JPH0675936U - アンチロックブレーキ装置のアクチュエータ - Google Patents

アンチロックブレーキ装置のアクチュエータ

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JPH0675936U
JPH0675936U JP1868193U JP1868193U JPH0675936U JP H0675936 U JPH0675936 U JP H0675936U JP 1868193 U JP1868193 U JP 1868193U JP 1868193 U JP1868193 U JP 1868193U JP H0675936 U JPH0675936 U JP H0675936U
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JP
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cover member
actuator
valve
solenoid valve
abs
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JP1868193U
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Inventor
伸弘 玉井
雅彦 原
知明 大井
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車種に応じて音振デバイスの装着を自在に選
択することができると共に、全体のコンパクト化を図る
ことのできるABSのアクチュエータの提供。 【構成】 マスタシリンダ(2)側とホイールシリンダ
(5)側との差圧によって駆動され、弁部の絞り機構
(19〜23)を介してABS緩増圧時に発生する脈圧
の抑制が可能な流量制御弁(1)を主液通路(3)のイ
ンレット電磁弁(4)下流側に位置させるようにカバー
部材(15,30)内に配設し、カバー部材(30)を
アクチュエータハウジング(40)に装着するようにし
たABSのアクチュエータ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アンチロックブレーキ装置のアクチュエータに関し、特に、その制 御時に発生する脈圧を低減させるための音振デバイスをハウジングに組込み可能 としたアンチロックブレーキ装置のアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような音振デバイスをアクチュエータハウジングに組込むようにした従来 例としては、例えば実開昭63−185774号公報に開示されているものが知 られている。このものは、アクチュエータハウジングにアキュムレータおよびポ ンプ加圧液戻り阻止弁等が組込まれていて、アンチロックブレーキ装置(以下で ABSという)の増圧時に発生する液圧の脈動をアキュムレータで吸収させるよ うにすると共に、減圧時に発生する液圧の脈動をポンプ加圧液戻り阻止弁で遮断 させるようになして音振の低減を図るようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のABSのアクチュエータでは、音振デバイス の設定が要求されないような車種に対して全く別の形態のアクチュエータおよび ハウジングを用意しなければならず、このように車種別に異なる形態の部品を用 意するのでは部品管理上からも好ましくなく、コスト増を招く。
【0004】 本考案の第1の目的は、上述したような従来の問題に着目し、その解決を図る べく、アクチュエータハウジングに装着自在としたカバー部材に音振デバイスを 組込み可能とし、車種に応じて音振デバイスの装着をカバー部材の装着を介して 自在に選択することができると共にコンパクト化を図ることのできるABSのア クチュエータを提供することにある。
【0005】 さらに本考案の第2の目的は、カバー部材のボルト孔を加工位置決め部とする ことにより、前記カバー部材の加工作業を容易にすると共に加工精度のよいAB Sのアクチュエータカバーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる第1の目的を達成するために、本考案は、アンチロックブレーキ制御の 緩増圧時にマスタシリンダ側とホイールシリンダ側との差圧によって駆動され、 弁部の絞り機構を介して前記緩増圧に伴う脈圧発生の抑制が可能な流量制御弁を 主液通路のインレット電磁弁下流側に位置させるようにカバー部材内に配設し、 前記インレット電磁弁およびアウトレット電磁弁をアクチュエータハウジング内 に配設して、該アクチュエータハウジングに前記カバー部材を装着するようにし たことを特徴とするものである。
