JPH0672590B2 - 自動二輪車用2サイクルエンジンの特性選択装置 - Google Patents
自動二輪車用2サイクルエンジンの特性選択装置Info
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- JPH0672590B2 JPH0672590B2 JP60160371A JP16037185A JPH0672590B2 JP H0672590 B2 JPH0672590 B2 JP H0672590B2 JP 60160371 A JP60160371 A JP 60160371A JP 16037185 A JP16037185 A JP 16037185A JP H0672590 B2 JPH0672590 B2 JP H0672590B2
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は自動二輪車用2サイクルエンジンの特性選択装
置に関する。
置に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 周知のように、自動車ではエンジン回転数、エンジン冷
却水温度等のエンジン運転状態や吸気温度、大気圧等の
気象条件に対応して燃費特性や出力特性を自動制御する
EFI(電子制御燃料噴射)やATAC(排気系可変装置)等
の制御技術が採用されている。また、自動二輪車では、
例えば排気ポート上縁が実質的に上げられるようにし、
これにより圧縮比を下げ早期着火による異常燃焼の発生
を防止しエンジン特性の向上を図ったものが知られてい
る(実公昭55−5711号)。
却水温度等のエンジン運転状態や吸気温度、大気圧等の
気象条件に対応して燃費特性や出力特性を自動制御する
EFI(電子制御燃料噴射)やATAC(排気系可変装置)等
の制御技術が採用されている。また、自動二輪車では、
例えば排気ポート上縁が実質的に上げられるようにし、
これにより圧縮比を下げ早期着火による異常燃焼の発生
を防止しエンジン特性の向上を図ったものが知られてい
る(実公昭55−5711号)。
ところが、上述した措置はいずれも運転性能やエンジン
特性の向上を図ったものであり、必ずしもユーザの希望
を反映したものではない。特に自動二輪車のユーザの趣
向は、例えば静かに走行したい、音の大きさを楽しみな
がら走行したい、最も経済的に走行したい、エンジンの
長命化が図れる走行をしたい、発進・停止の繰り返しが
多い場合の運転が円滑に行えること、あるいは全体的な
エンジン特性には満足しているが、一部のエンジン特性
が不満である等多岐に亘っている。このようなユーザの
趣向に応える為にはユーザが自らの意志でエンジン特性
の変更が出来るようにすることが好ましい。
特性の向上を図ったものであり、必ずしもユーザの希望
を反映したものではない。特に自動二輪車のユーザの趣
向は、例えば静かに走行したい、音の大きさを楽しみな
がら走行したい、最も経済的に走行したい、エンジンの
長命化が図れる走行をしたい、発進・停止の繰り返しが
多い場合の運転が円滑に行えること、あるいは全体的な
エンジン特性には満足しているが、一部のエンジン特性
が不満である等多岐に亘っている。このようなユーザの
趣向に応える為にはユーザが自らの意志でエンジン特性
の変更が出来るようにすることが好ましい。
(発明の目的) 本発明は上述した問題に鑑みなされたもので、ユーザが
自らの意志でエンジン特性を運転状況に応じて変更でき
る自動二輪車用2サイクルエンジンの特性選択装置を提
供することを目的とする。
自らの意志でエンジン特性を運転状況に応じて変更でき
る自動二輪車用2サイクルエンジンの特性選択装置を提
供することを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するために、本発明に依れば、排気口又
は掃気口の少なくとも一方の開閉タイミングを制御する
開閉タイミング制御手段と、内燃エンジンの点火時期を
制御する点火時期制御手段と、前記開閉タイミング制御
手段及び前記点火時期制御手段を制御する単一の制御ユ
ニットとを備え、前記制御ユニットが、ユーザの意志に
より前記開閉タイミング制御手段及び前記点火時期制御
手段の特性を所定の運転モードに変更する変更手段を有
し、さらに、前記変更手段により変更された運転モード
を表示する表示手段を備えていることを特徴とする自動
二輪車用2サイクルエンジンの特性選択装置が提供され
る。
は掃気口の少なくとも一方の開閉タイミングを制御する
開閉タイミング制御手段と、内燃エンジンの点火時期を
制御する点火時期制御手段と、前記開閉タイミング制御
手段及び前記点火時期制御手段を制御する単一の制御ユ
ニットとを備え、前記制御ユニットが、ユーザの意志に
より前記開閉タイミング制御手段及び前記点火時期制御
手段の特性を所定の運転モードに変更する変更手段を有
し、さらに、前記変更手段により変更された運転モード
を表示する表示手段を備えていることを特徴とする自動
二輪車用2サイクルエンジンの特性選択装置が提供され
る。
(実施例の説明) 第1図は本発明の一実施例に係る自動二輪車用2サイク
ルエンジンの特性選択装置の構成を示すブロック図であ
る。
ルエンジンの特性選択装置の構成を示すブロック図であ
る。
このエンジン特性選択装置は、ユーザが諸元Aセレクタ
100及び諸元Bセレクタ200を手操作するだけで、点火時
期制御及び燃焼制御に係るエンジン特性を任意に変更し
ユーザが好むエンジン運転状態にするもので、諸元Aセ
レクタ100及び諸元Bセレクタ200は例えば後述するよう
にエンジン本体に夫々取り付けられる。
100及び諸元Bセレクタ200を手操作するだけで、点火時
期制御及び燃焼制御に係るエンジン特性を任意に変更し
