JPH0675154B2 - 往復直線移送装置の可動体位置調整機構 - Google Patents

往復直線移送装置の可動体位置調整機構

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JPH0675154B2
JPH0675154B2 JP8463986A JP8463986A JPH0675154B2 JP H0675154 B2 JPH0675154 B2 JP H0675154B2 JP 8463986 A JP8463986 A JP 8463986A JP 8463986 A JP8463986 A JP 8463986A JP H0675154 B2 JPH0675154 B2 JP H0675154B2
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宏明 内山
片岡  浩
敏治 乾
藤一 中山
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Description

【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 この発明は複写機のミラーベース移送部等に適用される
往復直線移送装置の可動体位置調整機構に関する。
〈従来技術とその欠点〉 光学移動式の複写機では、第6図に示すように前後面フ
レーム1,2間に配設されているミラーベース3は、前後
1対のワイヤ4,4で両持ちされて左右方向(矢印a,b方
向)へ移送されるようになっている。その構造を前側の
もので代表して説明する。
ワイヤ4の一端側は原動軸5に固定された巻取プーリ6
に巻回された後に前側フレーム1の左端側に支持された
第1のガイドプーリ7および上記ミラーベース3に設け
られた1方の動プーリ8を順次経てテンションスプリン
グ9を介して一方のワイヤ固定片10に接続固定され、ま
た、ワイヤ4の他端側は前側フレーム1の右端側に支持
された第2のガイドプーリ11およびミラーベース3の他
方の動プーリ12を順次経て他方のワイヤ固定片13に接続
固定されている。前後両巻取プーリ6,6を矢印X方向へ
回転させれば、ミラーベース3は右方向へ移動し、前後
巻取プーリ6,6を矢印Y方向へ回転させれば、ミラーベ
ース3は左方向へ移動する。
このような両側駆動方式の往復直線移動装置において
は、前後のワイヤ4,4をそれぞれ巻取プーリ6,ガイドプ
ーリ7,11および動プーリ8,12等にワイヤ掛けした際に、
動プーリ8,12の軸線l1と前後両フレーム1,2にそれぞれ
設けた位置決め突片14,14を結ぶ基準線lとが第5図の
ように不平行、換言すれば上記軸線l1と前後フレーム1,
2とのなす角度が90°になることは少なく、それだけミ
ラーベース3の前後の位置バランスが狂っていることに
なる。
このため、従来では、フレーム1,2に固定されたブラケ
ット15およびこのブラケット15に螺動可能に装着された
ネジ体16とで位置調整機構17を構成し、このねじ体16を
螺動して一方のワイヤ固定片13の左右方向の取付位置を
調整するようにしていた。
この方法では、ミラーベース3の前後の位置のアンバラ
ンスを是正できるものの、ねじ体16の螺動により前後の
ワイヤ4,4の張力が不均等となり、長時間のテスト等を
行うと、画像の前後のピントが狂ったり、画像歪を惹起
する不都合があった。
一方、上記のように2本のワイヤでミラーベースを両持
ちさせずに、前後いずれか1本のワイヤを使用し、この
ワイヤを前後フレーム間にかけ渡すようにしたものも提
案されているが、ワイヤのかけ渡し機構のために構造が
複雑化し、テンション調整も難しく実用的なものではな
い。
〈発明の目的〉 この発明の目的は上記の欠点を解消し、前後のワイヤの
張力に差が生じることなく、可動体の位置バランスを容
易に調整でき、しかも構造の簡素化が図れる往復直線移
送装置の可動体位置調整機構を提供することにある。
〈発明の構成および効果〉 この発明は、平行に配置された前後一対のフレーム間を
左右に往復直線移動する移動体と、 この可動体の移動方向に垂直な方向の両端にそれぞれ一
対ずつ設けられた動プーリと、 前記一対のフレームのそれぞれにおいて移動体の左右両
方の移動方向変換位置のそれぞれに近接する位置に設け
られたガイドプーリと、 前記一対のフレームのそれぞれにおいて左右のガイドプ
ーリの間にこれらに近接して設けられた左右のワイヤ固
定片と、 前記一対のフレームのそれぞれにおいて左右いずれか一
方のガイドプーリに近接する位置に前後のフレームに共
通する原動軸を介して回転自在に設けられた前後の巻取
プーリと、 一端が一方の前記ワイヤ固定片に固定されるとともに、
一方の動プーリおよび前記原動軸に近接するガイドプー
リを経て前記巻取プーリに少なくとも一回巻回し、他方
のガイドプーリおよび他方の動プーリを順次経て他方の
ワイヤ固定片に他端が固定されたワイヤと、 前記左右のワイヤ固定片のいずれかにおいて前記ワイヤ
に対して張力を付与する張力部材と、 を備えた往復直線移送装置において、 前記巻取プーリを、前記原動軸に固定されたフランジ
と、このフランジに対して回転自在にされるとともに周
面に前記ワイヤが少なくとも一回巻回される変動プーリ
片と、に分割して構成し、前記ワイヤを巻回した後の変
動プーリ片をフランジに対する任意の回転位置に固定す
る固定機構を設けたことを特徴とするものであり、ワイ
ヤ掛けにより可動体の位置バランスが前後で狂った場
合、一方の巻取プーリにおいて固定機構による変動プー
リ片の周方向の固定位置を変えることにより、ワイヤに
おける巻取プーリにおける巻回位置を変化させ、巻取プ
ーリから一方の動プーリまでの距離と、他方の動プーリ
までの距離との差を変えて可動体の位置バランスを調整
