JPH067685B2 - Y・c分離回路 - Google Patents
Y・c分離回路Info
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- JPH067685B2 JPH067685B2 JP18189785A JP18189785A JPH067685B2 JP H067685 B2 JPH067685 B2 JP H067685B2 JP 18189785 A JP18189785 A JP 18189785A JP 18189785 A JP18189785 A JP 18189785A JP H067685 B2 JPH067685 B2 JP H067685B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーテレビジョン受信機におけるY・C分
離回路(入力された複合映像信号から輝度信号つまりY
信号と色信号つまりC信号とを分離して出力する回路)
に関するものであり、更に詳しくは、表示画像の絵柄の
輪郭部分における正確なY・C分離を可能にして表示画
像の解像度を向上させることのできる、かかるY・C分
離回路に関するものである。
離回路(入力された複合映像信号から輝度信号つまりY
信号と色信号つまりC信号とを分離して出力する回路)
に関するものであり、更に詳しくは、表示画像の絵柄の
輪郭部分における正確なY・C分離を可能にして表示画
像の解像度を向上させることのできる、かかるY・C分
離回路に関するものである。
従来、NTSCカラーテレビ信号においては、帯域圧縮
を図るため、搬送色信号(C)が周波数インタリービン
グの原理で輝度信号(Y)の高域部分におけるスペクト
ル間の隙き間に内挿多重化されている。このため、受信
機では受信したカラーテレビ信号におけるY・C分離が
必要であり、その方法として、低域通過フイルタと帯域
通過フイルタによりY・C分離方式や、1H遅延線(但
しHは1水平走査期間を示す)を用いたくし形フイルタ
による方式がある(例えば昭和59年電子通信学会全国
大会講演論文NO.1367高品質カラーTV画像のため
のくし形フイルタに関する考察参照)。
を図るため、搬送色信号(C)が周波数インタリービン
グの原理で輝度信号(Y)の高域部分におけるスペクト
ル間の隙き間に内挿多重化されている。このため、受信
機では受信したカラーテレビ信号におけるY・C分離が
必要であり、その方法として、低域通過フイルタと帯域
通過フイルタによりY・C分離方式や、1H遅延線(但
しHは1水平走査期間を示す)を用いたくし形フイルタ
による方式がある(例えば昭和59年電子通信学会全国
大会講演論文NO.1367高品質カラーTV画像のため
のくし形フイルタに関する考察参照)。
前者の方式による場合は、Yの高域成分が欠落するの
で、解像度が劣化し、性能的には好ましくない。
で、解像度が劣化し、性能的には好ましくない。
第5図は後者による方式すなわち、くし形フイルタを用
いた従来のY・C分離回路を示すブロック図である。
いた従来のY・C分離回路を示すブロック図である。
同図において、1はコンポジットビデオ信号(複合映像
信号)入力端子、2と3はそれぞれ1H遅延線、4〜6
はそれぞれ乗算器(重み付け回路)、7は加算器、8は
帯域通過フイルタ(BPF)、9は減算器、10はC信
号出力端子、11はY信号出力端子である。
信号)入力端子、2と3はそれぞれ1H遅延線、4〜6
はそれぞれ乗算器(重み付け回路)、7は加算器、8は
帯域通過フイルタ(BPF)、9は減算器、10はC信
号出力端子、11はY信号出力端子である。
このくし形フイルタによるY・C分離回路は、基本的に
は表示画像は垂直方向において相関があり、しかも、N
TSC方式においては搬送色信号はライン(水平走査
線)毎にその位相が反転しているので、このことを利用
して、Y・C分離を行うものである。
は表示画像は垂直方向において相関があり、しかも、N
TSC方式においては搬送色信号はライン(水平走査
線)毎にその位相が反転しているので、このことを利用
して、Y・C分離を行うものである。
第5A図は、第5図の回路の各部信号波形を示す波形図
である。
である。
第5図、第5A図を参照して回路動作を説明する。端子
1から入力した複合映像信号の或る(l+1)ライン目
の信号が1H遅延線3の出力側にあるとき、lライン目
の信号は1H遅延線2の出力側(1H遅延線3の入力
