JPH0672128A - 車両のサスペンション制御装置 - Google Patents
車両のサスペンション制御装置Info
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- JPH0672128A JPH0672128A JP25558092A JP25558092A JPH0672128A JP H0672128 A JPH0672128 A JP H0672128A JP 25558092 A JP25558092 A JP 25558092A JP 25558092 A JP25558092 A JP 25558092A JP H0672128 A JPH0672128 A JP H0672128A
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims abstract description 45
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims abstract description 46
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims abstract description 17
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims abstract description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000004148 unit process Methods 0.000 claims 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 路面センサによるサスペンション特性の変更
制御において、センサ取付位置と制御系全体の遅れ時間
に対して、広範囲の車速域で制御可能にする。 【構成】 前輪2と後輪3にそれぞれ、スプリング6,
6’、減衰力可変装置30を有するショックアブソーバ
20,20’、減衰力を可変制御するモータ7,7’を
備えたサスペンション5,5’を配設し、更に車体1の
前方下部に路面の凹凸を検出する路面センサ10を、前
輪2の近くから前方に移動して路面検出位置を変えるこ
とが可能に設ける。そして路面センサ10と車速センサ
13の信号を制御ユニット14で処理し、低速時にはデ
ィレイ時間を調整し、中高速時には移動装置11により
路面センサ10を前方に移動するように調整して、時間
遅れを生じないように前後輪サスペンション5,5’の
モータ7,7’に、路面凹凸に応じた減衰力可変信号を
出力する。
制御において、センサ取付位置と制御系全体の遅れ時間
に対して、広範囲の車速域で制御可能にする。 【構成】 前輪2と後輪3にそれぞれ、スプリング6,
6’、減衰力可変装置30を有するショックアブソーバ
20,20’、減衰力を可変制御するモータ7,7’を
備えたサスペンション5,5’を配設し、更に車体1の
前方下部に路面の凹凸を検出する路面センサ10を、前
輪2の近くから前方に移動して路面検出位置を変えるこ
とが可能に設ける。そして路面センサ10と車速センサ
13の信号を制御ユニット14で処理し、低速時にはデ
ィレイ時間を調整し、中高速時には移動装置11により
路面センサ10を前方に移動するように調整して、時間
遅れを生じないように前後輪サスペンション5,5’の
モータ7,7’に、路面凹凸に応じた減衰力可変信号を
出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の各車輪に設けら
れて減衰力を可変するアクティブサスペンションにおい
て、路面の凹凸状態に応じてサスペンション特性を可変
制御する制御装置に関する。
れて減衰力を可変するアクティブサスペンションにおい
て、路面の凹凸状態に応じてサスペンション特性を可変
制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、サスペンションはスプリングと
ショックアブソーバを有して車両の各車輪の車体と車軸
との間に設けられ、路面からの衝撃をスプリングで吸収
し、その跳ね返りの持続振動をショックアブソーバによ
り減衰して、衝撃等を緩和するものである。このためシ
