JPH0678110A - 白基準板検出方法 - Google Patents

白基準板検出方法

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JPH0678110A
JPH0678110A JP4229662A JP22966292A JPH0678110A JP H0678110 A JPH0678110 A JP H0678110A JP 4229662 A JP4229662 A JP 4229662A JP 22966292 A JP22966292 A JP 22966292A JP H0678110 A JPH0678110 A JP H0678110A
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JP4229662A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Wakui
井 博 充 涌
Masami Okamoto
本 正 美 岡
Masaya Ichihashi
橋 雅 也 市
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一次元方向に延在する読取走査子を、前記主走
査方向と略直交する副走査方向に移動することによっ
て、前記走査子によって前記原稿を2次元的に走査して
前記原稿画像を読み取る画像読取装置において、棒状光
源の交換等によって読取走査子の基準位置と白基準板と
の相対位置が変化した場合であっても、画像読取装置を
停止することなく白基準板による光量調整を行うことが
でき、安定した高画質の画像読み取りを可能とする白基
準板検出方法を提供する。 【構成】読取走査子の基準位置から少なくとも白基準板
を超える位置まで読取走査子によって走査することによ
り、この範囲の濃度を読み取り、読み取った濃度データ
における主走査方向の所定画素範囲の濃度変化より、読
取走査子の基準位置に対する白色基準板の位置を検出す
ることによる前記目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主走査方向に延在し、
この主走査方向と略直交する副走査方向に移動して原稿
画像を読み取る読取走査子を用いた画像読取装置におい
て、光量調整や光量測定のゲイン調整のための白基準板
と読取走査子の基準位置との相対的な位置に変化が生じ
た際にも、白基準板による調整を良好に行うことを可能
とする白基準位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷製版装置や複写装置等の画像形成装
置に用いられる画像読取装置として、一次元方向(主走
査方向)に延在する読取光によって原稿を2次元的に走
査し、原稿からの反射光を光電的に読み取る画像読取装
置が知られている。
【0003】このような画像読取装置は、反射原稿の読
み取りの場合には、原稿台上の所定の位置に原稿を載置
して原稿台押さえ等で固定した後、主走査方向に延在す
る光源、例えば蛍光灯、LEDアレイ等の棒状光源を有
する読取走査子を前記一次元方向と略直交する副走査方
向に移動する。これにより、原稿台上の原稿は、光源よ
り射出された読取光によって全面を二次元的に照射され
る。原稿からの反射光は、複数のミラーを有する光学系
によって所定の方向に反射され、結像レンズを透過して
所定位置に配置されたCCD等の固体撮像素子に結像
し、この固体撮像素子によって光電変換されて電気信号
に変換され、原稿画像データとして例えば濃度信号とさ
れている。
【0004】得られた原稿画像データは、上述の印刷製
版装置などの画像形成装置においては、画像処理装置に
おいて様々な処理がなされた後、記録画像情報として画
像記録装置に伝送される。画像記録装置では、伝送され
た記録画像情報に応じて変調された光ビームによって感
光材料を2次元的に走査露光して、画像記録を行い、読
み取った原稿画像の再生画像を得ている。
【0005】このような読取走査子を用いた画像読取装
置における不可避的な問題点として、原稿からの反射光
の光量が、主走査方向の中央部に比べて両端部のほうが
相対的に低くなってしまう、いわゆるシェーディングが
ある。例えば、棒状光源として蛍光灯を用いた場合、蛍
光灯の光量はその長手方向すなわち主走査方向で均一で
はなく、中央部に比べ両端部の光量が若干低い。また、