側)にあり、(l−1)ライン目の信号は1H遅延線2
の入力側にある。
1から入力した複合映像信号の或る(l+1)ライン目
の信号が1H遅延線3の出力側にあるとき、lライン目
の信号は1H遅延線2の出力側(1H遅延線3の入力
側)にあり、(l−1)ライン目の信号は1H遅延線2
の入力側にある。
第5A図の(A)に、各ラインの信号波形(輝度信号に
周波数多重された搬送色信号、換言すれば映像信号その
ものの波形であるが、色信号部分を分り易いように強調
して図示した波形)が示されているが、1ライン毎に搬
送色信号の位相が反転しているのが認められるであろ
う。
周波数多重された搬送色信号、換言すれば映像信号その
ものの波形であるが、色信号部分を分り易いように強調
して図示した波形)が示されているが、1ライン毎に搬
送色信号の位相が反転しているのが認められるであろ
う。
次に第5A図の(B)は、各ラインの信号を、乗算器4
〜6によってそれぞれ-1/4,1/2,-1/4倍にそれぞれ荷重
して得られた波形を示している(なお荷重する際の負信
号は位相反転を意味するものと解してよい)。
〜6によってそれぞれ-1/4,1/2,-1/4倍にそれぞれ荷重
して得られた波形を示している(なお荷重する際の負信
号は位相反転を意味するものと解してよい)。
次に、これら乗算器4〜6の出力を加算器7によって加
算した後、帯域通過フイルタ8に通して直流成分を除く
と、(l)ライン目の映像信号におけるC信号を、第5
A図(C)に示す如く、抽出することができる。一方、
減算器9は、(l)ライン目の映像信号から上記抽出し
たC信号を抜き去る回路であり、この結果、その出力に
は、第5A図(D)に示す如く、Y信号のみを得ること
ができる。
算した後、帯域通過フイルタ8に通して直流成分を除く
と、(l)ライン目の映像信号におけるC信号を、第5
A図(C)に示す如く、抽出することができる。一方、
減算器9は、(l)ライン目の映像信号から上記抽出し
たC信号を抜き去る回路であり、この結果、その出力に
は、第5A図(D)に示す如く、Y信号のみを得ること
ができる。
以上、説明したように、従来のくし形フイルタによるY
・C分離回路は、画面における上下のライン(走査線)
間の相関を利用するものであったから、上下方向に走る
縦線については問題ないものの、横線や斜め線によって
輪郭部が構成される場合においては、その輪郭部におい
て十分な分離性能が得られないという問題があった。以
下、このことについて第6図、第6A図を用いて説明す
る。
・C分離回路は、画面における上下のライン(走査線)
間の相関を利用するものであったから、上下方向に走る
縦線については問題ないものの、横線や斜め線によって
輪郭部が構成される場合においては、その輪郭部におい
て十分な分離性能が得られないという問題があった。以
下、このことについて第6図、第6A図を用いて説明す
る。
第6図は、横線で構成される輪郭部分を示す図であり、
点線Sで示すように、(l)ラインと(l+1)ライン
の間で色が変化して輪郭部を構成しているものとする。
したがって、搬送色信号の位相は、本来、(l)ライン
と(l+1)ラインとで逆相となる筈であるが、この場
合は同相であり、補色の関係にあるものとする。
点線Sで示すように、(l)ラインと(l+1)ライン
の間で色が変化して輪郭部を構成しているものとする。
したがって、搬送色信号の位相は、本来、(l)ライン
と(l+1)ラインとで逆相となる筈であるが、この場
合は同相であり、補色の関係にあるものとする。
この結果、第5A図を参照して説明したのと全く同様の
過程を経て(l)ライン目の映像信号におけるC信号と
Y信号が分離されるが、その結果は、C信号の振幅は先
の場合1/2となり、残りの1/2はY信号にもれ込むことに
なる。これがいわゆるドット妨害となるものである。
過程を経て(l)ライン目の映像信号におけるC信号と
Y信号が分離されるが、その結果は、C信号の振幅は先
の場合1/2となり、残りの1/2はY信号にもれ込むことに
なる。これがいわゆるドット妨害となるものである。
第6A図は、斜め線で構成される輪郭部分を示す図であ
り、同図において、やはり点線部Sにおいて搬送色信号
の位相が変わり色が変化して輪郭部を構成しているもの
とする。この場合も第6図における場合と全く同様の経
過を経ることにより、C信号の輪郭部における忠実な再