するようにしたものである。
上記構成からなるこの発明によれば、巻取プーリを変動
プーリ片とフランジとに分けるだけの簡単な構成によ
り、可動体の位置バランスを容易に矯正でき、しかも左
右ワイヤ固定片間の距離が一定のままであるため、前後
のワイヤ張力が不均等になることがなく、したがって、
複写機に適用した場合、画像歪の発生等を確実に防止す
ることができる。
〈実施例〉 第3図は、この発明の実施例である往復直線移送装置の
ミラーベース移送部の一部を示す斜視図であり、従来の
ものと同一部所には同一符号を付して説明を省略する。
同図において、前後の両巻取プーリ6は、それぞれ原動
軸5に固定されたフランジ61とこのフランジ61に対して
周方向へ変位可能に配設された変動プーリ片62とからな
る。上記フランジ61の変動プーリ片側端面には第1図に
示すように上下に位置して円周方向に沿って延びる長孔
状のねじ体貫通孔63がそれぞれ形成されている。上記変
動プーリ片62のフランジ側端面には、上記ねじ体貫通孔
63に貫通されたねじ体64に選択的に螺着される複数のね
じ孔65が形成されている(第2図参照)。66は上記フラ
ンジ61の他方の端面に形成されたねじ体操作窓である。
このねじ体貫通孔63、ねじ体64、ねじ孔65およびねじ体
操作窓66が、この発明の固定機構を構成している。
ワイヤ4,4をガイドプーリ7,11や動プーリ8,12等に掛け
た状態で、ミラーベース3の動プーリ8,12の軸線l1と基
準線lとが不平行のために、例えば第5図に示すように
ミラーベース3と位置決め突片14との間にギャップGが
生じているとすると、後側の巻取プーリ6で調整する。
つまり、この後側の巻取プーリ6のねじ体64をゆるめ、
変動プーリ片62を第2図(B)の矢印XもしくはY方向
へ回動させ、上記ギャップGがなくなる位置で上記ねじ
体64をねじ孔65に螺着して変動プーリ片62をフランジ61
に固定する。これにより、上記ミラーベース3の動プー
リ8,12の軸線l1と基準線lとが第4図のように平行とな
り、位置バランスが矯正される。
この場合、左右のワイヤ固定片10,13間の距離は不変で
あり、したがって前後のワイヤ4,4の張力が均等に維持
され、画像歪の発生が防止される。
なお、上記の例では複写機のミラーベースの移送部に適
用したものであるが、これに限らず他の電機機器等の可
動体の移送部にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である複写機のミラーベース
位置調整機構における巻取プーリの斜視図、第2図
(A),(B)はそれぞれ同巻取プーリの断面図および
側面断面図である。第3図はミラーベースの位置調整機
構の一部の斜視図、第4図はミラーベースの位置バラン
スの適正状態を示す上面図、第5図はミラーベースの位
置バランスの不適正状態を示す上面図、第6図は従来の
複写機のミラーベース位置調整機構を示す斜視図であ
る。 1,2……前後フレーム、3……可動体、 4……ワイヤ、5……原動軸、6……巻取プーリ、 7,11……ガイドプーリ、8,12……動プーリ、 9……テンションスプリング、 10,13……固定ワイヤ、61……フランジ、 62……変動プーリ片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 藤一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ヤープ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−6829(JP,U) 実開 昭60−154945(JP,U) 実開 昭58−62356(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行に配置された前後一対のフレーム間を
    左右に往復直線移動する可動体と、 この可動体の移動方向に垂直な方向の両端にそれぞれ一
    対ずつ設けられた動プーリと、 前記一対のフレームのそれぞれにおいて可動体の左右両
    方の移動方向変換位置のそれぞれに近接する位置に設け
    られたガイドプーリと、 前記一対のフレームのそれぞれにおいて左右のガイドプ
    ーリの間にこれらに近接して設けられた左右のワイヤ固
    定片と、 前記一対のフレームのそれぞれにおいて左右いずれか一
    方のガイドプーリに近接する位置に前後のフレームに共
    通する原動軸を介して回転自在に設けられた前後の巻取
    プーリと、 一端が一方の前記ワイヤ固定片に固定されるとともに、
    一方の動プーリおよび前記原動軸に近接するガイドプー
    リを経て前記巻取プーリに少なくとも一回巻回し、他方
    のガイドプーリおよび他方の動プーリを順次経て他方の
    ワイヤ固定片に他端が固定されたワイヤと、 前記左右のワイヤ固定片のいずれかにおいて前記ワイヤ
    に対して張力を付与する張力部材と、 を備えた往復直線移送装置において、 前記巻取プーリを、前記原動軸に固定されたフランジ
    と、このフランジに対して回転自在にされるとともに周
    面に前記ワイヤが少なくとも一回巻回される変動プーリ
    片と、に分割して構成し、前記ワイヤを巻回した後の変
    動プーリ片をフランジに対する任意の回転位置に固定す
    る固定機構を設けたことを特徴とする往復直線移送装置
    の可動体位置調整機構。
JP8463986A 1986-04-11 1986-04-11 往復直線移送装置の可動体位置調整機構 Expired - Fee Related JPH0675154B2 (ja)

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