JPH0673383U - オイルシール装置 - Google Patents

オイルシール装置

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JPH0673383U
JPH0673383U JP020908U JP2090893U JPH0673383U JP H0673383 U JPH0673383 U JP H0673383U JP 020908 U JP020908 U JP 020908U JP 2090893 U JP2090893 U JP 2090893U JP H0673383 U JPH0673383 U JP H0673383U
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JP
Japan
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oil seal
seal ring
shaft insertion
crankcase
crankshaft
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Pending
Application number
JP020908U
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English (en)
Inventor
昭夫 野村
Original Assignee
三輪精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オイルシールリングをストッパリングを使用
しないで固定する。 【構成】 クランクケース17内にクランクシャフト1
6が収納され、クランクシャフト16の両端がボールベ
アリング22で回転自在に支承され、クランクシャフト
16の中程にコネクティングロッド15が連結され、ク
ランクシャフト16のジャーナル部24とクランクケー
ス17の軸挿通孔46との間にオイルシールリング40
が装着されている。クランクケース17の軸挿通孔46
の内周面に固定溝47が環状に没設され、弾性材料から
成るオイルシールリング本体41の外周面44の膨出変
形部45が固定溝47に膨出されている。 【効果】 オイルシールリングの膨出変形部45が固定
溝47に係合しているため、オイルシールリング40は
専用のストッパリングなしに軸挿入部46に固定でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オイルシール装置に関し、特に、オイルシールリングの固定構造の 改良に係り、例えば、エアコンプレッサを駆動するためのクランク装置に利用し て有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、バスやトラック等のような大型車両のブレーキ装置においては、その 作動エネルギ源として圧縮空気(以下エアという。)が使用されている。そして 、このエアを得るため、大型車両のブレーキ装置においては、エンジンにエアコ ンプレッサが連設され、このエアコンプレッサにより発生されたエアがエアブレ ーキ装置またはエアオーバーハイドロリックブレーキ装置を介してホイールブレ ーキに供給され、もって、ホイールブレーキが作動されるようになっている。
【0003】 このようなエアコンプレッサにおいては、往復ピストン形の容積ポンプが採用 され、その駆動装置として、ピストンをコネクティングロッドを介してクランク シャフトに連結し、クランクシャフトの回転運動によってピストンを往復運動さ せるクランク装置が採用されている。
【0004】 このエアコンプレッサに使用されるクランク装置においては、エアコンプレッ サ作用に伴ってクランクケース内においても圧力が変動するため、クランクケー スとクランクシャフト端部との間にクランクケース内のオイルの流出を阻止する オイルシール装置が介設されている。すなわち、クランクケースとクランクシャ フト端部との間にオイルシールリングが挟み込まれ、このオイルシールリングを 固定するためにクランクケースに段付きのストッパが設けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようなクランク装置に使用されている従来のオイルシール装置に おいては、ストッパをクランクケースに取り付けるための加工が面倒であるとと もに、クランクケースの構造によってはストッパ分のスペースを充分に確保する ことができない場合が発生する。
【0006】 本考案の目的は、スペースおよび複雑な加工を要せずに、簡単な構造によって オイルシールリングを抜け止めできるオイルシール装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るオイルシール装置は、ケースに開設された軸挿入部にシャフトが 挿入されており、軸挿入部の内周面とシャフト外周面との間にオイルシールリン グが介設されているオイルシール装置において、 前記軸挿入部の内周面に固定溝が環状に没設され、他方、前記オイルシールリ ングの外周面が弾性材料によって形成されており、 このオイルシールリングが前記軸挿入部に挿入された状態で、前記弾性材料か ら成る外周面の一部自体が前記固定溝内に膨出していることを特徴とする。
【0008】
【作用】
前記した手段によれば、軸挿入部の内周面に没設された固定溝内にオイルシー ルリングの一部が膨出変形した状態になっているため、オイルシールリングにケ ース外部またはケース内部から軸方向の力が作用してもオイルシールリングが軸 挿入部から抜けるのを防止することができる。つまり、オイルシールリングは軸 挿入部に専用のストッパリングを要せずに固定することができる。
【0009】
【実施例】
図1は本考案の一実施例であるオイルシール装置がエアコンプレッサのクラン ク装置に使用された状態を示す縦断面図である。図2(a)は図1のII部を示す 拡大部分断面図であり、(b)は他の実施例であるオイルシール装置のII部に相 当する部分を示す拡大部分断面図である。