生(分離)が不可能となり、また、Y信号にはやはりC
信号が混入することになる。
り、同図において、やはり点線部Sにおいて搬送色信号
の位相が変わり色が変化して輪郭部を構成しているもの
とする。この場合も第6図における場合と全く同様の経
過を経ることにより、C信号の輪郭部における忠実な再
生(分離)が不可能となり、また、Y信号にはやはりC
信号が混入することになる。
以上述べたように、従来のくし形フイルタによるY・C
分離回路では、横線や斜め線により構成される輪郭部に
おいて、Y・C分離が不完全となり、ドット妨害等が発
生し、表示画像の解像度が劣化するという問題があっ
た。
分離回路では、横線や斜め線により構成される輪郭部に
おいて、Y・C分離が不完全となり、ドット妨害等が発
生し、表示画像の解像度が劣化するという問題があっ
た。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、テレ
ビ画面において、縦線は勿論のこと、横線や斜め線によ
り構成される輪郭部においても正しくY・C分離を行う
ことのできるY・C分離回路を提供することにある。
ビ画面において、縦線は勿論のこと、横線や斜め線によ
り構成される輪郭部においても正しくY・C分離を行う
ことのできるY・C分離回路を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明においては、表示画面に
おける絵柄、すなわち、輪郭を判定する手段を設け、判
定された該輪郭を境とする両領域にまたがる複数ライン
の信号を用いてY・C分離のための演算を行う必要のあ
るときは、輪郭に境とするどちらか一方の領域における
相互に相関の強い複数ラインの信号を用いてY・C分離
を行ない、その結果を当該ラインにあてはめて用いるよ
うにしたことを特徴とする。
おける絵柄、すなわち、輪郭を判定する手段を設け、判
定された該輪郭を境とする両領域にまたがる複数ライン
の信号を用いてY・C分離のための演算を行う必要のあ
るときは、輪郭に境とするどちらか一方の領域における
相互に相関の強い複数ラインの信号を用いてY・C分離
を行ない、その結果を当該ラインにあてはめて用いるよ
うにしたことを特徴とする。
次に図を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、第5図におけるのと同じ符号は同じもの
を示している。そのほか、同図において2a〜2dはそ
れぞれ1H遅延線、4a〜4hはそれぞれ乗算器(重み
付け回路)、12a〜12bはそれぞれ反転回路(イン
バータ)、13a〜13cはそれぞれ減算および絶対値
化回路、14は最小値選択回路、15はスイッチ、であ
る。
を示している。そのほか、同図において2a〜2dはそ
れぞれ1H遅延線、4a〜4hはそれぞれ乗算器(重み
付け回路)、12a〜12bはそれぞれ反転回路(イン
バータ)、13a〜13cはそれぞれ減算および絶対値
化回路、14は最小値選択回路、15はスイッチ、であ
る。
第1図に示す回路構成は、一見、複雑に見えるが、次の
ように考えると分かり易い。
ように考えると分かり易い。
すなわち、1H遅延線2a,2bと乗算器4d,4e,
4fと加算器7cによって第1のくし形フイルタが構成
され、同様に1H遅延線2b,2cと乗算器4a,4
b,4cと加算器7aによって第2のくし形フイルタが
構成され、同様に1H遅延線2c,2dと乗算器4f,
4g,4hと加算器7bによって第3のくし形フイルタ
が構成されていると考える。そして第1のくし形フイル
タの出力(加算器7cの出力)と第3のくし形フイルタ
の出力(加算器7bの出力)はそれぞれ反転回路12
b,12aを介してスイッチ15に導かれ、第2のくし
形フイルタの出力(加算器7aの出力)は直接スイッチ
15に導かれている。
4fと加算器7cによって第1のくし形フイルタが構成
され、同様に1H遅延線2b,2cと乗算器4a,4
b,4cと加算器7aによって第2のくし形フイルタが
構成され、同様に1H遅延線2c,2dと乗算器4f,
4g,4hと加算器7bによって第3のくし形フイルタ
が構成されていると考える。そして第1のくし形フイル
タの出力(加算器7cの出力)と第3のくし形フイルタ
の出力(加算器7bの出力)はそれぞれ反転回路12
b,12aを介してスイッチ15に導かれ、第2のくし
形フイルタの出力(加算器7aの出力)は直接スイッチ
15に導かれている。
