JPH0678474B2 - パネル制振材 - Google Patents

パネル制振材

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JPH0678474B2
JPH0678474B2 JP63027617A JP2761788A JPH0678474B2 JP H0678474 B2 JPH0678474 B2 JP H0678474B2 JP 63027617 A JP63027617 A JP 63027617A JP 2761788 A JP2761788 A JP 2761788A JP H0678474 B2 JPH0678474 B2 JP H0678474B2
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panel
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damping material
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英二 川崎
正雄 中島
毅 楢崎
貞善 飯島
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Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/3605Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by their material

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、剛性の高い被制振パネルの振動に対しても
広い温度範囲において、優れた制振特性を有するパネル
制振材に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車、鉄道車両等の車体、エンジン、モータ
ー、電気装置のハウジング、流体輸送用ダクトなどのパ
ネル構造体においては、振動低域を目的としてパネル表
面に制振材を密着させている。このようなパネル制振材
は、被制振パネルとの複合系で評価される複合系損失係
数(η)〔騒音対策ハンドブック、日本音響材料協会
編、第21頁〕が大きいことが要望され、特に被制振パネ
ルの剛性が高い場合には、厚さの厚い制振材を適用しな
ければ良好な制振特性が得られないが、取り付けスペー
スに余裕がないことも多く、また重量も増大することか
ら、厚さを増すことなく良好な制振特性を有することが
要望される。
さらにパネル制振材は、被制振パネルに容易に密着でき
ることが要望される。例えば、被制振パネルが自動車の
フロアパネルの場合、ビード、エンボス、曲面の付加に
よって、複雑な表面形状をとっている。このような被制
振パネルの表面に制振材を一様に密着させるために、著
しく手間のかかるものは作業上で問題である。
従来から、例えば、自動車のフロアパネル用制振材とし
ては、熱可塑性の素材であるアスファルトを主成分と
し、これに充填材、改良剤を加えた加熱融着タイプのも
の(例えば日立化成工業(株)製、一般名「ダンピング
シート」、および特開昭61−181886号公報および特開昭
62−161836号公報に開示されているエポキシ樹脂と液状
樹脂を主成分とし、これに充填剤を加えた、エポキシ−
キシレン樹脂加熱硬化タイプのものがある。自動車製造
工程において、車体塗装に熱硬化塗料を用いている関係
上、塗膜の硬化をため車体は140℃の温度で、30分程度
の加熱を受ける。アスファルト系制振材はこの熱を利用
して車体パネルに密着させるものであり、作業者は被制
振パネル上に制振材シートを仮置きするだけで、複雑な
被制振パネルの形状に追従し融着する。このようにアス
ファルト系の制振材は、作業性の面で優れた制振材であ
るが、熱可塑性素材を主成分としているため、140℃以
下の温度条件下で、流動性が必要となり、高温において
の充分な制振特性が得られない欠点がある。一方、エポ
キシ−キシレン樹脂系制振材は、熱硬化性素材を主成分
としており、140℃以下の温度条件下で熱硬化するた
め、低温から高温までの広い温度範囲において、優れた
制振特性をもっている。