光源の光量が主走査方向で均一であっても、通常の光学
部材は光軸を中心に設計されるため、やはり中央部に比
して周辺部は効率が低く、CCD等に入射する反射光
は、やはり主走査方向の中心部に比べ両端部の光量は相
対的に低くなってしまう。そのため、正確な画像読取を
行うことができず、通常、画像読取装置においては、反
射光の光量を主走査方向全体で相対的に均一にするため
の、いわゆるシェーディング補正が行われる。
【0006】シェーディング補正は、通常、シェーディ
ングペーパーと、白基準板とを用いて行われる。シェー
ディングペーパーとは、原稿台外の読取走査子の走査範
囲内で長手方向を主走査方向に一致して配置される、主
走査方向に読取走査子よりも長い領域を有する白色の長
尺な紙で、読取走査子がこのシェーディングペーパーを
走査して、その反射光の光量を測定することにより、主
走査方向1ラインにおける光量分布を得て、この光量分
布が均一になるように読み取られた光量データを光電的
に補正することにより、反射光の測定光量を主走査方向
で相対的に均一にする。
【0007】ところが、シェーディングペーパーは通常
は安価な紙であり、経時と共に褪色してしまう。そのた
め、シェーディングペーパーは所定期間経化すると交換
されるが、シェーディングペーパーが若干褪色しても、
反射光の最高レベルにおける濃度(光量)測定値を調整
して、正確なシェーディング補正を可能とするために、
白基準板を用いた光量補正が行われる。また、光量測定
値の最大巾を設定するためのゲイン調整も白基準板を用
いて行われる。
【0008】白基準板は、やはり原稿台外の読取走査子
の走査範囲内に配置される、セラミック等によって形成
される小型の白色板で、画像読取装置では読取走査子に
よって白基準板を走査して、その反射光を測定すること
により、反射光光量の最高レベルにおける濃度測定値の
調整、つまり絞りの調整やゲイン調整を行い、かつシェ
ーディングペーパーの褪色による測定光量低下の補正を
行う。通常の画像読取装置においては、シェーディング
ペーパーによるシェーディング補正は毎画像読取前(プ
レスキャンにおいて)や電源をオンした際に、白基準板
による調整は画像読取毎や所定回数の読み取り毎に行う
ように構成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、白基準板は極
めて高価であり、またその配置位置も通常シェーディン
グペーパーと原稿台との間の狭い位置であるため、画像
読取装置のコスト、および設計自由度等の点で、白基準
板は読取可能な範囲で小型化される傾向にある。また、
読取装置構成の都合上、白基準板を小さくせざるを得な
い場合もある。ところが、白基準板を小さくすると、読
取走査子が白基準板を確実に走査することができず、調
整を好適に行うことができなくなってしまう場合があ
る。
【0010】画像読取装置においては、通常、読取走査
子の駆動源としてパルスモータが使用されており、白基
準板を用いた調整時の読取走査子の動きは、読取走査子
の基準位置から白基準板までのパルス数によって管理さ
れる。つまり、工場出荷時に読取走査子の基準位置から
白基準板までのパルス数を計測し、これを画像読取装置
のパラメータとして入力する。装置では白基準板の読取
時には、このパルス数を頼りに読取走査子を移動して白
基準板を走査し、その反射光を読み取っている。
【0011】ところが、このような従来の画像読取装置
においては、読取走査子の棒状光源の交換、設置位置の
移動等による外部からの衝撃などによって、読取走査子
の基準位置と白基準板との相対的な位置が変化してしま
うことがあり、白基準板が小型である場合には、白基準
板の読み取り時に所定パルス数だけ読取走査子を移動し
ても、その位置に白基準板がない状態となってしまう。
【0012】このような場合には白基準板による調整を
行うことができなくなり、所定画質の画像読取を行うこ
とができなくなるため、通常、画像読取装置はエラーを
発生して機械を停止してしまう。そのため、一度読取走
査子の基準位置と白基準板の相対的な位置が変化してし
まうと、ユーザは画像読取を行うことができず、サービ
スマンによって白基準板読み取りのためのパスル数の再
調整が行われるまで画像読取装置を使用することができ
なくなってしまう。
【0013】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、棒状光源の交換等によって読取走