他方、1H遅延線2aの入力イと1H遅延線2bの出力
ハが減算および絶対値化回路13aに導かれ、そこで両
者の差の絶対値|イ−ハ|が算出されて最小値選択回路
14へ送られる。同様に、1H遅延線2bの入力ロと1
H遅延線2cの出力ニが減算および絶対値化回路13b
に導かれ、そこで両者の絶対値|ロ−ニ|が算出されて
最小値選択回路14へ送られる。また、同様にして、1
H遅延線2cの入力ハと1H遅延2dの出力ホが減算お
よび絶対値化回路13cに導かれ、そこで両者の差絶対
値|ハ−ホ|が算出されて最小値選択回路14へ送られ
る。
ハが減算および絶対値化回路13aに導かれ、そこで両
者の差の絶対値|イ−ハ|が算出されて最小値選択回路
14へ送られる。同様に、1H遅延線2bの入力ロと1
H遅延線2cの出力ニが減算および絶対値化回路13b
に導かれ、そこで両者の絶対値|ロ−ニ|が算出されて
最小値選択回路14へ送られる。また、同様にして、1
H遅延線2cの入力ハと1H遅延2dの出力ホが減算お
よび絶対値化回路13cに導かれ、そこで両者の差絶対
値|ハ−ホ|が算出されて最小値選択回路14へ送られ
る。
最小値選択回路14は、入力された三つの値、すなわち
|イ−ハ|,|ロ−ニ|,|ハ−ホ|を相互に比較し、
どれが最小値であるかを判別し、その判別出力をスイッ
チ15へ送る。
|イ−ハ|,|ロ−ニ|,|ハ−ホ|を相互に比較し、
どれが最小値であるかを判別し、その判別出力をスイッ
チ15へ送る。
スイッチ15は、最小値選択回路14から与えられる判
別出力が|イ−ハ|ならば反転回路12bの出力を選択
し|ロ−ニ|ならば加算器7aの出力を選択し、|ハ−
ホ|ならば反転回路12aの出力を選択する。
別出力が|イ−ハ|ならば反転回路12bの出力を選択
し|ロ−ニ|ならば加算器7aの出力を選択し、|ハ−
ホ|ならば反転回路12aの出力を選択する。
スイッチ15で選択された出力は帯域通過フイルタ8を
通過した後、C信号として出力端子10に出現する。他
方、減算器9において、1H遅延線2cの入力側から取
り込まれた信号ハ(映像信号)からc信号を減算するこ
とによりY信号を得て端子11に出力する。
通過した後、C信号として出力端子10に出現する。他
方、減算器9において、1H遅延線2cの入力側から取
り込まれた信号ハ(映像信号)からc信号を減算するこ
とによりY信号を得て端子11に出力する。
以上は、第1図に示した実施例と構成と動作の概要であ
るが、第2図,第3図等をも併せ参照して以下、回路動
作を詳しく説明する。
るが、第2図,第3図等をも併せ参照して以下、回路動
作を詳しく説明する。
第2図は、第1図の回路における各部の動作波形図であ
る。第2図に示したように、(l−2)ラインから、
(l+2)ラインまでの映像信号において、点線Sで示
す輪郭があり、この輪郭位置を境として色および輝度が
変化しているものとする。また、黒丸はサンプル点を示
すものとする。
る。第2図に示したように、(l−2)ラインから、
(l+2)ラインまでの映像信号において、点線Sで示
す輪郭があり、この輪郭位置を境として色および輝度が
変化しているものとする。また、黒丸はサンプル点を示
すものとする。
いま、(l)ライン目の映像信号ハからC信号とY信号
を分離することを考える。(l−2)ラインから(l+
2)ラインまでの信号をそれぞれイ〜ホとすると、これ
らの相互に1Hずつの遅延時間差をもつので、第1図の
1H遅延線2a〜2dの各出力から同時に得ることがで
きる。
を分離することを考える。(l−2)ラインから(l+
2)ラインまでの信号をそれぞれイ〜ホとすると、これ
らの相互に1Hずつの遅延時間差をもつので、第1図の
1H遅延線2a〜2dの各出力から同時に得ることがで
きる。
減算および絶対値化回路13a〜13cはそれぞれ先に
も述べたように |イ−ハ|,|ロ−ニ|,|ハ−ホ|を求める。輪郭が
点線部Sに存在するので、(l−2)ライン〜(l)ラ
インは色および輝度を同じくする同一の領域(第1の領
域)内にあり、一方、(l+1)ライン〜(l+2)ラ
インは、例えば色なら色を第1の領域と異にする第2の
領域を形成する。したがって、信号イとハおよびロとハ
は輝度信号は殆んど同一であるが、色副搬送波は位相が
反転している。
も述べたように |イ−ハ|,|ロ−ニ|,|ハ−ホ|を求める。輪郭が
点線部Sに存在するので、(l−2)ライン〜(l)ラ
インは色および輝度を同じくする同一の領域(第1の領
