JPH0677472A - サージ防護素子 - Google Patents
サージ防護素子Info
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- JPH0677472A JPH0677472A JP3335859A JP33585991A JPH0677472A JP H0677472 A JPH0677472 A JP H0677472A JP 3335859 A JP3335859 A JP 3335859A JP 33585991 A JP33585991 A JP 33585991A JP H0677472 A JPH0677472 A JP H0677472A
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D8/00—Diodes
- H10D8/80—PNPN diodes, e.g. Shockley diodes or break-over diodes
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- Thyristors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、サージ動作性能,遮断性能共にすぐ
れた製造容易なサイリスタ型サージ防護素子の提示にあ
る。 【構成】本発明は例えばP半導体共通基板の両面に、そ
れぞれN1 ベースとP1エミッタ、N2 ベースとP2 エ
ミッタを設け、前記N1 ベースおよびN2 ベースの一部
が複数箇所において、それぞれ前記P1 およびP2 エミ
ッタを突き抜けて表面に露呈し、かつ両面の露呈N1 お
よびN2 ベースが互いに重なる部分がないように離して
配置されて、各面においてそれぞれ前記P1 およびP2
エミッタと露呈N1 およびN2 ベースとが短絡されて一
つの電極をなすように構成されると共に、露呈N1 とN
2 ベース間の距離DとP半導体共通基板の厚さWP との
間にWP /2≦D≦2WP 、更に露呈N1 ,N2 ベース
の大きさφとWP との間にWP ≦φ≦4WP の関係をも
たせることにより、目的を達成したものである。
れた製造容易なサイリスタ型サージ防護素子の提示にあ
る。 【構成】本発明は例えばP半導体共通基板の両面に、そ
れぞれN1 ベースとP1エミッタ、N2 ベースとP2 エ
ミッタを設け、前記N1 ベースおよびN2 ベースの一部
が複数箇所において、それぞれ前記P1 およびP2 エミ
ッタを突き抜けて表面に露呈し、かつ両面の露呈N1 お
よびN2 ベースが互いに重なる部分がないように離して
配置されて、各面においてそれぞれ前記P1 およびP2
エミッタと露呈N1 およびN2 ベースとが短絡されて一
つの電極をなすように構成されると共に、露呈N1 とN
2 ベース間の距離DとP半導体共通基板の厚さWP との
間にWP /2≦D≦2WP 、更に露呈N1 ,N2 ベース
の大きさφとWP との間にWP ≦φ≦4WP の関係をも
たせることにより、目的を達成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遮断性能とサージ動作性
能にすぐれた製造容易なサイリスタ型のサージ防護素子
に関するものである。
能にすぐれた製造容易なサイリスタ型のサージ防護素子
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6(a)に示すPNPNP層からなる
基本構造をもち、図6(b)に示す電流電圧特性(一方
向のみを示す)をもつ両方向のサイリスタ型サージ防護
素子は、小型安価であるなどから通信回路などの弱電回
路のサージ防護用としてよく使用されている。この防護
素子は基本動作回路を示す図7のように、被保護回路H
の両端間に接続して使用され、例えば図6(b)に示す
サージ防護素子ZのVBOを越える電圧値をもつサージS
が線路に侵入したとき、直ちにオンして被保護回路Hの
保護を行うものである。この場合サージ防護素子Zはサ
ージ電流の通過後、電源電圧E0 により流される電流を
直ちに遮断して、サージ侵入前の状態に戻ることが求め
られる。そのためには公知のように防護素子Zの保持電
流IH が IH >E0 /R ただし R:回路インピーダンス E0 :電源電圧 の関係を満足することを要し、良好な遮断性能を得るた
めには保持電流IH が大であることが求められる。とこ
ろで保持電流IH は従来から知られているように、例え
ば図6(a)により説明したサイリスタ型サージ防護素
子Zの各領域の構造、即ち各領域の不純物濃度や厚みな
どの選定により大にすることが可能である。しかし一方
この方法による保持電流IH の増大は、同時にサージ電
流容量を小にする結果をもたらし、両者はトレードオフ
の関係となる。従って両者を同時に満足させることは必
ずしも容易ではなく、しかも不純物濃度の精密な制御な
どを必要とするため製造も難しい。そこでその対策とし
て図8(a)(b)に示す電極を除いた上面図と、その
A−A’矢視断面図の構成をもつ素子が提案された。こ
の素子は例えばP半導体共通基板の一面に設けたN1 ベ
ース領域が、複数箇所においてP1 エミッタ領域を突き
抜けて表面に露呈し、N2 ベース領域が複数箇所におい
てP2 エミッタ領域を突き抜けて表面に露呈すると同時
に、前記露呈N1 ベース領域S1 とP1 エミッタ領域が
金属電極T1 により短絡され、前記露呈N2 ベース領域
S2 がP2 エミッタ領域と金属電極T2 により短絡され
た構造をもつサージ防護素子である。
基本構造をもち、図6(b)に示す電流電圧特性(一方
向のみを示す)をもつ両方向のサイリスタ型サージ防護
素子は、小型安価であるなどから通信回路などの弱電回
路のサージ防護用としてよく使用されている。この防護
