JPH0674933U - 重量測定装置 - Google Patents

重量測定装置

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JPH0674933U
JPH0674933U JP1482393U JP1482393U JPH0674933U JP H0674933 U JPH0674933 U JP H0674933U JP 1482393 U JP1482393 U JP 1482393U JP 1482393 U JP1482393 U JP 1482393U JP H0674933 U JPH0674933 U JP H0674933U
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JP1482393U
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English (en)
Inventor
栄治 中務
一平 山内
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゲインドリフトの影響を排して試料の重量を正
確に測定できるようにする。 【構成】設置台2上、プローブ3によって単独で又は試
料Aとともに持ち上げられる位置に既知重量WR*の参照
体5を配設し、検出手段4による参照体5の測定値WR
とその既知の値WR*との比からドリフト率WR/WR*を定
め、そのドリフト率WR/WR*によって試料Aの測定値W
S を補償し、真の値WS*を得るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、炉などの特殊雰囲気下に配置される試料に適用可能な重量測定装置 に関し、その測定精度の向上を図った重量測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、炉に置かれる試料としてプレス成形体がある。このプレス成形体は原 料にワックスを混練し所要形状にプレスしたグリーン体を炉において先ずデワッ クスし、しかる後、焼結処理することにより最終製品に仕上げられる。デワック ス処理工程は、真空排気した炉内でグリーン体を加熱し、成形体中に含まれるワ ックスを徐々に蒸発させて除去する工程である。この際、温度制御や圧力制御が 早急に過ぎると、ワックスの抜けが速く、したがって成形体の脱脂や焼結収縮が 予想以上に速く進行し、成形体に変形やひび割れ等を惹起する原因になる。しか して、従来では炉内における成形体の変化を実際にモニタするのは困難とされて いたため、焼結完了後、あるいは脱脂を中断して、炉から取り出された成形体の 状態を検査し、温度制御や圧力制御がいかにあるべきかを経験や感に頼って評価 するようにしてきた。そのため、評価に客観性が乏しく、処理工程を確立するの に長い時間を要していた。また、製品の品質を向上させることも難しいという問 題があった。
【0003】 そこで、本考案者は、炉への悪影響を最少限に抑止しつつ、成形体の寸法およ び重量を高い精度で測定できるようにした重量・寸法測定装置を開発し、特願平 3−63590号において提案した。このものは、図5に示すように、上向面1 a上に試料Aを保持する受皿1と、この受皿1が設置される設置台2と、受皿1 および試料Aに交互に接触し得る位置に配設され受皿1の下面1bに支持面3b を添接させて該受皿1を試料Aとともに持ち上げ設置台2から離間させ得るプロ ーブ3と、このプローブ3を試料Aと受皿1の間で相対変位させたときの該プロ ーブ3の上端部の移動量Xを該上端部に掛かる荷重Wとともに検出する検出手段 4とを具備してなる。そして、例えば次のような測定原理に基づいて試料Aの重 量変化および寸法変化を測定する。先ず、プローブ3をその突起部3aが試料A に接触するP1 位置まで降下させ、次に該プローブ3を上昇させていくと、プロ ーブ3が受皿1の下面1bに接触するP2 位置で受皿1を試料Aとともに持ち上 げ、設置台2から離間させる。この間、検出手段4が検出する変位Xおよび荷重 Wの関係は図6に示すようになる。P1 位置からP2 位置までのプローブ移動量 ΔXは、試料Aと受皿1の寸法Lに対応しており、試料Aの寸法変化はΔXの変 化として測定できる。また、P2 位置の前後において検出手段4により検出され るプローブ荷重差ΔWは、試料Aと受皿1の重量に対応しており、試料Aの重量 変化はΔWの変化として測定できる。かくして、同装置は、試料Aの寸法変化と 重量変化をほぼ同時に求める機能を発揮する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような装置は、重量測定に関して常に正確なキャリブレーショ ン(校正)が必要である。