JPH0678281A - 動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置

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JPH0678281A
JPH0678281A JP22445092A JP22445092A JPH0678281A JP H0678281 A JPH0678281 A JP H0678281A JP 22445092 A JP22445092 A JP 22445092A JP 22445092 A JP22445092 A JP 22445092A JP H0678281 A JPH0678281 A JP H0678281A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の符号量と同時に画像の量子化誤差も
制御し、符号化効率の優れた動画像符号化装置を提供す
る。 【構成】 符号量計測手段20は、バッファ14から、
画像の符号量と、バッファ占有量の上限及び下限とを計
測する。量子化誤差計測手段21は、量子化手段12の
入力と出力とから、画像の量子化誤差を計測する。量子
化制御手段22は、量子化誤差計測手段21で計測され
た実測量子化誤差が所定の量子化誤差となるように、量
子化手段12に与える量子化ステップ幅hを制御し、ま
た符号量計測手段20からの実測符号量が所定の符号量
となるよう、前記所定の量子化誤差を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディアコンピ
ュータ等に使用され、動画像の符号化を行う蓄積用等の
動画像符号化装置、特に動画像の符号化品質の向上及び
符号量の制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像の符号化方式、特に蓄積用
動画像の符号化方式としては、例えば次のような文献に
記載された方式がよく用いられている。 文献;安田浩著「マルチメディア符号化の国際標準」
(平3−6) 丸善(株)、P.127−156 図2は、前記文献に記載された従来の蓄積用動画像符号
化方式における画像グループの構成図である。この画像
グループは、N枚の画像を1つのグループとし、そのグ
ループがイントラフレームと呼ばれる画像内符号化画像
Iと、インターフレームと呼ばれる前方予測符号化画像
Pと、インターポレートフレームと呼ばれる双方向予測
符号化画像Bとで、構成されている。インターフレーム
Pは、該画像の前方のイントラフレームIあるいはイン
ターフレームPを用いて該画像を予測し、予測誤差信号
を符号化するものである。インターポレートフレームB
は、該画像の前方のイントラフレームIあるいはインタ
ーフレームP、及び後方のイントラフレームIあるいイ
ンターフレームPを用いて、双方向から該画像を予測
し、予測誤差信号を符号化するものである。
【0003】図3は、前記文献等に記載された従来の蓄
積用動画像符号化装置の一構成例を示すブロック図であ
る。この動画像符号化装置は、現画像、及び現画像を予
測するための参照画像を入力する入力端子1,2,3
と、符号化された画像データを出力する出力端子4とを
有し、その入力端子1,2,3に動き補償付き予測手段
10が接続されている。
【0004】動き補償付き予測手段10は、次のような
機能を有している。即ち、イントラフレームIの入力画
像に対して、そのまま出力する。インターフレームPの
入力画像に対し、時間的に前のイントラフレームIある
いはインターフレームPを用いて、該インターフレーム
画像をM×Mのブロック単位で予測し、現画像と入力画
像の差分(予測誤差)を出力する。また、インターポレ
ートフレームBの入力画像に対し、時間的に前方及び後
方のイントラフレームIあるいはインターフレームPを
用いて、双方向から該画像をM×Mのブロック単位で予
測し、予測誤差信号を出力する。この動き補償付き予測
手段10の出力側には、直交変換手段11、量子化手段
12、符号化手段13、バッファ14、及び出力端子4
が縦続接続されている。直交変換手段11は、動き補償
付き予測手段10から入力された差分画素をN×Nのブ
ロックに分割し、離散余弦変換(以下、DCTという)
等の直交変換方法を用いて該画像をブロック毎に変換
し、その変換結果を量子化手段12へ出力する機能を有
している。量子化手段12は、与えられた量子化ステッ
プ幅hに基づき、直交変換手段11で直交変換された画
像ブロックの出力を量子化し、その量子化された画像デ
ータを符号化手段13へ出力するものである。
【0005】符号化手段13は、量子化手段12で量子
化された画像データを、例えばゼロデータの個数と非ゼ
ロデータのレベルを複合したハフマン符号化法等で、可
変長符号化し、その符号化された画像データをバッファ
14へ出力する機能を有してる。バッファ14は、例え
ばファーストイン・ファーストアウト(以下、FIFO
という)メモリで構成され、符号化された画像データを
一時格納し、FIFOの法則に従って一定のビットレー
トで出力端子4へ出力する機能を有している。バッファ