(発明が解決しようとする問題点) このエポキシ−キシレン樹脂系制振材は、熱を利用して
車体パネルに密着させることにおいては、アスファルト
系制振材と近似している。しかし作業者が被制振パネル
上に制振材シートを仮置きする段階では、複雑な被制振
パネルの形状に追従するためには、熱硬化前の加熱変形
し得る制振シートであって、その後の熱によって熱硬化
し優れた制振特性を発揮するものである点、本質的に異
なっている。加熱変形し得る熱硬化前のエポキシ−キシ
レン系制振材シートは、主成分であるエポキシ樹脂の特
性、ならびに熱硬化前の分子量が、低分子量であるた
め、強度が低く、制振材を被制振パネルに仮置きする
等、取扱われる温度環境に対して、強度変化が大きく低
温では柔軟性に劣り、折れ易くなり、高温では強度が低
く取扱い困難となり、特に複雑な形状に裁断加工され
た、くり抜き制振シートで、切断に至り、作業性の面で
の問題点を有する。
(問題点を解決するための手段) 発明者は、上述の従来の問題点を解決すべく鋭意研究を
進めた結果、エポキシ樹脂とキシレン樹脂と変性キシレ
ン樹脂と硬化剤と無機充填剤に熱可塑性エラストマーを
配合することにより、取扱われる温度環境下で低温から
高温まで作業性にすぐれた熱硬化前の制振シートを得、
さらに熱硬化することによって、剛性の高い被制振パネ
ルに対しても、広い温度範囲において、優れた制振特性
を有するパネル制振材を得、前記問題点を解決したもの
である。
この発明は、エポキシ樹脂、キシレン樹脂、変性キシレ
ン樹脂および熱可塑性エラストマーからなる混合樹脂、
硬化剤、ならびに無機充填剤を含み、上記混合樹脂100
重量部のうち、上記エポキシ樹脂を10〜50重量部、上記
キシレン樹脂を25〜80重量部、上記変性キシレン樹脂を
5〜50重量部、熱可塑性エラストマーを2〜20重量部の
範囲内で含み、上記無機充填剤を上記混合樹脂100重量
部に対し60重量部以上とした組成物からなるパネル制振
材に関する。
この発明においては、樹脂分として、上記の如く、エポ
キシ樹脂とキシレン樹脂と変性キシレン樹脂と熱可塑性
エラストマーとの混合樹脂を用いるもので、エポキシ樹
脂としては、1分子当り平均1個以上の反応性エポキシ
基を有するものであって、ビスフェノール型、エーテル
エステル型、ノボラックエポキシ型、エステル型、環状
脂肪族型など各種タイプのものが含まれ、その1種類を
単独で、あるいは2種類以上を組み合わせて使用する。
また、これらのエポキシ樹脂は、常温で固形状のもの、
液状のものいずれでもよい。
キシレン樹脂はメタキシレンとホルムアルデヒドとの反
応から得られるキシレンホルムアルデヒド樹脂であり、
主としてメタキシレン核がメチレン、アセタールまたは
エーテル結合で結ばれ、末端にキシレン核および一部メ
チロール基やメトキシメチル基などを有する複雑な多分
子性の構造をもつもので、平均分子量が400〜600程度の
オリゴマーであり、その1種類を単独で、あるいは2種
以上を組み合せて使用する。
変性キシレン樹脂は、キシレン樹脂中にある反応性に富
んだアセタール結合、エーテル結合、メチロール基およ
びメトキシメチル基などとフェノール類、カルボン酸、
アミン、アルコールあるいは芳香族炭化水素など活性水
素を有する化合物とを反応させ、平均分子量が約1,000
〜1,500程度に変性したものであり、樹脂の安定性、無
溶剤型などを考慮すればアルキルフェノールによって変
性したものが最も好ましい。これらの変性キシレン樹脂
は、1種類または2種類以上を組み合せて用いる。
硬化剤は公知のエポキシ樹脂用硬化剤を用いることがで
き、パネル制振材の硬化条件に合ったものを選択すれば
よい。例えば、酸無水物、イミダゾール類、イミダゾリ
ン類などでもよいが、パネル制振材の製造、被制振パネ
ルに対する取り付け作業の容易さを考えれば、室温で安
定性があり、高温において活性を示すものが好ましく、
室温で安定であるが、高温で分解して、少くとも1個の
活性水素含有アミンを生じるような窒素含有化合物が好
ましい。この代表的なものとして、モノユレア、ポリユ
レア、ヒドラジド、チオユレアなどがあり、具体例とし
て、3−(p−クロロフェニル)−1,1−ジメチルユレ
ア、ジシアンジアミド、2,4−ビス(N,N−ジメチルカル
バミド)トルエンなどがあり、これらの1種類、または
2種類以上を混合して使用する。
