JPH0676022A - エッジライン抽出方法およびその装置 - Google Patents
エッジライン抽出方法およびその装置Info
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- JPH0676022A JPH0676022A JP4146033A JP14603392A JPH0676022A JP H0676022 A JPH0676022 A JP H0676022A JP 4146033 A JP4146033 A JP 4146033A JP 14603392 A JP14603392 A JP 14603392A JP H0676022 A JPH0676022 A JP H0676022A
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- line
- ridge
- ridge line
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多数のポリゴンで定義された3次元物体表面
におけるエッジラインの抽出の作業性を向上させるとと
もに、最適なエッジラインの抽出を達成する。 【構成】 始終点が設定されたことに応答して、始点を
共有する稜線のうち、フィーチャー角fangが基準角
度θthよりも大きい稜線であって、該当する稜線の長
さおよび稜線の他方の端点と終点との距離の和が最小に
なる稜線をエッジライン構成稜線として選択し、選択さ
れたエッジライン構成稜線の他方の端点を新たな始点と
して上記処理を反復する。
におけるエッジラインの抽出の作業性を向上させるとと
もに、最適なエッジラインの抽出を達成する。 【構成】 始終点が設定されたことに応答して、始点を
共有する稜線のうち、フィーチャー角fangが基準角
度θthよりも大きい稜線であって、該当する稜線の長
さおよび稜線の他方の端点と終点との距離の和が最小に
なる稜線をエッジライン構成稜線として選択し、選択さ
れたエッジライン構成稜線の他方の端点を新たな始点と
して上記処理を反復する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエッジライン抽出方法
およびその装置に関し、さらに詳細にいえば、多数のポ
リゴンで表現された3次元物体の表面形状の、任意に設
定された1対のポリゴン頂点で規定されるエッジライン
を抽出するための新規な方法およびその装置に関する。
およびその装置に関し、さらに詳細にいえば、多数のポ
リゴンで表現された3次元物体の表面形状の、任意に設
定された1対のポリゴン頂点で規定されるエッジライン
を抽出するための新規な方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、3次元物体の表面形状を多数
のポリゴンで定義しておき、この3次元物体に基づく流
体解析等を行なうことが一般化しつつある。このような
流体解析等を行なうための前処理として、境界適合座標
系(以下、BFCと略称する)等による格子点作成を行
なう必要があるが、格子点作成を行なうためには3次元
物体の表面形状に基づいて予めエッジラインが抽出され
ていなくてはならない。
のポリゴンで定義しておき、この3次元物体に基づく流
体解析等を行なうことが一般化しつつある。このような
流体解析等を行なうための前処理として、境界適合座標
系(以下、BFCと略称する)等による格子点作成を行
なう必要があるが、格子点作成を行なうためには3次元
物体の表面形状に基づいて予めエッジラインが抽出され
ていなくてはならない。
【0003】この要求を満足させるために、従来は、任
意に設定された2つのポリゴン頂点を始終点とするエッ
ジラインを構成する、ポリゴンの稜線をピッキング等に
より順次設定し、設定された全てのポリゴン稜線を連続
させることによりエッジラインを得るようにしている。
意に設定された2つのポリゴン頂点を始終点とするエッ
ジラインを構成する、ポリゴンの稜線をピッキング等に
より順次設定し、設定された全てのポリゴン稜線を連続
させることによりエッジラインを得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記エッジライン抽出
方法であれば、エッジラインを構成するポリゴン稜線で
あるか否かを全てのポリゴン稜線についてオペレータが
判別する必要があるだけでなく、エッジラインを構成す
ると判別されたポリゴン稜線をピッキング等により順次
選択する必要があり、エッジラインを抽出するための作
業が著しく繁雑化してしまうという不都合がある。ま
た、エッジラインを構成するポリゴン稜線であるか否か
の判別についてみれば、3次元物体の表面形状によって
はエッジラインが余り顕著でない場合があり、このよう
な場合には、エッジラインを構成するポリゴン稜線の抽
出が不正確になりがちであり、この結果、抽出されるエ
ッジラインの精度が低下してしまう可能性があるという
不都合がある。そして、エッジラインの精度が低下する
と、格子点作成にかなりの誤差を伴なうことになるの
で、流体解析等の結果が不正確になってしまうことにな
る。
方法であれば、エッジラインを構成するポリゴン稜線で
あるか否かを全てのポリゴン稜線についてオペレータが
判別する必要があるだけでなく、エッジラインを構成す
ると判別されたポリゴン稜線をピッキング等により順次
選択する必要があり、エッジラインを抽出するための作
業が著しく繁雑化してしまうという不都合がある。ま
た、エッジラインを構成するポリゴン稜線であるか否か
の判別についてみれば、3次元物体の表面形状によって
はエッジラインが余り顕著でない場合があり、このよう
な場合には、エッジラインを構成するポリゴン稜線の抽
出が不正確になりがちであり、この結果、抽出されるエ
ッジラインの精度が低下してしまう可能性があるという
不都合がある。そして、エッジラインの精度が低下する
と、格子点作成にかなりの誤差を伴なうことになるの
で、流体解析等の結果が不正確になってしまうことにな
る。
【0005】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、エッジラインを構成するポリゴン稜線の
抽出に必要な作業者の作業を著しく低減し、しかも高精
度のエッジライン抽出を達成できる新規なエッジライン
抽出方法およびその装置を提供することを目的としてい
る。
たものであり、エッジラインを構成するポリゴン稜線の
抽出に必要な作業者の作業を著しく低減し、しかも高精
度のエッジライン抽出を達成できる新規なエッジライン
抽出方法およびその装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、請求項1のエッジライン抽出方法は、多数のポリ