ョックアブソーバの減衰力が大きいと、迅速に振動を減
衰して車両姿勢の変化を低減し操安性を向上することが
でき、逆に減衰力が小さいと、振動が持続して乗り心地
等を向上することができる。このため近年、ショックア
ブソーバに減衰力可変装置を付加して、サスペンション
特性をアクティブに可変制御することを可能にする。そ
してこのサスペンションの特性の減衰力を、良路と悪路
の路面状態や、制動、発進、旋回等の走行状態等でソフ
トまたはハードに可変制御して、操安性と乗り心地を両
立することが提案されている。
ショックアブソーバを有して車両の各車輪の車体と車軸
との間に設けられ、路面からの衝撃をスプリングで吸収
し、その跳ね返りの持続振動をショックアブソーバによ
り減衰して、衝撃等を緩和するものである。このためシ
ョックアブソーバの減衰力が大きいと、迅速に振動を減
衰して車両姿勢の変化を低減し操安性を向上することが
でき、逆に減衰力が小さいと、振動が持続して乗り心地
等を向上することができる。このため近年、ショックア
ブソーバに減衰力可変装置を付加して、サスペンション
特性をアクティブに可変制御することを可能にする。そ
してこのサスペンションの特性の減衰力を、良路と悪路
の路面状態や、制動、発進、旋回等の走行状態等でソフ
トまたはハードに可変制御して、操安性と乗り心地を両
立することが提案されている。
【0003】ここで路面の凹凸に対してサスペンション
特性を変更する姿勢安定制御においては、車体前部に路
面の凹凸を検出する超音波方式等の路面センサが設けら
れる。この場合に路面センサは車両のピッチングによる
検出誤差を少なくするため、前輪の近くの路面を検出す
るように取付けることが望まれる。また制御系では、路
面センサからの信号を入力し、その信号を制御系で処理
し、サスペンションの減衰力可変装置のアクチュエータ
を作動するように構成される。
特性を変更する姿勢安定制御においては、車体前部に路
面の凹凸を検出する超音波方式等の路面センサが設けら
れる。この場合に路面センサは車両のピッチングによる
検出誤差を少なくするため、前輪の近くの路面を検出す
るように取付けることが望まれる。また制御系では、路
面センサからの信号を入力し、その信号を制御系で処理
し、サスペンションの減衰力可変装置のアクチュエータ
を作動するように構成される。
【0004】従って、この制御系では、センサ系、制御
系及びアクチュエータ系のそれぞれに時間遅れがあり、
これらを合計した全体の遅れ時間が存在する。そこで前
輪の近くのセンサ取付位置と制御系全体の遅れ時間を考
慮すると、或る車速になると路面センサで検出した路面
情報をサスペンション特性の変更制御に用いるための時
間的な余裕が無くなり、その車速以上になると制御不能
になる。このためセンサ取付位置と制御系全体の遅れ時
間に対して、広範囲の車速域でサスペンション特性を変
更制御可能にすることが要求される。
系及びアクチュエータ系のそれぞれに時間遅れがあり、
これらを合計した全体の遅れ時間が存在する。そこで前
輪の近くのセンサ取付位置と制御系全体の遅れ時間を考
慮すると、或る車速になると路面センサで検出した路面
情報をサスペンション特性の変更制御に用いるための時
間的な余裕が無くなり、その車速以上になると制御不能
になる。このためセンサ取付位置と制御系全体の遅れ時
間に対して、広範囲の車速域でサスペンション特性を変
更制御可能にすることが要求される。
【0005】従来、上記路面の凹凸に対するサスペンシ
ョン特性変更制御に関しては、例えば特開平3−182
825号公報の先行技術がある。ここで車体の前端下部
に路面凹凸センサを設け、このセンサ出力に基づいてサ
スペンション特性を変更することが示されている。
ョン特性変更制御に関しては、例えば特開平3−182
825号公報の先行技術がある。ここで車体の前端下部
に路面凹凸センサを設け、このセンサ出力に基づいてサ
スペンション特性を変更することが示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術のものにあっては、路面凹凸センサが車体に固定して
設けられ、常に前輪の前方一定距離だけ離れた路面を検
出する構成であるから、高速時には制御系全体の遅れ時
間によりサスペンション特性を変更制御することができ
ないことがある。
術のものにあっては、路面凹凸センサが車体に固定して