具体的に説明すると、ロードセル等の検出手段4は図 7に示すように実際の荷重Wにゲイン(利得)が掛かった形で検出値Yを出力す る。そして、この検出手段4を利用に供する際には、同図中実線で示すように、 ゲイン(傾き)の正確な設定と、荷重を加えないときに0を出力させるための零 点調整とがなされる。しかし、検出手段4は経年変化などの原因で同図中想像線 で示すようなナルドリフトやゲインドリフトを生じる。そして、前述した構成の ものは、ナルドリフトについては測定値の差をとったときにキャンセルされるが 、ゲインドリフトについては何ら補償がされない。そのため、同装置は、定期的 なキャリブレーションが必要である。
【0005】 本考案は、このような課題に着目してなされたものであって、ゲインドリフト が生じても重量測定精度のキャリブレーションを不要にした重量測定装置を提供 することを目的としてる。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、かかる目的を達成するために、次のような構成を採用したものであ る。
【0007】 すなわち、本考案に係る重量測定装置は、試料を支持する設置台と、この試料 を持ち上げ設置台から離間させるプローブと、このプローブの上端部に掛かる荷 重を検出する検出手段とを具備してなるものにおいて、前記設置台上、前記プロ ーブによって単独で又は前記試料とともに持ち上げられる位置に重量が既知であ る参照体を配設し、前記検出手段による参照体の測定値と既知の値との比からド リフト率を定め、そのドリフト率によって前記検出手段による試料の測定値を補 償し得るようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
このような構成のものであれば、ゲインドリフトがない時は試料の測定値は検 出手段を通じて真の値のまま検出される。このときドリフト率は1であるため、 補償後の試料の重量値は補償がなされないときと同じ値になる。一方、ゲインド リフトが生じ、試料の測定値が真の値から変動すると、参照体の測定値も同じ比 率で変動するため、その比率は参照体のドリフト率から求められる。したがって 、そのドリフト率で試料の測定値を補償(乗除計算)すれば、ゲインドリフトの 影響を取り除いて試料の真の値を求めることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図1〜図4を参照して説明する。なお、図5と共 通する部分には同一符号を付している。
【0010】 この重量測定装置は、図1に示すように、試料Aを支持する設置台2の上端近 傍部に設けた段部2aに環状の参照体5を配設しており、その参照体5から上方 へ突出した設置台2の上端部に受皿1を介して試料Aを設置するようにしている 。参照体5は炉材と同じグラファイト製のものか、或いはモリブデン製のもの等 が好適に用いられる。プローブ3は図示しない昇降機構に担持させてあり、その 突起部3aが試料Aに添接するPa 位置(図1参照)まで降下させると、その昇 降機構により上昇動作に切換えられる。そして、先ず図2に示すPb 位置におい て支持面3bを参照体5の下面5aに接触させ、以降この参照体5を単独で持ち 上げて若干距離移動後に、図3に示すPc 位置で参照体5を受皿1の下面1bに 接触させ、しかる後、参照体5を介して受皿1および試料Aを持ち上げ設置台2 から離間させるようになっている。前述した駆動機構の周辺にはプローブ3の上 端部に掛かる荷重Wを該プローブ3の変位Xと共に検出する検出手段4が付帯し て設けられている。そして、プローブ3が図1のPa 位置から図3のPc 位置ま で変位したときに検出手段4が検出する図4のようなX−W信号を、信号処理手 段6に入力するようにしている。
【0011】 信号処理手段6は、例えば通常の機能を備えたマイクロコンピュータシステム により構成されるもので、予め参照体5の既知の重量値WR*と受皿1の重量値W 1 が与えられている。そして、先ずPb 位置の前後の荷重変化から参照体5の重 量WR を算出し、Pc 位置の前後の荷重変化から受皿1を含めた試料Aの重量W S を算出する。次に、前述した既知の値WR*と前記測定値WR との比すなわちド リフト率WR/WR*を求める。そして、そのドリフト率WR/WR*と、受皿1を含め た試料Aの重量WS とから、 WS*=WS/(WR/WR*) … によって、受皿1を含めた試料Aの真の重量値WS*を求める。最後にこの重量値 WS*から受皿1の重量値W1 を差し引いて試料Aの重量を算出する。