【0007】 また、第2の目的を達成するために、本考案の他の形態は、少なくともマスタ シリンダ側およびホイールシリンダ側のポート位置変更を可能とするカバー部材 を複数のボルトによってアクチュエータハウジングに固定するようにしたアンチ ロックブレーキ装置のアクチュエータにおいて、前記カバー部材の前記複数のボ ルトが貫通するボルト孔のうち少なくとも2つのボルト孔に、雌ねじ部を設けた ことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案によれば、カバー部材内に緩増圧時の脈圧発生を抑制可能な流量制御弁 を配設すると共に主液通路でこの流量制御弁より上流側に位置するインレット電 磁弁をアウトレット電磁弁と共にアクチュエータハウジング内に配設し、そのハ ウジングに上記のカバー部材を装着するようにしたので、ABSアクチュエータ のコンパクト化を図ることができると共に流量制御弁が要求されない車種にあっ てもアクチュエータハウジング側を格別に構成する必要がなく、双方の車種にハ ウジングを流用することができる。
【0009】 また、本考案の他の形態によれば、カバー部材の少なくとも2つのボルト孔に 雌ねじ部を設けたことで、カバー部材の加工の固定時の位置決めを容易にするこ とができる。
【0010】
【実施例】
以下に、図面を参照しつつ本考案の実施例を具体的に説明する。
【0011】 まず、図1により本考案にかかり緩増圧時に脈圧低減動作を受け持つ流量制御 弁を具えたABSの構成について説明する。ここで、1はその脈圧低減動作にか かわる流量制御弁、2はマスタシリンダ(以下でM/Cという)、3はM/C2 から常開のインレット電磁弁4および流量制御弁1を経て、ホイールシリンダ( 以下でW/Cという)5に液圧を導く主液通路、6は常閉のアウトレット電磁弁 、7はアウトレット電磁弁6からの還流液路8に配設され、液圧を一時貯留する リザーバ、9は液圧ポンプ、10はダンパ室である。11はM/C2側の液圧を 流量制御弁1に導くためのモニタ液路、12はモニタ液路11に設けられたダン パオリフィス、また、13は還流液路8のダンパ室10下流側に設けられたオリ フィス、14A,14Bおよび14Cはそれぞれ逆止弁である。
【0012】 一方、流量制御弁1は本例の場合、後述するようにしてアクチュエータハウジ ングのカバー部材15に内装されるもので、16はモニタ液路11を介してM/ C2の液圧が供給されるモニタ室、17は第1ばね18のばね力によりモニタ室 16に向けて偏倚されているピストン部材、17Aはピストン部材17と同心に 形成された弁室、19は弁室17A内に配設され、第2ばね20のばね力により 弁座部材21の弁座21Aに向けて偏倚されているボール弁である。なお、ピス トン部材17の周囲部に形成されている液室17Bと上述の弁室17Aとは連通 孔22を介して連通している。
【0013】 また、弁座21Aにはその一部に切欠き通路23が形成されていて、この図に 示すようなボール弁19による弁座21Aの閉成状態でも液室17Bと弁室17 Aとは連通孔22および切欠き通路23を介して液路が絞られた形で連通する。 24は液室17Bに開口するインレット電磁弁4側のポート、25はW/C側の ポートである。
【0014】 このように構成した流量制御弁1では、その通常のブレーキ操作時においてブ レーキペダル2Aを踏み込むと、M/C2で発生した液圧が、常開のインレット 電磁弁4および流量制御弁1の液室17Bを経て、W/C5に導かれる。なお、 この状態では流量制御弁1において、ピストン部材17は第1ばね18のばね力 により図1に示すように上方に向けて偏倚されているので、主液通路3を介して 円滑にその液圧がW/C5側に伝達され、また、ブレーキペダル2Aの戻しによ ってW/C5側からの減圧が行われる。
【0015】 ついでABS制御時の場合、インレット電磁弁4およびアウトレット電磁弁6 の双方の閉弁による液圧保持状態からアウトレット電磁弁6の開弁による減圧が 行われると、W/C5側の液圧がM/C2側の液圧より低くなる。そこで、流量 制御弁1ではピストン部材17が図2に示すように、第1ばね18のばね力に抗 して下方に移動し、弁座部材21がW/C側ポート25のシート部26に当接し て、液室17BとW/C側ポート25との間を遮断する。よって、ABS制御中 の緩増圧時には液室17Bから連通孔22を介して弁室17Aに導かれた液が、 切欠き通路23を介して絞られた形で、W/C側ポート25に導かれることにな り、増圧を抑制する形で緩増圧を実施することができる。また、ABS制御中の 減圧時にはW/C5側からアウトレット電磁弁6側にボール弁19の開弁により 緩やかな減圧を実施することができる。
