JPH0677484A - 薄膜トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタ及びその製造方法Info
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- JPH0677484A JPH0677484A JP22868392A JP22868392A JPH0677484A JP H0677484 A JPH0677484 A JP H0677484A JP 22868392 A JP22868392 A JP 22868392A JP 22868392 A JP22868392 A JP 22868392A JP H0677484 A JPH0677484 A JP H0677484A
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- hydrogen
- hydrogenation
- polycrystalline
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多結晶Si薄膜トランジスタ製造において、
Si膜−ゲ−ト絶縁膜界面付近のダングリングボンドの
終端のための水素化を効率的かつ確実に行う。 【構成】 チャネルとなるポリSi層を2層構造とし、
下層のチャネルポリSi膜31を成膜する工程と、水素
を多量に含むプラズマSiN膜2をPCVD法で成膜す
る工程と、上層のチャネルポリSi膜32を成膜する工
程とを含む製造方法により、Si膜−ゲート絶縁膜界面
の近傍に水素化のための水素供給源を設ける。
Si膜−ゲ−ト絶縁膜界面付近のダングリングボンドの
終端のための水素化を効率的かつ確実に行う。 【構成】 チャネルとなるポリSi層を2層構造とし、
下層のチャネルポリSi膜31を成膜する工程と、水素
を多量に含むプラズマSiN膜2をPCVD法で成膜す
る工程と、上層のチャネルポリSi膜32を成膜する工
程とを含む製造方法により、Si膜−ゲート絶縁膜界面
の近傍に水素化のための水素供給源を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多結晶シリコン薄膜トラ
ンジスタの製造方法に係り、特に液晶表示装置などに利
用されるガラスや石英等の透明非晶質絶縁体基板上に多
結晶シリコン薄膜トランジスタを製造する方法に関す
る。
ンジスタの製造方法に係り、特に液晶表示装置などに利
用されるガラスや石英等の透明非晶質絶縁体基板上に多
結晶シリコン薄膜トランジスタを製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、多結晶Si(シリコン)薄膜
トランジスタ(以下薄膜トランジスタをTFTと略す)
液晶表示装置の製造においては、無アルカリガラスや石
英等の透明非晶質絶縁体基板上に化学気相成長(CV
D)法等で非晶質Siを堆積し、これを電気炉により6
00℃程度で1〜100時間程度熱アニ−ルしたり、あ
るいは、レ−ザビ−ムやランプを照射して10nsec
〜数sec程度の間、800〜1200℃程度に昇温し
たりして多結晶化している。
トランジスタ(以下薄膜トランジスタをTFTと略す)
液晶表示装置の製造においては、無アルカリガラスや石
英等の透明非晶質絶縁体基板上に化学気相成長(CV
D)法等で非晶質Siを堆積し、これを電気炉により6
00℃程度で1〜100時間程度熱アニ−ルしたり、あ
るいは、レ−ザビ−ムやランプを照射して10nsec
〜数sec程度の間、800〜1200℃程度に昇温し
たりして多結晶化している。
【0003】こうして作られた多結晶Si膜を所望の形
状、サイズにエッチングした後に、絶縁膜や多結晶Si
膜やメタル膜を形成してパタ−ニングする。そして通常
TFT形成工程の最後に、多結晶Si膜とゲ−ト絶縁膜
界面付近に存在するダングリングボンド(1019〜10
22cm-3)を水素で埋めて終端化させる水素化が行われ
ている。この水素化により、電界効果移動度の増加や閾
値電圧の低減等のトランジスタ特性を向上させている。
水素化までのプロセス最高温度は基板となるガラスの歪
点以下の約600℃以下である。
状、サイズにエッチングした後に、絶縁膜や多結晶Si
膜やメタル膜を形成してパタ−ニングする。そして通常
