JPH067681B2 - 色信号処理回路 - Google Patents

色信号処理回路

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JPH067681B2
JPH067681B2 JP1296279A JP29627989A JPH067681B2 JP H067681 B2 JPH067681 B2 JP H067681B2 JP 1296279 A JP1296279 A JP 1296279A JP 29627989 A JP29627989 A JP 29627989A JP H067681 B2 JPH067681 B2 JP H067681B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ビデオ信号をデジタル化した後、信号処理
を行うデジタルテレビジョン装置に係わり、特にその色
信号処理回路に関する。
(従来の技術) デジタルIC技術の著しい進歩により、従来アナログで
行われていたテレビジョン受像機でのベースバンドでの
信号処理を、デジタル的に行うことが可能となった。信
号処理回路をデジタル化したことによる利点は、性能面
ではデジタル特有の高精度、無歪み処理が可能となった
ことであるほか、対温度変化、対経時変化及び対ノイズ
性能が向上すること、機能面ではメモリやコンピュータ
との結合が得られ多画面テレビジョン、走査速度変換、
静止画、特殊効果処理などが容易となり、さらにデジタ
ル信号であるところの各種ニューメディア信号との接続
も容易となること等が挙げられる。
第4図はデジタルビデオ処理部の一般的な構成を示す。
アナログビデオ信号AVは、アナログデジタル変換器1
02によりサンプリング及びデジタル化が行われ、デジ
タルビデオ信号DVに変換される。サンプリングは、電
圧制御水晶発振器(以下VCXOと称する)103から
出力されるサンプリングパルスΦSのタイミングで行わ
れる。サンプリングパルスΦSの周波数は、カラーサブ
キャリア周波数fscの4倍、位相は色信号の復調軸に同
期している。
以下の説明は、I,Q復調を例にとる。従って、サンプ
ル位相は、この倍±I、±Q位相となる。サンプル位相
の制御は、位相ロックドループ(PLL)回路106で
行われる。PLL回路106は、入力されるデジタルビ
デオ信号DVのカラーバースト区間において、サンプル
位相の演算し、これとI,Q位相との差に相当する位相
誤差信号S1を出力する。位相誤差信号S1は、VCX
O103の発振周波数を制御し、これによりサンプルパ
ルスΦSの位相がI,Q位相と同期するように閉ループ
制御が行われる。なお、サンプルパルスΦSは、デジタ
ル処理における基準クロックとして各回路へ供給され
る。
デジタルビデオ信号DVは、輝度・色度分離回路(以下
Y/C分離回路と称する)108で、輝度信号Y1と色
信号Cとに分離される。輝度信号Y1は、輝度処理回路
112におけて輪郭、コントラスト、ブライトの各調節
が行われた後、新たに輝度信号Y2として出力される。
色信号Cは、色信号処理回路113において、自動飽和
度制御(ACC)、色飽和度調節、色相調節、色復調、
マトリックス演算処理され、3つの色差信号(R−
Y)、(G−Y)、(B−Y)の各信号に変換され出力
される。なお、ここでの処理に必要なタイミング信号S
2は、PLL回路106から入力される。色差信号(R
−Y)、(G−Y)、(B−Y)は、加算機121、1
22、123において輝度信号Y2と加算され、色信号
R、G、Bとして出力される。これらの信号は、デジタ
ルアナログ変換された後、出力回路を通してカラー陰極
線管をドライブする。また、コントロール124には、
視聴者が制御する画質調節信号125と、各種自動制御
に必要でデジタル処理部からコントローラ124に送ら
れる信号126が入力される。コントローラ124で
は、入力信号125、126を所定のプログラムに基づ
いて処理し、デジタル処理部の各回路へ信号処理パラメ
ータ127として出力する。
以上がデジタル処理部全体の概略である。次に、色信号
処理回路113について説明する。
第5図は、従来の色信号処理回路113を示している。
Y/C分離回路108からの色信号Cは、乗算器201
でACC信号A2と乗算される。乗算器201の出力信
号C1は、ACC回路203に入力される。ここでは、
カラーバーストの振幅を検出し、これが所定の目標値に
