JPH0677467U - 冷却ファンを備えた回転電機 - Google Patents
冷却ファンを備えた回転電機Info
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Landscapes
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- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的は、回転電機のアーマチャの放
熱を向上させると共に回転電機の出力軸側を効果的に冷
却でき、小型化が可能な冷却ファンを備えた回転電機を
提供することにある。 【構成】 本考案の冷却ファンを備えた回転電機Mは、
出力軸11側に配設されたギヤハウジング21と、この
ギヤハウジング21のウオームホイール取付け部21a
に形成された通風孔23と、回転電機Mのヨーク12に
形成された空気孔12aと、回転電機Mの出力軸11と
一体に取着された歯車2と、該歯車2と噛合すると共に
前記ギヤハウジング21のカバー部21bに回動自在に
軸支されてなるファン付き歯車3と、を備え、前記ファ
ン付き歯車3は、外輪ギヤ部3aと中心部3bが羽根部
3dによって一体に連結形成してなるものである。
熱を向上させると共に回転電機の出力軸側を効果的に冷
却でき、小型化が可能な冷却ファンを備えた回転電機を
提供することにある。 【構成】 本考案の冷却ファンを備えた回転電機Mは、
出力軸11側に配設されたギヤハウジング21と、この
ギヤハウジング21のウオームホイール取付け部21a
に形成された通風孔23と、回転電機Mのヨーク12に
形成された空気孔12aと、回転電機Mの出力軸11と
一体に取着された歯車2と、該歯車2と噛合すると共に
前記ギヤハウジング21のカバー部21bに回動自在に
軸支されてなるファン付き歯車3と、を備え、前記ファ
ン付き歯車3は、外輪ギヤ部3aと中心部3bが羽根部
3dによって一体に連結形成してなるものである。
Description
【0001】
本考案は冷却ファンを備えた回転電機に係り、特に出力軸側の冷却,回転電機 のステータ内部、アーマチャコイル等の冷却を行なう冷却ファンを備えた回転電 機に関する。
【0002】
回転電機を冷却する技術としては、回転電機の出力軸と反対側に配置された回 転軸の軸端部を、軸受を貫通させてヨークから突出させ、この部分に冷却用のフ ァンを取着したものが知られている(例えば、実開昭57−51066号公報) 。
【0003】 また回転電機の回転軸をエンドブラケットから突出させて、この突出先端部に 歯車を取付け、この歯車と噛合する歯車を取付けたファン軸に冷却ファンを結合 し、ファン軸を軸受で軸支した技術が知られている(実開昭61−117573 号公報)。
【0004】
上記従来例では、冷却ファンの配設スペースとの関係から、回転電機の反出力 側の軸端に冷却ファンを設けているために、ブラシとコンミュテータを備えた回 転電機にあっては、回転電機の出力軸側のブラシとコンミュテータの通電及び火 花等によって生じる熱,コイルのジュール熱については、効果的な冷却を行なう ことができないという問題がある。また前記のように回転電機の反出力側の軸端 に冷却ファンを設けると、回転電機の全長が長くなってしまい、小型化の障害と なる。さらに反出力軸端部がヨークから飛び出すことによる水密性の確保が困難 であるという問題もある。
【0005】 本考案の目的は、回転電機のアーマチャの放熱を向上させると共に回転電機の 出力軸側を効果的に冷却でき、小型化が可能な冷却ファンを備えた回転電機を提 供することにある。
【0006】
本考案に係る冷却ファンを備えた回転電機は、回転電機の出力軸側に配設され たギヤハウジングと、該ギヤハウジングに形成された通風孔と、回転電機のヨー クに形成された空気孔と、回転電機の出力軸と一体に取着された歯車と、該歯車 と噛合すると共に前記ギヤハウジングに回動自在に軸支されてなるファン付き歯 車と、を備え、前記ファン付き歯車は、外輪ギヤ部と中心部が羽根部によって一 体に連結形成してなるものである。
【0007】 そしてギヤハウジングに形成された通風孔には、迷路構造を備えたカバー部材 を配設すると好適である。また出力軸に取着された歯車及びファン付き歯車は、 熱伝導が良好な材質から構成すると好適である。
【0008】
