JPH0675330A - ポルフィン系記録材料 - Google Patents
ポルフィン系記録材料Info
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- JPH0675330A JPH0675330A JP3243153A JP24315391A JPH0675330A JP H0675330 A JPH0675330 A JP H0675330A JP 3243153 A JP3243153 A JP 3243153A JP 24315391 A JP24315391 A JP 24315391A JP H0675330 A JPH0675330 A JP H0675330A
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- Japan
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- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ゲスト成分とホスト成分を主成分としてなる組
成物からなり、ゲスト成分が、非イオン性ポルフィン誘
導体であり、ホスト成分が、ゲスト成分と相溶する有機
ポリマであり、かつ、ホスト成分を構成する水素原子が
重水素置換されていることを特徴とするポルフィン系記
録材料。 【効果】本発明のポルフィン系記録材料は、従来のポル
フィン誘導体を用いた光記録材料に比べてホール半値幅
が狭い。
成物からなり、ゲスト成分が、非イオン性ポルフィン誘
導体であり、ホスト成分が、ゲスト成分と相溶する有機
ポリマであり、かつ、ホスト成分を構成する水素原子が
重水素置換されていることを特徴とするポルフィン系記
録材料。 【効果】本発明のポルフィン系記録材料は、従来のポル
フィン誘導体を用いた光記録材料に比べてホール半値幅
が狭い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光化学ホールバーニン
グ現象を利用して、同一材料の同一場所に異なる波長の
光で多重に記録可能な光記録材料に関するものである。
グ現象を利用して、同一材料の同一場所に異なる波長の
光で多重に記録可能な光記録材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光化学ホールバーニング(PHB)現象
は、液体ヘリウム温度程度の極低温において光化学反応
を起こす材料に単色性の良い光を照射することにより、
その光を吸収するゲスト分子のみを選択的に励起し、光
化学変化を生じさせるものである。この光化学変化によ
り材料の吸収スペクトルに鋭いホールが形成できること
から、ホールの有無によりフォトンモードでの光記録が
可能である。しかも、照射する光の波長を変えて順次記
録することにより、同一材料の同一場所に波長多重記録
を行うことができる。このPHB現象を利用すると、従
来用いられてきた光学式デジタル記録媒体であるコンパ
クトデイスク(CD)やレーザーデイスク(LD)など
に比べて約1000倍の記録密度向上の可能性がある。
は、液体ヘリウム温度程度の極低温において光化学反応
を起こす材料に単色性の良い光を照射することにより、
その光を吸収するゲスト分子のみを選択的に励起し、光
化学変化を生じさせるものである。この光化学変化によ
り材料の吸収スペクトルに鋭いホールが形成できること
から、ホールの有無によりフォトンモードでの光記録が
可能である。しかも、照射する光の波長を変えて順次記
録することにより、同一材料の同一場所に波長多重記録
を行うことができる。このPHB現象を利用すると、従
来用いられてきた光学式デジタル記録媒体であるコンパ
クトデイスク(CD)やレーザーデイスク(LD)など
に比べて約1000倍の記録密度向上の可能性がある。
【0003】このようなPHB現象を用いる光記録材料
は、光反応性化合物であるゲスト分子と、それを分散す
るためのホストとから構成される。光記録に際して波長
多重度を大きくするためには、ゲストの分散状態に多様
性を持たせる意味から、ホストとして非晶質な媒体を用
いるのがよい。この目的から、従来ホストには有機ポリ
マやケイ酸ガラス等が用いられてきた。例えば、ゲスト
をテトラフェニルポルフィン、ホストをポリメチルメタ
クリレートとする材料(光学、14 (4) 263-269(1985))
や、ゲストをキニザリン、ホストをケイ酸ガラスとする
材料(Journalof Applied Physics、58 (9) 3559-3565
(1985))などが知られている。
は、光反応性化合物であるゲスト分子と、それを分散す
るためのホストとから構成される。光記録に際して波長
多重度を大きくするためには、ゲストの分散状態に多様
性を持たせる意味から、ホストとして非晶質な媒体を用
いるのがよい。この目的から、従来ホストには有機ポリ
マやケイ酸ガラス等が用いられてきた。例えば、ゲスト
をテトラフェニルポルフィン、ホストをポリメチルメタ
クリレートとする材料(光学、14 (4) 263-269(1985))
や、ゲストをキニザリン、ホストをケイ酸ガラスとする
材料(Journalof Applied Physics、58 (9) 3559-3565
(1985))などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、ポルフィン/ポリマ系で構成されるPHB材料に形