ゴンによりソリッド・モデルとして表示された3次元物
体の1対のポリゴン頂点が始終点として設定されたこと
に応答して、始点と始点に隣合うポリゴン頂点とで定ま
る稜線を抽出し、抽出された稜線を共有するポリゴン同
士のなす角度が基準角度よりも小さい稜線を抽出し、抽
出された稜線のうち、始点と稜線の他方の端点との距離
と他方の端点と終点との距離との和が最小になる稜線を
エッジライン構成稜線として抽出し、抽出されたエッジ
ライン構成稜線の他方の端点を始点として上記稜線抽
出、角度判別、ポリゴン同士のなす角度が基準角度より
も小さい稜線の抽出およびエッジライン構成稜線の抽出
を反復する方法である。
めの、請求項1のエッジライン抽出方法は、多数のポリ
ゴンによりソリッド・モデルとして表示された3次元物
体の1対のポリゴン頂点が始終点として設定されたこと
に応答して、始点と始点に隣合うポリゴン頂点とで定ま
る稜線を抽出し、抽出された稜線を共有するポリゴン同
士のなす角度が基準角度よりも小さい稜線を抽出し、抽
出された稜線のうち、始点と稜線の他方の端点との距離
と他方の端点と終点との距離との和が最小になる稜線を
エッジライン構成稜線として抽出し、抽出されたエッジ
ライン構成稜線の他方の端点を始点として上記稜線抽
出、角度判別、ポリゴン同士のなす角度が基準角度より
も小さい稜線の抽出およびエッジライン構成稜線の抽出
を反復する方法である。
【0007】請求項2のエッジライン抽出方法は、抽出
された全ての稜線に関して該当する稜線を共有するポリ
ゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さくないことに
応答して基準角度を所定角度だけ増加させ、増加された
基準角度に基づいて始終点間におけるエッジライン構成
稜線の抽出を行なう方法である。請求項3のエッジライ
ン抽出装置は、多数のポリゴンによりソリッド・モデル
として表示された3次元物体を保持する3次元物体デー
タ保持手段と、3次元物体を構成する多数のポリゴンの
1対のポリゴン頂点を保持する始終点保持手段と、始点
と始点に隣合うポリゴン頂点とで定まる稜線を抽出する
第1稜線抽出手段と、第1稜線抽出手段により抽出され
た稜線を共有するポリゴン同士のなす角度を算出する角
度算出手段と、角度算出手段により算出された角度が基
準角度よりも小さい稜線を抽出する第2稜線抽出手段
と、第2稜線抽出手段により抽出された稜線のうち、始
点と稜線の他方の端点との距離と他方の端点と終点との
距離との和が最小になる稜線をエッジライン構成稜線と
して抽出する頂点抽出手段と、抽出されたエッジライン
構成稜線の他方の端点を始点として第1稜線抽出手段に
よる稜線抽出、第2稜線抽出手段による、ポリゴン同士
のなす角度が基準角度よりも小さい稜線の抽出および稜
線抽出手段によるエッジライン構成稜線抽出を反復させ
る反復制御手段とを含んでいる。
された全ての稜線に関して該当する稜線を共有するポリ
ゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さくないことに
応答して基準角度を所定角度だけ増加させ、増加された
基準角度に基づいて始終点間におけるエッジライン構成
稜線の抽出を行なう方法である。請求項3のエッジライ
ン抽出装置は、多数のポリゴンによりソリッド・モデル
として表示された3次元物体を保持する3次元物体デー
タ保持手段と、3次元物体を構成する多数のポリゴンの
1対のポリゴン頂点を保持する始終点保持手段と、始点
と始点に隣合うポリゴン頂点とで定まる稜線を抽出する
第1稜線抽出手段と、第1稜線抽出手段により抽出され
た稜線を共有するポリゴン同士のなす角度を算出する角
度算出手段と、角度算出手段により算出された角度が基
準角度よりも小さい稜線を抽出する第2稜線抽出手段
と、第2稜線抽出手段により抽出された稜線のうち、始
点と稜線の他方の端点との距離と他方の端点と終点との
距離との和が最小になる稜線をエッジライン構成稜線と
して抽出する頂点抽出手段と、抽出されたエッジライン
構成稜線の他方の端点を始点として第1稜線抽出手段に
よる稜線抽出、第2稜線抽出手段による、ポリゴン同士
のなす角度が基準角度よりも小さい稜線の抽出および稜
線抽出手段によるエッジライン構成稜線抽出を反復させ
る反復制御手段とを含んでいる。
【0008】請求項4のエッジライン抽出装置は、抽出
された全ての稜線に関して該当する稜線を共有するポリ
ゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さいか否かを判
別する稜線抽出可否判別手段と、抽出された全ての稜線
に関して該当する稜線を共有するポリゴン同士のなす角
度が基準角度よりも小さくないことを示す稜線抽出可否
判別手段の判別結果に応答して基準角度を所定角度だけ
増加させる基準角度更新手段とをさらに含んでいる。
された全ての稜線に関して該当する稜線を共有するポリ
ゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さいか否かを判
別する稜線抽出可否判別手段と、抽出された全ての稜線
に関して該当する稜線を共有するポリゴン同士のなす角
度が基準角度よりも小さくないことを示す稜線抽出可否
判別手段の判別結果に応答して基準角度を所定角度だけ
増加させる基準角度更新手段とをさらに含んでいる。
【0009】
【作用】請求項1のエッジライン抽出方法であれば、多
数のポリゴンによりソリッド・モデルとして表示された
3次元物体の任意の1対のポリゴン頂点を始終点として
設定するだけでよく、その後自動的に、始点と始点に隣
合うポリゴン頂点とで定まる稜線を抽出し、抽出された
稜線を共有するポリゴン同士のなす角度が基準角度より
も小さい稜線を抽出し、抽出された稜線のうち、始点と
稜線の他方の端点との距離と他方の端点と終点との距離
との和が最小になる稜線をエッジライン構成稜線として
抽出する。そして、抽出されたエッジライン構成稜線の
他方の端点を始点として上記稜線抽出、角度判別、ポリ
ゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さい稜線の抽出
およびエッジライン構成稜線の抽出を反復する。
数のポリゴンによりソリッド・モデルとして表示された
3次元物体の任意の1対のポリゴン頂点を始終点として
設定するだけでよく、その後自動的に、始点と始点に隣
合うポリゴン頂点とで定まる稜線を抽出し、抽出された
稜線を共有するポリゴン同士のなす角度が基準角度より
も小さい稜線を抽出し、抽出された稜線のうち、始点と
稜線の他方の端点との距離と他方の端点と終点との距離
