JPH0671982U - ソレノイド - Google Patents
ソレノイドInfo
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- JPH0671982U JPH0671982U JP1883493U JP1883493U JPH0671982U JP H0671982 U JPH0671982 U JP H0671982U JP 1883493 U JP1883493 U JP 1883493U JP 1883493 U JP1883493 U JP 1883493U JP H0671982 U JPH0671982 U JP H0671982U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動伝達音のより一層の低減化を図る。
【構成】 固定部材5と磁路形成部材8との間に、可動
部材7が固定部材5に衝突した際の衝撃を吸収する緩衝
手段20を設け、該緩衝手段20は、固定部材5と磁路
形成手段8の間に形成される空隙15に流体16を封入
した流体粘性ダンパであることを特徴とする。
部材7が固定部材5に衝突した際の衝撃を吸収する緩衝
手段20を設け、該緩衝手段20は、固定部材5と磁路
形成手段8の間に形成される空隙15に流体16を封入
した流体粘性ダンパであることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、たとえばソレノイドバルブ等に用いられるソレノイドに関する。
【0002】
従来のこの種のソレノイドとしては、図2及び図3に示すようなものがある。 すなわち、このソレノイド100は、ソレノイドバルブに適用されるものである 。
【0003】 このソレノイド100は、磁性体製の固定部材としてのセンタポスト101と 、このセンタポスト101を取り囲むように配置されるコイル102と、コイル 102内であってセンタポスト101と同軸的に配置される可動部材としてのプ ランジャ103と、を備え、これら部材101,102,103がセンタポスト 101とプランジャ103間の磁路を形成する磁路形成部材としてのカバープレ ート104内に収納されており、コイル102を通電することによってセンタポ スト101にプランジャ103が磁気吸着するようになっている。
【0004】 そして、カバープレート104のセンタポスト101のプランジャ103が磁 気吸着する端面と反対側の端面101Aと対向する位置に、センタポスト101 と同軸的に貫通孔105が形成されており、その貫通孔105にセンタポスト1 01の端面101Aより突出する突部101Bが挿入され、その突部101Bを カシメることによってセンタポスト101が固定されている。
【0005】 そして、このように構成されたソレノイド100は、使用において相手取付面 (たとえば車体側)に取付けられる。
【0006】
しかしながら、上記した従来技術の場合には、コイル102を通電することに よってプランジャ103が作動し、センタポスト101に磁気吸着によって衝突 する際、衝撃(振動)が発生する。この振動は、センタポスト101の突部10 1Bがカシメられているカシメ部106からケース104を経由し相手取付面( 車体側)へ伝達され、振動伝達音として外部(車内)へ不快な音を伝える欠点が あった。
【0007】 そこで、上記欠点の対策として、図2(a)に示すようにソレノイド100と 相手取付面107との間にゴムマウント108を配し、振動伝達音を低減する手 段が取られてきたが、完全ではなく最近では更なる振動伝達音の低減化が要求さ れている。
【0008】 本考案は、上記した従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目 的とするところは、振動伝達音のより一層の低減化を図り得るソレノイドを提供 することにある。
【0009】
上記目的を達成するために、本考案にあっては、磁性体製の固定部材と、該固 定部材と同軸的に配置される磁性体製の可動部材と、固定部材を取囲むように配 置されるコイルと、固定部材と可動部材間の磁路を形成する磁路形成部材と、を 有し、該コイルを通電することによって前記固定部材に可動部材を磁気吸着する ソレノイドにおいて、前記固定部材と磁路形成部材との間に、可動部材が固定部 材に衝突した際の衝撃を吸収する緩衝手段を設け、該緩衝手段は、固定部材と磁 路形成部材の間に形成される空隙に流体を封入した流体粘性ダンパであることを 特徴とする。
【0010】
上記構成のソレノイドにあっては、固定部材と磁路形成部材の間に形成される 空隙に流体を封入した流体粘性ダンパである可動部材が固定部材に衝突した際の 衝撃を吸収する緩衝手段を設けているため、可動部材が固定部材に磁気吸着され る際の衝突における振動の伝達経路は、固定部材→流路→磁路形成部材となり、 流体部で振動が大きく減衰されることになる。したがって、従来技術に比べて振 動伝達音の低減化がより一層図られる。
【0011】