域)内にあり、一方、(l+1)ライン〜(l+2)ラ
インは、例えば色なら色を第1の領域と異にする第2の
領域を形成する。したがって、信号イとハおよびロとハ
は輝度信号は殆んど同一であるが、色副搬送波は位相が
反転している。
よって信号イとハは輝度信号も色副搬送波も殆んど同一
となる。このため、|イ−ハ|は0に近い値をとる(イ
とハの輝度が全く同一であれば0となる)。次に、|ロ
−ニ|および|ハ−ホ|を計算すると、信号ロとハは第
1の領域に属するのに対し、信号ニとハは他の第2の領
域に属するので、計算結果は或る正の値を持つ。
となる。このため、|イ−ハ|は0に近い値をとる(イ
とハの輝度が全く同一であれば0となる)。次に、|ロ
−ニ|および|ハ−ホ|を計算すると、信号ロとハは第
1の領域に属するのに対し、信号ニとハは他の第2の領
域に属するので、計算結果は或る正の値を持つ。
最小値選択回路14は、減算および絶対値化回路13a
〜13cの出力、すなわち、上述の値|イ−ハ|,|ロ
−ニ|,|ハ−ホ|のうちの最小値を選択し、|イ−ハ
|が最小であれば、加算器7cから反転回路12bを介
した出力を、|ロ−ニ|が最小であれば、加算器7aの
出力を、|ハ−ホ|が最小であれば、加算器7bから反
転回路12aを介して出力を、それぞれ選択するようス
イッチ15を制御する。
〜13cの出力、すなわち、上述の値|イ−ハ|,|ロ
−ニ|,|ハ−ホ|のうちの最小値を選択し、|イ−ハ
|が最小であれば、加算器7cから反転回路12bを介
した出力を、|ロ−ニ|が最小であれば、加算器7aの
出力を、|ハ−ホ|が最小であれば、加算器7bから反
転回路12aを介して出力を、それぞれ選択するようス
イッチ15を制御する。
この場合は|イ−ハ|が最小であるので、加算器7cの
出力が反転回路12bを介して選択される。加算器7c
は、先にも述べたように乗算器4d〜4fおよびIH遅
延線2a,2bとによって、従来の2H形のくし形フイ
ルタを構成するので、第5図を参照して先に述べたのと
全く同様にして、(l−1)ラインの映像信号の或るわ
ずかな直流値を持つC信号を出力する(信号イとロの輝
度が同一であれば直流はない)。これを第2図において
[ロ,ハ]として示す。
出力が反転回路12bを介して選択される。加算器7c
は、先にも述べたように乗算器4d〜4fおよびIH遅
延線2a,2bとによって、従来の2H形のくし形フイ
ルタを構成するので、第5図を参照して先に述べたのと
全く同様にして、(l−1)ラインの映像信号の或るわ
ずかな直流値を持つC信号を出力する(信号イとロの輝
度が同一であれば直流はない)。これを第2図において
[ロ,ハ]として示す。
反転回路12bは、これを反転し、該反転出力を帯域通
過フイルタ8に通すことによって直流分を除けば、
[ハ,ハ]に示すように(l)ラインの映像信号中のC
信号を得ることができる。
過フイルタ8に通すことによって直流分を除けば、
[ハ,ハ]に示すように(l)ラインの映像信号中のC
信号を得ることができる。
Y信号については、その求め方は従来例と全く同じであ
り、(l)ラインの映像信号から上記(l)ラインのC
信号を減算器9にて減じることによって得る。
り、(l)ラインの映像信号から上記(l)ラインのC
信号を減算器9にて減じることによって得る。
このように、本実施例によれば、横線から成る輪郭につ
いて従来は第6図に示したようにY・C分離が不完全で
あったものが、正しく分離されることになる。
いて従来は第6図に示したようにY・C分離が不完全で
あったものが、正しく分離されることになる。
次に第3図を用いて斜め線から成る輪郭部においても正
しくY・C分離ができることを説明する。第2図と同様
にイ〜ホは(l−2)ラインから(l+2)ラインまで
の映像信号であり、黒丸A1〜A5等はサンプル点を示
す。また、斜めの点線Sの左右で色および輝度が変化し
ているものとする。ここでは、(l)ラインの映像信号
ハに含まれるC信号とY信号を分離することを考える。
しくY・C分離ができることを説明する。第2図と同様
にイ〜ホは(l−2)ラインから(l+2)ラインまで
の映像信号であり、黒丸A1〜A5等はサンプル点を示
す。また、斜めの点線Sの左右で色および輝度が変化し
ているものとする。ここでは、(l)ラインの映像信号
ハに含まれるC信号とY信号を分離することを考える。
まず、サンプル点1においては、A1〜A1はすべて同一
