JPH067263Y2 - 耐酸コンクリ−ト管 - Google Patents
耐酸コンクリ−ト管Info
- Publication number
- JPH067263Y2 JPH067263Y2 JP1986162250U JP16225086U JPH067263Y2 JP H067263 Y2 JPH067263 Y2 JP H067263Y2 JP 1986162250 U JP1986162250 U JP 1986162250U JP 16225086 U JP16225086 U JP 16225086U JP H067263 Y2 JPH067263 Y2 JP H067263Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- concrete
- pipe
- concrete pipe
- resistant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は、コンクリート管内面に合成樹脂フィルムを貼
合せた耐酸コンクリート管に関する。
合せた耐酸コンクリート管に関する。
一般にコンクリートが酸性の環境の中で腐食することは
古くから知られている。主に下水道用の管渠として使用
されるコンクリート管の内面には、この腐食対策として
合成樹脂ライニングしたり合成樹脂シートを貼合せるこ
とが行われているが、コンクリートと合成樹脂シートは
きわめて接着性が悪く、硬化後のコンクリート管内面に
接着材を用いたり、あるいは加熱して融着する方法が考
えられているが完全な接着が望めず、短期間のうちに剥
離が生じて耐酸コンクリート管としての用を足さなくな
り管路に破損を生じる原因となる。また合成樹脂をライ
ニングしたコンクリート管では、ライニング材の微細な
孔(ピンホール)が避けられず、このピンホールより酸
性液体又はガスがコンクリートとライニング材との間に
入り込み、この場合にも短期間のうちに耐酸コンクリー
ト管としての用を足さなくなり管路の破損の原因となっ
ている。
古くから知られている。主に下水道用の管渠として使用
されるコンクリート管の内面には、この腐食対策として
合成樹脂ライニングしたり合成樹脂シートを貼合せるこ
とが行われているが、コンクリートと合成樹脂シートは
きわめて接着性が悪く、硬化後のコンクリート管内面に
接着材を用いたり、あるいは加熱して融着する方法が考
えられているが完全な接着が望めず、短期間のうちに剥
離が生じて耐酸コンクリート管としての用を足さなくな
り管路に破損を生じる原因となる。また合成樹脂をライ
ニングしたコンクリート管では、ライニング材の微細な
孔(ピンホール)が避けられず、このピンホールより酸
性液体又はガスがコンクリートとライニング材との間に
入り込み、この場合にも短期間のうちに耐酸コンクリー
ト管としての用を足さなくなり管路の破損の原因となっ
ている。
この合成樹脂シートの接着性を良くするためにシート裏
面にアンカー用の突起を多数設けたシートを用いてコン
クリート管成形の際コンクリートが未硬化のうちにアン
カー用の突起をコンクリート中に埋込む方法も考えられ
るが、前述の如くコンクリートとの接着性が悪いため剥
離が起り易く、しかも突入しているアンカー部分からコ
ンクリート層に亀裂が生じるおそれがある。そしてこの
管渠内の酸性成分は食品の腐食によって発生する亜硫酸
ガスが主体であって、管内に充満し流水部分よりも管壁
の空洞部分が腐食し易くなり、ことに近時食生活の変化
および下水道管渠の構造等により泥水からの沈澱物が下
水管内で腐敗して亜硫酸ガスを発生することが多く、耐
酸コンクリート管の需要が増しておりこの耐酸コンクリ
ート管に対する対策に苦慮しているのが現状である。
面にアンカー用の突起を多数設けたシートを用いてコン
クリート管成形の際コンクリートが未硬化のうちにアン
カー用の突起をコンクリート中に埋込む方法も考えられ
るが、前述の如くコンクリートとの接着性が悪いため剥
離が起り易く、しかも突入しているアンカー部分からコ
ンクリート層に亀裂が生じるおそれがある。そしてこの
管渠内の酸性成分は食品の腐食によって発生する亜硫酸
ガスが主体であって、管内に充満し流水部分よりも管壁
の空洞部分が腐食し易くなり、ことに近時食生活の変化
および下水道管渠の構造等により泥水からの沈澱物が下
水管内で腐敗して亜硫酸ガスを発生することが多く、耐
酸コンクリート管の需要が増しておりこの耐酸コンクリ
ート管に対する対策に苦慮しているのが現状である。
本考案は、このような耐酸被覆を設けたコンクリート管
の改良に係るものであって、予め合成樹脂シートと嵩高
な繊維ファブリックを積層したシートを使用し、コンク
リート管成形後のコンクリートが未硬化のうちに嵩高繊
維ファブリックをコンクリート面に当接して加圧するな
どして嵩高な繊維ファブリックを管内の通水路となる一
部を欠除部として残して他の壁面のコンクリート中に埋
込んでそのまま硬化させて合成樹脂シートを被覆した耐
