JPH0675728U - 接合パイプ付きブロー成形品 - Google Patents

接合パイプ付きブロー成形品

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JPH0675728U
JPH0675728U JP1876393U JP1876393U JPH0675728U JP H0675728 U JPH0675728 U JP H0675728U JP 1876393 U JP1876393 U JP 1876393U JP 1876393 U JP1876393 U JP 1876393U JP H0675728 U JPH0675728 U JP H0675728U
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JP
Japan
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pipe
joint
blow
joining
molded product
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Application number
JP1876393U
Other languages
English (en)
Inventor
航 小笹
智也 佐藤
Original Assignee
豊田紡織株式会社
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接合パイプの接合強度及び密閉性の向上を図
る。 【構成】主パイプ12はブロー成形されるが、このブロ
ー成形前に予め接合パイプ14が金型にセットされる。
接合パイプ14のフランジ部16の外周には、環状の凹
部18が形成されるとともに、フランジ部16の内方端
面には、環状の凹部20が形成される。凹部20には、
ブロー成形前に予め、Oリング22が配置される。この
状態で、ブロー成形が行われると、フランジ部16は、
主パイプ12の肉厚中に埋設され、接合パイプ14は主
パイプ12に、溶着等によることなく物理的に嵌合して
接合される。また、ブロー内圧により、パリソンは膨張
し、凹部20内で、Oリング22は、矢印A方向の付勢
力によって弾性変形し、接合パイプ14と主パイプ12
とは接合面で密着される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、接合パイプを予め金型へセットした後にブロー成形されて得られる 接合パイプ付きブロー成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の接合パイプ付きブロー成形品は、例えば自動車の吸気系配管に用いら れ、それを得るのに従来は、図7に示すように、成形品本体100と接合パイプ 102とを別々に成形しておき、成形品本体100の挿入孔104に、接合パイ プ102の一端部を挿入して、接合パイプ102のフランジ106を挿入孔10 4縁部に当接させ、熱板や高周波振動等を利用して、フランジ106と挿入孔1 04縁部との接合面を溶融して接着する手段が公知である。
【0003】 また、図8に示すように、接合パイプ110を図示しない金型に予めセットし ておき、成形品本体112のブロー成形によって、接合パイプ110を物理的に 嵌合して接合する手段がある。
【0004】 更に、特開平2−692184号公報にあるように、パリソンがゴム状成分を 含みこのゴム状成分が、枝管とブロー成形品との密着面において弾性シール剤の 如く作用する手段が公知である。
【0005】 その他、接着剤を用いて接合する手段もある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記接合パイプ付きブロー成形品にあって、溶着によるものでは、 合成樹脂自体が溶けて接合が行われる。密閉性には優れるものの、接合強度は劣 り、高い内圧下での使用は、不向きである。また、溶着する段階で圧着する必要 があり、形状に制約が生ずる。
【0007】 一方、成形品本体112のブロー成形時の物理的な嵌合によるものでは、接合 強度は優れるものの、成形品本体と接合パイプとの接合面に微小ではあるが隙間 が生じ易く、密閉性は劣る。
【0008】 また、パリソンがゴム状成分を含むものや接着剤によるものでも、接合強度、 密閉性を共に優んとすることは難しい。