素子は基本動作回路を示す図7のように、被保護回路H
の両端間に接続して使用され、例えば図6(b)に示す
サージ防護素子ZのVBOを越える電圧値をもつサージS
が線路に侵入したとき、直ちにオンして被保護回路Hの
保護を行うものである。この場合サージ防護素子Zはサ
ージ電流の通過後、電源電圧E0 により流される電流を
直ちに遮断して、サージ侵入前の状態に戻ることが求め
られる。そのためには公知のように防護素子Zの保持電
流IH が IH >E0 /R ただし R:回路インピーダンス E0 :電源電圧 の関係を満足することを要し、良好な遮断性能を得るた
めには保持電流IH が大であることが求められる。とこ
ろで保持電流IH は従来から知られているように、例え
ば図6(a)により説明したサイリスタ型サージ防護素
子Zの各領域の構造、即ち各領域の不純物濃度や厚みな
どの選定により大にすることが可能である。しかし一方
この方法による保持電流IH の増大は、同時にサージ電
流容量を小にする結果をもたらし、両者はトレードオフ
の関係となる。従って両者を同時に満足させることは必
ずしも容易ではなく、しかも不純物濃度の精密な制御な
どを必要とするため製造も難しい。そこでその対策とし
て図8(a)(b)に示す電極を除いた上面図と、その
A−A’矢視断面図の構成をもつ素子が提案された。こ
の素子は例えばP半導体共通基板の一面に設けたN1 ベ
ース領域が、複数箇所においてP1 エミッタ領域を突き
抜けて表面に露呈し、N2 ベース領域が複数箇所におい
てP2 エミッタ領域を突き抜けて表面に露呈すると同時
に、前記露呈N1 ベース領域S1 とP1 エミッタ領域が
金属電極T1 により短絡され、前記露呈N2 ベース領域
S2 がP2 エミッタ領域と金属電極T2 により短絡され
た構造をもつサージ防護素子である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この提案されたサージ
防護素子の構造によれば、以下に記載する動作説明から
明らかなように、露呈N1 ,N2 ベース領域S1 ,S2
を設けることのない従来のサージ防護素子に比べて、露
呈N1 ,N2 ベース領域S1 ,S2 の数、配置等によっ
て保持電流IH を増大させることができるので製造も容
易である。しかしその反面保持電流IH を増大させるた
め、例えば露呈N1 ベース領域の数や面積を増大させる
と、これに比例して図6(b)に示すスイッチング電流
IS を増大させる。従って遮断性能を向上できても、サ
ージに対する動作性能を低下させる欠点がある。即ちこ
の提案されたサージ防護素子の電極T1 からT2 方向
(図8(b)中矢印参照)のタンオン時、印加電圧が接
合J2 の耐圧VBOを越えると、図8(b)のように電流
I0 ,I1 ,I2 等の成分からなる電流Iが流れる。こ
のうちI1成分とN2 ベース領域の実効横方向抵抗RN
による電圧降下が接合J1 を順バイアスし、このバイア
ス電圧が接合J1 の立上り電圧を越えると、始めて接合
J1から正孔の注入が起こって、電極T1 ,T2 間をタ
ンオフするに至る。このため露呈N1 ベース領域S1 の
ない構造のものに比べて、スイッチング電流IS を増大
させる。次にオン状態では露呈N1 ベース領域S1 の直
下においては導通せず、P1 エミッタ領域の直下の部分
においてのみ導通して、接合J1 からの正孔の注入と接
合J3 からの電子の注入によりオン状態が保持される。
またオン状態が低下してタンオフする過程では、接合J
1 より注入された正孔は露呈N1 ベース領域S1におい
て再結合する。このため実効注入効率を下げ、露呈N1
ベース領域S1 のない構造のものに比べて保持IH を増
大させる。
防護素子の構造によれば、以下に記載する動作説明から
明らかなように、露呈N1 ,N2 ベース領域S1 ,S2
を設けることのない従来のサージ防護素子に比べて、露
呈N1 ,N2 ベース領域S1 ,S2 の数、配置等によっ
て保持電流IH を増大させることができるので製造も容
易である。しかしその反面保持電流IH を増大させるた
め、例えば露呈N1 ベース領域の数や面積を増大させる
と、これに比例して図6(b)に示すスイッチング電流
IS を増大させる。従って遮断性能を向上できても、サ
ージに対する動作性能を低下させる欠点がある。即ちこ
の提案されたサージ防護素子の電極T1 からT2 方向
(図8(b)中矢印参照)のタンオン時、印加電圧が接
合J2 の耐圧VBOを越えると、図8(b)のように電流
I0 ,I1 ,I2 等の成分からなる電流Iが流れる。こ
のうちI1成分とN2 ベース領域の実効横方向抵抗RN
による電圧降下が接合J1 を順バイアスし、このバイア
ス電圧が接合J1 の立上り電圧を越えると、始めて接合
J1から正孔の注入が起こって、電極T1 ,T2 間をタ
ンオフするに至る。このため露呈N1 ベース領域S1 の
ない構造のものに比べて、スイッチング電流IS を増大
させる。次にオン状態では露呈N1 ベース領域S1 の直
下においては導通せず、P1 エミッタ領域の直下の部分
においてのみ導通して、接合J1 からの正孔の注入と接
合J3 からの電子の注入によりオン状態が保持される。
またオン状態が低下してタンオフする過程では、接合J
1 より注入された正孔は露呈N1 ベース領域S1におい
て再結合する。このため実効注入効率を下げ、露呈N1
ベース領域S1 のない構造のものに比べて保持IH を増
大させる。
【0004】以上の動作機構によるスイッチング電流I
S の増大と、保持電流IH の増大効果は、図8(b)の
電流I1 の流路に沿ったN2 ベース領域の実効横方向抵
抗RN が小さい程大となる。従って同一チップ面積では
露呈N1 ベース領域S1 間の距離が小となるから、露呈
