JPH06754A - 脆薄円筒体の研削方法 - Google Patents
脆薄円筒体の研削方法Info
- Publication number
- JPH06754A JPH06754A JP4161421A JP16142192A JPH06754A JP H06754 A JPH06754 A JP H06754A JP 4161421 A JP4161421 A JP 4161421A JP 16142192 A JP16142192 A JP 16142192A JP H06754 A JPH06754 A JP H06754A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- grinding
- brittle
- work
- cylindrical
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セラミックやフェライトなどの脆性材料から
なる薄肉の円筒体を研削仕上げするにあたり、ひび割れ
や亀裂などの不良の発生をなくす。 【構成】 脆薄円筒体ワークの内周または外周に剛性材
料からなる補強用円筒体をぴったりと嵌合し、粘稠剤を
介して両者を一体化し、その一体化物の状態にて研削加
工を行う。
なる薄肉の円筒体を研削仕上げするにあたり、ひび割れ
や亀裂などの不良の発生をなくす。 【構成】 脆薄円筒体ワークの内周または外周に剛性材
料からなる補強用円筒体をぴったりと嵌合し、粘稠剤を
介して両者を一体化し、その一体化物の状態にて研削加
工を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、焼結セラミックやフ
ェライトなどからなる薄肉で脆い円筒体の内周面あるい
は外周面を研削盤にて研削仕上げする脆薄円筒体の研削
方法に関する。
ェライトなどからなる薄肉で脆い円筒体の内周面あるい
は外周面を研削盤にて研削仕上げする脆薄円筒体の研削
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばPM型ステッピングモータに使わ
れている円筒形永久磁石の製作には、円筒形に成形され
て焼結されたフェライト円筒体の内外周を研削仕上げす
る工程がある。一般的には、外周の研削はセンタレス研
削盤によって行い、内周の研削はチャック式の内面研削
盤で行っている。
れている円筒形永久磁石の製作には、円筒形に成形され
て焼結されたフェライト円筒体の内外周を研削仕上げす
る工程がある。一般的には、外周の研削はセンタレス研
削盤によって行い、内周の研削はチャック式の内面研削
盤で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】セラミックやフェライ
トなどの脆性材料からなる円筒体でも肉圧が十分に大き
い場合にはそれ程問題ではないが、薄肉の脆い円筒体を
研削仕上げする際には、研削盤において円筒体ワークを
保持する力や砥石からワークに加わる研削力などによっ
てワークに亀裂やひび割れが発生しやすいという問題が
ある。センタレス研削盤にてワーク外周を研削する際に
は、ワークに加わる力が分散されやすく、前記の問題の
程度は比較的軽い。しかし円筒研削盤にてワーク内周を
研削する際には、ワークをチャッキングする力によって
ワークが割れやすいし、砥石からの力も局部的に作用し
やすい。そのため、フェライト円筒体などの脆薄円筒体
の研削加工の歩留りが非常に悪かった。
トなどの脆性材料からなる円筒体でも肉圧が十分に大き
い場合にはそれ程問題ではないが、薄肉の脆い円筒体を
研削仕上げする際には、研削盤において円筒体ワークを
保持する力や砥石からワークに加わる研削力などによっ
てワークに亀裂やひび割れが発生しやすいという問題が
ある。センタレス研削盤にてワーク外周を研削する際に
は、ワークに加わる力が分散されやすく、前記の問題の
程度は比較的軽い。しかし円筒研削盤にてワーク内周を
研削する際には、ワークをチャッキングする力によって
ワークが割れやすいし、砥石からの力も局部的に作用し
やすい。そのため、フェライト円筒体などの脆薄円筒体
の研削加工の歩留りが非常に悪かった。
【0004】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、簡単に実施可能な対策によ
り脆薄円筒体の研削仕上げを歩留りよく行うことができ
るようにすることにある。
されたもので、その目的は、簡単に実施可能な対策によ
り脆薄円筒体の研削仕上げを歩留りよく行うことができ
るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、脆
性材料からなる薄肉の円筒体の内面を研削するにあた
り、その円筒体ワークの外径より僅かに大きい内径の円
筒体で剛性材料からなる補強用円筒体を準備し、この補
強用円筒体内に前記円筒体ワークを嵌合するとともに両
者間に粘稠剤を介在させて両者を一体化し、その一体化
物の状態にて内面研削を行うようにした。また、円筒体
ワークの外面を研削する場合には、その円筒体ワークの
内径より僅かに小さい外径の円筒体で剛性材料からなる
補強用円筒体を準備し、この補強用円筒体の外周に前記