設けられ、常に前輪の前方一定距離だけ離れた路面を検
出する構成であるから、高速時には制御系全体の遅れ時
間によりサスペンション特性を変更制御することができ
ないことがある。
【0007】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、路面センサによるサスペンション特性の変更制御に
おいて、センサ取付位置と制御系全体の遅れ時間に対し
て、広範囲の車速域で制御可能にすることを目的とす
る。
で、路面センサによるサスペンション特性の変更制御に
おいて、センサ取付位置と制御系全体の遅れ時間に対し
て、広範囲の車速域で制御可能にすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車輪にスプリング、減衰力可変装置を有
するショックアブソーバ、減衰力を可変制御するアクチ
ュエータを備えたサスペンションを配設する車両におい
て、車体前方下部に路面の凹凸を検出する路面センサ
を、前輪の近くから前方に移動して路面検出位置を変え
ることが可能に設け、この路面センサと走行状態の信号
を制御ユニットで処理してアクチュエータ、センサ移動
装置を作動するように構成する。
め、本発明は、車輪にスプリング、減衰力可変装置を有
するショックアブソーバ、減衰力を可変制御するアクチ
ュエータを備えたサスペンションを配設する車両におい
て、車体前方下部に路面の凹凸を検出する路面センサ
を、前輪の近くから前方に移動して路面検出位置を変え
ることが可能に設け、この路面センサと走行状態の信号
を制御ユニットで処理してアクチュエータ、センサ移動
装置を作動するように構成する。
【0009】
【作用】上記構成に基づき、制御系全体の遅れ時間に対
して時間的余裕のある低速時には、路面センサを前輪の
近くに固定し、制御ユニットでディレイ時間を調整して
路面凹凸に応じた減衰力可変信号をアクチュエータに出
力することで、車輪が凹凸部に達した際に、サスペンシ
ョン特性を適正に変更するように減衰作用して車両姿勢
が安定制御される。また中高速時には、路面センサを順
次前方に移動して早目に路面を検出して減衰力可変信号
をアクチュエータに出力することで、車輪が凹凸部に達
した際に、時間遅れを生じることなく同様にサスペンシ
ョン特性が変更される。こうして路面センサにより常に
車輪の近くの路面を正確に検出し、且つ広範囲の車速域
で時間遅れを生じることなくサスペンションを特性変更
して作動することが可能になる。
して時間的余裕のある低速時には、路面センサを前輪の
近くに固定し、制御ユニットでディレイ時間を調整して
路面凹凸に応じた減衰力可変信号をアクチュエータに出
力することで、車輪が凹凸部に達した際に、サスペンシ
ョン特性を適正に変更するように減衰作用して車両姿勢
が安定制御される。また中高速時には、路面センサを順
次前方に移動して早目に路面を検出して減衰力可変信号
をアクチュエータに出力することで、車輪が凹凸部に達
した際に、時間遅れを生じることなく同様にサスペンシ
ョン特性が変更される。こうして路面センサにより常に
車輪の近くの路面を正確に検出し、且つ広範囲の車速域
で時間遅れを生じることなくサスペンションを特性変更
して作動することが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、車両のサスペンション制御系の概
略について説明する。符号1は車体であり、前輪2と後
輪3の車軸4と車体1との間に、サスペンション5,
5’がそれぞれ介設されている。前輪サスペンション5
は、車体1と車軸4との間にスプリング6と減衰力可変
式ショックアブソーバ20を並列的に設け、ショックア
ブソーバ20の上部に減衰力を可変制御するアクチュエ
ータとして電動式のモータ7を設けて構成される。後輪
サスペンション5’も同一の構成であり、同一部分には
同一の符号にダッシュを付して説明を省略する。
する。図1において、車両のサスペンション制御系の概
略について説明する。符号1は車体であり、前輪2と後
輪3の車軸4と車体1との間に、サスペンション5,
5’がそれぞれ介設されている。前輪サスペンション5
は、車体1と車軸4との間にスプリング6と減衰力可変
式ショックアブソーバ20を並列的に設け、ショックア
ブソーバ20の上部に減衰力を可変制御するアクチュエ