領域内にあるので|A1−C1|,|B1−D1|,|
C1−E1|はいずれも0に近い値である。このため、
最小値選択回路14は、ノイズの混入により、上記3つ
のいずれを最小値と判定するか不明であるが、どれを最
小値と判定しても結果は同じである。
領域内にあるので|A1−C1|,|B1−D1|,|
C1−E1|はいずれも0に近い値である。このため、
最小値選択回路14は、ノイズの混入により、上記3つ
のいずれを最小値と判定するか不明であるが、どれを最
小値と判定しても結果は同じである。
つまり、|A1−C1|を最小とする場合は、第2図と
同様にしてB1の反転,|B1−D1|を最小とする場
合は1H遅延線2b,2c等により構成されるくし形フ
イルタの出力としてC1,|C1−E1|を最小とする
場合は、1H遅延線2c,2d等により構成されるくし
形フイルタの出力D1の反転が出力されるが、いずれも
C1に等しくなる。
同様にしてB1の反転,|B1−D1|を最小とする場
合は1H遅延線2b,2c等により構成されるくし形フ
イルタの出力としてC1,|C1−E1|を最小とする
場合は、1H遅延線2c,2d等により構成されるくし
形フイルタの出力D1の反転が出力されるが、いずれも
C1に等しくなる。
サンプル点2においては、|A2−C2|と|B2−D
2|は両者とも0に近い値であり、一方、|C2−E2
|は、C2が第1の領域に属するのに、E2が第2の領
域に属するものであるから正の値をとる。したがって最
小値線選択回路14は|A2−C2|か|B2−D2|
を最小値として選択するが、スイッチ15は前者の場合
はB2の反転、後者の場合はC2を出力するが、いずれ
であってもC2に等しくなる。
2|は両者とも0に近い値であり、一方、|C2−E2
|は、C2が第1の領域に属するのに、E2が第2の領
域に属するものであるから正の値をとる。したがって最
小値線選択回路14は|A2−C2|か|B2−D2|
を最小値として選択するが、スイッチ15は前者の場合
はB2の反転、後者の場合はC2を出力するが、いずれ
であってもC2に等しくなる。
次にサンプル点3については、|A3−C3|はほぼ0
であるが、|B3−D3|,|C3−E3|は同じ理由
で正の値をとる。したがってB3の反転がスイッチ15
により選択されるが、これはC3に等しい。
であるが、|B3−D3|,|C3−E3|は同じ理由
で正の値をとる。したがってB3の反転がスイッチ15
により選択されるが、これはC3に等しい。
サンプル点4については|C4−E4|が0であるの
で、スイッチ15はD4の反転を出力し、これはC4に
等しい。
で、スイッチ15はD4の反転を出力し、これはC4に
等しい。
最後にサンプル点5については|B5−D5|,|C5
−E5|が0に近い値をとるが、前者の場合はC5、後
者の場合はD5の反転が出力されるが、いずれもC5に
等しくなる。
−E5|が0に近い値をとるが、前者の場合はC5、後
者の場合はD5の反転が出力されるが、いずれもC5に
等しくなる。
このようにして(l)ライン目の映像信号からその中に
含まれるC信号を正しく抜き出すことができる。また抜
き出した正しいC信号を、(l)ライン目の映像信号か
ら減算器9にて引き去れば、正しくY信号を得ることが
できる。
含まれるC信号を正しく抜き出すことができる。また抜
き出した正しいC信号を、(l)ライン目の映像信号か
ら減算器9にて引き去れば、正しくY信号を得ることが
できる。
なお、帯域通過フイルタ8については、すでに明らかな
ように、同一領域内に属する同じ映像信号であればC信
号には直流が含まれないため、必ずしも必要ではないで
あろう。目的に応じて使い分ければ良い。
ように、同一領域内に属する同じ映像信号であればC信
号には直流が含まれないため、必ずしも必要ではないで
あろう。目的に応じて使い分ければ良い。
次に最小値選択回路14の具体的な回路構成について述
べる。
べる。
第4図は最小値選択回路を示す図であり、同図において
16〜18は、何れが最小値であるかを相互に比較して
判断される比較データの入力端子、19,20はコンパ
レータ、21〜24はAND回路、25〜27はOR回
路、28〜30はそれぞれ最小値がX,Y,Zのいずれ
であるかを示す出力端子である。
16〜18は、何れが最小値であるかを相互に比較して
判断される比較データの入力端子、19,20はコンパ
レータ、21〜24はAND回路、25〜27はOR回