酸コンクリート管を得るものであって、強固に一体化し
た耐酸コンクリート管を提供するものである。
の改良に係るものであって、予め合成樹脂シートと嵩高
な繊維ファブリックを積層したシートを使用し、コンク
リート管成形後のコンクリートが未硬化のうちに嵩高繊
維ファブリックをコンクリート面に当接して加圧するな
どして嵩高な繊維ファブリックを管内の通水路となる一
部を欠除部として残して他の壁面のコンクリート中に埋
込んでそのまま硬化させて合成樹脂シートを被覆した耐
酸コンクリート管を得るものであって、強固に一体化し
た耐酸コンクリート管を提供するものである。
したがって通水路となる一部の通水路とは施工配管の際
に下方になる部位を指している。
に下方になる部位を指している。
そして、この耐酸コンクリート管に使用される合成樹脂
シートとしては可塑剤を使用していないポリオレフィン
のシートが適しており、嵩高繊維としては目付量の多い
不織布が適しているが、パイル織り等でもよい。
シートとしては可塑剤を使用していないポリオレフィン
のシートが適しており、嵩高繊維としては目付量の多い
不織布が適しているが、パイル織り等でもよい。
添付図面により本考案の耐酸コンクリート管を説明する
と、第1図はヒユーム管に被覆した実施例を示し、第2
図はボックスカルバートに被覆した実施例を示す。(1)
はコンクリート層であり、Aは合成樹脂シート(2)と嵩
高繊維(3)とより成る2層の積層シートであって、Bは
通水路を形成する一部欠除した部分でこの積層シートA
は第3図の拡大断面図に示すように合成樹脂シート(2)
と嵩高繊維ファブリック(3)が一体に2層に積層され
た。そしてこの嵩高繊維ファブリック(3)が未硬化コン
クリート層との接合面となり、加圧することによって圧
接することができて第4図の拡大断面図に示すように嵩
高繊維ファブリック(3)は未硬化のコンクリート層内に
喰い込み、セメントマトリックスと一体となって強固に
硬化して表面の合成樹脂シート(2)はコンクリート層(1)
の内面に安定した耐酸被覆として形成される。
と、第1図はヒユーム管に被覆した実施例を示し、第2
図はボックスカルバートに被覆した実施例を示す。(1)
はコンクリート層であり、Aは合成樹脂シート(2)と嵩
高繊維(3)とより成る2層の積層シートであって、Bは
通水路を形成する一部欠除した部分でこの積層シートA
は第3図の拡大断面図に示すように合成樹脂シート(2)
と嵩高繊維ファブリック(3)が一体に2層に積層され
た。そしてこの嵩高繊維ファブリック(3)が未硬化コン
クリート層との接合面となり、加圧することによって圧
接することができて第4図の拡大断面図に示すように嵩
高繊維ファブリック(3)は未硬化のコンクリート層内に
喰い込み、セメントマトリックスと一体となって強固に
硬化して表面の合成樹脂シート(2)はコンクリート層(1)
の内面に安定した耐酸被覆として形成される。
第5図,第6図はヒユーム管に応用した場合の長手方向
の断面図を示す実施例であって、第5図に示すものは挿
口から受口までの管の有効長lまでの管(1)内面に耐酸
積層シートAを被覆した実施例であり、通常はこのよう
な被覆で足りるが管路の折曲などを考えた場合には第6
図のコンクリート管(1)の挿口端(5)から受口端(6)まで
の管内面全体(一部切欠部を残して)に被覆した実施例
がより完全であるといえる。
の断面図を示す実施例であって、第5図に示すものは挿
口から受口までの管の有効長lまでの管(1)内面に耐酸
積層シートAを被覆した実施例であり、通常はこのよう
な被覆で足りるが管路の折曲などを考えた場合には第6
図のコンクリート管(1)の挿口端(5)から受口端(6)まで
の管内面全体(一部切欠部を残して)に被覆した実施例
がより完全であるといえる。
この被覆層の欠部部Bは通水路であるため施工配管に当
っては下方部分とするものである。これは下水等の水は
流れがあるためコンクリートの腐喰が少く、上の部分に
は亜硫酸ガス等が充満していて腐喰を早める傾向にある
ためこの対策として本考案の耐酸コンクリート管が適し
ている。
っては下方部分とするものである。これは下水等の水は
流れがあるためコンクリートの腐喰が少く、上の部分に
は亜硫酸ガス等が充満していて腐喰を早める傾向にある
ためこの対策として本考案の耐酸コンクリート管が適し
ている。
本考案の耐酸コンクリート管は上述の如く、通水路部に
耐酸積層シートAの欠除部Bがあるために、万一管体に
亀裂が生じたり、あるいは継手部が折曲して外水が浸入
した場合でも、水は合成樹脂シート(2)とコンクリート
層(1)間の嵩高繊維ファブリック(3)を通って矢印の如く
下方に導かれて通水路に流下し、管内全周に被覆した場
合に較べてこの浸入水によって浮上る耐酸シートAの剥
離が全くない。そしてヒユーム管のような円形断面の管
体でも、また四角形断面を有するボックスカルバートで
も同様に被覆することができ、耐酸性の十分な合成樹脂
シートと嵩高な繊維ファブリックと一体となった耐酸積
