JPH067190U - 発熱体 - Google Patents
発熱体Info
- Publication number
- JPH067190U JPH067190U JP4561492U JP4561492U JPH067190U JP H067190 U JPH067190 U JP H067190U JP 4561492 U JP4561492 U JP 4561492U JP 4561492 U JP4561492 U JP 4561492U JP H067190 U JPH067190 U JP H067190U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heated
- terminal plate
- insulating member
- ptc
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被加熱体に対する密着性を向上させることが
でき、被加熱体を均一等の所望の温度分布で効率よく加
熱することのできる複数の正特性サーミスタ素子を用い
た発熱体を得る。 【構成】 一方面側に開口部が形成されたケース13
に、複数のPTC素子12を配置し、PTC素子12の
下部電極にばね端子板14のばね部14aを電気的に接
続し、PTC素子12の上部電極に平板状端子板15を
電気的に接続し、平板状端子板15の上に絶縁部材17
を設ける。絶縁部材17を被加熱体16に向かって移動
可能なように設け、ばね部14aの押圧力によって絶縁
部材17を被加熱体16に押し付けて密着させる。
でき、被加熱体を均一等の所望の温度分布で効率よく加
熱することのできる複数の正特性サーミスタ素子を用い
た発熱体を得る。 【構成】 一方面側に開口部が形成されたケース13
に、複数のPTC素子12を配置し、PTC素子12の
下部電極にばね端子板14のばね部14aを電気的に接
続し、PTC素子12の上部電極に平板状端子板15を
電気的に接続し、平板状端子板15の上に絶縁部材17
を設ける。絶縁部材17を被加熱体16に向かって移動
可能なように設け、ばね部14aの押圧力によって絶縁
部材17を被加熱体16に押し付けて密着させる。
Description
【0001】
本考案は、正の温度特性(PTC)を有するサーミスタ素子を複数設けた発熱 体に関するものであり、例えば、プリンター等のトナー定着等の用途に使用でき る長尺状ヒーターとして用いることのできる発熱体に関するものである。
【0002】
PTCサーミスタは、自己温度制御機能を有する発熱体として多用されている 。このようなPTCサーミスタの発熱体としては、有機材料からなる発熱体及び セラミック材料からなる発熱体が知られている。最近、長尺状の被加熱物を加熱 する用途が出てきており、このような長尺状の被加熱物を加熱するための長尺状 発熱体が求められている。
【0003】 有機材料からなる発熱体は可撓性を有するため、長尺状に加工しやすいが、そ の抵抗温度特性に問題があり、十分安定した高温の発熱体が得られていない。図 2は、このような有機材料からなる発熱体の抵抗温度特性を示している。図2に 示されるように、有機材料からなるPTC発熱体は、温度に対する抵抗変化のカ ーブが緩やかであり、自己温度制御機能が不十分である。このため、要求される 温度精度を得ることは困難であった。
【0004】 図2は、またセラミックPTC発熱体の抵抗温度特性も示している。図2に示 されるように、セラミックPTC発熱体は、温度に対し急峻な抵抗変化を示すの で、発熱体自体の発熱温度制御精度は極めて良好である。しかしながら、セラミ ックPTCは、可撓性に乏しく、長尺状のヒーターにするためには、複数個のセ ラミックPTC素子を並べて配置する必要がある。
【0005】
図3は、複数個のPTC素子を直線状に並べこれらを並列に電気的に接続する ことによって構成した長尺状ヒーターを示す側面図である。図3を参照して、長 尺状ヒーター1は、ケース3内に複数個のPTC素子2を配置することにより構 成されている。PTC素子2の下方には、ばね端子板4が設けられており、PT C素子2の上方には平板状端子板5が設けられている。PTC素子2の下部電極 は、ばね端子板4のばね部と電気的に接続している。PTC素子の上部電極は、 平板状端子板5と電気的に接続している。各PTC素子2は、ばね端子板4のば ね部の押圧力によってケース3内において平板状端子板5とばね端子板4のばね 部との間に挟まれている。この長尺状ヒーター1を用いて加熱する場合、図3に 示すように、被加熱体6に長尺状ヒーター1の上部を接触させ加熱する。各PT C素子2で発生した熱は、平板状端子板5及びケース3の上方板を通り被加熱体 に伝わり、被加熱体6が加熱される。