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。本考案の一実施例に係るソ レノイドを示す図1において、1はソレノイドバルブAに適用するソレノイド本 体を示しており、このソレノイド1を作動させることによって、ソレノイド1に 一体的に組付けた弁本体2のバルブシート3に開口する流路4を開閉するもので ある。
【0012】 ソレノイド1の概略構成は、磁性体製の固定部材としてのセンタポスト5と、 このセンタポスト5を取囲むように配置されるコイル6と、コイル6内であって センタポスト5と同軸的に配置される可動部材としてのプランジャ7と、これら 部材5,6,7を収納すると共に、センタポスト5とプランジャ7間の磁路を形 成する磁路形成部材としてのカバープレート8と、プランジャ7がセンタポスト 5に衝突した際の衝撃を吸収する緩衝手段20と、から構成されている。
【0013】 コイル6は、両端に径方向外方に伸びる外向きフランジ部91,92を有する 樹脂製のボビン9に巻きつかれている。そして、ボビン9の一方の開口部にはセ ンタポスト5が挿入されており、他方の開口部にはセンタポスト5と同軸的で往 復動自在にプランジャ7が挿入されている。
【0014】 センタポスト5は略円柱状で、プランジャ7が磁気吸着される磁気吸着面51 と反対側の端部は段付になっている。この段付形状は、センタポスト5の外周面 から径方向外方に突出する大径のフランジ部52と、磁気吸着面51と反対側の 反対側端面53から中心軸線上にセンタポスト5より小径の突出部54とから成 っている。
【0015】 そして、センタポスト5は、ボビン9の一方の開口端部に設けた段差部93に センタポスト5のフランジ部52の外周面と内側端面が密接してボビン9の内周 に保持されている。
【0016】 一方、プランジャ7は、ボビン9の他方の開口部に軸受10を介して往復動自 在に挿入されており、プランジャ7,軸受10とも一部ボビン9より軸方向外側 に出ている。この出ている部分の外周で、コイル6が巻きつかれているボビン9 の外向きフランジ部92の下部にはカバープレート8からの磁路をプランジャ7 に案内するロアプレート11が設けられている。
【0017】 また、プランジャ7は有底円筒状で、開口部がセンタポスト5側となるように なっており、その内部にはスプリング12が介装されている。このスプリング1 2は、一端がセンタポスト5の磁気吸着面51に当接し、他端が底面に当接して プランジャ7と対向して設けられているバルブシート3側に付勢している。
【0018】 このように構成された各部材はロアプレート11側およびセンタポスト5の反 対側端面53部を露出した状態で全周的に被覆されたモールド樹脂部13を介し て磁性体製のカバープレート8によりカバーされている。また、カバープレート 8により弁本体2をバルブシート3がセンタポスト5およびプランジャ7と同軸 上になるように一体的に組付けられている。
【0019】 また、カバープレート8のセンタポスト5の反対側端面53側においては、セ ンタポスト7の突出部54が挿入される凹部81が形成されている。そして、セ ンタポスト7は、凹部81内にセンタポスト5の突出部54が挿入され、センタ ポスト7の外周面およびフランジ部52の外側とカバープレート8の内側端面間 にOリング14を介して固定されている。このとき、センタポスト7の反対側端 面53,突出部54の端面および外周面と、これら面と対向するカバープレート 8の端面と、Oリング14との間に空隙15が形成されている。この空隙15は 、カバープレート8の端面と当接するモード樹脂部13の弁本体2の反対側の端 面との寸法によって設けられるものである。そして、空隙15内に流体としての 磁性流体16を封入して流体粘性ダンパである緩衝手段20を構成している。
【0020】 次にソレノイド1の作用について説明する。このソレノイド1は、コイル6に 通電することによってセンタポスト5,カバープレート8,ロアプレート11, プランジャ7とから閉ループの磁路が形成されプランジャ7がスプリング12の ばね力に抗してセンタポスト5側に磁気吸引されセンタポスト5の磁気吸着面5 1に磁気吸着する。このとき、プランジャ7は弁本体2のバルブシート3から離 間することになり、バルブシート3に開口されている流路4を開く。
【0021】 そして、コイル6が非通電となると、スプリング12のばね力によってプラン ジャ7がセンタポスト5の磁気吸着面51から離間することになる。このとき、 プランジャ7は弁本体2のバルブシート3に接し、流路4を閉じる。
【0022】 上記構成のソレノイドにあっては、センタポスト5の反対側端面53側とカバ ープレート8との間の空隙15に磁性流体16が介在する流体粘性ダンパである ことから、プランジャ7がセンタポスト5に磁気吸着により衝突する際、振動が 発生するが、この振動の伝達経路が従来のセンタポスト7→カバープレート8か ら、センタポスト7→磁性流体16→カバープレート8に変り、振動が磁性流体 16部で大きく減衰されることになる。したがって、上記構成のソレノイドを従 来技術で示した図2(b)のように相手取付面107に取付けた場合、相手取付 面107への振動の伝達が従来技術に比べて低減されることになり、振動伝達音 の低減化がより一層図ることができる。
