JPH067799Y2 - 静電塗装ガン - Google Patents

静電塗装ガン

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JPH067799Y2
JPH067799Y2 JP1986119728U JP11972886U JPH067799Y2 JP H067799 Y2 JPH067799 Y2 JP H067799Y2 JP 1986119728 U JP1986119728 U JP 1986119728U JP 11972886 U JP11972886 U JP 11972886U JP H067799 Y2 JPH067799 Y2 JP H067799Y2
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shaft
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俊行 門脇
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Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、静電塗装を行うための塗装ガンに関する。
【背景技術】
従来にあっては、第3図に示すように、塗装ヘッド2の
軸3をガン本体1の先端部において一対のボールベアリ
ング4により回転自在に枢支し、このボールベアリング
4間において軸3の外周に回転羽根5を取着し、エア噴
き出しノズル6から吐出させたエアを回転羽根5に噴き
付けて塗装ヘッド2を回転させる構造となっていた。
又、塗装ヘッド2は負の高電圧を印加され、背面に配設
されたペイントノズル29から塗装ヘッド2へ塗料を供
給するようになっている。しかして、塗装ヘッド2へ供
給された塗料を帯電させて負イオン化し、塗装ヘッド2
を回転させながら微粒子化された塗料粒子を被塗装物に
塗布するものであった。 ところが、以上のような動作により塗料を塗装ヘッド2
から吐出させる構造であるため、塗装ヘッド2には塗料
がこびりつき、そのまま放置するとその後使用できなく
なる。従って、塗装作業の終了した後や塗料の色を変え
る場合には、塗装ヘッド2やガン本体1の先端部にこび
りついた塗料をシンナーなどの洗浄用の溶剤により洗浄
する必要がある。洗浄するには、塗装ヘッド2を溶剤中
に浸け、回転羽根5へエアを送って塗装ヘッド2を回転
させることにより行うことができるが、ガン本体1の先
端部を洗浄する時に溶剤が軸3を伝ってガン本体1の内
部に浸入し、ボールベアリング4の処まで達してボール
ベアリング4のグリスを溶かしてしまい、軸3が回転不
能になるという問題があった。この溶剤の浸入を防止す
るためには、ガン本体1の先端内周と軸3との間にゴム
パッキンなどを挿入しておくことも考えられるが、軸3
が高速で回転するために摩耗が激しく、摩耗を小さくし
て気密性を高めるためにゴムパッキンにグリスを塗布し
てもこのグリスが溶剤に溶け、解決に至らなかった。ま
た、空室7内からは高圧のエアが漏れ出ているが、直ち
にボールベアリング4に当たるために減速され、軸3に
沿って浸入してきた溶剤を押し戻すだけの力はなかっ
た。
【考案の目的】
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは塗装ヘッドなどに付着
した塗料を洗浄する際にガン本体内に浸入した溶剤によ
りボールベアリングのグリスが溶かされて洗い流される
のを防止することにある。
【考案の開示】
本考案の静電塗装ガンは、微粒子の塗料を噴射する塗装
ヘッド2の軸3をガン本体1の先端部においてボールベ
アリング4により回転自在に枢支し、ボールベアリング
4よりも先端側において前記軸3に回転羽根5を設けて
回転羽根5をガン本体1におけるボールベアリング4の
収納部とは隔壁を介して前記軸3の軸方向において分離
した空室7内に収納し、空室7の側部に前記回転羽根5
を回転させるためのエア噴き出しノズル6を設けて成る
ことを特徴とするものである。しかして、エア噴き出し
ノズル6から回転羽根5へ風を吹き付けることによりエ
アにより塗装ヘッド2を回転させることができ、ボール
ベアリング4で軸3を枢支させてあるので、小さなエア
力で塗装ヘッド2を高速回転させることができるもので
ある。しかも、塗装ヘッド2やガン本体1に付着した塗
料をシンナーなどの溶剤により洗浄する際に、ガン本体
1内に溶剤が浸入してもガン本体1の先端とボールベア
リング4との間には回転羽根5を収容してある空室7が
ボールベアリング4の収納部に対して軸3の軸方向にお
いて隔壁を介して分離された形で設けられているので、
ガン本体1の先端から溶剤が浸入しても内部で広くなっ
ている空室7により溶剤の浸入の勢いが弱められ、浸入
した溶剤は空室7内に止どまるためにボールベアリング
4まで達しにくく、ボールベアリング4のグリスを溶か
して洗いさってしまうのを防止できるものである。ま
た、空室7内の高圧の駆動用エアがガン本体1の前端か
ら勢いよく漏れているために、軸3を伝って空室7側へ
浸入してきた溶剤はエアによりガン本体1の外へ吹き飛