査子の基準位置と白基準板との相対位置が変化した場合
であっても、画像読取装置を停止することなく白基準板
による光量調整等を行うことができ、安定した高画質の
画像読み取りを可能とする白基準板検出方法を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、原稿台上に載置された原稿の画像濃度を
主走査方向に1ライン分読み取る読取走査子を、前記主
走査方向と略直交する副走査方向に移動することによっ
て、前記読取走査子によって前記原稿を2次元的に走査
して前記原稿画像を読み取る画像読取装置において、前
記読取走査子の基準位置から少なくとも白基準板を超え
る位置まで前記読取走査子によって走査することによ
り、この範囲の濃度を読み取り、読み取った濃度データ
における主走査方向の所定画素範囲の濃度の変化より、
前記読取走査子の基準位置に対する前記白色基準板の副
走査方向の位置を検出することを特徴とする白基準板検
出方法を提供する。
【0015】
【発明の作用】本発明の白基準板検出方法は、原稿台上
に載置された原稿の画像濃度を主走査方向に1ライン分
読み取る読取走査子を、主走査方向と略直交する副走査
方向に移動することによって、原稿画像を光電的に読み
取る画像読取装置において、読取走査子の基準位置(走
査開始位置)と白基準板との位置が相対的に変化してし
まった場合でも、白基準板を検出してこれを用いた光量
調整を可能として、装置を停止することなく安定した画
像読取を可能とするものであり、走査開始位置から少な
くとも白基準板を超える位置まで前記読取走査子によっ
て走査することにより、この範囲の濃度を読み取り、読
み取った濃度データにおける主走査方向の所定画素範囲
つまり白基準板に対応する画素範囲の濃度変化より、前
記白色基準板の位置を検出する。
【0016】例えば、前記基準点から読取走査子の走査
方向に向かって、シェーディングペーパー、白基準板、
原稿台の順番で配置されている場合には、読取走査子は
最初にシェーディングペーパーを走査した後、次いで白
基準板を走査する。
【0017】読取走査子が白基準板を走査すると、白基
準板の走査開始位置では、白基準板に入射した光が反射
されるため、CCD等の固体撮像素子(ラインセンサ)
に計測される光量(濃度)データは、主走査方向1ライ
ンにおいて白基準板が配置されている画素範囲の光量が
急激に向上する。さらに読み取り走査子が白基準板を走
査して、白基準板を外れると、固体撮像素子に測定され
る白基準板に対応する画素範囲の光量が急激に低下す
る。
【0018】本発明においては、この測定光量の変化が
発生した時の読み取り走査子の位置より白基準板の位置
を検出する。つまり、ラインセンサの白基準板に対応す
る画素領域において、測定光量が急激に向上した時点
と、急激に低下した時点における読取走査子の位置、よ
り具体的には、読取走査子の基準位置から、測定光量が
変化したが急激に変化した位置における読み取り走査子
のパルス数によって、白基準板の位置を検出する。
【0019】このような本発明の白基準板検出方法によ
れば、読取走査子の棒状光源の交換、画像読取装置の設
置位置の移動等によって読取走査子の基準位置と白基準
板との位置が相対的に変化してしまった場合でも、白基
準板を確実に検出して、白基準板を用いた光量補正を行
うことができ、安定した画像読取装置の作動を実現する
ことができる。なお、このような本発明の白基準板検出
方法は、白基準板を用いた光量補正を行う前、読取走査
子の光源の交換や読取装置の設置位置移動等の読取走査
子の基準位置と白基準板との位置が相対的に変化する要
因が発生した場合、定常の白基準板による補正の際に白
基準板が検出できないというエラーが発生した場合の復
帰処置等として行うのが好ましい。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る白基準板検出方法につい
て、添付の図面に示される好適実施例をもとに詳細に説
明する。図1は、本発明の白基準板検出方法を利用する
画像読取装置を用いた印刷製版装置の模式図である。ま
た、図2には、図1に示される画像読取装置の上面を概
念的に示す。
【0021】同図に示すように印刷製版装置10は、画
像読取装置12と、画像処理装置14と、画像記録装置
16とからなり、原稿Gの画像、例えば連続階調画像を