TFT形成工程の最後に、多結晶Si膜とゲ−ト絶縁膜
界面付近に存在するダングリングボンド(1019〜10
22cm-3)を水素で埋めて終端化させる水素化が行われ
ている。この水素化により、電界効果移動度の増加や閾
値電圧の低減等のトランジスタ特性を向上させている。
水素化までのプロセス最高温度は基板となるガラスの歪
点以下の約600℃以下である。
【0004】従来、水素化の方法はプラズマ水素化又は
SiN膜による水素化が行われて来た。プラズマ水素化
はプラズマ化学気相成長(PCVD)装置内で200〜
400℃で水素プラズマ下にTFTを晒して水素化する
方法であり、SiN膜による水素化は、パッシベ−ショ
ン膜として水素を多く含むSiN膜を成膜し、この膜中
の水素を300〜450℃程度の熱により拡散させて水
素化を行う方法である。
SiN膜による水素化が行われて来た。プラズマ水素化
はプラズマ化学気相成長(PCVD)装置内で200〜
400℃で水素プラズマ下にTFTを晒して水素化する
方法であり、SiN膜による水素化は、パッシベ−ショ
ン膜として水素を多く含むSiN膜を成膜し、この膜中
の水素を300〜450℃程度の熱により拡散させて水
素化を行う方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
断面図に示すように従来のプレーナ型多結晶SiTFT
においては、水素が入り始める面とチャネルの多結晶S
i表面が1μm程度離れており、さらに厚さが200n
m程度以上あるSiゲート電極5の中は水素が拡散しに
くいことから、水素は層間絶縁膜を経てゲート電極周囲
から横方向にゲート絶縁膜4を通ってSi−ゲート絶縁
膜界面に到達する。
断面図に示すように従来のプレーナ型多結晶SiTFT
においては、水素が入り始める面とチャネルの多結晶S
i表面が1μm程度離れており、さらに厚さが200n
m程度以上あるSiゲート電極5の中は水素が拡散しに
くいことから、水素は層間絶縁膜を経てゲート電極周囲
から横方向にゲート絶縁膜4を通ってSi−ゲート絶縁
膜界面に到達する。
【0006】このように拡散距離が長いことと、プラズ
マ水素化の場合にはPCVD装置内の水素濃度が109
cm-3程度と低いために、十分な水素化が成されるまで
に数時間程度の時間がかかるという問題点がある。
マ水素化の場合にはPCVD装置内の水素濃度が109
cm-3程度と低いために、十分な水素化が成されるまで
に数時間程度の時間がかかるという問題点がある。
【0007】また、SiN膜による水素化においては、
水素の濃度が1022cm-3程度あり、プラズマ水素化よ
りも密度が高いことから30分程度と短時間で水素化が
行われるものの、やはりパッシベーションのSiN膜と
多結晶Si−ゲート絶縁膜界面との距離が1μm程度離
れているため、大きいサイズのTFTは水素化されにく
く、移動度の増加や閾値電圧の減少等の特性改善がおこ
なわれないという問題点がある。
水素の濃度が1022cm-3程度あり、プラズマ水素化よ
りも密度が高いことから30分程度と短時間で水素化が
行われるものの、やはりパッシベーションのSiN膜と
多結晶Si−ゲート絶縁膜界面との距離が1μm程度離
れているため、大きいサイズのTFTは水素化されにく
く、移動度の増加や閾値電圧の減少等の特性改善がおこ
なわれないという問題点がある。
【0008】またいずれの水素化においても、多結晶S
i内の水素拡散が遅いことからゲート電極周囲からゲー
ト絶縁膜4の中を横方向にのみ水素が拡散するという事
もあって、あらゆるサイズのTFTのSi−ゲート絶縁
膜界面全域に水素が拡散せず、TFTの特性がばらつく
という問題点もある。
i内の水素拡散が遅いことからゲート電極周囲からゲー
ト絶縁膜4の中を横方向にのみ水素が拡散するという事
もあって、あらゆるサイズのTFTのSi−ゲート絶縁
膜界面全域に水素が拡散せず、TFTの特性がばらつく
という問題点もある。
【0009】また別の水素化の方法として、チャネルS
i膜の下層全面にSiN膜を堆積して、水素供給源とS
i−SiO2界面との距離を短くするという方法がある
が、これはプラズマシリコン窒化膜自身がもつ大きい内
部応力と熱処理により生じる急激な温度変化のために、
レーザやランプで熱処理した後に、膜中にクラックが生
