JPH067695Y2 - 医療用の弁装置内蔵コネクタ - Google Patents
医療用の弁装置内蔵コネクタInfo
- Publication number
- JPH067695Y2 JPH067695Y2 JP1987183334U JP18333487U JPH067695Y2 JP H067695 Y2 JPH067695 Y2 JP H067695Y2 JP 1987183334 U JP1987183334 U JP 1987183334U JP 18333487 U JP18333487 U JP 18333487U JP H067695 Y2 JPH067695 Y2 JP H067695Y2
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- Japan
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- connector
- blood
- main body
- ball
- cage
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Description
【考案の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本考案は、医療用の弁装置内臓コネクタに関し、例えば
人工心臓の血液導入管又は血液排出管とカニューレとを
接続する医療用の弁装置内蔵コネクタに関する。
人工心臓の血液導入管又は血液排出管とカニューレとを
接続する医療用の弁装置内蔵コネクタに関する。
ロ.従来技術 近年、関心手術やその他の手術の際に、体外において補
助的かつ一時的に心臓の機能を代替するための人工心臓
の開発が進められている。例えば第7図に示すように、
生体の心臓10の右心房と肺動脈との間や、左心房と大
動脈との間に夫々サック型血液ポンプ装置11が連結さ
れる。
助的かつ一時的に心臓の機能を代替するための人工心臓
の開発が進められている。例えば第7図に示すように、
生体の心臓10の右心房と肺動脈との間や、左心房と大
動脈との間に夫々サック型血液ポンプ装置11が連結さ
れる。
このような血液ポンプ装置11はサック型と称されるも
のであり、第8図に明示するように、主として耐圧性
(例えばポリカーボネート或いはポリウレタン製)のハ
ウジングアウターケース1と、このハウジングアウター
ケース内に気密に収納される偏平袋状のサック型の血液
チャンバー2とからなる。この血液チャンバー2の上部
には、血液チャンバーに連通して血液導入管3と血液排
出管4とが上向きにかつ略平行に形成されている。血液
チャンバー部の上部周囲には、ハウジングの一部をなす
フランジ部5を設けてあり、このフランジ部によって血
液チャンバーはハウジングアウターケース1内に気密に
収納される。また、血液導入管3と血液排出管4との各
内部には、血液17の逆流を防止する人工の逆止弁6,
7が装着してあり、これにより、血液導入管3から血液
チャンバー2内に導入された血液17は、血液排出管4
より拍出されるようになっている。血液の拍出は、ハウ
ジングアウターケース1の底部に設けられたポート8を
通じて流体、例えば圧縮空気及び減圧空気の導入、排出
を交互に行い、血液チャンバー外圧の変化に伴って血液
チャンバーが膨張、収縮を繰り返すことによってなされ
るものである。吻合(ふんごう)術によって生体の心臓
に結合された各カニューレ12と血液チャンバー2側の
各血液導管3及び4とは、各コネクタ13の両端部から
その中央位置に設けたリング状フランジ14の位置まで
夫々挿入される。
のであり、第8図に明示するように、主として耐圧性
(例えばポリカーボネート或いはポリウレタン製)のハ
ウジングアウターケース1と、このハウジングアウター
ケース内に気密に収納される偏平袋状のサック型の血液
チャンバー2とからなる。この血液チャンバー2の上部
には、血液チャンバーに連通して血液導入管3と血液排
出管4とが上向きにかつ略平行に形成されている。血液
チャンバー部の上部周囲には、ハウジングの一部をなす
フランジ部5を設けてあり、このフランジ部によって血
液チャンバーはハウジングアウターケース1内に気密に
収納される。また、血液導入管3と血液排出管4との各
内部には、血液17の逆流を防止する人工の逆止弁6,