ータとして電動式のモータ7を設けて構成される。後輪
サスペンション5’も同一の構成であり、同一部分には
同一の符号にダッシュを付して説明を省略する。
【0011】また車体1の前輪2の直前方には、路面の
凹凸を検出する路面センサ10が移動装置11に装着し
て設けられ、アクチュエータとしてのモータ12により
路面センサ10を前方にリニアに移動して路面検出位置
を変化することが可能になっている。また走行状態を検
出するため車速センサ13を有する。そして路面センサ
10と車速センサ13の信号は制御ユニット14に入力
し、制御ユニット14の出力信号で前後輪サスペンショ
ン5,5’のモータ7,7’と、移動装置11のモータ
12を作動するように構成される。
凹凸を検出する路面センサ10が移動装置11に装着し
て設けられ、アクチュエータとしてのモータ12により
路面センサ10を前方にリニアに移動して路面検出位置
を変化することが可能になっている。また走行状態を検
出するため車速センサ13を有する。そして路面センサ
10と車速センサ13の信号は制御ユニット14に入力
し、制御ユニット14の出力信号で前後輪サスペンショ
ン5,5’のモータ7,7’と、移動装置11のモータ
12を作動するように構成される。
【0012】制御ユニット14は、センサ取付位置と制
御系全体の遅れ時間との関係で、路面の凹凸に対して最
適な減衰力可変信号を、適正なタイミングで出力するよ
うに制御するものであり、以下にその制御則について説
明する。車速をV、制御系全体の遅れ時間をΔt、セン
サとタイヤ中心との最短前後距離をLo、センサ移動量
をΔL、路面凹凸情報を制御に使用する際に調整される
ディレイ時間をΔTとすると、次式が成立する。 (Lo+ΔL)/V=Δt+ΔT ここで低速時には、ΔL=0のセンサ固定状態でΔTを
制御することで、遅れ時間Δtに合致したタイミングで
減衰力可変信号を出力することができる。また中高速時
には、ΔT=0としてセンサ移動量ΔLを制御すること
で、遅れ時間Δtを吸収して減衰力可変信号を出力する
ことができる。
御系全体の遅れ時間との関係で、路面の凹凸に対して最
適な減衰力可変信号を、適正なタイミングで出力するよ
うに制御するものであり、以下にその制御則について説
明する。車速をV、制御系全体の遅れ時間をΔt、セン
サとタイヤ中心との最短前後距離をLo、センサ移動量
をΔL、路面凹凸情報を制御に使用する際に調整される
ディレイ時間をΔTとすると、次式が成立する。 (Lo+ΔL)/V=Δt+ΔT ここで低速時には、ΔL=0のセンサ固定状態でΔTを
制御することで、遅れ時間Δtに合致したタイミングで
減衰力可変信号を出力することができる。また中高速時
には、ΔT=0としてセンサ移動量ΔLを制御すること
で、遅れ時間Δtを吸収して減衰力可変信号を出力する
ことができる。
【0013】そこで車速VとLo/Δtを比較する。そ
してV≦Lo/Δtの低速時には、ΔL=0として、デ
ィレイ時間ΔTを、 ΔT=Lo/V−Δt により制御する。またV>Lo/Δtの中高速時には、
ΔT=0として、センサ移動量ΔLを、 ΔL=V・Δt−Lo により制御する。
してV≦Lo/Δtの低速時には、ΔL=0として、デ
ィレイ時間ΔTを、 ΔT=Lo/V−Δt により制御する。またV>Lo/Δtの中高速時には、
ΔT=0として、センサ移動量ΔLを、 ΔL=V・Δt−Lo により制御する。
【0014】図2において、減衰力可変式ショックアブ
ソーバ20の具体的構成について説明する。ショックア
ブソーバ20は、車軸4側のシリンダ21に車体1側の
ロッド22がピストン23を有して移動可能に挿入さ
れ、このピストン23により上部室24と下部室25に
区画してオイルOが充填される。ピストン23には伸び
側のメイン通路26とメインバルブ26a及び縮み側の
メイン通路27とメインバルブ27aがそれぞれ設けら
れる。そしてロッド上昇で伸びる際には、一方のメイン
バルブ26aが開き上部室24からオイルOがメイン通
路26を介して下部室25に流れ、逆にロッド下降で縮
む場合は、他方のメインバルブ27aが開き下部室25
からオイルOがメイン通路27を介して上部室24に流
れる。ここで各メイン通路26,27のオリフィス口径
は小さく設定され、これにより伸び側と縮み側で等しい
ハードな減衰力を生じる。
ソーバ20の具体的構成について説明する。ショックア