路、28〜30はそれぞれ最小値がX,Y,Zのいずれ
であるかを示す出力端子である。
第1図における最小値選択回路14との対応関係を述べ
ると、|イ−ハ|がX,|ロ−ニ|がY,|ロ−ホ|が
Z,でありスイッチ15への制御出力端子が28〜30
に相当する。
ると、|イ−ハ|がX,|ロ−ニ|がY,|ロ−ホ|が
Z,でありスイッチ15への制御出力端子が28〜30
に相当する。
次に回路動作を説明する。まず入力データXとYとの大
小比較を行う。XとYはコンパレータ19に入力され
る。このコンパレータ19は、XとYの大小関係を調
べ、その結果により端子(X<Y),(X=Y),(X
<Y)のいずれか1つにHレベルを出力する。そこでも
し、X<YまたはX=Yのときは、次の段階としてXと
Zを比較して小さい方を選択する必要があるため、OR
回路25を介してAND回路21を開き、これにより、
OR回路26を通してデータXをコンパレータ20に送
る。コンパレータ20では、XとZを比較し、X>Zで
あれば端子30をHレベルとしてZが最小値であること
を示す。またX≦Zであれば、OR回路27を介してA
ND回路23を開き、これにより端子28をHレベルと
してXが最小値であることを示す。
小比較を行う。XとYはコンパレータ19に入力され
る。このコンパレータ19は、XとYの大小関係を調
べ、その結果により端子(X<Y),(X=Y),(X
<Y)のいずれか1つにHレベルを出力する。そこでも
し、X<YまたはX=Yのときは、次の段階としてXと
Zを比較して小さい方を選択する必要があるため、OR
回路25を介してAND回路21を開き、これにより、
OR回路26を通してデータXをコンパレータ20に送
る。コンパレータ20では、XとZを比較し、X>Zで
あれば端子30をHレベルとしてZが最小値であること
を示す。またX≦Zであれば、OR回路27を介してA
ND回路23を開き、これにより端子28をHレベルと
してXが最小値であることを示す。
一方、X>Yの場合についても、上記の説明において、
XとYを取り替えて考えれば全く同様の動作をすること
になり、Yが最小値をとることを示すことができる。
XとYを取り替えて考えれば全く同様の動作をすること
になり、Yが最小値をとることを示すことができる。
以上述べたように、本発明によれば、従来のくし形フイ
ルタによるY・C分離回路では困難であった横線、およ
び、斜め線から成る輪郭位置においての映像信号からの
正確なY・C分離が可能となるので、従来のテレビ受信
機で問題となっていた、ドット妨害やクロスカラー妨害
を大幅に抑圧することができ、表示画像の解像度の向上
すなわち画質向上を実現することができる。
ルタによるY・C分離回路では困難であった横線、およ
び、斜め線から成る輪郭位置においての映像信号からの
正確なY・C分離が可能となるので、従来のテレビ受信
機で問題となっていた、ドット妨害やクロスカラー妨害
を大幅に抑圧することができ、表示画像の解像度の向上
すなわち画質向上を実現することができる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図、
第3図はそれぞれ第1図に示した実施例の回路動作を示
すための各部動作波形図、第4図は第1図における最小
値選択回路の具体例を示す回路図、第5図はくし形フイ
ルタを用いた従来のY・C分離回路を示すブロック図、
第5A図は第5図における各部信号の波形を示す波形
図、第6図は輪郭部が横線によって構成される場合の従
来のY・C分離回路における問題点を示す説明図、第6
A図は輪郭部が斜線によって構成される場合の同様な問
題点を示す説明図、である。 符号の説明 2a〜2d…1H遅延線、4a〜4h…乗算器、7a〜
7c…加算器、8…帯域通過フイルタ、9…減算器、1
2a,12b…反転回路、13a〜13c…減算および
絶対値化回路、14…最小値選択回路、15…スイッチ
第3図はそれぞれ第1図に示した実施例の回路動作を示
すための各部動作波形図、第4図は第1図における最小
値選択回路の具体例を示す回路図、第5図はくし形フイ
ルタを用いた従来のY・C分離回路を示すブロック図、
第5A図は第5図における各部信号の波形を示す波形
図、第6図は輪郭部が横線によって構成される場合の従
来のY・C分離回路における問題点を示す説明図、第6
A図は輪郭部が斜線によって構成される場合の同様な問
