JPH0674892A - レーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法および測定装置 - Google Patents

レーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法および測定装置

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JPH0674892A
JPH0674892A JP4250505A JP25050592A JPH0674892A JP H0674892 A JPH0674892 A JP H0674892A JP 4250505 A JP4250505 A JP 4250505A JP 25050592 A JP25050592 A JP 25050592A JP H0674892 A JPH0674892 A JP H0674892A
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particle size
size distribution
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scattering
particle
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JP4250505A
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Osamu Hayakawa
修 早川
Junichiro Tsubaki
淳一郎 椿
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FINE CERAMICS CENTER
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ光の波長λに対して粒子径dが小さい
場合にも、正確な粒子径分布を測定できる粒子径分布測
定方法および測定装置を提供する。 【構成】 レーザ回折散乱測定装置が起動され、分散さ
れた被測定粒子について、適当な屈折率の値に基づいて
測定された散乱光強度分布から粒子径分布が求められて
出力され(ステップS40,S42,S44,S46,
S48,S50)、累積粒子割合が50%になる粒子径
と10%になる粒子径がプロットされる(ステップS5
2,S54)。N個の屈折率について繰り返され、50
%粒子径と10%粒子径が最大となる屈折率の値が選択
される(ステップS56,S58)。この最適屈折率の
値を用いて求められた粒子径分布が、ディスプレイ画
面,プリンタに出力される(ステップS60,S6
2)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ回折散乱法を
応用した粒子径分布の測定方法および測定装置に関し、
特に被測定粒子のレーザ光に対する屈折率が不明な場合
でも正確な測定が可能な粒子径分布の測定方法および測
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】微細粒子の粒子径分布を測定する装置と
して、微細粒子によるレーザ光の回折・散乱を利用した
レーザ回折散乱法による粒子径分布の測定装置が実用化
されている。このレーザ回折散乱法による粒子径分布の
測定については、例えば、「回折・散乱パターンを利用
した粒度測定について」林茂,粉体工学会誌,Vol.
27,No.6,(1990),pp.417〜42
2,に記載されている。また、レーザ回折散乱法を用い
た測定装置については、例えば、「レーザ回折式粒度分
布測定装置LA−500とその応用」,伊串達夫他,粉
体工学会他共催,第25回技術討論会(平成2年6月2
7日,28日),「最近の粒度測定技術」テキスト,p
p.143〜147,に記載されている。
【0003】これらの文献に記載されているように、レ
ーザ光が微細粒子に当たると、レーザ光の波長λが粒子
径dに比べて小さい場合には、回折現象(フラウンホー
ファー回折)が起きる。また、サブミクロン粒子の場合
のように、波長λが粒子径dに比べて大きい場合には、
散乱現象(ミー散乱あるいはレイリー散乱)が起きる。
いずれの場合にも、得られる回折パターンあるいは散乱
パターンは、粒子径dの分布に対応したものとなる。従
って、これらのパターンをフォト・ダイオード等の光検
出器で検出して、コンピュータシステムを用いて解析す
ることにより、粒子径dの分布に関するデータが得られ
る。このようにして、レーザ光の回折・散乱を応用して
微細粒子の粒子径分布を測定することができる。このよ