熱可塑性エラストマーとしては、常温ではゴム弾性を示
すが、高温では可塑化される樹脂で、ポリスチレン系、
ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、
ポリ塩化ビニル系、ブチルゴムグラフトポリエチレン、
1,2−ポリブタジエン、トランス−1,4−ポリイソプレ
ン、アイオノマーなど各種タイプのものが含まれ、その
1種類を単独、あるいは2種類以上を組み合せて使用す
る。熱可塑性エラストマーの中でとくにポリスチレン系
がよく、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレン)型、S
IS(スチレン−イソプレン−スチレン)型がもっとも適
している。
次に無機充填剤としては、マイカ、グラファイト、タル
ク、ガラスフレーク、ガラス繊維、クレー、炭酸カルシ
ウム、ケイ砂、シリカなど特に制限なく、またこれらを
組み合せて使用してもよい。
更には、上記成分に加えて繊維材料を配合するのが好ま
しく、使用し得る繊維材料としてはポリプロピレン、ナ
イロン、ポリエステル、ビニロン等の合成繊維、綿、
麻、サイザル、パルプ、アスベスト等の天然繊維またガ
ラス繊維が含まれ、とくに限定するものではないがパネ
ル制振材の製造、被制振パネルに対するパネル制振材の
形状追従を考えれば、1〜10mmに切断された短繊維が望
ましい。
次に各成分の配合量はエポキシ樹脂とキシレン樹脂と変
性キシレン樹脂および熱可塑性エラストマーの4成分の
混合樹脂100重量部のうち、エポキシ樹脂は10〜50重量
部、キシレン樹脂は25〜80重量部、変性キシレン樹脂は
5〜50重量部、熱可塑性エラストマーは2〜20重量部の
範囲内で、それぞれの成分は必ず含ませる。ここで上記
エポキシ樹脂、キシレン樹脂、変性キシレン樹脂、熱可
塑性エラストマーの配合量の範囲に対して、エポキシ樹
脂の配合量が多い場合、または少ない場合は、常用温度
範囲での複合系損失係数(η)が低く、またキシレン樹
脂または変性キシレン樹脂が多い場合は、大きい複合系
損失係数(η)で得ることができるものの、温度範囲が
狭くなり、またキシレン樹脂または変性キシレン樹脂が
少ない場合は、さほど大きな複合系損失損失計数(η)
が得られないと共に、温度範囲も狭く、それぞれ制振性
が思わしくなく不適当である。
熱可塑性エラストマーの配合量は、多くするほど温度に
対する硬度変化が少なくなり、取扱い作業性が向上す
る。また熱可塑性エラストマーは高温時において可塑性
を示すので、混合することが容易で、常温ではゴム弾性
を示すので2〜20重量部のとき取扱い作業性にすぐれ、
しかも複合系損失計数(η)を損うことはない。しかし
2重量部より少ないと、取扱い作業性に劣り、20重量部
を超えると、複雑な形状の被制振パネルへの形状追従性
が思わしくなく不適当である。
また硬化剤の配合量は、エポキシ樹脂、キシレン樹脂、
変性キシレン樹脂の配合比および硬化剤の種類によって
も異なるものであるが、化学当量から容易に計算できる
量をもとに、硬化条件に合った量を目安にして配合すれ
ばよい。
さらに無機充填剤の配合量は、エポキシ樹脂、キシレン
樹脂、変性キシレン樹脂、熱可塑性エラストマーの4成
分の混合樹脂100重量部に対して、60重量部以上とす
る。無機充填剤の配合効果は、パネル制振材の弾性率を
高め、良好な制振特性を得ることであり、60重量部未満
では、充填効果が殆んど得られないため不適当である。
また無機充填剤の最大配合量は、充填剤の種類により指
定されている吸油量から、容易に計算できる物理的に混
合可能な最大量までの配合ができる。
繊維材料を配合する場合の配合量は、混合樹脂100重量
部に対して、1〜20重量部が好ましく、1重量部未満で
は補強効果がなく、また20重量部を超えると、強度は大
きくなるが、被制振パネルへの形状追従性が劣り不適当
である。
この発明のパネル制振材は、通常押し出し機またはカレ
ンダーロール等で所望の厚さのシートに成形し、さらに
必要な形状に裁断加工したものを、被制振パネルに密着
させて用いる。この発明で用いる樹脂は自着性を有する
ものであるため、被制振パネルとこの発明の制振材の界
面に特に接着のための加工を施すことなく適用すること
ができるが、接着力が不足であると思われる場合は、公
知の接着剤または粘着剤を塗布する等の加工を行っても