ブソーバ20は、車軸4側のシリンダ21に車体1側の
ロッド22がピストン23を有して移動可能に挿入さ
れ、このピストン23により上部室24と下部室25に
区画してオイルOが充填される。ピストン23には伸び
側のメイン通路26とメインバルブ26a及び縮み側の
メイン通路27とメインバルブ27aがそれぞれ設けら
れる。そしてロッド上昇で伸びる際には、一方のメイン
バルブ26aが開き上部室24からオイルOがメイン通
路26を介して下部室25に流れ、逆にロッド下降で縮
む場合は、他方のメインバルブ27aが開き下部室25
からオイルOがメイン通路27を介して上部室24に流
れる。ここで各メイン通路26,27のオリフィス口径
は小さく設定され、これにより伸び側と縮み側で等しい
ハードな減衰力を生じる。
【0015】またロッド22の内部には、減衰力可変装
置30が設けられている。この減衰力可変装置30は、
ロッド22の中心に連通孔31が下端を下部室25に連
通して設けられ、この連通孔31が伸び側のサブ通路3
2とサブバルブ32a、縮み側のサブ通路33とサブバ
ルブ33a、及び両者兼用のサブ通路34を介して上部
室24に連通する。また連通孔31にはモータ7かのシ
ャッタ35が連結ロッド36を介して回転可能に挿入さ
れ、このシャッタ35の円周上に3種類の孔38,3
9,40が所定の回転角度づつ変位して設けられる。
置30が設けられている。この減衰力可変装置30は、
ロッド22の中心に連通孔31が下端を下部室25に連
通して設けられ、この連通孔31が伸び側のサブ通路3
2とサブバルブ32a、縮み側のサブ通路33とサブバ
ルブ33a、及び両者兼用のサブ通路34を介して上部
室24に連通する。また連通孔31にはモータ7かのシ
ャッタ35が連結ロッド36を介して回転可能に挿入さ
れ、このシャッタ35の円周上に3種類の孔38,3
9,40が所定の回転角度づつ変位して設けられる。
【0016】そこで、モータ7によりシャッタ35が所
定の角度回転位置して、孔38のみがサブ通路32に連
通すると、ロッド下降で縮む場合はサブバルブ32aが
閉じる。またロッド上昇で伸びると、そのサブバルブ3
2aも開き上部室24のオイルOがサブ通路32にも流
れてオリフィス口径を増すことになり、これにより伸び
側がソフトで縮み側がハードな図3の第1モードの減衰
力特性になる。次いでモータ7により他の孔39がサブ
通路33に連通すると、この場合には上述と逆にロッド
下降で縮む時にのみサブバルブ33aも開いてオリフィ
ス口径を増すことになり、このため伸び側がハードで縮
み側がソフトな図3の第2モードの減衰力特性になる。
更に、モータ7により他の孔40がサブ通路34に連通
すると、この場合はサブ通路34に常時オイルOが流れ
てオリフィス口径を増すため、伸び側と縮み側共にやや
ソフトな図3の第3モードの減衰特性になる。こうして
モータ7により3種類のモードの減衰特性を得ることが
可能になる。
定の角度回転位置して、孔38のみがサブ通路32に連
通すると、ロッド下降で縮む場合はサブバルブ32aが
閉じる。またロッド上昇で伸びると、そのサブバルブ3
2aも開き上部室24のオイルOがサブ通路32にも流
れてオリフィス口径を増すことになり、これにより伸び
側がソフトで縮み側がハードな図3の第1モードの減衰
力特性になる。次いでモータ7により他の孔39がサブ
通路33に連通すると、この場合には上述と逆にロッド
下降で縮む時にのみサブバルブ33aも開いてオリフィ
ス口径を増すことになり、このため伸び側がハードで縮
み側がソフトな図3の第2モードの減衰力特性になる。
更に、モータ7により他の孔40がサブ通路34に連通
すると、この場合はサブ通路34に常時オイルOが流れ
てオリフィス口径を増すため、伸び側と縮み側共にやや
ソフトな図3の第3モードの減衰特性になる。こうして
モータ7により3種類のモードの減衰特性を得ることが
可能になる。
【0017】次に、この実施例の作用を、図4のフロー
チャートを用いて説明する。先ず車両走行時にステップ
S1で車速Vを読込み、ステップS2で車速VとLo/
Δtを比較して走行状態をチェックする。ここで実用的
な数値として、例えばLo=0.5m,Δt=0.03
秒とすると、Lo/Δt=60Km/hになる。そこで
この60Km/h以下の低速時には、ステップS3に進
