難くなり、長期にわたる使用に耐 えるものとなる。
【0025】 また、ポリタンニン酸樹脂層が発錆を抑えるので、クロメート処理を必要とし ないか、少量のクロメート処理液で済み、従来のような大量のクロメート処理液 を必要としないので、廃液処理問題がなくなるか、廃液処理問題を少なくするこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の雨樋である軒樋の正面断面図であ
る。
【図2】図1の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 金属成形体 2、3 ポリタンニン酸樹脂層 4、5 合成樹脂層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂被覆金属成形体からなる雨樋に
    おいて、合成樹脂層と金属成形体との間にポリタンニン
    酸樹脂層が形成されていることを特徴とする雨樋。
JP1215293U 1993-03-18 1993-03-18 雨 樋 Pending JPH0671675U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1215293U JPH0671675U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 雨 樋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1215293U JPH0671675U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 雨 樋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0671675U true JPH0671675U (ja) 1994-10-07

Family

ID=11797506

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1215293U Pending JPH0671675U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 雨 樋

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JP (1) JPH0671675U (ja)

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