との和が最小になる稜線をエッジライン構成稜線として
抽出する。そして、抽出されたエッジライン構成稜線の
他方の端点を始点として上記稜線抽出、角度判別、ポリ
ゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さい稜線の抽出
およびエッジライン構成稜線の抽出を反復する。
【0010】したがって、オペレータは始終点となるポ
リゴン頂点を設定するだけでよく、その後は自動的にポ
リゴン同士のなす角度が基準角度よりも大きい稜線を抽
出し、抽出された稜線が複数存在する場合には、始終点
間の最短距離になる稜線を選択するのであるから、エッ
ジライン抽出のための作業量を著しく低減できるととも
に、稜線をたどる最適なエッジラインを抽出できる。
リゴン頂点を設定するだけでよく、その後は自動的にポ
リゴン同士のなす角度が基準角度よりも大きい稜線を抽
出し、抽出された稜線が複数存在する場合には、始終点
間の最短距離になる稜線を選択するのであるから、エッ
ジライン抽出のための作業量を著しく低減できるととも
に、稜線をたどる最適なエッジラインを抽出できる。
【0011】請求項2のエッジライン抽出方法であれ
ば、抽出された全ての稜線に関して該当する稜線を共有
するポリゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さくな
いことに応答して基準角度を所定角度だけ増加させ、増
加された基準角度に基づいて始終点間におけるエッジラ
イン構成稜線の抽出を行なうのであるから、3次元物体
の表面形状が部分的に余り顕著なエッジを構成していな
い場合であっても、基準角度を増加させて稜線の抽出を
行なうことにより、エッジラインを中断させることなく
連続する稜線の抽出を達成できる。
ば、抽出された全ての稜線に関して該当する稜線を共有
するポリゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さくな
いことに応答して基準角度を所定角度だけ増加させ、増
加された基準角度に基づいて始終点間におけるエッジラ
イン構成稜線の抽出を行なうのであるから、3次元物体
の表面形状が部分的に余り顕著なエッジを構成していな
い場合であっても、基準角度を増加させて稜線の抽出を
行なうことにより、エッジラインを中断させることなく
連続する稜線の抽出を達成できる。
【0012】請求項3のエッジライン抽出装置であれ
ば、多数のポリゴンによりソリッド・モデルとして表示
された3次元物体を3次元物体データ保持手段により保
持している状態において、3次元物体を構成する多数の
ポリゴンのうち、始終点として設定された任意の1対の
ポリゴン頂点が始終点保持手段に保持されたことに応答
して、第1稜線抽出手段により始点と始点に隣合うポリ
ゴン頂点とで定まる稜線を抽出し、第1稜線抽出手段に
より抽出された稜線を共有するポリゴン同士のなす角度
を角度算出手段により算出し、角度算出手段により算出
された角度が基準角度よりも小さい稜線を抽出する。そ
して、第2稜線抽出手段により抽出された稜線のうち、
始点と稜線の他方の端点との距離と他方の端点と終点と
の距離との和が最小になる稜線を稜線抽出手段によりエ
ッジライン構成稜線として抽出する。その後は、抽出さ
れたエッジライン構成稜線の他方の端点を始点として反
復制御手段により、第1稜線抽出手段による稜線抽出、
角度算出手段による角度算出、第2稜線抽出手段によ
る、ポリゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さい稜
線の抽出および稜線抽出手段によるエッジライン構成稜
線抽出を反復させる。
ば、多数のポリゴンによりソリッド・モデルとして表示
された3次元物体を3次元物体データ保持手段により保
持している状態において、3次元物体を構成する多数の
ポリゴンのうち、始終点として設定された任意の1対の
ポリゴン頂点が始終点保持手段に保持されたことに応答
して、第1稜線抽出手段により始点と始点に隣合うポリ
ゴン頂点とで定まる稜線を抽出し、第1稜線抽出手段に
より抽出された稜線を共有するポリゴン同士のなす角度
を角度算出手段により算出し、角度算出手段により算出
された角度が基準角度よりも小さい稜線を抽出する。そ
して、第2稜線抽出手段により抽出された稜線のうち、
始点と稜線の他方の端点との距離と他方の端点と終点と
の距離との和が最小になる稜線を稜線抽出手段によりエ
ッジライン構成稜線として抽出する。その後は、抽出さ
れたエッジライン構成稜線の他方の端点を始点として反
復制御手段により、第1稜線抽出手段による稜線抽出、
角度算出手段による角度算出、第2稜線抽出手段によ
る、ポリゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さい稜
線の抽出および稜線抽出手段によるエッジライン構成稜
線抽出を反復させる。
【0013】したがって、オペレータは始終点となるポ
リゴン頂点を設定するだけでよく、その後は自動的にポ
リゴン同士のなす角度が基準角度よりも大きい稜線を抽
出し、抽出された稜線が複数存在する場合には、始終点
間の最短距離になる稜線を選択するのであるから、エッ
ジライン抽出のための作業量を著しく低減できるととも
に、稜線をたどる最適なエッジラインを抽出できる。
リゴン頂点を設定するだけでよく、その後は自動的にポ
リゴン同士のなす角度が基準角度よりも大きい稜線を抽
出し、抽出された稜線が複数存在する場合には、始終点
間の最短距離になる稜線を選択するのであるから、エッ
ジライン抽出のための作業量を著しく低減できるととも
に、稜線をたどる最適なエッジラインを抽出できる。
【0014】請求項4のエッジライン抽出装置であれ
ば、抽出された全ての稜線に関して該当する稜線を共有
するポリゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さいか
否かを頂点抽出可否判別手段により判別し、抽出された
全ての稜線に関して該当する稜線を共有するポリゴン同
士のなす角度が基準角度よりも小さくなかったことを示
す頂点抽出可否判別手段の判別結果に応答して基準角度
更新手段により基準角度を所定角度だけ増加させること
ができる。
ば、抽出された全ての稜線に関して該当する稜線を共有
するポリゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さいか
否かを頂点抽出可否判別手段により判別し、抽出された
全ての稜線に関して該当する稜線を共有するポリゴン同
士のなす角度が基準角度よりも小さくなかったことを示
す頂点抽出可否判別手段の判別結果に応答して基準角度
更新手段により基準角度を所定角度だけ増加させること