ユーザが好むエンジン運転状態にするもので、諸元Aセ
レクタ100及び諸元Bセレクタ200は例えば後述するよう
にエンジン本体に夫々取り付けられる。
諸元Aセレクタ100の手操作により点火時期特性を例え
ば5段階に亘り遅角変化をさせることができる。この実
施例では、点火装置300の点火時期制御回路(第2図)
の抵抗R1,R2の各抵抗値を回路定数変更スイッチ400によ
り切換えることにより行なう。回転定数変更スイッチ40
0は、例えば第3図に示すようにスイッチAとスイッチ
Bが連動するロータリスイッチからなる。スイッチA,B
は抵抗R1,R2の各抵抗値を夫々5段階に亘り変更設定す
るもので、諸元Aセレクタ100を例えば番号3に設定す
るとロータが回転し、スイッチA,Bは共に対応する接続
端子3に切換るようになっている。その結果、点火装置
300は諸元Aセレクタ100が選択設定した番号3の遅角特
性上で点火時期を制御することになる。尚、点火時期制
御回路(第2図)の詳細は後述する。
ば5段階に亘り遅角変化をさせることができる。この実
施例では、点火装置300の点火時期制御回路(第2図)
の抵抗R1,R2の各抵抗値を回路定数変更スイッチ400によ
り切換えることにより行なう。回転定数変更スイッチ40
0は、例えば第3図に示すようにスイッチAとスイッチ
Bが連動するロータリスイッチからなる。スイッチA,B
は抵抗R1,R2の各抵抗値を夫々5段階に亘り変更設定す
るもので、諸元Aセレクタ100を例えば番号3に設定す
るとロータが回転し、スイッチA,Bは共に対応する接続
端子3に切換るようになっている。その結果、点火装置
300は諸元Aセレクタ100が選択設定した番号3の遅角特
性上で点火時期を制御することになる。尚、点火時期制
御回路(第2図)の詳細は後述する。
また、諸元Bセレクタ200の手操作により圧縮比を例え
ば5段階に亘り変更設定できる(従って排気ポート、掃
気ポートの開閉タイミングも5段階に亘り変更設定され
る)。具体的には、圧縮比変更機構500及びこれを駆動
するサーボモータ600は第6図及び第7図に示すように
配設され、諸元Bセレクタ200により番号の設定を行な
うと、諸元選択信号がサーボモータ600に出力され、サ
ーボモータ600が所定角度回転する。その結果、圧縮比
変更機構500が後述するように駆動され、当該エンジン
はユーザが選択した圧縮比でもって運転を継続すること
になる。
ば5段階に亘り変更設定できる(従って排気ポート、掃
気ポートの開閉タイミングも5段階に亘り変更設定され
る)。具体的には、圧縮比変更機構500及びこれを駆動
するサーボモータ600は第6図及び第7図に示すように
配設され、諸元Bセレクタ200により番号の設定を行な
うと、諸元選択信号がサーボモータ600に出力され、サ
ーボモータ600が所定角度回転する。その結果、圧縮比
変更機構500が後述するように駆動され、当該エンジン
はユーザが選択した圧縮比でもって運転を継続すること
になる。
以上のように、諸元Aセレクタ100、諸元Bセレクタ200
の操作により、ユーザは最大25通りのエンジン特性が選
択できるようになっている。
の操作により、ユーザは最大25通りのエンジン特性が選
択できるようになっている。
さらに、このエンジン特性選択装置は第11図に例示する
如きコントロールパネル700と該コントロールパネル700
への表示制御を行なうマイクロコンピュータ800を備え
る。コントロールパネル700はモード表示部7aとPSカー
ブ(出力特性)表示部7bとを備える。PSカーブ表示部7b
は、第11図に例示する如く、エンジン出力(縦軸)−エ
ンジン速度(横軸)の特性曲線を表示する。また、モー
ド表示部7aの表示内容としては、例えば「OPEN」「SPOR
TY」「ECONOMY」「SILENT」「Access」「DURABILITY」
及び「WARNING」等である。一方、マイクロコンピュー
タ800はモード表示制御プログラム8aとPSカーブ表示制
御プログラム8bとを備え、これらのプログラム8a,8bは
諸元Aセレクタ100及び諸元Bセレクタ200の各諸元選択
信号の入力に応答して起動される。モード表示制御プロ
グラム8aは前記25通りのエンジン特性(モード)のうち
のいずれが選択されたか判断し、これに基づきコントロ
ールパネル700のモード表示部7aにユーザが意図した所
望のモード表示を行なうことを実行する。また、PSカー
ブ表示制御プログラム8bはユーザが選択したエンジン状
態におけるエンジン出力とエンジン回転数の関係をグラ
フ化し、これをPSカーブ表示部7bに表示することを実行
する。
如きコントロールパネル700と該コントロールパネル700
への表示制御を行なうマイクロコンピュータ800を備え
る。コントロールパネル700はモード表示部7aとPSカー
ブ(出力特性)表示部7bとを備える。PSカーブ表示部7b
は、第11図に例示する如く、エンジン出力(縦軸)−エ
ンジン速度(横軸)の特性曲線を表示する。また、モー
ド表示部7aの表示内容としては、例えば「OPEN」「SPOR
TY」「ECONOMY」「SILENT」「Access」「DURABILITY」
及び「WARNING」等である。一方、マイクロコンピュー
タ800はモード表示制御プログラム8aとPSカーブ表示制
御プログラム8bとを備え、これらのプログラム8a,8bは
諸元Aセレクタ100及び諸元Bセレクタ200の各諸元選択
信号の入力に応答して起動される。モード表示制御プロ
グラム8aは前記25通りのエンジン特性(モード)のうち
のいずれが選択されたか判断し、これに基づきコントロ
ールパネル700のモード表示部7aにユーザが意図した所
望のモード表示を行なうことを実行する。また、PSカー
ブ表示制御プログラム8bはユーザが選択したエンジン状
