JPH0676350U - 高炉羽口 - Google Patents

高炉羽口

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JPH0676350U
JPH0676350U JP2287293U JP2287293U JPH0676350U JP H0676350 U JPH0676350 U JP H0676350U JP 2287293 U JP2287293 U JP 2287293U JP 2287293 U JP2287293 U JP 2287293U JP H0676350 U JPH0676350 U JP H0676350U
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JP
Japan
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tuyere
blast furnace
projection
sprayed
refractory
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Withdrawn
Application number
JP2287293U
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English (en)
Inventor
一美 大徳
紀久 磯村
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微粉炭吹込みに伴う燃焼灰の付着を防止し、
熱衝撃による割れを防止しつつ断熱効果を発揮する耐火
物ライニングを羽口内面に設けることにより、羽口によ
る送風の熱損失を防止し、羽口寿命を大にする。 【構成】 高炉羽口内周の先端湾曲部を除く先端部分に
羽口と同質一体のリング状突起を形成し、この突起より
後方の羽口内面を該突起と同等もしくはそれ以上の厚さ
の耐火物でライニングされた高炉羽口において、該耐火
物の表面にCr23 を30%以上含むセラミックスを
溶射する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は高炉に使用する羽口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高炉において羽口はもっとも破損し易い先端部を含め、羽口の溶損を防止する ため冷却効果に重点を置いて銅製の水冷式となっているが、それが故に高温の熱 風が通過する際にその熱風の温度降下が甚だしく、かなりの熱損失を生じる。こ のために従来から羽口の内面に耐火物からなる断熱スリーブを挿入していること は周知である。しかし、近年微粉炭を羽口から吹き込む操業が一般的になってい るが、燃焼後の灰がスリーブに付着し羽口内面を閉塞し熱風の吹き込みができな くなる事態を生じる。そのため微粉炭吹き込み操業をしている高炉においては、 断熱スリーブを使用できなくなっているのが実情である。
【0003】 この改善方法として、特開平1−240608号公報によれば、高炉羽口の断 熱スリーブをCr23 を10%以上含有しかつ内面の中心線平均粗さ(Ra ) が5μm以下のセラミックス製断熱スリーブとすることにより微粉炭燃焼時の灰 分が断熱スリーブに付着しない方法が提案されている。しかし、この方法におい ても断熱スリーブの内面は燃焼灰により徐々に付着が成長し充分ではなかった。 また、熱風で急激に加熱した場合熱衝撃で割れるなどの問題があった。しかも、 Cr23 は耐火物に比べ熱伝導率が高く断熱性能が劣っていた。さらに断熱ス リーブ全体を高価なCr23 セラミックスで製作するので高価であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は燃焼後の灰がスリーブに付着し羽口内面を閉塞し熱風の吹き込みがで きなくなる事態を防止し、羽口から熱風の熱量が奪われることを防止し熱効率を 高めるにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決するものであって、高炉羽口内周の先端湾曲部を除く 先端部分に羽口と同質一体のリング状突起を形成し、この突起より後方の羽口内 面を該突起と同等もしくはそれ以上の厚さの耐火物でライニングされた高炉羽口 において、該耐火物の表面にCr23 を30%以上含むセラミックスが溶射さ れていることを特徴とする高炉羽口である。また、高炉羽口内周の先端湾曲部を 除く先端部分に羽口と同質一体のリング状突起を形成し、この突起より後方の羽 口内面を該突起と同等もしくはそれ以上の厚さの耐火物でライニングされた高炉 羽口において、該耐火物の表面にCr20〜30%、Al5〜10%、Y0.5 〜1.0%を含む合金が溶射された後、Cr23 を30%以上含有するセラミ ックスが溶射されていることを特徴とする高炉羽口である。
【0006】
【作用】