【0010】 本実施例において、本考案に係るオイルシール装置は、エアコンプレッサ11 のクランク装置におけるオイルシール装置として構成されている。エアコンプレ ッサ11はシリンダ本体12を備えている。この本体12にはシリンダ室13が 形成されており、このシリンダ室13内にはピストン14が往復摺動自在に嵌合 されている。
【0011】 このピストン14はコネクティングロッド15を介してクランクシャフト16 に連結されている。このクランクシャフト16の回転運動がコネクティングロッ ド15によって直線運動に変換され、この直線運動がピストン14に伝達される ようになっている。そして、ピストン14の往復直線運動によってエアコンプレ ッサのポンピング作用が実行されるようになっている。
【0012】 シリンダ本体12の下側にはクランクケース17が連設されており、クランク ケース17にはシリンダ室13に連設する内部室18が形成されている。内部室 18の底部にはオイルパン19が形成されている。クランクケース17の両側( 以下、左側右側とする。)の側壁にはベアリングホルダ20、21がそれぞれ形 成されており、左右のベアリングホルダ20、21にはボールベアリング22、 22がそれぞれ保持されている。右側のベアリングホルダ21には油戻り路23 が下部に配されてオイルパン19を外部へ連通させるように開設されている。
【0013】 そして、クランクケース17の内部室18にはクランクシャフト16がその左 右両端のジャーナル部24、25を左右の両ベアリング22および22にそれぞ れ回転自在に支承されて軸架されている。このクランクシャフト16のクランク ピン26にはコネクティングロッド15の下端部のボス部27が、左右の両端面 28、29が両脇のクランク腕30、31にそれぞれ摺接した状態で、かつ、二 つ割りにされて最中合わせにされた状態で回転自在に連結されている。このコネ クティングロッド15の上端部のボス部32にはピストン14がピン33により 回転自在に連結されている。
【0014】 また、クランクシャフト16の左端部はクランクケース17の左側のベアリン グホルダ20から外部へ突出されており、このクランクシャフト16における左 側の突出端部34Aはインジェクションポンプ等の他の被駆動装置(図示せず) が連結されるように構成されている。他方、右側の突出端部34Bは歯車等の伝 動装置を介してまたは直接にエンジン(図示せず)に連結されるようになってい る。
【0015】 さらに、クランクシャフト16の左側ジャーナル部24には、本実施例に係る オイルシール装置のオイルシールリング40がボールベアリング22の外側脇に 嵌着されている。このオイルシールリング40はゴムまたは樹脂の弾性材料が用 いられて円形のリング形状に形成された本体41を備えている。この本体41の 内部にはリブ部材42が埋め込まれており、リブ部材42はステンレス鋼等の適 度な弾性を有する材料が用いられて円形リング形状に形成されて、本体41に同 心円に配設されている。
【0016】 オイルシールリング本体41の内周側にはリップ部43が一体的に形成されて おり、このリップ部43はクランクシャフト16の左側ジャーナル部24の外周 面に、適度の弾発力をもって常時摺接するようになっている。このリップ部43 のジャーナル部24に対する摺接によって所期のオイルシール性能が確保される ことになる。
【0017】 他方、オイルシールリング本体41の外面側には凸状の弯曲面44が一体的に 形成されている。すなわち、この弯曲面44はその断面形状が軸心方向の中央部 が径方向外向きに突出し、その左右両端部が径方向内向きにそれぞれ後退した左 右対称形の略円弧形状になるように形成されている。そして、この弯曲面44の 中央部は後記する膨出変形部45を形成するようになっている。
【0018】 本実施例において、クランクケース17における軸挿入部としての左側軸挿通 孔46の内周面には、固定溝47がオイルシールリング40に対向するように配 されて、円形環状に没設されている。固定溝47は一定幅および一定深さの一連 の環状溝形状に形成されており、軸方向の幅はオイルシールリング本体41の弯 曲面44の軸方向の幅に対して約3分の1に設定されている。
【0019】 そして、前記構成に係るオイルシールリング40がクランクケース17の軸挿 通孔46に圧入されると、オイルシールリング本体41の外周の弯曲面44にお ける中央部が固定溝47の内部へ、本体41自体の弾性変形力をもって膨出する ことにより、膨出変形部45が形成される。
【0020】 このオイルシールリング40が軸挿通孔46に圧入されるに際して、オイルシ ールリング本体41外周の弯曲面44は軸挿通孔46の入口に対して相対的に迎 え角を構成するため、弯曲面44がガイドとなってオイルシールリング40は軸 挿通孔46に円滑に圧入される。
【0021】 そして、膨出変形部45が固定溝47に膨出した状態は、オイルシールリング 本体41の一部が固定溝47の左右両縁辺にそれぞれ係合した状態であるため、 オイルシールリング40はオイルシールリング本体41自体の膨出変形部45お よび固定溝47によってクランクケース17の軸挿通孔46に固定された状態に なる。すなわち、オイルシールリング40は専用のストッパリング等を使用せず に、クランクケース17の軸挿通孔46に固定されたことになる。
【0022】 なお、図1中、35はシリンダヘッド、36は吐出弁、37は吸入弁、38は アンローディング装置である。
【0023】 次に作用を説明する。 エンジンによりクランクシャフト16が回転駆動されると、クランクシャフト 16の回転運動がコネクティングロッド15によって往復直線運動に変換され、 この往復直線運動がピストン14に伝達される。そして、ピストン14がシリン ダ室13内を往復運動されると、ピストン14の往復運動に伴って、吐出弁36 、吸入弁37が開閉され、エアがリザーバに供給される。また、この作動中、エ ンジンの潤滑油供給系からのオイルがオイルパン19内に供給される。