ができる。
【0015】したがって、3次元物体の表面形状が部分
的に余り顕著なエッジを構成していない場合であって
も、基準角度を増加させて稜線の抽出を行なうことによ
り、エッジラインを中断させることなく連続する稜線の
抽出を達成できる。
的に余り顕著なエッジを構成していない場合であって
も、基準角度を増加させて稜線の抽出を行なうことによ
り、エッジラインを中断させることなく連続する稜線の
抽出を達成できる。
【0016】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1はこの発明のエッジライン抽出方法の一
実施例を説明するフローチャートであり、ステップSP
1においてエッジラインの始終点になるべきポリゴン頂
点が設定されるまで待ち、ステップSP2において基準
角度θthが設定されるまで待ち、ステップSP3にお
いて始点として設定されたポリゴン頂点を一方の端点と
するポリゴン稜線を抽出し、ステップSP4において、
抽出されたポリゴン稜線を共有する2つのポリゴン同士
のなす角度{この角度は、ポリゴン同士で形成される角
度のうち小さい方であってもよいが、一方のポリゴンに
より定まる平面に対してなす角度(上記角度の補角に相
当する)であってもよい。但し、この実施例においては
後者の角度を採用して説明する。そして、以下、この角
度をフィーチャー角fangと称する。尚、前者の角度
を採用する場合には、この実施例における大小判別結果
と逆の大小判別結果が得られることになる。}を算出
し、ステップSP5において、算出されたフィーチャー
角fangが基準角度θthよりも大きいか否かを判別
して、フィーチャー角fangが基準角度θthよりも
大きいポリゴン稜線をエッジライン候補稜線として抽出
し、ステップSP6において、抽出されたエッジライン
候補稜線のうち、他方の端点と終点との距離と該当する
稜線の長さとの和が最小になるエッジライン候補稜線を
エッジラインを構成するエッジライン構成稜線として選
択し、ステップSP7において、選択されたエッジライ
ン構成稜線の他方の端点が終点と一致するか否かを判別
し、一致しない場合には、ステップSP8において、最
新に選択されたエッジライン構成稜線の他方の端点を新
たな始点に設定して再びステップSP3の処理を行な
う。逆にステップSP7においてエッジライン構成稜線
の他方の端点が終点と一致すると判別された場合にはそ
のまま一連の処理を終了する。
説明する。図1はこの発明のエッジライン抽出方法の一
実施例を説明するフローチャートであり、ステップSP
1においてエッジラインの始終点になるべきポリゴン頂
点が設定されるまで待ち、ステップSP2において基準
角度θthが設定されるまで待ち、ステップSP3にお
いて始点として設定されたポリゴン頂点を一方の端点と
するポリゴン稜線を抽出し、ステップSP4において、
抽出されたポリゴン稜線を共有する2つのポリゴン同士
のなす角度{この角度は、ポリゴン同士で形成される角
度のうち小さい方であってもよいが、一方のポリゴンに
より定まる平面に対してなす角度(上記角度の補角に相
当する)であってもよい。但し、この実施例においては
後者の角度を採用して説明する。そして、以下、この角
度をフィーチャー角fangと称する。尚、前者の角度
を採用する場合には、この実施例における大小判別結果
と逆の大小判別結果が得られることになる。}を算出
し、ステップSP5において、算出されたフィーチャー
角fangが基準角度θthよりも大きいか否かを判別
して、フィーチャー角fangが基準角度θthよりも
大きいポリゴン稜線をエッジライン候補稜線として抽出
し、ステップSP6において、抽出されたエッジライン
候補稜線のうち、他方の端点と終点との距離と該当する
稜線の長さとの和が最小になるエッジライン候補稜線を
エッジラインを構成するエッジライン構成稜線として選
択し、ステップSP7において、選択されたエッジライ
ン構成稜線の他方の端点が終点と一致するか否かを判別
し、一致しない場合には、ステップSP8において、最
新に選択されたエッジライン構成稜線の他方の端点を新
たな始点に設定して再びステップSP3の処理を行な
う。逆にステップSP7においてエッジライン構成稜線
の他方の端点が終点と一致すると判別された場合にはそ
のまま一連の処理を終了する。
【0017】したがって、例えば図2(A)に示すよう
に3次元物体の表面形状を表す多数のポリゴンが定義さ
れている状態において、始終点Ps,Peが設定されれ
ば、図2(B)に示すように始点Psを共有する複数の
稜線(それぞれ他方の端点がP1,P2,・・・の稜
線)が抽出され、抽出された各稜線を共有する1対のポ
リゴンのフィーチャー角fangを算出する。図2
(C)はフィーチャー角の算出を説明する概略図であ
り、一方のポリゴンにより規定される平面を基準として
反時計回り方向に他方のポリゴンのなす角度をフィーチ
ャー角fangとして算出する。したがって、フィーチ
ャー角fangが小さいほど両ポリゴンの相対関係が平
面に近づき両ポリゴンのなす角度θpが180°に近づ
く。したがって、フィーチャー角fangが基準角度θ
thよりも大きい稜線をエッジライン候補稜線として抽
出することにより、エッジラインを構成する可能性が著
しく低い稜線がエッジライン候補稜線として抽出される
ことを確実に防止できる。もちろん、ポリゴン同士のな
す角度θpを用いてエッジライン候補稜線の抽出を行な
ってもよい。但し、この場合には、上記角度θthの補
角(180−θth)を基準角度に設定する必要があ
り、また、大小判別結果も上記実施例の逆になる。
に3次元物体の表面形状を表す多数のポリゴンが定義さ
れている状態において、始終点Ps,Peが設定されれ
ば、図2(B)に示すように始点Psを共有する複数の
稜線(それぞれ他方の端点がP1,P2,・・・の稜
線)が抽出され、抽出された各稜線を共有する1対のポ
リゴンのフィーチャー角fangを算出する。図2
(C)はフィーチャー角の算出を説明する概略図であ
り、一方のポリゴンにより規定される平面を基準として
反時計回り方向に他方のポリゴンのなす角度をフィーチ
ャー角fangとして算出する。したがって、フィーチ
ャー角fangが小さいほど両ポリゴンの相対関係が平
面に近づき両ポリゴンのなす角度θpが180°に近づ
く。したがって、フィーチャー角fangが基準角度θ
thよりも大きい稜線をエッジライン候補稜線として抽
出することにより、エッジラインを構成する可能性が著
しく低い稜線がエッジライン候補稜線として抽出される
ことを確実に防止できる。もちろん、ポリゴン同士のな
す角度θpを用いてエッジライン候補稜線の抽出を行な
ってもよい。但し、この場合には、上記角度θthの補