うなレーザ回折散乱を用いた粒子径分布の測定は、操作
が簡単で、短時間で測定結果が得られ、液体中でも空気
中でも測定可能であるといった長所を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるレーザ回折散乱
を用いた微細粒子の粒子径分布測定において、回折現象
が起きる場合には、回折パターンは粒子径のみの関数と
なるため、被測定粒子の光学的物性が不明な場合でも測
定を行うことができる。しかしながら、散乱現象が起き
る場合、すなわちレーザ光の波長λに対して粒子径dが
小さい場合には、散乱パターンは粒子径および粒子の屈
折率の関数となる。従って、散乱パターンから粒子径分
布を求めるためには、粒子の屈折率の値を入力する必要
がある。そして、この屈折率の値によって、得られる粒
子径分布は大きく変化する。この様子を、図9に示す。
図9は、同一の粒子サンプルから得られた同一の散乱パ
ターンについて、種々の屈折率nを入力して得られた粒
子径分布を示したものである。なお、屈折率は、複素屈
折率n=a+biとして入力されている。図9から、サ
ブミクロン粒子が多く含まれる場合には、入力する屈折
率nの値によって得られる粒子径分布の曲線が大きく異
なることがわかる。従って、被測定粒子の屈折率nが不
明な場合には正確な粒子径分布を得ることができない。
【0005】また、被測定粒子を構成する物質の屈折率
が既知である場合にも、この屈折率を入力して得られる
粒子径分布が、必ずしも正確な粒子径分布とならない。
これについて、図10および図11を参照して説明す
る。図10は、SP−14H(1.4μm径の単分散の
シリカ粒子)のサンプルについて、A,B,C,D,四
つの測定方法によって得られた粒子径分布を示したもの
である。実線Aは、電気的検知帯法(COULTER
法)によって得られた粒子径分布である。電気的検知帯
法とは、粒子の通過による細孔の電気抵抗の変化が粒子
の体積に比例する現象を用いて粒子径を測定する方法で
あり、この例のような単分散粒子の粒子径を高い信頼性
で測定することができる。一方、点線B,破線C,一点
鎖線Dは、それぞれ異なる機種のレーザ回折散乱測定装
置B,C,D,を用いて得られた粒子径分布の測定結果
である。ここで、入力する屈折率の値nとしては、B,
C,D,いずれの測定装置についても、他の方法で実測
して得られたn=1.45の値を用いている。図10に
示されるように、同じ屈折率の値を入力しても、B〜D
の各測定装置間のばらつきが非常に大きい。しかも、B
〜Dいずれの測定装置で得られた粒子径分布も、電気的
検知帯法による結果Aとの間にも大きな差があり、屈折
率の実測値を入力したにもかかわらず、信頼できる結果
が得られていない。
【0006】また図11は、#10000のアルミナ粒
子のサンプルについて、屈折率の実測値n=1.73を
入力して、測定装置B〜Dにより測定して得られた粒子
径分布を示したものである。図11においても、同様
に、各測定装置B〜D間のばらつきが大きいことがわか
る。このように、レーザ光の波長λに対して粒子径dが
小さく散乱現象が起きる場合には、散乱パターンを解析
するために粒子の屈折率を入力することが必要になる。
しかしながら、入力すべき屈折率の最適値を決定するこ
とが困難なため、正確な粒子径分布を得ることができな
いという問題点があった。そこで本発明においては、散
乱パターンの解析のために最適の屈折率を決定すること
により、レーザ光の波長λに対して粒子径dが小さい場
合にも、正確な粒子径分布を測定できる粒子径分布測定
方法および測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係る粒子径分布測定方法は次のよ
うに構成されている。すなわち、このレーザ回折散乱を
用いた粒子径分布測定方法は、レーザ光源から出射され
たレーザ光の被測定粒子による回折もしくは散乱を用い
て該被測定粒子の粒子径分布を測定するレーザ回折散乱
を用いた粒子径分布測定方法において、前記レーザ光源
から出射されたレーザ光の前記被測定粒子による散乱パ
ターンを測定する工程と、該散乱パターンから一定の累
積粒子割合に対するしきい値粒子径の値を複数の屈折率
について算出する工程と、該算出されたしきい値粒子径
が最大値をとる屈折率の値を前記複数の屈折率から選択
する工程と、該選択された屈折率の値を用いて前記散乱
パターンから前記被測定粒子の粒子径分布を求める工程
とを有している。なお、ここで「しきい値粒子径」と
は、累積粒子割合がある値をとる(所定の%になる)粒
子径をいう。
【0008】また、上記課題を解決するために、請求項
2の発明に係る粒子径分布測定装置として、レーザ光源