7が装着してあり、これにより、血液導入管3から血液
チャンバー2内に導入された血液17は、血液排出管4
より拍出されるようになっている。血液の拍出は、ハウ
ジングアウターケース1の底部に設けられたポート8を
通じて流体、例えば圧縮空気及び減圧空気の導入、排出
を交互に行い、血液チャンバー外圧の変化に伴って血液
チャンバーが膨張、収縮を繰り返すことによってなされ
るものである。吻合(ふんごう)術によって生体の心臓
に結合された各カニューレ12と血液チャンバー2側の
各血液導管3及び4とは、各コネクタ13の両端部から
その中央位置に設けたリング状フランジ14の位置まで
夫々挿入される。
こうした血液ポンプ装置において、例えば上記人工弁
6,7としてディスク型人工弁をはじめ、ボール型人工
弁も使用されている。特に、ボール型のものは可動弁が
ボールからなっているので、ディスク型に比べて耐久性
がよく、血栓生成も少ないという利点がある。
6,7としてディスク型人工弁をはじめ、ボール型人工
弁も使用されている。特に、ボール型のものは可動弁が
ボールからなっているので、ディスク型に比べて耐久性
がよく、血栓生成も少ないという利点がある。
現在迄に補助人工心臓用として臨床に使用された人工弁
は全て移植用の高価なものを流用している状況にある。
特に、国内においては、既に80例以上の臨床が実施さ
れているが、その全てが市販の移植用ディスク弁を流用
したものであり、実用化の高まりとともに弁のコストの
問題が顕在化してきた。
は全て移植用の高価なものを流用している状況にある。
特に、国内においては、既に80例以上の臨床が実施さ
れているが、その全てが市販の移植用ディスク弁を流用
したものであり、実用化の高まりとともに弁のコストの
問題が顕在化してきた。
これの臨床例は全て体外式の補助人工心臓であるため
に、第7図のカニューレ12を使用しており、人工弁は
血液導管3及び4の一部に各々1個ずつ組み入れた構造
を取っている。またカニューレ12と血液ポンプ装置1
1を接続するために必ずコネクタ13を使用している。
他方、前述の如く人工弁を血液導管3及び4の中に組み
入れるために、血液ポンプ装置11の成形や組み立てが
複雑となり、血液ポンプ装置のコストも高価になってい
る。従って人工弁の弁座及び可動部をコネクタ13の内
部に組み入れる事ができればこれらの問題は一挙に解消
する訳であるが、この様な構造のものは未だ実用化には
至っていない。
に、第7図のカニューレ12を使用しており、人工弁は
血液導管3及び4の一部に各々1個ずつ組み入れた構造
を取っている。またカニューレ12と血液ポンプ装置1
1を接続するために必ずコネクタ13を使用している。
他方、前述の如く人工弁を血液導管3及び4の中に組み
入れるために、血液ポンプ装置11の成形や組み立てが
複雑となり、血液ポンプ装置のコストも高価になってい
る。従って人工弁の弁座及び可動部をコネクタ13の内
部に組み入れる事ができればこれらの問題は一挙に解消
する訳であるが、この様な構造のものは未だ実用化には
至っていない。
ハ.考案の目的 本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、
抗血栓性及び耐久性に優れ、かつ、製造の容易な弁装置
を提供することを目的としている。
抗血栓性及び耐久性に優れ、かつ、製造の容易な弁装置
を提供することを目的としている。
ニ.考案の構成 本考案は、 一端側で第一の血液導管を、他端側で第二の血液導管を
夫々接続するコネクタ本体(例えば後述の上流側管状本
体22と下流側管状本体27とからなる)と、このコネ
クタ本体内で血液液流動方向に移動可能に沿って移動可
能に配された可動弁体(例えば後述のボール28)と、
前記血液の流動が可能な状態で前記可動弁体を収容する
可動弁体収容手段(例えば後述のケージ24)とを有
し、 この可動弁体収容手段が、 硬質材料によって前記コネクタ本体とは別体に作製さ
れ、 前記コネクタ本体に形成された凹部の壁面にパッキンを
介して密着固定される固定部(例えば後述の環状固定部
24a)を有し、 前記コネクタ本体に一体に組み込まれている、医療用の
弁装置内蔵コネクタに係る。
夫々接続するコネクタ本体(例えば後述の上流側管状本
体22と下流側管状本体27とからなる)と、このコネ
クタ本体内で血液液流動方向に移動可能に沿って移動可
能に配された可動弁体(例えば後述のボール28)と、