態におけるエンジン出力とエンジン回転数の関係をグラ
フ化し、これをPSカーブ表示部7bに表示することを実行
する。
以上のように、ユーザは、当該エンジン特性が自らの意
志で変更設定したものに係る特性であることを目視確認
しながら、自動二輪車の運転を楽しむことができるよう
になっている。
志で変更設定したものに係る特性であることを目視確認
しながら、自動二輪車の運転を楽しむことができるよう
になっている。
次に、点火時期制御回路(第2図)、及び圧縮比変更機
構(第6図、第7図)について説明する。
構(第6図、第7図)について説明する。
第2図において、図示しない交流発電機の交流出力が印
加される端子EXには整流用のダイオードD1のアノードが
接続される。ダイオードD1のカソードには点火用充電コ
ンデンサC0の一方の接続端子が接続され、コンデンサC0
の他方の接続端子は端子Igに接続される。端子Igには図
示しないイグニッションコイルの一次側コイルが接続さ
れる。
加される端子EXには整流用のダイオードD1のアノードが
接続される。ダイオードD1のカソードには点火用充電コ
ンデンサC0の一方の接続端子が接続され、コンデンサC0
の他方の接続端子は端子Igに接続される。端子Igには図
示しないイグニッションコイルの一次側コイルが接続さ
れる。
このダイオードD1のカソードとコンデンサC0の接続点に
はスイッチング素子、例えばサイリスタSCRのアノード
が接続され、サイリスタSCRのカソードはアースに接続
されている。また、端子PCには図示しないパルサの出力
が印加される。パルサの出力波形は非正弦波形であり、
その波高値はエンジン回転数に応じて変化する(第4図
(a))。この端子PCには抵抗R0を介してダイオードD2
のアノードが接続され、ダイオードD2のカソードはPNP
トランジスタTrのベースに接続されている。ダイオード
D2のカソードとトランジスタTrのベースとの接続点Aと
アース間には抵抗R2が接続されると共に、定電圧ダイオ
ードD3のカソードが接続され、定電圧ダイオードD3のア
ノードとアース間には抵抗R1が接続されている。また、
トランジスタTrのエミッタとアース間にはコンデンサC1
が介挿され、エミッタとコンデンサC1との接続点と前記
接続点A間には接続点Aの電圧でコンデンサC1を充電す
べくダイオードD4が順方向接続されている。そして、ト
ランジスタTrのコレクタは抵抗R3を介して前記サイリス
タSCRのゲートに接続され、抵抗R3とサイリスタSCRのゲ
ートとの接続点とアース間には抵抗R4が接続されてい
る。尚、端子EXとダイオードD1のアノードの接続点には
ダイオードD5のカソードが接続されると共に、ダイオー
ドD6のアノードが接続され、ダイオードD5のアノードは
アースに、またダイオードD6のカソードは端子SWに夫々
接続されている。端子SWは図示しないイグニッションキ
ースイッチに接続され、該キースイッチをオフしたとき
端子EXをアースに接続し、コンデンサC0が充電されない
ようにしている。
はスイッチング素子、例えばサイリスタSCRのアノード
が接続され、サイリスタSCRのカソードはアースに接続
されている。また、端子PCには図示しないパルサの出力
が印加される。パルサの出力波形は非正弦波形であり、
その波高値はエンジン回転数に応じて変化する(第4図
(a))。この端子PCには抵抗R0を介してダイオードD2
のアノードが接続され、ダイオードD2のカソードはPNP
トランジスタTrのベースに接続されている。ダイオード
D2のカソードとトランジスタTrのベースとの接続点Aと
アース間には抵抗R2が接続されると共に、定電圧ダイオ
ードD3のカソードが接続され、定電圧ダイオードD3のア
ノードとアース間には抵抗R1が接続されている。また、
トランジスタTrのエミッタとアース間にはコンデンサC1
が介挿され、エミッタとコンデンサC1との接続点と前記
接続点A間には接続点Aの電圧でコンデンサC1を充電す
べくダイオードD4が順方向接続されている。そして、ト
ランジスタTrのコレクタは抵抗R3を介して前記サイリス
タSCRのゲートに接続され、抵抗R3とサイリスタSCRのゲ
ートとの接続点とアース間には抵抗R4が接続されてい
る。尚、端子EXとダイオードD1のアノードの接続点には
ダイオードD5のカソードが接続されると共に、ダイオー
ドD6のアノードが接続され、ダイオードD5のアノードは
アースに、またダイオードD6のカソードは端子SWに夫々
接続されている。端子SWは図示しないイグニッションキ
ースイッチに接続され、該キースイッチをオフしたとき
端子EXをアースに接続し、コンデンサC0が充電されない
ようにしている。
このような構成において、コンデンサC0は端子EXに印加
される交流出力でダイオードD1を介して充電される。一
方、コンデンサC1は抵抗R0、ダイオードD2、及びD4を介
して端子PCに印加されるパルサ出力により充電される。
トランジスタTrはコンデンサC1の端子電圧が接続点Aの
電圧を超えたときオン作動をし、またコンデンサC1の端
子電圧が接続点Aの電圧以下となったときオフ作動す
る。トランジスタTrがオン作動すると、コンデンサC1の
放電電流がトランジスタTr、抵抗R3,R4及びアースと流
れ、サイリスタSCRをオン作動させる。すると、コンデ
ンサC0がサイリスタSCRを介して急激に放電し、端子Ig
に接続される図示しないイグニッションコイルを介した
点火が行なわれる。この点火時期は一般には圧縮行程終
了前の上死点(TDC)前の所定クランク角度位置(例え
ば20゜BTDC)に設定されるが、本発明においては点火時
期がトランジスタTrがオン作動する時点であることに着
目し、接続点Aの電圧を変えることにより、点火時期を