画像読取装置12によって図中矢印yで示される副走査
方向に走査しつつ、副走査方向と略直交する主走査方向
(図1紙面に垂直な方向 図2矢印x方向)1ライン毎
に光電的に読み取り電気信号とした後、画像処理装置1
4で2値化された網点画像信号Rとし、画像記録装置1
6において感光材料F上に網点階調画像として露光記録
し、感光材料処理を行って再生するものである。
【0022】画像読取装置12は、原稿Gを載置する透
明ガラス板などからなる原稿台22と、原稿Gを原稿台
22に固定するための原稿台カバー24と、読取走査子
である光源ユニット31と、反射光Lの光路を逆方向に
向ける第2ミラー32および第3ミラー34からなるミ
ラーユニット35と、原稿画像を担持するスリット状の
反射光を結像させる結像レンズ36と、前記反射光の結
像位置に配置され、前記主走査方向1ラインの原稿画像
を1ブロックとして光電変換して画像濃度データSaと
してアナログ電気信号化するCCD38とを有する。ま
た、結像レンズ36には、CCD38に入射する反射光
Lの光量を調整するための絞り36aが配置されてい
る。
【0023】図示例の印刷製版装置10(画像読取装置
12)においては、光源ユニット31の基準位置(ホー
ムポジション)Hpと原稿台22との間には、シェーデ
ィング補正を行うためのシェーディングペーパー70
と、シェーディングペーパー70による反射光Lの光量
測定値(濃度測定値)を補正し、かつCCD38による
反射光Lの光量測定値の最高レベルの調整を行うための
白基準板72とが配置される。
【0024】光源ユニット31は、原稿台22上に載置
された原稿Gを原稿台22の下面側から照明するための
光源を構成する一次元方向(主走査方向)に延在する長
尺の2本の蛍光灯26,26、蛍光灯26,26によっ
て射出され、原稿Gによって反射された反射光Lを直下
に所定スリット幅および長さのスリット光として透過さ
せるスリット28を有し、蛍光灯26,26を覆うケー
シング29およびスリット28の直下に配置され、反射
光Lの光路を副走査方向に反射する第1ミラー30から
構成される。このような光源ユニット31は、パルスモ
ータを駆動源とする駆動手段によって基準位置Hpから
矢印yで示される副走査方向に移動されることにより、
蛍光灯26,26からの光(読取光)によって原稿G、
さらにはシェーディングペーパー70および白基準板7
2を2次元的に走査する。
【0025】また、ミラーユニット35は、この光源ユ
ニット31が原稿台22の下面を副走査方向yに所定の
副走査速度で走査移動するとき、走査中原稿Gからの反
射光の反射光LのCCD38までの光路長が等しくなる
ように、ミラーユニット35は前記副走査速度の1/2
の速度で同じ副走査方向に移動する。
【0026】CCD38は、主走査1ライン分の原稿画
像を光電変換して主走査1ライン分のアナログ画像デー
タ信号Saとして出力するラインセンサで、本発明にお
いては、これに限定されず種々のラインセンサを用いる
ことができる。ところで、CCD38によって読み取ら
れる主走査方向1ライン分のアナログ画像データSa
は、スリット28の主走査方向の長さ全域にわたる、す
なわち、原稿台主走査方向有効範囲のアナログ画像デー
タであり、原稿Gの主走査方向の長さがスリット28の
長さより小さい場合には、原稿画像データ以外の画像デ
ータ、例えば原稿カバー24の裏面のデータをも画像デ
ータとして含んでいる。
【0027】画像処理装置14は、CCD38から主走
査1ラインの画像データを読み取るタイミングを決める
主走査クロックφx を発生するクロック発生器40と、
主走査クロックφx に基づいてCCD38から読み込ま
れたアナログ画像データ信号Saをゲイン補正などのア
ナログ補正した後、デジタル信号としての画像データ信
号Sに変換するA/D変換器42と、この画像データ信
号Sを用いて、プレスキャン時には本発明の原稿の端部
検出方法を実施するとともに、本スキャンではこの信号
Sを画像処理して最終的に網点画像信号として画像記録
装置16に出力する画像処理部44とからなる。
【0028】画像処理部44ではクロック発生器40か
らの主走査クロック信号φx および副走査クロック信号
φy に基づき前記画像信号Sに対してCCD38のシェ
ーディング補正や暗時補正などの補正を施した後、後述
するように、プレスキャン時には間引き処理して、本発