から出射されたレーザ光の被測定粒子による回折もしく
は散乱を用いて該被測定粒子の粒子径分布を測定するレ
ーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定装置において、前
記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記被測定粒子
による散乱パターンを測定する散乱パターン測定手段
と、該散乱パターンから一定の累積粒子割合に対するし
きい値粒子径の値を複数の屈折率について算出するしき
い値粒子径算出手段と、前記しきい値粒子径算出手段に
より算出されたしきい値粒子径が最大値をとる屈折率の
値を前記複数の屈折率から選択する最適屈折率選択手段
と、該最適屈折率算出手段により選択された屈折率の値
を用いて前記散乱パターンから前記被測定粒子の粒子径
分布を求める粒子径分布解析手段と、前記散乱パターン
測定手段、前記しきい値粒子径算出手段、前記最適屈折
率選択手段、および前記粒子径分布解析手段を自動的に
動作させる自動制御手段とを有するレーザ回折散乱を用
いた粒子径分布測定装置を創出した。
【0009】
【作用】さて、上記構成を備えた本発明の請求項1に係
るレーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法において
は、以下のようにして粒子径分布の測定が行われる。な
お、ここではレーザ回折散乱を用いた粒子径分布の測定
のうち、粒子径分布に屈折率が関与する場合、すなわち
レーザ光の波長λに対して粒子径dが小さく、散乱現象
が起きる場合のみについて説明する。まず、レーザ光源
から出射されたレーザ光の被測定粒子による散乱パター
ンが測定され、この散乱パターンから、一定の累積粒子
割合に対するしきい値粒子径の値が、複数の屈折率につ
いて算出される。次に、この算出されたしきい値粒子径
が最大値をとる屈折率の値が、前記複数の屈折率の中か
ら選択される。そして、この選択された屈折率の値を用
いて、最初に求めた散乱パターンから、粒子径分布が求
められる。ここで、上記工程により選択された屈折率の
値は、粒子径分布を算出するために最適の値となってい
ることが経験的に知られる。すなわち、この選択された
屈折率の値を用いて散乱パターンの解析を行うことによ
って、正確な粒子径分布を得ることができる。このよう
にして、レーザ光の波長λに対して粒子径dが小さい場
合にも、正確な粒子径分布を測定することができる。
【0010】また、上記構成を備えた本発明の請求項2
に係るレーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定装置にお
いては、以下のようにして粒子径分布の測定が行われ
る。まず、散乱パターン測定手段により、レーザ光源か
ら出射されたレーザ光の被測定粒子による散乱パターン
が測定され、この散乱パターンからしきい値粒子径算出
手段によって、一定の累積粒子割合に対するしきい値粒
子径の値が、複数の屈折率について算出される。次に、
最適屈折率選択手段によって、この算出されたしきい値
粒子径が最大値をとる屈折率の値が、複数の屈折率の中
から選択される。このようにして選択された最適屈折率
の値を用いて、粒子径分布解析手段によって、最初に求
めた散乱パターンから、粒子径分布が求められる。以上
の散乱パターン測定手段、しきい値粒子径算出手段、最
適屈折率選択手段、粒子径分布解析手段の動作は、自動
制御手段によって全て自動的に行われる。このようにし
て、本測定装置によれば、レーザ光の波長λに対して粒
子径dが小さい場合にも、正確な粒子径分布を得ること
ができる。
【0011】
【実施例】
実施例1 次に、本発明を具現化した実施例1について、図1〜図
3を参照して説明する。図1は、本発明に係るレーザ回
折散乱を用いた粒子径分布測定方法の実施例1を示すフ
ローチャートである。本実施例のレーザ回折散乱を用い
た粒子径分布測定方法は、レーザ回折散乱を用いた粒子
径分布測定装置において、図1の手順に従って実行され
る。なお、本実施例の粒子径分布測定方法は、レーザ光
の散乱光強度分布をメモリ測定装置に保存することがで
きないレーザ回折散乱測定装置についての測定方法であ
る。本実施例の具体的な作業手順について、図1のフロ
ーチャートに沿って説明する。まず、図1のステップS
40において、レーザ回折散乱測定装置が起動され、試
料の分散すなわち懸濁液の調整が行われる(ステップS
42)。次に、適当な屈折率の値が入力され(ステップ
S44)、測定装置のレーザ光源から出射されたレーザ
光が分散状態に置かれた被測定粒子に照射されて、レー
ザ光の散乱光強度分布が測定される(ステップS4
6)。