N1 ベース領域S1 の数が多い程大となることは明らか
である。しかしながら図8(b)に示したN1 ベース領
域からN2 ベース領域に直接流れる電流成分I0 は、タ
ンオン動作に寄与しない無効電流として流れ、付加電流
としてスイッチング電流IS のみを増加させることにな
る。なお図8(b)の電流成分I2 も無効電流である
が、これは図6(a)に示した従来のものと同じである
ので説明を省略する。即ち以上から図8に示した露呈N
1 ベース領域S1 を設けた構造では、Sの数を多くする
程保持電流IH の増大効果は大であるが、その反面露呈
N1 ベース領域S1 の数と面積に比例して不必要な電流
I0 が流れて、スイッチング電流ISの増大を招く結果
となるため、サージ動作性能を低下させることになる。
更にサイリスタ型素子のタンオンにおいては、最もタン
オンの容易な一点において先ずタンオンし、そののちタ
ンオンした領域が全面積、例えば図8のP1 領域に拡が
る過程をとるのが通常である。従ってオン面積の増大速
度がサージ電流の増加速度より遅いと、タンオン過程で
電流密度が過大となり、これが限度をこすと素子を破壊
することになる。このため電流の立上りの速いサージに
対しては防護が不充分となる。これを防ぐためには電流
の立上りの速いサージの場合にも、少なくともその電流
の増大に対応して円滑にオン面積が増大することが必要
である。しかし保持電流IH の増大を図るため、図8の
露呈N1 ベース領域S1 の数と増大させるとその相互距
離も小さくなるので、一点から始まったオンが全面に拡
がるのを妨害する。このためこれによってもサージ電流
容量を低下させて、サージ動作性能を低下させる。
S の増大と、保持電流IH の増大効果は、図8(b)の
電流I1 の流路に沿ったN2 ベース領域の実効横方向抵
抗RN が小さい程大となる。従って同一チップ面積では
露呈N1 ベース領域S1 間の距離が小となるから、露呈
N1 ベース領域S1 の数が多い程大となることは明らか
である。しかしながら図8(b)に示したN1 ベース領
域からN2 ベース領域に直接流れる電流成分I0 は、タ
ンオン動作に寄与しない無効電流として流れ、付加電流
としてスイッチング電流IS のみを増加させることにな
る。なお図8(b)の電流成分I2 も無効電流である
が、これは図6(a)に示した従来のものと同じである
ので説明を省略する。即ち以上から図8に示した露呈N
1 ベース領域S1 を設けた構造では、Sの数を多くする
程保持電流IH の増大効果は大であるが、その反面露呈
N1 ベース領域S1 の数と面積に比例して不必要な電流
I0 が流れて、スイッチング電流ISの増大を招く結果
となるため、サージ動作性能を低下させることになる。
更にサイリスタ型素子のタンオンにおいては、最もタン
オンの容易な一点において先ずタンオンし、そののちタ
ンオンした領域が全面積、例えば図8のP1 領域に拡が
る過程をとるのが通常である。従ってオン面積の増大速
度がサージ電流の増加速度より遅いと、タンオン過程で
電流密度が過大となり、これが限度をこすと素子を破壊
することになる。このため電流の立上りの速いサージに
対しては防護が不充分となる。これを防ぐためには電流
の立上りの速いサージの場合にも、少なくともその電流
の増大に対応して円滑にオン面積が増大することが必要
である。しかし保持電流IH の増大を図るため、図8の
露呈N1 ベース領域S1 の数と増大させるとその相互距
離も小さくなるので、一点から始まったオンが全面に拡
がるのを妨害する。このためこれによってもサージ電流
容量を低下させて、サージ動作性能を低下させる。
【0005】
【発明の目的】本発明は前記した従来構造の問題点を一
挙に解決しうるサージ防護素子、即ちサージ動作性能を
犠牲にすることなく遮断性能を向上させうる製造容易な
サージ防護素子の提示にある。
挙に解決しうるサージ防護素子、即ちサージ動作性能を
犠牲にすることなく遮断性能を向上させうる製造容易な
サージ防護素子の提示にある。
【0006】
【課題を解決するための本発明の手段】本発明の目的は
次の手段により達成される。即ち図1に示す本発明の基
本構造を示す実施例図のように、P半導体共通基板の両
面にそれぞれN1 ベース領域とP1 エミッタ領域、N2
ベース領域とP2 エミッタ領域とを設けると共に、前記
N1 ベース領域およびN2 ベース領域の一部が互いに重
ならない交互配置のもとに複数箇所において、それぞれ
前記P1 およびP2 エミッタ領域を突き抜けて表面に露
呈する、露呈N1 およびN2 ベース領域S1 およびS2
を形成させ、この露呈N1 ベース領域S1 とP1 エミッ
タ領域、および露呈N2 ベース領域S1 とP2 エミッタ
領域とを、それぞれ各面において短絡してそれぞれ一つ
の電極T1,T2 をなすように構成する。また図1中に
示す両面の露呈N1 ベース領域S1と露呈N2 ベース領
域S2 間の最短距離Dと、前記P半導体共通基板の中央
部の厚さWP との間 WP /2≦D≦2WP をもたせ、また更に露呈N1 およびN2 ベース領域
S1 ,S2 の最大幅φとP半導体共通基板の厚さWP と
の間に WP ≦φ≦4WP の関係をもたせることにより達成される。
次の手段により達成される。即ち図1に示す本発明の基
本構造を示す実施例図のように、P半導体共通基板の両
面にそれぞれN1 ベース領域とP1 エミッタ領域、N2
ベース領域とP2 エミッタ領域とを設けると共に、前記
N1 ベース領域およびN2 ベース領域の一部が互いに重
ならない交互配置のもとに複数箇所において、それぞれ
前記P1 およびP2 エミッタ領域を突き抜けて表面に露
呈する、露呈N1 およびN2 ベース領域S1 およびS2
を形成させ、この露呈N1 ベース領域S1 とP1 エミッ
タ領域、および露呈N2 ベース領域S1 とP2 エミッタ