明の原稿の端部検出を行い、あるいは自動濃度測定を行
う一方、本スキャン時には、対数変換処理、階調変換処
理、倍率変換処理、平滑化処理、鮮鋭化処理、網掛処理
等の画像処理などを施し、2値化された網点画像信号R
として画像記録装置16に出力する。
【0029】画像記録装置16は、前記網点画像信号R
をレーザ光等の光信号に変換し感光材料F上に導いて露
光し、網点階調画像の記録を行う画像露光部46と、露
光済感光材料を現像、定着して網点階調画像として原稿
画像を再生する感光材料処理部48からなる。ここで、
感光材料処理部48は、必ずしも一体として有している
必要はなく、露光済感光材料Fを別の感光材料処理装置
によって処理するようにしてもよい。
【0030】図3は、図1の画像処理部44の構成を示
したものである。この場合、画像処理部44は、まず画
像バスにより画像データが順次流れている補正処理部5
0、倍率変換回路52、変換処理回路54、網点生成部
56と、倍率変換回路52と変換処理回路54との間の
画像バスからCPUバスに接続されるラインメモリ58
と、CPUバスにより情報のやり取りを行っているCP
U60、ROM62、RAM64とがあり、補正回路部
50、倍率変換回路52、変換処理回路54および網点
生成部56と、CPU60、ROM62およびRAM6
4とは、それぞれ接続されて種々の画像処理が行われ
る。
【0031】前記補正処理部50は、前処理回路および
CCD補正回路からなる。ここで前処理回路は、ライン
センサ、増幅器およびA/D変換器などのアナログ素子
の温度ドリフトおよび電圧変動などのオフセット誤差の
変動に伴う雑音成分を、暗時のマスク画像信号を用い
て、補償するもので、例えば、暗時の画像信号レベルが
複数の走査ラインにわたって変動する場合に1ライン毎
にオフセット誤差を補償し、信号を安定にするものであ
る。また、CCD補正回路は、固体撮像素子であるCC
D38の各画素毎のばらつきによる受光光量の不均一を
照明光の不均一をも含めて補正するシェーディング補
正、および各画素毎の光が入射していない時にも存在す
る信号の不均一を補正する暗時補正などを行うもので、
各画素の受光信号をベースのそろった均一なものとす
る、例えば同じ原稿画像濃度であれば同じ画像データ
(画像信号)とするものである。このようなシェーディ
ング補正や暗時補正は、CCD38での受光信号をA/
D変換器40でA/D変換する前のアナログデータのう
ちに行ってもよい。この時CCD補正回路はA/D変換
器40の信号伝送の上流側に設けられる。また、CCD
補正回路は、後述する対数変換回路の後に配置し、対数
変換後、CCD補正を行ってもよい。
【0032】倍率変換回路52は、CCD38で読み取
られた主走査方向1ライン分の画像データを所定の拡大
倍率、縮小倍率などの画像形成倍率に応じた主走査方向
の画素密度に対応する画像信号に変換する回路であり、
前記主走査1ライン画像データから所定の間引き率で画
像データを間引いて、1ラインの画像データを所要量の
画像データとすることのできる回路である。例えば、倍
率変換回路52ではプレスキャンにおいては、1ライン
の全入力画像データ7500画素を間引いて約1/30
の250画素程度のデータ量としている。
【0033】ラインメモリ58は、原稿台22の主走査
方向有効範囲1ライン分の画像データを記憶するもので
あって、倍率変換回路52によって間引かれた1ライン
分の画像データを記憶するためのメモリである。一旦、
記憶された1ライン分の画像データはこのラインメモリ
58からCPU60によって読み出され、原稿の端部検
出のための種々の演算処理に供される。
【0034】変換処理回路54は、画像信号を対数変換
する対数変換回路および階調特性(露光量−濃度特性)
に対応する画像信号に変換する階調変換回路などからな
るもので、画像記録のため信号に変換するものである。
【0035】網点生成部56は、平滑化処理回路、鮮鋭
化処理回路および網点分解処理回路からなる。平滑化処
理回路は、入力画像データと周辺画素データとを平均化
して、当該入力画像データをアンシャープ処理し、画像
データ信号中のノイズ低減を図り、補正画像データを得
る。鮮鋭化処理回路は、画像の輪郭などのエッジを強調
し、鮮鋭化(シャープネス)処理するもので、例えば、
原画像データから平滑化された平滑化画像データの定数
倍を引きアンシャープマスキングをして画像鮮鋭度を増
