JPH0672700A - 真空リフト装置におけるアタッチメント - Google Patents

真空リフト装置におけるアタッチメント

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JPH0672700A
JPH0672700A JP22590692A JP22590692A JPH0672700A JP H0672700 A JPH0672700 A JP H0672700A JP 22590692 A JP22590692 A JP 22590692A JP 22590692 A JP22590692 A JP 22590692A JP H0672700 A JPH0672700 A JP H0672700A
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lift
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Hiroyuki Sakaguchi
洋行 阪口
Takeshi Watanabe
剛 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空リフト装置において吊り下げなどの吸着
以外の方法で物体を持ち上げるアタッチメントを提供す
ることを目的とする。 【構成】 軸方向に伸縮可能なリフトチューブ1の基端
部1Aを固定的にあるいは可動的に支持するとともに真
空ポンプと連通する一方、リフトチューブ1の内外を連
通する吸引口11をリフトチューブ1の先端部1Bに設
けた真空リフト装置において、吸引口11に取り付けら
れるアタッチメント2と、このアタッチメント2に設け
られて外部と内部を連通する開口部20と、この開口部
20と接離する弁3と、アタッチメント2に支持された
フック4と、このフック4に加わる負荷が無負荷のとき
に弁3を開弁する一方、フック4に負荷が加わっている
ときには閉弁するバネ5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体を吸着したまま持
ち上げる真空リフト装置のアタッチメントに関する。
【0002】
【従来の技術】単一の圧力源によって物体を吸着すると
ともに持ち上げる装置として、実公昭62−25344
号公報に開示されるように、軸方向に伸縮可能なリフト
チューブの一端を固定的または可動的に支持するととも
に真空ポンプと連通し、他の一端にはリフトチューブの
内外を連通する吸引口及び吸着パッドを設けた真空リフ
ト装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の真空リフト装置では、吸着パッドが吸い付くための
所定の面積を備えていない物体(例えば線材など)を持
ち上げることができず、真空リフト装置を備えていなが
ら有効に活用できない場合があるという問題が発生し
た。
【0004】そこで本発明は、真空リフト装置において
吊り上げなど吸着以外の方法で物体を持ち上げるアタッ
チメントを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸方向に伸縮
可能なリフトチューブの一端を固定的にあるいは可動的
に支持するとともに真空ポンプと連通する一方、リフト
チューブの内外を連通する吸引口をリフトチューブの他
端に設けた真空リフト装置において、前記吸引口に取り
付けられるアタッチメントと、このアタッチメントに設
けられて外部と内部を連通する開口部と、この開口部に
接離する弁と、前記アタッチメントに設けられた吊り上
げ手段と、この吊り上げ手段に加わる負荷を検出する手
段と、この検出結果が無負荷のときには前記弁を開弁す
る一方、前記吊り上げ手段に負荷が加わっているときに
は閉弁する手段とを備える。
【0006】
【作用】したがって、吊り上げ手段が無負荷のときには
弁を開弁して外部の空気がアタッチメントの開口部より
リフトチューブの内部に吸い込まれて負圧の増大を防ぐ
ため、アタッチメントはリフトチューブの所望の位置に
保持される一方、吊り上げ手段に物体が支持されて負荷
が加わると、開口部が閉弁してリフトチューブの内部と
外部は遮断され、リフトチューブは真空ポンプに吸引さ
れて内部の負圧を増大させることで軸方向に収縮し、吊
り上げ手段に支持された物体を所定の位置に持ち上げ
る。
【0007】
【実施例】図1〜3に本発明の実施例を示す。
【0008】図1〜3において、1は軸方向に伸縮可能
なリフトチューブ、樹脂などの気密性と弾力性を備えた
材料を蛇腹状に形成したもので、内周には図示しないコ
イル状の線材を介装して軸方向に伸縮自在とする一方、