領域とを、それぞれ各面において短絡してそれぞれ一つ
の電極T1,T2 をなすように構成する。また図1中に
示す両面の露呈N1 ベース領域S1と露呈N2 ベース領
域S2 間の最短距離Dと、前記P半導体共通基板の中央
部の厚さWP との間 WP /2≦D≦2WP をもたせ、また更に露呈N1 およびN2 ベース領域
S1 ,S2 の最大幅φとP半導体共通基板の厚さWP と
の間に WP ≦φ≦4WP の関係をもたせることにより達成される。
【0007】
【作用】以上からわかるように本発明は、両面の露呈N
1 およびN2 ベース領域S1 ,S2 を有効面積とする逆
向きの単位サイリスタが中央のP半導体共通基板、即ち
Pベース領域を共通として交互に配置された構造であっ
て、次のように動作する。電極T1 →T2 方向における
オン状態では、露呈N2 ベース領域S2 の部分が導通し
ている。電流が減少してタンオフに至る動作における露
呈N1 ベース領域S1 の作用は、図8(a)(b)を用
いて前記した従来素子の露呈N1 ベース領域S1 のそれ
と同じである。従って本発明によれば同一チップ面積の
場合、露呈N1 およびN2 ベース領域S1 およびS2 の
数を増し、S1 とS2 間の距離Dを小さくすることによ
り、保持電流IH を増大させて遮断性能を向上させるこ
とができる。次にタンオン過程では、図1に示すように
露呈N1 ベース領域S1 に対向する部分には、P2 エミ
ッタ領域が位置している。従って本発明の構造では、図
8によって前記した従来の構造のものと異なり、無効電
流成分I0 が流れるのが阻止される。このためI0 に起
因するスイッチング電流IS の増大によるサージ動作性
能の低下を生ずることがないもので、これは電極T2 →
T1 方向の動作時において同じである。また本発明では
露呈N2 ベース領域S2 に対応する部分が、各々一つの
単位サイリスタを形成している。従ってS2 の面積を小
(同一チップ面積で数を大)にすれば、この中でのオン
の拡がり速度の問題を解決することができる。このため
前記タンオン時の電流密度の増大による電流密度の低下
の問題も解決でき、更に本発明では従来の構造と異な
り、単位サイリスタがチップ全面に分散された形となる
ため、オン時の発熱が分散される。従ってこれによって
も電流容量の増大を図りうるもので、以上については電
極T2 →T1 方向の動作においても同様である。従って
本発明によれば従来の構造のものに比べて、サージ動作
性能と遮断性能の共にすぐれた製造容易なサージ防護素
子を実現できる。
1 およびN2 ベース領域S1 ,S2 を有効面積とする逆
向きの単位サイリスタが中央のP半導体共通基板、即ち
Pベース領域を共通として交互に配置された構造であっ
て、次のように動作する。電極T1 →T2 方向における
オン状態では、露呈N2 ベース領域S2 の部分が導通し
ている。電流が減少してタンオフに至る動作における露
呈N1 ベース領域S1 の作用は、図8(a)(b)を用
いて前記した従来素子の露呈N1 ベース領域S1 のそれ
と同じである。従って本発明によれば同一チップ面積の
場合、露呈N1 およびN2 ベース領域S1 およびS2 の
数を増し、S1 とS2 間の距離Dを小さくすることによ
り、保持電流IH を増大させて遮断性能を向上させるこ
とができる。次にタンオン過程では、図1に示すように
露呈N1 ベース領域S1 に対向する部分には、P2 エミ
ッタ領域が位置している。従って本発明の構造では、図
8によって前記した従来の構造のものと異なり、無効電
流成分I0 が流れるのが阻止される。このためI0 に起
因するスイッチング電流IS の増大によるサージ動作性
能の低下を生ずることがないもので、これは電極T2 →
T1 方向の動作時において同じである。また本発明では
露呈N2 ベース領域S2 に対応する部分が、各々一つの
単位サイリスタを形成している。従ってS2 の面積を小
(同一チップ面積で数を大)にすれば、この中でのオン
の拡がり速度の問題を解決することができる。このため
前記タンオン時の電流密度の増大による電流密度の低下
の問題も解決でき、更に本発明では従来の構造と異な
り、単位サイリスタがチップ全面に分散された形となる
ため、オン時の発熱が分散される。従ってこれによって
も電流容量の増大を図りうるもので、以上については電
極T2 →T1 方向の動作においても同様である。従って
本発明によれば従来の構造のものに比べて、サージ動作
性能と遮断性能の共にすぐれた製造容易なサージ防護素
子を実現できる。
【0008】以上に加えて本発明においては、露呈N1
ベース領域S1 と露呈N2 ベース領域は、それぞれDの
間隔をもつように設けられ、しかも前記したように露呈
N1ベース領域S1 はP2 エミッタ領域と対面し、露呈
N2 ベース領域S2 はP1 エミッタ領域と対面した構造
をもつ、従って以下に説明するように距離Dを、製造技
術上の加工精度などと関連のもとに適切に選定すること
により、サージ動作性能を更に向上させることができ、
また露呈ベース領域S1 とS2 の大きさφを製造技術上
の加工精度などと関連させて適切に選定することによ
り、タンオン過程におけるオン面積の拡がり速度を更に
向上させて電流容量を向上できる。
ベース領域S1 と露呈N2 ベース領域は、それぞれDの
間隔をもつように設けられ、しかも前記したように露呈
N1ベース領域S1 はP2 エミッタ領域と対面し、露呈
N2 ベース領域S2 はP1 エミッタ領域と対面した構造
をもつ、従って以下に説明するように距離Dを、製造技
術上の加工精度などと関連のもとに適切に選定すること
により、サージ動作性能を更に向上させることができ、
また露呈ベース領域S1 とS2 の大きさφを製造技術上
の加工精度などと関連させて適切に選定することによ