羽口内周の先端部分にリング状突起を設けてこれより後方に耐火物のライニン グを行うのでライニングは脱落するおそれなく結合される。この断熱耐火物はキ ャスタブルの場合気孔率が高くスリーブを形成した場合の表面には大量の凹みが 露出しているので燃焼灰が付着し易い問題があるが、Cr23 を溶射すること によりこの凹みを埋めて滑らかにすることができる。また断熱耐火物は熱伝導率 が低いのでCr23 単体でのスリーブより断熱性が向上する。Cr23 は急 激な温度上昇で割れるなどの問題が有るが溶射層は薄いので熱衝撃に耐えること ができ割れなくなる。また安価なキャスタブルをベースに使用するので断熱耐火 物の製作費用も安価となる。
【0007】 また、耐火物の表面に溶射するCr23 を30%以上含有したセラミックス のライニングを設ける理由は、Cr23 が30%未満ではCaの浸透が深くな り、一方、この浸透を抑制するためにライニング量の厚みを増すとライニング層 の剥離を招く。この理由からCr23 の含有量は30%以上が必要である。ま たこのライニングの厚みは5〜200μmが上記の理由から必要であり、熱応力 および機械的な剥離を防止できる。
【0008】 さらに耐火物のライニングの表面にCrが20〜30%の合金層を設けること で、耐火物のライニングとセラミックスライニングとの接合を良好にする。すな わち溶射によるアンカー効果により安定した接合を図り、しかも、セラミックス ライニングの機械的な磨耗あるいは剥離時に露出した合金層のCrが酸化され表 面にCr23 を形成し、Caの浸透を防止して燃焼灰の付着を抑制する。
【0009】
【実施例】
図1は本発明の高炉羽口の実施例を示す部分断面図である。高炉の羽口1にお いて、羽口1の内周の先端湾曲部1Aを除く先端部分に羽口と同質一体のリング 状突起2を形成し、この突起2より後方の羽口内面を該突起2と同等もしくはそ れ以上の厚さの耐火物3でライニングする方法において、該耐火物3の表面にC r23 を30%以上含むセラミックス4を溶射する。Cr23 以外のセラミ ックスは例えばAl23 やBN、ジルコニヤ等が望ましい。
【0010】 Cr23 層に燃焼灰が付着するメカニズムはCaがCr23 層内に浸透す るからであり、その深さはCr23 成分が少なくなるほど深くなる。例えばC r23 が30%の場合のCaの浸透深さは200μm、100%の場合は5μ m程度である。従って溶射厚みは5μm〜200μmあれば良い。
【0011】 また図2は他の実施例を示す部分断面図である。すなわちCr23 を含むセ ラミックス4は耐火物3に直接溶射した場合付着強度が弱く剥離し易いので、最 初耐火物の表面にCrを20〜30%を含む合金を溶射し合金層5を形成した後 Cr23 を含有するセラミックスを溶射する。この代表的なものとしてCrが 20〜30%、Alが5〜10%、Yが0.5〜1.0%残部Feからなる合金 を用いると付着に対し効果が得られる。また、Cr23 を溶射後1000℃以 上で熱処理する。
【0012】 また本考案の高炉羽口の耐久性について試験を行った。断熱スリーブの材質は キャスタブルとした。キャスタブル表面を平均粗さ100程度に略平滑にした後 、Cr20%、Al5%、Y0.5%を含む合金を溶射し、下地層を形成した。 そしてCr23 50%、Al23 50%含むセラミックスをキャスタブルに 100μm溶射した。このあと1000℃で10時間加熱してセラミックスを均 一化した。以上のように形成した断熱スリーブを高炉羽口に取り付け10ケ月使 用したところ燃焼灰の付着はなく熱風の断熱を図ることができた。
【0013】
【考案の効果】
本考案の高炉羽口を用いることにより、断熱リングの燃焼灰の付着を確実に防 止し、しかも、熱衝撃による割れの抑制と断熱性の向上が図れることから安定し た高炉操業が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の高炉羽口の例を示す部分断面図
【図2】本考案の高炉羽口の例を示す部分断面図
【符号の説明】
1 羽口 1A 先端湾曲部 2 突起 3 耐火物 4 セラミックス 5 合金層

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高炉羽口内周の先端湾曲部を除く先端部
    分に羽口と同質一体のリング状突起を形成し、この突起
    より後方の羽口内面を該突起と同等もしくはそれ以上の
    厚さの耐火物でライニングされた高炉羽口において、該
    耐火物の表面にCr23 を30%以上含むセラミック
    スが溶射されていることを特徴とする高炉羽口。
  2. 【請求項2】 高炉羽口内周の先端湾曲部を除く先端部
    分に羽口と同質一体のリング状突起を形成し、この突起
    より後方の羽口内面を該突起と同等もしくはそれ以上の
    厚さの耐火物でライニングされた高炉羽口において、該
    耐火物の表面にCr20〜30%、Al5〜10%、Y
    0.5〜1.0%を含む合金が溶射された後、Cr2
    3 を30%以上含有するセラミックスが溶射されている
    ことを特徴とする高炉羽口。
JP2287293U 1993-04-07 1993-04-07 高炉羽口 Withdrawn JPH0676350U (ja)

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JPH0676350U true JPH0676350U (ja) 1994-10-28

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