JPH0675803U - キャスタ - Google Patents
キャスタInfo
- Publication number
- JPH0675803U JPH0675803U JP2385893U JP2385893U JPH0675803U JP H0675803 U JPH0675803 U JP H0675803U JP 2385893 U JP2385893 U JP 2385893U JP 2385893 U JP2385893 U JP 2385893U JP H0675803 U JPH0675803 U JP H0675803U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sled member
- sled
- tip
- support shaft
- fork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 段差乗り越え時のそり材の先端とストッパ部
材の損傷を防止する。 【構成】 シャーシ10の支持軸11にスラスト軸受1
2を介して回転自在に支持されたフォーク13には車輪
14と、重心Gがピン18よりも車輪14の進行方向前
方に設定されたそり材17と、そり材17後端側の上昇
移動を規制する第2ストッパ部材24とが設けられてい
る。支持軸11に固定された第1ストッパ部材15には
そり材17の先端19と係合可能な溝25が開設されて
いる。 【効果】 平らな路面走行時、第2ストッパ24に上限
を規制されるため、そり材17は路面22から離れてい
る。キャスタの段差26乗越時、そり材17の下面21
が段差26上を滑ると、そり材17の先端19が上昇し
第1ストッパ部材15の溝25に係合される。そり材1
7のピン18が段差26を通過すると、そり材17の先
端側が自重で下がり、先端19と溝25との係合が解除
される。
材の損傷を防止する。 【構成】 シャーシ10の支持軸11にスラスト軸受1
2を介して回転自在に支持されたフォーク13には車輪
14と、重心Gがピン18よりも車輪14の進行方向前
方に設定されたそり材17と、そり材17後端側の上昇
移動を規制する第2ストッパ部材24とが設けられてい
る。支持軸11に固定された第1ストッパ部材15には
そり材17の先端19と係合可能な溝25が開設されて
いる。 【効果】 平らな路面走行時、第2ストッパ24に上限
を規制されるため、そり材17は路面22から離れてい
る。キャスタの段差26乗越時、そり材17の下面21
が段差26上を滑ると、そり材17の先端19が上昇し
第1ストッパ部材15の溝25に係合される。そり材1
7のピン18が段差26を通過すると、そり材17の先
端側が自重で下がり、先端19と溝25との係合が解除
される。
Description
【0001】
本考案は、キャスタに関し、特に、路面上の段差を乗り越えるためのそり板を 備えたものに係り、例えば、台車等に利用して有効なものに関する。
【0002】
従来、台車等に使用されているキャスタとして、特開昭64−44301号公 報に記載されているものが知られている。このキャスタは、シャーシの下面に垂 直方向に固定された支持軸と、支持軸の下端に支持軸を回転中心として回転自在 に支承されたフォークと、支持軸の延長線から外れた位置に支持軸と直交する方 向に配されてフォークに固装された支軸と、支軸に回転自在に軸支された車輪と 、フォークに揺動自在に連結されて車輪の進行方向前方まで延長されたそり材と 、支持軸に固定されてそり材の先端との係合によりそり材の先端の上昇移動を規 制するストッパ材とを備えており、前記そり材にはフォークとの連結点とそり板 の先端との間に車輪の進行方向前方に向けて反り上がった反り上がり部が形成さ れ、ストッパ材にはそり材の先端と係合可能な係合部が形成されている。
【0003】 そして、このキャスタによれば、路面上に段差が存在する場合においては、ま ず、そり材の前方が段差に乗り上げて行き、続いて、後輪の移動に伴ってそり材 における下面が段差を滑り上がって行き、これに伴って、車輪が浮き上がりなが ら台車が前進されるようになっている。この場合、そり材の先端とストッパ部材 とが係合しているため、フォークが車輪の前進方向とは異なった方向に曲げられ るのが、自動的に防止されるようになっている。
【0004】
前記したキャスタにおいては、そり材の支持点と車輪の支持点が同一の部位に 設定され、これらの支持点がそり材の後方に位置するようになっているため、そ り材が段差から離れるまで、そり材の先端を上向きに押し上げる力が働き、そり 材の先端がストッパの溝と噛み合うようになっている。したがって、そり材の先 端がストッパの溝と係合した状態から非係合状態に切り替わるのに時間を必要と する。しかも、その際に、そり材の先端とストッパの溝との係合状態が半係合状 態となるため、そり材の先端と溝との噛み合いにずれが生じると、ストッパが損 傷される危惧がある。
【0005】 本考案の目的は、そり材の先端およびストッパの損傷を防止することができる キャスタを提供することにある。
【0006】
本考案に係るキャスタは、シャーシに垂直方向に固定された支持軸と、支持軸 を回転中心として支持軸に回転自在に支承されたフォークと、支持軸の延長線か ら外れた位置に支持軸と直交する方向に配されてフォークに固装された支軸と、 支軸に回転自在に軸支された車輪と、フォークに揺動自在に連結されて車輪の進 行方向前方まで延長されたそり材と、支持軸に固定されてそり材の先端との係合 によりそり材先端の上昇移動を規制する第1ストッパ部材と、フォークに固定さ れてそり材後端との当接によりそり材後端の上昇移動を規制する第2ストッパ部 材とを備えており、前記そり材にはフォークとの連結点とそり材先端との間に車 輪の進行方向前方に向けて反り上がった反り上がり部が形成され、第1ストッパ 部材にはそり材先端と係合可能な係合部が形成されているキャスタにおいて、 前記そり材は支持軸の延長線近傍でフォークに連結されており、前記そり材の 重心がフォークとの連結点より車輪の進行方向で前方に設定されていることを特 徴とする。