14には、符号量計測手段15を介して量子化制御手段
16が接続され、その量子化制御手段16の出力側が量
子化手段12に接続されている。符号量計測手段15
は、バッファ14の占有量から、符号化された画像デー
タを所定の数ブロック単位でその符号量br を計測し、
量子化制御手段16へ与えるものである。量子化制御手
段16は、符号量計測手段15より入力される実測符号
量br と、予め画像に応じて割当てられた割当て符号量
a とを比較し、該実測符号量br が割当て符号量ba
に一致するように、量子化手段12に与える量子化ステ
ップ幅hを制御する機能を有している。
【0006】次に、図3の動作を説明する。一般的に、
符号化すべき画像が図2に示す順序で入力端子1,2,
3に入力され、符号化される。現画像がイントラフレー
ムIの場合、該画像が入力端子1より入力される。現画
像がインターフレームPの場合、該画像が入力端子1よ
り入力され、該画像を予測するための時間的に直前のイ
ントラフレームIあるいはインターフレームPが入力端
子2より入力される。現画像がインターポレートフレー
ムBの場合、現画像が入力端子1より入力され、該現画
像の時間的に直前のイントラフレームIあるいはインタ
ーフレームPが入力端子2より入力され、時間的に直後
のイントラフレームIあるいはインターフレームPが入
力端子3より入力される。
【0007】動き補償付き予測手段10では、入力端子
1より入力されるイントラフレームIに対してそれをそ
のまま出力する。また、入力端子1より入力されるイン
ターフレームPに対し、現画像のM×Mのブロックに分
割し、それぞれのブロックに対して入力端子2より入力
される前方予測画像を用いて例えばパタンマッチング法
で動きベクトルを検出し、前画像の現画像ブロックの位
置から、動きベクトル分動いた所の同サイズのブロック
を、現画像ブロックの予測画像ブロックとし、現画像ブ
ロックと該現画像ブロックの予測画像ブロックとの差分
を出力する。また、動き補償付き予測手段10では、入
力端子1より入力されるインターポレートフレームBに
対し、前記と同様に、M×Mのブロックに分割し、そし
て入力端子2より入力される前方予測画像及び入力端子
3より入力される後方予測画像から、それぞれ前記と同
様の方法で、予測画像ブロックを選出し、現画像ブロッ
クと前方予測画像ブロックとの差分ブロックと、現画像
ブロックと後方予測画像ブロックとの差分ブロックと、
現画像ブロックと前方後方両予測画像ブロックの平均と
の差分ブロックとを求め、これらの3種類の差分ブロッ
クのそれぞれの自乗和から、最も小さいものの差分ブロ
ックを、現画像ブロックの予測誤差信号として出力し、
直交変換手段11へ送る。直交変換手段11では、動き
補償付き予測手段10から入力された差分画像をN×N
のブロック(例えば、N=8)に分割し、それぞれのブ
ロックに対して、例えば次式(1)のDCT等の直交変
換方法を用いて直交変換し、変換された画像ブロックを
量子化手段12へ送る。
【0008】
【数1】 この(1)式におけるC(u),C(v)は、次式
(2)で表される。
【0009】
【数2】 量子化手段12では、量子化制御手段16より与えられ
る量子化ステップ幅hに基づき、直交変換手段11から
入力された画像ブロックを、例えば次式(3)に従って
量子化する。
【0010】
【数3】 この量子化された画像データは、次の表1のジグザグの
順序に従って符号化手段13へ送られる。
【0011】
【表1】 符号化手段13では、量子化手段12からブロック単位
で入力された量子化データを、連続するゼロの数(以
下、ゼロラン長という)と、それに続く非ゼロの値(以
下、レベルという)とを複合し、例えば図4及び図5の
ようなゼロラン・レベル複合符号例に示すような符号で
複合化し、その符号化された画像データをバッファ14
へ送る。なお、図4において、最後のビット“s”はレ
ベル(LEVEL)の正負を示す。即ち、“0”は正、
“1”は負を示す。また、図3以外のラン(RUN)及
びLEVELの組合わせについては、6ビットのESC
APE符号、6ビットのRUN及び8ビットのLEVE
Lからなる20ビットにより符号化される。バッファ1
4は、符号化手段13から不規則なビットレートで入力
される符号化された画像データを一旦格納し、FIFO
の法則で、一定のビットレートで出力端子4へ出力す
る。符号量計測手段15では、バッファ14から、1ブ
ロック単位あるいは数ブロック単位で該バッファ14の
符号量br を計測し、量子化制御手段16へ出力する。
量子化制御手段16では、符号量計測手段15から入力
される1ブロック単位あるいは数ブロック単位の実測符
号量br と、画像の予測方式に応じて与えられた同ブロ
ック数の割当て符号量ba とから、量子化手段12に与
える量子化ステップ幅hを次式(4),(5)より求め
る。 B(n)=B(n−1)+(br −ba ) ・・・(4) h(n)=f(n−1)+B(n)/k ・・・(5) 但し、k;定数 ここで、(5)式の定数kは、バッファ14の容量及び
量子化ステップ幅hの取りうる範囲によって決まる。例
えば、バッファ14の容量を120Kビットとし、量子
化ステップ幅hが2〜62までとすると、k=2000