成されたホールの幅は、一つにはホストポリマを構成す
る元素で最も軽い水素のトンネリングによりホストポリ
マ中の2準位系(TLS)の緩和速度に伴い大きくなる
と考えられている。したがって、生成したホールの半値
幅が広いという欠点を持ち、PHB材料に期待される波
長多重度が減少する。
に、ポルフィン/ポリマ系で構成されるPHB材料に形
成されたホールの幅は、一つにはホストポリマを構成す
る元素で最も軽い水素のトンネリングによりホストポリ
マ中の2準位系(TLS)の緩和速度に伴い大きくなる
と考えられている。したがって、生成したホールの半値
幅が広いという欠点を持ち、PHB材料に期待される波
長多重度が減少する。
【0005】本発明は、かかる従来技術の欠点を解消し
ようとするものであり、ゲスト成分として非イオン性ポ
ルフィンを、ホスト成分としてゲスト成分と相溶し、水
素原子が重水素置換された有機ポリマを用いることによ
って、生成するホールの半値幅の小さい記録材料を提供
することを目的とする。
ようとするものであり、ゲスト成分として非イオン性ポ
ルフィンを、ホスト成分としてゲスト成分と相溶し、水
素原子が重水素置換された有機ポリマを用いることによ
って、生成するホールの半値幅の小さい記録材料を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記の構成を有する。
に、本発明は下記の構成を有する。
【0007】「ゲスト成分とホスト成分を主成分として
なる組成物からなり、ゲスト成分が、非イオン性ポルフ
ィン誘導体であり、ホスト成分が、ゲスト成分と相溶す
る有機ポリマであり、かつ、ホスト成分を構成する水素
原子が重水素置換されていることを特徴とするポルフィ
ン系記録材料。」 すなわち、従来のポルフィン誘導体を用いた記録材料と
比べ、ホストに重水素置換したポリマを用いた材料で
は、水素原子の重水素化により水素のトンネリングが抑
えられるために生成するホールの半値幅を小さくでき
る。
なる組成物からなり、ゲスト成分が、非イオン性ポルフ
ィン誘導体であり、ホスト成分が、ゲスト成分と相溶す
る有機ポリマであり、かつ、ホスト成分を構成する水素
原子が重水素置換されていることを特徴とするポルフィ
ン系記録材料。」 すなわち、従来のポルフィン誘導体を用いた記録材料と
比べ、ホストに重水素置換したポリマを用いた材料で
は、水素原子の重水素化により水素のトンネリングが抑
えられるために生成するホールの半値幅を小さくでき
る。
【0008】ゲスト成分としては、一般的な有機溶媒に
可溶な非イオン性ポルフィン誘導体であれば制限される
ことなく用いることが可能で、特に、下記式(I)で示
されるポルフィン誘導体が好ましく用いられる。
可溶な非イオン性ポルフィン誘導体であれば制限される
ことなく用いることが可能で、特に、下記式(I)で示
されるポルフィン誘導体が好ましく用いられる。
【0009】
【化2】
【0010】(式中、X1〜X4は、アリール基または
ヘテロ環基である。) アリール基としては、ホスト成分との良好な相溶性をも
つものとして、無置換のフェニル基やその1置換体、2
置換体、3置換体などが好ましく用いられる。アリール
基を有するポルフィン誘導体としては、式(II)
ヘテロ環基である。) アリール基としては、ホスト成分との良好な相溶性をも
つものとして、無置換のフェニル基やその1置換体、2
置換体、3置換体などが好ましく用いられる。アリール
基を有するポルフィン誘導体としては、式(II)
【0011】
【化3】
【0012】(ただし、式中R1〜R5はすべて水素原
子かあるいはR1〜R5のうち少なくとも一つは、メチ
ル基、エチル基などのアルキル基、メトキシ基、エトキ
シ基などのアルコキシル基、メチルチオ基、エチルチオ
基などのアルキルチオ基、フルオロ基、クロル基などの
ハロゲン基、シアノ基、ニトロ基、ジアルキルアミノ基
である。)で表される5,10,15,20−テトラフェニルポル
フィン、5,10,15,20−テトラキス(アルキルフェニル)
ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(ジアルキルフェ
ニル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(トリアル
キルフェニル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス
(アルコキシフェニル)ポルフィン、5,10,15,20−テト
ラキス(ジアルコキシフェニル)ポルフィン、5,10,15,
20−テトラキス(トリアルコキシフェニル)ポルフィ
ン、5,10,15,20−テトラキス(アルキルチオフェニル)
ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(ハロゲノフェニ
ル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(シアノフェ
ニル)ポルフィンなどが好ましく用いられる。
子かあるいはR1〜R5のうち少なくとも一つは、メチ
ル基、エチル基などのアルキル基、メトキシ基、エトキ
シ基などのアルコキシル基、メチルチオ基、エチルチオ
基などのアルキルチオ基、フルオロ基、クロル基などの
ハロゲン基、シアノ基、ニトロ基、ジアルキルアミノ基