前記血液の流動が可能な状態で前記可動弁体を収容する
可動弁体収容手段(例えば後述のケージ24)とを有
し、 この可動弁体収容手段が、 硬質材料によって前記コネクタ本体とは別体に作製さ
れ、 前記コネクタ本体に形成された凹部の壁面にパッキンを
介して密着固定される固定部(例えば後述の環状固定部
24a)を有し、 前記コネクタ本体に一体に組み込まれている、医療用の
弁装置内蔵コネクタに係る。
ホ.実施例 以下、本考案の実施例を説明する。
第1図は逆止弁としての機能を有するコネクタの中心線
(図示せず)に沿う断面図である。
(図示せず)に沿う断面図である。
コネクタ21は、弁座23を有する上流側管状本体2
2、環状固定部24aから4本の棒体24bが延在して
先端で結合し籠状を呈するボール収容部(ケージと呼ば
れる)24、下流側管状本体27及びボール(可動弁
体)28によって構成される。
2、環状固定部24aから4本の棒体24bが延在して
先端で結合し籠状を呈するボール収容部(ケージと呼ば
れる)24、下流側管状本体27及びボール(可動弁
体)28によって構成される。
第2図はケージ24の拡大斜視図である。
下流側本体27の上流側の先端側には内径が拡大する第
一の拡径部27bが設けられ、第一の拡径部27bの先
端側には雌ねじ27aが設けてあり、上流側本体22の
下流側の先端側には雄ねじ22aが設けてある。雄ねじ
22aと雄ねじ27aとが互いに螺合し、上流側本体2
2の端面22bと下流側本体27の第一の拡径部27b
の底面27cとの間に形成された凹部に、パッキン26
A,26Bを介してケージの環状固定部24aが挟ま
れ、ねじ22a,27aの締め付けによってケージ固定
部が密着固定され、コネクタ21が組み立てられる。コ
ネクタ21の略中央には下流側本体27に内径が拡大す
る第二の拡径部27dが設けられ、ケージ24の4本の
棒体24bが第二の拡径部27d中に収容され、ケージ
24内にはボール28か収容されている。
一の拡径部27bが設けられ、第一の拡径部27bの先
端側には雌ねじ27aが設けてあり、上流側本体22の
下流側の先端側には雄ねじ22aが設けてある。雄ねじ
22aと雄ねじ27aとが互いに螺合し、上流側本体2
2の端面22bと下流側本体27の第一の拡径部27b
の底面27cとの間に形成された凹部に、パッキン26
A,26Bを介してケージの環状固定部24aが挟ま
れ、ねじ22a,27aの締め付けによってケージ固定
部が密着固定され、コネクタ21が組み立てられる。コ
ネクタ21の略中央には下流側本体27に内径が拡大す
る第二の拡径部27dが設けられ、ケージ24の4本の
棒体24bが第二の拡径部27d中に収容され、ケージ
24内にはボール28か収容されている。
ケージ24の4本の棒体24bは、先端側がボール28
の球面に対応するように曲げられて先端で結合され、ボ
ール受け部24cが形成されている。
の球面に対応するように曲げられて先端で結合され、ボ
ール受け部24cが形成されている。
血液17がコネクタ21内を矢印のように流れるとき、
ボール28は第1図に実線で示すようにボール受け部2
4cに当接し、血液17は第二の拡径部27dと4本の
棒体24bの間とを通って乱流を実質的に起こすことな
く流れ、血栓発生のおそれがない。何故なら、パッキン
26A,26Bによって隙間が無くなるからである。ま
た血液17は拍動流であるために、逆流時にはボール2
8は4本の棒体24bに囲まれながら上流側へ移動して
仮想線で示すように上流側本体22の弁座23に球面の
環状領域で接触し、血液17の逆流が速やかに防止され
る。パッキン26A,26Bは、血液17のシールと共
に、ボール28が弁座23又はボール受け部24cへの
衝突による衝撃を緩らげ、水撃値を小さくする役割を果
たす。また、ケージ24は、パッキン26A,26Bを
介して環状固定部24aにてコネクタ本体の凹壁面に密
着固定されるので、コネクタ本体に強固に支持される。
ボール28は第1図に実線で示すようにボール受け部2
4cに当接し、血液17は第二の拡径部27dと4本の
棒体24bの間とを通って乱流を実質的に起こすことな
く流れ、血栓発生のおそれがない。何故なら、パッキン
26A,26Bによって隙間が無くなるからである。ま
た血液17は拍動流であるために、逆流時にはボール2
8は4本の棒体24bに囲まれながら上流側へ移動して
