JPH067206Y2 - 歯 車 - Google Patents
歯 車Info
- Publication number
- JPH067206Y2 JPH067206Y2 JP1986164541U JP16454186U JPH067206Y2 JP H067206 Y2 JPH067206 Y2 JP H067206Y2 JP 1986164541 U JP1986164541 U JP 1986164541U JP 16454186 U JP16454186 U JP 16454186U JP H067206 Y2 JPH067206 Y2 JP H067206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- backlash
- main gear
- main
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gears, Cams (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、歯車に関するもので、詳しくは、主歯車と、
この主歯車に対して回転可能に添設された副歯車とを備
え、これら主歯車および副歯車を相対的に回転させるこ
とによって相手歯車とのバックラッシュを調整するよう
にした歯車に関するものである。
この主歯車に対して回転可能に添設された副歯車とを備
え、これら主歯車および副歯車を相対的に回転させるこ
とによって相手歯車とのバックラッシュを調整するよう
にした歯車に関するものである。
たとえば、自動二輪車における変速機では、通常アルミ
合金製のクランクケースに軸が支承され、それらの軸に
鋼製の歯車が保持されている。したがって、温度が上昇
すると、これらクランクケースおよび歯車の熱膨脹率の
相違から軸間距離が大きくなり、歯車間のバックラッシ
ュが大きくなることによって打音が発生する。
合金製のクランクケースに軸が支承され、それらの軸に
鋼製の歯車が保持されている。したがって、温度が上昇
すると、これらクランクケースおよび歯車の熱膨脹率の
相違から軸間距離が大きくなり、歯車間のバックラッシ
ュが大きくなることによって打音が発生する。
このような現象を防止するために従来では、第3図に示
すように、主歯車1に対して副歯車2を回転可能に配設
するとともに、これら主歯車1と副歯車2との間に、相
対応する歯3,4をずらす方向に押圧するスプリング5
を介在させ、該スプリング5の押圧力によって相手歯車
6とのバックラッシュを調整するようにした歯車が提供
されている。
すように、主歯車1に対して副歯車2を回転可能に配設
するとともに、これら主歯車1と副歯車2との間に、相
対応する歯3,4をずらす方向に押圧するスプリング5
を介在させ、該スプリング5の押圧力によって相手歯車
6とのバックラッシュを調整するようにした歯車が提供
されている。
しかしながら、上記のようにスプリング5の押圧力によ
って相手歯車6との間のバックラッシュを調整するよう
にした歯車においては、相対応する歯3,4の歯面が共
に相手歯車の歯面に圧接され、バックラッシュが常に零
となってしまうため、打音の発生を防止できるものの、
今度は新たに唸り音の発生を招来する虞れがある。
って相手歯車6との間のバックラッシュを調整するよう
にした歯車においては、相対応する歯3,4の歯面が共
に相手歯車の歯面に圧接され、バックラッシュが常に零
となってしまうため、打音の発生を防止できるものの、
今度は新たに唸り音の発生を招来する虞れがある。
本考案の目的は、上記実情に鑑みて、温度変化に関わら
ず、常に打音も唸り音も発生しない歯車を提供すること
にある。
ず、常に打音も唸り音も発生しない歯車を提供すること
にある。
上記目的を達成するために本考案に係る歯車では、主歯
車と副歯車との間に、熱膨脹した際にこれら主歯車およ
び副歯車の相対応する歯を互いにずらす方向に押圧する
ことによって上記相手歯車とのバックラッシュを零にす
ることなくその増大を抑える膨脹体と、上記相対応する
歯を常時互いに合致させる方向に付勢するスプリングと
を介在させている。
車と副歯車との間に、熱膨脹した際にこれら主歯車およ
び副歯車の相対応する歯を互いにずらす方向に押圧する
ことによって上記相手歯車とのバックラッシュを零にす
ることなくその増大を抑える膨脹体と、上記相対応する
歯を常時互いに合致させる方向に付勢するスプリングと
を介在させている。
第1図は、本考案に係る歯車を示したものである。この
歯車では、十分な板厚をもった主歯車11を軸12に固
定設置するとともに、主歯車11より薄い板厚をもち、
かつ該主歯車11と同一形状の副歯車13を軸12に対
して遊転可能に配設している。第1図に示すように、上
記主歯車11には、その4カ所に矩形の凹部14a,1
4b,14c,14dが形成され、また上記副歯車13
には、これら凹部14a,14b,14c,14dに対
応する部位にそれぞれ孔15a,15b,15c,15
dが形成されている。これらの凹部14a,14b,1
4c,14dおよび孔15a,15b,15c,15d
は、主歯車11の歯16と副歯車13の歯17とが互い
に合致している状態において、凹部14b,14dと孔
15b,15dとが互いに合致し、かつ凹部14a,1
4cと孔15a,15cとが互いにオフセットした状態
に位置される。そして、凹部14aと孔15aおよび凹
部14cと孔15cには、それぞれ膨脹体18a,18
bが装填され、また凹部14bと孔15bおよび凹部1
4dと孔15dには、それぞれスプリング19a,19
bが装填されている。
歯車では、十分な板厚をもった主歯車11を軸12に固