である。)で表される5,10,15,20−テトラフェニルポル
フィン、5,10,15,20−テトラキス(アルキルフェニル)
ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(ジアルキルフェ
ニル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(トリアル
キルフェニル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス
(アルコキシフェニル)ポルフィン、5,10,15,20−テト
ラキス(ジアルコキシフェニル)ポルフィン、5,10,15,
20−テトラキス(トリアルコキシフェニル)ポルフィ
ン、5,10,15,20−テトラキス(アルキルチオフェニル)
ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(ハロゲノフェニ
ル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(シアノフェ
ニル)ポルフィンなどが好ましく用いられる。
【0013】ヘテロ環基としては、ピリジン環、チオフ
ェン環などが好ましく用いられる。ヘテロ環基を有する
ポルフィン誘導体としては、式(III)
ェン環などが好ましく用いられる。ヘテロ環基を有する
ポルフィン誘導体としては、式(III)
【0014】
【化4】
【0015】で表される5,10,15,20−テトラピリジルポ
ルフィン、または、式(IV)
ルフィン、または、式(IV)
【0016】
【化5】
【0017】で表される5,10,15,20−テトラチエニルポ
ルフィンが好ましく用いられる。アリール基またはヘテ
ロ環基を5,10,15,20−位に有する非イオン性ポルフィン
誘導体は、相当するベンズアルデヒド誘導体とピロール
から酸触媒で縮合したのち酸化することで合成できる。
ルフィンが好ましく用いられる。アリール基またはヘテ
ロ環基を5,10,15,20−位に有する非イオン性ポルフィン
誘導体は、相当するベンズアルデヒド誘導体とピロール
から酸触媒で縮合したのち酸化することで合成できる。
【0018】また、式(II)〜(IV)で示されてい
るように、式(I)における置換基X1〜X4がすべて
同じであるポルフィン誘導体のほかに、式(I)におけ
る置換基X1〜X4の少なくとも1つが異なる置換基で
あるポルフィン誘導体であってもよい。
るように、式(I)における置換基X1〜X4がすべて
同じであるポルフィン誘導体のほかに、式(I)におけ
る置換基X1〜X4の少なくとも1つが異なる置換基で
あるポルフィン誘導体であってもよい。
【0019】本発明における有機ポリマとしては、ゲス
ト成分と相溶するものであればよいが、それぞれ、重水
素置換されたモノマから重合された重水素化ポリエチレ
ンオキシド、重水素化ポリビニルピリジン、重水素化ポ
リメチルメタクリレ−ト、重水素化ポリヒドロキシエチ
ルメタクリレート、重水素化ポリメチルアクリレ−ト、
重水素化ポリスチレン、重水素化ポリ酢酸ビニルなどの
クロロホルム、トルエン、テトラヒドロフランなどの有
機溶媒に可溶である有機ポリマが好ましく用いられる。
ゲスト成分である非イオン性ポルフィン誘導体もクロロ
ホルムなどの溶媒に可溶であるので、これらのポリマへ
の分散が容易だからである。特に好ましくは重水素化ポ
リメチルメタクリレ−トが用いられる。重水素化ポリメ
チルメタクリレ−トをホストポリマに用いた試料は透明
度が良く、取り扱いやすいからである。重水素化ポリメ
チルメタクリレ−トは市販のモノマ−であるメチルメタ
クリル酸メチル−d8 をアゾビスイソブチルニトリル
(AIBN)のような開始剤を用いてラジカル重合する
ことで得ることができる。
ト成分と相溶するものであればよいが、それぞれ、重水
素置換されたモノマから重合された重水素化ポリエチレ
ンオキシド、重水素化ポリビニルピリジン、重水素化ポ
リメチルメタクリレ−ト、重水素化ポリヒドロキシエチ
ルメタクリレート、重水素化ポリメチルアクリレ−ト、
重水素化ポリスチレン、重水素化ポリ酢酸ビニルなどの
クロロホルム、トルエン、テトラヒドロフランなどの有
機溶媒に可溶である有機ポリマが好ましく用いられる。
ゲスト成分である非イオン性ポルフィン誘導体もクロロ
ホルムなどの溶媒に可溶であるので、これらのポリマへ
の分散が容易だからである。特に好ましくは重水素化ポ
リメチルメタクリレ−トが用いられる。重水素化ポリメ
チルメタクリレ−トをホストポリマに用いた試料は透明
度が良く、取り扱いやすいからである。重水素化ポリメ
チルメタクリレ−トは市販のモノマ−であるメチルメタ
クリル酸メチル−d8 をアゾビスイソブチルニトリル
(AIBN)のような開始剤を用いてラジカル重合する
ことで得ることができる。
【0020】本発明の光記録材料中におけるゲスト成分
の濃度は、これが高すぎるとゲスト分子間でのエネルギ
移動によりホール生成特性が劣化し、また、低すぎると
記録読取時のS/Nが小さくなることから制限を受け
る。したがって、好ましいゲスト濃度はホストである有
機ポリマの体積を基準として10-1〜10-6mol/l
であり、特に、10-2〜10-4mol/lであることが
好ましい。
の濃度は、これが高すぎるとゲスト分子間でのエネルギ
移動によりホール生成特性が劣化し、また、低すぎると
記録読取時のS/Nが小さくなることから制限を受け