仮想線で示すように上流側本体22の弁座23に球面の
環状領域で接触し、血液17の逆流が速やかに防止され
る。パッキン26A,26Bは、血液17のシールと共
に、ボール28が弁座23又はボール受け部24cへの
衝突による衝撃を緩らげ、水撃値を小さくする役割を果
たす。また、ケージ24は、パッキン26A,26Bを
介して環状固定部24aにてコネクタ本体の凹壁面に密
着固定されるので、コネクタ本体に強固に支持される。
本体22,27の材料はポリカーボネートとした。その
ほか、硬質塩化ビニル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、
ポリサルホン、アクリル樹脂、ナイロン(透明)等が使
用可能である。ボール28は比重1.03のシリコーン製と
した。そのほか、ポリアセタール、ポリカーボネート、
ポリサルホン、ポリウレタン、ナイロン6、ポリ4メチ
ルペンテン1、ポリプロピレン等が使用可能である。ケ
ージ24はステンレス鋼からなり、精密鋳造法であるイ
ンベストメント法(例えばロストワックス法)によって
一体に製造される。ケージ24の材料としては、上記以
外にチタンや不銹性の金属類が使用でき、適宜の方法で
製造された金属以外の硬質材料(例えば炭素繊維等で補
強した高強度のプラスチック)としても良い。
ほか、硬質塩化ビニル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、
ポリサルホン、アクリル樹脂、ナイロン(透明)等が使
用可能である。ボール28は比重1.03のシリコーン製と
した。そのほか、ポリアセタール、ポリカーボネート、
ポリサルホン、ポリウレタン、ナイロン6、ポリ4メチ
ルペンテン1、ポリプロピレン等が使用可能である。ケ
ージ24はステンレス鋼からなり、精密鋳造法であるイ
ンベストメント法(例えばロストワックス法)によって
一体に製造される。ケージ24の材料としては、上記以
外にチタンや不銹性の金属類が使用でき、適宜の方法で
製造された金属以外の硬質材料(例えば炭素繊維等で補
強した高強度のプラスチック)としても良い。
上記のようにコネクタ21の管状部分を別個に作製され
た上流側本体22、ケージ24、下流側本体27の3部
分によって構成することにより、ケージ24の材料を耐
衝撃強度に優れる所望の材料としてボール28の衝突に
よるケージのボール受け部24cの損傷を軽減し、耐久
性を改善することができる。また、弁座23の精密な仕
上げを組立て前に行うことができて品質の管理が容易に
なる。更に、ボール28をケージ24に装入してからコ
ネクタを組み立てられるので、ボール28のコネクタ2
1内への装入が容易である。
た上流側本体22、ケージ24、下流側本体27の3部
分によって構成することにより、ケージ24の材料を耐
衝撃強度に優れる所望の材料としてボール28の衝突に
よるケージのボール受け部24cの損傷を軽減し、耐久
性を改善することができる。また、弁座23の精密な仕
上げを組立て前に行うことができて品質の管理が容易に
なる。更に、ボール28をケージ24に装入してからコ
ネクタを組み立てられるので、ボール28のコネクタ2
1内への装入が容易である。
また、ボール28の移動は層流に近い流線を構成できる
ような形状を持つ拡径部27d内のケージ24内でなさ
れるので、ボール28が弁座23又はボール受け部24
cから離れるとき、コネクタの半径方向へのボール28
の移動が僅かであって、血液の流通及び流通停止時にボ
ール28がスムーズにかつ迅速に移動し、ボールの良好
な応答特性が得られる。
ような形状を持つ拡径部27d内のケージ24内でなさ
れるので、ボール28が弁座23又はボール受け部24
cから離れるとき、コネクタの半径方向へのボール28
の移動が僅かであって、血液の流通及び流通停止時にボ
ール28がスムーズにかつ迅速に移動し、ボールの良好
な応答特性が得られる。
パッキン26A,26Bは、夫々上流側本体22、下流
側本体27に固着して設けることもできる。
側本体27に固着して設けることもできる。
第3図は下流側本体27の拡径部27bの底部にパッキ
ン(第1図の26B)を固着させて一体に設ける要領を
示す断面図である。
ン(第1図の26B)を固着させて一体に設ける要領を
示す断面図である。
まず、シリコーンゴム製の栓41を仮想線で示す位置か
ら実線で示すように下流側本体27の拡径部27bへ離