【0012】そして、測定された散乱光強度分布に基づ
いて、ステップS44で入力された屈折率の値によっ
て、粒子径分布が求められる(ステップS48)。この
粒子径分布が出力され(ステップS50)、累積粒子割
合が50%になる粒子径と10%になる粒子径とが、そ
れぞれ読み取られる(ステップS52)。そして、入力
された屈折率の値と、累積粒子割合が50%になる粒子
径および10%になる粒子径の値が、プロットされる
(ステップS54)。以上のステップS44からステッ
プS54までの操作が、N個の屈折率について繰り返さ
れる(ステップS56)。このようにしてプロットされ
たN個の屈折率の値の中から、累積粒子割合が50%に
なる粒子径と10%になる粒子径とが最大の値を示す屈
折率の値が選択される(ステップS58)。これによっ
て、散乱光強度分布の解析のために最適な屈折率の値が
決定され(ステップS60)、この最適屈折率の値を用
いて求められた粒子径分布が、ディスプレイ画面あるい
はプリンタに出力される(ステップS62)。このよう
に、本実施例においては、屈折率の入力値を変更する度
に散乱光強度分布の測定を繰り返すことにより、散乱光
強度分布をメモリに保存できない測定装置についても、
最適屈折率の値を決定することができる。
【0013】以上の手順に従った粒子径分布の測定の具
体例について、図2および図3を参照しつつ説明する。
図2は、本実施例のレーザ回折散乱を用いた粒子径分布
測定方法における最適屈折率の決定方法を示す図であ
る。図2において、横軸は屈折率(図1のステップS4
4で入力される屈折率)であり、縦軸は累積粒子割合に
対応する粒子径の値である。図中のプロットのうち、○
は累積粒子割合が50%になる粒子径であり、△は10
%になる粒子径である。図2に示されるように、入力す
る屈折率の値によって得られる粒子径の値は変化し、あ
る屈折率の値において最大値(●および▲)を示す。こ
の最大値を示す屈折率は、50%粒子径と10%粒子径
とで同じ値になる。なお、この図2に示されたデータ
は、前述した図10と同じSP−14H(シリカ粒子)
のサンプルについて、前述したレーザ回折散乱測定装置
のうち測定装置Dで測定したものである。測定装置D
は、レーザ光の散乱光強度分布をメモリに保存すること
ができないタイプのレーザ回折散乱測定装置であり、上
述した図1の手順に基づいて、粒子径分布が求められて
いる。
【0014】この図2で得られた屈折率の最大値が、散
乱光強度分布を解析するために最適の屈折率となること
を、図3を参照しつつ説明する。図3は、本実施例のレ
ーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法によって、測
定装置Dを用いて得られたSP−14Hのサンプルの粒
子径分布を示す図である。なお図3には、前述したレー
ザ回折散乱測定装置のうち測定装置BおよびCを用い
て、後述する実施例2の測定方法によって得られた粒子
径分布もともに示されている。図中の実線Aは、電気的
検知帯法によって測定したデータであり、図10の実線
Aと全く同形のカーブである。一点鎖線Dは、本実施例
に基づいて測定装置Dを用いて得られた粒子径分布を示
すデータであり、点線Bおよび破線Cは後述する実施例
2に基づいて測定装置BおよびCを用いて得られたデー
タである。図3の一点鎖線Dに示されるように、本実施
例の測定方法を用いたことにより、電気的検知帯法によ
る粒子径分布(実線A)とほぼ同じ分布曲線が得られて
いる。すなわち、本実施例の測定方法によれば、散乱現
象を起こすサブミクロン粒子を多く含むサンプルについ
ても、粒子径分布を求めるために入力すべき屈折率の最
適値を決定することができる。このようにして、決定さ
れた最適屈折率を用いることにより、レーザ光の波長λ
に対して粒子径dが小さい場合にも、正確な粒子径分布
を測定することができる。
【0015】また、本発明に係るレーザ回折散乱を用い
た粒子径分布測定装置の実施例1は、図1に示される各
工程を実行するための散乱パターン測定手段、しきい値
粒子径算出手段、最適屈折率選択手段、粒子径分布解析
手段、およびこれらの各手段の動作を自動的に行わせる
自動制御手段を備えた測定装置である。これらの各手段
は、CPU(中央処理装置)およびRAM,ROMのメ
モリ装置をそなえたコンピュータシステムを中心として
構成されている。
【0016】実施例2 次に、本発明を具現化した実施例2について、図4およ
び図3を参照して説明する。図4は、本発明に係るレー
ザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法の実施例2を示
すフローチャートである。本実施例の粒子径分布測定方