角(180−θth)を基準角度に設定する必要があ
り、また、大小判別結果も上記実施例の逆になる。
【0018】以上のようにして抽出されたエッジライン
候補稜線が複数本存在する場合{図2(A)中、Ea,
Eb,Ec参照}には、各エッジライン候補稜線の他方
の端点と始点Ps、終点Peとの距離の和を算出し、距
離の和が最も小さい端点を有するエッジライン候補稜線
をエッジライン構成稜線として選択する。したがって、
他のエッジラインを構成する稜線が選択されるという不
都合を確実に排除できる。
候補稜線が複数本存在する場合{図2(A)中、Ea,
Eb,Ec参照}には、各エッジライン候補稜線の他方
の端点と始点Ps、終点Peとの距離の和を算出し、距
離の和が最も小さい端点を有するエッジライン候補稜線
をエッジライン構成稜線として選択する。したがって、
他のエッジラインを構成する稜線が選択されるという不
都合を確実に排除できる。
【0019】以下、新たに選択されたエッジライン構成
稜線の他方の端点を新たな始点として上記一連の処理を
反復することにより順次エッジライン構成稜線を得るこ
とができる。また、得られたエッジライン構成稜線で構
成されるエッジラインは多数のポリゴンで定義された3
次元物体の表面形状に最適なエッジラインとなる。尚、
この実施例において基準角度θthは、得ようとするエ
ッジラインが急峻なエッジを示すエッジラインであるか
否かに対応して適宜増減させればよい。
稜線の他方の端点を新たな始点として上記一連の処理を
反復することにより順次エッジライン構成稜線を得るこ
とができる。また、得られたエッジライン構成稜線で構
成されるエッジラインは多数のポリゴンで定義された3
次元物体の表面形状に最適なエッジラインとなる。尚、
この実施例において基準角度θthは、得ようとするエ
ッジラインが急峻なエッジを示すエッジラインであるか
否かに対応して適宜増減させればよい。
【0020】以上の説明から明らかなように、この実施
例を採用すれば、3次元物体の表面形状が複雑であって
も、オペレータに要求される作業は始終点の設定、およ
び該当する場合には基準角度の設定のみであり、エッジ
ラインを構成する全ての稜線をピッキング等により選択
する従来方法と比較して作業性を著しく高めることがで
きるとともに、ピッキング・ミス、選択すべき稜線の判
別ミス等に起因して余り最適でないエッジラインが抽出
されてしまうという不都合を排除して確実に最適なエッ
ジラインの抽出を達成できる。
例を採用すれば、3次元物体の表面形状が複雑であって
も、オペレータに要求される作業は始終点の設定、およ
び該当する場合には基準角度の設定のみであり、エッジ
ラインを構成する全ての稜線をピッキング等により選択
する従来方法と比較して作業性を著しく高めることがで
きるとともに、ピッキング・ミス、選択すべき稜線の判
別ミス等に起因して余り最適でないエッジラインが抽出
されてしまうという不都合を排除して確実に最適なエッ
ジラインの抽出を達成できる。
【0021】
【実施例2】図3はこの発明のエッジライン抽出方法の
他の実施例を説明するフローチャートであり、図1のフ
ローチャートと異なる点は、ステップSP5とステップ
SP6との間において、抽出されたエッジライン候補稜
線の中から、他方の端点と終点Peとの距離が始終点間
距離以下である稜線をエッジライン候補稜線として抽出
するステップSP5aおよびステップSP5aにおいて
抽出されたエッジライン候補稜線の中から、他方の端点
が始点Psと一致しない稜線をエッジライン候補稜線と
して抽出するステップSP5bを介挿した点のみであ
る。
他の実施例を説明するフローチャートであり、図1のフ
ローチャートと異なる点は、ステップSP5とステップ
SP6との間において、抽出されたエッジライン候補稜
線の中から、他方の端点と終点Peとの距離が始終点間
距離以下である稜線をエッジライン候補稜線として抽出
するステップSP5aおよびステップSP5aにおいて
抽出されたエッジライン候補稜線の中から、他方の端点
が始点Psと一致しない稜線をエッジライン候補稜線と
して抽出するステップSP5bを介挿した点のみであ
る。
【0022】したがって、この実施例の場合には、エッ
ジライン候補稜線の抽出精度を一層高めることができ、
最終的に得られるエッジラインをより最適なものにでき
る。
ジライン候補稜線の抽出精度を一層高めることができ、
最終的に得られるエッジラインをより最適なものにでき
る。
【0023】
【実施例3】図4はこの発明のエッジライン抽出方法の
さらに他の実施例を説明するフローチャートであり、図
1のフローチャートと異なる点は、ステップSP5の処
理に代えて、ステップSP5cにおいて、少なくとも1
つの稜線に関して算出されたフィーチャー角fangが
基準角度θthよりも大きいか否かを判別し、少なくと
も1つの稜線に関して算出されたフィーチャー角fan
gが基準角度θthよりも大きい場合に、ステップSP
5dにおいてフィーチャー角fangが基準角度θth
よりも大きいポリゴン稜線をエッジライン候補稜線とし
て抽出し、そのままステップSP6の処理を行なうよう
にした点、ステップSP5cにおいて全ての稜線に関し
て算出されたフィーチャー角fangが基準角度θth
よりも小さい場合にステップSP5eにおいて基準角度
θthを所定角度だけ減少させ、再びステップSP3の
処理を行なうようにした点、およびステップSP8の処
理が行なわれた後に、ステップSP8aにおいて基準角
度θthを元の基準角度θthに復元させてから再びス
テップSP3の処理を行なう点のみである。
さらに他の実施例を説明するフローチャートであり、図
1のフローチャートと異なる点は、ステップSP5の処
理に代えて、ステップSP5cにおいて、少なくとも1
つの稜線に関して算出されたフィーチャー角fangが
基準角度θthよりも大きいか否かを判別し、少なくと
も1つの稜線に関して算出されたフィーチャー角fan
gが基準角度θthよりも大きい場合に、ステップSP
5dにおいてフィーチャー角fangが基準角度θth
よりも大きいポリゴン稜線をエッジライン候補稜線とし
て抽出し、そのままステップSP6の処理を行なうよう
にした点、ステップSP5cにおいて全ての稜線に関し
て算出されたフィーチャー角fangが基準角度θth
よりも小さい場合にステップSP5eにおいて基準角度
θthを所定角度だけ減少させ、再びステップSP3の
処理を行なうようにした点、およびステップSP8の処
理が行なわれた後に、ステップSP8aにおいて基準角
度θthを元の基準角度θthに復元させてから再びス
テップSP3の処理を行なう点のみである。
【0024】したがって、この実施例においては、例え