間した状態で挿入する。
ら実線で示すように下流側本体27の拡径部27bへ離
間した状態で挿入する。
次に、拡径部27bと栓41とに挟まれた空間を経由し
て、シリンジ(注射器)45を使用してポリウレタン系
の抗血栓性材料溶液40を拡径部27bの底部露呈面に
所定量供給する。
て、シリンジ(注射器)45を使用してポリウレタン系
の抗血栓性材料溶液40を拡径部27bの底部露呈面に
所定量供給する。
溶液40の溶媒が十分に除去されたら、栓41を下流側
本体27から引抜くと、上記露呈面に抗血栓性の環状パ
ッキン26Bが下流側本体27に一体に固着して形成さ
れる。
本体27から引抜くと、上記露呈面に抗血栓性の環状パ
ッキン26Bが下流側本体27に一体に固着して形成さ
れる。
なお、パッキン材26Bは、ポリウレタン系の抗血栓性
材料溶液の溶媒を除去して形成されるほか、ポリ塩化ビ
ニルプラスチゾルその他の液状化可能な材料を原材料と
し、加熱等によって反応ゲル化してパッキン材26Bと
することができる。
材料溶液の溶媒を除去して形成されるほか、ポリ塩化ビ
ニルプラスチゾルその他の液状化可能な材料を原材料と
し、加熱等によって反応ゲル化してパッキン材26Bと
することができる。
第4図は上流側本体22の雄ねじ22a側端面にパッキ
ン(第1図の26A)を固着させて一体に設ける要領を
示す断面図である。
ン(第1図の26A)を固着させて一体に設ける要領を
示す断面図である。
まず、シリコーンゴム製の管状体42を仮想線で示す位
置から実線で示すように上流側本体22の雄ねじ22a
に外嵌して雄ねじ22bをマスクする。次いで、先に説
明した下流側本体に於けると同様に、シリコーンゴム製
の栓43を仮想線で示す位置から実線で示すように上流
側本体22内に嵌入する。
置から実線で示すように上流側本体22の雄ねじ22a
に外嵌して雄ねじ22bをマスクする。次いで、先に説
明した下流側本体に於けると同様に、シリコーンゴム製
の栓43を仮想線で示す位置から実線で示すように上流
側本体22内に嵌入する。
次に、管状体42と栓43とに挟まれた空間を経由し
て、シリンジ45を使用してポリウレタン系の抗血栓性
材料溶液40を上流側本体22の端面22bに所定量供
給する。
て、シリンジ45を使用してポリウレタン系の抗血栓性
材料溶液40を上流側本体22の端面22bに所定量供
給する。
溶液40の溶媒が十分に除去されたら、管状体42及び
栓43を下流側本体22から引抜くと、上流側本体22
の端面に環状パッキン材26Aが一体に固着して形成さ
れる。
栓43を下流側本体22から引抜くと、上流側本体22
の端面に環状パッキン材26Aが一体に固着して形成さ
れる。
以上のように、パッキン材を本体部に一体に設ける作業
は、特殊な設備を必要とせず、簡単かつ容易に遂行され
る。
は、特殊な設備を必要とせず、簡単かつ容易に遂行され
る。
コネクタ組立て時のねじ締付けに際し、パッキンが引き
つるように変形したり位置ずれしたりして隙間や凸部が
生じ、血液のスムーズな流通を阻害して不所望な血栓発
生が起こることがある。上記のようにパッキンを本体に
固着して一体に設けることにより、このような問題が起
こらなくなる。
つるように変形したり位置ずれしたりして隙間や凸部が
生じ、血液のスムーズな流通を阻害して不所望な血栓発
生が起こることがある。上記のようにパッキンを本体に
固着して一体に設けることにより、このような問題が起
こらなくなる。
上流側本体22と下流側本体27との結合は、上記のよ
うにねじによる締結のほか、嵌込み方式として接着又は
圧入によって結合しても良い。
うにねじによる締結のほか、嵌込み方式として接着又は
圧入によって結合しても良い。
第5図は他の例によるコネクタ31の中心線(図示せ
ず)に沿う断面図である。
ず)に沿う断面図である。
管状本体32の略中央にはケージ24を収容する内径を
拡大したケージ収容空間32aが設けられ、ケージ収容
空間32aの上流側には弁座部33が一体に組み込まれ
ている。弁座部33の先端33aは、球面の環状領域で
ボール28が接触するように仕上げられている。ボール
収容空間32aの下流側には第1図、第2図と同様のケ
ージ24が一体に組み込まれている。本体32の両端側
には、他の血液導管(例えば第7図、第8図の血液導入
管3若しくは血液排出管4及びカテーテル12を接続さ
せるための管状体37,37が端面から突出するように