り、タンオン過程におけるオン面積の拡がり速度を更に
向上させて電流容量を向上できる。
【0009】即ちオン時本発明の構造においては、電流
I2 が露呈ベース領域S1 からS2へと、P半導体共通
基板を斜めに横切って流れるが、これは接合J1 の順バ
イアスには無効な電流であり、スイッチング電流IS を
増大させる一因となっている。従って電流I2 を小とす
ることによりサージ動作性能を向上しうる。この電流I
2 は図1(c)中における、電流の流路を考えることに
より理解されるように、間隔DとWP に関係し、WP を
例えば一定とした場合Dが小になるに伴い急激に大にな
り、Dが負となると図8で示した従来構造における無効
電流成分I0 と同じになる。一方図1において露呈ベー
ス領域S1 ,S2 の面積を一定としたとき距離Dを大に
すると、S1 ,S2 が数が減って露呈ベース領域の総面
積、従って電流容量の減少を招くことになる。このため
Dをあまり大にすることは好ましくない。従って以上か
ら距離Dには厚さWP に対して最適な範囲があり、Dを
露呈ベース領域の形状や配置、各層の構造、例えば不純
物濃度や厚さとの関連、製造技術上の加工精度などを考
慮して最適に選定することにより、サージ動作性能を更
に向上できる。実験によれば最適範囲として WP /2≦D≦2WP ………(1) とするのが適当であるとする結果が得られた。
I2 が露呈ベース領域S1 からS2へと、P半導体共通
基板を斜めに横切って流れるが、これは接合J1 の順バ
イアスには無効な電流であり、スイッチング電流IS を
増大させる一因となっている。従って電流I2 を小とす
ることによりサージ動作性能を向上しうる。この電流I
2 は図1(c)中における、電流の流路を考えることに
より理解されるように、間隔DとWP に関係し、WP を
例えば一定とした場合Dが小になるに伴い急激に大にな
り、Dが負となると図8で示した従来構造における無効
電流成分I0 と同じになる。一方図1において露呈ベー
ス領域S1 ,S2 の面積を一定としたとき距離Dを大に
すると、S1 ,S2 が数が減って露呈ベース領域の総面
積、従って電流容量の減少を招くことになる。このため
Dをあまり大にすることは好ましくない。従って以上か
ら距離Dには厚さWP に対して最適な範囲があり、Dを
露呈ベース領域の形状や配置、各層の構造、例えば不純
物濃度や厚さとの関連、製造技術上の加工精度などを考
慮して最適に選定することにより、サージ動作性能を更
に向上できる。実験によれば最適範囲として WP /2≦D≦2WP ………(1) とするのが適当であるとする結果が得られた。
【0010】次にタンオン過程におけるオン面積の拡が
りに関係して、露呈ベース領域S1,S2 の大きさφに
ついて説明する。図2は本発明において電流I1 が増加
して接合J1 を順バイアスし、タンオンが始まる過程を
示す部分拡大図である。電極T1 →T2 方向の動作にお
いては順バイアス露呈N2 ベース領域S2 の真上の中央
部において最大となる。従ってこの部分で先ず正孔の注
入ih が起こり、接合J3 からの電子注入ie と相まっ
て、この部分からタンオンが始まって露呈N2 ベース領
域全面に拡がることになる。この拡がり現象は主として
注入キャリア(電子と正孔)の縦および横方向の拡散に
よって定まる。このため露呈N2 ベース領域S2 の大き
さφは、P半導体共通基板の厚さWP に依存し、φ/2
がWP 程度であれば動作時間は縦方向のキャリア移動時
間のみによってほぼ定まり、これを越えるとオンが全面
に拡がるまでに要する時間は大となる。従って電流密度
が過大となるのを招かないためには、電流の立上り速度
が速い用途(商用商波交流のような遅いものでは殆ど問
題はない)に対しては、露呈N2 ベース領域S2 の大き
さについて上限を設けることが有効であり、これは電極
T2 →T1 方向の動作についても全く同様に云える。一
方露呈ベース領域S1 ,S2 間の距離Dが前記(1)式
により制限された条件のもとで、露呈ベース領域S1 と
S2 の大きさが小さいと、同一チップ面積では電流容量
を定めるS1 ,S2 の総面積が小さくなる。従ってさこ
の面から露呈ベース領域S1 とS2 の面積の下限に制限
を受けざるを得ない。従ってφについても電流の立上り
の速い用途に対してはP半導体共通基板の厚さWP に関
して最適範囲があり、これを満足させることにより更に
電流容量を増大させることができる。実験によれば最適
範囲は、露呈ベース領域S1 ,S2 の形状や配置、各層
の構造例えば不純物濃度や厚さ、製造上の加工精度など
の条件、露呈ベース領域の距離Dなどを加味して WP ≦φ≦4WP ……………(2) とするのが適当であるとする結果が得られた。
りに関係して、露呈ベース領域S1,S2 の大きさφに
ついて説明する。図2は本発明において電流I1 が増加
して接合J1 を順バイアスし、タンオンが始まる過程を
示す部分拡大図である。電極T1 →T2 方向の動作にお
いては順バイアス露呈N2 ベース領域S2 の真上の中央
部において最大となる。従ってこの部分で先ず正孔の注
入ih が起こり、接合J3 からの電子注入ie と相まっ
て、この部分からタンオンが始まって露呈N2 ベース領
域全面に拡がることになる。この拡がり現象は主として
注入キャリア(電子と正孔)の縦および横方向の拡散に
よって定まる。このため露呈N2 ベース領域S2 の大き
さφは、P半導体共通基板の厚さWP に依存し、φ/2
がWP 程度であれば動作時間は縦方向のキャリア移動時
間のみによってほぼ定まり、これを越えるとオンが全面
に拡がるまでに要する時間は大となる。従って電流密度
が過大となるのを招かないためには、電流の立上り速度
が速い用途(商用商波交流のような遅いものでは殆ど問