遅角させるのであり、この作用を行なうのが前記回路定
数変更スイッチ400(第1,3図)である。
される交流出力でダイオードD1を介して充電される。一
方、コンデンサC1は抵抗R0、ダイオードD2、及びD4を介
して端子PCに印加されるパルサ出力により充電される。
トランジスタTrはコンデンサC1の端子電圧が接続点Aの
電圧を超えたときオン作動をし、またコンデンサC1の端
子電圧が接続点Aの電圧以下となったときオフ作動す
る。トランジスタTrがオン作動すると、コンデンサC1の
放電電流がトランジスタTr、抵抗R3,R4及びアースと流
れ、サイリスタSCRをオン作動させる。すると、コンデ
ンサC0がサイリスタSCRを介して急激に放電し、端子Ig
に接続される図示しないイグニッションコイルを介した
点火が行なわれる。この点火時期は一般には圧縮行程終
了前の上死点(TDC)前の所定クランク角度位置(例え
ば20゜BTDC)に設定されるが、本発明においては点火時
期がトランジスタTrがオン作動する時点であることに着
目し、接続点Aの電圧を変えることにより、点火時期を
遅角させるのであり、この作用を行なうのが前記回路定
数変更スイッチ400(第1,3図)である。
接続点Aの電圧は抵抗R2の端子電圧に等しいと共に、定
電圧ダイオードD3のツェナー電圧Vzと抵抗R1の端子電圧
の和に等しいが、ツェナー電圧Vzは一定であるので、接
続点Aの電圧は実質上抵抗R1,R2の各端子電圧に依存す
ることになる。ここで、抵抗R1=0とした場合に点火時
期を遅角させる様子を第4図を参照して説明する。第4
図(a)(d)は端子PCに印加されるパルサ出力電圧の
波形を示し、その波高値はエンジン回転数の上昇と共に
増大する。今、エンジン回転数が例えば300rpmである場
合の波高値が約40V(第4図(a))、6000rpmである場
合の波高値が約70V(第4図(d))であるとする。そ
して、接続点Aの電圧は抵抗R0,R2で分圧した値に等し
いから、R0=R2とすると端子PCに印加されるパルサ出力
電圧の半分の電圧が接続点Aの電圧になる。従って、定
電圧ダイオードD3のツェナー電圧Vzが例えば25Vである
とした場合に、接続点Aの電圧波形を求めると第4図
(b)に示すようになる。即ち、エンジン回転数が3000
rpmである場合には接続点Aの電圧は最大20Vであるか
ら、コンデンサC1の充電電圧も20V付近まで達し、その
時点はパルサ出力電圧の正方向波高値の時点と略一致す
る。そして、接続点Aの電圧が最大値を過ぎその値がコ
ンデンサC1の充電電圧以下になると、トランジスタTrは
オン作動をし、パルサ出力電圧の正方向波高値を僅かに
過ぎた時点(第4図(c))で点火が行なわれる。ここ
で、パルサ出力電圧はその正方向波高値が例えば20゜BT
DCのクランク角度位置で生ずるようになされているの
で、略20゜BTDCで点火が行なわれることになる。
電圧ダイオードD3のツェナー電圧Vzと抵抗R1の端子電圧
の和に等しいが、ツェナー電圧Vzは一定であるので、接
続点Aの電圧は実質上抵抗R1,R2の各端子電圧に依存す
ることになる。ここで、抵抗R1=0とした場合に点火時
期を遅角させる様子を第4図を参照して説明する。第4
図(a)(d)は端子PCに印加されるパルサ出力電圧の
波形を示し、その波高値はエンジン回転数の上昇と共に
増大する。今、エンジン回転数が例えば300rpmである場
合の波高値が約40V(第4図(a))、6000rpmである場
合の波高値が約70V(第4図(d))であるとする。そ
して、接続点Aの電圧は抵抗R0,R2で分圧した値に等し
いから、R0=R2とすると端子PCに印加されるパルサ出力
電圧の半分の電圧が接続点Aの電圧になる。従って、定
電圧ダイオードD3のツェナー電圧Vzが例えば25Vである
とした場合に、接続点Aの電圧波形を求めると第4図
(b)に示すようになる。即ち、エンジン回転数が3000
rpmである場合には接続点Aの電圧は最大20Vであるか
ら、コンデンサC1の充電電圧も20V付近まで達し、その
時点はパルサ出力電圧の正方向波高値の時点と略一致す
る。そして、接続点Aの電圧が最大値を過ぎその値がコ
ンデンサC1の充電電圧以下になると、トランジスタTrは
オン作動をし、パルサ出力電圧の正方向波高値を僅かに
過ぎた時点(第4図(c))で点火が行なわれる。ここ
で、パルサ出力電圧はその正方向波高値が例えば20゜BT
DCのクランク角度位置で生ずるようになされているの
で、略20゜BTDCで点火が行なわれることになる。
一方、エンジン回転数が6000rpmの場合には接続点Aの
電圧は本来最大35Vまで上昇するはずであるが、定電圧
ダイオードD3のツェーナ電圧Vz(25V)以上にはなり得
ないので、第4図(e)に示すようにツェナー電圧以上
の電圧領域(図示破線部分)はクリップされ実線で示す
波形となる。コンデンサC1の充電電圧はツェナー電圧Vz
(=25V)であるから、パルサ出力電圧が正方向波高値
から所定クランク角度位置を経過したt1時点で50V以下
になると、その時点でトランジスタTrがオン作動をし、
第4図(f)に示すように点火が行なわれる。ここに、
点火時期は20゜BTDC位置からクランク角度位置θだけTD
C位置に近付く、即ち遅角される。このとき、抵抗R1≠
0とすると、トランジスタTrがオン作動をするときの接
続点Aの電圧は抵抗R1の端子電圧の分だけ増加するか
ら、点火時期の遅角量は前述の場合よりも小さくなる。
電圧は本来最大35Vまで上昇するはずであるが、定電圧
ダイオードD3のツェーナ電圧Vz(25V)以上にはなり得
ないので、第4図(e)に示すようにツェナー電圧以上
の電圧領域(図示破線部分)はクリップされ実線で示す
波形となる。コンデンサC1の充電電圧はツェナー電圧Vz