本考案によれば、回転電機の出力軸と一体に取着された歯車と、この歯車と噛 合すると共にハウジングに回動自在に軸支されてなるファン付き歯車と、を備え てなるので、回転軸、即ち出力軸の回転により、この出力軸と一体に取着された 歯車が回転する。そしてこの歯車の回転により噛み合っているファン付き歯車が 回転する。
【0009】 またファン付き歯車の配設空間を確保しヨーク内に空気の流れを発生させてい るので、ブラシとコンミュテータを備えた回転電機にあっては、ブラシとコンミ ュテータの通電や火花等によって生じる熱,コイルのジュール熱を効果的に放熱 でき、またこれらの歯車により回転電機の出力軸側の放熱部における表面積を広 げることができて、回転電機のアーマチャの放熱効果が向上する。そして上記フ ァン付き歯車を用いることによって、出力軸側の少ないスペース、特に出力軸方 向のスペースを小さくでき、回転電機の小型化を図ることができる。 一方ギヤハウジングには、通風孔が形成されて外気と通じており、回転電機の ヨークには空気孔が形成されているので、ファン付き歯車の回転により、出力軸 側の通風孔から反出力軸側の空気孔への空気の流れを発生させた場合には、発熱 の大きい部分を先に外気により冷却できて、冷却効果を大きくできる。
【0010】 またギヤハウジングに形成された通風孔には、迷路構造を備えたカバー部材を 配設することによって、ギヤハウジングの防水を確実に行なうことができる。
【0011】 そして出力軸に取着された歯車及びファン付き歯車を、熱伝導が良好な材質か ら構成すると、熱伝導が良好となり、ブラシとコンミュテータを備えた回転電機 にあっては、コンミュテータ,ブラシ,コイル,アーマチャ等で発生した熱は、 出力軸及び歯車からファン付き歯車へと伝導し、ファン付き歯車の回転により、 通風中への放熱が促進される。このことにより、歯車から出力側へ出力軸を伝わ っていく熱量は激減され、回転軸自体の冷却を図ることができると共に、噛み合 い部での出力歯車の熱的損傷は回避できる。また、同じくファン付き歯車の回転 により発生した空気の流れによりステータ内の雰囲気が冷却され、回転電機の出 力低下を減らすことが出来る。
【0012】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部 材,配置等は本考案を限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変す ることができるものである。 図1乃至図7は、本考案に係る冷却ファンを備えた回転電機の実施例を示すも のであり、本例では回転電機として、ワイパモータを例にして説明する。本例の ワイパモータMは、図1で示すように、モータ部10と、減速部20とから構成 され、減速部20は、モータ部10の出力軸11の回転数を所定回転数に減速す る歯車をギヤハウジング21内に配設したもので、一般的な減速装置を用いるこ とができる。そしてこの減速部20の出力軸22にはクランクアームが取着され 、このクランクアームの端部にはリンクアーム(いずれも図示せず)が連結され ている。
【0013】 本例のギヤハウジング21は、ウオームホイール取付け部21aとモータ部1 0側に向けて形成されたカバー部21bとから構成されており、このカバー部2 1bとウオームホイール取付け部21aとの間の壁21cには、一部開口した開 口部21dが形成されている(図3参照)。そして、図5で示すように、ウオー ムホイール取付け部21aには、開口が円形をした通風孔23が形成されている 。本例の通風孔23にはカバー部材24が取付けられている。
【0014】 このカバー部材24は、図6及び図7で示すように、上記通風孔23に嵌入す る嵌入突起部24aと、嵌入突起部24aと連続して形成された迷路部24bと から構成されている。そしてこれらの嵌入突起部24a及び迷路部24bの内部 は中空通路部24cによって連通されており、外部から水の浸入を防止している 。カバー部材24の材質としては、ゴム等の弾性,シール性を備えた材質から構 成することが好ましい。
【0015】 またギヤハウジング21のカバー部21bには、出力軸11と平行な位置に、 取付け穴25が形成され、この取付け穴25の外周位置にはモータ部10側へ向 けて突起したボス部25aが形成されている。なお図5中の符号26はコネクタ 部である。
【0016】 本例のモータ部10は、ヨーク12内に配設された固定子13と、アーマチャ 14と、アーマチュア14の回転軸16の出力軸11側に取着されたコンミュテ ータCと、ブラシホルダ18を備えたインシュレータ15と、ブラシホルダ18 に保持されてコンミュテータCと摺接するブラシ19と、を備えている。 そして出力軸11側と反対側に位置するヨーク12の部分には、空気孔12a (図5参照)が形成されている。