【0009】 本考案は上記事実を考慮し、接合パイプの接合強度及び密閉性の向上を図る接 合パイプ付きブロー成形品を提供することが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、ブロー成形される成形品本体と、ブロ ー成形前に予め金型へセットされ成形品本体のブロー成形によって成形品本体に 嵌合して接合される接合パイプと、ブロー成形前に予め接合パイプの成形品本体 との接合面に配置されるシール手段と、を備えたことを特徴とする接合パイプ付 きブロー成形品を提案するものである。
【0011】
【作用】
本考案に係る接合パイプ付きブロー成形品によれば、接合パイプは、シール手 段ともに、ブロー成形前に予め金型にセットされる。その後、成形品本体のブロ ー成形によって、接合パイプは、成形品本体に包み込まれて接合され、接合面に はシール手段が介在される。
【0012】 接合パイプは、溶着等によることなく、パリソンが接合パイプの外周を包み込 んで接合パイプを固着する、すなわち物理的な嵌合により接合されるので、接合 パイプの接合強度は強化される。
【0013】 また、ブロー内圧力によって、パリソンがシール手段を付勢し、接合パイプと 成形品本体との接合面で、高い密閉性が得られる。
【0014】 これにより、接合パイプの接合強度及び密閉性の向上が果たされる。
【0015】
【実施例】
本考案に係る第1実施例の接合パイプ付きブロー成形品について、図1及び図 2に基づき説明する。
【0016】 図2に示すように、接合パイプ付きブロー成形品10は、ブロー成形品本体を 構成する主パイプ12に、接合パイプを構成する接合パイプ14の一端部が接合 されて構成される。主パイプ12は、くの字型に屈曲した大径円管とされ、接合 パイプ14は、主パイプ12の軸方向中途においてその軸方向と直交する方向を 軸方向とする真直な小径円管とされる。
【0017】 主パイプ12はブロー成形されるが、このブロー成形前に予め接合パイプ14 が金型13(図1を参照)にセットされる。
【0018】 図1に示すように、接合パイプ14は、パイプ部15にフランジ部16を一体 に形成して構成される。フランジ部16は、パイプ部15の軸方向中途に位置し て、フランジ部16の外周には、環状の凹部18が形成されるとともに、フラン ジ部16の内方端面(図1でフランジ下方端面)には、環状の凹部20が形成さ れる。
【0019】 凹部20には、ブロー成形前に予め、シール手段を構成するOリング(ガスケ ット)22が配置される。
【0020】 接合パイプ14が金型へセットされてフランジ部16が金型内に挿入され、O リング22が凹部20内に位置された状態で、ブロー成形が行われる。このブロ ー成形によって、パリソンは、キャビティ内にあるフランジ部16及びパイプ部 15の内端部(図1で下端)全体を包み込む。すなわち、フランジ部16は、こ の外方端面(図2で上方端面)を露出させた状態で、主パイプ12の肉厚中に埋 設され、凹部18内には、パリソンが入り込む。
【0021】 この時点では、パイプ部15の内端部側(図1で下端部側)の開口は、パリソ ンを形成していた樹脂によって閉塞されている。このため、ブロー成形した後、 パイプ部15の外端部側(図1で上端部側)からパイプ部15の内部通路に切削 工具を主パイプ方向に向けて挿入して、パイプ部15の内端部側(図1で下端部 側)の開口を閉塞している樹脂壁にパイプ部15の内部通路とほぼ同径の貫通孔 を穿設する。これによって、主パイプ12と接合パイプ14とは連通する。
【0022】 このようにして、接合パイプ14は、溶着等によることなくパリソンが接合パ イプの一端部を包み込んで接合パイプを固着する、すなわち物理的に嵌合して接 合される。
【0023】 また、凹部20内では、接合パイプ14と主パイプ12との接合面でOリング が介在される。
【0024】 上記構成によれば、接合パイプ14は、主パイプ12のブロー成形によって、 溶着等によることなく物理的に凹凸面同士の嵌合が行われるので、強い接合強度 が得られる。
【0025】 接合パイプ14の接合強度を強化するのに、接合パイプを予め余熱することが ある。ブロー成形によって、接合パイプ14を物理的に嵌合して接合することに よれば、接合パイプを予め余熱しなくても、十分強固な接合が実現され、従って 、製造工程も簡素化される。
