JPH0677336B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH0677336B2
JPH0677336B2 JP63312392A JP31239288A JPH0677336B2 JP H0677336 B2 JPH0677336 B2 JP H0677336B2 JP 63312392 A JP63312392 A JP 63312392A JP 31239288 A JP31239288 A JP 31239288A JP H0677336 B2 JPH0677336 B2 JP H0677336B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録媒体に光スポットを照射して、光学的に
情報を記録、再生、消去する機器に供される光ピックア
ップ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の光ピックアップ装置は、通常、1個のレーザー光
源により情報の記録、再生、消去等を行っている。しか
しながら、上記の装置では、情報の記録および再生を行
う場合、記録媒体に対し、1個の光スポットにて、情報
を順次書き込みあるいは読み出して行くために、情報の
処理時間が全体的に長くなるという欠点がある。
そこで、最近の光ピックアップ装置には、情報の処理時
間を短縮するために、複数個のレーザー光源を備え、こ
れら各レーザー光源から出射されるレーザー光を同時に
記録媒体へ照射し、両レーザー光の光スポットにより、
並行して信号の記録または再生等を行う光ピックアップ
装置がある。
この種の光ピックアップ装置では、例えば第4図に示す
ように、図中右側のレーザー光源21aから出射されるレ
ーザー光29aは、コリメートレンズ22aで平行光とされ、
ビームスプリッタ23aを透過し、対物レンズ24aによりデ
ィスク状に形成された記録媒体20に光スポット28aとし
て照射される。記録媒体20にて反射されたレーザー光29
aは、対物レンズ24aで平行光とされた後、ビームスプリ
ッタ23aでプリズム25に向けて直角に反射される。
同様に、図中左側のレーザー光源21bより出射されたレ
ーザー光29bも、コリメートレンズ22b、ビームスプリッ
タ23bおよび対物レンズ24bを介し、記録媒体20へ光スポ
ット28bとして照射された後、ビームスプリッタ23bによ
りプリズム25に向けて、上記のレーザー光源21aに対応
するレーザー光29aと同一の光路へ反射される。
ここで、上記のレーザー光源21a・21bは、相互に異なる
波長のレーザー光29a・29bを発生するものとなってお
り、各レーザー光源21a・21bに対応するレーザー光29a
・29bは、プリズム25での偏向角が異なる。従って、例
えば一方のレーザー光29aは、集光レンズ26によって図
中上側の受光素子27aに集光され、他方のレーザー光29b
は、集光レンズ26によって図中下側の受光素子27bに集
光される。
上記のような構成では、記録媒体20の異なった位置で同
時に記録あるいは再生を行うことができる。従って、前
述した1個のレーザー光源による光ピックアップ装置に
比べて、2倍の転送レートを得ることができ、複数の情
報を高速に処理することができるようになっている。
しかしながら、上述の方式による光ピックアップ装置で
は、ビームスプリッタ23a・23bから出射した後のレーザ
ー光29a・29bを処理する系は、プリズム25による偏向角
に応じて部品を配置しなくてはならず、装置の小型化が
困難となっている。
そこで、上記のような欠点を解決するものとして、プリ
ズム25の代わりに、第5図に示すように、波長により屈
折率の異なる性質(波長分散)を有する集光レンズ36を
使用する光ピックアップ装置がある。なお、同図におい
て、レーザー光39a・39bを集光レンズ36へ導くまでの構
成は上記の第4図と同様であるため、省略している。
第5図に示す光ピックアップ装置では、同一光路を進行
する異なる波長のレーザー光39a・39bが集光レンズ36へ
入射すると、各レーザー光39a・39bの焦点が、同一光軸
上の異なった位置に発生する。そして、これらレーザー
光39a・39bは、レーザー光39a・39bの光路における集光
レンズ36から最も離れた焦点位置付近に配された光検出
器37にそれぞれ照射される。この光検出器37は、小径の
円形をなす小径受光素子41と、この小径受光素子41の外
側に同心円状に設けられた大径受光素子42とからなる。
このとき、各レーザー光39a・39bは、各レーザー光39a
・39bの焦点位置40a・40bが異なることにより、異なる
径の同心円として光検出器37上に照射される。従って、
