JPH0674604B2 - スプレーダ付き小便器の製造方法 - Google Patents

スプレーダ付き小便器の製造方法

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JPH0674604B2
JPH0674604B2 JP2563590A JP2563590A JPH0674604B2 JP H0674604 B2 JPH0674604 B2 JP H0674604B2 JP 2563590 A JP2563590 A JP 2563590A JP 2563590 A JP2563590 A JP 2563590A JP H0674604 B2 JPH0674604 B2 JP H0674604B2
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Inventor
奉 堀本
一義 異相
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株式会社イナックス
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は陶器製小便器の製造方法に係り、特にスプレー
ダを備えた小便器の製造方法に関する。
[従来の技術] 陶器製の小便器は、周知の如く、粘土などの陶器原料を
成形し、これを乾燥、施釉及び焼成して製造される。成
形法として主に用いられているのは、泥漿鋳込み法であ
る。これは、成形型(石膏型又はこれと同程度の吸水性
を有した樹脂型)を用い、型組みされた成形型中に陶器
原料のスラリ(泥漿)を注入し、成形型表面に固形物を
着肉(吸収付着)させ、その後脱型してこの着肉した成
形体を取り出す方法である。この泥漿鋳込み法によりス
プレーダ付き小便器を製造する場合、スプレーダ部分は
次のようにして製造されている。
まず、スプレーダ付き小便器の構成について第7〜10図
を参照して説明する。小便器10は、その下部が排水トラ
ップ12を有した槽部14となっており、該槽部14の奥側部
分に尿受壁16が立ち上げられている。この尿受壁16の上
部にスプレーダ18が設けられている。小便器10の天井壁
20には給水口22が開口され、給水管(図示略)によりス
プレーダ18内に水が供給される。スプレーダ18と尿受壁
16との境界部分には複数の流出口24が設けられており、
スプレーダ18内の水が各流出口24に分配され、尿受壁16
の全体に水を均一に流出させるよう構成されている。な
お、スプレーダ18内は、水平壁18aと垂直壁18bとにより
受入室18cと分配室18dとに分画されており、給水口22か
らの水は受入室18c内に導入され、次いで垂直壁18bの上
部の連通口18eあるいは水平壁18aの連通口18fから分配
室18dに流入し、その後流出口24から尿受面16に流出さ
れる。
従来、かかるスプレーダ付き小便器を製造する場合、そ
の成形工程においては、第9図の如く、尿受壁16と天井
壁20とをまず成形しておく。また、これとは別にスプレ
ーダ18の要部(前面壁18gと前記水壁壁18a及び垂直壁18
b)を成形しておく。しかる後、これら成形物が乾燥し
ないうちに、このスプレーダ18の要部を尿受壁16の上部
と天井壁20とに接合(貼り合せ)する。この後、完成さ
れた成形体を乾燥、施釉及び焼成して製品小便器とす
る。
[発明が解決しようとする課題] 上記の如く、スプレーダ付き小便器の製造に際しては、
スプレーダ18の要部を尿受壁16と天井壁20とにに接合す
るのであるが、従来においてはこの接合継目Aが小便器
正面が丸見えとなる箇所に位置していた。なお、Bも継
目であるが、この継目Bは正面からはスプレーダ18に隠
されたものとなる。
このように継目Aが見えるため、継目がわかりにくくな
るようにするための仕上げ作業(成形体のAの部分をこ
すって仕上げる作業)が必要であり、成形作業が手間の
要するものであった。また、十分に仕上げても継目が残
り商品価値を損なうこともあった。
[ざ課題を解決するための手段] 本発明方法で製造されるスプレーダ付き小便器は、排水
トラップが設けられた槽部と、この槽部の奥側から上方
に立ち上げられた尿受壁と、この尿受壁の上部に設けら
れたスプレーダと、このスプレーダ内への給水口と、ス
プレーダから尿受壁に水を流し出す流出口とを備える。
該スプレーダは前記尿受壁から連続して立ち上る背面壁
と、該背面壁の前方に位置すると共に、下辺部分は尿受