層シートAが、その嵩高繊維ファブリック面がコンクリ
ート層に侵入埋込まれていることによって強固に接合さ
れているため、従来の耐酸コンクリート管のように耐酸
層の剥離等がなく近代下水道工事の管渠材として十分な
効果が得られる。
耐酸積層シートAの欠除部Bがあるために、万一管体に
亀裂が生じたり、あるいは継手部が折曲して外水が浸入
した場合でも、水は合成樹脂シート(2)とコンクリート
層(1)間の嵩高繊維ファブリック(3)を通って矢印の如く
下方に導かれて通水路に流下し、管内全周に被覆した場
合に較べてこの浸入水によって浮上る耐酸シートAの剥
離が全くない。そしてヒユーム管のような円形断面の管
体でも、また四角形断面を有するボックスカルバートで
も同様に被覆することができ、耐酸性の十分な合成樹脂
シートと嵩高な繊維ファブリックと一体となった耐酸積
層シートAが、その嵩高繊維ファブリック面がコンクリ
ート層に侵入埋込まれていることによって強固に接合さ
れているため、従来の耐酸コンクリート管のように耐酸
層の剥離等がなく近代下水道工事の管渠材として十分な
効果が得られる。
第1図はヒユーム管の場合の本考案の耐酸コンクリート
管の断面図であり、第2図はボックスカルバートの場合
の断面図を示す。第3図は耐酸積層シートの断面図であ
り、第4図は接合の状態を示す拡大図、第5図,第6図
はそれぞれヒユーム管の場合の長手方向の実施例図を示
す。 (1)……コンクリート層 (2)……合成樹脂シート (3)……嵩高繊維ファブリック
管の断面図であり、第2図はボックスカルバートの場合
の断面図を示す。第3図は耐酸積層シートの断面図であ
り、第4図は接合の状態を示す拡大図、第5図,第6図
はそれぞれヒユーム管の場合の長手方向の実施例図を示
す。 (1)……コンクリート層 (2)……合成樹脂シート (3)……嵩高繊維ファブリック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石井 義章 東京都足立区西新井栄町3−3−2 (56)参考文献 特開 昭50−50715(JP,A) 実開 昭50−71819(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】成形直後の未硬化のコンクリート管の内面
の配管に当って通水路となる管下方の内面に一部欠除部
分Bを残して、該欠除部分Bを除いた以外の上部全周
に、予め合成樹脂シートと嵩高繊維ファブリックを貼合
せた2層に形成された積層シートAを、該積層シートA
の嵩高繊維層がコンクリート管内面に当接するように貼
合せて一体としたことを特徴とした耐酸コンクリート
管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986162250U JPH067263Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | 耐酸コンクリ−ト管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986162250U JPH067263Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | 耐酸コンクリ−ト管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6368589U JPS6368589U (ja) | 1988-05-09 |
| JPH067263Y2 true JPH067263Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31089334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986162250U Expired - Lifetime JPH067263Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | 耐酸コンクリ−ト管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067263Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5050715A (ja) * | 1973-09-05 | 1975-05-07 | ||
| JPS5071819U (ja) * | 1973-11-02 | 1975-06-24 |
-
1986
- 1986-10-24 JP JP1986162250U patent/JPH067263Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6368589U (ja) | 1988-05-09 |
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