【0016】 さて、以上の説明では、1つのW/C5を取り上げてM/C2とそのW/C5 との間に設けられるABSについて述べてきたが、一般にはかかるABSにより 例えば左前輪と右前輪および左右の後輪の3系統にわたって制御が行われる。以 下ではこのように3系統にわたって、それぞれに流量制御弁が設けられる場合に ついて述べることとする。なお、これらの流量制御弁は後述するようにABSア クチュエータハウジングに着脱自在としたカバー部材に組込まれる形で配設され るもので、本考案によれば、かかる流量制御弁の装備が要求されないような場合 でも、カバー部材を省略することで、ABSアクチュエータハウジング自体の使 用を可能とするものである。
【0017】 図3はこのように流量制御弁1を組込んだカバー部材30をアクチュエータハ ウジング40に装着可能とした例を示す。すなわち、カバー部材30には左前輪 (FL)系、右前輪(FR)系および左右後輪(RR)系の3系統に対してそれ ぞれ流量制御弁1A,1Bおよび1Cが組込まれるもので、その組付構造につい ては以下で図4に従って説明する。なお、図3において、50はカバー部材30 をアクチュエータハウジング40に装着するためのボルト、31および41はそ の固定用のボルト孔、32Aおよび32Bはカバー部材30に設けられているM /C側のポート、25A,25Bおよび25Cは流量制御弁1A,1Bおよび1 Cからそれぞれの系統のW/Cへのポート、60はカバー部材30とハウジング 40との間の各液路に介装される封止リングである。また、一方のアクチュエー タハウジング40には、リレーボックス43、モータ42、ポンプ9およびダン パ室10などABSにかかわる各部材が組込まれており、さらにソレノイドカバ ー43内にはアクチュエータハウジング40に組込まれる3系統分の電磁弁(不 図示)が設けられている。
【0018】 図4は図3に示すカバー部材30に組込まれた流量制御弁1A,1Bおよび1 Cの詳細を示すもので、本例ではM/C2側の液圧を流量制御弁1A,1B,1 Cに伝達するためのモニタ液路11を穿設するために、その穿設後(C)に示す ようにして液路11の両端部にはボール状の封止栓33が封入されている。34 はカバー部材30内に設けられM/C側の液圧をハウジング40に装着されてい る各系統のインレット電磁弁(不図示)に導くための主液通路3の一部である。 また、35は各流量制御弁1A,1B,1Cをカバー部材30内に液密に固定し ているプラグ部材である。
【0019】 なお、このようにカバー部材30に組込まれた各流量制御弁1A,1Bおよび 1CによるABS制御時の脈圧低減動作については先に図1および図2に従って 述べたところと変わりがないのでその説明は省略する。
【0020】 図5は流量制御弁の要求がない場合の車両のABSに用いられるアクチュエー タハウジングの概要を示す。この図に示すように本例のアクチュエータハウジン グ40においては、カバー部材30も流量制御弁1A,1B,1Cも取付けられ ないが、その基本的構成としては図3に示したハウジング40となんら変わらな い。すなわち、図3のアクチュエータハウジング40に示した接続用の封止リン グ60取付座のまわりを図5に示すようにポート用にねじ45を加工して形成す るだけで、ハウジング40をそのまま流用することができる。また、流量制御弁 などの音振デバイスは不要であるがW/C側ポート25の向きを図3に示すよう に変更したい場合は、図3に示したカバー部材30を流量制御弁1A,1B,1 Cの組込みなしで使用することも可能である。
【0021】 図6は本考案の他の形態による実施例を示す。先に述べた実施例では図3に示 したようにカバー部材30に3個の流量制御弁1A,1Bおよび1Cを組込むよ うに構成したのに対し、本実施例ではかかる流量制御弁を要しない車種のABS において、ハウジング40の上面に形成されたW/C側ポート25の向きを側方 に変えるためにカバー部材30を装着する場合の適用例が示されている。しかし て本例の場合、カバー部材30をハウジング40に装着するには4本の固定ボル トを必要とする。しかし、図3に示した実施例にせよ、図6に示した実施例にせ よ、カバー部材30は極めて偏平な形状に形成され、しかもそのM/C側ポート 32A,32Bのハウジング40側への接続口およびW/C側ポート25A,2 5B,25Cのハウジング40側への接続口をそれぞれ液密に保たれるように対 応するポートに高精度を保って接続する必要があるのに対し、そのカバー部材3 0の加工時の位置決めの証となるものがない。