法は、レーザ光の散乱光強度分布をメモリに保存するこ
とができるレーザ回折散乱測定装置において実行され
る。具体的な作業手順について、図4のフローチャート
に沿って説明する。まず、図4のステップS10におい
て、レーザ回折散乱測定装置が起動され、試料の分散す
なわち懸濁液の調整が行われる(ステップS12)。続
いて、レーザ回折散乱測定装置のレーザ光源から出射さ
れたレーザ光が、分散状態に置かれた被測定粒子に照射
されて、レーザ光の散乱パターン(散乱光強度分布)が
測定される(ステップS14)。このとき、光検出器に
よって検出された散乱光強度分布が、レーザ回折散乱測
定装置のパソコンのメモリ装置に保存される(ステップ
S16)。
【0017】次に、最適屈折率を決定するための操作が
行われる。すなわち、まず適当な屈折率の値が入力され
(ステップS18)、この屈折率の値に基づいて、ステ
ップS16でメモリに保存された散乱光強度分布から粒
子径分布が求められる(ステップS20)。この粒子径
分布が出力され(ステップS22)、累積粒子割合が5
0%になる粒子径と10%になる粒子径とが、それぞれ
読み取られる(ステップS24)。そして、入力された
屈折率の値と、累積粒子割合が50%になる粒子径およ
び10%になる粒子径の値が、プロットされる(ステッ
プS26)。以上のステップS18からステップS26
までの操作が、N個の屈折率の値について繰り返される
(ステップS28)。このようにしてプロットされたN
個の屈折率の値の中から、累積粒子割合が50%になる
粒子径と10%になる粒子径とが最大の値を示す屈折率
の値が選択される(ステップS30)。これによって、
散乱光強度分布の解析のために最適な屈折率の値が決定
され(ステップS32)、この最適屈折率の値を用い
て、メモリに保存された散乱光強度分布から粒子径分布
が求められ、ディスプレイ画面あるいはプリンタに出力
される(ステップS34)。
【0018】以上の手順に従った粒子径分布の測定の具
体例について、図3を参照しつつ説明する。図3の点線
Bおよび破線Cは、本実施例に基づいて測定装置Bおよ
びCを用いて得られたデータである。図3の点線Bおよ
び破線Cに示されるように、本実施例の測定方法を用い
ることにより、電気的検知帯法による粒子径分布(実線
A)とほぼ同じ分布曲線が得られている。すなわち、本
実施例の測定方法によれば、散乱現象を起こすサブミク
ロン粒子を多く含むサンプルについても、粒子径分布を
求めるために入力すべき屈折率の最適値を決定すること
ができる。このようにして、本実施例の測定方法を用い
ることにより、レーザ光の波長λに対して粒子径dが小
さい場合にも、正確な粒子径分布が測定される。さら
に、図3に示されるように、本実施例による測定装置
B,Cおよび実施例1による測定装置Dの各データがほ
ぼ同様の曲線となり、各測定装置間のばらつきが小さく
なって、信頼性の高い粒子径分布が得られている。
【0019】また、本発明に係るレーザ回折散乱を用い
た粒子径分布測定装置の実施例2は、図4に示される各
工程を実行するための散乱パターン測定手段、しきい値
粒子径算出手段、最適屈折率選択手段、粒子径分布解析
手段、およびこれらの各手段の動作を自動的に行わせる
自動制御手段を備えた測定装置である。これらの各手段
は、CPU(中央処理装置)およびRAM,ROMのメ
モリ装置をそなえたコンピュータシステムを中心として
構成されている。
【0020】実施例3 次に、本発明を具現化した実施例3について、図5〜図
7を参照して説明する。図5および図6は、レーザ回折
散乱を用いた粒子径分布測定方法の実施例3における最
適屈折率の決定方法を示す図である。図5,図6におい
ても、図2と同様に、横軸は屈折率で、縦軸は累積粒子
割合に対応する粒子径である。本実施例においては、累
積粒子割合が50%になる粒子径○のみをプロットして
いる。図5に示されたデータは、前述の図11と同じ#
10000のアルミナ粒子のサンプルについて、レーザ
回折散乱測定装置Dで測定したものである。また、図6
に示されたデータは、測定装置Bで測定したものであ
る。従って、測定装置Dを用いた図5のデータは、図1
に示される手順により得られたものであり、測定装置B
を用いた図6のデータは、図4の手順によって得られた
ものである。図5,図6においても、図2と同様に、累
積粒子割合が50%になる粒子径は、ある屈折率におい
て最大値(●)を示している。図5と図6を比較して分
かるように、測定装置によって得られる屈折率の最大
値、すなわち最適屈折率の値はそれぞれ異なる。しか
し、各測定装置毎に得られた値を用いれば、各測定装置
毎に最も正確な粒子径分布を得ることができる。
【0021】このことを、図7を参照しつつ説明する。