みΔL=0としてセンサ位置を最短距離に固定する。そ
してディレイ時間ΔTを、上述の式に基づき車速Vに応
じて調整する。そこでこの場合のディレイ時間ΔTは、
車速Vに対して図5(a)のようになり、所定の車速L
o/Δtまで減少関数的に調整される。そしてステップ
S4で路面センサ10による路面凹凸情報を読込み、ス
テップS5で凹凸情報に適した減衰力可変信号を、上記
ディレイ時間ΔTを経過したタイミングで、前後輪サス
ペンション5,5’のショックアブソーバ20,20’
のモータ7,7’に同時に出力する。
チャートを用いて説明する。先ず車両走行時にステップ
S1で車速Vを読込み、ステップS2で車速VとLo/
Δtを比較して走行状態をチェックする。ここで実用的
な数値として、例えばLo=0.5m,Δt=0.03
秒とすると、Lo/Δt=60Km/hになる。そこで
この60Km/h以下の低速時には、ステップS3に進
みΔL=0としてセンサ位置を最短距離に固定する。そ
してディレイ時間ΔTを、上述の式に基づき車速Vに応
じて調整する。そこでこの場合のディレイ時間ΔTは、
車速Vに対して図5(a)のようになり、所定の車速L
o/Δtまで減少関数的に調整される。そしてステップ
S4で路面センサ10による路面凹凸情報を読込み、ス
テップS5で凹凸情報に適した減衰力可変信号を、上記
ディレイ時間ΔTを経過したタイミングで、前後輪サス
ペンション5,5’のショックアブソーバ20,20’
のモータ7,7’に同時に出力する。
【0018】そこで図6のように、車体1の前部の路面
センサ10が凸部Aを検出すると、図3の第2モードの
減衰力可変信号がモータ7,7’に出力する。そして前
輪2がその凸部Aに達する際に、時間遅れを生じること
なく前輪サスペンション5の減衰力可変装置30がその
第2モードの特性で作動可能になる。このため前輪2が
実際に凸部Aを走行して上方移動する際に、減衰力可変
装置30は縮み側がソフトで伸が側がハードに減衰作用
する。次いで後輪3がその凸部Aを走行する際には、既
に後輪サスペンション5’が同一の特性で作動可能にな
っているため、同様に減衰作用し、これにより車体1の
上方移動が抑えられる。
センサ10が凸部Aを検出すると、図3の第2モードの
減衰力可変信号がモータ7,7’に出力する。そして前
輪2がその凸部Aに達する際に、時間遅れを生じること
なく前輪サスペンション5の減衰力可変装置30がその
第2モードの特性で作動可能になる。このため前輪2が
実際に凸部Aを走行して上方移動する際に、減衰力可変
装置30は縮み側がソフトで伸が側がハードに減衰作用
する。次いで後輪3がその凸部Aを走行する際には、既
に後輪サスペンション5’が同一の特性で作動可能にな
っているため、同様に減衰作用し、これにより車体1の
上方移動が抑えられる。
【0019】一方、路面センサ10が凹部Bを検出する
と、今度は図3の第1モードの減衰力可変信号がモータ
7,7’に出力する。このため前輪2と後輪3が実際に
凹部Bを走行して下方移動する際に、前後輪サスペンシ
ョン5,5’の減衰力可変装置30は、その第1モード
の特性で伸び側がソフトで縮み側がハードに減衰作用し
て、車体1の下方移動が抑えられる。こうして車両の車
体1は、路面の凹凸部A,Bに対して上下動の少ない姿
勢を保つように制御される。
と、今度は図3の第1モードの減衰力可変信号がモータ
7,7’に出力する。このため前輪2と後輪3が実際に
凹部Bを走行して下方移動する際に、前後輪サスペンシ
ョン5,5’の減衰力可変装置30は、その第1モード
の特性で伸び側がソフトで縮み側がハードに減衰作用し
て、車体1の下方移動が抑えられる。こうして車両の車
体1は、路面の凹凸部A,Bに対して上下動の少ない姿
勢を保つように制御される。
【0020】次に上述の60Km/h以上の中高速時に
は、図4のフローチャートのステップS2からステップ
S6に進み、ΔT=0としてディレイ時間ΔTを固定す
る。そしてセンサ移動量ΔLを、上述の式に基づき車速
Vに応じて調整する。そこでこの場合のセンサ移動量Δ
Lは、車速Vに対して図5(b)のようになり、所定の
車速Lo/Δt以降で増大関数的に調整される。
は、図4のフローチャートのステップS2からステップ
S6に進み、ΔT=0としてディレイ時間ΔTを固定す
る。そしてセンサ移動量ΔLを、上述の式に基づき車速