近傍が適切である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の蓄積用動画像符号化装置では、バッファ14の符号
量のみを制御しているので、次の画像の符号化品質がそ
れまでの画像の符号量に左右れさる。そのため、前の画
像符号量が予定より多くなると、次の画像に割当てる符
号量が少なくなり、画像の品質が下がる。逆に、前の画
像の符号量が少ないと、次の画像の符号量が増え、品質
が良くなる。このように画像の品質に上下変動を生じる
と、符号化効率が低下する。その上、従来の装置では、
画像の性質に応じて符号化の最適化を図ることが困難で
あった。本発明は、前記従来技術が持っていた課題とし
て、符号化効率が低いという点について解決し、画像の
符号量と同時に、画像の量子化誤差も制御することによ
って符号化効率の優れた動画像符号化装置を提供するも
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、イントラフレーム、インターフレー
ム、及びインターポレートフレームの3種の符号化画像
のうち、該イントラフレームの入力画像に対してそのま
ま出力し、該インターフレーム及びインターポレートフ
レームの入力画像に対し、該画像をM×M(但し、M;
正の整数)のブロック単位で予測して予測画像を作り、
現画像と該予測画像との差分画像を出力する動き補償付
き予測手段と、前記動き補償付き予測手段の出力画像を
N×N(但し、N;正の整数)のブロックに分割し、該
ブロック毎に直交変換する直交変換手段と、与えられた
量子化ステップ幅を用いて前記直交変換手段の出力を量
子化する量子化手段と、前記量子化手段の出力を符号化
する符号化手段と、前記符号化手段の出力を一時格納
し、一定のビットレートで出力するバッファとを、備え
た動画像符号化装置において、次のような手段を設けて
いる。
【0014】即ち、本発明では、前記バッファの内容に
基づき、画像の符号量を計測すると共にバッファ占有量
の上限及び下限を計測する符号量計測手段と、前記量子
化手段の入力及び出力から、画像の1ブロック数、ブロ
ックあるいは1画像全体の量子化誤差を計測する量子化
誤差計測手段と、前記量子化誤差計測手段及び符号量計
測手段の出力に基づき、前記計測された画像の量子化誤
差が所定の量子化誤差となるよう、かつ前記計測された
符号量から求めた画像のグループ平均符号量が所定の符
号量となるように、該所定の量子化誤差、及び前記量子
化手段に与える量子化ステップ幅を制御する量子化制御
手段とを、設けている。第2の発明では、第1の発明の
量子化制御手段を、入力される前記イントラフレーム及
びインターフレームに対して、その設定量子化誤差が前
のイントラフレームあるいはインターフレームの設定量
子化誤差以上となるよう、かつ入力される前記インター
ポレートフレームに対して、その設定量子化誤差が予測
に用いられる前後のイントラフレームあるいはインター
フレームの時間的に近い方の設定量子化誤差より大きく
なるように、前記量子化ステップ幅を制御する構成にし
ている。第3の発明では、第1の発明の量子化制御手段
を、入力される前記インターフレームの量子化誤差が、
前方の予測に用いられるイントラフレームあるいはイン
ターフレームの量子化誤差のα倍(但し、1≦α≦2)
となるよう、入力される前記インターポレートフレーム
の量子化誤差が、予測に用いられる前方あるいは後方の
近い方のイントラフレームあるいはインターフレームを
量子化誤差のβ倍(但し、1≦β≦2)となるように、
前記量子化ステップ幅を制御する構成にしている。
【0015】第4の発明では、第1の発明と同様の動き
補償付き予測手段と、直交変換手段と、量子化手段と、
符号化手段と、バッファとを備えた動画像符号化装置に
おいて、次のような手段を設けている。即ち、本発明で
は、前記バッファの内容に基づき、画像の符号量を計測
すると共にバッファ占有量の上限及び下限を計測する符
号量計測手段と、前記現画像と、前記動き補償付き予測
手段から出力される該現画像の予測画像とから、画像の
統計的性質を算出する統計性質算出手段と、前記算出さ
れた画像の統計的性質に基づいて、画像グループにおけ
る平均符号量が所定の符号量となるよう、かつ画像の平
均量子化誤差が最も小さくなるように、該画像グループ
内のそれぞれの画像に割当てる最適符号量を算出する符
号量決定手段と、前記符号量計測手段及び符号量決定手
段の出力に基づき、前記量子化手段に与える量子化ステ
ップ幅を制御する量子化制御手段とを、設けている。
【0016】第5の発明では、第4の発明の符号量決定
手段を、前記インターフレームの量子化誤差が、予測に
用いられる前方のイントラフレームあるいはインターフ
レームの量子化誤差以上となるよう、また前記インター
ポレートフレームの量子化誤差が、予測に用いられる前
方または後方のイントラフレームあるいはインターフレ
ームの量子化誤差より大きくなるように設定し、前記最
適割当て符号量を求める構成にしている。第6の発明で
は、第5の発明の符号量決定手段を、前記画像の統計的
性質を予め数種類想定し、それらに対して前記最適割当