題点を示す説明図、である。 符号の説明 2a〜2d…1H遅延線、4a〜4h…乗算器、7a〜
7c…加算器、8…帯域通過フイルタ、9…減算器、1
2a,12b…反転回路、13a〜13c…減算および
絶対値化回路、14…最小値選択回路、15…スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】テレビ信号が入力され、入力された該テレ
ビ信号から輝度信号(以下、Y信号と略す)と色信号
(以下、C信号と略す)を分離して出力するY・C分離
回路において、 テレビ信号の入力端子を入力側として第1乃至第4の各
1H遅延線(但し、Hは1水平走査期間を示す)を従属
接続すると共に、該第1の遅延線の入力側と第1の遅延
線の出力側(すなわち第2の遅延線の入力側)と第2の
遅延線の出力側とからそれぞれ取り出した各信号をそれ
ぞれの重み付け回路を介した後、第1の加算回路で加算
して出力する第1のしく形フィルタと、 前記第2の遅延線の入力側と第2の遅延線の出力側(す
なわち第3の遅延線の入力側)と第3の遅延線の出力側
とからそれぞれ取り出した各信号をそれぞれ重み付け回
路を介した後、第2の加算回路で加算して出力する第2
のくし形フィルタと、 前記第3の遅延線の入力側と第3の遅延線の出力側(す
なわち第4の遅延線の入力側)と第4の遅延線の出力側
とからそれぞれ取り出した各信号をそれぞれ重み付け回
路を介した後、第3の加算回路で加算して出力する第3
のくし形フィルタと、 前記第1の遅延線の入力側と第2の遅延線の出力側とか
らそれぞれ取り出した各信号のレベル差を検出する第1
の検出回路と、前記第2の遅延線の入力側と第3の遅延
線の出力側とからそれぞれ取り出した各信号のレベル差
を検出する第2の検出回路と、前記第3の遅延線の入力
側と第4の遅延線の出力側とからそれぞれ取り出した各
信号のレベル差を検出する第3の検出回路と、 前記第1乃至第3の各検出回路からの各検出出力のうち
で最小のものを選択する最小値選択回路と、 前記最小値選択回路において前記第1乃至第3の検出回
路の各出力のうちでどれが最小として選択されたかに従
って、前記第1乃至第3のくし形フィルタのうちの何れ
か一つからの出力を選択する選択スイッチ手段と、 該選択スイッチ手段により選択された出力信号を用いて
入力テレビ信号からY信号とC信号を分離する手段と、 具備して成ることを特徴とするY・C分離回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18189785A JPH067685B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | Y・c分離回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18189785A JPH067685B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | Y・c分離回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6243290A JPS6243290A (ja) | 1987-02-25 |
| JPH067685B2 true JPH067685B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=16108794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18189785A Expired - Lifetime JPH067685B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | Y・c分離回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067685B2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP18189785A patent/JPH067685B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6243290A (ja) | 1987-02-25 |
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