近付くように、ACC信号A2の大きさを制御する。こ
れにより、送信局から受像機に至る伝送路の特性に起因
した色信号Cの振幅変化が補正される。
ACC回路203には、カラーバーストの位置を示すバ
ーストフラッグパルス(BFP)が入力され、ACC動
作のタイミングを設定している。乗算器201の出力
は、データラッチ回路205、206に入力される。デ
ータラッチ回路205では、入力信号C1からI位相の
データを抽出し、I信号(ID)を復調する。データ抽
出のタイミングは、パルスΦIによって与えられる。同
様にデータラッチ回路206では、パルスΦQによりQ
位相のデータが抽出され、Q信号(DQ)が復調され
る。パルスΦI、ΦQは、色復調パルスΦCをもとにタ
イミング回路207で作られる。色復調パルスΦCは、
バーストフラッグパルスBPFとともにPLL回路10
6から出力されるもので、常に一定の位相タイミング
(例えばQ位相)を与えるパルスである。
復調されたI信号(ID)、Q信号(QD)は、色調整
回路17に入力される。ここでは、コントローラ124
から入力されるサイン信号(A1 sin θ)と、コサイ
ン信号(A1 cos θ)により色飽和度調節と色相調整
が行われる。信号(A1 sin θ)、(A1 cos θ)
は、視聴者により制御される色飽和度信号A1、色信号
θに基づいてコントローラ124が演算するもので、そ
れぞれ(A1 sin θ)、(A1 cos θ)の値を有す
る。色調整回路217は、入力されるI、Q信号に次式
のような利得調節及び座標回転演算を施し、出力I′信
号(I′D)、Q′信号(Q′D)を得ている。
つまり、入力に比べて出力は、色の濃さがA1倍にな
り、色相がθだけ変化することになる。I′信号I′
D、Q′信号Q′Dは、乗算器221〜226、加算器
227〜229において次式で示すマトリックス演算に
より、色差信号(R−Y)、(G−Y)、(B−Y)に
変換される。
マトリックス係数(RI、RQ、GI、GQ、BI、B
Q)は、コントローラ124から与えられる。この値
は、常に理論どうりの一定値ではなく、使用するカラー
陰極線管の特性に応じて変える必要がある。
(発明が解決しようとする課題) 以上説明した従来の色信号処理方式では、ACC処理、
色飽和度・色相調整、マトリックス演算において少なく
とも9個の乗算器が必要とされる。乗算器の回路規模
は、周知の通り多大なもので、例えば(8×8)ビット
のものでは、1000ゲート程度にも達する。これは、
システムをIC化するうえで重大な問題となる。特にマ
トリックス演算では、非常に多くの回路を必要とする。
しかし、これをデジタル化すると、外部入力のデジタル
RGB信号との接続が容易となるうえ、アナログのマト
リックス回路で必要とされる多くの外付け部品も削減さ
れ、メリットは大きい。従ってマトリックス回路での回
路量の削減は従来から強く望まれている。
そこでこの発明は、色信号処理(ACC、色飽和度・色
相調整、マトリックス演算)に必要な高速度乗算器数の
大幅な節減が可能な色信号処理回路に提供することを目
的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、デジタル色信号のカラーバースト期間にカ
ラーバーストとACC信号を乗算して得られた新たなカ
ラーバーストから新たなACC信号を作成するACC作
成手段と、水平ブランキング期間に前記新たなACC信
号と、システムの特性及びユーザの調整情報から求めら
れた第1のマトリックス係数とを乗算して、第2のマト
リックス係数を準備する手段と、絵柄期間に前記デジタ
ル色信号と前記第2のマトリックス係数を乗算して補正
されたデジタル色信号を得る手段と、前記補正されたデ
ジタル色信号とこれを1サンプル遅延させた信号との和
から色差信号を求める手段とを備えるものである。
(作用) 上記の手段により、異なる種類の演算が時分割で行われ
る。そして第2のマトリックス係数が水平ブランキング
期間に用意され、しかも予め色飽和度信号または色相信
号とACC情報が含まれることになる。従って、補正さ
れた色信号を直接色相成分毎に復調し分離することがで
き、システムの構成が簡素になる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例である。Y/C分離回路か
らの色信号Cは、信号変換回路401に入力され、−Q
位相のデータは+Qに、−I位相のデータは+Iにそれ