し、エッジ強調を行う。さらに、網掛処理回路は、画像
濃度信号から網点画像信号を作成するもので、この網点
画像信号は、所要の角度および線数に応じて画像濃度を
面積変調する。網点画像信号は、画像記録装置16の画
像露光部46に出力される。
【0036】CPU60は、ROM62に記憶されてい
る制御シーケンスに従って、上述の補正処理回路部5
0、倍率変換回路52、変換処理回路54、網点生成部
54の平滑化処理回路、鮮鋭化処理回路、網掛処理回路
などの各回路の制御、および予めRAM64にメモリさ
れている各種データおよびユーザが入力したデータ、例
えば主走査方向の有効画像領域データや画像処理に必要
な種々の制御、さらにラインメモリ58から主走査方向
1ライン画像データを読み出して、本発明の原稿の端部
検出を行うものである。
【0037】このような印刷製版装置10(画像読取装
置12)においては、シェーディング補正はシェーディ
ングペーパー70を用いて行われ、毎画像読取ごとにプ
レスキャンや、電源をオンした時点等に行われる。シェ
ーディングペーパー70は安価な紙で経時と共に褪色し
てしまうので、シェーディングペーパー70が褪色して
も正確なシェーディング補正を可能とし、また反射光L
光量が最高レベルである場合のCCD38による濃度
(光量)測定値の調整を行うために、白基準板72を用
いた光量調整が行われる。
【0038】白基準板72はセラミック製の純白の小型
の板で、画像読取装置12においては、白基準板72を
用いた調整の際には、結像レンズ36の絞り36aの開
放値を所定値として、光源ユニット31によって白基準
板72を走査してその反射光をCCD38によって測定
することにより、反射光Lが最高レベルである場合のC
CD38の光量計測値を得る。画像読取装置12におい
ては、シェーディング補正の際にシェーディングペーパ
ー70を走査してCCD38によって測定された反射光
Lの光量の最高値が、前述の白基準板72の反射光の測
定値と等しくなるように、絞り36aの開放値を調整し
て、光量調整が行われ、また光量測定値の最大巾を調整
するゲイン調整が行われる。
【0039】ここで、光源ユニット31(読取走査子)
の駆動源は通常パルスモータであるので、光源ユニット
31の移動はパルス数で管理されており、白基準板72
による光量調整を行う場合、光源ユニット31は基準位
置Hpから 所定パルス数移動することによって白基準
板72を走査(あるいは停止して照射)する。ところ
が、画像読取装置12の構成等の都合で白基準板72が
小さい場合、光源ユニット31の蛍光灯26,26の交
換や、印刷製版装置10の移動等によって光源ユニット
31の基準位置Hpと白基準板72との位置が相対的に
狂ってしまうと、光源ユニット31は所定パルス数移動
しても白基準板72を走査できなくなる場合があり、エ
ラーが発生していたのは前述のとおりである。
【0040】これに対し、図示例の画像読取装置12
(印刷製版装置10)は、本発明の白基準板検出方法を
利用するので、光源ユニット31の基準位置Hpと白基
準板72との相対的な位置が変化しても、基準位置Hp
に対する白基準板72の位置を検出して、白基準板72
による光量補正やゲイン調整を安定かつ確実に行うこと
ができる。
【0041】本発明の白基準板検出方法においては、光
源ユニット31によって基準位置Hpから少なくとも白
基準板72を超える位置、例えば基準位置Hpから原稿
台22までを走査することにより、この範囲の反射光L
の光量(濃度)を計測し、反射光Lの光量変化より白基
準板72の位置を検出する。
【0042】以下、この作用について、図2を参照に説
明する。なお、図2において、線Yは光源ユニット31
の走査における副走査方向yの反射光Lの光量(CCD
38による測定値)変化を模式的に示すものであり、図
中副走査方向で白基準板70等に位置的に対応してい
る。他方、線Xは光源ユニット31が白基準板52を走
査(照射)した際の主走査方向xの光量の分布を模式的
に示すものであり、同様に図中主走査方向で位置的に対
応している。
【0043】白基準板72検出の指令信号が発生され、
図2に示されるように光源ユニット31が基準位置Hp
から走査を開始すると、最初はCCD38に光は入射せ
ず、光源ユニット31がシェーディングペーパー50の
走査を開始すると、線Yに示されるように、その反射光
Lが検出される。なお、この反射光の主走査方向の光量