定設置するとともに、主歯車11より薄い板厚をもち、
かつ該主歯車11と同一形状の副歯車13を軸12に対
して遊転可能に配設している。第1図に示すように、上
記主歯車11には、その4カ所に矩形の凹部14a,1
4b,14c,14dが形成され、また上記副歯車13
には、これら凹部14a,14b,14c,14dに対
応する部位にそれぞれ孔15a,15b,15c,15
dが形成されている。これらの凹部14a,14b,1
4c,14dおよび孔15a,15b,15c,15d
は、主歯車11の歯16と副歯車13の歯17とが互い
に合致している状態において、凹部14b,14dと孔
15b,15dとが互いに合致し、かつ凹部14a,1
4cと孔15a,15cとが互いにオフセットした状態
に位置される。そして、凹部14aと孔15aおよび凹
部14cと孔15cには、それぞれ膨脹体18a,18
bが装填され、また凹部14bと孔15bおよび凹部1
4dと孔15dには、それぞれスプリング19a,19
bが装填されている。
膨脹体18a,18bは、それぞれ歯車11,13の素
材よりも熱膨脹率の大きな素材によって成形されてお
り、後述する作用を満足する長さを有している。
材よりも熱膨脹率の大きな素材によって成形されてお
り、後述する作用を満足する長さを有している。
スプリング19a,19bは、上記凹部14b,14d
および上記孔15b,15dよりも長く形成されてお
り、それぞれ圧縮した状態で装填されている。
および上記孔15b,15dよりも長く形成されてお
り、それぞれ圧縮した状態で装填されている。
上記のように構成された歯車は、比較的低温状態にある
場合、第1図(a)に示すように、上記スプリング19
a,19bの押圧力によって主歯車11と副歯車13と
の相対応する歯16,17が互いに合致された状態に保
持されている。このとき、図には示していないが、上記
歯車は、相手歯車との間に適宜なバックラッシュが確保
された位置に配置されている。
場合、第1図(a)に示すように、上記スプリング19
a,19bの押圧力によって主歯車11と副歯車13と
の相対応する歯16,17が互いに合致された状態に保
持されている。このとき、図には示していないが、上記
歯車は、相手歯車との間に適宜なバックラッシュが確保
された位置に配置されている。
上述した状態から温度が上昇して比較的高温状態になる
と、たとえば上記歯車と、この歯車の軸12を支承する
ケースとの熱膨脹率の相違に起因して相手歯車(図示せ
ず)との軸間距離が増大されることになる。
と、たとえば上記歯車と、この歯車の軸12を支承する
ケースとの熱膨脹率の相違に起因して相手歯車(図示せ
ず)との軸間距離が増大されることになる。
この場合、上記歯車においては、温度上昇に伴って膨脹
体18a,18bが膨脹され、これら膨脹体18a,1
8bがそれぞれ対応する凹部14aと孔15aとの互い
に近接した内壁面、および凹部14cと孔15cとの互
いに近接した内壁面を押圧することにより、スプリング
19a,19bの押圧力に抗して上記副歯車13が主歯
車11に対して図中の反時計回りに回転され、第2図に
示すように、上記主歯車11および上記副歯車13の相
対応する歯16,17が互いにずれた状態に保持され
る。
体18a,18bが膨脹され、これら膨脹体18a,1
8bがそれぞれ対応する凹部14aと孔15aとの互い
に近接した内壁面、および凹部14cと孔15cとの互
いに近接した内壁面を押圧することにより、スプリング
19a,19bの押圧力に抗して上記副歯車13が主歯
車11に対して図中の反時計回りに回転され、第2図に
示すように、上記主歯車11および上記副歯車13の相
対応する歯16,17が互いにずれた状態に保持され
る。
上述した状態においては、歯車の歯厚が実質的に増大し
たことになり、上記軸間距離の増大に伴う相手歯車(図
示せず)とのバックラッシュの増大が可及的に抑制さ
れ、該バックラッシュが零になることなく適宜な寸法に
確保されるため、回転駆動中に打音および唸り音の両者
が発生することはない。
たことになり、上記軸間距離の増大に伴う相手歯車(図
示せず)とのバックラッシュの増大が可及的に抑制さ
れ、該バックラッシュが零になることなく適宜な寸法に
確保されるため、回転駆動中に打音および唸り音の両者
が発生することはない。
一方、上述した状態から温度が降下すると、今度は相手
歯車(図示せず)との軸間距離が減少することになる。
歯車(図示せず)との軸間距離が減少することになる。
この場合、上記歯車においては、上記膨脹体18a,1
8bが収縮されるため、スプリング19a,19bの押
圧力により上記副歯車13が主歯車11に対して図中の
時計回りに回転され、相対応する歯16,17が互いに
合致する方向に変位する。
8bが収縮されるため、スプリング19a,19bの押
圧力により上記副歯車13が主歯車11に対して図中の
時計回りに回転され、相対応する歯16,17が互いに
合致する方向に変位する。
上述した状態においては、歯車の歯厚が上記高温状態時
に比べて実質的に減少したことになり、上記軸間距離の
減少に伴う相手歯車(図示せず)とのバックラッシュの
減少が可及的に抑制され、該バックラッシュが零になる
ことなく適宜な寸法に確保されるため、回転駆動中に打
音および唸り音の両者が発生することはない。
に比べて実質的に減少したことになり、上記軸間距離の
減少に伴う相手歯車(図示せず)とのバックラッシュの
減少が可及的に抑制され、該バックラッシュが零になる
ことなく適宜な寸法に確保されるため、回転駆動中に打
音および唸り音の両者が発生することはない。
なお、さらに温度が降下し、上述した比較的低温状態に