題はない)に対しては、露呈N2 ベース領域S2 の大き
さについて上限を設けることが有効であり、これは電極
T2 →T1 方向の動作についても全く同様に云える。一
方露呈ベース領域S1 ,S2 間の距離Dが前記(1)式
により制限された条件のもとで、露呈ベース領域S1 と
S2 の大きさが小さいと、同一チップ面積では電流容量
を定めるS1 ,S2 の総面積が小さくなる。従ってさこ
の面から露呈ベース領域S1 とS2 の面積の下限に制限
を受けざるを得ない。従ってφについても電流の立上り
の速い用途に対してはP半導体共通基板の厚さWP に関
して最適範囲があり、これを満足させることにより更に
電流容量を増大させることができる。実験によれば最適
範囲は、露呈ベース領域S1 ,S2 の形状や配置、各層
の構造例えば不純物濃度や厚さ、製造上の加工精度など
の条件、露呈ベース領域の距離Dなどを加味して WP ≦φ≦4WP ……………(2) とするのが適当であるとする結果が得られた。
【0011】
【実施例】以上本発明について説明したが、例えば一方
向極性の侵入サージが殆どである回路の保護のため、例
えば図3,図4の変形構成をとることができる。また2
つの線路と接地間にサージが同時に侵入したときの保護
をも確実に行えるようにするため、図5のように本発明
の2箇の素子を複合した3端子構成とすることもでき
る。次にこれらについて説明する。図3((a)図は電
極を除いた上面図、(b)図はそのA−A’部矢視断面
図)の例は、上下面の露呈N1 ,N2 ベース領域S1 ,
S2 の面積をS2 >Sとなるように異ならせる。そして
電極T2 →T1 方向の電流容量に比べてT1 →T2方向
の電流容量が大となるようにして、同一チップ面積のも
とに一方向の電流容量を犠牲にして他方向の電流容量を
増大させたもので、S1 ,S2 の面積が異なるほかはW
P /2≦D≦2WP の条件を含めて、図1に示したもの
と本質的に同じである。次に図4((a)図は電極を除
いた上面図、(b)図はそのA−A’部矢視断面図)の
例は図3の例と同様に一方向の電流容量を他方向の電流
容量に比べ大としたもので、この例では露呈N2 ベース
領域S2 を連続した一つの領域としている点が異なるの
みであり、実質的な動作,作用,効果については変わる
ものはない。また更に図5((a)図は電極を除いた上
面図、(b)図はそのA−A’部矢視断面図、(c)図
は基本保護回路図)の例は、本発明を3端子複合素子に
適用したもので、サージ電圧が図(c)のように、線路
L1 と接地G間に印加された場合には、電極T1 −T3
間が動作し、線路L2 と接地G間に印加された場合に
は、電極T2 −T3 間が動作するようにする(サージの
極性が逆の場合も同様である)。またPベース領域とN
2 ベース領域を共通として、電極T1 −T3 間が動作し
たときこれに縦続して電極T2 −T3 間が動作し、電極
T2 −T3 間が動作したとき電極T1 −T3 間が縦続動
作するようにして、接地Gに対して線路L1 とL2 に同
時に正逆サージが侵入したときにも、時間差なくT1 −
T3 間およびT2 −T3 が同時に動作して、線路L1 ,
L2 間に横サージを生じないようにし、これによる被防
護回路Hの損傷などを招かないようにしたものである。
なお以上における説明では、露呈ベース領域S1 ,S2
の形状を円形としているが、これは本発明の本質ではな
く、本発明の範囲内において種々の形状から考えられ
る。またS1 ,S2 との配置についても同様である。こ
の場合露呈ベース領域の露呈形状が円形以外の場合に
は、距離Dについては最短距離、露呈ベース領域S1 ,
S2 の大きさφについては最大径を考えればよい。また
以上においては伝導型がP1 N1 PN2 P2 型である場
合について説明したが、逆の伝導型であるN1 P1 NP
2 N2 としても、本発明が同様に成立することは云うま
でもない。
向極性の侵入サージが殆どである回路の保護のため、例
えば図3,図4の変形構成をとることができる。また2
つの線路と接地間にサージが同時に侵入したときの保護
をも確実に行えるようにするため、図5のように本発明
の2箇の素子を複合した3端子構成とすることもでき
る。次にこれらについて説明する。図3((a)図は電
極を除いた上面図、(b)図はそのA−A’部矢視断面
図)の例は、上下面の露呈N1 ,N2 ベース領域S1 ,
S2 の面積をS2 >Sとなるように異ならせる。そして
電極T2 →T1 方向の電流容量に比べてT1 →T2方向
の電流容量が大となるようにして、同一チップ面積のも
とに一方向の電流容量を犠牲にして他方向の電流容量を
増大させたもので、S1 ,S2 の面積が異なるほかはW
P /2≦D≦2WP の条件を含めて、図1に示したもの
と本質的に同じである。次に図4((a)図は電極を除
いた上面図、(b)図はそのA−A’部矢視断面図)の
例は図3の例と同様に一方向の電流容量を他方向の電流
容量に比べ大としたもので、この例では露呈N2 ベース
領域S2 を連続した一つの領域としている点が異なるの
みであり、実質的な動作,作用,効果については変わる
ものはない。また更に図5((a)図は電極を除いた上
面図、(b)図はそのA−A’部矢視断面図、(c)図
は基本保護回路図)の例は、本発明を3端子複合素子に
適用したもので、サージ電圧が図(c)のように、線路
L1 と接地G間に印加された場合には、電極T1 −T3
間が動作し、線路L2 と接地G間に印加された場合に
は、電極T2 −T3 間が動作するようにする(サージの
極性が逆の場合も同様である)。またPベース領域とN
2 ベース領域を共通として、電極T1 −T3 間が動作し
たときこれに縦続して電極T2 −T3 間が動作し、電極
T2 −T3 間が動作したとき電極T1 −T3 間が縦続動