図7は、本実施例の粒子径分布測定方法によって得られ
た、アルミナ粒子(#10000)のサンプルの粒子径
分布を示す図である。図中の曲線B〜Dは、レーザ回折
散乱測定装置B〜Dを用いて、本実施例の測定方法によ
って測定された粒子径分布である。測定装置DおよびB
については、上述の如く、図5および図6に基づいて決
定された最適屈折率を用いて散乱光強度分布が解析され
て、図7の粒子径分布が求められている。また、測定装
置Cの場合にも、同様な手順に従って粒子径分布が求め
られている。図7と図11とを比較して分かるように、
本実施例の測定方法を用いることによって、各測定装置
B〜D間のばらつきが小さくなり、信頼性の高い粒子径
分布曲線が得られている。
【0022】実施例4 次に、本発明を具現化した実施例4について、図8を参
照して説明する。上述の実施例1〜実施例3において
は、最適屈折率の決定に際して、屈折率の実数部のみを
変化させている。すなわち、複素屈折率n=a+biの
実数項aのみを考慮して、虚数項biは一定として、測
定および解析を行っている。具体的には、実施例1およ
び実施例3で用いられている測定装置Dの場合には、屈
折率の虚数項biは変えることができず、bi=0.0
iで固定されている。一方、測定装置Bおよび測定装置
Cの場合には虚数項biは可変であり、実施例2におい
てはbi=0.0iとし、また実施例3においてはbi
=−0.1iとしている。これに対して、本実施例の測
定方法においては、実施例1〜実施例3と異なり、屈折
率の虚数項についても考慮して最適屈折率の決定を行
う。具体的には、図1あるいは図4の手順に従って、虚
数項biの値も変えて複数の複素屈折率について、一定
の累積粒子割合に対するしきい値粒子径の値が算出され
る。そして、これらの値が、複素屈折率の実数項aおよ
び虚数項bを座標軸とする平面上にプロットされる。こ
の2次元データから、しきい値粒子径の値が最大となる
複素屈折率が求められ、この複素屈折率の値を用いて散
乱光強度分布が解析されて、粒子径分布が求められてい
る。
【0023】図8は、アルミナ粒子(#10000)の
サンプルについて、このようにして得られた粒子径分布
を示す図である。曲線BおよびCは、それぞれレーザ回
折散乱測定装置BおよびCを用いて、本実施例の測定方
法によって測定された粒子径分布を示している。なお、
比較のため、屈折率の虚数項biを変えられない測定装
置Dを用いて、前記実施例3によって測定したデータを
も示している。図7と図8とを比較して分かるように、
本実施例の測定方法を用いたことによって、特に曲線の
上部の形状が測定装置BとCの間で一致して、より信頼
性の高い粒子径分布曲線が得られている。このように、
本実施例においては、複素屈折率としての最適屈折率を
求めてこれに基づいて粒子径分布を算出したため、屈折
率の実数項のみを考慮した場合に比較して、より信頼性
の高い粒子径分布が得られるという利点がある。なお、
ここではアルミナ粒子(#10000)のサンプルに本
実施例の測定方法を適用した例のみを示したが、SP−
14H(シリカ粒子)のサンプルについても同様に、図
3の例よりも信頼性の高い粒子径分布曲線が得られてい
る。
【0024】上記の各実施例においては、散乱光強度分
布から最適屈折率を求める際に、累積粒子割合が50%
になる粒子径と10%になる粒子径とが最大の値を示す
屈折率の値として求めたが、一定の累積粒子割合につい
てであれば、累積粒子割合が他の%になる粒子径につい
て求めてもよい。また、最適屈折率を求める際にとる屈
折率の点数(図1,図4のN)についても、上記の各実
施例の点数には限定されず、入力する屈折率の間隔につ
いても、上記の各実施例よりも細かくすることも粗くす
ることもできる。レーザ回折散乱を用いた粒子径分布測
定方法のその他の工程等については、上記の各実施例に
限定されるものではない。また、レーザ回折散乱を用い
た粒子径分布測定装置のその他の部分の構成等について
も、上記の各実施例に限定されるものではない。
【0025】さらに、実施例4に固有の効果として、最
適屈折率の決定に際して屈折率の複素項についても考慮
して、複素屈折率としての最適値を求めてこれに基づい
て粒子径分布を算出したため、屈折率の実数項のみを考
慮した場合に比較して、より信頼性の高い粒子径分布が
得られるという利点がある。
【0026】
【発明の効果】本発明においては、散乱パターンから一
定の累積粒子割合に対するしきい値粒子径の値を複数の
屈折率について算出する工程と、このしきい値粒子径が
最大値をとる屈折率の値を最適屈折率とする工程と、こ
の最適屈折率を用いて散乱パターンを解析して粒子径分
布を求める工程とを備えたレーザ回折散乱を用いた粒子