【0006】 このように、接触による伝熱によって被加熱体を加熱するものであるため、被 加熱体またはヒーターに反りや歪み等があると、ヒーターと被加熱体との間に図 3に示すような隙間7が生じ、効率よく加熱することができないという問題を生 じた。また、長尺状ヒーターにおいて均一に加熱したり、あるいは所望の温度分 布となるように加熱しようとする場合に、接触している部分では熱伝導がよいた め所望の温度となるが、隙間を生じている部分では熱伝導が悪く所望の温度に加 熱することができない。このため、均一に加熱したり、あるいは所望の温度分布 で加熱することができないという問題もあった。
【0007】 本考案の目的は、被加熱体に対しての密着性を高めることができ、これによっ て効率よく加熱することができると共に、均一あるいは所望の温度分布状態で加 熱することができる発熱体を提供することにある。
【0008】
本考案の発熱体は、一方面側に開口部が形成されたケース部材と、ケース部材 内に配置される複数の正特性サーミスタ素子と、ケース部材の開口部を閉成する ように設けられかつケース部材内で被加熱体に向かって移動可能なように設けら れ被加熱体と接触する絶縁部材と、絶縁部材と正特性サーミスタ素子との間に設 けられ各正特性サーミスタ素子の一方電極と電気的に接続される第1の端子板と 、各正特性サーミスタ素子の他方電極と電気的に接続され各正特性サーミスタ素 子を開口部の方向へ移動させて絶縁部材を被加熱体に接触させるように各正特性 サーミスタ素子を個別に押圧するばね部を有する第2の端子板とを備えることを 特徴としている。
【0009】
本考案の発熱体において、ケース部材には開口部が形成され、該開口部を閉成 するように設けられる絶縁部材は、ケース部材内で被加熱体に向かって移動可能 なように設けられている。本考案では、さらに正特性サーミスタ素子の他方電極 と電気的に接続する第2の端子板がばね部を有し、該ばね部が各サーミスタ素子 を個別に押圧する。このばね部の押圧によって、各正特性サーミスタ素子を開口 部の方向に移動させる力が働き、これによって絶縁部材が被加熱体に押しつけら れ、絶縁部材と被加熱体とが接触する。このような力は、各正特性サーミスタ素 子に対し個別に働くため、被加熱体との間で隙間を生じる部分においては、絶縁 部材が被加熱体に向かって押しつけられて変形し、被加熱体と接触するようにな る。
【0010】 従って、被加熱体または発熱体の被加熱体に対する接触部分に反りや歪み等が 存在していても、そのような反りや歪みに沿うように絶縁部材が変形するため、 被加熱体と絶縁部材とが密着する。
【0011】
図1は、本考案に従う一実施例を示す横断面図である。また図4は、この実施 例の長尺状ヒーター11を被加熱体16上に取り付けた状態を示す、図1のA− A線に沿う縦断面図である。図1及び図4を参照して、ケース13内には複数の PTC素子12が設けられている。ケース13の上方は開口しており、このケー ス13の開口部に絶縁基板17が開口部を閉成するように設けられている。各P TC素子12とケース13の底部との間には、ばね端子板14が設けられている 。PTC素子12は、ばね端子板14のばね部14aにより上方に押し付けられ ている。またPTC素子12の下部電極は、ばね部14aと電気的に接続してい る。
【0012】 各PTC素子12と絶縁基板17との間には平板状端子板15が設けられてい る。各PTC素子12の上部電極は、この平板状端子板15と電気的に接続して いる。絶縁基板17は、この平板状端子板15の上に載置されるものであり、各 PTC素子12が上下方向に移動すれば、これに伴って絶縁基板17も上下方向 に移動可能なように設けられている。
【0013】 図1を参照して、ケース13を上方に押し付けて被加熱体16に取り付けると 、ケース13の上方端13a,13bが被加熱体16と接触する。この状態にお いて、各PTC素子12は、ばね端子板14のばね部14aによって上方に押し 付けられており、このため被加熱体16との間で隙間を生じている部分において は、ばね部14aの押圧力によってPTC素子12が上方に押し付けられる。こ れによって、平板状端子板15及びその上の絶縁基板17が被加熱体16に押し 付けられ、被加熱体16と密着する。平板状端子板15及び絶縁基板17は、被 加熱体16と接触しやすいように、ある程度の可撓性を有することが必要である 。このような可撓性を有する絶縁部材として、磁器板や絶縁フィルム等を用いる ことができる。図1及び図4に示す実施例では、磁器板を用いている。