【0007】
前記した手段によれば、段差のない路面を走行するときには、そり材の後端と 第2ストッパ部材との当接により、そり材の先端の垂れ下がりが防止された状態 で、車輪が路面上を転動しながら走行することになる。
【0008】 一方、路面上に段差が存在するときには、まず、そり材の先端部分が段差を乗 り上がって行くため、そり材がフォークとの連結点を中心に前上がりに揺動し、 そり材の先端が第1ストッパ部材の係合部と係合される。この係合により、キャ スタの進行方向が曲げられるのが防止される。この状態において、キャスタがさ らに前方へ移動されると、そり材の下面が段差を滑るようにして乗り越えること になる。
【0009】 そして、そり材が段差を乗り越え、そり材とフォークとの連結点が段差の位置 を過ぎると、そり材の重心がフォークとの連結点より車輪の進行方向で前方に設 定されているので、そり材にはその先端が下がる方向に重力が働く。かつまた、 そり材の連結点後部に段差の端部が作用して、先端下がりの方向にモーメントが 働く。したがって、そり材の先端と第1ストッパ部材の係合部との係合が解除さ れる。このため、そり材の先端と第1ストッパ部材の係合部との係合状態が非係 合状態へ移行する時間が短くなる。したがって、そり材の先端と第1ストッパ部 材の係合部との係合状態が半係合状態になる機会が少なくなるため、そり材の先 端やストッパ部材が損傷するのを防止することができる。
【0010】
図1は本考案の一実施例であるキャスタを示しており、(a)は側面図、(b )は一部切断正面図である。
【0011】 本実施例において、本考案に係るキャスタは台車に用いられ、台車本体を構成 するシャーシ10の底部に配されている。台車は駆動輪(図示せず)を備えてお り、この駆動輪は台車シャーシ10の後部に配されている。シャーシ10の底部 における前側位置には前輪を支持するための支持軸11が一対(一方のみが図示 されている。)、左右に配されて垂直方向下向きに固定されている。各支持軸1 1の底部には前輪用の車輪14がスラスト(推力)軸受12、フォーク13を介 して連結されている。
【0012】 支持軸11の下端部には第1ストッパ部材15およびスラスト軸受12が軸方 向に上から順に配されて固定されている。スラスト軸受12の下面にはフォーク 13が支持軸11を回転中心とする状態に回転自在に固定されている。このフォ ーク13における支持軸11の延長線の後方には、回転軸16が支持軸11と直 交する方向に配されて架設されており、この回転軸16には車輪14が回転自在 に軸支されている。
【0013】 さらに、フォーク13には支持軸11の延長線上にそり材17がピン18を介 して揺動自在に連結されている。そり材17はピン18をフォーク13との連結 点としてフォーク13に上下方向に揺動自在に連結されており、そり材17には ピン18からそり材17の先端19との間に車輪14の進行方向前方に向けて反 り上がった反り上がり部20が形成されている。
【0014】 そして、そり材17はその重心Gがピン18よりも車輪14の進行方向で前方 に位置するように設定されている。このため、通常の走行状態においては、そり 材17の先端19が垂れ下がる状態になっている。本実施例では、通常の走行時 にそり材17の先端19の垂れ下がりによってそり材17の下面21が路面22 と接触するのを防止するために、そり材17の上面23との当接によってそり材 17の上昇移動を規制する第2ストッパ部材24がフォーク13に固定されてい る。このため、通常の走行時において、そり材17は路面22と一定の間隔を保 って配されることになる。
【0015】 さらに、そり材17の先端19は第1ストッパ部材15の近傍に配されており 、そり材17の先端19の形状は上向きに尖った三角形形状に形成されている。 そして、そり材17の先端19は、第1ストッパ部材15に開設された三角形形 状の係合用の溝25と係合自在に形成されている。
【0016】 次に作用を説明する。 前記構成に係るキャスタが段差26のない平らな路面22を走行している場合 には、そり材17の先端19が第1ストッパ15の溝25から離れ、かつ、そり 材17の上面23が第2ストッパ部材24と当接した状態にある。このため、そ り材17が路面22と一定の間隔を保った状態で、車輪14の転動に従ってキャ スタが走行されることになる。
【0017】 一方、キャスタが路面22に存在する段差26を乗り越えるに際しては、まず 、進行方向の前側に位置するそり材17の先端側が段差26に乗り上げられる。 そり材17の下面21が段差26に乗り上げられると、そり材17の前側がピン 18を支点として上方に揺動されるため、そり材17の先端19が溝25と係合 される。そり材17の先端19が溝25と係合されると、キャスタの進行方向が 不測に曲げられるのが防止される。したがって、台車は所望の進行方向を維持す ることができる。
【0018】 この状態で、キャスタがさらに前方に移動されると、そり材17の下面21が 段差26を滑るようにしてキャスタが前進される。そして、ピン18の位置が段 差26よりも前方になると、そり材17の重心Gがピン18よりも前方に設定さ れているので、そり材17の前方が垂れ下がる方向の重力がそり材17に作用す る。この重力によってそり材17が自動的に前下がりに揺動する。また、そり材 17のピン18よりも後部が段差26を乗り越えにかかると途端に、そり材17 にはピン18の周りに図1(a)で反時計回り方向のモーメントが発生する。こ れらの作用のため、そり材17の先端19が溝25から自動的かつ迅速に離れ、 そり材17の先端19と溝25との係合が自動的かつ迅速に解除される。