じてTFTが動作しなくなる等の問題が生じる。
i膜の下層全面にSiN膜を堆積して、水素供給源とS
i−SiO2界面との距離を短くするという方法がある
が、これはプラズマシリコン窒化膜自身がもつ大きい内
部応力と熱処理により生じる急激な温度変化のために、
レーザやランプで熱処理した後に、膜中にクラックが生
じてTFTが動作しなくなる等の問題が生じる。
【0010】このほかに、ゲート絶縁膜にSiO2膜の
代わりにSiN膜を使用して水素化を不要にすることも
考えられるが、SiN膜自身がストイキオメトリーから
ずれ易いため抵抗率が109Ωcm程度と低かったり、
膜厚が100nm程度と薄かったりする場合には、絶縁
膜の伝導やピンホール等によりゲート・ソース間或いは
ゲート・ドレイン間がリークしやすくなるため200n
m程度以上に膜厚を厚くしなければならない。膜厚を厚
くすれば電界効果移動度が高くてもTFTの相互コンダ
クタンスが小さくなって、高速の動作が不可能となり、
ドライバ回路も透明ガラス基板に作り込むという多結晶
SiTFTの目的が達成されないことになる。
代わりにSiN膜を使用して水素化を不要にすることも
考えられるが、SiN膜自身がストイキオメトリーから
ずれ易いため抵抗率が109Ωcm程度と低かったり、
膜厚が100nm程度と薄かったりする場合には、絶縁
膜の伝導やピンホール等によりゲート・ソース間或いは
ゲート・ドレイン間がリークしやすくなるため200n
m程度以上に膜厚を厚くしなければならない。膜厚を厚
くすれば電界効果移動度が高くてもTFTの相互コンダ
クタンスが小さくなって、高速の動作が不可能となり、
ドライバ回路も透明ガラス基板に作り込むという多結晶
SiTFTの目的が達成されないことになる。
【0011】そこで本発明の課題は、レーザビームやラ
ンプによるアニールによって非晶質Siを多結晶化する
プレーナ型多結晶SiTFTにおいて、TFTのサイズ
にかかわらず多結晶Si−ゲート絶縁膜界面のダングリ
ングボンドを終端化させるための水素化を効率的かつ確
実に行い、SiTFTの電界効果移動度や閾値電圧など
の電気特性を一様に改善することにある。
ンプによるアニールによって非晶質Siを多結晶化する
プレーナ型多結晶SiTFTにおいて、TFTのサイズ
にかかわらず多結晶Si−ゲート絶縁膜界面のダングリ
ングボンドを終端化させるための水素化を効率的かつ確
実に行い、SiTFTの電界効果移動度や閾値電圧など
の電気特性を一様に改善することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の多結晶シリコン
薄膜トランジスタは、チャネル部のポリシリコン膜を2
層とし、その層間に水素を多量に含むプラズマシリコン
窒化物からなる層を封じ込めることにより、前記課題を
解決するものである。また、本発明においては、基板上
に下層のチャネルポリシリコンを堆積する工程と、水素
を多量に含むプラズマシリコン窒化物をプラズマ化学気
相法で堆積する工程と、前記プラズマシリコン窒化物の
不要部分を食刻する工程と、上層のチャネルポリシリコ
ンを堆積する工程とを含む方法により多結晶シリコン薄
膜トランジスタを製造することができる。
薄膜トランジスタは、チャネル部のポリシリコン膜を2
層とし、その層間に水素を多量に含むプラズマシリコン
窒化物からなる層を封じ込めることにより、前記課題を
解決するものである。また、本発明においては、基板上
に下層のチャネルポリシリコンを堆積する工程と、水素
を多量に含むプラズマシリコン窒化物をプラズマ化学気
相法で堆積する工程と、前記プラズマシリコン窒化物の
不要部分を食刻する工程と、上層のチャネルポリシリコ
ンを堆積する工程とを含む方法により多結晶シリコン薄
膜トランジスタを製造することができる。
【0013】
【作用】本発明においては、多結晶SiTFTの製造プ
ロセスにおいて、チャネル部のポリSi膜を2層構造と
し、その層間に水素多量に含むプラズマシリコン窒化膜
を封じ込めることにより、SiTFT製造の最終工程で
のSi−ゲート絶縁膜界面のダングリングボンドの水素
化の水素源を前記プラズマシリコン窒化膜とすることが
できる。
ロセスにおいて、チャネル部のポリSi膜を2層構造と
し、その層間に水素多量に含むプラズマシリコン窒化膜