ぞれ変換され…Q、I、Q、I、Q、I…のデータフォ
ーマットの色信号C10に変換される。これは、その後
の処理を容易にするための操作である。
色信号C10は、ACC回路405から出力されたAC
C信号A0と共にマルチプレクサ402に入力される。
マルチプレクサ402の出力は乗算器403へ入力され
る。
ACC回路405においては、カラーバーストの振幅が
検出され、これを所定の目標値へ近づけるようにACC
信号A0の大きさが制御される。マルチプレクサ402
においては、ACC信号A0と色信号C10との選択処
理が行われ、その出力信号C11は、第2図(2b)に
示すようになる。期間(T0)では、ACC回路405
からのACC信号(A0)が選択され、期間(T1)と
(T2)では入力色信号(バースト及び絵柄色信号)が
選択導出される。
この出力信号C11は、乗算器403に入力され、マルチ
プレクサ427からの出力信号K10(マトリックス係
数、ACC信号)との乗算処理を受ける。
期間(T0)では、ACC信号(A0)と第1のマトリ
ックス係数(RQ1〜BI1)との乗算処理が行われ、
新しいマトリックス係数(RQ2〜BI2)が作成され
る。次の期間(T1)ではACC信号(A0)とカラー
バーストとの乗算処理が行われ、この結果得られたカラ
ーバーストの振幅がACC回路405で検出され、新た
なACC信号(A0)が作成される。そして期間(T
2)では、先に計算しておいた新しいマトリックス係数
(RQ2〜BI2)と絵柄色信号との乗算が行われ、補
正された色信号が出力される。
乗算器403の出力信号C12は、ACC制御、色飽和度
調節、色相調節がなされたものなり、遅延回路430、
加算器431、レジスタ432〜434等でマトリック
ス演算が行われ、(R−Y)、(G−Y)、(B−Y)
の色差信号に復調されるとともに、各色差信号毎に分離
される。
次に、マルチプレクサ402、427、421〜42
6、レジスタ411〜416部について第2図及び第3
図を参照して説明する。
まず、コントローラ440は、マトリックスRQ1〜B
I1を出力することができる。このマトリックス係数係
数RQ1〜BI1は、予めプログラムされている陰極線
管特性に応じたマトリックス係数RQ0、RI0、GQ
0、GI0、BQ0、BI0と、ユーザが調整する色飽
和度信号A1及び色相(θ)とにより求めたものであ
る。
そのための演算処理は次の通りである 従って、マトリックス係数RQ1〜BI1は、飽和度、
色相調整情報を含むことになる。マトリックス係数RQ
1〜BI1は、それぞれ、対応するマルチプレクサ42
1〜426に供給されており、必要な期間(T0)に時
分割で導出され、マルチプレクサ427を介して乗算器
403に入力される。この期間(T0)は、カラーバー
スト期間の前であり、水平ブランキング期間(無信号期
間)である。
期間(T0)における処理について説明する。この期間
(T0)では、マルチプレクサ402は、ACC回路4
05からのACC信号(A0)を選択する。この結果、
乗算器403ではACC信号(A0)とマトリックス係
数RQ1〜BI1との演算処理が行われ、新たなマトリ
ックス係数RQ2〜BI2を作成する。このように得ら
れた第2のマトリックス係数RQ2〜BI2は、それぞ
れ対応するレジスタ411〜416に格納される。これ
により、新たなマトリックス係数RQ2〜BI2が準備
されたことになる。
次に、期間(T1)の処理について説明する。この期間
(T1)では、マルチプレクサ402は、色信号C10を
選択する。またマルチプレクサ427は、ACC回路4
05からのACC信号を選択する。この結果乗算器40
3では、ACC信号(A0)とカラーバーストの乗算処
理が行われ、乗算器403からは、振幅制御を受けたカ
ラーバーストが得られる。ここでACC回路405は、
そのカラーバーストが所定の振幅であるか否かを判定し
所定値からのずれに応じてACC信号(A0)の値を調
整して、カラーバーストが一定値となるように制御す
る。
よって、このACC回路405には、新たなACC信号
(A0)が格納されることになる。
このACC信号(A0)は、期間(T0)の処理で説明
したように、次の水平ブランキング期間に第2のマトリ
ックス係数を作成するために使用される。この結果、第
2のマトリックス係数RQ2〜BI2は、ACC信号
(A0)の情報も含むことになる。
期間(T2)の処理について説明する。