て符号量を算出し、前記統計性質算出手段から実画像の
統計的性質の情報が入力されると、該想定画像性質によ
って算出された最適割当て符号量から該統計的性質の情
報に最も対応しているものを選出する構成にしている。
第7の発明では、第6の発明の符号量決定手段を、入力
される前記インターフレームの量子化誤差を、前方の予
測に用いられるイントラフレームあるいはインターフレ
ームの量子化誤差のα倍とを設定し、入力される前記イ
ンターポレートフレームの量子化誤差を、予測に用いら
れる前方あるいは後方の近い方のイントラフレームある
いはインターフレームの量子化誤差のβ倍と設定し、各
画像に割当てる最適符号量を算出する構成にしている。
【0017】
【作用】第1の発明によれば、以上のように動画像符号
化装置を構成したので、符号量計測手段では、バッファ
から、画像の符号量及びバッファ占有量の上限及び下限
を計測してその計測結果を量子化制御手段へ送る。量子
化誤差計測手段は、量子化手段の入力と出力から、画像
の量子化誤差を計測し、その計測結果を量子化制御手段
へ送る。量子化制御手段では、符号量計測手段からの実
測符号量が所定の符号量となるように、所定の量子化誤
差を更新する。そして、量子化制御手段は、符号量計測
手段で計測された実測量子化誤差が、前記所定の量子化
誤差となるように量子化ステップ幅を変え、量子化手段
の量子化を制御する。
【0018】第2の発明によれば、量子化制御手段は、
入力される画像グループに応じて量子化手段に与える量
子化ステップ幅を制御する。第3の発明によれば、量子
化制御手段は、入力される画像グループの量子化誤差に
応じて、量子化手段に与える量子化ステップ幅を制御す
る。第4の発明によれば、符号量計測手段は、バッファ
から、画像の符号量及びバッファ占有量の上限及び下限
を計測し、その計測情報を量子化制御手段へ送る。統計
性質算出手段では、画像の入力及び動き補償付き予測手
段の出力より、画像の統計的性質を算出し、その情報を
符号量決定手段へ送る。符号量決定手段は、算出された
画像の統計的性質に基づき、それぞれの画像に割当てる
最適な符号量を決定し、量子化制御手段へ送る。量子化
制御手段では、符号量計測手段及び符号量決定手段の出
力に基づき、量子化ステップ幅を変え、量子化手段の量
子化を制御する。第5の発明によれば、符号量決定手段
は入力される画像グループの量子化誤差に応じて最適割
当て符号量を求める。第6の発明によれば、符号量決定
手段は、画像の統計的性質に基づき最適割当て符号量を
算出し、統計性質算出手段から実画像の統計的性質の情
報が入力されると、前記算出された最適割当て符号量か
ら該統計的性質の情報に最も対応しているものを算出
し、高速に符号量の決定を行う。第7の発明によれば、
符号量決定手段は、入力される画像グループに応じて量
子化誤差を設定し、各画像に割当てる最適符号量を算出
する。従って、前記課題を解決できるのである。
【0019】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す蓄積用動画像符号
化装置の構成ブロック図であり、従来の蓄積用動画像符
号化装置を示す図3中の要素と共通の要素には共通の符
号が付されている。この動画像符号化装置は、従来の図
3と同一の動き補償付き予測手段10、直交変換手段1
1、量子化手段12、符号化手段13、及びバッファ1
4を備えている。バッファ14には符号量計測手段20
が接続されると共に、量子化手段12の入力側及び出力
側には量子化誤差計測手段21が接続され、さらにそれ
らの符号量計測手段20及び量子化誤差計測手段21の
出力側に量子化制御手段22が接続され、該量子化制御
手段22が量子化手段12に接続されている。
【0020】符号量計測手段20は、バッファ14の内
容に基づき、画像の符号量br を計測すると共に、該バ
ッファ14の占有量の上限及び下限を計測し、それらの
情報を量子化制御手段22へ与える機能を有している。
量子化誤差計測手段21は、直交変換手段11から量子
化手段12へ与えられる入力X(i)と、該量子化手段
12から符号化手段13への出力Y(i)とに基づき、
量子化誤差MSEを計測し、計測した量子化誤差MSE
を量子化制御手段22へ与えるものである。量子化制御
手段22は、実測された量子化誤差MSEが所定の量子
化誤差となるように量子化手段12に与える量子化ステ
ップ幅hを制御し、また実測された符号量br が所定の
割当て符号量となるように、該所定の量子化誤差を更新
する機能を有している。
【0021】次に、図1に示す動画像符号化装置の動作
を説明する。符号化対象となる画像が図2に示す順序で
入力端子1,2,3に入力されると、従来と同様に、動
き補償付き予測手段10で差分画像等が求められ、その
差分画像等が直交変換手段11で直交変換され、量子化
ステップ幅hに基づき量子化手段12で量子化され、符
号化手段13で符号化された後、バッファ14へ送ら
れ、該バッファ14から符号化された画像データが一定
のビットレートで出力端子4へ出力される。符号量計測
手段20では、バッファ14の内容に基づき、1画像単
位の符号量br を計測し、量子化制御手段22へ送ると
同時に、該バッファ14の占有量が上限あるいは下限を