(=25V)であるから、パルサ出力電圧が正方向波高値
から所定クランク角度位置を経過したt1時点で50V以下
になると、その時点でトランジスタTrがオン作動をし、
第4図(f)に示すように点火が行なわれる。ここに、
点火時期は20゜BTDC位置からクランク角度位置θだけTD
C位置に近付く、即ち遅角される。このとき、抵抗R1≠
0とすると、トランジスタTrがオン作動をするときの接
続点Aの電圧は抵抗R1の端子電圧の分だけ増加するか
ら、点火時期の遅角量は前述の場合よりも小さくなる。
以上の動作説明から明らかなように、抵抗R1,R2の値を
変更することにより、点火時期の遅角制御が行なえる。
第5図は第3図に示した回路定数変更スイッチ4で抵抗
R1,R2の値を5段階に亘り変更設定した場合の各点火時
期特性を示す。尚、点火進角値θIGはエンジン回転数Ne
が4000rpm以下では20゜BTDCに設定される。図におい
て、諸元Aセレクタ100で例えば番号5を選択すると、
回路定数変更スイッチ400の接点は端子5に切換えられ
て、抵抗R1,R2は例えばR1=0Ω,R2=270Ωと夫々切換
設定される。その結果、点火進角値θIGは略8゜BTDCに
遅角される。そして、5段階に亘り行なわれる遅角制御
の開始時点と終了時点は各段階で夫々異なっており、開
始時点は抵抗R2で、また終了時点は抵抗R1で夫々規定さ
れる。
変更することにより、点火時期の遅角制御が行なえる。
第5図は第3図に示した回路定数変更スイッチ4で抵抗
R1,R2の値を5段階に亘り変更設定した場合の各点火時
期特性を示す。尚、点火進角値θIGはエンジン回転数Ne
が4000rpm以下では20゜BTDCに設定される。図におい
て、諸元Aセレクタ100で例えば番号5を選択すると、
回路定数変更スイッチ400の接点は端子5に切換えられ
て、抵抗R1,R2は例えばR1=0Ω,R2=270Ωと夫々切換
設定される。その結果、点火進角値θIGは略8゜BTDCに
遅角される。そして、5段階に亘り行なわれる遅角制御
の開始時点と終了時点は各段階で夫々異なっており、開
始時点は抵抗R2で、また終了時点は抵抗R1で夫々規定さ
れる。
次いで、第6図乃至第9図を参照して圧縮比変更機構50
0の具体例を説明する。
0の具体例を説明する。
第6図及び第7図は2サイクル内燃エンジンの要部を示
す一部破断正面図及び側断面図である。図において、こ
の内燃エンジンはシリンダヘッド1と、シリンダ2と、
クランクケース3を備える。シリンダヘッド1には点火
プラグ4が設けられている。シリンダ2内にはシリンダ
ボア5が嵌め込まれ、シリンダボア5にはピストン6が
摺動自在に嵌装されている。ピストン6のピストンピン
7にはコンロッド8の小端部が回転自在に連結されてい
る。一方、コンロッド8の大端部を回転自在に支持する
クランクピン9はクランク軸10に一体的に突設されたク
ランクアーム11に固定され、クランク軸10はベアリング
10aを介してクランクケース3の支持部分に回転自在に
支持されている。
す一部破断正面図及び側断面図である。図において、こ
の内燃エンジンはシリンダヘッド1と、シリンダ2と、
クランクケース3を備える。シリンダヘッド1には点火
プラグ4が設けられている。シリンダ2内にはシリンダ
ボア5が嵌め込まれ、シリンダボア5にはピストン6が
摺動自在に嵌装されている。ピストン6のピストンピン
7にはコンロッド8の小端部が回転自在に連結されてい
る。一方、コンロッド8の大端部を回転自在に支持する
クランクピン9はクランク軸10に一体的に突設されたク
ランクアーム11に固定され、クランク軸10はベアリング
10aを介してクランクケース3の支持部分に回転自在に
支持されている。
また、第6図において、掃気通路12は上部開口端がシリ
ンダボア5の側壁を貫通してシリンダ室に連通可能とさ
れ、かつ下部開口端がクランクケース3内に画成される
クランク室13に連通している。尚、第7図中符号14は吸
気通路、符号15は排気通路である。
ンダボア5の側壁を貫通してシリンダ室に連通可能とさ
れ、かつ下部開口端がクランクケース3内に画成される
クランク室13に連通している。尚、第7図中符号14は吸
気通路、符号15は排気通路である。
以上の如く構成される従来の内燃エンジンにおいて、次
のような圧縮比変更機構が付加される。即ち、クランク
ピン9にはカム部材16が回転可能に外嵌されている。こ
のカム部材16は略円筒上に形成され、その長さ方向一端
(第6図中右側)外周部にはカム部16aが形成されてい
る。前記コンロッド8の大端部はカム部材16のカム部16
aに回転自在に外嵌されており、このカム部16aを介して
クランクピン9に回転自在に軸支されていることにな
る。また、カム部材16の他端(第6図中左側)にはピニ
オン17が外嵌固定され、カム部材16と一体的に回転す
る。
のような圧縮比変更機構が付加される。即ち、クランク
ピン9にはカム部材16が回転可能に外嵌されている。こ
のカム部材16は略円筒上に形成され、その長さ方向一端
(第6図中右側)外周部にはカム部16aが形成されてい
る。前記コンロッド8の大端部はカム部材16のカム部16
aに回転自在に外嵌されており、このカム部16aを介して
クランクピン9に回転自在に軸支されていることにな
る。また、カム部材16の他端(第6図中左側)にはピニ
オン17が外嵌固定され、カム部材16と一体的に回転す
る。
ライナ18はクランクケース3に回転自在に支持され、か
つクランク軸10と同軸上に配置されている。そして、こ
のライナ18の一端面には全周に亘り内歯18′aが形成さ
れた歯車18′が固着されており、この内歯18′aは前記
ピニオン17に噛合するようになっている。ここで、前記
歯車18′とピニオン17との歯数の比は所定値、例えば3:
1に設定されており、ピニオン17が歯車18′の内周を一
周する間に、該ピニオン17は3回自転することになる。
つクランク軸10と同軸上に配置されている。そして、こ
のライナ18の一端面には全周に亘り内歯18′aが形成さ
れた歯車18′が固着されており、この内歯18′aは前記
ピニオン17に噛合するようになっている。ここで、前記
歯車18′とピニオン17との歯数の比は所定値、例えば3:
1に設定されており、ピニオン17が歯車18′の内周を一
周する間に、該ピニオン17は3回自転することになる。
また、クランクケース3の下端部には前記サーボモータ
600が固定され、該サーボモータ600の出力軸にウォーム
19が固定されている。ウォーム19は前記歯車18′の外周
の一部に形成されたウォームホイール20と噛合するよう
になっている。
600が固定され、該サーボモータ600の出力軸にウォーム
19が固定されている。ウォーム19は前記歯車18′の外周
の一部に形成されたウォームホイール20と噛合するよう
になっている。
さらに、クランクケース3の上端部には前記諸元Aセレ
クタ100及び諸元Bセレクタ200が取り付けられている。
各セレクタ100,200の操作ツマミ表面には選択諸元を示
す番号(この実施例では1〜5)が付され、操作ツマミ
を手指で回転させ諸元番号をカーソル位置にセットする
のである。前述したように、サーボモータ600は諸元B
セレクタ2よりの諸元選択信号で駆動される。
クタ100及び諸元Bセレクタ200が取り付けられている。
各セレクタ100,200の操作ツマミ表面には選択諸元を示
す番号(この実施例では1〜5)が付され、操作ツマミ
を手指で回転させ諸元番号をカーソル位置にセットする
のである。前述したように、サーボモータ600は諸元B
セレクタ2よりの諸元選択信号で駆動される。
次いで、上述のように構成される圧縮比変更機構の作用
を説明する。第8図はクランクピン9及びカム部材16の
動きを説明する図である。図中符号Aはクランクピン9
の中心の軌跡、符号Bはカム部16aの中心の軌跡(従っ
て、コンロッド8の大端部中心の軌跡)、符号hはカム
部16aの中心の偏心量、符号Cはクランクピンの中心位
置を夫々示す。
を説明する。第8図はクランクピン9及びカム部材16の
動きを説明する図である。図中符号Aはクランクピン9
の中心の軌跡、符号Bはカム部16aの中心の軌跡(従っ
て、コンロッド8の大端部中心の軌跡)、符号hはカム
部16aの中心の偏心量、符号Cはクランクピンの中心位
置を夫々示す。
図から明らかなように、カム部16a中心の動きは、クラ
ンク軸10を中心として120゜回動する毎に、クランクピ
ン9の中心の動きに対し径方向外側へ突出したり内側へ
凹んだりして、大略正三角形を描く。これは、クランク
軸10の回転に伴ない、歯車18′の内周を公転するピニオ
ン17が当該歯車18′の内歯18′aにより強制的に回転さ
せられ、これと同時にカム部16aの中心がクランクピン
9に対して偏心させられているためである。
ンク軸10を中心として120゜回動する毎に、クランクピ
ン9の中心の動きに対し径方向外側へ突出したり内側へ
凹んだりして、大略正三角形を描く。これは、クランク
軸10の回転に伴ない、歯車18′の内周を公転するピニオ
ン17が当該歯車18′の内歯18′aにより強制的に回転さ
せられ、これと同時にカム部16aの中心がクランクピン
9に対して偏心させられているためである。
次に、第9図はサーボモータ600を駆動した場合のカム
部16a中心の軌跡の変化を示す。図中実線で示す軌跡は
前記第8図中の符号Bで示す軌跡に相当し、諸元Bセレ
クタ200の例えば番号1を選択した場合を示す。この場
合におけるピストン6は、上死点位置が前記偏心量hの
分(最大2hまで可能)だけ押し上げられる(従って、圧
縮比が高くなる)と共に、下降時期が遅くなり、かつ上
昇時期が早くなる(従って、排気口や掃気口の開閉タイ
ミングがずらされている)。従って、番号1の選択をエ
ンジンが低速回転のときに行なえば出力特性が向上す
る。また、第9図中破線で示す軌跡は例えば番号3を選
択し、サーボモータ600が所定角度回転した場合を示
し、カム部16a中心の軌跡が前記実線で示す軌跡の状態
から30゜回転した状態が示されている。これはサーボモ
ータ600により歯車18′が回転されると、カム部材16は
その位置を保持したまま所定角度(図示例では90゜)自
転することになる。この場合のピストン6は、上死点位
置が前述の場合よりも若干下がる(従って、圧縮比が前
述の場合よりも小さくなる)と共に、下降時期が早くな
り、かつ上昇時期が遅くなる(従って、排気口や掃気口
の開閉タイミングが前述とは異なるタイミングにずらさ
れる)。この番号3の選択をエンジンが高速回転のとき
に行なえばノッキングの発生を防止できる。尚、第9図
中の符号l1,l2は夫々ピストン7のストロークを示す。
部16a中心の軌跡の変化を示す。図中実線で示す軌跡は
前記第8図中の符号Bで示す軌跡に相当し、諸元Bセレ
クタ200の例えば番号1を選択した場合を示す。この場
合におけるピストン6は、上死点位置が前記偏心量hの
分(最大2hまで可能)だけ押し上げられる(従って、圧
縮比が高くなる)と共に、下降時期が遅くなり、かつ上
昇時期が早くなる(従って、排気口や掃気口の開閉タイ
ミングがずらされている)。従って、番号1の選択をエ
ンジンが低速回転のときに行なえば出力特性が向上す
る。また、第9図中破線で示す軌跡は例えば番号3を選
択し、サーボモータ600が所定角度回転した場合を示
し、カム部16a中心の軌跡が前記実線で示す軌跡の状態
から30゜回転した状態が示されている。これはサーボモ
ータ600により歯車18′が回転されると、カム部材16は
その位置を保持したまま所定角度(図示例では90゜)自