ば、比較的シャープなエッジラインの途中になだらかな
エッジラインが介在しているような場合であっても、始
終点間を結ぶ最適なエッジラインを抽出することができ
る。尚、この実施例においては、全ての稜線に関してフ
ィーチャー角fangが基準角度θthよりも大きくな
い場合に、基準角度θthを所定角度ずつ減少させるよ
うにしているが、基準角度θthの限界角度を予め設定
しておき、限界角度を越えて基準角度θthが減少され
ることのないようにすることが可能であるほか、基準角
度θthを減少させる代わりに、基準角度θthに予め
許容範囲を設定しておいて所定角度だけ減少させる処理
を省略することが可能である。特に後者の場合には、比
較的シャープなエッジラインの途中にほぼ平坦な領域が
存在するような3次元物体(例えば、セダン型乗用車
等)に対しても、該当する領域に対応して基準角度に許
容範囲を設定しておくことにより、確実に最適なエッジ
ラインを抽出することができる。
ば、比較的シャープなエッジラインの途中になだらかな
エッジラインが介在しているような場合であっても、始
終点間を結ぶ最適なエッジラインを抽出することができ
る。尚、この実施例においては、全ての稜線に関してフ
ィーチャー角fangが基準角度θthよりも大きくな
い場合に、基準角度θthを所定角度ずつ減少させるよ
うにしているが、基準角度θthの限界角度を予め設定
しておき、限界角度を越えて基準角度θthが減少され
ることのないようにすることが可能であるほか、基準角
度θthを減少させる代わりに、基準角度θthに予め
許容範囲を設定しておいて所定角度だけ減少させる処理
を省略することが可能である。特に後者の場合には、比
較的シャープなエッジラインの途中にほぼ平坦な領域が
存在するような3次元物体(例えば、セダン型乗用車
等)に対しても、該当する領域に対応して基準角度に許
容範囲を設定しておくことにより、確実に最適なエッジ
ラインを抽出することができる。
【0025】
【実施例4】図5はこの発明のエッジライン抽出装置の
一実施例を示すブロック図であり、3次元物体の表面形
状を定義する多数のポリゴン・データを保持するポリゴ
ン保持部1と、基準角度θthを保持する基準角度保持
部2と、オペレータにより始終点として設定されたポリ
ゴン頂点を保持する始終点保持部3と、始終点保持部3
から始点を読み出して一時的に保持する始点一時保持部
4と、一時的に保持されている始点を共有する稜線の他
方の端点をポリゴン保持部1から読み出す端点抽出部5
と、始点と読み出された他方の端点とで規定される稜線
を共有する1対のポリゴン同士のフィーチャー角fan
gを算出するフィーチャー角算出部6と、算出されたフ
ィーチャー角fangが基準角度θthよりも大きい稜
線のみをエッジライン候補稜線として抽出する候補稜線
抽出部7と、エッジライン候補稜線として抽出された各
稜線の長さおよび該当する稜線の他方の端点と終点Pe
との距離の和を算出して和が最小である稜線をエッジラ
イン構成稜線として選択する選択部8と、最新に選択さ
れたエッジライン構成稜線の他方の端点を新たな始点と
して始点一時保持部4に供給する始点更新部9とを有し
ている。
一実施例を示すブロック図であり、3次元物体の表面形
状を定義する多数のポリゴン・データを保持するポリゴ
ン保持部1と、基準角度θthを保持する基準角度保持
部2と、オペレータにより始終点として設定されたポリ
ゴン頂点を保持する始終点保持部3と、始終点保持部3
から始点を読み出して一時的に保持する始点一時保持部
4と、一時的に保持されている始点を共有する稜線の他
方の端点をポリゴン保持部1から読み出す端点抽出部5
と、始点と読み出された他方の端点とで規定される稜線
を共有する1対のポリゴン同士のフィーチャー角fan
gを算出するフィーチャー角算出部6と、算出されたフ
ィーチャー角fangが基準角度θthよりも大きい稜
線のみをエッジライン候補稜線として抽出する候補稜線
抽出部7と、エッジライン候補稜線として抽出された各
稜線の長さおよび該当する稜線の他方の端点と終点Pe
との距離の和を算出して和が最小である稜線をエッジラ
イン構成稜線として選択する選択部8と、最新に選択さ
れたエッジライン構成稜線の他方の端点を新たな始点と
して始点一時保持部4に供給する始点更新部9とを有し
ている。
【0026】上記の構成のエッジライン抽出装置の作用
は次のとおりである。オペレータにより始終点としての
ポリゴン頂点が設定されれば、先ず、端点抽出部4によ
り始点を共有する全ての稜線の他方の端点が抽出され
る。そして、始点と抽出された端点とで規定される稜線
を共有する1対のポリゴンのフィーチャー角fangが
フィーチャー角算出部6により算出され、候補稜線抽出
部7により、算出されたフィーチャー角fangが基準
角度θthよりも大きい稜線のみがエッジライン候補稜
線として抽出される。そして、選択部8により、エッジ
ライン候補稜線として抽出された各稜線の長さおよび該
当する稜線の他方の端点と終点Peとの距離の和を算出
して和が最小である稜線をエッジライン構成稜線として
選択する。その後は、始点更新部9により、最新に選択
されたエッジライン構成稜線の他方の端点を新たな始点
として始点一時保持部4に供給することにより、上記一
連の処理を反復させ、順次エッジライン構成稜線を抽出
できる。
は次のとおりである。オペレータにより始終点としての
ポリゴン頂点が設定されれば、先ず、端点抽出部4によ
り始点を共有する全ての稜線の他方の端点が抽出され
る。そして、始点と抽出された端点とで規定される稜線
を共有する1対のポリゴンのフィーチャー角fangが
フィーチャー角算出部6により算出され、候補稜線抽出
部7により、算出されたフィーチャー角fangが基準
角度θthよりも大きい稜線のみがエッジライン候補稜
線として抽出される。そして、選択部8により、エッジ
ライン候補稜線として抽出された各稜線の長さおよび該
当する稜線の他方の端点と終点Peとの距離の和を算出
して和が最小である稜線をエッジライン構成稜線として
選択する。その後は、始点更新部9により、最新に選択
されたエッジライン構成稜線の他方の端点を新たな始点
として始点一時保持部4に供給することにより、上記一
連の処理を反復させ、順次エッジライン構成稜線を抽出
できる。
【0027】尚、反復処理の終了については、上記ブロ
ック図には特には示していないが、最新に選択されたエ
ッジライン構成稜線の他方の端点が終点Peと一致した
か否かを判別し、両点が一致したことを条件として反復
処理を終了させればよい。以上の説明から明らかなよう
に、この実施例を採用すれば、3次元物体の表面形状が
複雑であっても、オペレータに要求される作業は始終点