分布は、光源ユニット31(蛍光灯26,26)の光量
分布や、画像読取装置12に配備される光学部材の効率
等に応じた、いわゆるシェーディングを有するものでは
あるが、シェーディングペーパー50の領域に対応して
主走査方向の全域でほぼ均一である。
【0044】光源ユニット31がさらに走査移動する
と、シェーディングペーパー50から外れてCCD38
への入射光はなくなり、光量測定値は再度0になる。さ
らに光源ユニット31が移動して、白基準板52に対応
する位置y1 に移動すると、CCD38によって白基準
板52の反射光Lが測定される。ここで、反射光Lは、
線Xに示されるように、CCD38の白基準板52の位
置(主走査方向x)に対応した画素領域x1 に入射して
光量を測定される。光源ユニット31が白基準板52か
ら外れる位置y2 まで移動すると、CCD38への入射
光はなくなり、光量測定値は0になる。
【0045】本発明の白基準板検出方法においては、こ
のようなCCD38に測定される光量の変化、つまり、
白基準板52の反射光LがCCD38の画素領域x1 へ
入射を開始した時点、およびCCD38の画素領域x1
への反射光Lの入射がなくなった時点における光源ユニ
ット31の位置、すなわち図2に示される例において
は、位置y1 および位置y2 を計測することにより、白
基準板52の位置を検出する。
【0046】より具体的には、前述のように光源ユニッ
ト31はパルスモータによって駆動され、その走査移動
はパスルによって管理されているので、基準位置Hpに
おける光源ユニット31移動のパルスをp0 として、C
CD38の画素領域x1 における反射光Lの光量測定が
開始された位置(位置y1 )における光源ユニット31
移動のパルスp1 、および反射光Lの測定光量が0にな
った位置(位置y2 )における光源ユニット31移動の
パルスp2 を検出することにより、基準位置Hpに対す
る白基準板72の位置を検出することができる。
【0047】このような本発明の白基準板検出方法72
において、反射光Lの光量測定による白基準板72の検
出は、CCD38の画素領域x1 のみの光量測定値を対
象として行ってもよく、あるいは、CCD38の1ライ
ン(1走査線)の光量の平均値の変化を検出することに
よって白基準板72の検出を行ってもよい。一例とし
て、下記の方法が例示される。
【0048】図1(図2)に示される印刷製版装置10
において、CCDセンサ38によって測定されて光電変
換された反射光Lは、1ライン分のアナログ画像データ
信号Saとして画像処理装置14に送られる。
【0049】画像処置装置14においては、アナログ画
像データ信号SaはA/D変換器42によってA/D変
換され、デジタル画像データ信号Sとして画像処理部4
4に送られる。画像処理部44では、この画像データ信
号Sは補正処理回路部50で種々の補正が施され、倍率
変換回路52において所定の間引き率に従って間引きさ
れた後、所定データ量の主走査方向1ラインの画像デー
タがラインメモリ58にメモリされる。
【0050】次にCPU60は、ラインメモリ58か
ら、1ライン分の画像データを読み出し、この1ライン
分の画像データを原稿台主走査方向有効範囲に亘って平
均して該当するラインの光量(濃度)平均値Daを算出
する。この後、CPU60は、RAM64内に該当する
ラインの対応副走査位置と光量平均値Daとを記憶し
て、副走査方向の光量平均値分布図にプロットする。こ
の後、同様にして次の1ラインの画像データをラインメ
モリ58に取り込み、CPU60は同様にして光量平均
値分布図を完成してゆく。上述したルーチンを、白基準
板72の検出における光源ユニット31の走査開始から
終了、例えば前述のように基準位置Hpから原稿台22
の端部(基準位置Hp側)まで繰り返して、光量平均値
分布図を完成する。
【0051】光源ユニット31が所定の走査を終了する
と、CPU60は、作製した濃度平均値分布図をサーチ
する。図示例においては、光源ユニット31が白基準板
72およびシェーディングペーパー70以外の領域を走
査した場合には、ほとんど反射光Lは生じない。そのた
め、走査開始当初は反射光Lの光量平均値Daは0であ
るが、シェーディングペーパー70を走査することによ
って、光量平均値Daは急激に上昇し、シェーディング
ペーパー70の走査を終了すると光量平均値Daは0と