【0017】 本例のアーマチャ14は、アーマチャコア14aにコイル14bを巻回して形 成され、回転軸16と一体となって回転するもので、回転軸16の両端部は軸受 部17a,17bによって回転可能に軸支されている。そして上記回転軸16の 出力軸11側の軸受部17aは、ボールベアリングによって構成されている。上 記軸受部17aより出力軸11側位置のカバー部21b内には、出力軸11と共 に回転するように、出力軸11と一体に歯車2が形成されている。この歯車2は 、アルミダイキャスト又はカーボン繊維入り樹脂等の熱伝導の良い材質で形成さ れている。
【0018】 そして、歯車2には、ファン付き歯車3が噛合して歯車2と共に回転するよう に構成されている。つまり、カバー部21bにおける歯車2の近傍には、ファン 付き歯車3の配設空間Kが形成されている。 本例のファン付き歯車3は、図4で示すように、外輪ギヤ部3aと、中心孔3 cを備えた中心部3bと、羽根部3dとからなり、外輪ギヤ部3aと中心部3b とは羽根部3dによって一体に形成されている。
【0019】 本例の羽根部3dは、4枚の羽根で形成されており、各羽根の形状は、アーマ チャ14が正回転をしたときに、アーマチャ14側へ空気を吹き出すような羽根 形状をしている。また本例のファン付き歯車3は、カーボン繊維入りナイロン樹 脂等の熱伝導が良く、摺動性能の良い材質によって一体成形されたものを用いて いるが、Cu系又はFe系の焼結含油メタル等によって構成してもよい。なお羽 根部3dの羽根の数は、本例のように4枚ではなく、3枚その他の枚数であって も良い。
【0020】 このファン付き歯車3は、図3及び図4で示すように、ボス部3bの取付け孔 3cへ,リベット4を圧入して取付けるが、本例のリベット4は頭部4aと軸部 4bとから構成され、ファン付き歯車3とボス部3bとの間に、スラストワッシ ャ5を介して、リベット4の軸部4bを圧入して取付け、回転自在に軸支するも のである。本例のスラストワッシャ5は摺動性の良いナイロン樹脂等によって構 成されている。
【0021】 次に、上記構成からなる実施例の動作について説明する。 先ずアーマチャ14が正回転すると、アーマチャ14の回転と共に回転軸16 及び出力軸11が回転し、この出力軸11と一体に取着された歯車2が回転する 。そしてこの歯車2の回転により、この歯車2と噛み合っているファン付き歯車 3が回転する。一方ギヤハウジング21のカバー部21bとウオームホイール取 付け部21aとの間の壁21cには、開口部21dが形成され、ウオームホイー ル取付け部21aには、通風孔23が形成されて外気と通じており、回転電機の ヨーク12には空気孔12aが形成されている。
【0022】 従って、ファン付き歯車3の回転により、通風孔23から空気孔12aへの空 気の流れが発生する。即ち、コンミュテータC側の部分にファン付き歯車3の配 設空間Kを確保することにより、コンミュテータCとブラシ19の発熱を効果的 に放熱でき、次にファン付き歯車3の回転によりコンミュテータC側を冷却し、 更にファン付き歯車3の回転により発生した空気の流れにより、アーマチャ14 のコイル14b,ステータ13側の雰囲気を冷却する。
【0023】 また歯車2及びファン付き歯車3が熱伝導が良好な材質で構成されているので 、これらの歯車2,3により、出力軸11側の放熱部における表面積を広げ、回 転電機のアーマチャ14の放熱効果をより向上させ、コンミュテータCとブラシ 19の発熱及びアーマチャ14で発生した熱、さらには回転軸16及び出力軸1 1自体の冷却をすることができる。 またギヤハウジング21に形成された通風孔23には、迷路構造を備えたカバ ー部材24を配設しているので、この通風孔23からの水の浸入を防止できる。
【0024】
本考案によれば、回転電機の出力軸と一体に取着された歯車と、この歯車と噛 合すると共にハウジングに回動自在に軸支されてなるファン付き歯車によって、 出力軸側の発熱をより効果的に放熱でき、またこれらの歯車により回転電機の出 力軸側の放熱部における表面積を広げ、回転電機のアーマチャの放熱効果が向上 する。またファン付き歯車を用いることによって、出力軸側の少ないスペース、 特に出力軸方向のスペースを小さくでき、回転電機の小型化を図ることができる 。