【0022】 そこで、本実施例においては、図6の(A)および(B)に示すように4本の ボルト孔31のうち、例えば対角位置に穿設される2本のボルト孔31Aの下半 部に、雌ねじ部31Bを形成し、この雌ねじ部31Bをカバー部材30の加工時 の固定とし、残りの2カ所のボルト孔31をロケート孔として各ポート孔等を加 工すればよい。そして、これによりカバー部材30を正確に位置決めした状態に 保つことができるので、カバー部材30を精度良くかつ容易に加工することがで きる。
【0023】 なお、本例の場合は、カバー部材30に流量制御弁1(1A〜1C)を組込ま ない場合への適用例であったが、図3に示すようにこれらの流量制御弁1A〜1 Cが組込まれるものにおいても同様な構成によって、カバー部材30を精度良く かつ容易に加工することができ、加工のために殊更に治具を設けたりする必要が なくてすむ。
【0024】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、アンチロックブレーキ制御の緩増 圧時にマスタシリンダ側とホイールシリンダ側との差圧によって駆動され、弁部 の絞り機構を介して前記緩増圧に伴う脈圧発生の抑制が可能な流量制御弁を主液 通路のインレット電磁弁下流側に位置させるようにカバー部材内に配設し、前記 インレット電磁弁およびアウトレット電磁弁をアクチュエータハウジング内に配 設して、該アクチュエータハウジングに前記カバー部材を装着するようにしたの で、音振デバイスをユニットとしてカバー部材に組込んで構成したことで、要求 に応じて音振デバイスの装着の有無を自在に選択することができるようになり、 音振デバイスのコンパクト化と共に、ABSのコスト低減に貢献し、また音振デ バイスを含むABS全体の小型化軽量化に貢献することができる。
【0025】 また、本考案の他の形態によれば、カバー部材の前記複数のボルトが貫通する ボルト孔のうち少なくとも2つのボルト孔に、雌ねじ部を設けて前記カバー部材 を位置決め可能としたので、格別に加工治具等を用意したり、コスト増を招くこ となく、高精度でハウジングにカバー部材を容易に加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるABSの基本的構成例を模式的
に示す系統図である。
【図2】本考案にかかるABS制御時の動作の説明図で
ある。
【図3】本考案によるABSアクチュエータ全体の組立
を分解して示す斜視図である。
【図4】本考案にかかるカバー部材の構成を上面図
(A)、(A)のA−A線断面図(B)、(B)のB−
B線断面図(C)および(C)のC−C線断面図(D)
によって示す説明図である。
【図5】音振デバイスを装着しない場合のABSアクチ
ュエータハウジングの概要を示す斜視図である。
【図6】本考案にかかる第2形態の実施例によるABS
アクチュエータ組立構成を斜視図(A)およびカバー部
材のA−A断面図(B)によって示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 流量制御弁 2 マスタシリンダ(M/C) 3 主液通路 4 インレット電磁弁 5 ホイールシリンダ(W/C) 6 アウトレット電磁弁 8 還流液路 9 ポンプ 11 モニタ液路 12,13 オリフィス 15,30 カバー部材 16 モニタ室 17 ピストン部材 17A 弁室 18 第1ばね 19 ボール弁 20 第2ばね 21 弁座部材 22 連通孔 23 切欠き通路 24,25 ポート 31,31A ボルト孔 31B 雌ねじ部 40 アクチュエータハウジング 41 固定孔 41B 雌ねじ部 42 モータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンチロックブレーキ制御の緩増圧時に
    マスタシリンダ側とホイールシリンダ側との差圧によっ
    て駆動され、弁部の絞り機構を介して前記緩増圧に伴う
    脈圧発生の抑制が可能な流量制御弁を主液通路のインレ
    ット電磁弁下流側に位置させるようにカバー部材内に配
    設し、前記インレット電磁弁およびアウトレット電磁弁
    をアクチュエータハウジング内に配設して、該アクチュ
    エータハウジングに前記カバー部材を装着するようにし
    たことを特徴とするアンチロックブレーキ装置のアクチ
    ュエータ。
  2. 【請求項2】 少なくともマスタシリンダ側およびホイ
    ールシリンダ側のポート位置変更を可能とするカバー部
    材を複数のボルトによってアクチュエータハウジングに
    固定するようにしたアンチロックブレーキ装置のアクチ
    ュエータにおいて、 前記カバー部材の前記複数のボルトが貫通するボルト孔
    のうち少なくとも2つのボルト孔に、雌ねじ部を設けた
    ことを特徴とするアンチロックブレーキ装置のアクチュ
    エータ。
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