越えているか否かをチェックし、上限あるいは下限を越
えたときにその情報を量子化制御手段22へ送る。量子
化誤差計測手段21では、量子化手段12の入力X
(i)及び出力Y(i)に基づき、例えば次式(6)よ
り、量子化誤差MSEを算出し、量子化制御手段22へ
送る。
【0022】
【数4】 (6)式において、Nは1ブロック、あるいは数ブロッ
ク、あるいは1画像とすることができる。量子化制御手
段22では、1つの画像グループ内のイントラフレーム
I及びインターフレームPに対して、その量子化誤差M
SEが入力順に、次式(7)のように、前のイントラフ
レームIあるいはインターフレームPの量子化誤差MS
Eのα倍(α≧1)となるように、かつ、(i−1)番
目とi番目のイントラフレームIあるいはインターフレ
ームPの間にあるインターポレートフレーム(時間的
に、i番目のイントラフレームIあるいはインターフレ
ームPの直後に入るインターポレートフレーム)Bに対
して、(i−1)番目のイントラフレームIあるいはイ
ンターフレームPに近いインターポレートフレームBの
量子化誤差MSEがMSEP(i−1)のβ倍(β>
1)、i番目のイントラフレームIあるいはインターフ
レームPに近いインターポレートフレームBの量子化誤
差MSEがMSEP(i)のβ倍となるように、量子化
誤差を設定し、量子化手段12に与える量子化ステップ
幅hを制御する。 MSEP(i)=MSEP(i−1)・α ・・・(7) 但し、α;係数 量子化ステップ幅hの制御方式としては、例えば次のよ
うな方法がある。量子化誤差計測手段21から入力され
る量子化誤差MSEと、所定の量子化誤差MSE(i)
とから、量子化手段12に与える量子化ステップ幅h
(n)を次式(8)のように算出する。
【0023】
【数5】 但し、符号量計測手段20から、バッファ14の占有量
が上限あるいは下限を越えたという情報が入力される
と、無条件に、量子化ステップ幅を最大値hmax あるい
は最小値hmin にする。ここで、1グループ内のイント
ラフレームIの数をNi 、インターフレームPの数をN
P 、及びインターポレートフレームBの数をNb =2
(Ni +NP )とすると、グループ内の平均量子化誤差
MSEが次式(9)のように求まる。従って、それぞれ
の画像の量子化誤差MSEP(1),MSEP(i),
MSEB(i)が次式(10)〜(12)となる。
【0024】
【数6】
【数7】 量子化制御手段22では、さらに、符号量計測手段20
から与えられた各画像の符号量br からグループ平均符
号量bave を算出し、該平均符号量bave が所定の符号
量BR(=伝送ビットレート)となるように、平均量子
化誤差MSEを次式(13)のように更新し、そして、
更新された該平均量子化誤差MSEを用いて各画像の設
定量子化誤差MSEP(i),MSEB(i)を前記
(11),(12)式のように算出する。
【0025】
【数8】 なお、(8)式及び(13)式において、定数k及びr
は制御の性質を左右するもので、この定数K及びrを小
さくすると、制御は緩やかになるが、感度も下る。これ
に対し、定数K及びrを大きくすると、制御は迅速かつ
敏感になるが、上下変動が激しくなる可能性がある。必
要に応じて定数K及びrを変更することが可能である。
また、(9)式〜(12)に式における係数α及びβ
は、符号化の効率を左右するものである。つまり、現画
像と予測画像の差分に、画像の変動分と予測画像の量子
化誤差MSEが含まれている。よって、予測の精度及び
予測誤差の大きさは、予測に用いられる画像の量子化誤
差MSEに左右される。予測用画像の量子化誤差MSE
を小さくすれば、予測の精度が上がり、予測誤差も小さ
くなって符号化効率も良くなる。
【0026】一方、現画像の予測誤差信号に、予測画像
の量子化誤差MSEも含まれているので、現画像の量子
化誤差MSEを予測画像の量子化誤差MSE以下にする
には、多くの符号量が必要で、符号化効率が低減する。
よって、予測画像の量子化誤差MSEを小さくすれば、
現画像の予測誤差も小さくなり、少ない符号量でも、量
子化誤差MSEを小さく抑えることができ、高い符号化
効率が実現できる。従って、イントラフレームI及びイ
ンターフレームP等の予測に用いられる画像に対して
は、なるべく量子化誤差MSEを小さくし、かつ、入力
順に徐々に大きくし(α>1)、インターポレートフレ
ームBに対しては、予測に用いられる画像よりも大きい
量子化誤差MSEを割当てれば(β>1とする)、高い
符号化効率が得られる。係数αとβの値は、画像の性質
に左右されるが、テレビジョン画像等の自然画像では、
シミュレーションにより、α=1.07、γ=1.32
近傍の値を用いることで、最も良い符号化効率が得られ
ることが確認できた。
【0027】図6は、代表的なテレビジョン画像から、
統計的性質を抽出し、図1に示す動画像符号化装置にお
ける符号化効果をシミュレーションした結果である。こ
の図において、横軸DLTBは−log2 βを示し、縦
軸BITRATEはMSE=0.05×画像の分散時
の平均符号量を示し、パラメータDLTPは−log2
αを示す。図6からも分かるように、DLTP=−0.
1(α=1.07)、及びDLTB=−0.4(β=
1.32)のとき、平均符号量が最小となる。以上のよ
うに、この第1の実施例では、図2のようなイントラフ
レームI、インターフレームP及びインターポレートフ
レームBから構成される画像グループの符号化を行う際
に、量子化誤差計測手段21から出力されるそれぞれ画
像の量子化誤差MSEを、符号化効率が最も良くなるよ
うに量子化制御手段22で制御するようにしたので、最
も効率の良い符号化が実現できる。
【0028】第2の実施例 図7は、本発明の第2の実施例を示す蓄積用動画像符号
化装置の構成ブロック図であり、第1の実施例を示す図
1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されてい
る。この動画像符号化装置は、第1の実施例と同様の動
き補償付き予測手段10、直交変換手段11、量子化手
段12、符号化手段13、バッファ14、及び符号量計
測手段20を備えている。そして、動き補償付き予測手
段10の出力側には統計性質算出手段30が接続され、
その出力側に符号量決定手段31が接続され、さらにそ
れらの符号量決定手段31及び符号量計測手段20の出
力側に量子化制御手段32が接続されている。
【0029】統計性質算出手段30は、入力端子1から
の入力画像と動き補償付き予測手段10から出力された
予測画像とに基づき、画像の統計的性質を算出し、その
統計的性質の情報を符号量決定手段31へ与える機能を
有している。符号量決定手段31は、画像の統計的性質
の情報に基づき、それぞれの画像に割当てる最適な符号
量を決定し、その決定結果を量子化制御手段32へ与え
るものである。量子化制御手段32は、符号量計測手段
20に及び符号量決定手段31の出力に基づき、量子化
手段12に与える量子化ステップ幅hを制御する機能を
有している。
【0030】次に、動作を説明する。符号化対象となる
画像が図2に示す順序で入力端子1,2,3に入力され
ると、第1の実施例と同様に、動き補償付き予測手段1
0、直交変換手段11、量子化手段12、符号化手段1
3、バッファ14、及び符号量計測手段20が所定の符
号化処理を行う。
【0031】統計性質算出手段30では、入力端子1か
らの現画像と、動き補償付き予測手段10から出力され
た現画像の予測画像とを入力すると、現画像の分散δx
2 、相関係数ρx ,ρy 、現画像とインターフレーム予
測画像間の相関係数ρp 、現画像とインターポレートフ
レーム予測画像間の相関係数ρb 等の統計的性質を、次
式(14)〜(18)のように求め、符号量決定手段3
1へ送る。
【0032】
【数9】
【数10】 符号量決定手段31では、統計性質算出手段30で算出
された画像の統計的性質の情報(δx 2 ,ρx ,ρy
ρp ,δb )を用いて、予め論理演算あるいは実画像の
シミュレーションによって得られた該統計的性質におけ
る最適符号量配分をそれぞれの画像に割当て、その符号
量を量子化制御手段32へ送る。最適符号量の論理演算
法としては、例えば次のような方法がある。先ず、1画
像グループ内のイントラフレームI及びインターフレー
ムPに対して、その量子化誤差MSEP(i)が入力順
に前記(7)式のように、 MSEP(i)=MSEP(i−1)・α ・・・(7) α;係数 前のイントラフレームIあるいはインターフレームPの
量子化誤差MSEP(i−1)のα倍(α≧1)となる
ように設定し、また(i−1)番目とi番目のイントラ
フレームIあるいはインターフレームPにあるインター
ポレートフレームBの量子化誤差MSEBは次式(1
9)に示すように近い方のイントラフレームIあるいは
インターフレームPのβ倍(β>1)となるように設定
する。 MSEB(j)=MSEP(i)・β ・・・(19) ここで、1画像グループ内のイントラフレーム数を
i 、インターフレーム数をNp 、及びインターポレー
トフレーム数をNb =2(Ni +Np )とすると、グル
ープ内の平均量子化誤差MSEが次式(20)のように
求まる。従って、平均量子化誤差MSEP(1),MS
EP(i),MSEB(j)が前記(10),(11)
式及び次式(21)のようになる。
【0033】
【数11】
【数12】 グループ内の先頭のイントラフレームIについては、符
号化による符号量と量子化誤差との関係が次式(22)
で表される。
【0034】
【数13】 グループ内のインターフレームPについては、前方の予
測用に用いられるイントラフレームIあるいはインター
フレームPの量子化誤差の影響を受けて、符号化による
符号量と量子化誤差との関係が次式(23)〜(25)
のようになる。
【数14】 グループ内のインターポレートフレームBについては、
前後の予測用イントラフレームIあるいはインターフレ
ームPの量子化誤差の影響を受けて、符号化による符号
量と量子化誤差との関係が次式(26)〜(28)のよ
うになる。
【0035】
【数15】 f(ρx ,ρy )は、横方向及び縦方向の相関係数がρ
x 及びρy となる正規分布を有する確率過程の直交変換
(例えば、DCT)後の各周波数の分散の相乗平均を示
し、相関係数ρx ,ρy より求まる。
【0036】次に、グループ内の画像の平均符号量r
が所定の符号量(伝送ビットレート)となるよう、か
つ、平均量子化誤差MSEが最も小さくなるように、前
記(11)式、及び(21)〜(28)式を次式(2
9)に代入し、係数αとβを求める。
【0037】
【数16】 そして、求めた係数α,βを上の式に代入し、符号量b
rp(i),brb(j)を求める。この符号量brp(i)
及びbrb(j)は、統計的性質を持った画像の最適割
当て符号量となる。従って、符号量決定手段31及び符
号量計測手段20の出力に基づき、量子化制御手段32
によって量子化手段12に与える量子化ステップ幅hを
制御すれば、効率のよい符号化が行える。この第2の実
施例において、代表的なテレビジョン画像から、統計性
質算出手段30で統計的性質を求め、平均量子化誤差
SEが画像の分散の0.05倍時の係数α及びβを変動
させた場合の平均符号量を、前記論理演算により算出す
れば、第1の実施例と同様に、図6のようなシミュレー
ション結果が得られる。
【0038】図6からもわかるように、第1の実施例と
同様に、DLTP=−0.1(α=1.07)、及びD
LTB=−0.4(β=1.32)のとき、平均符号量
が最小となる。つまり、係数α=1.07、β=1.3
2のとき、符号量の割当てが最適となる。この最適時の
平均符号量を所定の符号量となるように係数αとβを求
めれば、その時の各画像の符号量が最適となる。一例と
して最適状態における各画像の符号量を図8に示す。図
8において、横軸は画像グループを示し、0番目の画像
はイントラフレームI、1番目〜4番目の画像はインタ
ーフレームP、5番目〜10番目の画像はインターポレ
ートフレームBである。縦軸は割当て符号量である。以
上のように、この第2の実施例では、図2のようなイン
トラフレームI、インターフレームP及びインターポレ
ートフレームBから構成される画像グループの符号化を
行う際に、符号量決定手段31により、それぞれの画像
の量子化誤差及び割当て符号量を符号化効率が最も良く
なるように算出し、その算出結果に基づき量子化制御手
段32で量子化ステップ幅hを制御しているので、最も
効率のよい符号化が実現ができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第3
の発明によれば、量子化誤差計測手段によって画像の量
子化誤差を計測し、量子化制御手段により、画像の符号
量と同時に画像の量子化誤差も制御して量子化ステップ
幅を変動させ、量子化手段を制御するようにしたので、
イントラフレーム、インターフレーム及びインターポレ
ートフレームより構成される画像グループ等に対し、そ
れぞれの画像の量子化誤差が、符号化効率が最も良くな
るように制御され、効率の良い符号化が可能となる。第
4〜第7の発明によれば、統計性質算出手段によって画
像の統計的性質を算出し、その算出された統計的性質に
基づいて符号量決定手段によってそれぞれの画像に割当
てる最適符号量を決定し、それらの決定結果等に基づ
き、量子化制御手段によって画像の符号量と同時に画像
の量子化誤差も制御して量子化ステップ幅を変えるよう
にしたので、イントラフレーム、インターフレーム及び
インターポレートフレームから構成される画像グループ
の符号化等に際し、それぞれの画像の量子化誤差及び割
当て符号量が、符号化効率が最も良くなるように算出さ
れ、効率の良い符号化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す動画像符号化装置
の構成ブロック図である。
【図2】動画像符号化における画像グループの構成例を
示す図である。
【図3】従来の動画像符号化装置の構成ブロック図であ
る。
【図4】図3のゼロラン・レベル複合符号の例を示す図
である。
【図5】図3のゼロラン・レベル複合符号の例を示す図
である。
【図6】図1のシミュレーション結果を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す動画像符号化装置
の構成ブロック図である。
【図8】図7の画像の最適割当て符号量の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 動き補償付き予測手段 11 直交変換手段 12 量子化手段 13 符号化手段 14 バッファ 20 符号量計測手段 21 量子化誤差計測手段 22,32 量子化制御手段 30 統計性質算出手段 31 符号量決定手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像内符号化画像であるイントラフレー
    ム、前方予測符号化画像であるインターフレーム、及び
    双方向予測符号化画像であるインターポレートフレーム
    の3種の符号化画像のうち、該イントラフレームの入力
    画像に対してそのまま出力し、該インターフレーム及び
    インターポレートフレームの入力画像に対し、該画像を
    M×M(但し、M;正の整数)のブロック単位で予測し
    て予測画像を作り、現画像と該予測画像との差分画像を
    出力する動き補償付き予測手段と、 前記動き補償付き予測手段の出力画像をN×N(但し、
    N;正の整数)のブロックに分割し、該ブロック毎に直
    交変換する直交変換手段と、 与えられた量子化ステップ幅を用いて前記直交変換手段
    の出力を量子化する量子化手段と、 前記量子化手段の出力を符号化する符号化手段と、 前記符号化手段の出力を一時格納し、一定のビットレー
    トで出力するバッファとを、 備えた動画像符号化装置において、 前記バッファの内容に基づき、画像の符号量を計測する
    と共にバッファ占有量の上限及び下限を計測する符号量
    計測手段と、 前記量子化手段の入力及び出力から、画像の1ブロッ
    ク、数ブロックあるいは1画像全体の量子化誤差を計測
    する量子化誤差計測手段と、 前記量子化誤差計測手段及び符号量計測手段の出力に基
    づき、前記計測された画像の量子化誤差が所定の量子化