る。したがって、好ましいゲスト濃度はホストである有
機ポリマの体積を基準として10-1〜10-6mol/l
であり、特に、10-2〜10-4mol/lであることが
好ましい。
【0021】
【実施例】以下に、実施例に基づいてさらに詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0022】実施例1 メタクリル酸メチル−d8 (和光純薬製)20gをメチ
ルエチルケトン25mlに溶解させ、さらに、アゾビス
イソブチルニトリル120mgを加えた後、脱気して7
0℃、8時間重合した。重合体をメタノ−ル再沈で単離
し、収量12.4g、収率62%で重水素化ポリメチル
メタクリレ−ト(PMMA−d8 )を得た。
ルエチルケトン25mlに溶解させ、さらに、アゾビス
イソブチルニトリル120mgを加えた後、脱気して7
0℃、8時間重合した。重合体をメタノ−ル再沈で単離
し、収量12.4g、収率62%で重水素化ポリメチル
メタクリレ−ト(PMMA−d8 )を得た。
【0023】上記で得たPMMA−d8 1gをクロロホ
ルム15mlに溶解後、5,10,15,20−テトラフェニルポ
ルフィン6mgを加え攪拌混和した。この溶液を乾燥さ
せて、ゲスト濃度1×10-2mol/l、厚さ0.4m
mのフィルムを得た。このフィルムを用いてヘリウム温
度および15Kでレーザ光を照射してホールを形成し、
半値幅を測定した。なお、この温度でのフィルムの吸収
スペクトルを図面に示した。
ルム15mlに溶解後、5,10,15,20−テトラフェニルポ
ルフィン6mgを加え攪拌混和した。この溶液を乾燥さ
せて、ゲスト濃度1×10-2mol/l、厚さ0.4m
mのフィルムを得た。このフィルムを用いてヘリウム温
度および15Kでレーザ光を照射してホールを形成し、
半値幅を測定した。なお、この温度でのフィルムの吸収
スペクトルを図面に示した。
【0024】比較例1 アイソタクティックポリメチルメタアクリレ−ト(分子
量=40000 )5gをクロロホルム80mlに溶解後、5,
10,15,20−テトラフェニルポルフィン31mgを加え攪
拌混和した。この溶液を乾燥させて、ゲスト濃度1×1
0-2mol/l、厚さ0.5mmのフィルムを得た。こ
のフィルムを用いて液体ヘリウム温度および15Kでレ
ーザ光を照射してホールを形成し、半値幅を測定した。
量=40000 )5gをクロロホルム80mlに溶解後、5,
10,15,20−テトラフェニルポルフィン31mgを加え攪
拌混和した。この溶液を乾燥させて、ゲスト濃度1×1
0-2mol/l、厚さ0.5mmのフィルムを得た。こ
のフィルムを用いて液体ヘリウム温度および15Kでレ
ーザ光を照射してホールを形成し、半値幅を測定した。
【0025】実施例1と比較例1との液体ヘリウム温度
および15Kでの半値幅はどちらも実施例1の方が狭か
った。
および15Kでの半値幅はどちらも実施例1の方が狭か
った。
【0026】実施例2 実施例1で得たPMMA−d8 500mgをクロロホル
ム7mlに溶解後、5,10,15,20−テトラキス(4−メト
キシフェニル)ポルフィン3.6mgを加え攪拌混和し
た。この溶液を乾燥させて、ゲスト濃度1×10-2mo
l/l、厚さ0.4mmのフィルムを得た。このフィル
ムを用いて5Kおよび12Kでレーザ光を照射してホー
ルを形成し、半値幅を測定した。
ム7mlに溶解後、5,10,15,20−テトラキス(4−メト
キシフェニル)ポルフィン3.6mgを加え攪拌混和し
た。この溶液を乾燥させて、ゲスト濃度1×10-2mo
l/l、厚さ0.4mmのフィルムを得た。このフィル
ムを用いて5Kおよび12Kでレーザ光を照射してホー
ルを形成し、半値幅を測定した。
【0027】比較例2 アイソタクティックポリメチルメタアクリレ−ト(分子
量=40000 )10gをトルエン120mlに溶解後、5,
10,15,20−テトラキス(4−メトキシフェニル)ポルフ
ィン73mgを加え攪拌混和した。この溶液を乾燥させ
て、ゲスト濃度1×10-2mol/l、厚さ0.5mm
のフィルムを得た。このフィルムを用いて5Kおよび1
2Kでレーザ光を照射してホールを形成し、半値幅を測
定した。
量=40000 )10gをトルエン120mlに溶解後、5,
10,15,20−テトラキス(4−メトキシフェニル)ポルフ
ィン73mgを加え攪拌混和した。この溶液を乾燥させ
て、ゲスト濃度1×10-2mol/l、厚さ0.5mm
のフィルムを得た。このフィルムを用いて5Kおよび1
2Kでレーザ光を照射してホールを形成し、半値幅を測
定した。
【0028】実施例2と比較例2との5Kおよび12K
での半値幅はどちらも実施例2の方が狭かった。
での半値幅はどちらも実施例2の方が狭かった。
【0029】
【発明の効果】本発明のポルフィン系記録材料は、従来
のポルフィン誘導体を用いた光記録材料に比べてホール
半値幅を狭くすることができ記録多重度が向上する。
のポルフィン誘導体を用いた光記録材料に比べてホール
半値幅を狭くすることができ記録多重度が向上する。
【0030】
【0031】
【図1】図1は実施例1で得られた記録材料をホール形
成温度で吸収スペクトルを測定し図面に示したものであ
る。図面において、横軸は波長(単位はnm)を示し、
縦軸は吸収強度を示す。
成温度で吸収スペクトルを測定し図面に示したものであ
る。図面において、横軸は波長(単位はnm)を示し、