よい。
(作 用) この発明のパネル制振材は、エポキシ樹脂とキシレン樹
脂と変性キシレン樹脂と熱可塑性エラストマーとから成
る混合樹脂の硬化物がエポキシ樹脂自身の硬化反応によ
って、80℃以下の温度で、高い弾性率を保持すると共
に、エポキシ樹脂とキシレン樹脂の反応による複合系損
失係数(η)のピークが0〜30℃付近に存在し、エポキ
シ樹脂と変性キシレン樹脂の反応により複合系損失係数
(η)のピークが前記ピークより高温側にもう一つ存在
するために、剛性の高い被制振パネルに対しても、広い
温度範囲で優れた制振特性を発揮すると共に熱可塑性エ
ラストマーの存在によって、硬化前制振シートの取扱い
作業制が著しく向上する。また繊維材料を配合する場合
には、熱硬化前の常態で、熱可塑性エラストマー、およ
び繊維材料により、取扱い性に優れた温度依存性と強度
を発揮することができる。
(実施例) この発明を次の実施例および比較例により説明する。
例中のパネル制振材の制振特性、硬度、複雑な表面形状
を有する被制振パネルに対する形状追従性および引張り
強さについての評価方法は次の通りである。
評価法1〔制振特性〕 長さ250mm、幅10mm、厚さ2mmの一般冷間圧延鋼板の片面
に、長さ、幅が同じで、厚さ3.5mmのパネル制振材を140
℃で30分間加熱処理により、硬化、密着させた制振特性
評価用テストピースを得る。このテストピースを片持梁
共振法により、曲げ振動2次共振点の複合系損失係数
(η)の温度依存性を測定する。一般に複合系損失係数
(η)が0.05以上であることが制振特性上好ましいとさ
れている。
評価法2〔硬度〕 パネル制振材を0℃および40℃にセットされた室内に放
置し、ショアA硬度計にて、パネル制振材の硬度を測定
する。
評価法3〔形状追従性〕 第1図に示す様な、a=50mm、b=10mm、c=100mm、
d=5mmのビード形状を有するパネル1を試作し、第2
図に示すように、そのパネル1上に長さ290mm、幅100m
m、厚さ3.5mmのパネル制振材2を置き、140℃で30分間
加熱した後、パネル制振材がビード形状に追従し、パネ
ルとのすき間がないことを目視により確認する。
評価法4〔引張り強さ〕 厚さ3.5mmのパネル制振材を、1号ダンベル状に打抜い
たものを試験片とし、20℃および30℃で引張速度200mm/
minで、ショッパー引張試験機を用い、引張り強さを測
定する。一般に引張強さ(kg/cm2)が8以上であること
が取扱い作業性上好ましいとされている。
実施例1 エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)製、商品名
「エピコート1001」)20重量部、キシレン樹脂(三菱瓦
斯化学(株)製、商品名「ニカノールHH」)58重量部、
変性キシレン樹脂(三菱瓦斯化学(株)、商品名「ニカ
ノールHP−70」20重量部、熱可塑性エラストマー(旭化
成工業(株)、商品名「タフプレンA」)2重量部を18
0℃のフラスコで1時間加熱混合溶解する。これを60℃
まで放冷した後、バンバリーミキサーにとり、硬化剤と
して、ジシアンジアミド4重量部、3−(p−クロロフ
ェニル)−1,1−ジメチルユレア4重量部と、無機充填
剤としてタルク(クニミネ工業(株)製、商品名「GT
A」)180重量部、ケイ砂(川鉄鉱業(株)製、商品名
「日光6号」)180重量部を加え、60℃の温度で1時間
混練した。次にカレンダーロールで厚さ3.5mmのシート
状に成形した。このシートにつき前記評価法に従って制
振特性、硬度および形状追従性を評価した結果を第3
図、および第1表に示す。なお以下の実施例および比較
例における樹脂、硬化剤、無機充填剤の混合法、シーテ
ィング方法は、特に記述しない限り、実施例1と同様に
した。また硬化剤の種類は140℃で30分間の加熱によ
り、充分な硬化物が得られることを考え、実施例1で用
いたものと同様ジシアンジアミドと3−(P−クロルフ
ェニル)−1,1−ジメチルユレアを等重量部混合したも
のを、以下の実施例、比較例で用いた。例えば硬化剤10
重量部と記述する場合は、ジシアンジアミド5重量部と
3−(p−クロロフェニル)1,1−ジメチルユレア5重
量部の混合物であることを示すものとする。
実施例2 エポキシ樹脂(「エピコート1001」)10重量部、エポキ