【0026】 また、ブロー内圧により、パリソンは膨張し、図1に示すように、Oリング2 2は、矢印A方向の付勢力によって弾性変形し、接合パイプ14に対して3箇所 (a、b、c)で環状に密着する。パリソンは、Oリング22が適度に圧縮され た状態で固化され、主パイプ12と接合パイプ14との接合面では、高い密閉性 が得られる。
【0027】 ブロー内圧によってOリング22に付勢力を与えるので、Oリングに付勢力を 与えるためのクランプ等を別途用意する必要がなく、簡単な構成で高い密閉性が 得られる。
【0028】 なお、フランジ部16が主パイプ12と嵌合することにより、接合パイプ14 の主パイプとの接合面積が大きくなって接合強度が強化され、凹部18内にパリ ソンが入り込むことによって、より強い接合強度が得られる。
【0029】 次に、第2実施例について、図3に基づき説明する。 第2実施例では、接合パイプ30のフランジ部32の外周に環状の凸部34が 形成され、フランジ部32の内方端面の凹部20内には、シール手段を構成する シール剤36が充填される。
【0030】 ブロー成形によって、パリソンは、凸部34を包着して、フランジ部32及び パイプ部15の内端部(図3で下端部)全体を包み込む。すなわち、フランジ部 32は、この外方端部が若干突出した状態で肉厚内に埋設される。
【0031】 また、第1実施例と同様に、ブロー成形を行った直後には、パイプ部15の内 端部側(図3で下端部側)の開口が、パリソンを形成していた樹脂によって閉塞 されているため、後加工により取り除くことが必要であり、接合パイプ30の内 部通路とほぼ同径の貫通孔を穿設することによって、主パイプ12と接合パイプ 30とが連通する。
【0032】 この構成によれば、シール手段とフランジ部32の形状とが第1実施例と異な るものの、第1実施例と同様な作用効果が得られる。
【0033】 次に、第3実施例について図4に基づき説明する。 第3実施例では、接合パイプ40の外形形状は、第1実施例の接合パイプ14 と同様とされるが、接合パイプ40を構成するパイプ部42とフランジ部44と は2部材で形成され、パイプ部42の外周にフランジ部44が予め嵌合される。 フランジ部44の内方端面にある凹部20は、パイプ部44の外周面と対面して おり、主パイプ12のブロー成形によって、Oリング22は、主パイプ12と接 合パイプ40のパイプ部42との接合面、及び主パイプ12と接合パイプ40の フランジ部44との接合面に介在される。単一のOリング22を介して、主パイ プ12と接合パイプ40との接合面が密着される。また、接合パイプ40の主パ イプ12との接合強度は、フランジ部44の主パイプ12への嵌合により得られ る接合強度、パイプ部42のフランジ部44への嵌合によって得られる接合強度 、そしてパイプ部42の内方端部(図4で下方端部)の主パイプ12への嵌合に よって得られる接合強度に応じたものとなる。
【0034】 この構成によれば、上記第1実施例と同様な作用効果を奏することができるの に加え、接合パイプ40のパイプ部42を金属で、フランジ部44を合成樹脂で 形成するように、従来使用できなかった材料の組み合わせが可能となり、接合パ イプ付き成形品の材料選定の自由度が増す。
【0035】 また、接合パイプ40のパイプ部42を金属製とすることにより、接合パイプ の形状の自由度も増す。複雑な形状が要求される、例えば、自動車の吸気系配管 等に用いると、効果的である。
【0036】 従って、接合パイプ40のパイプ部42が金属製で、フランジ部44が合成樹 脂製である場合に特に有効である。
【0037】 次に、第4実施例について、図5に基づき説明する。 第4実施例では、接合パイプ50の外形形状は、第2実施例の接合パイプ30 と同様とされるが、接合パイプ50を構成するパイプ部52とフランジ部54と は2部材で形成される。フランジ部54の内方端面にある凹部20は、パイプ部 52の外周面と離間し、フランジ部54のパイプ部52との接合面には凹部56 が形成され、凹部56内には、Oリング58が配置される。フランジ部54はパ イプ部52の外周面に予め嵌合される。従って、単一のOリング22を介して主 パイプ12と接合パイプ40との接合面が密着される第3実施例と異なり、第5 実施例では、Oリング58を介して主パイプ12と接合パイプ50のパイプ部5 2との接合面が密着され、シール剤36を介して主パイプ12とフランジ部54 との接合面が密着される。
【0038】 この構成によれば、第2実施例と同様な作用効果を奏することができるのに加 え、第3実施例と同様に、接合パイプ付き成形品の材料選定の自由度が増すとと もに、接合パイプの形状の自由度も増す。