【0014】 この結果、図4に示すように、被加熱体16との間で隙間を生じる部分におい て、絶縁部材17が上方に押し付けられて被加熱体16と密着する。従って、ヒ ーター全体において被加熱体と密着し、すべての箇所で効率よく熱が伝導される 。このため、所望の温度分布で被加熱体を加熱することができる。
【0015】 図5は、本考案に従う他の実施例を示す横断面図である。この実施例では、ケ ース13の先端13a及び13bの部分に、ケースの長手方向に沿って溝13c ,13dが形成されている。この溝13c,13dに、絶縁部材17の両端が嵌 められている。このため、絶縁部材17は、溝13c,13dの下端から上端ま での範囲内で上下方向に移動可能なように設けられている。この実施例のヒータ ーは、図5に示すように凸部16aを有した被加熱体16を加熱するのに用いら れる。被加熱体16の凸部16aが絶縁部材17と対応する位置にケース13を 設定し、このケース13を上方に押し上げて長尺状ヒーター11を取り付ける。
【0016】 図6は、このようにして取り付けた状態を示す横断面図である。図6に示すよ うに、被加熱体16の凸部16aが絶縁部材17と接し絶縁部材17が下方に押 し付けられるが、絶縁部材17は、平板状端子板15及びPTC素子12を介し てばね端子板のばね部14aによって上方に押し付けられているため、凸部16 aと絶縁部材17とは密着した状態で接触する。このため、被加熱体の凸部16 aに反りや歪み等があっても、反りや歪みに沿って絶縁部材17が密着し、効率 よく熱が伝導され、所望の温度分布で被加熱体16の凸部16aを加熱すること ができる。
【0017】 図7は、本考案に従うさらに他の実施例を示す横断面図である。この実施例で は、被加熱体と接触する絶縁部材として、絶縁フィルム18が用いられている。 図7を参照して、この絶縁フィルム18は、平板状端子板15の上方のみならず 長尺状ヒーター11の回り全体を包むように覆っている。このような絶縁フィル ム18としては、ヒーターを覆うものであるので、ポリイミドなどの耐熱性の高 いフィルムが好ましい。この実施例においても、絶縁フィルム18は、平板状端 子板15及びPTC素子12を介して、ばね端子板のばね部14aによって上方 に押し付けられているため、長尺状ヒーター11を被加熱体16に取り付けた際 、被加熱体16と良好に接着し、PTC素子12からの熱が平板状端子板15及 び絶縁フィルム18を通り被加熱体16に伝えられる。絶縁フィルム18と被加 熱体16の間に隙間を生じないため、効率よく熱が伝えられ、所望の温度分布で 被加熱体16を加熱することができる。
【0018】
本考案に従えば、ケース部材内に設けられる正特性サーミスタ素子は、第2端 子板のばね部によって個別に開口部の方向に移動するように設けられている。こ のようなばね部の押圧力に対してケース部材の開口部を閉成するように設けられ ている絶縁性部材が、ケース部材内で被加熱体に向かって移動可能なように設け られ被加熱体と接触する。このようなばね部による押圧力は、各正特性サーミス タ素子に対し個別に働く。このため、被加熱体の表面に反りや歪み等が存在して いたとしても、ばね部の押圧力が個別に働き、被加熱体と絶縁部材との間に隙間 を生じる部分では、絶縁部材が被加熱体側に押圧され絶縁部材が被加熱体と接触 する。このため、本考案に従えば、絶縁部材の被加熱体に対する密着性を向上さ せることができ、発熱体のすべての部分において効率よく被加熱体に熱を伝達さ せることができ、被加熱体を均一などの所望の温度分布で加熱することができる 。
【0019】 また、被加熱体に対し絶縁部材が押し付けられる力は、第2の端子板のばね部 によるものであるため、発熱体の各部においてほぼ同じ力で絶縁部材を被加熱体 に押し付けることができる。
【図1】本考案に従う第1の実施例を示す横断面図。
【図2】セラミックPTC発熱体と有機材料からなるP
TC発熱体の抵抗温度特性を示す図。
TC発熱体の抵抗温度特性を示す図。
【図3】複数の正特性サーミスタ素子をケース部材内に
配置した比較の発熱体を示す側面図。
配置した比較の発熱体を示す側面図。
【図4】本考案に従う第1の実施例を被加熱体に取り付
けた状態を示す図1のA−A線に沿う縦断面図。
けた状態を示す図1のA−A線に沿う縦断面図。
【図5】本考案に従う第2の実施例を示す横断面図。
【図6】図5に示す第2の実施例を被加熱体に取り付け
た状態を示す横断面図。
た状態を示す横断面図。
【図7】本考案に従う第3の実施例を示す横断面図。
11…長尺状ヒーター 12…PTC素子 13…ケース 13a,13b…ケースの先端部 13c,13d…ケース開口部の溝部 14…ばね端子板 14a…ばね端子板のばね部 15…平板状端子板 16…被加熱体 16a…被加熱体の凸部 17…絶縁部材 18…絶縁部材としての絶縁フィルム