して一体に組み込まれている。
拡大したケージ収容空間32aが設けられ、ケージ収容
空間32aの上流側には弁座部33が一体に組み込まれ
ている。弁座部33の先端33aは、球面の環状領域で
ボール28が接触するように仕上げられている。ボール
収容空間32aの下流側には第1図、第2図と同様のケ
ージ24が一体に組み込まれている。本体32の両端側
には、他の血液導管(例えば第7図、第8図の血液導入
管3若しくは血液排出管4及びカテーテル12を接続さ
せるための管状体37,37が端面から突出するように
して一体に組み込まれている。
本体32の材料は、エポキシ樹脂であって、そのほか、
ポリウレタン等の液状加工可能な材料が使用できる。弁
座部33の材料は、ステンレス鋼であって、そのほか、
ポリカーボネート、ポリサルホン等が使用できる。管状
体37,37の材料は、ステンレス鋼であって、そのほ
か、チタンや不銹性の金属が使用可能である。ボール2
8の材料及びケージの材料は、前述した第1図のコネク
タに於けると同様である。また、血液17の流通及び逆
流防止も、第1図のコネクタに於けると同様である。
ポリウレタン等の液状加工可能な材料が使用できる。弁
座部33の材料は、ステンレス鋼であって、そのほか、
ポリカーボネート、ポリサルホン等が使用できる。管状
体37,37の材料は、ステンレス鋼であって、そのほ
か、チタンや不銹性の金属が使用可能である。ボール2
8の材料及びケージの材料は、前述した第1図のコネク
タに於けると同様である。また、血液17の流通及び逆
流防止も、第1図のコネクタに於けると同様である。
弁座部33、ケージ24及び管状体37,37は予め作
製しておいて、これらは本体32の成形時に注型法によ
って本体32に一体に組付けられる。また、ケージ24
と本体32との間にはパッキン36A,36Bが設けて
ある。
製しておいて、これらは本体32の成形時に注型法によ
って本体32に一体に組付けられる。また、ケージ24
と本体32との間にはパッキン36A,36Bが設けて
ある。
第1図、第5図のコネクタのボール28は次のようにし
て作製できる。
て作製できる。
第6図はボール作製の要領を示す断面図である。
槽51内には、後述のボールを成形するための成形材料
溶液(或いはボール自体)とほぼ比重が同じである液体
52が収容されている。そして、対流を生じないように
液体52を定温に保持しながら、上方からマイクロシリ
ンジ等の注射器55の注射針56から、ボール成形材料
溶液28を所定量静かに注入する。ここで、液体52と
しては、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセル
ロース、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリル酸ソーダ等の保護コロイド又は界面活性剤、
更には無機塩(例えばポリリン酸ソーダ)を添加してな
るものを使用してよい。また、液体52は全体を20〜50
℃に保持するのが望ましく、対流を起こすことがなけれ
ば高温であってよい。また、上記の注入される溶液28
は、二液性の室温硬化型のモノマー、例えばシリコーン
溶液を使用してよいが、他のポリウレタン、エポキシ樹
脂用のモノマー溶液(但し、溶媒は水以外とする。)を
使用することもできる。
溶液(或いはボール自体)とほぼ比重が同じである液体
52が収容されている。そして、対流を生じないように
液体52を定温に保持しながら、上方からマイクロシリ
ンジ等の注射器55の注射針56から、ボール成形材料
溶液28を所定量静かに注入する。ここで、液体52と
しては、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセル
ロース、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリル酸ソーダ等の保護コロイド又は界面活性剤、
更には無機塩(例えばポリリン酸ソーダ)を添加してな
るものを使用してよい。また、液体52は全体を20〜50
℃に保持するのが望ましく、対流を起こすことがなけれ
ば高温であってよい。また、上記の注入される溶液28
は、二液性の室温硬化型のモノマー、例えばシリコーン
溶液を使用してよいが、他のポリウレタン、エポキシ樹
脂用のモノマー溶液(但し、溶媒は水以外とする。)を