復帰すると、上記膨脹体18a,18bが常態長さに収
縮され、第1図に示すように、相対応する歯16,17
が完全に合致した状態に復帰する。
復帰すると、上記膨脹体18a,18bが常態長さに収
縮され、第1図に示すように、相対応する歯16,17
が完全に合致した状態に復帰する。
上記したように、本考案に係る歯車によれば、温度上昇
に伴っては膨脹体の伸張作用によって歯厚を実質的に増
大させ、相手歯車とのバックラッシュを零にすることな
くその増大を可及的に抑制する一方、温度降下に伴って
は膨脹体の収縮作用およびスプリングの付勢力によって
歯厚を実質的に減少させ、相手歯車とのバックラッシュ
を零にすることなくその減少を可及的に抑制しているた
め、温度変化に関わらずバックラッシュが常時適宜な寸
法に確保され、打音および唸り音の両者の発生を防止す
ることが可能となる。
に伴っては膨脹体の伸張作用によって歯厚を実質的に増
大させ、相手歯車とのバックラッシュを零にすることな
くその増大を可及的に抑制する一方、温度降下に伴って
は膨脹体の収縮作用およびスプリングの付勢力によって
歯厚を実質的に減少させ、相手歯車とのバックラッシュ
を零にすることなくその減少を可及的に抑制しているた
め、温度変化に関わらずバックラッシュが常時適宜な寸
法に確保され、打音および唸り音の両者の発生を防止す
ることが可能となる。
第1図および第2図は、本考案に係る歯車を概念的に示
したもので、第1図(a)は比較的低温状態にある場合の
正面図、第1図(b)はその歯車の断面図、第2図は温度
が上昇して比較的高温状態になった場合の正面図、第3
図は、従来の歯車を概念的に示した正面図である。 11……主歯車、13……副歯車、14a,14b,1
4c,14d……凹部、15a,15b,15c,15
d……孔、16,17……歯、18a,18b……膨脹
体、19a,19b……スプリング。
したもので、第1図(a)は比較的低温状態にある場合の
正面図、第1図(b)はその歯車の断面図、第2図は温度
が上昇して比較的高温状態になった場合の正面図、第3
図は、従来の歯車を概念的に示した正面図である。 11……主歯車、13……副歯車、14a,14b,1
4c,14d……凹部、15a,15b,15c,15
d……孔、16,17……歯、18a,18b……膨脹
体、19a,19b……スプリング。
Claims (1)
- 【請求項1】主歯車と、この主歯車に対して回転可能に
添設された副歯車とを備え、これら主歯車および副歯車
を相対的に回転させることによって相手歯車とのバック
ラッシュを調整するようにした歯車において、 上記主歯車および上記副歯車の間に介在され、熱膨脹し
た際に、これら主歯車および副歯車の相対応する歯を互
いにずらす方向に押圧することによって上記相手歯車と
のバックラッシュを零にすることなくその増大を抑える
膨脹体と、 上記主歯車および上記副歯車の間に介在され、上記相対
応する歯を常時互いに合致させる方向に付勢するスプリ
ングと を備えたことを特徴とする歯車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986164541U JPH067206Y2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 歯 車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986164541U JPH067206Y2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 歯 車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6369844U JPS6369844U (ja) | 1988-05-11 |
| JPH067206Y2 true JPH067206Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31093753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986164541U Expired - Lifetime JPH067206Y2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 歯 車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067206Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6661126B2 (ja) * | 2016-07-04 | 2020-03-11 | アイマー・プランニング株式会社 | 版胴駆動装置を備える印刷機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5750017Y2 (ja) * | 1979-08-08 | 1982-11-02 | ||
| JPS5994653U (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-27 | 本田技研工業株式会社 | 歯車装置 |
-
1986
- 1986-10-27 JP JP1986164541U patent/JPH067206Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6369844U (ja) | 1988-05-11 |
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