JPH0675775B2 - 水中溶接装置 - Google Patents

水中溶接装置

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JPH0675775B2
JPH0675775B2 JP31190386A JP31190386A JPH0675775B2 JP H0675775 B2 JPH0675775 B2 JP H0675775B2 JP 31190386 A JP31190386 A JP 31190386A JP 31190386 A JP31190386 A JP 31190386A JP H0675775 B2 JPH0675775 B2 JP H0675775B2
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JP
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chamber
patch
welding
water
arc
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祐司 山田
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばライニング槽の補修等に利用される水
中溶接装置に関する。
(従来の技術) 例えば、原子力発電施設には、燃料貯蔵プールのよう
に、コンクリート壁に金属板等のライニングプレートを
内張りしたライニング槽がある。このようなライニング
槽では、コンクリート壁の内壁面にくま無くライニング
プレートが張られており、このライニングプレートによ
り槽内の貯水の漏洩を防止する。
ところで、ライニング槽内では、貯蔵品の移動等が行な
われるが、その移動中の衝突、落下等によってライニン
グプレートの破損が起き、クラック等が生じる可能性が
ある。特に、原子炉の使用済燃料貯蔵プール等、漏水に
関して最大限の注意を要するものは、ライニングプレー
トにクラック等が生じた場合は、適切な処置を緊急に施
す必要がある。
この場合、ライニングプレートに発生したクラックに、
このクラック部分を覆うパッチを被せ、このパッチの外
線部をライニングプレートに対して連続水密溶接するこ
とが最も望ましいが、従来では、ライニング槽内の水を
破損部まで抜いた後、作業員が当該破損部まで行き、補
修溶接を行なう必要がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の方法では、ライニング槽内に使用
済燃料のように放射線量の高いものが貯蔵されている場
合には、作業員が被曝する恐れがあるため、使用済燃料
を別の場所に移動させるか、移動させる場所がない場合
は水を抜いて放射線遮蔽設備を設置する必要があり、補
修作業に膨大な時間を必要とする。
本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもの
で、ライニング槽内の水を抜くことなく、水上から遠隔
操作によりパッチをライニングプレートのクラック部等
に迅速に溶接することができ、作業員の被曝低減と作業
時間の短縮を図ることのできる水中溶接装置を提供しよ
うとするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち、本発明の水中溶接装置は、開口およびこの開
口周縁部に配置されたパッキンを有するチャンバーと、
前記開口から被溶接部にパッチを当接させるパッチ支持
機構と、アーク位置を前記パッチの周縁部に沿って移動
させる駆動機構を有する溶接トーチと、前記アークによ
る溶接位置に溶加材を供給する溶加材送給機構と、前記
アークを監視するためのアーク監視機構と、前記チャン
バー内の水を気体に置換する気体注入機構と、前記チャ
ンバーを押圧し前記パッキンを被溶接部の周囲に密着さ
せるチャンバー保持機構とを備えたことを特徴とする。
(作用) 上述のように構成された本発明の水中溶接装置において
は、水中における溶接作業を、水上からの遠隔操作によ
り行なうことができる。
したがって、ライニング槽内の水を抜くことなく、水上
からの遠隔操作により、パッチをライニングプレートの
クラック部等に当接させ迅速に溶接することができ、作
業員の被曝低減と作業時間の短縮を図ることができる。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図面を参照して一実施例について
説明する。
図は、本発明の一実施例の水中溶接装置を示すもので、
この実施例の水中溶接装置1では、円筒状チャンバー2
の底部には、開口2aが形成されており、開口2aの周縁部
には、被溶接部近傍の面に当接され、チャンバー2内へ
の水の浸入を防ぐパッキン2bが接着剤で固定されてい
る。
チャンバー2の上面外側には、水上から操作することに
よりチャンバー2を任意の位置に移動可能とし、溶接中
はチャンバーを被溶接部に所定圧力で押圧するチャンバ
ー保持機構3が固定されている。
チャンバー2の上面内側には、水密構造とされた電動機
4が固定されており、電動機4には、その回転を減速す
るための変速機構5が連結され、変速機構5の変速出力
軸5aには、回転円板6が一体回転可能に連結されてい
る。なお、電動機4の導線4aには、水密キャブタイヤケ
ーブル等が用いられている。
回転円板6の偏心位置には、溶接トーチ位置調整機構
7、溶加材送給機構8、アーク監視機構9がそれぞれ干
渉しない位置に固定されている。
なお、溶接トーチ位置調整機構7は、水密構造とされた
電動機7a、変速機構7bおよびスライド7cから構成され、
スライド7cには溶接トーチ10が複数のボルト等で固定さ
れており、溶接トーチ10は、このスライド7cにより位置
調整できるよう構成されている。そして、溶接トーチ10
は、回転円板6の回転により一定半径で回転しながら被
溶接部に対する隅肉溶接を行なうよう構成されている。
また、溶加材送給機構8は、水密構造とされた電動機8a
に変速機構8bを取り付け、この変速機構8bの出力軸に取
り付けたワイヤ送給ピンチローラにより、溶接トーチ10
先端部に溶加材8cを供給するよう構成されており、アー
ク監視機構9は、テレビカメラ9aと溶接トーチ10先端部
近傍に受光部を配置されたファイバースコープ9b等から
構成されている。そして、溶加材送給機構8およびアー
ク監視機構9は、回転円板6の回転により溶接トーチ10