Claims (1)
- 【請求項1】 一方面側に開口部が形成されたケース部
材と、 前記ケース部材内に配置される複数の正特性サーミスタ
素子と、 前記ケース部材の開口部を閉成するように設けられ、か
つケース部材内で被加熱体に向かって移動可能なように
設けられ被加熱体と接触する絶縁部材と、 前記絶縁部材と正特性サーミスタ素子との間に設けら
れ、各正特性サーミスタ素子の一方電極と電気的に接続
される第1の端子板と、 各正特性サーミスタ素子の他方電極と電気的に接続さ
れ、各正特性サーミスタ素子を開口部の方向へ移動させ
て前記絶縁部材を被加熱体に接触させるように各正特性
サーミスタ素子を個別に押圧するばね部を有する第2の
端子板とを備える、発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4561492U JPH067190U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4561492U JPH067190U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 発熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067190U true JPH067190U (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=12724258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4561492U Pending JPH067190U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067190U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102435165B1 (ko) * | 2021-03-11 | 2022-08-23 | (주)하이엘 | 수소전기차 밸브용 히터 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4561492U patent/JPH067190U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102435165B1 (ko) * | 2021-03-11 | 2022-08-23 | (주)하이엘 | 수소전기차 밸브용 히터 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4862132A (en) | Bimetal switch | |
| JPS6310873B2 (ja) | ||
| JP2532502Y2 (ja) | 発熱ユニット | |
| KR970005579B1 (ko) | 시이트(sheet)재료 가열장치 | |
| IE73645B1 (en) | Electrothermal relay with film heating element | |
| JP2587233B2 (ja) | 焼印装置 | |
| JPH0355277Y2 (ja) | ||
| JPH067190U (ja) | 発熱体 | |
| JPS6236242Y2 (ja) | ||
| JPH065181U (ja) | 発熱体 | |
| JPH0421513B2 (ja) | ||
| JPS6323904Y2 (ja) | ||
| JP6511691B2 (ja) | 水槽用ヒーター | |
| JPS6143821B2 (ja) | ||
| JPS5910712Y2 (ja) | 正特性サ−ミスタを用いた発熱体装置 | |
| CA1145805A (en) | Hair straightener and ptc heater | |
| JPH0623205U (ja) | 正特性サーミスタ装置 | |
| JPS629673Y2 (ja) | ||
| JPS6157672B2 (ja) | ||
| JPH0646075Y2 (ja) | 正特性サーミスタ発熱装置 | |
| JPS6363758U (ja) | ||
| JPS6327630Y2 (ja) | ||
| JPH0582304A (ja) | セラミツクヒータユニツト | |
| JPS59710Y2 (ja) | 定温発熱体 | |
| JPS5934068Y2 (ja) | 正特性サ−ミスタを用いた発熱体装置 |