小径円に集光されたレーザー光39aは小径受光素子41に
よって検出され、大径円に広がったレーザー光39bは大
径受光素子42によって検出される。
このような構成では、前記のプリズム45が不要となり、
かつビームスプリッタ23a・23b以降の光路を直線状に構
成することができるので、光ピックアップ装置の小型化
が容易となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の光ピックアップ装置では、光検出
器37上において、大径円に広がったレーザー光39bに小
径円に集光されたレーザー光39aを重ねて照射するもの
であるため、小径受光素子41へは、レーザー光39aに、
僅かではあるがレーザー光39bが混入することになり、
これが検出信号のノイズ(クロストーク)の一因となる
という問題点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る光ピックアップ装置は、上記課題を解決す
るために、光源から出射した光ビームを光スポットとし
て記録媒体へ照射し、かつ記録媒体からの反射光を光源
から記録媒体に至る光路外へ出射する複数の光学系部を
備え、各光学系部の光源からは各々異なる波長の光ビー
ムが出射されると共に、各光学系部から出射される記録
媒体からの反射光は同一光路へ導かれ、この同一光路に
は、各反射光を光軸上における各波長に応じた収束位置
に収束させる集光手段が設けられ、この集光手段を介し
た反射光が異なる径の同心円状に形成された複数の受光
素子を有する光検出器にて受光される光ピックアップ装
置において、上記の集光手段の光学系部方向における光
路の中心部には、遮光部材が設けられている構成であ
る。
〔作用〕
上記の構成によれば、複数の光学系部の各光源から出射
された波長の異なる光ビームは、記録媒体に光スポット
として照射される。記録媒体にて反射された各光ビーム
は、光源から記録媒体に至る光路外へ出射される。光学
系部から出射された各光ビームは同一光路に導かれ、こ
れら光ビームの中心部は遮光部材によって遮光される。
従って、各光ビームが集光手段を介して光検出器上に照
射されたとき、各光ビームは完全に分離された状態で光
検出器の対応する受光素子へ照射される。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
本発明に係る光ピックアップ装置は、第1図に示すよう
に、光ビームとしてのレーザー光12aを発する一方のレ
ーザー光源1aと記録媒体10との間に、レーザー光源1a側
より、レーザー光12aを平行にするコリメートレンズ2a
と、記録媒体10から反射されたレーザー光12aを直角に
反射するビームスプリッタ3aと、記録媒体10へレーザー
光12aを光スポット8aとして照射する対物レンズ4aとが
この順に設けられている。これらレーザー光源1a、コリ
メートレンズ2aおよびビームスプリッタ3aは第1光学系
部14を構成している。
上記のレーザー光源1aの側方には、レーザー光源1aのレ
ーザー光12aとは異なる波長、即ちレーザー光12aより短
い波長のレーザー光12bを発生するレーザー光源1bが並
設され、このレーザー光源1bと記録媒体10との間にも、
同様に、コリメートレンズ2bと、ビームスプリッタ3b
と、対物レンズ4bとが順に設けられている。上記のビー
ムスプリッタ3bにより反射されたレーザー光12bは、前
記のビームスプリッタ3aにより反射されたレーザー光12
aと同一の光路を進行するようになっている。そして、
これらレーザー光源1b、コリメートレンズ2b、ビームス
プリッタ3b、および対物レンズ4bは第2光学系部15を構
成している。
上記のビームスプリッタ3a・3bにより反射されたレーザ
ー光12a・12bの光路には、遮光部材である遮光板5が光
路の中心部に設けられ、この遮光板5におけるレーザー
光12a・12bの進行方向側には、集光手段としての集光レ
ンズ6が設けられている。この集光レンズ6は、各レー
ザー光12a・12bを光軸上における各波長に応じた収束位
置に収束させるようになっている。そして、レーザー光
12a・12bの収束位置のうち、集光レンズ6から最も離れ
た収束位置付近に光検出器7が設けられている。この光
検出器7は、第2図に示すように、小径の円形をなす小
径受光素子9と、この小径受光素子9の外側に同心円状
に設けられた大径受光素子11とからなる。これら小径受
光素子9と大径受光素子11との径は、光検出器7に照射
される各レーザー光12a・12bの径とほぼ対応している。
上記の構成において、第1光学系部14のレーザー光源1a
から出射されるレーザー光12aは、コリメートレンズ2a
で平行光とされ、ビームスプリッタ3aを透過し、対物レ
ンズ4aによりディスク状の記録媒体10に光スポット8aと