シ樹脂(油化シェルエポキシ(株)製、商品名「エピコ
ート828」10重量部、キシレン樹脂(「ニカノールH
H」)35重量部、変性キシレン樹脂(「ニカノールHP−7
0」)40重量部、熱可塑性エラストマー「(タフプレン
A」)5重量部、硬化剤8重量部、無機充填剤としてタ
ルク(「GTA」)180重量部、ケイ砂(「日光6号」)18
0重量部を用いてパネル制振材を得た。前記評価法によ
る実施例1と同様の評価の結果を第3図、および第1表
に示す。
実施例3 エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)製、商品名
「エピコート1001」)30重量部、キシレン樹脂(「ニカ
ノールHH」)40重量部、変性キシレン樹脂(三菱瓦斯化
学(株)製、商品名「HP−210」20重量部、熱可塑性エ
ラストマー「(タフプレンA」)10重量部、硬化剤8重
量部、無機充填剤としてタルク(クニミネ工業(株)
製、商品名「TA」)60重量部を用いてパネル制振材を得
た。前記評価法による実施例1と同様の評価の結果を第
3図、および第1表に示す。
比較例1 実施例2に示した配合のうち、熱可塑性エラストマーを
配合しない以外はすべて同様にしてパネル制振材を得
た。前記評価法による実施例1と同様の評価の結果を第
3図、および第1表に示す。
実施例4 エポキシ樹脂(「エピコート1001」)50重量部、キシレ
ン樹脂(三菱瓦斯化学(株)製、商品名「ニカノール
H」)28重量部、変性キシレン樹脂(「ニカノールHP−
210」)20重量部、熱可塑性エラストマー(旭化成工業
(株)製、商品名「アサプレンT431」)2重量部、硬化
剤10重量部、無機充填剤タルク(「GTA」)250重量部を
用いてパネル制振材を得た。前記評価法による実施例1
と同様の評価の結果を第4図、および第1表に示す。
実施例5 エポキシ樹脂(「エピコート1004」)35重量部、キシレ
ン樹脂(「ニカノールHH」)25重量部、変性キシレン樹
脂(三菱瓦斯化学(株)製、商品名「ニカノール10
0」)35重量部、熱可塑性エラストマー(「アサプレンT
431」)5重量部、硬化剤10重量部、無機充填剤タルク
(「GTA」)170重量部を用いてパネル制振材を得た。前
記評価法による実施例1と同様の評価の結果を第4図、
および第第1表に示す。
実施例6 エポキシ樹脂としてエピコート1004を20重量部とエピコ
ート828を15重量部、キシレン樹脂(三菱瓦斯化学
(株)製、商品名「ニカノールL」)45重量部、変性キ
シレン樹脂「ニカノールHP−70」)10重量部、熱可塑性
エラストマー(「アサプレンT431」)10重量部、硬化剤
10重量部、無機充填剤として炭酸カルシウム(日東粉化
工業(株)製、商品名「NS#200」)200重量部を用いて
パネル制振材を得た。前記評価法による実施例1と同様
の評価の結果を第4図、および第1表に示す。
比較例2 実施例6に示した配合のうち、熱可塑性エラストマーを
配合しない以外はすべて同様にしてパネル制振材を得
た。前記評価法による実施例1と同様の評価の結果を第
4図、および第1表に示す。
実施例7 エポキシ樹脂としてエピコート1004を10重量部とエピコ
ート828を10重量部、キシレン樹脂(「ニカノール
L」)30重量部、変性キシレン樹脂(「ニカノールHP−
70」)40重量部、熱可塑性エラストマー(シェル化学
(株)製、商品名「カリフレックスTR1107」)10重量
部、硬化剤8重量部、無機充填剤として炭酸カルシウム
(「NS#200」)200重量部を用いてパネル制振材を得
た。前記評価法による実施例1と同様の評価の結果を第
5図、および第1表に示す。
実施例8 エポキシ樹脂(「エピコート1004」)10重量部、キシレ
ン樹脂(「ニカノールHH」)60重量部、変性キシレン樹
脂(「ニカノールHP−100」)10重量部、熱可塑性エラ
ストマー(「カリフレックスTR1107」)20重量部、硬化
剤6重量部、無機充填剤としてタルク(「GTA」)170重
量部を用いてパネル制振材を得た。前記評価法による実
施例1と同様の評価の結果を第5図、および第1表に示
す。
比較例3 エポキシ樹脂としてエピコート1001を10重量部とエピコ
ート828を20重量部、キシレン樹脂(「ニカノール
H」)50重量部、変性キシレン樹脂としてニカノールHP