転することになる。この場合のピストン6は、上死点位
置が前述の場合よりも若干下がる(従って、圧縮比が前
述の場合よりも小さくなる)と共に、下降時期が早くな
り、かつ上昇時期が遅くなる(従って、排気口や掃気口
の開閉タイミングが前述とは異なるタイミングにずらさ
れる)。この番号3の選択をエンジンが高速回転のとき
に行なえばノッキングの発生を防止できる。尚、第9図
中の符号l1,l2は夫々ピストン7のストロークを示す。
次に、第10図(A)(B)は諸元Aセレクタ100及び諸
元Bセレクタ200を夫々各別に適宜に操作設定した場合
のエンジン回転数Neとエンジン出力PSの関係の一例を示
す。第10図(A)は諸元Aセレクタ100を番号3に設定
し、諸元Bセレクタ200を番号1から順に番号5まで変
化させた場合、第10図(B)は諸元Bセレクタ200を例
えば番号3に設定し、諸元Aセレクタ100を番号1,3及び
5と変化させた場合のエンジン出力特性を夫々示す。こ
の特性曲線は前述したようにマイクロコンピュータ800
で求められ、コントロールパネル700(第11図)のPSカ
ーブ表示部7bに表示されるのである。そして、モード表
示部7aには各セレクタ100,200を操作したことによるエ
ンジン特性上の特徴が表示される。例えば諸元A=5,諸
元B=1の場合には「SPORTY」が、諸元A=1,諸元B=
5の場合には「ECONOMY」が、また諸元A=3,諸元B=
3の場合には「DURABILITY」が夫々点灯する。尚、モー
ド表示部7aの各文字はLED表示によるものであり、またP
Cカーブ表示部7aは液晶表示器で構成されている。
元Bセレクタ200を夫々各別に適宜に操作設定した場合
のエンジン回転数Neとエンジン出力PSの関係の一例を示
す。第10図(A)は諸元Aセレクタ100を番号3に設定
し、諸元Bセレクタ200を番号1から順に番号5まで変
化させた場合、第10図(B)は諸元Bセレクタ200を例
えば番号3に設定し、諸元Aセレクタ100を番号1,3及び
5と変化させた場合のエンジン出力特性を夫々示す。こ
の特性曲線は前述したようにマイクロコンピュータ800
で求められ、コントロールパネル700(第11図)のPSカ
ーブ表示部7bに表示されるのである。そして、モード表
示部7aには各セレクタ100,200を操作したことによるエ
ンジン特性上の特徴が表示される。例えば諸元A=5,諸
元B=1の場合には「SPORTY」が、諸元A=1,諸元B=
5の場合には「ECONOMY」が、また諸元A=3,諸元B=
3の場合には「DURABILITY」が夫々点灯する。尚、モー
ド表示部7aの各文字はLED表示によるものであり、またP
Cカーブ表示部7aは液晶表示器で構成されている。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明の自動二輪車用2サイクル
エンジンの特性選択装置によれば、排気口又は掃気口の
少なくとも一方の開閉タイミングを制御する開閉タイミ
ング制御手段と、内燃エンジンの点火時期を制御する点
火時期制御手段と、前記開閉タイミング制御手段及び前
記点火時期制御手段を制御する単一の制御ユニットとを
備え、前記制御ユニットが、ユーザの意志により前記開
閉タイミング制御手段及び前記点火時期制御手段の特性
を所定の運転モードに変更する変更手段を有し、さら
に、前記変更手段により変更された運転モードを表示す
る表示手段を備えているので、ユーザが、当該エンジン
特性が自らの意志で変更設定したものに係る特性である
ことを目視確認しながら、自動二輪車の運転を楽しむこ
とができる。すなわち、本発明によれば、よりユーザの
ニーズに答えられるエンジン特性を容易に得ることがで
き、ユーザはその好みに応じた快適な走行を享受するこ
とができる。
エンジンの特性選択装置によれば、排気口又は掃気口の
少なくとも一方の開閉タイミングを制御する開閉タイミ
ング制御手段と、内燃エンジンの点火時期を制御する点
火時期制御手段と、前記開閉タイミング制御手段及び前
記点火時期制御手段を制御する単一の制御ユニットとを
備え、前記制御ユニットが、ユーザの意志により前記開
閉タイミング制御手段及び前記点火時期制御手段の特性
を所定の運転モードに変更する変更手段を有し、さら
に、前記変更手段により変更された運転モードを表示す
る表示手段を備えているので、ユーザが、当該エンジン
特性が自らの意志で変更設定したものに係る特性である
ことを目視確認しながら、自動二輪車の運転を楽しむこ
とができる。すなわち、本発明によれば、よりユーザの
ニーズに答えられるエンジン特性を容易に得ることがで
き、ユーザはその好みに応じた快適な走行を享受するこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例に係る内燃エンジンの特性選
択装置の全体構成を示すブロック図、第2図は第1図中
の点火装置が備える点火時期制御回路を示す回路図、第
3図は前記点火時期制御回路の抵抗R1,R2の値を切換設
定する回路定数変更スイッチを示す接続図、第4図は前
記点火時期制御回路の作用を説明する波形図、第5図は
前記回路定数変更スイッチの操作により各種に遅角制御
される点火進角値θIGの変化を示す線図、第6図及び第
7図は2サイクル内燃エンジンの要部を示す一部破断正
面図及び側断面図、第8図及び第9図は圧縮比変更機構
の作用を説明する図、第10図(A)(B)は諸元Aセレ
クタ及び諸元Bセレクタの操作により得られる各種のエ
ンジン出力特性を示す特性図、第11図はコントロールパ
ネルを示す正面図である。 100……諸元Aセレクタ、200……諸元Bセレクタ、300
……点火装置、400……回路定数変更スイッチ、500……
圧縮比変更機構、600……サーボモータ、700……コント