    誤差となるよう、かつ前記計測された符号量から求めた
    画像のグループ平均符号量が所定の符号量となるよう
    に、該所定の量子化誤差、及び前記量子化手段に与える
    量子化ステップ幅を制御する量子化制御手段とを、 設けたことを特徴とする動画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記量子化制御手段は、入力される前記
    イントラフレーム及びインターフレームに対して、その
    設定量子化誤差が前のイントラフレームあるいはインタ
    ーフレームの設定量子化誤差以上となるよう、かつ入力
    される前記インターポレートフレームに対して、その設
    定量子化誤差が予測に用いられる前後のイントラフレー
    ムあるいはインターフレームの時間的に近い方の設定量
    子化誤差より大きくなるように、前記量子化ステップ幅
    を制御する構成にしたことを特徴とする請求項1記載の
    動画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記量子化制御手段は、入力される前記
    インターフレームの量子化誤差が、前方の予測に用いら
    れるイントラフレームあるいはインターフレームの量子
    化誤差のα倍(但し、1≦α≦2)となるよう、入力さ
    れる前記インターポレートフレームの量子化誤差が、予
    測に用いられる前方あるいは後方の近い方のイントラフ
    レームあるいはインターフレームを量子化誤差のβ倍
    (但し、1≦β≦2)となるように、前記量子化ステッ
    プ幅を制御する構成にしたことを特徴とする請求項1項
    記載の動画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 画像内符号化画像であるイントラフレー
    ム、前方予測符号化画像であるインターフレーム、及び
    双方向予測符号化画像であるインターポレートフレーム
    の3種の符号化画像のうち、該イントラフレームの入力
    画像に対してそのまま出力し、該インターフレーム及び
    インターポレートフレームの入力画像に対し、該画像を
    M×M(但し、M;正の整数)のブロック単位で予測し
    て予測画像を作り、現画像と該予測画像との差分画像を
    出力する動き補償付き予測手段と、 前記動き補償付き予測手段の出力画像をN×N(但し、
    N;正の整数)のブロックに分割し、該ブロック毎に直
    交変換する直交変換手段と、 与えられた量子化ステップ幅を用いて前記直交変換手段
    の出力を量子化する量子化手段と、 前記量子化手段の出力を符号化する符号化手段と、 前記符号化手段の出力を一時格納し、一定のビットレー
    トで出力するバッファとを、 備えた動画像符号化装置において、 前記バッファの内容に基づき、画像の符号量を計測する
    と共にバッファ占有量の上限及び下限を計測する符号量
    計測手段と、 前記現画像と、前記動き補償付き予測手段から出力され
    る該現画像の予測画像とから、画像の統計的性質を算出
    する統計性質算出手段と、 前記算出された画像の統計的性質に基づいて、画像グル
    ープにおける平均符号量が所定の符号量となるよう、か
    つ画像の平均量子化誤差が最も小さくなるように、該画
    像グループ内のそれぞれの画像に割当てる最適符号量を
    算出する符号量決定手段と、 前記符号量計測手段及び符号量決定手段の出力に基づ
    き、前記量子化手段に与える量子化ステップ幅を制御す
    る量子化制御手段とを、 設けたことを特徴とする動画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記符号量決定手段は、前記インターフ
    レームの量子化誤差が、予測に用いられる前方のイント
    ラフレームあるいはインターフレームの量子化誤差以上
    となるよう、また前記インターポレートフレームの量子
    化誤差が、予測に用いられる前方または後方のイントラ
    フレームあるいはインターフレームの量子化誤差より大
    きくなるように設定し、前記最適割当て符号量を求める
    構成にしたことを特徴とする請求項4項記載の動画像符
    号化装置。
  6. 【請求項6】 前記符号量決定手段は、前記画像の統計
    的性質を予め数種類想定し、それらに対して前記最適割
    当て符号量を算出し、前記統計性質算出手段から実画像
    の統計的性質の情報が入力されると、該想定画像性質に
    よって算出された最適割当て符号量から該統計的性質の
    情報に最も対応しているものを選出する構成にしたこと
    を特徴とする請求項5記載の動画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記符号量決定手段は、入力される前記
    インターフレームの量子化誤差を、前方の予測に用いら
    れるイントラフレームあるいはインターフレームの量子
    化誤差のα倍と設定し、入力される前記インターポレー
    トフレームの量子化誤差を、予測に用いられる前方ある
    いは後方の近い方のイントラフレームあるいはインター
    フレームの量子化誤差のβ倍と設定し、各画像に割当て
    る最適符号量を算出する構成にしたことを特徴とする請
    求項6記載の動画像符号化装置。
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