縦軸は吸収強度を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光化学ホールバーニン
グ現象を利用して、同一材料の同一場所に異なる波長の
光で多重に記録可能な光記録材料に関するものである。
グ現象を利用して、同一材料の同一場所に異なる波長の
光で多重に記録可能な光記録材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光化学ホールバーニング(PHB)現象
は、液体ヘリウム温度程度の極低温において光化学反応
を起こす材料に単色性の良い光を照射することにより、
その光を吸収するゲスト分子のみを選択的に励起し、光
化学変化を生じさせるものである。この光化学変化によ
り材料の吸収スペクトルに鋭いホールが形成できること
から、ホールの有無によりフォトンモードでの光記録が
可能である。しかも、照射する光の波長を変えて順次記
録することにより、同一材料の同一場所に波長多重記録
を行うことができる。このPHB現象を利用すると、従
来用いられてきた光学式デジタル記録媒体であるコンパ
クトデイスク(CD)やレーザーデイスク(LD)など
に比べて約1000倍の記録密度向上の可能性がある。
は、液体ヘリウム温度程度の極低温において光化学反応
を起こす材料に単色性の良い光を照射することにより、
その光を吸収するゲスト分子のみを選択的に励起し、光
化学変化を生じさせるものである。この光化学変化によ
り材料の吸収スペクトルに鋭いホールが形成できること
から、ホールの有無によりフォトンモードでの光記録が
可能である。しかも、照射する光の波長を変えて順次記
録することにより、同一材料の同一場所に波長多重記録
を行うことができる。このPHB現象を利用すると、従
来用いられてきた光学式デジタル記録媒体であるコンパ
クトデイスク(CD)やレーザーデイスク(LD)など
に比べて約1000倍の記録密度向上の可能性がある。
【0003】このようなPHB現象を用いる光記録材料
は、光反応性化合物であるゲスト分子と、それを分散す
るためのホストとから構成される。光記録に際して波長
多重度を大きくするためには、ゲストの分散状態に多様
性を持たせる意味から、ホストとして非晶質な媒体を用
いるのがよい。この目的から、従来ホストには有機ポリ
マやケイ酸ガラス等が用いられてきた。例えば、ゲスト
をテトラフェニルポルフィン、ホストをポリメチルメタ
クリレートとする材料(光学、14 (4) 263-269(1985))
や、ゲストをキニザリン、ホストをケイ酸ガラスとする
材料(Journalof Applied Physics、58 (9) 3559-3565
(1985))などが知られている。
は、光反応性化合物であるゲスト分子と、それを分散す
るためのホストとから構成される。光記録に際して波長
多重度を大きくするためには、ゲストの分散状態に多様
性を持たせる意味から、ホストとして非晶質な媒体を用
いるのがよい。この目的から、従来ホストには有機ポリ
マやケイ酸ガラス等が用いられてきた。例えば、ゲスト
をテトラフェニルポルフィン、ホストをポリメチルメタ
クリレートとする材料(光学、14 (4) 263-269(1985))
や、ゲストをキニザリン、ホストをケイ酸ガラスとする
材料(Journalof Applied Physics、58 (9) 3559-3565
(1985))などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、ポルフィン/ポリマ系で構成されるPHB材料に形
成されたホールの幅は、一つにはホストポリマを構成す
る元素で最も軽い水素のトンネリングによりホストポリ
マ中の2準位系(TLS)の緩和速度に伴い大きくなる
と考えられている。したがって、生成したホールの半値
幅が広いという欠点を持ち、PHB材料に期待される波
長多重度が減少する。
に、ポルフィン/ポリマ系で構成されるPHB材料に形
成されたホールの幅は、一つにはホストポリマを構成す
る元素で最も軽い水素のトンネリングによりホストポリ
マ中の2準位系(TLS)の緩和速度に伴い大きくなる
と考えられている。したがって、生成したホールの半値
幅が広いという欠点を持ち、PHB材料に期待される波
長多重度が減少する。
【0005】本発明は、かかる従来技術の欠点を解消し
ようとするものであり、ゲスト成分として非イオン性ポ
ルフィンを、ホスト成分としてゲスト成分と相溶し、水
素原子が重水素置換された有機ポリマを用いることによ
って、生成するホールの半値幅の小さい記録材料を提供
することを目的とする。
ようとするものであり、ゲスト成分として非イオン性ポ
ルフィンを、ホスト成分としてゲスト成分と相溶し、水
素原子が重水素置換された有機ポリマを用いることによ
って、生成するホールの半値幅の小さい記録材料を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記の構成を有する。
に、本発明は下記の構成を有する。
【0007】「ゲスト成分とホスト成分を主成分として
なる組成物からなり、ゲスト成分が、非イオン性ポルフ
ィン誘導体であり、ホスト成分が、ゲスト成分と相溶す
る有機ポリマであり、かつ、ホスト成分を構成する水素
原子が重水素置換されていることを特徴とするポルフィ
ン系記録材料。」 すなわち、従来のポルフィン誘導体を用いた記録材料と
比べ、ホストに重水素置換したポリマを用いた材料で