ばされ、一層溶剤が浸入しにくいものである。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述する。ガン本
体1はガン型をしていて銃把部9と銃身部10とからな
っており、銃把部9と対向して引き金11が設けられて
いる。銃把部9の底にはシュービングエアを供給するた
めのホースを接続するためのホース接続部12が設けら
れており、銃把部9内にはホース接続部12から上方へ
向けてエア供給路13が穿孔されており、このエア供給
路13は銃身部10後端のエアバルブ14を経て銃身部
10内を前端まで直線状に走っている。銃身部10の前
端部においては、このエア供給路13の内周を拡開する
ようにして空室7が形成されており、空室7の後方には
一対のボールベアリング4が内蔵されている。ガン本体
1における両ボールベアリング4の収納部は、回転羽根
1を収納した空室7とは、回転羽根1とボールベアリン
グ4との配列方向において隔壁を介して分離されてい
る。また、両ボールベアリング4は、ガン本体1の前方
に配置された塗装ヘッド2の後端に設けられた軸3を回
転自在に枢支しており、ボールベアリング4前方の空室
7には軸3の外周に設けられたターボ羽根のような回転
羽根5が収納されている。更に、ガン本体1の先端には
キャップ16が取着されており、ガン本体1とキャップ
16との間の間隙25には、軸3の外周に固着された振
り切り板15が収納されており、キャップの縁部には排
出孔26が穿孔されている。そして、塗料や洗浄用の溶
剤などの液が軸3を伝ってガン本体1内に浸入してくる
と、塗料などは振り切り板15に達して振り切り板15
に付着し、遠心力で外周方向へ振り飛ばされ、キャップ
16の排出孔26から外部へ排出されるのである。ま
た、軸3は中空のパイプ状をしており、エア供給路13
から供給されてきたエアは軸3内を通って塗装ヘッド2
へ供給される。 塗装ヘッド2は、軸3の先端に設けられたノズル17と
ノズル17の外周を囲むノズルキャップ18とからなっ
ている。ノズル17の先部のベル19はベル型をしてお
り、ベル19の背面には軸3の先端を接続するための筒
状の接続部20が設けられ、接続部20の外周には塗料
を供給される環状の溝部21が形成されている。また、
前記溝部21とベル19の内面との間には塗料を通過さ
せるための貫通孔22が穿孔され、接続部20の奥とベ
ル19外周面との間にはエアを通過させるための横穴2
3が穿孔されている。しかして、引き金11を引くとエ
アバルブ14が開かれてシェービングエアが供給され、
軸3から供給されたシェービングエアは横穴23を通っ
てノズルキャップ18内周とベル19外周との間の隙間
24から吐出され、ベル19から吐出される塗料の周囲
を円筒状ないし円錐状に囲んで塗料の広がりと飛散を防
止するのである。 銃身部10の先端下面と銃把部9の底との間には斜めに
斜めパイプ31が配管されており、この斜めパイプ31
は第2図に示すように塗料供給路27と電線配線路28
とからなっている。塗料供給路28の先端部は銃身部1
0の下部先端に形成されており、塗料供給路27の先端
には略L字形をしたペイントノズル29が接続され、ペ
イントノズル29の先端は塗装ヘッド2の溝部21内に
挿入されている。しかして、引き金11を引くとロッド
30を介して銃身部10先端のニードルバルブ36が開
かれ、塗料供給路27から塗料が供給されてペイントノ
ズル29から溝部21内へ塗料が噴射され、塗料は貫通
孔22からベル19内へ流れてベル19の表面に塗膜を
形成し、塗装ヘッド2の回転と共に微粒子化されて吐出
されるのである。また、電線配線路28内には高圧線3
2が配線されており、高圧線32の先は塗装ヘッド2に
接続され、塗装ヘッド2は負の高電圧を印加されてい
る。従って、ベル19の表面の塗膜は負に帯電され、ベ
ル19の表面から吐出される際には塗料は負イオンの微
粒子となり、アース電位にある被塗装物に吸引されて付
着させられるのである。また、斜めパイプ31の内周と
高圧線32との間には、エアを送るための空隙部33が
全長に亘って形成されており、斜めパイプ31の基端に
はニードルバルブ34を介して高圧の駆動用エアが送り
込まれており、駆動用エアは斜めパイプ31内の空隙部
33を通ってガン本体1先端部の空室7の側部に開口さ
れたエア噴き出しノズル6から勢い良く噴き出され、噴
き出された駆動用エアは回転羽根5を回転させ、これに
より塗装ヘッド2を回転させ、塗装ヘッド2は回転しな
がら、塗料の微粒子を遠心力により放出すると共に塗料
が均一に塗布されるようにしているのである。更に、空
室7内のエアは排気路35から外部へ排出される。 しかして、使用後などに塗装ヘッド2に付着した塗料を
シンナーなどの洗浄用の溶剤で洗浄する場合には、塗装
ヘッド2を溶剤中に浸け、駆動用エアを送って回転羽根
に駆動用エアを吹き付けて塗装ヘッド2を回転させて洗
浄を行うものであり、このとき軸3を伝ってガン本体1
内に溶剤が浸入しても、内部の空間が空室7の位置で広
くなっているので、この空室7で溶剤の浸入の勢いが弱
められ、浸入した溶剤は空室7内より奥に浸入しないた