この期間(T2)では、先に準備しておいた第2のマト
リックス係数RQ2〜BI2がレジスタ411〜416
から信号K1〜K6として出力され、それぞれマルチプ
レクサ421〜426を通り、さらにマルチプレクサ4
27と介して乗算器403に供給される。一方、マルチ
プレクサ402は、入力色信号C10を選択して乗算器4
03に供給される。
これにより乗算器403から、色飽和度、色相、及び振
幅制御された色信号C12を得ることができる。
第3図は、上記した乗算器403に入力する色信号C11
と係数K10として入力する第2のマトリックス係数RQ
2〜BI2との関係を示している。この乗算処理結果
は、1サンプル分の遅延量を持つ遅延回路430と、加
算器431に供給される。加算器431には、遅延回路
430の出力も供給されている。従って、加算器431
からは、第3図に示すように(R−Y)、(G−Y)、
(B−Y)の色差信号が1サンプルおきに復調されて出
力される。これらの色差信号は、それぞれの信号に対応
したタイミングでレジスタ432、433、434にラ
ッチされ分離されて出力される。
色差信号の演算は、次に示すような式となる。
上記のシステム動作に必要なタイミング信号(tn)
は、バーストフラッグパルス(BFP)と色復調パルス
(ΦC)とを用いてタイミング回路441で作られ、各
部に供給されている。
上記したこの実施例では、水平ブランキング期間を有効
に活用して、ACC信号の情報を第2のマトリックス係
数に含ませておき、この第2のマトリックス係数を絵柄
期間の色信号に乗算することで補正された色信号を得る
ことができる。即ち、必要な演算処理が要求される期間
を旨く分類して、時分割で演算処理を行うようにしてい
る。このために、システムを簡素化することができ、使
用すべき乗算器の個数も削減できる。
さらにまた、上記時分割処理が可能となったことによ
り、水平ブランキング期間(T0)、ゲイン調整期間
(T1)、画像期間(T2)において、それぞれ必要な
乗算処理を1つの乗算器に行うことができる。つまり、
色信号処理に必要な演算を最低限の乗算器で実現するこ
とが可能である。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明は、色信号処理(ACC、
色飽和度・色相調整、マトリックス演算)に必要な高速
度乗算器の個数の大幅な節減が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図は第
1図の回路の動作を説明するために示したタイング及び
信号説明図、第3図も第1図の回路の動作を説明するた
めに示したタイミング図、第4図はデジタルビデオ信号
処理回路を示す図、第5図は従来の色信号処理回路を示
す回路図である。 401…信号変換回路、402、427、421〜42
6…マルチプレクサ、403…乗算器、405…ACC
回路、430…遅延回路、411〜416、432、4
33、434…レジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル色信号のカラーバースト期間にカ
    ラーバーストとACC信号を乗算して得られた新たなカ
    ラーバーストから新たなACC信号を作成するACC作
    成手段と、 水平ブランキング期間に前記新たなACC信号と、シス
    テムの特性及びユーザの調整情報から求められた第1の
    マトリックス係数とを乗算して、第2のマトリックス係
    数を準備する手段と、 絵柄期間に前記デジタル色信号と前記第2のマトリック
    ス係数を乗算して補正されたデジタル色信号を得る手段
    と、 前記補正されたデジタル色信号とこれを1サンプル遅延
    された信号との和から色差信号を求める手段とを具備し
    たことを特徴とする色信号処理回路。
JP1296279A 1989-11-16 1989-11-16 色信号処理回路 Expired - Lifetime JPH067681B2 (ja)

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JPH02168786A JPH02168786A (ja) 1990-06-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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