は、水素原子の重水素化により水素のトンネリングが抑
えられるために生成するホールの半値幅を小さくでき
る。
なる組成物からなり、ゲスト成分が、非イオン性ポルフ
ィン誘導体であり、ホスト成分が、ゲスト成分と相溶す
る有機ポリマであり、かつ、ホスト成分を構成する水素
原子が重水素置換されていることを特徴とするポルフィ
ン系記録材料。」 すなわち、従来のポルフィン誘導体を用いた記録材料と
比べ、ホストに重水素置換したポリマを用いた材料で
は、水素原子の重水素化により水素のトンネリングが抑
えられるために生成するホールの半値幅を小さくでき
る。
【0008】ゲスト成分としては、一般的な有機溶媒に
可溶な非イオン性ポルフィン誘導体であれば制限される
ことなく用いることが可能で、特に、下記式(I)で示
されるポルフィン誘導体が好ましく用いられる。
可溶な非イオン性ポルフィン誘導体であれば制限される
ことなく用いることが可能で、特に、下記式(I)で示
されるポルフィン誘導体が好ましく用いられる。
【0009】
【化2】 (式中、X1〜X4は、アリール基またはヘテロ環基で
ある。) アリール基としては、ホスト成分との良好な相溶性をも
つものとして、無置換のフェニル基やその1置換体、2
置換体、3置換体などが好ましく用いられる。アリール
基を有するポルフィン誘導体としては、式(II)
ある。) アリール基としては、ホスト成分との良好な相溶性をも
つものとして、無置換のフェニル基やその1置換体、2
置換体、3置換体などが好ましく用いられる。アリール
基を有するポルフィン誘導体としては、式(II)
【化3】 (ただし、式中R1〜R5はすべて水素原子かあるいは
R1〜R5のうち少なくとも一つは、メチル基、エチル
基などのアルキル基、メトキシ基、エトキシ基などのア
ルコキシル基、メチルチオ基、エチルチオ基などのアル
キルチオ基、フルオロ基、クロル基などのハロゲン基、
シアノ基、ニトロ基、ジアルキルアミノ基である。)で
表される5,10,15,20−テトラフェニルポルフィン、5,1
0,15,20−テトラキス(アルキルフェニル)ポルフィ
ン、5,10,15,20−テトラキス(ジアルキルフェニル)ポ
ルフィン、5,10,15,20−テトラキス(トリアルキルフェ
ニル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(アルコキ
シフェニル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(ジ
アルコキシフェニル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラ
キス(トリアルコキシフェニル)ポルフィン、5,10,15,
20−テトラキス(アルキルチオフェニル)ポルフィン、
5,10,15,20−テトラキス(ハロゲノフェニル)ポルフィ
ン、5,10,15,20−テトラキス(シアノフェニル)ポルフ
ィンなどが好ましく用いられる。
R1〜R5のうち少なくとも一つは、メチル基、エチル
基などのアルキル基、メトキシ基、エトキシ基などのア
ルコキシル基、メチルチオ基、エチルチオ基などのアル
キルチオ基、フルオロ基、クロル基などのハロゲン基、
シアノ基、ニトロ基、ジアルキルアミノ基である。)で
表される5,10,15,20−テトラフェニルポルフィン、5,1
0,15,20−テトラキス(アルキルフェニル)ポルフィ
ン、5,10,15,20−テトラキス(ジアルキルフェニル)ポ
ルフィン、5,10,15,20−テトラキス(トリアルキルフェ
ニル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(アルコキ
シフェニル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラキス(ジ
アルコキシフェニル)ポルフィン、5,10,15,20−テトラ
キス(トリアルコキシフェニル)ポルフィン、5,10,15,
20−テトラキス(アルキルチオフェニル)ポルフィン、
5,10,15,20−テトラキス(ハロゲノフェニル)ポルフィ
ン、5,10,15,20−テトラキス(シアノフェニル)ポルフ
ィンなどが好ましく用いられる。
【0010】ヘテロ環基としては、ピリジン環、チオフ
ェン環などが好ましく用いられる。ヘテロ環基を有する
ポルフィン誘導体としては、式(III)
ェン環などが好ましく用いられる。ヘテロ環基を有する
ポルフィン誘導体としては、式(III)
【化4】 で表される5,10,15,20−テトラピリジルポルフィン、ま
たは、式(IV)
たは、式(IV)
【化5】 で表される5,10,15,20−テトラチエニルポルフィンが好
ましく用いられる。
ましく用いられる。
【0011】アリール基またはヘテロ環基を5,10,15,20
−位に有する非イオン性ポルフィン誘導体は、相当する
ベンズアルデヒド誘導体とピロールから酸触媒で縮合し
たのち酸化することで合成できる。
−位に有する非イオン性ポルフィン誘導体は、相当する
ベンズアルデヒド誘導体とピロールから酸触媒で縮合し
たのち酸化することで合成できる。
【0012】また、式(II)〜(IV)で示されてい
るように、式(I)における置換基X1〜X4がすべて
同じであるポルフィン誘導体のほかに、式(I)におけ
る置換基X1〜X4の少なくとも1つが異なる置換基で
あるポルフィン誘導体であってもよい。