使用することもできる。
こうして、注射針56から注入された溶液28は、液体
52内で浮遊するが、液体52とほぼ同比重のためにあ
らゆる方向から均等な圧力を受け、いわば無重力の如き
状態で静止しながら球形となり、このまま硬化せしめら
れる。この結果、第6図の二点鎖線28で示すように所
定径で真球度の高いボールが成形される。かくして、ボ
ール(可動弁体)28は、特別な装置なしに成形材料の
注入、静置硬化のみによって成形され、精密な表面仕上
げが不要である。
52内で浮遊するが、液体52とほぼ同比重のためにあ
らゆる方向から均等な圧力を受け、いわば無重力の如き
状態で静止しながら球形となり、このまま硬化せしめら
れる。この結果、第6図の二点鎖線28で示すように所
定径で真球度の高いボールが成形される。かくして、ボ
ール(可動弁体)28は、特別な装置なしに成形材料の
注入、静置硬化のみによって成形され、精密な表面仕上
げが不要である。
従来の医療用装置にあっては、移植用の人工弁をその儘
流用していた。この人工弁は、生体(例えば人)が生き
ている限り使用される様に設計されており、十年以上の
耐久性を有する極めて高品質のものでありかつ極めて高
価なものである。従って、従来の生体外で使用される弁
装置は数週間以上使用される例は稀であり甚だしく過剰
品質になっていた。これに対し、上記の方法によって製
造されたボールを使用する弁装置は、従来の弁装置に較
べて製造原価が極めて低廉で済みかつ十分な耐久性を有
するものである。
流用していた。この人工弁は、生体(例えば人)が生き
ている限り使用される様に設計されており、十年以上の
耐久性を有する極めて高品質のものでありかつ極めて高
価なものである。従って、従来の生体外で使用される弁
装置は数週間以上使用される例は稀であり甚だしく過剰
品質になっていた。これに対し、上記の方法によって製
造されたボールを使用する弁装置は、従来の弁装置に較
べて製造原価が極めて低廉で済みかつ十分な耐久性を有
するものである。
以上の実施例のほか、本考案の技術思想に基づいて種々
の変形が可能である。例えば、ケージの棒体は、4本の
ほか、3本又は5本以上であっても良く、ボールを収容
する収容具は、ケージのほか、ボールを血液流動方向に
沿って移動可能に収容し、かつ血液の流通が可能である
ような、他の適宜の形状とすることができる。また、可
動弁体は、球形のもののほか、円錐形その他可動弁体と
して機能し得る適宜の形状として良い。
の変形が可能である。例えば、ケージの棒体は、4本の
ほか、3本又は5本以上であっても良く、ボールを収容
する収容具は、ケージのほか、ボールを血液流動方向に
沿って移動可能に収容し、かつ血液の流通が可能である
ような、他の適宜の形状とすることができる。また、可
動弁体は、球形のもののほか、円錐形その他可動弁体と
して機能し得る適宜の形状として良い。
ヘ.考案の効果 以上説明したように、本考案に基づく医療用の弁装置内
蔵コネクタは、可動弁体を収容する可動弁体収容手段が
硬質材料によって作製されているので、可動弁体の衝突
による損傷が著しく軽減される上に、可動弁体が可動弁
体収容手段によって位置規正され、正規の位置から他の
位置への移動が少なくなって可動弁体の移動による開、
閉の動作がスムーズになされ、応答が速い。また、可動
弁体収容手段はコネクタ本体本体とは別体に作製されて
この本体に組み込まれるので、弁座の高精度の仕上げ加
工を上記組み込み前に行うことができ、仕上げ加工が容
易になる。その結果、耐久性が著しく改善され、製造が
容易となって製造原価が低廉で済む。更に、可動弁体収
容手段は、その固定部にてコネクタ本体の凹部壁面にパ
ッキンを介して密着固定されるので、この固定が強固で
あり、信頼性が高い。また、パッキンの存在により、可
動弁体が可動弁体収容手段に衝突するときの衝撃が緩ら
げられる。
蔵コネクタは、可動弁体を収容する可動弁体収容手段が
硬質材料によって作製されているので、可動弁体の衝突
による損傷が著しく軽減される上に、可動弁体が可動弁
体収容手段によって位置規正され、正規の位置から他の
位置への移動が少なくなって可動弁体の移動による開、
閉の動作がスムーズになされ、応答が速い。また、可動
弁体収容手段はコネクタ本体本体とは別体に作製されて
この本体に組み込まれるので、弁座の高精度の仕上げ加
工を上記組み込み前に行うことができ、仕上げ加工が容