【0025】 またファン付き歯車の回転によって、通風中への放熱を促進することができ、 空気の流れによりステータ内を冷却することができる。そして出力軸に取着され た歯車及びファン付き歯車を、熱伝導が良好な材質から構成すると、熱伝導が良 好となり、放熱効果を、より向上させることができる。
【図1】本考案に係る冷却ファンを備えた回転電機の実
施例を示す一部断面を備えた正面図である。
施例を示す一部断面を備えた正面図である。
【図2】ギヤハウジングを図1のX−X線からみた図で
ある。
ある。
【図3】図1のZ−Z線に相当するファン付き歯車部分
における部分断面図である。
における部分断面図である。
【図4】ファン付き歯車の取着状態の一例を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図5】図1の反対側からみた平面図である。
【図6】図7のY−Y断面図である。
【図7】通風孔を覆うカバー部材の側面図である。
2 歯車 3 ファン付き歯車 3a 外輪ギヤ部 3b 中心部 3c 中心孔 3d 羽根部 4 リベット 5 スラストワッシャ 11 出力軸 12 ヨーク 12a 空気孔 14 アーマチャ 19 ブラシ 21 ギヤハウジング 21a ウオームホイール取付け部 21b カバー部 23 通風孔 24 カバー部材 25 取付け孔 25a ボス部 C コンミュテータ K ファン付き歯車の配設空間 M 回転電機(ワイパモータ)
Claims (3)
- 【請求項1】 回転電機の出力軸側に配設されたギヤハ
ウジングと、該ギヤハウジングに形成された通風孔と、
回転電機のヨークに形成された空気孔と、回転電機の出
力軸と一体に取着された歯車と、該歯車と噛合すると共
に前記ギヤハウジングに回動自在に軸支されてなるファ
ン付き歯車と、を備え、前記ファン付き歯車は、外輪ギ
ヤ部と中心部が羽根部によって一体に連結形成してなる
冷却ファンを備えた回転電機。 - 【請求項2】 前記ギヤハウジングに形成された通風孔
には、迷路構造を備えたカバー部材が配設されてなる請
求項1記載の冷却ファンを備えた回転電機。 - 【請求項3】 前記出力軸に取着された歯車及び前記フ
ァン付き歯車は、熱伝導が良好な材質から構成された請
求項1,2記載の冷却ファンを備えた回転電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9089791U JPH0677467U (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 冷却ファンを備えた回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9089791U JPH0677467U (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 冷却ファンを備えた回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0677467U true JPH0677467U (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=14011199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9089791U Pending JPH0677467U (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 冷却ファンを備えた回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0677467U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018196238A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | 株式会社デンソー | 直流モータ |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP9089791U patent/JPH0677467U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018196238A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | 株式会社デンソー | 直流モータ |
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