るように、式(I)における置換基X1〜X4がすべて
同じであるポルフィン誘導体のほかに、式(I)におけ
る置換基X1〜X4の少なくとも1つが異なる置換基で
あるポルフィン誘導体であってもよい。
【0013】本発明における有機ポリマとしては、ゲス
ト成分と相溶するものであればよいが、それぞれ、重水
素置換されたモノマから重合された重水素化ポリエチレ
ンオキシド、重水素化ポリビニルピリジン、重水素化ポ
リメチルメタクリレ−ト、重水素化ポリヒドロキシエチ
ルメタクリレート、重水素化ポリメチルアクリレ−ト、
重水素化ポリスチレン、重水素化ポリ酢酸ビニルなどの
クロロホルム、トルエン、テトラヒドロフランなどの有
機溶媒に可溶である有機ポリマが好ましく用いられる。
ゲスト成分である非イオン性ポルフィン誘導体もクロロ
ホルムなどの溶媒に可溶であるので、これらのポリマへ
の分散が容易だからである。特に好ましくは重水素化ポ
リメチルメタクリレ−トが用いられる。重水素化ポリメ
チルメタクリレ−トをホストポリマに用いた試料は透明
度が良く、取り扱いやすいからである。重水素化ポリメ
チルメタクリレ−トは市販のモノマ−であるメチルメタ
クリル酸メチル−d8 をアゾビスイソブチルニトリル
(AIBN)のような開始剤を用いてラジカル重合する
ことで得ることができる。
ト成分と相溶するものであればよいが、それぞれ、重水
素置換されたモノマから重合された重水素化ポリエチレ
ンオキシド、重水素化ポリビニルピリジン、重水素化ポ
リメチルメタクリレ−ト、重水素化ポリヒドロキシエチ
ルメタクリレート、重水素化ポリメチルアクリレ−ト、
重水素化ポリスチレン、重水素化ポリ酢酸ビニルなどの
クロロホルム、トルエン、テトラヒドロフランなどの有
機溶媒に可溶である有機ポリマが好ましく用いられる。
ゲスト成分である非イオン性ポルフィン誘導体もクロロ
ホルムなどの溶媒に可溶であるので、これらのポリマへ
の分散が容易だからである。特に好ましくは重水素化ポ
リメチルメタクリレ−トが用いられる。重水素化ポリメ
チルメタクリレ−トをホストポリマに用いた試料は透明
度が良く、取り扱いやすいからである。重水素化ポリメ
チルメタクリレ−トは市販のモノマ−であるメチルメタ
クリル酸メチル−d8 をアゾビスイソブチルニトリル
(AIBN)のような開始剤を用いてラジカル重合する
ことで得ることができる。
【0014】本発明の光記録材料中におけるゲスト成分
の濃度は、これが高すぎるとゲスト分子間でのエネルギ
移動によりホール生成特性が劣化し、また、低すぎると
記録読取時のS/Nが小さくなることから制限を受け
る。したがって、好ましいゲスト濃度はホストである有
機ポリマの体積を基準として10-1〜10-6mol/l
であり、特に、10-2〜10-4mol/lであることが
好ましい。
の濃度は、これが高すぎるとゲスト分子間でのエネルギ
移動によりホール生成特性が劣化し、また、低すぎると
記録読取時のS/Nが小さくなることから制限を受け
る。したがって、好ましいゲスト濃度はホストである有
機ポリマの体積を基準として10-1〜10-6mol/l
であり、特に、10-2〜10-4mol/lであることが
好ましい。
【0015】
【実施例】以下に、実施例に基づいてさらに詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0016】実施例1 メタクリル酸メチル−d8 (和光純薬製)20gをメチ
ルエチルケトン25mlに溶解させ、さらに、アゾビス
イソブチルニトリル120mgを加えた後、脱気して7
0℃、8時間重合した。重合体をメタノ−ル再沈で単離
し、収量12.4g、収率62%で重水素化ポリメチル
メタクリレ−ト(PMMA−d8 )を得た。
ルエチルケトン25mlに溶解させ、さらに、アゾビス
イソブチルニトリル120mgを加えた後、脱気して7
0℃、8時間重合した。重合体をメタノ−ル再沈で単離
し、収量12.4g、収率62%で重水素化ポリメチル
メタクリレ−ト(PMMA−d8 )を得た。
【0017】上記で得たPMMA−d8 1gをクロロホ
ルム15mlに溶解後、5,10,15,20−テトラフェニルポ
ルフィン6mgを加え攪拌混和した。この溶液を乾燥さ
せて、ゲスト濃度1×10-2mol/l、厚さ0.4m
mのフィルムを得た。このフィルムを用いてヘリウム温
度および15Kでレーザ光を照射してホールを形成し、
半値幅を測定した。なお、この温度でのフィルムの吸収
スペクトルを図面に示した。
ルム15mlに溶解後、5,10,15,20−テトラフェニルポ
ルフィン6mgを加え攪拌混和した。この溶液を乾燥さ
せて、ゲスト濃度1×10-2mol/l、厚さ0.4m
mのフィルムを得た。このフィルムを用いてヘリウム温
度および15Kでレーザ光を照射してホールを形成し、
半値幅を測定した。なお、この温度でのフィルムの吸収
スペクトルを図面に示した。
【0018】比較例1 アイソタクティックポリメチルメタアクリレ−ト(分子
量=40000 )5gをクロロホルム80mlに溶解後、5,
10,15,20−テトラフェニルポルフィン31mgを加え攪
拌混和した。この溶液を乾燥させて、ゲスト濃度1×1
0-2mol/l、厚さ0.5mmのフィルムを得た。こ
のフィルムを用いて液体ヘリウム温度および15Kでレ
ーザ光を照射してホールを形成し、半値幅を測定した。
量=40000 )5gをクロロホルム80mlに溶解後、5,
10,15,20−テトラフェニルポルフィン31mgを加え攪