Vに応じて調整する。そこでこの場合のセンサ移動量Δ
Lは、車速Vに対して図5(b)のようになり、所定の
車速Lo/Δt以降で増大関数的に調整される。
【0021】そこでこの場合は、車速Vの増大に応じて
路面センサ10が、移動装置11により前輪2に近い最
短前後距離の位置から、制御系全体の遅れ時間Δtに対
応した分だけ順次前方に移動して早目に路面が検出され
る。こうして路面センサ10により路面凹凸情報を早目
に得ることで、制御系全体の遅れが吸収される。ここで
上述の具体的な数値、Lo=0.5m,Δt=0.03
秒、及びセンサ移動量ΔLの最大を例えばΔL=0.5
mとすると、制御可能な最大車速は120Km/hにな
り、充分に実用可能となる。
路面センサ10が、移動装置11により前輪2に近い最
短前後距離の位置から、制御系全体の遅れ時間Δtに対
応した分だけ順次前方に移動して早目に路面が検出され
る。こうして路面センサ10により路面凹凸情報を早目
に得ることで、制御系全体の遅れが吸収される。ここで
上述の具体的な数値、Lo=0.5m,Δt=0.03
秒、及びセンサ移動量ΔLの最大を例えばΔL=0.5
mとすると、制御可能な最大車速は120Km/hにな
り、充分に実用可能となる。
【0022】そして図4のフローチャートのステップS
4、S5に進み、上述と同様に路面の凹凸情報に適した
減衰力可変信号を、直ちに前後輪サスペンション5,
5’のショックアブソーバ20,20’のモータ7,
7’に出力する。そこで前輪2と後輪3が路面の凹凸部
A,Bに達する際に、前後輪サスペンション5,5’が
同様に時間遅れを生じることなく作動可能な状態にな
り、且つサスペンション特性を変更するように減衰作用
して、車両姿勢が安定制御される。
4、S5に進み、上述と同様に路面の凹凸情報に適した
減衰力可変信号を、直ちに前後輪サスペンション5,
5’のショックアブソーバ20,20’のモータ7,
7’に出力する。そこで前輪2と後輪3が路面の凹凸部
A,Bに達する際に、前後輪サスペンション5,5’が
同様に時間遅れを生じることなく作動可能な状態にな
り、且つサスペンション特性を変更するように減衰作用
して、車両姿勢が安定制御される。
【0023】尚、路面センサ10が平坦な路面を検出す
る場合には、減衰力可変装置30が図3の第3モードの
特性で伸び側と縮み側がややソフトなものに制御され、
これにより乗り心地が良好になる。
る場合には、減衰力可変装置30が図3の第3モードの
特性で伸び側と縮み側がややソフトなものに制御され、
これにより乗り心地が良好になる。
【0024】以上、本発明の実施例について説明した
が、これのみに限定されない。
が、これのみに限定されない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車体に路面センサを設け、路面の凹凸状態に応じてサス
ペンションの特性を変更する車両姿勢制御において、路
面センサが常に車輪に近い路面を検出することを前提に
して構成されるので、車両のピッチング等の影響が少な
い状態で正確に路面を検出することができ、制御精度も
向上する。センサ取付位置と制御系全体の遅れ時間に対
して、低速時にはディレイ時間を調整して減衰力可変信
号を出力するので、各走行状態でのサスペンションの特
性変更を適切に行うことができる。中高速時には、路面
センサを前方に順次移動して遅れ時間を吸収するように
制御するので、この場合にも各走行状態でのサスペンシ
ョンの特性変更を適切に行うことができる。これにより
広車速域でのサスペンションの特性変更の性能を充分に
確保することができ、制御も容易である。
車体に路面センサを設け、路面の凹凸状態に応じてサス
ペンションの特性を変更する車両姿勢制御において、路
面センサが常に車輪に近い路面を検出することを前提に
して構成されるので、車両のピッチング等の影響が少な
い状態で正確に路面を検出することができ、制御精度も
向上する。センサ取付位置と制御系全体の遅れ時間に対
して、低速時にはディレイ時間を調整して減衰力可変信
号を出力するので、各走行状態でのサスペンションの特
性変更を適切に行うことができる。中高速時には、路面
センサを前方に順次移動して遅れ時間を吸収するように
制御するので、この場合にも各走行状態でのサスペンシ
ョンの特性変更を適切に行うことができる。これにより
広車速域でのサスペンションの特性変更の性能を充分に