ロールパネル、800……マイクロコンピュータ、6……
ピストン、9……クランクピン、16……カム部材、16a
……カム部、17……ピニオン、18……ライナ、19……ウ
ォーム、20……ウォームホイール。
択装置の全体構成を示すブロック図、第2図は第1図中
の点火装置が備える点火時期制御回路を示す回路図、第
3図は前記点火時期制御回路の抵抗R1,R2の値を切換設
定する回路定数変更スイッチを示す接続図、第4図は前
記点火時期制御回路の作用を説明する波形図、第5図は
前記回路定数変更スイッチの操作により各種に遅角制御
される点火進角値θIGの変化を示す線図、第6図及び第
7図は2サイクル内燃エンジンの要部を示す一部破断正
面図及び側断面図、第8図及び第9図は圧縮比変更機構
の作用を説明する図、第10図(A)(B)は諸元Aセレ
クタ及び諸元Bセレクタの操作により得られる各種のエ
ンジン出力特性を示す特性図、第11図はコントロールパ
ネルを示す正面図である。 100……諸元Aセレクタ、200……諸元Bセレクタ、300
……点火装置、400……回路定数変更スイッチ、500……
圧縮比変更機構、600……サーボモータ、700……コント
ロールパネル、800……マイクロコンピュータ、6……
ピストン、9……クランクピン、16……カム部材、16a
……カム部、17……ピニオン、18……ライナ、19……ウ
ォーム、20……ウォームホイール。
Claims (1)
- 【請求項1】排気口又は掃気口の少なくとも一方の開閉
タイミングを制御する開閉タイミング制御手段と、内燃
エンジンの点火時期を制御する点火時期制御手段と、前
記開閉タイミング制御手段及び前記点火時期制御手段を
制御する単一の制御ユニットとを備え、 前記制御ユニットが、ユーザの意志により前記開閉タイ
ミング制御手段及び前記点火時期制御手段の特性を所定
の運転モードに変更する変更手段を有し、 さらに、前記変更手段により変更された運転モードを表
示する表示手段を備えていることを特徴とする自動二輪
車用2サイクルエンジンの特性選択装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60160371A JPH0672590B2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | 自動二輪車用2サイクルエンジンの特性選択装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60160371A JPH0672590B2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | 自動二輪車用2サイクルエンジンの特性選択装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6223553A JPS6223553A (ja) | 1987-01-31 |
| JPH0672590B2 true JPH0672590B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=15713523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60160371A Expired - Fee Related JPH0672590B2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 | 自動二輪車用2サイクルエンジンの特性選択装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0672590B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006183482A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Nissan Motor Co Ltd | 2ストローク内燃機関 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5849707B2 (ja) * | 1976-08-05 | 1983-11-05 | 国産電機株式会社 | 内燃機関用点火装置 |
| JPS5427664Y2 (ja) * | 1976-08-23 | 1979-09-07 | ||
| JPS5420525U (ja) * | 1977-07-13 | 1979-02-09 | ||
| JPS5564131A (en) * | 1978-11-10 | 1980-05-14 | Toyota Motor Corp | Compression ratio varied type internal combustion engine |
| JPS58148270U (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-05 | 日産ディーゼル工業株式会社 | デイ−ゼル機関の燃料噴射ノズル |
| JPS6093137A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-24 | Nissan Motor Co Ltd | 過給機付内燃機関 |
-
1985
- 1985-07-22 JP JP60160371A patent/JPH0672590B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6223553A (ja) | 1987-01-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |