JPH0678402A - 車両認識装置 - Google Patents

車両認識装置

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JPH0678402A
JPH0678402A JP4227154A JP22715492A JPH0678402A JP H0678402 A JPH0678402 A JP H0678402A JP 4227154 A JP4227154 A JP 4227154A JP 22715492 A JP22715492 A JP 22715492A JP H0678402 A JPH0678402 A JP H0678402A
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JP
Japan
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data
vehicle
area
transmission
address
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Application number
JP4227154A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
佐藤  寛
Fusashi Tashiro
維史 田代
Kazuhiro Yamada
和博 山田
Shinichi Sekino
真一 関野
Yasuo Morooka
泰男 諸岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】連結された車両数および連結順序を自動的に認
識する装置を提供する。 【構成】複数の連結車両1〜4にデータ伝送装置1〜1
4を搭載し、1台を親局とし、残りを子局として伝送路
を介してデータの送受信を行うデータ伝送システムにお
いて、各データ伝送装置から出力されるデータは、各種
変数格納エリアを有して構成され、さらに、前記親局
は、各エリア内のデータにもとづき所定の処理を行なっ
た後、自車の車両番号格納アドレスを指定して送信する
手段を有して構成され、さらに前記子局は、データ受信
時に、読み込んだ自車の車両番号を格納する手段等を有
して構成される。 【効果】編成列車の車両数を自動的に認識でき、実際の
連結車両数と認識車両数との違いを明確に判断すること
ができ、編成列車の車両番号を連結順に認識できるの
で、例えば、車両ごとに冷暖房の温度制御等、車両固有
の制御が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路をループ状に構
成した車々間で各種のデータ伝送を行なう装置、特に、
複数の連結された車両を認識する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データ伝送装置を車両に適用し、複数の
車両が連結されて編成された列車に備えられている各種
装置を円滑に制御する場合、連結された車両の総数、車
両番号等を認識しておく必要がある。従来では、複数の
車両を連結して列車を編成する際、スイッチ類を人間が
操作し、車両番号を設定して車両の認識を行なっていた
が、列車の編成替え、故障車両と正常車両との入換えご
と等に車両番号を、人間が再設定する方法では、長編成
の列車等を扱う場合に、多くの労力を必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両には、通常固有の
車両番号が設定されて、通常は、複数のモータ車と複数
のトレーラ車を、例えば8〜16両連結して1列車を編
成しているが、車両故障等による車両の入替え作業等
は、日常、頻繁に行われている。列車を運行する場合、
車両に関する各種の制御情報を、例えば、情報入力装置
から、伝送装置における親局に入力し、親局から各車両
に対して、各種のデータをループ伝送路を介して伝送す
る。当然、モータ車とトレーラ車では、送られてくる制
御情報の種類は異なるので、親局からは、データ伝送先
の車両に必要な情報を伝送するため、列車の連結順序通
りの車両番号と、連結車両数を常に認識しておくことが
重要な事項となる。例えば、運行途中に、中間位置に連
結されていた車両が故障したため、最寄りの駅で故障車
両を解放し、交換車両を最後尾に連結すること等は頻繁
に行なわれる。このような場合には、親局から見た連結
車両数の総数に変化は無いが、連結順序が変わることに
なるため、伝送するデータを、再編成された列車に適し
たデータに構築しなおす必要がある。しかしながら、走
行前に入力した伝送データを運行途中で変更すること
は、安全上の観点から好ましくない。また、弱冷房制
御、ブレーキ力の制御、振り子制御等の各種制御を行う
場合にも、情報入力装置から入力したデータを親局から
伝送するので、連結順序が変更すれば、制御データも変
更する必要が生じるが、前述の理由から現実には、変更
を行なうことは困難である。特に、運行途中において車
両の故障が発生し、迂回のループ伝送路が構成され、伝
送データの出力順序が変更する事態が発生した場合、親
局は、新たに構成された迂回ループ伝送路を介して、各
車両に最適のデータを伝送する必要が生じ、連結順序通
りの車両番号と連結車両数を自動的に認識し、データを
伝送することができれば、前述の問題は発生しないこと
になる。また、複数の車両を連結して編成された列車間
を、例えば超音波、光、電波等の媒体を使用し、情報を
交換しながら、見かけ上、長大編成列車を運行する、い
わゆるソフト連結装置では、ソフト連結されている車両
の車両番号を認識することができれば、編成列車間で、
一層高度な制御が可能となる。したがって、上記の問題
を解決するため、どのような発生事象にもかかわらず、
人間を介すことなく、自動的に車両番号を設定して認識
し、さらに連結された車両数を認識できる装置を提供す
ることが望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、以下の手段が考えられる。
【0005】まず、複数の連結された車両の各々に搭載
されるデータ伝送装置と、各車両の伝送装置をループ状
に接続する伝送路を有して構成される車両認識装置にお
いて、 前記データ伝送装置のうち1台を親局とし、残
りのデータ伝送装置を子局とし各データ伝送装置は、ス
タートフラグ(SF)と、連結車両数の格納エリア(T
CE)と、認識車両数の格納エリア(TKE)と、車両
番号の格納アドレスを指定するアドレスエリア(TA
E)と、データエリア(DA)と、車両番号格納エリア
(AD)と、エンドフラグ(EF)を有して構成される
フォーマットを作成し、データを送信する手段を備えて
おり、さらに、前記親局は、連結車両数の格納エリア
(TCE)内のデータと、認識車両数の格納エリア(T
KE)内のデータと、車両番号の格納アドレスを指定す
るアドレスエリア(TAE)と、前記アドレスエリア
(TAE)で指定されたアドレスの車両番号を認識する
とともに、各エリアを初期設定する手段と、自車の車両
番号の格納アドレスの指定後に、予め与えられた自車の
車両番号を読み込み、前記アドレスエリア(TAE)で
指定されたアドレスに格納する手段と、認識車両数の格
納エリア(TKE)内のデータをインクリメントする手
段と、前記アドレスエリア(TAE)内のデータをイン
クリメントし、次車の車両番号格納アドレスを指定して
送信する手段を有して構成され、また、前記子局は、デ
ータ受信時に、読み込んだ自車の車両番号を指定の車両
番号の格納アドレスエリア(TAE)に格納する手段
と、認識車両数の格納エリア(TKE)内のデータをイ
ンクリメントする手段と、アドレスエリア内(TAE)
のデータをインクリメントし、次車の車両番号の格納ア
ドレスを指定して送信する手段を有して構成される車両
認識装置が考えられ、また本装置において、伝送路を迂
回制御のために2重ループ状に構成し、伝送路あるいは
伝送装置の異常発生時に、親局の異常処理により迂回制
御に入った場合、少なくとも、迂回制御に入った伝送装
置を搭載している車両の車両番号、伝送装置の番号を含
む情報を格納するための、迂回個所エリア(TLE)
を、前記各データ伝送装置から出力されるデータの一部
に備えた車両認識装置も考えられる。また、上記車両認
識装置において、前記すべての伝送装置は、迂回個所エ
リア(TLE)にデータがセットされていない非迂回制
御状態であってデータを受信した際に、前記認識車両数
の格納エリア(TKE)内のデータをインクリメント
し、該格納エリア(TKE)のデータが、前記連結車両
数の格納エリア(TCE)内のデータより小さく、か
つ、前記車両番号の格納エリアを指定するアドレスエリ
ア(TAE)内のデータが、該迂回個所エリア(TL
E)のデータより大きい時に、前記アドレスエリア(T
AE)内のデータをインクリメントする手段を備えた車
両認識装置も考えられる。さらに、上記車両認識装置に
おいて、前記各子局は、迂回個所エリア(TLE)にデ
ータがセットされていない非迂回制御状態であってデー
タを受信した際に、前記各子局は、前記認識車両数の格
納エリア(TKE)内のデータをインクリメントし、該
格納エリア(TKE)内のデータが前記連結車両数の格
納エリア(TCE)内のデータと等しく、かつ、前記車
両番号の格納エリアを指定するアドレスエリア(TA
E)内のデータが、該迂回個所エリア(TKE)内のデ
ータより大きい時、前記アドレスエリア(TAE)に
は、連結された先頭車の車両番号の格納アドレスをセッ
トする手段を備えた車両認識装置も考えられる。さら
に、上記車両認識装置において、前記すべての伝送装置
は、前記迂回個所エリア(TLE)にデータがセットさ
れた迂回制御状態であってデータを受信した際、前記認
識車両数の格納エリア(TKE)内のデータをインクリ
メントし、該格納エリア(TKE)のデータが前記連結
車両数の格納エリア(TCE)のデータより小さく、か
つ、前記車両番号の格納エリアを指定するアドレスエリ
ア(TAE)のデータが前記迂回個所エリア(TLE)
内のデータより小さい時、前記アドレスエリア(TA
E)のデータをインクリメントする手段を備えた車両認
識装置も考えられる。さらに、上記車両認識装置におい
て、前記すべての伝送装置は、前記迂回個所エリア(T
LE)にデータがセットされた迂回制御状態であってデ
ータを受信した際に、前記認識車両数の格納エリア(T
KE)内のデータをインクリメントし、該格納エリア
(TKE)内のデータが前記連結車両数の格納エリア
(TCE)内のデータがより小さく、かつ、前記車両番
号の格納エリアを指定するアドレスエリア(TAE)内
のデータが、前記迂回個所エリア(TLE)のデータに
等しい時、前記アドレスエリア(TAE)に、連結され
た最後尾車両の車両番号の格納アドレスをセットする手
段を備えた車両認識装置も考えられ、さらに本装置にお
いて、前記すべての伝送装置は、前記アドレスエリア
(TAE)に、連結された最後尾車両の車両番号の格納
アドレスをセットした場合であってデータを受信した際
に、前記すべての伝送装置は、前記認識車両数の格納エ
リア(TKE)のデータをインクリメントし、該格納エ
リア(TKE)内のデータが前記連結車両数の格納エリ
ア(TCE)内のデータより小さく、かつ、前記車両番
号の格納エリアを指定するアドレスエリア(TAE)の
データが前記迂回個所エリア(TLE)内のデータより
大きい時、前記アドレスエリア(TAE)のデータをデ
クリメントする手段を備えた車両認識装置も考えられ
る。
【0006】さらに、上記車両認識装置において、前記
すべての伝送装置は、前記迂回個所エリア(TLE)に
データがセットされた迂回制御状態であってデータを受
信した際に、前記認識車両数の格納エリア(TKE)内
のデータをインクリメントし、該格納エリア(TKE)
内のデータが、前記連結車両数の格納エリア(TCE)
内のデータに等しく、かつ、前記車両番号の格納エリア
を指定するアドレスエリア(TAE)内のデータが、前
記迂回個所エリア(TLE)内のデータより大きい時、
前記アドレスエリア(TAE)内の初期設定を行なう手
段を備えた車両認識装置でもよい。
【0007】また、伝送されるデータ構造を変えた手段
として、以下に示す手段も考えられる。すなわち、複数
の連結された車両の各々に搭載されるデータ伝送装置
と、各車両の伝送装置をループ状に接続する伝送路を有
して構成される車両認識装置において、前記データ伝送
装置のうち1台を親局とし、残りのデータ伝送装置を子
局とし各データ伝送装置は、スタートフラグ(SF)
と、連結車両数の格納エリア(TCE)と、車両の制御
指令データを格納するデータエリア(DAn)および車
両番号を格納する車両番号格納エリア(TNE)からな
るブロックデータエリア(BADn)と、該ブロックデ
ータエリア(BADn)を指定するブロックアドレスエ
リア(BAE)と、認識車両数の格納エリア(TKE)
と、エンドフラグ(EF)を有して構成されるフォーマ
ットを作成し、データを送信する手段を備えており、さ
らに、前記親局は、連結車両数の格納エリア(TCE)
内のデータと、認識車両数の格納エリア(TKE)内の
データと、車両番号の格納エリア(TNE)内のデータ
を認識するとともに、前記各エリアを初期設定する手段
と、前記ブロックアドレスエリア(BAE)に、自車の
制御指令データと車両番号を格納するブロックデータエ
リアBADnを指定するデータをセットした後、読み込
んだ自車の車両番号を前記格納エリア(TNE)に格納
する手段と、認識車両数の格納エリア(TKE)内のデ
ータをインクリメントし、さらにブロックアドレスエリ
ア(BAE)内のデータをインクリメントし、送信する
手段を有して構成され、また、前記子局は、データ受信
時に、読み込んだ自車の車両番号を指定の格納アドレス
(TNE)に格納する手段と、認識車両数の格納エリア
(TKE)内のデータをインクリメントする手段と、次
車の車両の制御指令データを格納するブロックアドレス
エリア(BAE)内のデータをインクリメントして送信
する手段を有して構成される車両認識装置であり、また
本装置において、伝送路を迂回制御のために2重ループ
状に構成し、伝送路あるいは伝送装置の異常発生時に、
親局の異常処理により迂回制御に入った場合、少なくと
も、迂回制御に入った伝送装置を搭載している車両の車
両番号、伝送装置の番号を含む情報を格納するための、
迂回個所エリア(TLE)を、前記各データ伝送装置か
ら出力されるデータの一部に備えた車両認識装置も考え
られる。さらに、本装置の応用手段として、以下に示す
手段が考えられる。まず、予め各車両ごとに決められて
いる冷暖房制御情報にもとずき、各車両の冷暖房制御を
行なう車両用冷暖房制御において、編成された列車の車
両番号と車両数を認識するために、上記いずれか記載の
車両認識装置を備えたことを特徴とする車両用冷暖房制
御装置が考えられる。次に、異なる編成列車間を空間伝
送媒体を利用してデータ伝送し、異なる編成列車を新編
成列車とするソフト連結装置において、上記いずれか記
載の車両認識装置を備え、前記または別の空間伝送媒体
を利用してデータ伝送を行ない、進行方向に向かって最
初の編成列車の親局が、新編成列車の全車両の車両番号
および車両数を認識するソフト連結装置も考えられる。
【0008】
【作用】以下、作用について説明する。伝送ループが正
常な場合、まず、指定されたアドレスに車両番号が格納
され、認識車両数エリアのデータが更新され、この新認
識車両数と、例えば出発時に入力された連結車両数が比
較される。新認識車両数が連結車両数よりも少なけれ
ば、次に連結されている車両の車両番号の格納アドレス
が指定される。なお、正常時には迂回個所エリアにはデ
ータはセットされないものとする。
【0009】伝送ループ内を、データが一巡しない場合
には、伝送路あるいは伝送装置に異常が生じたとして迂
回処理され、迂回個所エリアにデータがセットされ、迂
回状態に入った後に、最初にデータを受信する最後尾車
の格納アドレスが指定される。 この格納アドレスに車
両番号が格納されると、認識車両数エリアのデータが更
新され、再び、新認識車両数と連結車両数が比較され、
新認識車両数が連結車両数よりも少なければ、最後尾車
から1両前の車両の格納アドレスが指定される。
【0010】以上のように、親局は、編成列車の先頭車
から順に車両番号を自動的に認識でき、また、運行途中
における故障車両と正常車両との入替え時等にも、人間
に頼ることなく、自動的に連結順序通りの車両番号だけ
でなく、車両数をも認識できる。さらに、伝送路の障害
によって迂回制御が行なわれた場合にも、迂回制御を意
識することなく、データの伝送順序通りの車両番号およ
び車両数を認識できる。
【0011】なお、本装置は車両ごとに冷暖房制御、駆
動制御等を行なう各種制御装置への応用が可能である。
【0012】また、いわゆるソフト連結にて車両が編成
されている場合にも本装置の適用は、可能であり、この
ときデータ伝送媒体としては、例えば超音波や電磁波を
用いても良い。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照して説明す
る。図1に、編成列車数を4両とした時の、2重ループ
伝送系における車両番号の認識と設定方法についての1
実施例を示す。本編成は、4両の車両1、2、3、4か
らなる。
【0014】車両1および4には、それぞれ前後進切替
え装置5、6が設けられており、各車両には、車両の制
御機器7、8、9、10、伝送装置11、12、13、
14、送受信制御部15、16、17、18、19、2
0、21、22が設けられている。各送受信制御部は、
伝送路23〜38を介して接続されている。さらに各車
両には、送受信データの構築、解析等を行う処理装置3
9、40、41、42、メモリ43、44、45、4
6、車内情報表示器47、48、49、50が設けられ
ている。また、車両1および4には情報入力装置51、
52、認識車両数不一致表示器53、54が設けられて
いる。さらに各車両には、処理装置と送受信制御部とメ
モリと車内表示器間を結ぶデータバス55、56、5
7、58が配置され、前後進切替え装置5、6から前進
信号59、60が出力される。なお、説明のため車両
1、2、3、4の車両番号は、それぞれTN=100、
TN=200、TN=300、TN=400とする。次
に、図2に、フレームデータの構成を示す。「SF」
は、スタートフラグ、「TCE」は、連結車両数エリ
ア、「TAE」は、アドレスエリア、「TKE」は、認
識車両数エリア、「TLE」は、迂回個所エリア、「DA」
はデータ、「AD1」、「AD2」、「AD3」、「AD4」
は、車両番号の格納エリア、「EF」は、エンドフラグ
である。なお、「DA」内に格納されるデータとしては、
各種のデータ制御指令、例えば、強・弱冷房の指令デー
タ、ドアの開閉を指示するデータ、モータ制御電流デー
タ、空気ブレーキ指令データ、パンタグラフの上げ下げ
指令データ等、および、各種サービス情報、例えば、現
在の車両速度、現在時刻、車両の行き先、ニュース等が
考えられるが、以上に述べたものに限られるものではな
い。制御機器7、8、9、10では、このような各種の
データ制御指令にもとづいて、例えば駆動・制動用アク
チュエータ等の制御を行なう。さらに、車内情報表示器
47、48、49、50では、例えばこのような各種サ
ービス情報が音声、表示等にて出力される。図3には、
正常時に各伝送装置が出力するフレームデータの構成を
示し、図4には「×」印点で、伝送路25に障害が発生
した時の迂回制御の構成図、図5には伝送路25に障害
が発生した時の伝送装置11、12、13、14の各フ
レームデータ、図6には、図1の編成において、車両2
を認識しなかった場合の伝送装置11、12、13、1
4のフレームデータ、図7には、図1の編成において、
伝送装置12が、自車の車両番号の格納アドレスと車両
番号を認識できなかった場合の伝送装置11、12、1
3、14のフレームデータ、図8には本発明の他の一実
施例を示し、さらに、図9には本発明の他の実施例(図
8参照)における迂回制御動作の説明を示す。図1にお
いて、車両1を先頭車とし、車両4を最後尾車とする
と、車両1の左前方、および、車両4の右後方には他の
車両は連結されていないため、伝送路は各々の車端部で
短絡され、図1の編成列車の伝送路は、伝送装置ととも
に、AおよびBの2系のループを構成している。フレー
ムデータは、伝送ループA上では、矢印のように時計回
り方向に周回し、伝送路ループB上では、反時計回り方
向に周回する。ここで、例えば、乗務員によって車両1
の前後進切替え装置5が前進位置に、車両4の前後進切
替え装置6が後進位置に切替えられると、車両1の前後
進切替え装置5の前進信号59が、処理装置39に入力
され処理された後、伝送装置11が親局となる。一方、
車両4の前後進切替え装置6からは、前進信号60が出
力されないので、伝送装置18は子局となり、中間車両
の伝送装置12、13も同じく子局となる。 次に、車
両の運行に必要な情報、および、連結車両数(以下、連
結車両数エリア「TCE」内のデータを示す変数を「C
N」とし、今CN=4である)等の各種データは、情報
入力装置51から入力され、処理装置39により、デー
タバス55を介して一旦メモリ43に格納される。乗務
員が運転操作をすると、伝送装置11(親局)内の処理
装置39によって、メモリ43からデータが読み出さ
れ、データバス55を介して制御機器7に制御指令が与
えられ、車内情報表示器47に、サービス情報等が出力
される。
【0015】次に、前記の各エリアがクリアされ、続い
てアドレスエリアTAE(以下、連アドレスエリア「T
AE」内のデータを示す変数を「AD」とする)には、
自車の車両番号を格納するアドレス(AD=1)がセッ
トされる。さらに、車両番号TN=100が読み込まれ
て、該車両番号は、指定のアドレス(AD=1)に格納
され、認識車両数エリアTKEのデータ(以下、認識車
両数エリア「TKE」内のデータを示す変数を「KN」
とする)が、インクリメントされてKN=1となる。こ
の認識車両数エリアTKE内に記憶されたデータ(KN
=1)と、連結車両数エリア内に記憶されたTCEのデ
ータ(CN=4)との関係は、KN<CNとなり、さら
に、アドレスエリアTAEのデータ(AD=1)と、迂
回個所エリアTLEのデータ(以下、迂回個所エリア
「TLE」内のデータを示す変数を「TL」とし、今、
TL=0である)との関係は、AD>TLとなる。KN
<CN、かつ、AD>TLが成立する場合、アドレスエ
リアTAEのデータが、インクリメントされ、AD=2
となり、さらに、車両2の制御指令とサービス情報がデ
ータDAにセットされ、図3(2)のフレームデータが
構成される。 該データは、データバス55を介して送
受信制御部15に入力され、例えば増幅等の処理が行な
われた後、伝送装置11から伝送路24に出力される。
図3(2)のフレームデータは、車両2の送受信制御部
16で受信された後、処理装置40により、データバス
56を介して、一旦メモリ44に格納される。
【0016】全データが格納されると、順次データが読
み出され、必要な処理がされ、データバス56を介して
制御機器8に指令が与えられ、車両2内に設けられた車
内情報表示器48に、サービス情報等が表示される。さ
らに、車両番号TN=200が読み込まれ、車両番号
が、指定されたアドレス(AD=2)に格納されると、
認識車両数エリアTKEのデータKNが、インクリメン
トされKN=2となる。このKNとCN、および、AD
とTLとの関係は、KN<CN、AD>TLとなってい
る。かかる場合、アドレスエリアTAEのデータ(A
D)が、インクリメントされAD=3となり、車両3の
制御指令とサービス情報が、データDAにセットされ、
図3(3)のフレームデータが構成され、データバス5
6を介して送受信制御部16に入力され、例えば増幅等
の処理の後、伝送装置12から伝送路25に出力され
る。図3(3)のフレームデータは、車両3の送受信制
御部17にて受信後、処理装置41により、データバス
57を介して一旦メモリ45に格納される。全データが
格納されると、順次読み出されて処理され、データバス
57を介して制御機器9に指令が与えられ、車両2内に
設けられた車内情報表示器49にサービス情報等が表示
される。さらに、車両番号TN=300が読み込まれ
て、該車両番号が指定されたアドレス(AD=3)に格
納されると、認識車両数エリアTKEのデータKNがイ
ンクリメントされて、KN=3となる。この時、KNと
CN、および、ADとTLとの関係は、KN<CN、か
つ、AD>TLである。この場合、アドレスエリアTA
EのデータADがインクリメントされて、AD=4とな
り、車両4の制御指令とサービス情報が、データDAに
セットされ、図3(4)のフレームデータが構成され、
データバス57を介して送受信制御部17に入力され、
例えば増幅等の処理が行なわれた後、伝送装置13から
伝送路26に出力される。図3(4)に示すフレームデ
ータは、車両4の送受信制御部18で受信後、処理装置
42によってデータバス58を介して一旦メモリ46に
格納される。全データが格納されると、順次データが読
み出されて必要な処理が行なわれ、データバス58を介
して制御機器10に指令が与えられ、車両4内に設けら
れた車内情報表示器50に、サービス情報等が表示され
る。さらに、車両番号TN=400が読み込まれて、該
車両番号が指定されたアドレスAD=4に格納される
と、認識車両数エリアTKEのデータKNがインクリメ
ントされて、KN=4となる。
【0017】ここで、KNとCNとの関係は、KN=C
N=4と等しくなり、一方、ADとTLとの関係はAD
>TLである。この場合、車両4が、編成列車の最後尾
の車両と判断され、アドレスエリアTAEには、AD=
1がセットされる。このAD=1と、車両1の制御指令
とサービス情報が、データDAにセットされ、図3
(5)に示すフレームデータが構成され、データバス5
8を介して送受信制御部18に入力され、例えば増幅等
の処理が行なわれた後、伝送装置14から伝送路27に
出力される。ところで、車両4の右後方には他の車両は
連結されていないので、伝送路27は、図1のように車
端部で短絡されて伝送装置14の送受信制御部18の折
り返し端子(黒丸印にて図示)に接続される。なお、伝
送装置11、12、13、14内の送受信制御部15、
16、17、18の折り返し端子(黒丸印にて図示)部
は、スルー構造(データがそのまま伝送される構造)と
なっている。同様に、車両1の左前方にも他の車両は連
結されていないため、伝送路23は、図1に示すように
車端部で短絡されて、伝送装置11内の送受信制御部1
5の折り返し端子(黒丸印にて図示)に接続される。従
って、車両1の伝送装置11から送信された図3(2)
に示すフレームデータは、ループAの伝送路上を一巡
し、図3(5)に示すフレームデータとなって、車両1
の伝送装置11(親局)に戻って来る。この図3(5)
に示すフレームデータは、車両1内の送受信制御部15
にて受信され、処理装置39によって、データバス55
を介して、一旦メモリ43に格納される。さて、全デー
タが格納されると、順次読みだされ、認識車両数エリア
TKEのデータKNと、連結車両数エリアTCEのデー
タCNとの関係は、KN=CN=4となり、連結されて
いる車両数は4両であり、アドレスAD=1からAD=
4のデータから、連結されている車両の番号は、TN=
100、TN=200、TN=300、TN=400と
認識される。その後、データバス55を介して制御機器
7に指令が与えられ、車内情報表示器47には、サービ
ス情報等が表示される。これらの一連の処理が終了する
と、各エリアがクリアされ、以後、前述と同様の処理が
実行されることとなる。次に、伝送ループAの伝送路2
5が「×」印の点にて(図4参照)、異常状態となり迂
回制御が行なわれる場合の動作を説明する。図4に、迂
回制御の伝送ループの構成図を示す。伝送路に異常が発
生すると、親局から送信されたデータは、一定時間を経
過しても、再度親局に戻ってくることがない。この場
合、例えば車両1内の伝送装置11(親局)に設けられ
た処理装置39から各子局に対して、テストデータを送
信し、応答の有無にて故障部を特定する異常時の処理
が、実行される。親局は、テストデータに対して伝送装
置17からの応答がないため、伝送路25に障害が発生
していると判断して、迂回処理を実行する。すなわち、
伝送装置12内の送受信制御部16の出力端子と送受信
制御部20の入力端子とを伝送路61で接続し、伝送装
置13内の送受信制御部17の入力端子と送受信制御部
21の出力端子とを伝送路62で接続する。この結果、
図4に示す迂回の伝送ループCが構成され、伝送装置1
2で迂回状態に入ったとすると、伝送装置12の車両番
号格納アドレスAD=2が、迂回箇所エリアTLE(以
下、迂回箇所エリア「TLE」内のデータを示す変数を
「TL」とする)にセットされ、TL=2となる。次
に、車両番号TN=100が読み込まれて、該車両番号
が指定されたアドレスAD=1に格納されると、認識車
両数エリアTKEのデータKNがインクリメントされ
て、KN=1となる。このKNとCNの関係は、KN<
CNとなり、ADとTLの関係は、AD<TLとなる。
この場合、アドレスエリアTAEのデータは、インクリ
メントされ、AD=2となり、前述の正常時と同様な動
作により、図5(1)に示すフレームデータが構成さ
れ、伝送路24に出力される。図5(1)に示すフレー
ムデータは、車両2内の送受信制御部16で受信され
る。受信後の処理は、前述の処理と同様に行なう。すな
わち、指定されたアドレスAD=2には、車両番号TN
=200が格納される。この時、認識車両数エリアTK
EのデータKNがインクリメントされてKN=2とな
る。このKNとCNの関係は、KN<CNとなり、一方
ADとTLとの関係は、AD=TL=2となり、ADと
TLの値が等しくなる。このように迂回制御されている
場合、最高尾の車両4が、次にデータを受信する車両と
なる。すなわち、車両番号格納アドレスAD=4が、ア
ドレスエリアTAEにセットされ、これ以後の処理は、
前述と同様の動作により、図5(2)に示すフレームデ
ータが構成され、迂回伝送路61に出力される。図5
(2)に示すフレームデータは、車両2内の送受信制御
部20にて受信され、受信したデータと、メモリ44に
格納されているデータとが処理装置40にて比較され、
不一致の場合には、メモリ44のデータは、新しいデー
タに書き換えられるが、一致している場合には、図5
(2)に示すフレームデータがそのまま伝送路32に出
力される。この図5(2)に示すフレームデータは、車
両1内の送受信制御部19にて受信され、前述と同様
に、データの比較処理を行なった後、伝送路31に出力
される。ところで、各送受信制御部に記された黒丸印は
スルー構造(データがそのまま伝送される構成)である
ことを意味する。従って、伝送路31から送受信制御部
19のスルー部、伝送路38、送受信制御部20のスル
ー部、伝送路37、車両3内の送受信制御部21のスル
ー部、伝送路36、車両4内の送受信制御部22のスル
ー部、伝送路35に達する一連のデータ伝送系が構成さ
れる。従って、図5(2)に示すフレームデータは、車
両4内の送受信制御部22で受信され、処理装置42に
より、データバス58を介して、一旦メモリ46に格納
される。以後、前述と同様の処理が実行され、車両番号
TN=400が読み込まれて、指定されたアドレスAD
=4に格納される。このため、認識車両数エリアTKE
のデータKNがインクリメントされてKN=3となる。
このKNとCNとの関係は、KN<CNとなり、一方、
ADとTLとの関係はAD>TLとなる。この場合、ア
ドレスエリアTAEのデータADがデクリメントされて
AD=3となり、図5(3)に示すフレームデータが構
成され、伝送路34に出力される。図5(3)に示すフ
レームデータが、車両3内の送受信制御部21で受信さ
れ、処理装置41により、データバス57を介して、一
旦メモリ45に格納される。 以後、前述と同様の処理
が実行され、車両番号TN=300が読み込まれ、指定
のされたアドレスAD=3に格納される。このため、認
識車両数エリアTKEのデータKNがインクリメントさ
れてKN=4となる。この時、KNとCNとの関係は、
KN=CN=4となり、KNとCNが等しくなる。一
方、ADとTLとの関係は、AD>TLとなる。この場
合、車両1の車両番号の格納アドレスAD=1が、アド
レスエリアTAEにセットされ、図5(4)に示すよう
なフレームデータが構成され、伝送路62に出力され
る。図5(4)のフレームデータは、車両3内の送受信
制御部17にて受信され、前述と同様の比較処理の後、
伝送路26に出力される。図5(4)のフレームデータ
は、車両4内の送受信制御部18にて受信され、前述と
同様の比較処理を行なった後、伝送路27に出力され、
送受信制御部18のスルー部、伝送路28、送受信部1
7のスルー部、伝送路29、送受信制御部16のスルー
部、伝送路30、送受信制御部15のスルー部、伝送路
23を介して車両1内の伝送装置11に入力される。こ
れ以後は、全く同じ動作でデータの処理が行なわれ、車
両1内の伝送装置11により、伝送ループCを一巡した
データ、すなわち、認識車両数エリアTKEに格納され
ている値KNから、連結されている車両数が認識され、
格納アドレスAD=1〜AD=4から、連結されている
車両の車両番号が認識され、その後、迂回個所エリアを
除いた他のエリアが、全てクリアされる。次に、各伝送
路および伝送装置が正常な状態で、中間の車両2を認識
できない場合の動作は、次のようになる。なお、迂回個
所エリアTLEのデータは0とする。車両1内の伝送装
置11によって、アドレスエリアTAEには、車両番号
を格納するアドレスAD=1がセットされる。次に、車
両番号TN=100が読み込まれて、該番号が指定され
たアドレスAD=1に格納されると、認識車両数エリア
TKEのデータKNがインクリメントされ、KN=1と
なる。このときKNとCN、および、ADとTLとの関
係は、KN<CN、かつ、AD>TLとなる。この場
合、アドレスエリアTAEのデータADがインクリメン
トされて、AD=2となり、図6(1)に示すフレーム
データが構成されて、伝送路24に出力される。図6
(1)に示すフレームデータは、車両2内の伝送装置1
2で受信後に処理装置40で処理され、次に車両番号T
N=200が読み込まれるが、認識はできないとする。
この場合、指定のアドレスAD=2には、例えば、予め
定めた記号である「※」印がセットされ、認識車両数エ
リアTKEのデータKNは、インクリメントされてKN
=2となる。このKNとCN、および、ADとTLとの
関係は、KN<CN、かつ、AD>TLとなるから、ア
ドレスエリアTAEのデータADがインクリメントされ
て、AD=3となり、図6(2)に示すフレームデータ
が構成されて伝送路25に出力される。図6(2)に示
すフレームデータは、車両3内の伝送装置13で受信後
に、処理装置41で処理され、次に車両番号TN=30
0が読み込まれて、該番号が指定されたアドレスAD=
3に格納され、認識車両数エリアTKEのデータKNが
インクリメントされてKN=3となる。この時KNとC
N、および、ADとTLとの関係は、KN<CN、か
つ、AD>TLであるから、アドレスエリアTAEのデ
ータADがインクリメントされてAD=4となり、図6
(3)に示すフレームデータが構成され、伝送路26に
出力される。図6(3)に示すフレームデータは、車両
4内の伝送装置14で受信後に、処理装置42で処理さ
れ、次に車両番号TN=400が読み込まれて、該番号
が指定されたアドレスAD=4に格納され、認識車両数
エリアTKEのデータKNがインクリメントされKN=
4となる。ここで、KNとCNとの関係は、KN=CN
=4となり、KNとCNは等しくなるが、ADとTLと
の関係は、AD>TLである。この場合、車両4が最後
尾車と判断されてアドレスエリアTAEには、アドレス
AD=1がセットされ、図6(4)に示すフレームデー
タが構成されて伝送路27に出力され、各伝送装置のス
ルー部および伝送路を介して車両1の伝送装置11に戻
って来る。図6(4)に示すフレームデータは、車両1
内の伝送装置11(親局)にて受信後に処理装置39で
処理され、認識車両数エリアTKEのデータ(KN=
4)から、連結されている車両数は、4両であると認識
する。また、アドレスAD1〜AD4に格納されている
データから、先頭車より2番目の車両の車両番号が未認
識と判断されることになる。次に、車両2内の伝送装置
12が、アドレスエリアTAEの指定アドレス(すなわ
ち、AD=2)と、車両番号TN=200を認識できな
い場合の動作を説明する。前述と同一の動作によって、
認識車両数エリアTKEのデータKNは、KN=1とな
り、またアドレスエリアTAEには、次車の車両番号を
格納するアドレスAD=2がセットされ、車両1内の伝
送装置11から図7(1)に示すフレームデータが構成
されて伝送路24に出力される。図7(1)に示すフレ
ームデータは、車両2内の送受信制御部16で受信後
に、処理装置40で処理され、車両番号の格納アドレス
AD=2を認識できず、AD=0と判断することにな
る。次に、読み込んだ車両番号TN=200を認識でき
ないので、認識車両数エリアTKEのデータKNは、K
N=1のままである。この時、KNとCNとの関係は、
KN<CNであるが、格納アドレスはAD=0として処
理されているので、ADとTLの関係は、AD=TL=
0となる。この場合、アドレスエリアTAEのデータは
更新されず、図7(1)に示すデータと同じ構成であ
る、図7(2)に示すフレームデータが、伝送路25に
出力される。図7(2)に示すフレームデータは、車両
3内の送受信制御部17で受信後に処理装置41で処理
され、次に読み込まれた車両番号TN=300が、指定
されたアドレスAD=2に格納され、認識車両数エリア
TKEのデータKNが、インクリメントされKN=2と
なる。このKNとCN、および、ADとTLとの関係
は、KN<CN、AD>TLとなる。この場合、アドレ
スエリアTAEのデータADがインクリメントされて、
AD=3となり、図7(3)に示すフレームデータが構
成されて伝送路26に出力される。図7(3)に示すフ
レームデータは、車両4内の送受信制御部18で受信後
に、処理装置42で処理され、次に車両番号TN=40
0が読み込まれて指定されたアドレスAD=3に格納さ
れ、認識車両数エリアTKEのデータKNがインクリメ
ントされ、KN=3となる。このKNとCN、および、
ADとTLとの関係は、KN<CN、AD>TLであ
る。この場合、アドレスエリアTAEのデータADがイ
ンクリメントされて、AD=4となり、図7(4)に示
すフレームデータが構成され、伝送路27に出力され
る。図7(4)に示すフレームデータは、前述と同様に
車両1内の伝送装置11(親局)で受信され、処理装置
39において伝送ループを一巡したデータから連結車両
数は3両であり、KNとCNが不一致であると判断され
て、表示器53にその旨の情報等が出力される。この
後、各エリアがクリアされることになる。次に、車両番
号を格納するアドレスAD=1が、アドレスエリアTA
Eにセットされ、車両番号TN=100が読み込まれ
て、指定されたアドレスAD=1に格納され、認識車両
数エリアTKEのデータKNをKN=1にセットし、図
7(1)に示す構成のフレームデータが、伝送路24に
出力される。以上の動作が複数回実行されても認識車両
数が4両にならない場合には、車両2を認識できないと
判断し、例えば乗務員に対してランプの点滅、音声等に
よる警告手段を用いて知らしめる構成にしてもよい。図
8を参照して、本発明の第2の実施例を説明する。図
中、SFはスタートフラグ、TCEは、連結車両数エリ
ア、BAEは、ブロックアドレスエリア、TKEは、認
識車両数エリア、TLEは、迂回個所エリア、BAD1
〜BAD4は、ブロックアドレス、DA1〜DA4は、
ブロックデータ、TNEは、車両番号格納エリア、EF
は、エンドフラグを意味する。
【0018】図8(1)には、伝送装置11のフレーム
データ、図8(2)には、伝送装置12のフレームデー
タ、図8(3)には、伝送装置13のフレームデータ、
図8(4)には、伝送装置14のフレームデータを示
す。ブロックアドレスエリアBAEには、各車両のブロ
ックアドレスBAD1〜BAD4のいずれかがセットさ
れ、ブロックデータDA1〜DA4には、各車両の制御
指令とサービス情報等および車両番号の格納エリアTN
Eが割り付けられている。親局内の処理装置39によ
り、ブロックアドレスエリアBAEに自車の制御指令デ
ータと車両番号を格納するブロックデータエリアBAD
1を指定するアドレスデータBA=1がセットされ、読
み込まれた車両番号TN=100が、ブロックデータエ
リアBAD1の格納エリアTNEに格納され、認識車両
数エリアTKEの認識車両数(KN=0)がインクリメ
ントされて、KN=1となる。この認識車両数KN=1
と、情報入力装置51から入力した連結車両数エリアT
CE内のデータである連結車両数CN=4との関係は、
KN<CNとなり、迂回個所エリアTLEのデータが0
なので、ブロックアドレスエリアBAEとの関係は、B
A>TLとなる。この条件の場合、処理装置39により
ブロックアドレスがインクリメントされてBA=2とな
り、ブロックアドレスエリアBAEにセットされ、図8
(1)に示す構成のフレームデータが、伝送路24に出
力される。
【0019】車両2では、受信したデータを処理した
後、前述と同様の動作によって、車両番号TN=200
が、ブロックデータエリアBAD2の格納エリアTNE
に格納され、認識車両数エリアTKEのデータKNがイ
ンクリメントされて、KN=2となる。このKNとC
N、および、BAとTLとの関係は、KN<CN、BA
>TLとなる。このため、ブロックアドレスエリアBA
EのデータBAがインクリメントされてBA=3とな
り、図8(2)に示すフレームデータが構成されて、伝
送路25に出力される。車両3では、受信したデータを
処理した後、前述と同様の動作によって、車両番号TN
=300がブロックデータエリアBAD3の格納エリア
TNEに格納され、認識車両数エリアTKEのデータが
インクリメントされて、KN=3となる。 このKNと
CN、および、BAとTLとの関係は、KN<CN、B
A>TLである。このため、ブロックアドレスエリアB
AEのデータBAがインクリメントされてBA=4とな
り、図8(3)に示すフレームデータが構成されて、伝
送路26に出力される。車両4では、受信したデータを
処理した後、前述と同様の動作によって、車両番号TN
=400が、ブロックデータエリアBAD4の格納エリ
アTNEに格納され、認識車両数エリアTKEのデータ
KNがインクリメントされて、KN=4となる。
【0020】このKNとCNとの関係は、KN=CN=
4となり、KNとCNは、等しくなるが、BAとTLと
の関係は、BA>TLのままである。この条件の場合に
は、ブロックアドレスエリアBAEにBA=1がセット
され、図8(4)に示すフレームデータが構成されて伝
送路27に出力される。
【0021】この図8(4)に示す構成のフレームデー
タが車両1で受信され、連結されている車両数は4両
で、車両番号は先頭車からTN=100、TN=20
0、TN=300、TN=400と認識される。その
後、ブロックアドレスエリアBAEと連結車両数エリア
TCEを除いて、各エリアのデータがクリアされる。こ
のため、KNとCNとの関係は、KN<CNとなり、B
AとTLとの関係は、BA>TLとなる。この条件の場
合にはブロックアドレスエリアBAEには、BA=2が
セットされ、以後、前述と同様の処理の後、図8(1)
に示すフレームデータが出力される。図9に、第2の実
施例における、伝送路25の障害時の迂回制御動作を示
す。伝送の異常処理と伝送ループCの構成および迂回処
理動作は、前述と同様のため、ここでは説明を省略す
る。車両1内の処理装置39により、伝送路の障害個所
が検知されて、迂回処理が実行されると、フレームデー
タの迂回個所エリアTLEには迂回に入った伝送装置1
2のブロックデータエリアBAD2に等しい値がセット
されるためTL=2となる。一方、ブロックアドレスエ
リアBAEにはブロックデータエリアBAD1を指定す
るアドレスデータBA=1がセットされる。次に、読み
込まれた車両番号TN=100が、指定されたブロック
データエリアBAD1の車両番号の格納エリアTNEに
格納され、続いて認識車両数エリアTKEのデータがイ
ンクリメントされて、KN=1となる。このKNとC
N、および、ADとTLとの関係は、KN<CN、AD
<TLとなる。この条件の場合には、ブロックアドレス
エリアBAEのデータがインクリメントされて、BA=
2となり、図9(1)に示すフレームデータが構成され
て伝送路24に出力される。図9(1)に示すフレーム
データは、車両2内の送受信制御部16で受信され、前
述と同様の処理の後、車両番号TN=200が、指定さ
れたブロックデータエリアBAD2の格納エリヤTNE
に格納され、続いて認識車両数エリヤTKEのデータK
Nがインクリメントされて、KN=2となる。このKN
とCNとの関係は、KN<CNとなるが、BAとTLと
の関係は、BA=TL=2となり、BAとTLとが等し
くなる。この条件の場合、最後尾の車両4のブロックデ
ータエリアBAD4を指定するデータBA=4が、ブロ
ックアドレスエリヤBAEにセットされ、図9(2)に
示す構成のフレームデータが、伝送路61に出力され
る。図9(2)に示すフレームデータは、各送受信部の
スルー部と伝送路を介して車両4内の送受信制御部22
で受信され、前述と同様の処理の後、車両番号TN=4
00が、指定されたブロックアデータエリアBAD4の
格納エリヤTNEに格納され、続いて認識車両数エリヤ
TKEのデータKNがインクリメントされて、KN=3
となる。このKNとCN、および、ADとTLとの関係
は、KN<CN、BA>TLとなる。ところが、迂回個
所エリヤTLEには、データTL=2がセットされてい
るので、この条件の場合、ブロックアドレスエリヤBA
EのデータはデイクリメントされてBA=3となり、図
9(3)に示すフレームデータが構成されて伝送路34
に出力される。図9(3)のフレームデータは、車両3
内の送受信制御部21で受信され、前述と同様の処理の
後、車両番号TN=300が指定のブロックデータエリ
アBAD3の格納エリヤTNEに格納され、続いて認識
車両数エリヤTKEのデータKNがインクリメントされ
て、KN=4となる。この時、KNとCNとの関係は、
KN=CN=4となり、KNとCNが等しくなったが、
BAとTLとの関係は、BA>TLとなっている。この
条件の場合には、ブロックアドレスエリヤBAEに、車
両1のブロックデータエリアBAD1を指定するアドレ
スデータBA1がセットされ、図9(4)に示すフレー
ムデータが構成されて伝送路62に出力される。この図
9(4)に示すフレームデータは、前述と同様に各送受
信部のスルー部と伝送路を介して車両1内の伝送装置1
1に戻って来る。従って、車両1内の伝送装置11で
は、迂回制御の有無とは無関係に、伝送ループを一巡し
た認識車両数エリヤTKEのデータKNから連結されて
いる車両数と、ブロックアドレスエリヤBAE内のデー
タで指定される、車両番号エリヤTNE内のデータから
連結車両番号を認識できることになる。以上述べてきた
ように、本方式によれば、複数の連結された車両の車両
番号を、連結順序に従って認識できるので、次のような
利点を有する。すなわち、通常車両は、モータ車とトレ
ーラ車が交互に連結されて編成されており、ブレーキ指
令によって、モータ車には電気ブレーキと空気ブレーキ
が作用するのに対し、トレーラ車には空気ブレーキしか
作用しない。この空気ブレーキ系は、ブレーキ機構部の
摩擦の違い、ブレーキシューの摩耗の程度等によって、
各車輪にブレーキが作用するまでの時間、各車両間およ
び左右の車輪に作用するブレーキ力等が異なる。車輪に
対して過大なブレーキ力が作用すれば、その車輪の回転
が停止した状態で走行するため、車輪踏面にフラット摩
耗が発生し、レールを損傷、走行時の衝撃による車両へ
の悪影響、乗り心地の悪化等を生ぜしめるうえ、騒音公
害をも発生させ沿線住民に対し悪影響をおよぼす。そこ
で、連結されている各車両の空気ブレーキ系の特性を考
慮した指令値をデータとして有する送信データを、情報
入力装置を使用して親局に入力しておけば、適切なブレ
ーキ力を指令できるので、前述の問題の発生を回避でき
る。また、車両の故障等により迂回制御のための伝送ル
ープが構成された場合、データの伝送順序は、迂回の伝
送ループ構成前とは異なる。この伝送順序を認識し、各
車両に対して所定のデータを伝送できなければ、最適な
ブレーキ力の指令ができなくなるため、前述の問題が発
生してしまう。しかし、本発明のように迂回制御によ
り、データの伝送順序、および、車両番号を認識できる
ことによって、迂回制御により、データを変更する必要
が無くなり、走行前に親局に設定した情報にて制御を行
なうことができ、前述の問題の発生を回避することがで
きる。また、最近ではサービス向上の一貫として、1編
成の冷房車の間に複数の弱冷房車が組み込まれ編成され
るようになっている。通常は、利用者がすぐ分かるよう
に「弱冷房車」と明示されていて、親局は冷房のための
諸データを各車両に伝送するが、車両故障等によって迂
回のための伝送ループが構成された場合、親局から見た
弱冷房車の連結位置が変わってしまうことになる。迂回
ループが構成された時の、連結の順序や車両番号を親局
が認識できなければ、走行前に入力された情報にもとず
き制御されるため、「弱冷房車」との明示にも関わら
ず、通常冷房されてしまうことにより、サービスの低下
をまねく。
【0022】このため乗務員の新たな作業が発生し、作
業にかかる乗務員の負担となる等の問題が生じるが、前
述のように親局が迂回ループ構成時の連結順序や車両番
号を自動的に認識できれば、それぞれの車両に必要なデ
ータを伝送できるため、前述の問題の発生を回避でき
る。また、未認識車両を特定できるので、その未認識車
両に制御指令を送信することも可能である。また、予測
不能な異常事態が発生した場合、異常発生車両を特定で
きるので、原因の究明等の復旧作業の短縮化が図れる利
点もある。その他、制御装置等に混入した雑音等によ
り、伝送データに誤りが生じる場合、連結車両数を誤認
識することがあるが、次のデータの一巡時に自動的に正
常な値に修正されるから、雑音混入による伝送データ誤
りの問題は生じない。ただし、伝送データ誤り等によ
り、各種表示が事実とは一致しない表示がされる場合が
あることから、表示に一定時間の遅れを持たせ、かかる
不一致の表示に対処する構成とすることは可能である。
なお、本発明の説明においては、連結されている車両同
志間の車両番号を認識しない場合について述べている
が、全車両のデータはループ伝送路上を伝送されている
ので、各車両に設けられた伝送装置にて伝送されるデー
タを分析することによって、隣接車両間の状態を簡単に
認識でき、また、隣接車両間でのデータ交換も可能な構
成にすることができることはいうまでもない。さらに、
編成された列車間を、超音波、光空間伝送、電波等の媒
体を用いて、いわゆるソフト連結し、見かけ上、長大編
成列車の運行を行うような場合に、本発を用いることに
より、編成列車間で列車番号や連結車両数を確認するこ
とにより、新しい列車の運行方法への応用も可能であ
る。例えば、行く先の異なる編成列車をソフト連結して
運行し、途中駅で目的地毎に列車を切り離して運行する
ような場合、進行方向に向かって最初の編成列車である
親局に、必要なソフト連結情報を入力しておくだけで良
く、サービス向上に多大な効果を期待できる。本発明の
説明においては、情報入力装置から実際の連結車両数を
入力する場合について述べているが、連結車両情報を入
力する必要がなければ、もちろん省略してもよい。かか
る場合には、車両番号を例えば、ディスプレイ上に表示
し、乗務員が監視することにより、あるいは、車両番号
をカウントすること等により対処できる。
【0023】以上の様に、本発明にかかる装置を用いる
ことにより、複数の連結された車両を先頭車から順に認
識でき、車両数の変化が生じた場合でも、先頭車から自
動的に認識でき乗務員の大幅な工数低減を図ることがで
きる。また、ハーネスの軽量化、他のシステムへの応用
も図ることができる。
【0024】
【発明の効果】車両内の伝送ループを巡回伝送するデー
タから複数の連結された車両を先頭車から順に認識で
き、車両数の変化が生じた場合でも、先頭車から自動的
に認識できる。さらに、伝送路の障害発生等の迂回制御
時においても、車両を先頭車から自動的に認識し、車両
番号を認識できない車両を特定し、認識した車両数と実
際の連結車両数の不一致数も検知できるため、乗務員は
迂回制御を意識せず従来と同様の運転操作にて車両運行
を行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明図である。
【図2】伝送フレームデータの説明図である。
【図3】送信データの一例を示す図である。
【図4】伝送路障害発生時の迂回路構成説明図である。
【図5】伝送路障害発生時の送信データの一例を示す図
である。
【図6】車両番号を認識できない場合の送信データの一
例を示す図である。
【図7】車両番号および車両番号格納アドレスを認識で
きない場合の送信データの一例を示す図である。
【図8】他の実施例における送信データの一例を示す図
である。
【図9】他の実施例において、伝送路に障害が発生した
場合の送信データの一例を示す図である。
【符号の説明】
1…車両、2…車両、3…車両、4…車両、5…前後進
切り替え装置、6…前後進切り替え装置、7…制御機
器、8…制御機器、9…制御機器、10…制御機器、1
1…伝送装置、12…伝送装置、13…伝送装置、14
…伝送装置、15…送受信制御部、16…送受信制御
部、17…送受信制御部、18…送受信制御部、19…
送受信制御部、20…送受信制御部、21…送受信制御
部、22…送受信制御部、23…伝送路、24…伝送
路、25…伝送路、26…伝送路、27…伝送路、28
…伝送路、29…伝送路、30…伝送路、31…伝送
路、32…伝送路、33…伝送路、34…伝送路、35
…伝送路、36…伝送路、37…伝送路、38…伝送
路、39…処理装置、40…処理装置、41…処理装
置、42…処理装置、43…メモリ、44…メモリ、4
5…メモリ、46…メモリ、47…車内情報表示器、4
8…車内情報表示器、49…車内情報表示器、50…車
内情報表示器、51…情報入力装置、52…情報入力装
置、53…車両数不一致表示器、54…車両数不一致表
示器、55…データバス、56…データバス、57…デ
ータバス、58…データバス、59…前進信号、60…
前進信号、61…迂回伝送路、62…迂回伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 321 F 7170−5K (72)発明者 関野 真一 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 諸岡 泰男 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の連結された車両の各々に搭載される
    データ伝送装置と、各車両の伝送装置をループ状に接続
    する伝送路を有して構成される車両認識装置において、 前記データ伝送装置のうち1台を親局とし、残りのデー
    タ伝送装置を子局とし各データ伝送装置は、スタートフ
    ラグ(SF)と、連結車両数の格納エリア(TCE)
    と、認識車両数の格納エリア(TKE)と、車両番号の
    格納アドレスを指定するアドレスエリア(TAE)と、
    データエリア(DA)と、車両番号格納エリア(AD)
    と、エンドフラグ(EF)を有して構成されるフォーマ
    ットを作成し、データを送信する手段を備えており、 さらに、前記親局は、連結車両数の格納エリア(TC
    E)内のデータと、認識車両数の格納エリア(TKE)
    内のデータと、車両番号の格納アドレスを指定するアド
    レスエリア(TAE)と、前記アドレスエリア(TA
    E)で指定されたアドレスの車両番号を認識するととも
    に、各エリアを初期設定する手段と、自車の車両番号の
    格納アドレスの指定後に、予め与えられた自車の車両番
    号を読み込み、前記アドレスエリア(TAE)で指定さ
    れたアドレスに格納する手段と、認識車両数の格納エリ
    ア(TKE)内のデータをインクリメントする手段と、
    前記アドレスエリア(TAE)内のデータをインクリメ
    ントし、次車の車両番号格納アドレスを指定して送信す
    る手段を有して構成され、 また、前記子局は、データ受信時に、読み込んだ自車の
    車両番号を指定の車両番号の格納アドレスエリア(TA
    E)に格納する手段と、認識車両数の格納エリア(TK
    E)内のデータをインクリメントする手段と、アドレス
    エリア内(TAE)のデータをインクリメントし、次車
    の車両番号の格納アドレスを指定して送信する手段を有
    して構成されることを特徴とする車両認識装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、伝送路は迂回制御
    のために2重ループ状に構成され、伝送路あるいは伝送
    装置の異常発生時に、親局の異常処理により迂回制御に
    入った場合、少なくとも、迂回制御に入った伝送装置を
    搭載している車両の車両番号、伝送装置の番号を含む情
    報を格納するための、迂回個所エリア(TLE)を、前
    記各データ伝送装置から出力されるデータの一部に備え
    たことを特徴とする車両認識装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載において、前記すべての伝送
    装置は、迂回個所エリア(TLE)にデータがセットさ
    れていない非迂回制御状態であってデータを受信した際
    に、前記認識車両数の格納エリア(TKE)内のデータ
    をインクリメントし、該格納エリア(TKE)のデータ
    が、前記連結車両数の格納エリア(TCE)内のデータ
    より小さく、かつ、前記車両番号の格納エリアを指定す
    るアドレスエリア(TAE)内のデータが、該迂回個所
    エリア(TLE)のデータより大きい時に、前記アドレ
    スエリア(TAE)内のデータをインクリメントする手
    段を備えたことを特徴とする車両認識装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載において、前記各子局は、迂
    回個所エリア(TLE)にデータがセットされていない
    非迂回制御状態であってデータを受信した際に、前記各
    子局は、前記認識車両数の格納エリア(TKE)内のデ
    ータをインクリメントし、該格納エリア(TKE)内の
    データが前記連結車両数の格納エリア(TCE)内のデ
    ータと等しく、かつ、前記車両番号の格納エリアを指定
    するアドレスエリア(TAE)内のデータが、該迂回個
    所エリア(TKE)内のデータより大きい時、前記アド
    レスエリア(TAE)には、連結された先頭車の車両番
    号の格納アドレスをセットする手段を備えたことを特徴
    とする車両認識装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載において、前記すべての伝送
    装置は、前記迂回個所エリア(TLE)にデータがセッ
    トされた迂回制御状態であってデータを受信した際、前
    記認識車両数の格納エリア(TKE)内のデータをイン
    クリメントし、該格納エリア(TKE)のデータが前記
    連結車両数の格納エリア(TCE)のデータより小さ
    く、かつ、前記車両番号の格納エリアを指定するアドレ
    スエリア(TAE)のデータが前記迂回個所エリア(T
    LE)内のデータより小さい時、前記アドレスエリア
    (TAE)のデータをインクリメントする手段を備えた
    ことを特徴とする車両認識装置。
  6. 【請求項6】請求項2記載において、前記すべての伝送
    装置は、前記迂回個所エリア(TLE)にデータがセッ
    トされた迂回制御状態であってデータを受信した際に、
    前記認識車両数の格納エリア(TKE)内のデータをイ
    ンクリメントし、該格納エリア(TKE)内のデータが
    前記連結車両数の格納エリア(TCE)内のデータがよ
    り小さく、かつ、前記車両番号の格納エリアを指定する
    アドレスエリア(TAE)内のデータが、前記迂回個所
    エリア(TLE)のデータに等しい時、前記アドレスエ
    リア(TAE)に、連結された最後尾車両の車両番号の
    格納アドレスをセットする手段を備えたことを特徴とす
    る車両認識装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載において、前記すべての伝送
    装置は、前記アドレスエリア(TAE)に、連結された
    最後尾車両の車両番号の格納アドレスをセットした場合
    であってデータを受信した際に、前記すべての伝送装置
    は、前記認識車両数の格納エリア(TKE)のデータを
    インクリメントし、該格納エリア(TKE)内のデータ
    が前記連結車両数の格納エリア(TCE)内のデータよ
    り小さく、かつ、前記車両番号の格納エリアを指定する
    アドレスエリア(TAE)のデータが前記迂回個所エリ
    ア(TLE)内のデータより大きい時、前記アドレスエ
    リア(TAE)のデータをデクリメントする手段を備え
    たことを特徴とする車両認識装置。
  8. 【請求項8】請求項2、5、6、7記載において、前記
    すべての伝送装置は、前記迂回個所エリア(TLE)に
    データがセットされた迂回制御状態であってデータを受
    信した際に、前記認識車両数の格納エリア(TKE)内
    のデータをインクリメントし、該格納エリア(TKE)
    内のデータが、前記連結車両数の格納エリア(TCE)
    内のデータに等しく、かつ、前記車両番号の格納エリア
    を指定するアドレスエリア(TAE)内のデータが、前
    記迂回個所エリア(TLE)内のデータより大きい時、
    前記アドレスエリア(TAE)内の初期設定を行なう手
    段を備えたことを特徴とする車両認識装置。
  9. 【請求項9】複数の連結された車両の各々に搭載される
    データ伝送装置と、各車両の伝送装置をループ状に接続
    する伝送路を有して構成される車両認識装置において、 前記データ伝送装置のうち1台を親局とし、残りのデー
    タ伝送装置を子局とし各データ伝送装置は、スタートフ
    ラグ(SF)と、連結車両数の格納エリア(TCE)
    と、車両の制御指令データを格納するデータエリア(D
    An)および車両番号を格納する車両番号格納エリア
    (TNE)からなるブロックデータエリア(BADn)
    と、該ブロックデータエリア(BADn)を指定するブ
    ロックアドレスエリア(BAE)と、認識車両数の格納
    エリア(TKE)と、エンドフラグ(EF)を有して構
    成されるフォーマットを作成し、データを送信する手段
    を備えており、 さらに、前記親局は、連結車両数の格納エリア(TC
    E)内のデータと、認識車両数の格納エリア(TKE)
    内のデータと、車両番号の格納エリア(TNE)内のデ
    ータを認識するとともに、前記各エリアを初期設定する
    手段と、前記ブロックアドレスエリア(BAE)に、自
    車の制御指令データと車両番号を格納するブロックデー
    タエリアBADnを指定するデータをセットした後、読
    み込んだ自車の車両番号を前記格納エリア(TNE)に
    格納する手段と、認識車両数の格納エリア(TKE)内
    のデータをインクリメントし、さらにブロックアドレス
    エリア(BAE)内のデータをインクリメントし、送信
    する手段を有して構成され、 また、前記子局は、データ受信時に、読み込んだ自車の
    車両番号を指定の格納アドレス(TNE)に格納する手
    段と、認識車両数の格納エリア(TKE)内のデータを
    インクリメントする手段と、次車の車両の制御指令デー
    タを格納するブロックアドレスエリア(BAE)内のデ
    ータをインクリメントして送信する手段を有して構成さ
    れることを特徴とする車両認識装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載において、伝送路は迂回制
    御のために2重ループ状に構成され、伝送路あるいは伝
    送装置の異常発生時に、親局の異常処理により迂回制御
    に入った場合、少なくとも、迂回制御に入った伝送装置
    を搭載している車両の車両番号、伝送装置の番号を含む
    情報を格納するための、迂回個所エリア(TLE)を、
    前記各データ伝送装置から出力されるデータの一部に備
    えたことを特徴とする車両認識装置。
  11. 【請求項11】予め各車両ごとに決められている冷暖房
    制御情報にもとずき、各車両の冷暖房制御を行なう車両
    用冷暖房制御において、 編成された列車の車両番号と車両数を認識するために、
    請求項1から10いずれか記載の車両認識装置を備えた
    ことを特徴とする車両用冷暖房制御装置。
  12. 【請求項12】異なる編成列車間を空間伝送媒体を利用
    してデータ伝送し、異なる編成列車を新編成列車とする
    ソフト連結装置において、 請求項1から10いずれか記載の車両認識装置を備え、
    前記または別の空間伝送媒体を利用してデータ伝送を行
    ない、進行方向に向かって最初の編成列車の親局が、新
    編成列車の全車両の車両番号および車両数を認識するこ
    とを特徴とするソフト連結装置。
JP4227154A 1992-08-26 1992-08-26 車両認識装置 Pending JPH0678402A (ja)

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