を封じ込めることにより、SiTFT製造の最終工程で
のSi−ゲート絶縁膜界面のダングリングボンドの水素
化の水素源を前記プラズマシリコン窒化膜とすることが
できる。
【0014】これにより、水素を必要とするダングリン
グボンドから水素供給源までの距離が非常に短くなり、
水素化のための熱アニール処理時間を短くすることがで
きる。また、チャネル部分に対して均一に水素が供給さ
れるため、同一基板上の画素用TFTやドライバ用TF
Tなどの異なる形状や寸法の多結晶SiTFTも均一に
水素化される。
グボンドから水素供給源までの距離が非常に短くなり、
水素化のための熱アニール処理時間を短くすることがで
きる。また、チャネル部分に対して均一に水素が供給さ
れるため、同一基板上の画素用TFTやドライバ用TF
Tなどの異なる形状や寸法の多結晶SiTFTも均一に
水素化される。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図1は本発明の多結晶SiTFTでチャネルポリS
i膜を2層とし、その層間に水素を多量に含むプラズマ
シリコン窒化膜を挟んだ構造を有するものの断面図であ
る。このプラズマシリコン窒化膜は平行平板型プラズマ
気相成長(PCVD)装置によって堆積する。堆積条件
の一例は、原料の流量が、SiH4;30SCCM、N
H3;100SCCM、圧力0.6Torr、RFパワ
ー0.16W/cm2、温度300℃である。
る。図1は本発明の多結晶SiTFTでチャネルポリS
i膜を2層とし、その層間に水素を多量に含むプラズマ
シリコン窒化膜を挟んだ構造を有するものの断面図であ
る。このプラズマシリコン窒化膜は平行平板型プラズマ
気相成長(PCVD)装置によって堆積する。堆積条件
の一例は、原料の流量が、SiH4;30SCCM、N
H3;100SCCM、圧力0.6Torr、RFパワ
ー0.16W/cm2、温度300℃である。
【0016】このようなプラズマシリコン窒化膜中の水
素はランプやレーザ等が加える短時間の熱では逃散せ
ず、TFTプロセスの後に行う保護膜の形成を終えても
プラズマシリコン窒化膜中には水素が1022cm-3程度
と十分な量が残っており、水素化の供給源となりうるも
のである。またSi膜は約200nm以下と薄いため、
膜の垂直方向にも水素は拡散することが可能である。
素はランプやレーザ等が加える短時間の熱では逃散せ
ず、TFTプロセスの後に行う保護膜の形成を終えても
プラズマシリコン窒化膜中には水素が1022cm-3程度
と十分な量が残っており、水素化の供給源となりうるも
のである。またSi膜は約200nm以下と薄いため、
膜の垂直方向にも水素は拡散することが可能である。
【0017】この構造のTFTの膜厚・膜種の一例は次
の通りである。プラズマシリコン窒化膜2は200nm
である。チャネルSi膜31および32は100nm程
度である。これはPCVD法等で非晶質Si膜を形成
し、ランプやレーザ光で多結晶化する。ゲート絶縁膜4
は熱CVD法等でSiO2膜を100〜200nm成膜
する。ゲート電極5は熱CVD法等で形成したポリSi
膜で200〜400nmの厚さである。層間絶縁膜6は
熱CVD法によるSiO2膜で300〜700nm形成
する。電極7はスパッタ法によって成膜したAl等のメ
タルで300〜1000nm成膜する。透明電極8はス
パッタ法等によるITO(indiumtin oxi
de)膜で、50〜300nm形成する。パッシベーシ
ョン膜9はPCVD法等によるSiN膜等で200〜5
00nm形成する。水素の拡散は図1の構造まで形成し
た後、電気炉において300〜450℃の熱アニールを
行う。
の通りである。プラズマシリコン窒化膜2は200nm
である。チャネルSi膜31および32は100nm程
度である。これはPCVD法等で非晶質Si膜を形成
し、ランプやレーザ光で多結晶化する。ゲート絶縁膜4
は熱CVD法等でSiO2膜を100〜200nm成膜
する。ゲート電極5は熱CVD法等で形成したポリSi
膜で200〜400nmの厚さである。層間絶縁膜6は
熱CVD法によるSiO2膜で300〜700nm形成
する。電極7はスパッタ法によって成膜したAl等のメ
タルで300〜1000nm成膜する。透明電極8はス
パッタ法等によるITO(indiumtin oxi