軸心に対する垂直方向の断面形状を保持可能としてい
る。
【0009】リフトチューブ1の基端部1Aはホース1
2を介して図示しない真空ポンプと連通する一方、この
基端部1Aはレール17上を走行する滑車18に連結
し、所定の範囲で移動自由に支持される。
【0010】リフトチューブ1の下端部1Bにはリフト
チューブ1を操作するハンドル14を備えた吸着装置1
0が設けられ、この吸着装置10には調整レバー13が
設けられ、この調整レバー13にはリフトチューブ1の
側面に設けた開口部(図示せず)の開口面積を制限して
リフトチューブ1の収縮、伸長を調整する。この吸着装
置10の開口端には吸引口11が設けられる。
【0011】この吸引口11にはアタッチメント2が上
面に固着した取付パッド24を介して吸着装置10に締
結される。
【0012】アタッチメント2は中空の箱状に形成され
て、アタッチメント2の上部を構成する天板2Aの中央
部には、所定の大きさの開口部20が形成されてリフト
チューブ1の内部と外部を連通し、この開口部20の周
囲には気密性を備えた部材で形成される取付パッド24
が補強板25を介して設けられる。
【0013】アタッチメント2の下部を構成する底板2
Bの所定の位置にはアタッチメント2の内部と外部を連
通する通気口21が設けられ、この通気口21及び開口
部20を介してリフトチューブ1の内部は外部と連通可
能に形成される。
【0014】アタッチメント2の取付パッド24を挟ん
だ両側には、天板2A及び底板2Bを貫通して底板2B
の下方に突出するボルト22がそれぞれ設けられ、これ
らボルト22の所定の位置には2つのナット23が互い
に締結され、ボルト22がアタッチメント2から抜ける
のを防止している。
【0015】図2に示すように、アタッチメント2の下
面にはボルト22を挿通する貫通孔30Aを備えた支持
板30が取り付けられ、この支持板30は台座32を介
して吊り上げ手段としてのフック4を下方に向けて固定
する一方、底板2Bの下面とナット23の上端面との間
の垂直方向で変位自由に支持される。この支持板30の
底板2Bに設けた通気口21と対応する位置には通気口
21に等しい大きさの貫通孔31が設けらる。
【0016】アタッチメント2の天板2Aに設けた開口
部20に対応する支持板30の中央部には上方に向けて
ロッド6が立設される。ロッド6は底板2Bを摺動自由
に貫通し、さらに開口部20よりリフトチューブ1の内
部に向けて突出する。このロッド6が突出した開口部2
0の上方の所定の位置には補強板25の上面に接離する
バルブ3が取り付けられ、バルブ3と底板2Bの内側と
の間にはバルブ3を上方に向けて付勢するバネ5が介装
される。
【0017】このバネ5はフック4に負荷が加わったこ
とを検知するとともにバルブ3を閉弁する一方、フック
4が無負荷のときにはバルブ3を所定の位置に開弁駆動
する。
【0018】なお、ロッド6を介して結合した支持板3
0とバルブ3の距離は、バルブ3の閉弁位置で支持板3
0の下面がナット23の上端面と当接し、かつ、支持板
30の上面が底板2Bと当接する位置でバルブ3と補強
板25との間が所定の間隔となるよう設定されている。
【0019】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0020】図1及び図2に示すように、フック4に物
体を吊り下げていない無負荷状態では、バネ5の付勢力
によってバルブ3は補強板25との間に所定の隙間を形
成する一方、ロッド6を介して結合した支持板30がバ
ルブ3とともに上方に付勢されてアタッチメント2の底
板2Bと当接する。
【0021】この無負荷状態ではホース12を介して図
示しない真空ポンプに吸引される空気は、アタッチメン
ト2の外部より貫通孔31及び通気口21を通過してバ
ルブ3と補強板25との所定の隙間より吸い込まれ、リ
フトチューブ1の内部の負圧が増大するのを防いで伸長
状態を保持する。
【0022】一方、図3に示すようにフック4に物体6
0を吊り下げて負荷を加えると、物体60の負荷がバネ
5に抗して支持板30を下方へ変位させ、支持板30は
下面がナット23の上端面に当接するまでボルト22に
案内されて下降する。この支持板30の下降に伴ってロ
ッド6及びバルブ3も下降し、支持板30がナット23
と当接する位置でバルブ3が補強板25に当接して開口
部20が閉鎖される。バルブ3が閉弁した後に、調整レ
バー13を操作してリフトチューブ1の側面に設けた図
示しない開口部を閉鎖すると、真空ポンプはリフトチュ
ーブ1の内部の負圧を増大する。この負圧の増大に伴っ
てリフトチューブ1は軸方向に収縮してフック4に吊り
下げた物体60を上方に持ち上げる。
