JPH0678260B2 - ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類 - Google Patents
ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類Info
- Publication number
- JPH0678260B2 JPH0678260B2 JP2134322A JP13432290A JPH0678260B2 JP H0678260 B2 JPH0678260 B2 JP H0678260B2 JP 2134322 A JP2134322 A JP 2134322A JP 13432290 A JP13432290 A JP 13432290A JP H0678260 B2 JPH0678260 B2 JP H0678260B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- halogen
- chloride
- antibacterial
- benzyl ethers
- substituted
- Prior art date
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
この発明は、たとえば、抗菌防臭加工剤として有用なハ
ロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類に関
する。
ロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類に関
する。
【従来の技術】 近年、細菌類、カビ類等の増殖による悪臭、繊維の変
色、脆化等を防いだり、人体に対する皮膚などの病原菌
を防いだりするために、繊維等の基材に抗菌防臭加工を
施すようになってきている。 従来、抗菌防臭加工には、2,4,4′−トリクロロ−2′
−ヒドロキシジフェニルエーテルや、オクタデシル(3
−トリメトキシシリルプロピル)アンモニウムクロリド
などの抗菌防臭薬剤が用いられていた。
色、脆化等を防いだり、人体に対する皮膚などの病原菌
を防いだりするために、繊維等の基材に抗菌防臭加工を
施すようになってきている。 従来、抗菌防臭加工には、2,4,4′−トリクロロ−2′
−ヒドロキシジフェニルエーテルや、オクタデシル(3
−トリメトキシシリルプロピル)アンモニウムクロリド
などの抗菌防臭薬剤が用いられていた。
しかし、最近、2,4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロキ
シジフェニルエーテルは、焼却時にダイオキシンが発生
することが公表され、使用中止になった。 一方、オクタデシル(3−トリメトキシシリルプロピ
ル)アンモニウムクロリドは、加工時に120℃以上にな
ると、分解し、染色布が変色をおこすという問題がある
とともに、カチオン性を有しているので、蛍光染料など
のアニオン化物とのブロッキングが起こり、抗菌防臭効
果が阻害されてしまうと言う問題もある。 この発明は、このような事情に鑑みて、焼却時にダイオ
キシン等の有毒物質が発生せず、安全性が高く、耐洗濯
性に優れるとともに、堅牢度の低下も少なく、染料等の
変色も少ない新規な物質を提供することを目的としてい
る。
シジフェニルエーテルは、焼却時にダイオキシンが発生
することが公表され、使用中止になった。 一方、オクタデシル(3−トリメトキシシリルプロピ
ル)アンモニウムクロリドは、加工時に120℃以上にな
ると、分解し、染色布が変色をおこすという問題がある
とともに、カチオン性を有しているので、蛍光染料など
のアニオン化物とのブロッキングが起こり、抗菌防臭効
果が阻害されてしまうと言う問題もある。 この発明は、このような事情に鑑みて、焼却時にダイオ
キシン等の有毒物質が発生せず、安全性が高く、耐洗濯
性に優れるとともに、堅牢度の低下も少なく、染料等の
変色も少ない新規な物質を提供することを目的としてい
る。
この発明は、このような目的を達成するために、 一般式、 〔式中、n=1以上の整数、X=ハロゲン〕で示される
ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類を
要旨としている。
ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類を
要旨としている。
上記構成により、ダイオキシンの発生もなく、螢光染料
などのアニオン化物とのブロッキングにより抗菌防臭効
果を阻害されると言うことがなくなる。
などのアニオン化物とのブロッキングにより抗菌防臭効
果を阻害されると言うことがなくなる。
以下に、この発明を、その実施例を参照しつつ詳しく説
明する。 この発明にかかる一般式、 〔式中、n=1以上の整数、X=ハロゲン〕で示される
ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類
は、特に限定されないが、たとえば、下記の一般式 〔式(B)中、n=1以上の整数、Xはハロゲン〕で示
される物質(A)と物質(B)とをアルカリ金属化合物
および相間移動触媒の存在下、溶媒中で常圧で反応させ
ることにより合成することができる。 この合成方法によれば、1工程で、しかも、低温で短時
間で比較的簡単に反応させることがてきるとともに、生
成物の収率もよい。 物質(A)としては、特に限定されないが、カテコー
ル、レゾルシン,ヒドロキノンが挙げられる。 物質(B)としては、特に限定されないが、ベンジルク
ロリド、ベンジルブロミド、ヨウ化ベンジル、2−クロ
ロベンジルクロリド、3−クロロベンジルクロリド、4
−クロロベンジルクロリド、2,4−ジクロロベンジルク
ロリド、2,3−ジクロロベンジルクロリド、3,4−ジクロ
ロベンジルクロリド、2,4,6−トリクロロベンジルクロ
リドなどが挙げられる。 アルカリ金属化合物としては、水酸化リチウム、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウムなどが挙げられる。 相間移動触媒としては、ホスホニウム塩、スルホニウム
塩、第4級アンモニウム塩、クラウンエーテルなどが挙
げられ、工業的価格的なことを考え合わせると、第4級
アンモニウム塩が好ましい。 第4級アンモニウム塩としては、ベンジルトリメチルア
ンモニウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモニウム
クロリド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロリド、
ベンジルトリメチルアンモニウムブロミド、ベンジルト
リエチルアンモニウムブロミド、ベンジルトリメチルア
ンモニウムフルオリド、テトラメチルアンモニウムクロ
リド、テトラメチルアンモニウムブロミド、トリオクチ
ルメチルアンモニウムクロリド、トリオクチルプロピル
アンモニウムクロリド、テトラフェニルアンモニウムブ
ロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、ヘキサデ
シルトリエチルアンモニウムブロミドなどが挙げられ
る。 (実施例1) カテコール110g(1.0モル)、2,4-ジクロロベンジルク
ロリド19.55g(0.1モル)、水酸化ナトリウム12g(0.3
モル)、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド3.71
g(0.02モル)を250mlの溶媒としてのジオキサン中に入
れて、70℃で4時間攪拌した。この4時間の攪拌で反応
は100%進行していた。収量は23.5g〔収率87%、残り13
%が副生成物であるo−ビス(2,4−ジクロロベンジル
オキシ)ベンゼン〕であった。 後処理として、これに多量の水を入れ、希硫酸で酸性と
し、ベンゼンで抽出してさらに水洗いをしたのち、無水
硫酸マグネシウムにて脱水し濃縮した。この濃縮物を冷
エタノールにて溶解(副生成物はエタノールに溶けにく
い)したのち、その溶液をろ過し、さらに、ろ液を再び
濃縮しヘキサン等の溶媒を用いて再結晶を行い乾燥させ
ることにより新規物質である無色針状結晶の純粋な2−
ヒドロキシフェニル−[2′,4′−ジクロロベンジル]
エーテルを得た。この結晶の融点は68〜70℃であった。
また、そのCH比は、理論値(計算値)がC:58.02%、H:
3.75%に対し、測定値は、C:58.21%、H:3.87%であっ
た。 (実施例2〜8) 諸条件を変化させて実施例1と同様にして2−ヒドロキ
シフェニル−[2′,4′−ジクロロベンジル]エーテル
を得た。 その条件および収率等を実施例1と合わせて第2表に示
す。 (実施例9) カテコールの代わりに、レゾルシン110g(1.0モル)を
使用した以外は、実施例1と同様にして3−ヒドロキシ
フェニル−[2′,4′−ジクロロベンジル]エーテル1
4.8gを得た。収率は55%であった。後処理も実施例1と
同様にして無色針状結晶を得た。そのCH比は理論値(計
算値)がC:58.02%、H:3.75%に対し、測定値は、C:58.
18%、H:3.72%であった。 (実施例10) カテコールの代わりに、ヒドロキノン110g(1.0モル)
を使用した以外は、実施例1と同様にして4−ヒドロキ
シフェニル−[2′,4′−ジクロロベンジル]エーテル
13.7gを得た。収率は51%であった。後処理も実施例1
と同様にして無色針状結晶を得た。そのCH比は理論値
(計算値)がC:58.02%、H:3.75%に対し、測定値は、
C:57.91%、H:3.72%であった。 以上の実施例1,9,10によって得られた生成物をそれぞれ
綿布に1%owf.付着するように加工し、Staphylococcus
aureus IFO12732菌(黄色ブドウ状球菌)を用いて抗菌
防臭効果を測定した(繊維製品衛生加工協議会指定方法
による、ハローテスト、シェイクフラスコ法および菌数
測定法をそれぞれ実施した)。 その結果を第2表に示す。 なお、上記綿布への抗菌防臭加工の方法は、まず、1.8
重量%メチノール溶液のパッド液を用意し、基材とし
て、綿ブロード#40布(精練・漂白済み)をこのパッド
液に1ディップし、マングルで1ニップしてピックアッ
プ56%に絞った後、ピンテンターにて乾燥を105℃×1
分間行い、抗菌防臭加工布を得るようにした。 第2表にみるように、実施例1および実施例9,10で得た
ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類は
いずれも優れた抗菌防臭効果を示した。
明する。 この発明にかかる一般式、 〔式中、n=1以上の整数、X=ハロゲン〕で示される
ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類
は、特に限定されないが、たとえば、下記の一般式 〔式(B)中、n=1以上の整数、Xはハロゲン〕で示
される物質(A)と物質(B)とをアルカリ金属化合物
および相間移動触媒の存在下、溶媒中で常圧で反応させ
ることにより合成することができる。 この合成方法によれば、1工程で、しかも、低温で短時
間で比較的簡単に反応させることがてきるとともに、生
成物の収率もよい。 物質(A)としては、特に限定されないが、カテコー
ル、レゾルシン,ヒドロキノンが挙げられる。 物質(B)としては、特に限定されないが、ベンジルク
ロリド、ベンジルブロミド、ヨウ化ベンジル、2−クロ
ロベンジルクロリド、3−クロロベンジルクロリド、4
−クロロベンジルクロリド、2,4−ジクロロベンジルク
ロリド、2,3−ジクロロベンジルクロリド、3,4−ジクロ
ロベンジルクロリド、2,4,6−トリクロロベンジルクロ
リドなどが挙げられる。 アルカリ金属化合物としては、水酸化リチウム、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウムなどが挙げられる。 相間移動触媒としては、ホスホニウム塩、スルホニウム
塩、第4級アンモニウム塩、クラウンエーテルなどが挙
げられ、工業的価格的なことを考え合わせると、第4級
アンモニウム塩が好ましい。 第4級アンモニウム塩としては、ベンジルトリメチルア
ンモニウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモニウム
クロリド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロリド、
ベンジルトリメチルアンモニウムブロミド、ベンジルト
リエチルアンモニウムブロミド、ベンジルトリメチルア
ンモニウムフルオリド、テトラメチルアンモニウムクロ
リド、テトラメチルアンモニウムブロミド、トリオクチ
ルメチルアンモニウムクロリド、トリオクチルプロピル
アンモニウムクロリド、テトラフェニルアンモニウムブ
ロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、ヘキサデ
シルトリエチルアンモニウムブロミドなどが挙げられ
る。 (実施例1) カテコール110g(1.0モル)、2,4-ジクロロベンジルク
ロリド19.55g(0.1モル)、水酸化ナトリウム12g(0.3
モル)、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド3.71
g(0.02モル)を250mlの溶媒としてのジオキサン中に入
れて、70℃で4時間攪拌した。この4時間の攪拌で反応
は100%進行していた。収量は23.5g〔収率87%、残り13
%が副生成物であるo−ビス(2,4−ジクロロベンジル
オキシ)ベンゼン〕であった。 後処理として、これに多量の水を入れ、希硫酸で酸性と
し、ベンゼンで抽出してさらに水洗いをしたのち、無水
硫酸マグネシウムにて脱水し濃縮した。この濃縮物を冷
エタノールにて溶解(副生成物はエタノールに溶けにく
い)したのち、その溶液をろ過し、さらに、ろ液を再び
濃縮しヘキサン等の溶媒を用いて再結晶を行い乾燥させ
ることにより新規物質である無色針状結晶の純粋な2−
ヒドロキシフェニル−[2′,4′−ジクロロベンジル]
エーテルを得た。この結晶の融点は68〜70℃であった。
また、そのCH比は、理論値(計算値)がC:58.02%、H:
3.75%に対し、測定値は、C:58.21%、H:3.87%であっ
た。 (実施例2〜8) 諸条件を変化させて実施例1と同様にして2−ヒドロキ
シフェニル−[2′,4′−ジクロロベンジル]エーテル
を得た。 その条件および収率等を実施例1と合わせて第2表に示
す。 (実施例9) カテコールの代わりに、レゾルシン110g(1.0モル)を
使用した以外は、実施例1と同様にして3−ヒドロキシ
フェニル−[2′,4′−ジクロロベンジル]エーテル1
4.8gを得た。収率は55%であった。後処理も実施例1と
同様にして無色針状結晶を得た。そのCH比は理論値(計
算値)がC:58.02%、H:3.75%に対し、測定値は、C:58.
18%、H:3.72%であった。 (実施例10) カテコールの代わりに、ヒドロキノン110g(1.0モル)
を使用した以外は、実施例1と同様にして4−ヒドロキ
シフェニル−[2′,4′−ジクロロベンジル]エーテル
13.7gを得た。収率は51%であった。後処理も実施例1
と同様にして無色針状結晶を得た。そのCH比は理論値
(計算値)がC:58.02%、H:3.75%に対し、測定値は、
C:57.91%、H:3.72%であった。 以上の実施例1,9,10によって得られた生成物をそれぞれ
綿布に1%owf.付着するように加工し、Staphylococcus
aureus IFO12732菌(黄色ブドウ状球菌)を用いて抗菌
防臭効果を測定した(繊維製品衛生加工協議会指定方法
による、ハローテスト、シェイクフラスコ法および菌数
測定法をそれぞれ実施した)。 その結果を第2表に示す。 なお、上記綿布への抗菌防臭加工の方法は、まず、1.8
重量%メチノール溶液のパッド液を用意し、基材とし
て、綿ブロード#40布(精練・漂白済み)をこのパッド
液に1ディップし、マングルで1ニップしてピックアッ
プ56%に絞った後、ピンテンターにて乾燥を105℃×1
分間行い、抗菌防臭加工布を得るようにした。 第2表にみるように、実施例1および実施例9,10で得た
ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類は
いずれも優れた抗菌防臭効果を示した。
この発明にかかるハロゲン置換ヒドロキシフェニルベン
ジルエーテル類は、以上のように構成されているので、
抗菌防臭効果に優れている。 しかも、ダイオキシンなどの発生がなく安全性にも優れ
ている。
ジルエーテル類は、以上のように構成されているので、
抗菌防臭効果に優れている。 しかも、ダイオキシンなどの発生がなく安全性にも優れ
ている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 Bulletin of the Ch emical Society of J apan,53〔3〕(1980)P.726−30
Claims (1)
- 【請求項1】一般式、 〔式中、n=1以上の整数、X=ハロゲン〕で示される
ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2134322A JPH0678260B2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2134322A JPH0678260B2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0429955A JPH0429955A (ja) | 1992-01-31 |
| JPH0678260B2 true JPH0678260B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=15125608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2134322A Expired - Lifetime JPH0678260B2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | ハロゲン置換ヒドロキシフェニルベンジルエーテル類 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0678260B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-23 JP JP2134322A patent/JPH0678260B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| BulletinoftheChemicalSocietyofJapan,53〔3〕(1980)P.726−30 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0429955A (ja) | 1992-01-31 |
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