【0039】 次に、第5実施例について、図6に基づき説明する。 第5実施例では、接合パイプ60は、第2実施例の接合パイプ30と同様に形 成され、ただ、フランジ部62の内方端面に形成される凹部64が段差形成され 、凹部64の底には、Oリング22が装填され、更に、段差部位には、押さえ板 66が装着され、この状態で、金型へセットされる。
【0040】 この構成によれば、ブロー内圧によって押さえ板66は付勢されるが、凹部6 4の段差によって押さえ板66と凹部64の底との間隔は過度に小さくなること なく所定寸法に維持されるので、押さえ板66を介してOリング22に掛かる圧 力は一定となり、ブロー成形の条件が不安定になってブロー内圧が所定の圧力よ り高くなるような場合でも、所定の密閉性がより正確にコントロールされる。
【0041】 特に、接合パイプ付きブロー成形品の使用環境が厳しい場合に有用である。 勿論、上記第1実施例と同様な作用効果が得られる。
【0042】 なお、上記各実施例において、Oリングの替わりにシール剤を充填し、また、 シール剤を充填する替わりにOリングを用いてもよく、また、Oリングやシール 剤に限定されるものでもない。
【0043】 また、接合パイプと主パイプとを連通させる後加工として、第1及び第2実施 例では、接合パイプの上端(外端)側から切削工具を挿入し、接合パイプの下端 (内端)側で内部通路を閉塞する樹脂壁を取り除く方法を採用しているが、これ に限らず、例えば、主パイプの直管状端部から、大径の切削加工が可能な切削工 具を挿入し、主パイプの内壁面と接合パイプの下端(内端)側端面とが面一とな るように(第3乃至第5実施例に係る図4乃至図6に示すように)、主パイプの 内壁面と接合パイプの下端(内端)とを同時に切削し、接合パイプと主パイプと の連通を図ってもよい。
【0044】 また、上記各実施例では、成形品本体が主パイプで構成されているが、パイプ に限定されるものではなく、接合パイプも、種々の形状が可能であり、フランジ 部はなくてもよいものである。
【0045】 更に、シール手段の位置は、上記各実施例の箇所に限定されるものではなく、 接合パイプと成形品本体との接合面であれば任意の位置が可能である。
【0046】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る接合パイプ付きブロー成形品では、接合パ イプの接合強度及び密閉性の向上が共に図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る接合パイプ付きブロ
ー成形品の、接合パイプの軸方向に沿って切断した断面
図である。
【図2】第1実施例の接合パイプ付きブロー成形品の斜
視図である。
【図3】第2実施例の図1に対応する図である。
【図4】第3実施例の図1に対応する図である。
【図5】第4実施例の図1に対応する図である。
【図6】第5実施例の図1に対応する図である。
【図7】従来の接合パイプ付きブロー成形品の、接合パ
イプの軸方向に沿って切断した断面図である。
【図8】他の従来の接合パイプ付きブロー成形品の、接
合パイプの軸方向に沿って切断した断面図である。
【符号の説明】
10 接合パイプ付きブロー成形品 12 主パイプ(成形品本体) 14 接合パイプ 22 Oリング(シール手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー成形される成形品本体と、ブロー
    成形前に予め金型へセットされ成形品本体のブロー成形
    によって成形品本体に嵌合して接合される接合パイプ
    と、ブロー成形前に予め接合パイプの成形品本体との接
    合面に配置されるシール手段と、を備えたことを特徴と
    する接合パイプ付きブロー成形品。
JP1876393U 1993-04-13 1993-04-13 接合パイプ付きブロー成形品 Pending JPH0675728U (ja)

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JP1876393U JPH0675728U (ja) 1993-04-13 1993-04-13 接合パイプ付きブロー成形品

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