円筒体ワークを嵌合するとともに両者間に粘稠剤を介在
させて両者を一体化し、その一体化物の状態にて外面研
削を行うようにした。
性材料からなる薄肉の円筒体の内面を研削するにあた
り、その円筒体ワークの外径より僅かに大きい内径の円
筒体で剛性材料からなる補強用円筒体を準備し、この補
強用円筒体内に前記円筒体ワークを嵌合するとともに両
者間に粘稠剤を介在させて両者を一体化し、その一体化
物の状態にて内面研削を行うようにした。また、円筒体
ワークの外面を研削する場合には、その円筒体ワークの
内径より僅かに小さい外径の円筒体で剛性材料からなる
補強用円筒体を準備し、この補強用円筒体の外周に前記
円筒体ワークを嵌合するとともに両者間に粘稠剤を介在
させて両者を一体化し、その一体化物の状態にて外面研
削を行うようにした。
【0006】
【作用】前記のように円筒体ワークと補強用円筒体とを
はめ合わせて一体化した状態で研削盤にセットして加工
を行うようにすれば、加工に伴う保持力や加工力の多く
は補強円筒体で負担され、ワークのみに局部的に大きな
力が作用することはなくなる。
はめ合わせて一体化した状態で研削盤にセットして加工
を行うようにすれば、加工に伴う保持力や加工力の多く
は補強円筒体で負担され、ワークのみに局部的に大きな
力が作用することはなくなる。
【0007】
【実施例】一例として焼上がり寸法が外径51mm、内径
45mmのフェライト円筒体の研削仕上げについて説明す
る。この程度の肉厚であると、センタレス研削盤により
外周を研削する際には、本発明を適用しなくてもそれほ
ど歩留りは悪くない。そこで従来と同じ方法により前記
フェライト円筒体の外周を研削して外径50mm公差g6
に仕上げる。この後本発明を適用して内面研削盤により
内周を研削仕上げする。
45mmのフェライト円筒体の研削仕上げについて説明す
る。この程度の肉厚であると、センタレス研削盤により
外周を研削する際には、本発明を適用しなくてもそれほ
ど歩留りは悪くない。そこで従来と同じ方法により前記
フェライト円筒体の外周を研削して外径50mm公差g6
に仕上げる。この後本発明を適用して内面研削盤により
内周を研削仕上げする。
【0008】前記フェライト円筒体の内面を研削する際
の補強用円筒体として、外径62mm、内径50mm公差H
7のステンレス製の円筒体を予め準備しておく。このス
テンレス製円筒体の内周面にワックスなどの粘稠剤を均
一に塗布しておき、これの内周面に前記のように外周を
研削仕上げしたフェライト円筒体を嵌め込んで、ワック
スとともに両者を一体的に固着する。なおステンレス製
の補強用円筒体の長さはワークであるフェライト円筒体
とほぼ等しくしておく。
の補強用円筒体として、外径62mm、内径50mm公差H
7のステンレス製の円筒体を予め準備しておく。このス
テンレス製円筒体の内周面にワックスなどの粘稠剤を均
一に塗布しておき、これの内周面に前記のように外周を
研削仕上げしたフェライト円筒体を嵌め込んで、ワック
スとともに両者を一体的に固着する。なおステンレス製
の補強用円筒体の長さはワークであるフェライト円筒体
とほぼ等しくしておく。
【0009】前記のようにステンレス製の補強用円筒体
の内周にフェライト円筒体を嵌め込んで一体化し、その
一体化物を内面研削盤にセットしてフェライト円筒体の
内面を研削仕上げする。このとき内面研削盤におけるチ
ャックで前記一体化物の外周が把持されるので、ワーク
チャッキング力は剛体であるステンレス製補強用円筒体
によって受け止められ、脆いフェライト円筒体に大きな
力が加わることはない。この例のフェライト円筒体の内
面の研削加工に関しては、従来の研削方法では歩留りが
30%程度であったが、この発明を適用することにより
ほぼ100%の歩留りが得られた。
の内周にフェライト円筒体を嵌め込んで一体化し、その
一体化物を内面研削盤にセットしてフェライト円筒体の
内面を研削仕上げする。このとき内面研削盤におけるチ
ャックで前記一体化物の外周が把持されるので、ワーク
チャッキング力は剛体であるステンレス製補強用円筒体
によって受け止められ、脆いフェライト円筒体に大きな
力が加わることはない。この例のフェライト円筒体の内
面の研削加工に関しては、従来の研削方法では歩留りが
30%程度であったが、この発明を適用することにより
ほぼ100%の歩留りが得られた。
【0010】前記の例ではワークの外周研削時には補強
用円筒体を用いていないが、より脆薄な円筒体の加工に
際しては、ワークの内周に補強用円筒体を嵌め込んで一
体化し、その一体化物の状態で外面研削を行うようにす
れば、高い歩留りを実現することができる。
用円筒体を用いていないが、より脆薄な円筒体の加工に
際しては、ワークの内周に補強用円筒体を嵌め込んで一
体化し、その一体化物の状態で外面研削を行うようにす
れば、高い歩留りを実現することができる。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明で
は、セラミックやフェライトなどの脆性材料からなる薄
肉の円筒体を研削仕上げするにあたり、その円筒体ワー
クの内周または外周に剛性材料からなる補強用円筒体を