【0012】 このような構成のものであれば、ゲインドリフトがない時は受皿1を含む試料 Aの測定値Ws は真の値WS*そのものになる。このときドリフト率(WR/WR*) も1になるため、式による補償を行った値は補償を行わない値に一致し、補償 により悪影響が出る事はない。一方、ゲインドリフトが生じ、試料Aの測定値W S が真の値WS*から比率(WS/WS*)で変動すると、参照体5の測定値WR も同 じ比率で変動し、その比率は参照体5のドリフト率(WR/WR*)から求められる 。したがって、そのドリフト率(WR/WR*)と試料Aの測定値WS とから式の 計算を行うことにより、ゲインドリフトがないときの受皿1を含めた試料Aの真 の値WS*を求めることができ、ひいては試料Aの真の重量を求めることが可能に なる。
【0013】 なお、参照体の形状や設置構造などは図示例に限定されるものではなく、本考 案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。また、試料Aの上下寸法は 、図3および図4に示すようにプローブ突起部3が試料Aに接するPa 位置と参 照体5が受皿1に接するPc 位置との間のプローブ3の変位δおよび試料Aの置 かれる空間の長さLから測定できるが、プローブ3のフレーム部と参照体5の各 膨脹率αL1 、αL2 を適切に調整することにより、試料Aの置かれる空間の長 さLを温度によらず一定に保ち、L−δにより補償された寸法も得ることもでき る。この場合、フレーム部の温度が容易に測定できる時には、参照体5を重量補 償のみに使用し、寸法補償は計算によってもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案に係る重量測定装置は、以上説明したように、プローブによって単独で 又は試料とともに持ち上げられる位置に重量が既知である参照体を配設し、参照 体の重量の測定値と既知の値との比からドリフト率を定め、そのドリフト率によ って試料の重量の測定値を補償するようにしたものである。そのため、重量を検 出する検出手段にゲインドリフトが生じた場合にも、そのドリフトによる影響を 排して正確な重量測定を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部破断した正面図。
【図2】図1に対応した作用説明図。
【図3】図1に対応した作用説明図。
【図4】同実施例においてプローブが移動したとき検出
手段が検出する変位Xおよび荷重Wの関係を示すグラ
フ。
【図5】従来例を示す図1に対応した正面図。
【図6】同従来例においてプローブが移動したとき検出
手段が検出する変位Xおよび荷重Wの関係を示すグラ
フ。
【図7】ゲインドリフトを説明するためのグラフ。
【符号の説明】
1…受皿 1a…上向面 2…設置台 3…プローブ 4…検出手段 5…参照体 A…試料 WR/WR*…ドリフト率 WS …試料の測定値

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料を支持する設置台と、この試料を持ち
    上げ設置台から離間させるプローブと、このプローブの
    上端部に掛かる荷重を検出する検出手段とを具備してな
    る重量測定装置において、 前記設置台上、前記プローブによって単独で又は前記試
    料とともに持ち上げられる位置に重量が既知である参照
    体を配設し、前記検出手段による参照体の測定値と既知
    の値との比からドリフト率を定め、そのドリフト率によ
    って前記検出手段による試料の測定値を補償し得るよう
    にしたことを特徴とする重量測定装置。
JP1482393U 1993-03-29 1993-03-29 重量測定装置 Pending JPH0674933U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087191A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 岩井機械工業株式会社 秤量装置に用いられるタンク支持筐体
CN116481624A (zh) * 2023-04-17 2023-07-25 中海油安全技术服务有限公司 二氧化碳气瓶状态监测方法及装置、电子设备和存储介质

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04297801A (ja) * 1991-03-27 1992-10-21 Shimadzu Corp 重量・変位測定装置

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