なる。さらに、光源ユニット31が移動して白基準板7
2を走査すると、CCD38の画素領域x1 で反射光L
が測定されて光量平均値Daが上昇し、白基準板72の
走査を終了すると光量平均値Daは0となる。
【0052】従って、2回目に光量平均値Daが上昇し
た位置をy1 (パルスp1 )、その後、再度光量平均値
Daが0になった位置をy2 (パルスp2 )と判断し
て、白基準板72の位置を検出することができる。
【0053】このような本発明の白基準板検出方法の実
行時期には特に限定はないが、白基準板72を用いた光
量補正を行う前、光源ユニット31における蛍光灯2
6,26の交換や読取装置の設置位置移動等、読取走査
子の基準位置と白基準板との位置が相対的に変化する要
員が発生した場合、白基準板72による調整を行った際
に、白基準板72が検出できないというエラーが発生し
た場合の復帰処置として行うのが好ましい。
【0054】以上、本発明の白基準板検出方法について
詳細に説明したが、本発明は上記実施例には限定はされ
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改
良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の白
基準板検出方法によれば、読取走査子の棒状光源の交
換、画像読取装置の設置位置の移動等によって読取走査
子の基準位置と白基準板との位置が相対的に変化してし
まった場合でも、白基準板を確実に検出して、白基準板
を用いた調整を行うことができるので、読取走査子の基
準位置と白基準板との相対的な位置ズレによるエラーの
発生等がなく、良好に調整が行われた状態で、安定した
画像読取装置の作動を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の白基準板検出方法を実施する印刷製
版装置の一実施例の模式図である。
【図2】 図1に示される印刷製版装置の上面を概念的
に示す図である。
【図3】 図1に示す印刷製版装置の画像処理装置の一
実施例のブロック図である。
【符号の説明】
10 印刷製版装置 12 画像読取装置 14 画像処理装置 16 画像記録装置 22 原稿台 24 原稿台カバー 26 蛍光灯 28 スリット 31 光源ユニット 35 ミラーユニット 36 結像レンズ 36a 絞り 38 CCD 44 画像処理部 50 補正処理部 52 倍率変換回路 54 変換処理回路 56 網点生成部 58 ラインメモリ 60 CPU 62 ROM 64 RAM 70 シェーディングペーパー 72 白基準板 G 原稿 F 感光材料
フロントページの続き (72)発明者 市 橋 雅 也 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿台上に載置された原稿の画像濃度を主
    走査方向に1ライン分読み取る読取走査子を、前記主走
    査方向と略直交する副走査方向に移動することによっ
    て、前記読取走査子によって前記原稿を2次元的に走査
    して前記原稿画像を読み取る画像読取装置において、 前記読取走査子の基準位置から少なくとも白基準板を超
    える位置まで前記読取走査子によって走査することによ
    り、この範囲の濃度を読み取り、読み取った濃度データ
    における主走査方向の所定画素範囲の濃度の変化より、
    前記読取走査子の基準位置に対する前記白色基準板の副
    走査方向の位置を検出することを特徴とする白基準板検
    出方法。
JP4229662A 1992-08-28 1992-08-28 白基準板検出方法 Withdrawn JPH0678110A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016066982A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 ブラザー工業株式会社 画像読取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016066982A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 ブラザー工業株式会社 画像読取装置

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