確保することができ、制御も容易である。
【0026】路面センサは移動装置により前後移動する
構成であるから、構造が簡単で、実用性が高い。中高速
時にのみ路面センサが車体の前方に突出するので、極低
速の小回り時に邪魔になったり、破損することは無い。
また路面センサが車両のデザインに与える影響は全く無
い。
構成であるから、構造が簡単で、実用性が高い。中高速
時にのみ路面センサが車体の前方に突出するので、極低
速の小回り時に邪魔になったり、破損することは無い。
また路面センサが車両のデザインに与える影響は全く無
い。
【図1】本発明に係る車両のサスペンション制御装置の
実施例を示す全体の構成図である。
実施例を示す全体の構成図である。
【図2】減衰力可変式ショックアブソーバを示す断面図
である。
である。
【図3】サスペンションの減衰力特性を示す図である。
【図4】路面の凹凸状態に応じたサスペンション特性の
変更制御を示すフローチャートである。
変更制御を示すフローチャートである。
【図5】ディレイ時間とセンサ移動量の調整状態を示す
図である。
図である。
【図6】路面の凹凸状態を示す略図である。
1 車体 2 前輪 3 後輪 5,5’ サスペンション 6,6’ スプリング 7,7’ モータ 10 路面センサ 11 移動装置 13 車速センサ 14 制御ユニット 20,20’ ショックアブソーバ 30 減衰力可変装置
Claims (3)
- 【請求項1】 車輪にスプリング、減衰力可変装置を有
するショックアブソーバ、減衰力を可変制御するアクチ
ュエータを備えたサスペンションを配設する車両におい
て、車体前方下部に路面の凹凸を検出する路面センサ
を、前輪の近くから前方に移動して路面検出位置を変え
ることが可能に設け、この路面センサと走行状態の信号
を制御ユニットで処理してアクチュエータ、センサ移動
装置を作動するように構成することを特徴とする車両の
サスペンション制御装置。 - 【請求項2】 制御ユニットは、低速時には車速、セン
サとタイヤ中心との最短前後距離、制御系全体の遅れ時
間によりディレイ時間を調整して減衰力可変信号をアク
チュエータに出力し、中高速時には同じ要素でセンサ移
動量を調整して減衰力可変信号をアクチュエータに出力
するように制御することを特徴とする請求項1記載の車
両のサスペンション制御装置。 - 【請求項3】 ディレイ時間は所定の車速まで減少関数
的に調整し、センサ移動量はその所定の車速以降増大関
数的に調整することを特徴とする請求項2記載の車両の
サスペンション制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25558092A JPH0672128A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 車両のサスペンション制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25558092A JPH0672128A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 車両のサスペンション制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0672128A true JPH0672128A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17280697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25558092A Pending JPH0672128A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 車両のサスペンション制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0672128A (ja) |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP25558092A patent/JPH0672128A/ja active Pending
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