de)膜で、50〜300nm形成する。パッシベーシ
ョン膜9はPCVD法等によるSiN膜等で200〜5
00nm形成する。水素の拡散は図1の構造まで形成し
た後、電気炉において300〜450℃の熱アニールを
行う。
【0018】図3はチャネルポリSiを2層としてプラ
ズマシリコン窒化膜を封じ込める構造を形成する過程の
一例を示す図である。Si膜は化学気相成長法で行えば
段差の部分も被覆でき、プラズマSiN膜を密封できる
ものである。そのプロセス例を以下に説明する。図3
(a)においてまず下層のチャネルポリSi31を堆積
する。図3(b)において挟み込むプラズマSiN膜2
を堆積した後、図3(c)においてSiN膜をパターニ
ングする。次に図3(d)において上層のチャネルポリ
Si32を堆積する。そして図3(e)においてチャネ
ル部ポリSi膜を一括してパターニングする。その後の
プロセスは従来法と同じである。
ズマシリコン窒化膜を封じ込める構造を形成する過程の
一例を示す図である。Si膜は化学気相成長法で行えば
段差の部分も被覆でき、プラズマSiN膜を密封できる
ものである。そのプロセス例を以下に説明する。図3
(a)においてまず下層のチャネルポリSi31を堆積
する。図3(b)において挟み込むプラズマSiN膜2
を堆積した後、図3(c)においてSiN膜をパターニ
ングする。次に図3(d)において上層のチャネルポリ
Si32を堆積する。そして図3(e)においてチャネ
ル部ポリSi膜を一括してパターニングする。その後の
プロセスは従来法と同じである。
【0019】また、本実施例のTFT構造では、シリコ
ン窒化膜はSiより抵抗が十分に高いために、ソース・
ドレイン間のリークも起こらず、またシリコン窒化膜は
パターニングされているために、シリコン窒化膜自身の
持つ内部応力もトランジスタ周辺で緩和されて、膜中に
クラックが生じることもない。この構造を有するTFT
プロセスにおいて、非晶質Si膜の多結晶化及びソース
・ドレイン領域の活性化は短時間で行えるレーザやラン
プによるアニールが適当で、ソース・ドレインの活性化
もレーザやランプで行う方が望ましい。
ン窒化膜はSiより抵抗が十分に高いために、ソース・
ドレイン間のリークも起こらず、またシリコン窒化膜は
パターニングされているために、シリコン窒化膜自身の
持つ内部応力もトランジスタ周辺で緩和されて、膜中に
クラックが生じることもない。この構造を有するTFT
プロセスにおいて、非晶質Si膜の多結晶化及びソース
・ドレイン領域の活性化は短時間で行えるレーザやラン
プによるアニールが適当で、ソース・ドレインの活性化
もレーザやランプで行う方が望ましい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明において
は、多結晶SiTFTの製造プロセスにおいて、チャネ
ル部のポリSi膜を2層構造とし、その層間に水素を多
量に含むプラズマシリコン窒化膜を封じ込めることによ
り、SiTFT製造の最終工程でのSi−ゲート絶縁膜
界面のダングリングボンドを終端する水素化の水素供給
源を界面近くに持つことになり、水素化のための熱アニ
ール時間が短くなり生産効率が高まるという効果があ
る。
は、多結晶SiTFTの製造プロセスにおいて、チャネ
ル部のポリSi膜を2層構造とし、その層間に水素を多
量に含むプラズマシリコン窒化膜を封じ込めることによ
り、SiTFT製造の最終工程でのSi−ゲート絶縁膜
界面のダングリングボンドを終端する水素化の水素供給
源を界面近くに持つことになり、水素化のための熱アニ
ール時間が短くなり生産効率が高まるという効果があ
る。
【0021】また、同一基板上の画素用TFTやドライ
バ用TFTなどのあらゆる形状や寸法の多結晶SiTF
Tも均一に水素化され、これらの電界効果移動度や閾値
電圧などの電気特性を一様に改善することができるとい
う効果がある。
バ用TFTなどのあらゆる形状や寸法の多結晶SiTF
Tも均一に水素化され、これらの電界効果移動度や閾値
電圧などの電気特性を一様に改善することができるとい
う効果がある。
【図1】図1は、本発明の多結晶SiTFTの断面図で
ある。
ある。
【図2】図2は、従来方式のプレーナ型多結晶SiTF
Tの断面図である。
Tの断面図である。
【図3】図3は、チャネルポリSiを2層としてプラズ