【0019】 そして、キャスタがさらに前方に進むと、車輪14が段差26を乗り越え、こ れ以降は前述した平地走行と同様の作用によって路面22上をキャスタが移動さ れることになる。
【0020】 以上説明したように、本実施例によれば、キャスタが段差26を乗り越えるに 際して、そり材17の先端19が溝25と係合された状態から非係合状態に移行 する時間を短くすることができるため、そり材17の先端19と溝25との係合 が半係合状態となる時間を少なくすることができ、そり材17の先端19や第1 ストッパ15の溝25が損傷されるのを抑制することができる。
【0021】 なお、図1(a)に示されているように、フォーク13に板ばね27を設け、 この板ばね27によってスラスト軸受12を押圧したり、あるいは、スラスト軸 受12に板ばね28を設け、この板ばね28によってフォーク13の摺動面29 を押圧するように構成すれば、フォーク13とスラスト軸受12との間の摩擦力 が増加するため、キャスタの過度の旋回運動を規制することができる。
以上説明したように、本考案によれば、そり材の重心をフォークとの連結点よ りも車輪の進行方向で前方寄りに設定するように構成したため、キャスタが段差 を乗り上げるときに、第1ストッパ部材とそり材の先端との係合状態が非係合状 態となる時間を短くすることができ、そり材やストッパ部材の損傷を抑制するこ とができる。
【図1】本考案の一実施例であるキャスタを示してお
り、(a)は側面図、(b)は一部切断正面図である。
り、(a)は側面図、(b)は一部切断正面図である。
10…台車シャーシ、11…支持軸、12…スラスト軸
受、13…フォーク、14…車輪、15…第1ストッパ
部材、16…支軸、17…そり材、18…ピン(連結
点)、19…そり材先端、20…反り上がり部、21…
下面、22…路面、23…上面、24…第2ストッパ部
材、25…溝、26…段差、27、28…板ばね、29
…摺動面。
受、13…フォーク、14…車輪、15…第1ストッパ
部材、16…支軸、17…そり材、18…ピン(連結
点)、19…そり材先端、20…反り上がり部、21…
下面、22…路面、23…上面、24…第2ストッパ部
材、25…溝、26…段差、27、28…板ばね、29
…摺動面。
Claims (1)
- 【請求項1】 シャーシに垂直方向に固定された支持軸
と、支持軸を回転中心として支持軸に回転自在に支承さ
れたフォークと、支持軸の延長線から外れた位置に支持
軸と直交する方向に配されてフォークに固装された支軸
と、支軸に回転自在に軸支された車輪と、フォークに揺
動自在に連結されて車輪の進行方向前方まで延長された
そり材と、支持軸に固定されてそり材の先端との係合に
よりそり材先端の上昇移動を規制する第1ストッパ部材
と、フォークに固定されてそり材後端との当接によりそ
り材後端の上昇移動を規制する第2ストッパ部材とを備
えており、前記そり材にはフォークとの連結点とそり材
先端との間に車輪の進行方向前方に向けて反り上がった
反り上がり部が形成され、第1ストッパ部材にはそり材
先端と係合可能な係合部が形成されているキャスタにお
いて、 前記そり材は支持軸の延長線近傍でフォークに連結され
ており、前記そり材の重心がフォークとの連結点より車
輪の進行方向で前方に設定されていることを特徴とする
キャスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2385893U JPH0675803U (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | キャスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2385893U JPH0675803U (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | キャスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0675803U true JPH0675803U (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=12122142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2385893U Pending JPH0675803U (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | キャスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675803U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019137211A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 学校法人 東洋大学 | キャスタユニット |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP2385893U patent/JPH0675803U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019137211A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 学校法人 東洋大学 | キャスタユニット |
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