易になる。その結果、耐久性が著しく改善され、製造が
容易となって製造原価が低廉で済む。更に、可動弁体収
容手段は、その固定部にてコネクタ本体の凹部壁面にパ
ッキンを介して密着固定されるので、この固定が強固で
あり、信頼性が高い。また、パッキンの存在により、可
動弁体が可動弁体収容手段に衝突するときの衝撃が緩ら
げられる。
第1図〜第6図は本考案の実施例を示すものであって、 第1図はコネクタの中心線に沿う断面図、 第2図はケージの拡大斜視図、 第3図及び第4図はパッキン作製の要領を示す断面図、 第5図は他の例によるコネクタの中心線に沿う断面図、 第6図はボール成形の要領を示す断面図 である。 第7図〜第8図は従来例を示すものであって、 第7図は血液ポンプ装置の使用状態を示す概略図、 第8図は血液ポンプ装置の分解斜視図 である。 なお、図面に示された符号に於いて、 17……血液 21,31……コネクタ 22……上流側本体 23,33……弁座 24……ケージ 24a……環状固定部 24b……棒体 24c……ケージのボール受け部 26A,26B,36A,36B……パッキン 27……下流側本体 28……ボール(可動弁体) 37……管状体 である。
Claims (1)
- 【請求項1】一端側で第一の血液導管を、他端側で第二
の血液導管を夫々接続するコネクタ本体と、このコネク
タ本体内で血液流動方向に沿って移動可能に配された可
動弁体と、前記血液の流動が可能な状態で前記可動弁体
を収容する可動弁体収容手段とを有し、 この可動弁体収容手段が、 硬質材料によって前記コネクタ本体とは別体に作製さ
れ、 前記コネクタ本体に形成された凹部の壁面にパッキンを
介して密着固定される固定部を有し、 前記コネクタ本体に一体に組み込まれている、医療用の
弁装置内蔵コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987183334U JPH067695Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 医療用の弁装置内蔵コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987183334U JPH067695Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 医療用の弁装置内蔵コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0187716U JPH0187716U (ja) | 1989-06-09 |
| JPH067695Y2 true JPH067695Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31474756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987183334U Expired - Lifetime JPH067695Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 医療用の弁装置内蔵コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067695Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS582184B2 (ja) * | 1975-08-07 | 1983-01-14 | 松下電工株式会社 | セメントコウカタイノセイホウ |
| JPS5540293U (ja) * | 1978-09-09 | 1980-03-14 | ||
| JPS57200772A (en) * | 1981-06-05 | 1982-12-09 | Hitachi Ltd | Check valve |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP1987183334U patent/JPH067695Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0187716U (ja) | 1989-06-09 |
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