嵌め合わせて両者を粘稠剤を介して一体化し、その一体
化物の状態にて研削加工を行うようにしたので、加工に
際して前記一体化物に加わる力の多くは補強用円筒体に
よって受け止められ、脆薄な円筒体ワークに局部的に大
きな力が加わらなくなるので、ひび割れや亀裂を生じる
不良品の発生率が従来より大幅に小さくなり、高精度な
仕上げを歩留りよく行うことができる。
は、セラミックやフェライトなどの脆性材料からなる薄
肉の円筒体を研削仕上げするにあたり、その円筒体ワー
クの内周または外周に剛性材料からなる補強用円筒体を
嵌め合わせて両者を粘稠剤を介して一体化し、その一体
化物の状態にて研削加工を行うようにしたので、加工に
際して前記一体化物に加わる力の多くは補強用円筒体に
よって受け止められ、脆薄な円筒体ワークに局部的に大
きな力が加わらなくなるので、ひび割れや亀裂を生じる
不良品の発生率が従来より大幅に小さくなり、高精度な
仕上げを歩留りよく行うことができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 脆性材料からなる薄肉の円筒体の内面を
研削するにあたり、その円筒体ワークの外径より僅かに
大きい内径の円筒体で剛性材料からなる補強用円筒体を
準備し、この補強用円筒体内に前記円筒体ワークを嵌合
するとともに両者間に粘稠剤を介在させて両者を一体化
し、その一体化物の状態にて内面研削を行うことを特徴
とする脆薄円筒体の研削方法。 - 【請求項2】 脆性材料からなる薄肉の円筒体の外面を
研削するにあたり、その円筒体ワークの内径より僅かに
小さい外径の円筒体で剛性材料からなる補強用円筒体を
準備し、この補強用円筒体の外周に前記円筒体ワークを
嵌合するとともに両者間に粘稠剤を介在させて両者を一
体化し、その一体化物の状態にて外面研削を行うことを
特徴とする脆薄円筒体の研削方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161421A JPH06754A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 脆薄円筒体の研削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161421A JPH06754A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 脆薄円筒体の研削方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06754A true JPH06754A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15734785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4161421A Pending JPH06754A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 脆薄円筒体の研削方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06754A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012187648A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Ntn Corp | ワーク内面の研削方法 |
| JP2016089181A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 住友金属鉱山株式会社 | 円筒形ターゲット材とその製造方法、および、円筒形スパッタリングターゲットとその製造方法 |
| JP2023138275A (ja) * | 2022-03-18 | 2023-10-02 | 株式会社プロテリアル | 内面研削盤の保守方法、内面研削システム、およびリング形状部品の製造方法 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4161421A patent/JPH06754A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012187648A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Ntn Corp | ワーク内面の研削方法 |
| JP2016089181A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 住友金属鉱山株式会社 | 円筒形ターゲット材とその製造方法、および、円筒形スパッタリングターゲットとその製造方法 |
| JP2023138275A (ja) * | 2022-03-18 | 2023-10-02 | 株式会社プロテリアル | 内面研削盤の保守方法、内面研削システム、およびリング形状部品の製造方法 |
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