めにボールベアリング4まで達しにくく、ボールベアリ
ング4のグリスを溶かして洗いさってしまうのを防止で
きる。しかも、空室7内へは回転羽根5を回転させるた
めの高圧のエアが供給されているので、空室7内の気圧
が高くなっていて空室7内のエアがガン本体1の先端部
と軸3との間から漏れ出ており、ガン本体1の前端から
軸3を伝って浸入してきた溶剤は空室7から勢いよく漏
れでるエアによって元の方向へ吹き飛ばされ、ボールベ
アリング4の方向へ浸入するのを防止されている。
【考案の効果】
本考案は、叙述のごとく微粒子の塗料を噴射する塗装ヘ
ッドの軸をガン本体の先端部においてボールベアリング
により回転自在に枢支し、ボールベアリングよりも先端
側において前記軸に回転羽根を設けて回転羽根をガン本
体におけるボールベアリングの収納部とは隔壁を介して
前記軸の軸方向において分離した空室内に収納し、空室
の側部に前記回転羽根を回転させるためのエア噴き出し
ノズルを設けてあるから、塗装ヘッドやガン本体に付着
した塗料を溶剤により洗浄する際に、ガン本体内に溶剤
が浸入してもガン本体の先端とボールベアリングとの間
には回転羽根を収容しガン本体におけるボールベアリン
グの収納部とは隔壁を介して軸の軸方向に分離された形
で設けられている空室が存在することによって、ガン本
体の先端から溶剤が浸入しても内部で広くなっている空
室により溶剤の浸入の勢いが弱められ、浸入した溶剤は
空室内に止どまるためにボールベアリングまで達しにく
く、ボールベアリングのグリスを洗いさってしまうのを
防止できるという利点がある。しかも、空室内の高圧の
駆動用エアがガン本体の前端から勢いよく漏れているた
めに、軸を伝って空室側へ浸入してきた溶剤はエアによ
りガン本体の外へ吹き飛ばされ、一層溶剤が浸入しにく
いものである。また、エア噴き出しノズルから回転羽根
へ風を吹き付けることによりエアにより塗装ヘッドを回
転させることができ、ボールベアリングで軸を枢支させ
てあるので、小さなエア力で塗装ヘッドを高速回転させ
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図のX−X断面図、第3図は従来例の一部破断した断面
図である。 1……ガン本体、2……塗装ヘッド、3……軸、4……
ボールベアリング、5……回転羽根、6……エア噴き出
しノズル、7……空室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】微粒子の塗料を噴射する塗装ヘッドの軸を
    ガン本体の先端部においてボールベアリングにより回転
    自在に枢支し、ボールベアリングよりも先端側において
    前記軸に回転羽根を設けて回転羽根をガン本体における
    ボールベアリングの収納部とは隔壁を介して前記軸の軸
    方向において分離した空室内に収納し、空室の側部に前
    記回転羽根を回転させるためのエア噴き出しノズルを設
    けて成る静電塗装ガン。
JP1986119728U 1986-08-04 1986-08-04 静電塗装ガン Expired - Lifetime JPH067799Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986119728U JPH067799Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04 静電塗装ガン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986119728U JPH067799Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04 静電塗装ガン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6325165U JPS6325165U (ja) 1988-02-19
JPH067799Y2 true JPH067799Y2 (ja) 1994-03-02

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ID=31007371

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JP1986119728U Expired - Lifetime JPH067799Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04 静電塗装ガン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6328464A (ja) * 1986-07-18 1988-02-06 Oogi Shokai:Kk 静電塗装装置

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JPS6325165U (ja) 1988-02-19

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