拌混和した。この溶液を乾燥させて、ゲスト濃度1×1
0-2mol/l、厚さ0.5mmのフィルムを得た。こ
のフィルムを用いて液体ヘリウム温度および15Kでレ
ーザ光を照射してホールを形成し、半値幅を測定した。
【0019】実施例1と比較例1との液体ヘリウム温度
および15Kでの半値幅はどちらも実施例1の方が狭か
った。
および15Kでの半値幅はどちらも実施例1の方が狭か
った。
【0020】実施例2 実施例1で得たPMMA−d8 500mgをクロロホル
ム7mlに溶解後、5,10,15,20−テトラキス(4−メト
キシフェニル)ポルフィン3.6mgを加え攪拌混和し
た。この溶液を乾燥させて、ゲスト濃度1×10-2mo
l/l、厚さ0.4mmのフィルムを得た。このフィル
ムを用いて5Kおよび12Kでレーザ光を照射してホー
ルを形成し、半値幅を測定した。
ム7mlに溶解後、5,10,15,20−テトラキス(4−メト
キシフェニル)ポルフィン3.6mgを加え攪拌混和し
た。この溶液を乾燥させて、ゲスト濃度1×10-2mo
l/l、厚さ0.4mmのフィルムを得た。このフィル
ムを用いて5Kおよび12Kでレーザ光を照射してホー
ルを形成し、半値幅を測定した。
【0021】比較例2 アイソタクティックポリメチルメタアクリレ−ト(分子
量=40000 )10gをトルエン120mlに溶解後、5,
10,15,20−テトラキス(4−メトキシフェニル)ポルフ
ィン73mgを加え攪拌混和した。この溶液を乾燥させ
て、ゲスト濃度1×10-2mol/l、厚さ0.5mm
のフィルムを得た。このフィルムを用いて5Kおよび1
2Kでレーザ光を照射してホールを形成し、半値幅を測
定した。
量=40000 )10gをトルエン120mlに溶解後、5,
10,15,20−テトラキス(4−メトキシフェニル)ポルフ
ィン73mgを加え攪拌混和した。この溶液を乾燥させ
て、ゲスト濃度1×10-2mol/l、厚さ0.5mm
のフィルムを得た。このフィルムを用いて5Kおよび1
2Kでレーザ光を照射してホールを形成し、半値幅を測
定した。
【0022】実施例2と比較例2との5Kおよび12K
での半値幅はどちらも実施例2の方が狭かった。
での半値幅はどちらも実施例2の方が狭かった。
【0023】
【発明の効果】本発明のポルフィン系記録材料は、従来
のポルフィン誘導体を用いた光記録材料に比べてホール
半値幅を狭くすることができ記録多重度が向上する。
のポルフィン誘導体を用いた光記録材料に比べてホール
半値幅を狭くすることができ記録多重度が向上する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例1で得られた記録材料をホール形
成温度で吸収スペクトルを測定し図面に示したものであ
る。図面において、横軸は波長(単位はnm)を示し、
縦軸は吸収強度を示す。
成温度で吸収スペクトルを測定し図面に示したものであ
る。図面において、横軸は波長(単位はnm)を示し、
縦軸は吸収強度を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 ゲスト成分とホスト成分を主成分として
なる組成物からなり、ゲスト成分が、非イオン性ポルフ
ィン誘導体であり、ホスト成分が、ゲスト成分と相溶す
る有機ポリマであり、かつ、ホスト成分を構成する水素
原子が重水素置換されていることを特徴とするポルフィ
ン系記録材料。 - 【請求項2】 ゲスト成分が、式(I) 【化1】 (式中、X1〜X4は、アリール基またはヘテロ環基で
ある。)で示される非イオン性ポルフィン誘導体である
ことを特徴とする請求項1記載のポルフィン系記録材
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3243153A JPH0675330A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | ポルフィン系記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3243153A JPH0675330A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | ポルフィン系記録材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0675330A true JPH0675330A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=17099593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3243153A Pending JPH0675330A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | ポルフィン系記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675330A (ja) |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3243153A patent/JPH0675330A/ja active Pending
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