に対する相対位置を一定に保ちながら回転される。
回転円板6の回転中心下側、すなわち変速出力軸5aの軸
心延長線上には、円板上とされその一側面中心部にプラ
グ11aを突設されたパッチ11を支持するパッチ支持機構1
2が取り付けられている。
パッチ支持機構12は、回転円板6の回転中心に下側へ向
けて固定され、パッチ11を被溶接部に押圧するエアシリ
ンダー13と、エアシリンダー13の先端に金具14を介して
連結され、パッチ11のプラグ11aを把持するカプラー15
と、金具14に固定され、溶接後にカプラー15からプラグ
11aを分離するエアシリンダー16から構成されている。
なお、エアシリンダー16は、エアーが喪失しても溶接後
にカプラー15からプラグ11aを分離することがきるよう
にスプリング16aが挿入されている。また、カプラー15
は、プラグ11aを簡単に着脱できるように、小さな数個
のボールとそれを押えるスリーブとスプリング等から構
成されている。
そして、チャンバー2の側面下部には、チャンバー2内
に気体を注入するノズル17aと、その気体によって押し
出された水を抜くノズル17bとからなる気体注入機構17
が配置されている。
上記構成のこの実施例の水中溶接装置1は、例えばライ
ニング槽20内に水21を貯留した状態で、ライニングプレ
ート22にクラック部23が発生したことが検出された場
合、次のようにして溶接を行なう。
すなわち、まず、ライニング槽20の上からチャンバー保
持機構3を介して水中溶接装置1をライニング槽20内に
吊り降ろす。この場合、予めパッチ11をプラグ11aを介
してカプラー15に把持しておく。
そして、水中溶接装置1を水21中の所定位置に固定した
ら、気体注入機構17のノズル17aから例えばアルゴン等
の気体をチャンバー2内に注入し、ノズル17bからチャ
ンバー2内の水を抜く。この操作ではライニングプレー
ト22底面に薄く残った水21は除去できないので、次にノ
ズル17aから加熱した気体を注入し、ライニングプレー
ト22表面の水を完全に乾燥させる。
アーク監視装置9で水が完全に排除されたことを確認し
た後、気体注入を停止し、エアシリンダー13を作動させ
てパッチ11をライニングプレート22に押しつける。ま
た、アーク監視装置9で監視しながら溶接トーチ位置調
整機構7を作動させて、溶接トーチ10を所定の位置にセ
ットする。
この後、電動機4を作動させ、変速出力軸5aを介して回
転円板6を回転させる。これにより溶接トーチ10、溶加
材送給装置8、アーク監視装置9がパッチ11の周囲で回
転するので、図示しない溶接電源部を作動して、溶接ト
ーチ10によりパッチ11の周縁とライニングプレート22と
の間で速続隅肉溶接を行なわせる。
なお、溶接時は、チャンバー2内にノズル17aからアル
ゴン等の不活性気体を注入し、チャンバー2内に周囲の
水が流入しないよう圧力をかける。
溶接作業が終了したら溶接電源部、溶加材送給装置8、
電動機4を停止し、エアシリンダー16を作動させてカプ
ラー15とプラグ11aを分離し、水中溶接装置1をライニ
ング槽20の上からチャンバー保持機構3を介して上方に
引き上げる。
すなわち、この実施例の水中溶接装置1では、ライニン
グプレート22にクラック23等が発生した場合、従来のよ
うにライニング槽20内の水を抜くことなく、水上からの
遠隔操作により水中溶接を迅速かつ確実に行なうことが
できる。
[発明の効果] 上述のように、本発明の水中溶接装置では、ライニング
プレートにクラック部等が発生した場合、従来のように
ライニング槽内の水を抜くことなく、水上からの遠隔操
作により迅速かつ確実にパッチとライニングプレートの
溶接を行なうことができるので、作業員の被曝低減と作
業時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例の水中溶接装置を示す断面図であ
る。 2……チャンバー 2a……開口 2b……パッキン 3……チャンバー保持機構 6……回転円板 8……溶加材送給機構 9……アーク監視装置 10……溶接トーチ 11……パッチ 12……パッチ支持機構 17……気体注入機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口およびこの開口周縁部に配置されたパ
    ッキンを有するチャンバーと、前記開口から被溶接部に
    パッチを当接させるパッチ支持機構と、アーク位置を前
    記パッチの周縁部に沿って移動させる駆動機構を有する
    溶接トーチと、前記アークによる溶接位置に溶加材を供
    給する溶加材送給機構と、前記アークを監視するための
    アーク監視機構と、前記チャンバー内の水を気体に置換
    する気体注入機構と、前記チャンバーを押圧し前記パッ
    キンを被溶接部の周囲に密着させるチャンバー保持機構
    とを備えたことを特徴とする水中溶接装置。
JP31190386A 1986-12-29 1986-12-29 水中溶接装置 Expired - Lifetime JPH0675775B2 (ja)

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JP31190386A JPH0675775B2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29 水中溶接装置

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JPS63168278A JPS63168278A (ja) 1988-07-12
JPH0675775B2 true JPH0675775B2 (ja) 1994-09-28

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FR2928852A1 (fr) * 2008-03-20 2009-09-25 Comex Nucleaire Sa Dispositif et procede de soudage tig sous eau avec une double electrode

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JPS63168278A (ja) 1988-07-12

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