作するようにして、接地Gに対して線路L1 とL2 に同
時に正逆サージが侵入したときにも、時間差なくT1 −
T3 間およびT2 −T3 が同時に動作して、線路L1 ,
L2 間に横サージを生じないようにし、これによる被防
護回路Hの損傷などを招かないようにしたものである。
なお以上における説明では、露呈ベース領域S1 ,S2
の形状を円形としているが、これは本発明の本質ではな
く、本発明の範囲内において種々の形状から考えられ
る。またS1 ,S2 との配置についても同様である。こ
の場合露呈ベース領域の露呈形状が円形以外の場合に
は、距離Dについては最短距離、露呈ベース領域S1 ,
S2 の大きさφについては最大径を考えればよい。また
以上においては伝導型がP1 N1 PN2 P2 型である場
合について説明したが、逆の伝導型であるN1 P1 NP
2 N2 としても、本発明が同様に成立することは云うま
でもない。
【0012】
【発明の効果】以上から明らかなように本発明によれ
ば、サージ動作性能と遮断性能にすぐれ、しかも雷サー
ジなどの立上りの速いサージに対しても十分な保護を行
いうるすぐれたサージ防護素子を提供しうるもので、通
信回路などの雷サージ防護などこの種サージ防護にすぐ
れた効果を奏する。
ば、サージ動作性能と遮断性能にすぐれ、しかも雷サー
ジなどの立上りの速いサージに対しても十分な保護を行
いうるすぐれたサージ防護素子を提供しうるもので、通
信回路などの雷サージ防護などこの種サージ防護にすぐ
れた効果を奏する。
【図1】本発明の基本構造を示す実施例の説明図であ
る。
る。
【図2】本発明におけるタンオンが始まる過程の説明図
である。
である。
【図3】本発明の他の実施例の説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の説明図である。
【図5】本発明を3端子複合素子に適用した例の説明図
である。
である。
【図6】従来のサージ防護素子の説明図である。
【図7】従来のサージ防護素子の基本動作回路である。
【図8】特性の改善されたサージ防護素子の説明図であ
る。
る。
E0 電源電圧 R 回路インピーダンス Z サージ防護素子 H 被保護回路 S サージ D 露呈N1 ベース領域S1 と露呈N2 ベース領域S2
間の距離 WP P共通半導体基板の厚み φ 露呈N1 ベース領域S1 と露呈N2 ベース領域S2
の大きさ
間の距離 WP P共通半導体基板の厚み φ 露呈N1 ベース領域S1 と露呈N2 ベース領域S2
の大きさ
Claims (5)
- 【請求項1】 P(N)半導体共通基板の両面にそれぞ
れN1 (P1 )ベース領域とP1 (N1 )エミッタ領
域、N2 (P2 )ベース領域とP2 (N2 )エミッタ領
域を設け、前記N1 (P1 )ベース領域およびN2 (P
2 )ベース領域の一部が複数箇所においてそれぞれ前記
P1 (N1 )およびP2 (N2 )エミッタ領域を突き抜
けて表面に露呈し、かつ両面の露呈N1 とN2 ベース領
域が互いに重なる部分がないようにはなれて交互に配置
されて、各面においてそれぞれ前記P1 (N1 )エミッ
タ領域と露呈N1 (P1 )ベース領域およびP
2 (N2 )エミッタ領域と露呈N2 (P2 )ベース領域
とが短絡されて一つの電極をなすように構成されると共
に、前記両面の露呈N1 とN2 のベース領域間の最短距
離Dと、中央のP(N)半導体共通基板の厚さWP との
関係をWP /2≦D≦2WPとしたことを特徴とするサ
ージ防護素子。 - 【請求項2】 請求項1において、露呈N1 とN2 ベー
ス領域の最大径φと中央のP(N)半導体共通基板の厚
さWP との関係をWP ≦φ≦4WP としたことを特徴と
するサージ防護素子。 - 【請求項3】 請求項1において、両面露呈N1 とN2
ベース領域の面積を異ならせたことを特徴とするサージ
防護素子。 - 【請求項4】 請求項1において、片面の露呈ベース領
域が互いに連続した一つの領域をなすことを特徴とする
サージ防護素子。 - 【請求項5】 請求項1〜4の構造を基本構成要素とす
る複合型のサージ防護素子。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03335859A JP3142617B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | サージ防護素子 |
| US07/946,092 US5352905A (en) | 1991-11-27 | 1992-09-17 | Semiconductor surge suppressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03335859A JP3142617B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | サージ防護素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0677472A true JPH0677472A (ja) | 1994-03-18 |
| JP3142617B2 JP3142617B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=18293186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03335859A Expired - Fee Related JP3142617B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | サージ防護素子 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5352905A (ja) |