【0023】物体60を所望の位置まで搬送した後、調
整レバー13を操作してリフトチューブ1の側面に設け
た図示しない開口部より空気を供給することによりリフ
トチューブ1の負圧を減少させることで伸長させ、フッ
ク4で吊り上げた物体60を所望の位置に置くことがで
きる。
【0024】フック4から物体60を外すと、バネ5の
付勢力によって再びバルブ3が開弁し、通気口21及び
貫通孔31から流入した空気が開口部20よりリフトチ
ューブ1へ流入するため、リフトチューブ1の内部は負
圧が増大することなくフック4を所望の位置に保持する
ことができる。
【0025】なお、このリフトチューブ1の保持位置
は、調整レバー13を操作することで最伸長位置から最
収縮位置の間の所望の位置に設定することができ、リフ
トチューブ1を伸長あるいは収縮させてフック4を物体
60の吊り上げ位置に移動させれば上記吊り上げ、搬送
作業を連続的に行うことが可能となる。
【0026】図4は他の実施例を示し、アタッチメント
2の下面に吊り上げ手段としての「コ」の字状のフォー
ク40をボルト41により固定し、このボルト41とア
タッチメント2の底板2Bとの間にはフォーク40に加
わる負荷の検出手段としての感圧スイッチ50が設けら
れ、アタッチメント2の上面と下面を連通する開口部2
6にはアクチュエータ51に駆動されるバルブ33が設
けられ、感圧スイッチ50及びアクチュエータ51は図
示しないコントローラにそれぞれ接続される。その他の
構成は、前記第1の実施例と同様である。
【0027】フォーク40に図示しない物体を支持させ
ると感圧スイッチ50が作動し、図示しないコントロー
ラによりアクチュエータ51が駆動されてバルブ33を
閉弁し、すなわち、開口部26を閉鎖し、さらに調整レ
バー13を操作して図示しないリフトチューブ1側方の
開口部を閉鎖すれば、前記第1の実施例と同様に物体を
持ち上げることができる。
【0028】一方、感圧スイッチ50がフォーク40の
無負荷を検出すると、コントローラはアクチュエータ5
1を駆動してバルブ33を開弁するため、前記第1の実
施例と同様に、リフトチューブ1の内部は大きな負圧を
発生しないため収縮せずに伸長状態を保持する。
【0029】なお、上記実施例において、吊り上げ手段
としてフック4またはフォーク40を設けたが、持ち上
げる物体に応じて台座32に取り付ける吊り上げ手段を
取り換えることができ、図示はしないが物体を挟持する
クランプ等を取り付けてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、真空リフ
ト装置のアタッチメントに吊り上げ手段を設ける一方、
この吊り上げ手段に加わる負荷に応じて弁を開閉する手
段を備えたため、吊り上げ手段に物体を支持させると弁
が閉弁し、リフトチューブの内部に負圧を発生させるこ
とで軸方向に収縮して物体を持ち上げることが可能とな
り、従来吸着不能であった線材等の物体を持ち上げるこ
とができ、真空リフト装置を有効に活用することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略図である。
【図2】同じくバルブを開いた状態のアタッチメントの
要部断面図である。
【図3】同じくバルブを閉じた状態のアタッチメントの
要部断面図である。
【図4】他の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 リフトチューブ 1A 基端部 1B 先端部 2 アタッチメント 3 バルブ 4 フック 5 バネ 11 吸引口 20 開口部 21 通気口 30 支持板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に伸縮可能なリフトチューブの一
    端を固定的にあるいは可動的に支持するとともに真空ポ
    ンプと連通する一方、リフトチューブの内外を連通する
    吸引口をリフトチューブの他端に設けた真空リフト装置
    において、前記吸引口に取り付けられるアタッチメント
    と、このアタッチメントに設けられて外部と内部を連通
    する開口部と、この開口部に接離する弁と、前記アタッ
    チメントに設けられた吊り上げ手段と、この吊り上げ手
    段に加わる負荷を検出する手段と、この検出結果が無負
    荷のときには前記弁を開弁する一方、前記吊り上げ手段
    に負荷が加わっているときには閉弁する手段とを備えた
    ことを特徴とする真空リフト装置におけるアタッチメン
    ト。
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