径分布測定方法を創出したために、レーザ光の波長λに
対して粒子径dが小さい場合にも、正確な粒子径分布を
測定することができる。これによって、サブミクロン粒
子についても正確な粒子径分布を測定できる実用的な粒
子径分布測定方法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ回折散乱を用いた粒子径分
布測定方法の実施例1を示すフローチャートである。
【図2】レーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法お
よび測定装置の実施例1における最適屈折率の決定方法
を示す図である。
【図3】レーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法お
よび測定装置の実施例1および実施例2によって得られ
た粒子径分布を示す図である。
【図4】本発明に係るレーザ回折散乱を用いた粒子径分
布測定方法の実施例2を示すフローチャートである。
【図5】レーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法お
よび測定装置の実施例3における最適屈折率の決定方法
を示す図である。
【図6】レーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法お
よび測定装置の実施例3における最適屈折率の決定方法
を示す図である。
【図7】レーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法お
よび測定装置の実施例3によって得られた粒子径分布を
示す図である。
【図8】レーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法お
よび測定装置の実施例4によって得られた粒子径分布を
示す図である。
【図9】従来のレーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定
装置における入力屈折率と得られる粒子径分布の関係を
示す図である。
【図10】従来のレーザ回折散乱を用いた粒子径分布測
定装置により得られる粒子径分布を示す図である。
【図11】従来のレーザ回折散乱を用いた粒子径分布測
定装置により得られる粒子径分布を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源から出射されたレーザ光の被
    測定粒子による回折もしくは散乱を用いて該被測定粒子
    の粒子径分布を測定するレーザ回折散乱を用いた粒子径
    分布測定方法において、 前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記被測定粒
    子による散乱パターンを測定する工程と、 該散乱パターンから一定の累積粒子割合に対するしきい
    値粒子径の値を複数の屈折率について算出する工程と、 該算出されたしきい値粒子径が最大値をとる屈折率の値
    を前記複数の屈折率から選択する工程と、 該選択された屈折率の値を用いて前記散乱パターンから
    前記被測定粒子の粒子径分布を求める工程、とを有する
    レーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定方法。
  2. 【請求項2】 レーザ光源から出射されたレーザ光の被
    測定粒子による回折もしくは散乱を用いて該被測定粒子
    の粒子径分布を測定するレーザ回折散乱を用いた粒子径
    分布測定装置において、 前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記被測定粒
    子による散乱パターンを測定する散乱パターン測定手段
    と、 該散乱パターンから一定の累積粒子割合に対するしきい
    値粒子径の値を複数の屈折率について算出するしきい値
    粒子径算出手段と、 前記しきい値粒子径算出手段により算出されたしきい値
    粒子径が最大値をとる屈折率の値を前記複数の屈折率か
    ら選択する最適屈折率選択手段と、 該最適屈折率算出手段により選択された屈折率の値を用
    いて前記散乱パターンから前記被測定粒子の粒子径分布
    を求める粒子径分布解析手段と、 前記散乱パターン測定手段、前記しきい値粒子径算出手
    段、前記最適屈折率選択手段、および前記粒子径分布解
    析手段を自動的に動作させる自動制御手段、とを有する
    レーザ回折散乱を用いた粒子径分布測定装置。
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