壁に連なっている前面壁と、該背面壁と前面壁とを連結
する天井壁とを有している。
本発明方法は、かかる陶器製のスプレーダ付き小便器の
製造方法であって、陶器原料を小便器形状に成形し、乾
燥、施釉及び焼成して該小便器を製造する方法に関す
る。
本発明方法は、天井壁及び前記スプレーダの前面壁を尿
受壁と一体に成形すると共に、背面壁の部分は開口とし
ておき、この開口の部分に板状成形体を嵌合させ、開口
縁部と板状成形体とを接合した後、乾燥、施釉及び焼成
することを特徴とするものである。
[作用] かかる本発明によると、板状成形体を小便器背面壁の開
口に背後側から嵌合させるので、板状成形体と尿受壁と
の継目が小便器正面からは見えないものとなる。
[実施例] 第1〜6図を参照して実施例について説明する。
本発明法にあっては、まず第2、3図の如く尿受壁16の
上部に開口30が形成されると共に尿受壁16に対しスプレ
ーダ18の前面壁18g及び天井壁20が一体に成形された成
形体32を成形しておく。また、これとは別に、上記開口
30に嵌合する板状成形体34(第4図)を成形しておく。
しかる後、これら成形体32、34が乾燥する前に上記開口
30に板状成形体34を嵌合させ、板状成形体34と開口30の
縁部とを接合する。その後、乾燥、施釉及び焼成する。
なお、本実施例では板状成形体34にはスプレーダ18を構
成する水平壁18a及び垂直壁18bが一体に設けられると共
に、連通孔18e、18fも例えば切り抜き等により設けられ
ている。第1〜6図のその他の符号は第7〜10図と同一
部分を示している。
このようにして製造された小便器にあっては、第1、
5、6図の如く板状成形体34の継目Cが小便器の背後面
(尿受壁16の裏側面)にのみ現われ、小便器の正面から
は見えない。このため、継目Cの仕上げ作業が緩和され
ると共に、商品価値も高められる。
[効果] 以上の通り、本発明のスプレーダ付き小便器によると、
スプレーダの継目部分が正面から見えないので、成形作
業が簡単になると共に、外観上の見栄えが良好で商品価
値の高い小便器を製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例方法で製造された小便器の縦断面図、第
2図は成形体32の上部の背面図、第3図は第2図のIII
−III線断面図、第4図は板状成形体34の斜視図、第5
図は第1図の上部拡大図、第6図は第1図の小便器の平
面図であり、右半分は第5図のVI−VI線断面を示す。第
7図は従来法により製造された小便器の縦断面図、第8
図は同上部拡大図、第9図は製造途中の断面図、第10図
は第7図の小便器の平面図であり、右半分は第8図のX
−X線断面を示す。 10……スプレーダ付き小便器、 16……尿受壁、18……スプレーダ、 30……開口、34……板状成形体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排水トラップが設けられた槽部と、この槽
    部の奥側から上方に立ち上げられた尿受壁と、この尿受
    壁の上部に設けられたスプレーダと、このスプレーダ内
    への給水口と、スプレーダから尿受壁に水を流し出す流
    出口とを備え、 該スプレーダは前記尿受壁から連続して立ち上る背面壁
    と、該背面壁の前方に位置すると共に、下辺部分は尿受
    壁に連なっている前面壁と、該背面壁と前面壁とを連結
    する天井壁とを有した陶器製のスプレーダ付き小便器の
    製造方法であって、 陶器原料を小便器形状に成形し、乾燥、施釉及び焼成し
    て該小便器を製造する方法において、 天井壁及び前記スプレーダの前面壁を尿受壁と一体に成
    形すると共に、背面壁の部分は開口としておき、 この開口の部分に板状成形体を嵌合させ、開口縁部と板
    状成形体とを接合した後、乾燥、施釉及び焼成すること
    を特徴とするスプレーダ付き小便器の製造方法。
JP2563590A 1990-02-05 1990-02-05 スプレーダ付き小便器の製造方法 Expired - Fee Related JPH0674604B2 (ja)

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JP6242648B2 (ja) * 2013-10-03 2017-12-06 株式会社Lixil 小便器用スプレッダー

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