の設定、および該当する場合には基準角度の設定のみで
あり、エッジラインを構成する全ての稜線をピッキング
等により選択する従来方法と比較して作業性を著しく高
めることができるとともに、ピッキング・ミス、選択す
べき稜線の判別ミス等に起因して余り最適でないエッジ
ラインが抽出されてしまうという不都合を排除して確実
に最適なエッジラインの抽出を達成できる。
ック図には特には示していないが、最新に選択されたエ
ッジライン構成稜線の他方の端点が終点Peと一致した
か否かを判別し、両点が一致したことを条件として反復
処理を終了させればよい。以上の説明から明らかなよう
に、この実施例を採用すれば、3次元物体の表面形状が
複雑であっても、オペレータに要求される作業は始終点
の設定、および該当する場合には基準角度の設定のみで
あり、エッジラインを構成する全ての稜線をピッキング
等により選択する従来方法と比較して作業性を著しく高
めることができるとともに、ピッキング・ミス、選択す
べき稜線の判別ミス等に起因して余り最適でないエッジ
ラインが抽出されてしまうという不都合を排除して確実
に最適なエッジラインの抽出を達成できる。
【0028】
【実施例5】図6はこの発明のエッジライン抽出装置の
他の実施例を示すブロック図であり、図5のブロック図
と異なる点は、フィーチャー角算出部6と候補稜線抽出
部7との間に、少なくとも1つの稜線に関して該当する
稜線を共有する1対のポリゴン同士のフィーチャー角f
angが基準角度θthよりも大きいか否かを判別する
フィーチャー角判別部6aを有している点、および全て
の稜線に関して該当する稜線を共有する1対のポリゴン
同士のフィーチャー角fangが基準角度θthよりも
大きくないことを示すフィーチャー角判別部6aの判別
結果に応答して基準角度θthを所定角度だけ減少させ
る基準角度補正部10をさらに有している点のみであ
る。
他の実施例を示すブロック図であり、図5のブロック図
と異なる点は、フィーチャー角算出部6と候補稜線抽出
部7との間に、少なくとも1つの稜線に関して該当する
稜線を共有する1対のポリゴン同士のフィーチャー角f
angが基準角度θthよりも大きいか否かを判別する
フィーチャー角判別部6aを有している点、および全て
の稜線に関して該当する稜線を共有する1対のポリゴン
同士のフィーチャー角fangが基準角度θthよりも
大きくないことを示すフィーチャー角判別部6aの判別
結果に応答して基準角度θthを所定角度だけ減少させ
る基準角度補正部10をさらに有している点のみであ
る。
【0029】したがって、この実施例の場合には、例え
ば、比較的シャープなエッジラインの途中になだらかな
エッジラインが介在しているような場合であっても、始
終点間を結ぶ最適なエッジラインを抽出することができ
る。尚、この実施例においては、全ての稜線に関してフ
ィーチャー角fangが基準角度θthよりも大きくな
い場合に、基準角度θthを所定角度ずつ減少させるよ
うにしているが、基準角度θthの限界角度を予め設定
しておき、限界角度を越えて基準角度θthが減少され
ることのないようにすることが可能であるほか、基準角
度θthを減少させる代わりに、基準角度θthに予め
許容範囲を設定しておいて所定角度だけ減少させる処理
を省略することが可能である。特に後者の場合には、比
較的シャープなエッジラインの途中にほぼ平坦な領域が
存在するような3次元物体に対しても、該当する領域に
対応して基準角度に許容範囲を設定しておくことによ
り、確実に最適なエッジラインを抽出することができ
る。
ば、比較的シャープなエッジラインの途中になだらかな
エッジラインが介在しているような場合であっても、始
終点間を結ぶ最適なエッジラインを抽出することができ
る。尚、この実施例においては、全ての稜線に関してフ
ィーチャー角fangが基準角度θthよりも大きくな
い場合に、基準角度θthを所定角度ずつ減少させるよ
うにしているが、基準角度θthの限界角度を予め設定
しておき、限界角度を越えて基準角度θthが減少され
ることのないようにすることが可能であるほか、基準角
度θthを減少させる代わりに、基準角度θthに予め
許容範囲を設定しておいて所定角度だけ減少させる処理
を省略することが可能である。特に後者の場合には、比
較的シャープなエッジラインの途中にほぼ平坦な領域が
存在するような3次元物体に対しても、該当する領域に
対応して基準角度に許容範囲を設定しておくことによ
り、確実に最適なエッジラインを抽出することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、オペレ
ータに要求される作業が始終点となるポリゴン頂点の設
定および該当する場合には基準角度の設定だけでよく、
その後は自動的にポリゴン同士のなす角度が基準角度よ
りも大きい稜線を抽出し、抽出された稜線が複数存在す
る場合には、始終点間の最短距離になる稜線を選択する
のであるから、エッジライン抽出のための作業量を著し
く低減できるとともに、稜線をたどる最適なエッジライ
ンを抽出できるという特有の効果を奏する。
ータに要求される作業が始終点となるポリゴン頂点の設
定および該当する場合には基準角度の設定だけでよく、
その後は自動的にポリゴン同士のなす角度が基準角度よ
りも大きい稜線を抽出し、抽出された稜線が複数存在す
る場合には、始終点間の最短距離になる稜線を選択する
のであるから、エッジライン抽出のための作業量を著し
く低減できるとともに、稜線をたどる最適なエッジライ
ンを抽出できるという特有の効果を奏する。
【0031】請求項2の発明は、3次元物体の表面形状
が部分的に余り顕著なエッジを構成していない場合であ
っても、基準角度を増加させて稜線の抽出を行なうこと
により、エッジラインを中断させることなく連続する稜
線の抽出を達成できるという特有の効果を奏する。請求
項3の発明は、オペレータに要求される作業が始終点と
なるポリゴン頂点の設定および該当する場合には基準角
度の設定だけでよく、その後は自動的にポリゴン同士の
なす角度が基準角度よりも大きい稜線を抽出し、抽出さ
れた稜線が複数存在する場合には、始終点間の最短距離
になる稜線を選択するのであるから、エッジライン抽出
のための作業量を著しく低減できるとともに、稜線をた
どる最適なエッジラインを抽出できるという特有の効果
を奏する。
が部分的に余り顕著なエッジを構成していない場合であ
っても、基準角度を増加させて稜線の抽出を行なうこと
により、エッジラインを中断させることなく連続する稜
線の抽出を達成できるという特有の効果を奏する。請求
項3の発明は、オペレータに要求される作業が始終点と
なるポリゴン頂点の設定および該当する場合には基準角
度の設定だけでよく、その後は自動的にポリゴン同士の