マシリコン窒化膜を封じ込める構造を形成する過程の一
例を示す断面図である。
マシリコン窒化膜を封じ込める構造を形成する過程の一
例を示す断面図である。
1 無アルカリガラスや石英等の透明ガラス基板 2 プラズマシリコン窒化膜 3 チャネル部多結晶Si膜 4 ゲート絶縁膜 5 ゲート電極 6 層間絶縁膜 7 ソース・ドレイン電極 8 透明電極膜 9 パッシベーション膜 31 下層チャネル部多結晶Si膜 32 上層チャネル部多結晶Si膜
フロントページの続き (72)発明者 土本 修平 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 多結晶シリコン薄膜トランジスタにおい
て、チャネル部のポリシリコン膜を2層とし、その層間
に水素を多量に含むプラズマシリコン窒化物からなる層
を封じ込めることを特徴とする多結晶シリコン薄膜トラ
ンジスタ。 - 【請求項2】 多結晶シリコン薄膜トランジスタの製造
方法において、基板上に下層のチャネルポリシリコンを
堆積する工程と、水素を多量に含むプラズマシリコン窒
化物をプラズマ化学気相法で堆積する工程と、前記プラ
ズマシリコン窒化物の不要部分を食刻する工程と、上層
のチャネルポリシリコンを堆積する工程とを含むことを
特徴とする多結晶シリコン薄膜トランジスタの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22868392A JPH0677484A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 薄膜トランジスタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22868392A JPH0677484A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 薄膜トランジスタ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0677484A true JPH0677484A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16880176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22868392A Pending JPH0677484A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 薄膜トランジスタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0677484A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6200837B1 (en) | 1998-06-30 | 2001-03-13 | Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. | Method of manufacturing thin film transistor |
| JP2001345454A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-12-14 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置およびその作製方法 |
| JP2002057166A (ja) * | 2000-06-02 | 2002-02-22 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置の作製方法 |
| WO2006117900A1 (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
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-
1992
- 1992-08-27 JP JP22868392A patent/JPH0677484A/ja active Pending
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