【0024】 このようなエアコンプレッサ作用中には、クランクケース17の内部室18内 の圧力も変動するため、オイルシールリング40に軸方向の力が作用し、オイル シールリング40が軸挿通孔46内において軸方向に移動されようとする。
【0025】 しかし、本実施例において、オイルシールリング40はその膨出変形部45が 固定溝47内に膨出しているため、オイルシールリング40を確実に固定するこ とができ、クランクケース17内の圧力の変動によってオイルシールリング40 が軸挿通孔46内で遊動するのを防止することができる。
【0026】 以上説明した本実施例によれば、オイルシールリング40はその膨出変形部4 5が軸挿通孔46に没設された固定溝47内に係合した状態になっているため、 クランクケース17の内部室18の圧力が変動することにより、オイルシールリ ング40に軸方向の力が作用しても、オイルシールリング40が軸挿通孔46内 で軸方向に移動するのを防止することができ、オイルシールリング40が抜け出 るのを確実に防止することができる。
【0027】 オイルシールリング本体41および固定溝47によってオイルシールリング4 0が固定される構造のため、専用のストッパリングを使用しなくて済み、複雑な 加工を省略することができる。また、固定溝47はオイルシールリング40の幅 内に収まるため、スペースを増加させなくて済む。
【0028】 また、オイルシールリング本体41の軸挿通孔46内への圧入面側である外周 面に弯曲面44が形成されているので、オイルシールリング40を軸挿通孔46 内に圧入するに際して、オイルシールリング40を軸挿通孔46に容易に圧入す ることができる。
【0029】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない 範囲において、種々変更可能であることはいうまでもない。
【0030】 例えば、図2(b)に示されているように、固定溝47に突起48を突設する と、オイルシールリング本体41の外周面に形成される膨出変形部45が突起4 8に係止した状態になるため、オイルシールリング40の軸挿通孔46の軸方向 への移動をより一層確実に規制することができ、より確実にオイルシールリング 40の抜け止めを行うことができる。
【0031】 また、固定溝は、周方向に一連の環状溝に形成するに限らず、周方向に断続し た環状に形成してもよい。
【0032】 前記実施例では、エアコンプレッサのクランク装置に使用された場合につき説 明したが、本考案は他のクランク装置等の潤滑油による潤滑が行われる軸受部の オイルシール装置全般に適用することができる。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、軸挿通孔の内周面に没設された固定溝 内にオイルシールリングの一部を膨出変形させてオイルシールリングを軸挿通孔 に固定するように構成したため、クランクケースにオイルシールリングを固定す るための専用のストッパリングを設けることなく、オイルシールリングの抜け止 めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるオイルシール装置がエ
アコンプレッサのクランク装置に使用された状態を示す
縦断面図である。
【図2】(a)は図1のII部を示す拡大部分断面図であ
り、(b)はその他の実施例を示す拡大部分断面図であ
る。
【符号の説明】
11…エアコンプレッサ、12…シリンダ本体、13…
シリンダ室、14…ピストン、15…コネクティングロ
ッド、16…クランクシャフト、17…クランクケー
ス、18…内部室、19…オイルパン、20、21…ベ
アリングホルダ、22…ボールベアリング、23…油戻
り路、24、25…ジャーナル部、26…クランクピ
ン、27…ボス部、28、29…端面、30、31…ク
ランク腕、32…ボス部、33…ピン、34A、34B
…突出端部、35…シリンダヘッド、36…吐出弁、3
7…吸入弁、38…アンローディング装置、40…オイ
ルシールリング、41…オイルシールリング本体、42
…リブ部材、43…リップ部、44…弯曲面、45…膨
出変形部、46…軸挿通孔(軸挿入部)、47…固定
溝、48…突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに開設された軸挿入部にシャフト
    が挿入されており、軸挿入部の内周面とシャフト外周面
    との間にオイルシールリングが介設されているオイルシ
    ール装置において、 前記軸挿入部の内周面に固定溝が環状に没設され、他
    方、前記オイルシールリングの外周面が弾性材料によっ
    て形成されており、 このオイルシールリングが前記軸挿入部に挿入された状
    態で、前記弾性材料から成る外周面の一部自体が前記固
    定溝内に膨出していることを特徴とするオイルシール装
    置。
JP020908U 1993-03-29 1993-03-29 オイルシール装置 Pending JPH0673383U (ja)

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JP020908U JPH0673383U (ja) 1993-03-29 1993-03-29 オイルシール装置

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JP (1) JPH0673383U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003214359A (ja) * 2002-01-23 2003-07-30 Koyo Seiko Co Ltd ギヤポンプ及びこれを用いる動力舵取装置
US7670111B2 (en) 2005-05-25 2010-03-02 Ab Skf Seal
JP2013203280A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Panasonic Corp 自動変速機用コントロールスイッチ

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