なす角度が基準角度よりも大きい稜線を抽出し、抽出さ
れた稜線が複数存在する場合には、始終点間の最短距離
になる稜線を選択するのであるから、エッジライン抽出
のための作業量を著しく低減できるとともに、稜線をた
どる最適なエッジラインを抽出できるという特有の効果
を奏する。
【0032】請求項4の発明は、3次元物体の表面形状
が部分的に余り顕著なエッジを構成していない場合であ
っても、基準角度を増加させて稜線の抽出を行なうこと
により、エッジラインを中断させることなく連続する稜
線の抽出を達成できるという特有の効果を奏する。
が部分的に余り顕著なエッジを構成していない場合であ
っても、基準角度を増加させて稜線の抽出を行なうこと
により、エッジラインを中断させることなく連続する稜
線の抽出を達成できるという特有の効果を奏する。
【図1】この発明のエッジライン抽出方法の一実施例を
説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
【図2】エッジライン抽出方法を説明する概略図であ
る。
る。
【図3】この発明のエッジライン抽出方法の他の実施例
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【図4】この発明のエッジライン抽出方法のさらに他の
実施例を説明するフローチャートである。
実施例を説明するフローチャートである。
【図5】この発明のエッジライン抽出装置の一実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図6】この発明のエッジライン抽出装置の他の実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1 ポリゴン保持部 3 始終点保持部 5 端点抽出部 6 フィーチャー角算出部 6a フィーチャー角判別部 7 候補稜線抽出部 8 選択部 9 始点更新部 10 基準角度補正部 θp ポリゴン同士のなす角
度
度
Claims (4)
- 【請求項1】 多数のポリゴンによりソリッド・モデル
として表示された3次元物体の1対のポリゴン頂点が始
終点として設定されたことに応答して、始点と始点に隣
合うポリゴン頂点とで定まる稜線を抽出し、抽出された
稜線を共有するポリゴン同士のなす角度(θp)が基準
角度よりも小さい稜線を抽出し、抽出された稜線のう
ち、始点と稜線の他方の端点との距離と他方の端点と終
点との距離との和が最小になる稜線をエッジライン構成
稜線として抽出し、抽出されたエッジライン構成稜線の
他方の端点を始点として上記稜線抽出、角度判別、ポリ
ゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さい稜線の抽出
およびエッジライン構成稜線の抽出を反復することを特
徴とするエッジライン抽出方法。 - 【請求項2】 抽出された全ての稜線に関して該当する
稜線を共有するポリゴン同士のなす角度(θp)が基準
角度よりも小さくないことに応答して基準角度を所定角
度だけ増加させ、増加された基準角度に基づいて始終点
間におけるエッジライン構成稜線の抽出を行なう請求項
1に記載のエッジライン抽出方法。 - 【請求項3】 多数のポリゴンによりソリッド・モデル
として表示された3次元物体を保持する3次元物体デー
タ保持手段(1)と、3次元物体を構成する多数のポリ
ゴンの1対のポリゴン頂点を保持する始終点保持手段
(3)と、始点と始点に隣合うポリゴン頂点とで定まる
稜線を抽出する第1稜線抽出手段(5)と、第1稜線抽
出手段(5)により抽出された稜線を共有するポリゴン
同士のなす角度(θp)を算出する角度算出手段(6)
と、角度算出手段(6)により算出された角度(θp)
が基準角度よりも小さい稜線を抽出する第2稜線抽出手
段(7)と、第2稜線抽出手段(7)により抽出された
稜線のうち、始点と稜線の他方の端点との距離と他方の
端点と終点との距離との和が最小になる稜線をエッジラ
イン構成稜線として抽出する稜線抽出手段(8)と、抽
出されたエッジライン構成稜線の他方の端点を始点とし
て第1稜線抽出手段(5)による稜線抽出、角度算出手
段(6)による角度算出、第2稜線抽出手段(7)によ
る、ポリゴン同士のなす角度が基準角度よりも小さい稜
線の抽出および稜線抽出手段(8)によるエッジライン
構成稜線抽出を反復させる反復制御手段(9)とを含む
ことを特徴とするエッジライン抽出装置。 - 【請求項4】 抽出された全ての稜線に関して該当する
稜線を共有するポリゴン同士のなす角度(θp)が基準
角度よりも小さいか否かを判別する稜線抽出可否判別手
段(6a)と、抽出された全ての稜線に関して該当する
稜線を共有するポリゴン同士のなす角度(θp)が基準
角度よりも小さくないことを示す稜線抽出可否判別手段
(6a)の判別結果に応答して基準角度を所定角度だけ
増加させる基準角度更新手段(10)とをさらに含む請
求項3に記載のエッジライン抽出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4146033A JPH0676022A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | エッジライン抽出方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4146033A JPH0676022A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | エッジライン抽出方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676022A true JPH0676022A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=15398592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4146033A Pending JPH0676022A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | エッジライン抽出方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676022A (ja) |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP4146033A patent/JPH0676022A/ja active Pending
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