【0023】 また、空隙15内の流体が磁性流体16であることから磁気的損失を押えるこ とができ、磁気吸引力の低下を防止できる。
【0024】 尚、上記実施例では空隙15に封入する流体として、磁性流体16を用いたも のを例にとって説明したが、これは磁気的損失を考慮したためであり、特に磁性 流体に限るものでなく油等の流体であっても振動伝達音の低減を図ることができ る。
【0025】
本考案は、以上の構成および作用を有するもので、固定部材と磁路形成部材の 間に形成される空隙に流体を封入した流体粘性ダンパである可動部材が固定部材 に衝突した際の衝撃を吸収する緩衝手段を設けているので、可動部材が固定部材 に磁気吸着される際の衝突における振動の伝達経路は、固定部材→流路→磁路形 成部材となり、流体部で振動が大きく減衰されることになる。したがって、従来 技術に比べて振動伝達音の低減化がより一層図られる。
【提出日】平成6年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【0007】 そこで、上記欠点の対策として、図2(a)に示すようにソレノイド100と 相手取付面107との間にゴムマウント108の装着及びプランジャ7のセンタ ーポスト側へ緩衝材(ゴム)の装着による 振動伝達音を低減する手段が取られて きたが、完全ではなく最近では更なる振動伝達音の低減化が要求されている。
【図1】図1(a)は本考案の一実施例に係るソレノイ
ドを適用したソレノイドバルブの縦断面図であり、同図
(b)は同図(a)のB部拡大図である。
ドを適用したソレノイドバルブの縦断面図であり、同図
(b)は同図(a)のB部拡大図である。
【図2】図2(a)は従来のソレノイドを適用したソレ
ノイドバルブの正面図であり、同図(b)は同図(a)
のソレノイドバルブを相手取付面に取付けた状態を示す
上面図である。
ノイドバルブの正面図であり、同図(b)は同図(a)
のソレノイドバルブを相手取付面に取付けた状態を示す
上面図である。
【図3】図3(a)は図2(a)のC−C線断面図であ
り、同図(b)は同図(a)のD部拡大図である。
り、同図(b)は同図(a)のD部拡大図である。
1 ソレノイド 2 弁本体 3 バルブシート 4 流路 5 センタポスト(固定部材) 51 磁気吸着面 52 フランジ部 53 反対側端面 54 突出部 6 コイル 7 プランジャ(可動部材) 8 カバープレート(磁路形成部材) 81 凹部 9 ボビン 91,92 外向きフランジ部 93 段差部 10 軸受 11 ロアプレート 12 スプリング 13 モールド樹脂部 14 Oリング 15 空隙 16 磁性流体(流体) 20 緩衝手段
Claims (1)
- 【請求項1】 磁性体製の固定部材と、該固定部材と同
軸的に配置される磁性体製の可動部材と、固定部材を取
囲むように配置されるコイルと、固定部材と可動部材間
の磁路を形成する磁路形成部材と、を有し、該コイルを
通電することによって前記固定部材に可動部材を磁気吸
着するソレノイドにおいて、 前記固定部材と磁路形成部材との間に、可動部材が固定
部材に衝突した際の衝撃を吸収する緩衝手段を設け、該
緩衝手段は、固定部材と磁路形成部材の間に形成される
空隙に流体を封入した流体粘性ダンパであることを特徴
とするソレノイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1883493U JPH0671982U (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1883493U JPH0671982U (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | ソレノイド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671982U true JPH0671982U (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=11982600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1883493U Pending JPH0671982U (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | ソレノイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0671982U (ja) |
-
1993
- 1993-03-22 JP JP1883493U patent/JPH0671982U/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990223 |