して照射される。記録媒体10から反射されたレーザー光
12aは、対物レンズ4aで平行光とされた後、ビームスプ
リッタ3aにより集光レンズ6へ向けて反射される。一
方、第2光学系部15のレーザー光源1bから出射されるレ
ーザー光12bは、同様に、コリメートレンズ2b、ビーム
スプリッタ3bおよび対物レンズ4bを介して記録媒体10へ
光スポット8bとして照射され、その反射光は、対物レン
ズ4bおよびビームスプリッタ3bを介し、さらにビームス
プリッタ3aを透過して、上記のレーザー光12aと同一の
光路へ導かれる。
上記のようにビームスプリッタ3a・3bで反射された各レ
ーザー光12a・12bは、光路の中心部を遮光板5によって
遮られ、集光レンズ6に到達する。そして、各レーザー
光12a・12bは集光レンズ6により光軸上に収束される
が、波長の短いレーザー光12bの焦点位置13bは、波長の
長いレーザー光12aの焦点位置13aよりも前方になる。し
かも、上記のように、レーザー光12a・12bの光路の中心
部が遮光板5にて遮られていることにより、第3図に示
すように、レーザー光12aは小径受光素子9上に収束さ
れる一方、レーザー光12bは、小径受光素子9に照射さ
れることなく、大径受光素子11上に広がった状態で照射
される。即ち、レーザー光12a・12bは完全に分離された
状態で、対応する小径受光素子9と大径受光素子11とに
照射されることになる。これにより、レーザー光12a・1
2bのクロストークによるノイズが防止されて、検出信号
のS/N比が向上する。
なお、上記の光ピックアップ装置においては、遮光部材
として遮光板5を用いていたが、透過するレーザー光12
a・12bの強度を減衰させるフィルターを用いても良い。
〔発明の効果〕
本発明に係る光ピックアップ装置は、以上のように、光
源から出射した光ビームを光スポットとして記録媒体へ
照射し、かつ記録媒体からの反射光を光源から記録媒体
に至る光路外へ出射する複数の光学系部を備え、各光学
系部の光源からは各々異なる波長の光ビームが出射され
ると共に、各光学系部から出射される記録媒体からの反
射光は同一光路へ導かれ、この同一光路には、各反射光
を光軸上における各波長に応じた収束位置に収束させる
集光手段が設けられ、この集光手段を介した反射光が異
なる径の同心円状に形成された複数の受光素子を有する
光検出器にて受光される光ピックアップ装置において、
上記の集光手段の光学系部方向における光路の中心部に
は、遮光部材が設けられている構成である。
これにより、光検出器の受光素子には、各受光素子に対
応するレーザー光のみを照射することができる。従っ
て、異なる信号を含む複数のレーザー光が一つの受光素
子に入射することによって発生するノイズ(クロストー
ク)が低減され、検出信号のS/N比を向上することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は光ピックアップ装置の構成を示す説明
図、第2図は第1図に示した受光素子の正面図、第3図
は受光素子上におけるレーザー光の集光状態を示す説明
図、第4図は従来の光ピックアップ装置を示す説明図、
第5図は他の従来の光ピックアップ装置における要部の
構成を示す説明図である。 1a・1bはレーザー光源、2a・2bはコリメートレンズ、3a
・3bはビームスプリッタ、4a・4bは対物レンズ、5は遮
光板(遮光部材)、6は集光レンズ(集光手段)、7は
光検出器、8a・8bは光スポット、9は小径受光素子、10
は記録媒体、11は大径受光素子、12a・12bはレーザー
光、13a・13bは焦点位置、14は第1光学系部、15は第2
光学系部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源から出射した光ビームを光スポットと
    して記録媒体へ照射し、かつ記録媒体からの反射光を光
    源から記録媒体に至る光路外へ出射する複数の光学系部
    を備え、各光学系部の光源からは各々異なる波長の光ビ
    ームが出射されると共に、各光学系部から出射される記
    録媒体からの反射光は同一光路へ導かれ、この同一光路
    には、各反射光を光軸上における各波長に応じた収束位
    置に収束させる集光手段が設けられ、この集光手段を介
    した反射光が異なる径の同心円状に形成された複数の受
    光素子を有する光検出器にて受光される光ピックアップ
    装置において、 上記の集光手段の光学系部方向における光路の中心部に
    は、遮光部材が設けられていることを特徴とする光ピッ
    クアップ装置。
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