| JP (1) | JP3142617B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2699015B1 (fr) * | 1992-12-04 | 1995-02-24 | Sgs Thomson Microelectronics | Dispositif de protection contre des surtensions. |
| US5483086A (en) * | 1993-04-20 | 1996-01-09 | Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. | Four layer semiconductor surge protector having plural short-circuited junctions |
| FR2709872B1 (fr) * | 1993-09-07 | 1995-11-24 | Sgs Thomson Microelectronics | Diode de shockley bidirectionnelle. |
| US5500377A (en) * | 1994-09-06 | 1996-03-19 | Motorola, Inc. | Method of making surge suppressor switching device |
| US5815359A (en) * | 1995-09-08 | 1998-09-29 | Texas Instruments Incorporated | Semiconductor device providing overvoltage protection against electrical surges of positive and negative polarities, such as caused by lightning |
| JP2002184952A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-28 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 半導体装置、半導体装置の製造方法 |
| JP3742636B2 (ja) * | 2003-08-27 | 2006-02-08 | ファナック株式会社 | サージ電圧抑制装置 |
| CN103956387A (zh) * | 2014-05-15 | 2014-07-30 | 安徽芯旭半导体有限公司 | 一种浪涌防护器件 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3391310A (en) * | 1964-01-13 | 1968-07-02 | Gen Electric | Semiconductor switch |
| US3907615A (en) * | 1968-06-28 | 1975-09-23 | Philips Corp | Production of a three-layer diac with five-layer edge regions having middle region thinner at center than edge |
| NL162658C (nl) * | 1969-04-08 | 1980-06-16 | Organon Nv | Werkwijze voor de omzetting van een 17beta-hydroxy- -steroid in de overeenkomstige 17alfa-hydroxy- -verbinding. |
| SE414357B (sv) * | 1978-08-17 | 1980-07-21 | Asea Ab | Overspenningsskydd for skydd av halvledarkomponenter av lageffekttyp |
| US4644437A (en) * | 1985-11-01 | 1987-02-17 | At&T Bell Laboratories | Telephone subscriber loop overvoltage protection integrated circuit |
| US4905119A (en) * | 1988-06-27 | 1990-02-27 | Teccor Electronics, Inc. | Solid state overvoltage protection circuit |
| US4967256A (en) * | 1988-07-08 | 1990-10-30 | Texas Instruments Incorporated | Overvoltage protector |
| JPH0614546B2 (ja) * | 1990-02-09 | 1994-02-23 | 新電元工業株式会社 | 複合サイリスタ |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP03335859A patent/JP3142617B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-09-17 US US07/946,092 patent/US5352905A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3142617B2 (ja) | 2001-03-07 |
| US5352905A (en) | 1994-10-04 |
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