−210を10重量部とニカノールHP−70を10重量部、熱可
塑性エラストマー(「カリフレックスTR1107」)30重量
部、硬化剤10重量部、無機充填剤としてタルク(「T
A」)230重量部を用いてパネル制振材を得た。前記評価
法による実施例1と同様の評価の結果を第5図、および
第1表に示す。
比較例4 現在、自動車のパネル制振材として多く使用されている
アスファルト系制振材シート(日立化成工業(株)製、
一般名「ダンピングシート」)(厚さ3.5mm)を前記評
価法によって実施例1と同様に評価した結果を第5図、
および第1表に示す。
実施例9 エポキシ樹脂としてエピコート1001を5重量部と、エピ
コート828を15重量部、キシレン樹脂としてニカノールH
Hを50重量部、変性キシレン樹脂としてニカノールHP−7
0を20重量部、熱可塑性エラストマー(旭化成工業
(株)製、商品名「タフプレンA」)10重量部、硬化剤
8重量部、無機充填剤としてタルク(クニミネ工業
(株)製、商品名「GTA」)180重量部、ケイ砂(川鉄鉱
業(株)製、商品名「日光6号」180重量部、繊維材料
としてポリエステル繊維(島田化工(株)製、商品名
「SPF」)10重量部を用いてパネル制振材を得た。この
制振材につき前記評価法に従って制振特性、形状追従性
および引張り強さを評価した結果を、第6図および第2
表に示す。
実施例10 エポキシ樹脂としてエピコート1001を15重量部、エピコ
ート828を5重量部、キシレン樹脂(「ニカノールH
H」)30重量部、変性キシレン樹脂(「ニカノールHP−7
0」)40重量部、熱可塑性エラストマー(「タフプレン
A」)10重量部、硬化剤8重量部、無機充填剤としてタ
ルク(「GTA」)180重量部と炭酸カルシウム(日東粉化
工業(株)製、商品名「NS#24」)180重量部、繊維材
料としてビニロン繊維((株)クラレ製、商品名「VPB1
52x3」)5重量部を用いてパネル制振材を得た。前記評
価法による実施例9と同様の評価の結果を第6図、およ
び第2表に示す。
実施例11 エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)製、商品名
「エピコート1004」)2重量部とエピコート1001を13重
量部とエピコート828を5重量部、キシレン樹脂(「ニ
カノールHH」)40重量部、変性キシレン樹脂(「ニカノ
ールHP−70」)30重量部、熱可塑性エラストマー(「タ
フプレンA」)10重量部、硬化剤8重量部、無機充填剤
としてタルク(「GAT」)180重量部とケイ砂(「日光6
号」)180重量部、繊維材料としてポリプロピレン繊維
(大和紡績(株))製、商品名「PZ2x3」)5重量部を
用いてパネル制振材を得た。この制振材につき前記評価
法により実施例9と同様に評価した結果を第6図、およ
び第2表に示す。
比較例5 現在、自動車のパネル制振材として多く使用されている
比較例4に記載したアスファルト系制振材シート(日立
化成工業(株)製、一般名「ダンピングシート」)(厚
さ3.5mm)を前記評価法により実施例9と同様にして評
価した結果を第6図、および第2表に示す。
(発明の効果) この発明のパネル制振材は、エポキシ樹脂、キシレン樹
脂、変性キシレン樹脂、熱可塑性エラストマーの適所配
合樹脂に、硬化剤、無機充填剤、および随意の繊維材料
を加えて構成されているため、複雑な形状に裁断加工さ
れた状態であっても、低温から高温まで取扱い作業性に
すぐれた熱硬化前の制振パネルであると共に、剛性の高
い被制振パネルに対しても、10〜40℃の常用温度範囲を
含む広い温度範囲で良好な制振特性を示すという効果が
得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は評価法3に用いるビード形状パネルの斜視図、 第2図は第1図のビード形状パネル上に仮置きしたパネ
ル制振材の斜視図、 第3図は評価法1による実施例1〜3および比較例1の
パネル制振材の制振特性を示す曲線図、 第4図は評価法1による実施例4〜6および比較例2の
パネル制振材の制振特性を示す曲線図、 第5図は評価法1による実施例7〜8および比較例3〜
4のパネル制振材の制振特性を示す曲線図、 第6図は評価法1による実施例9〜11および比較例5の
パネル制振材の制振特性を示す曲線図である。 1……ビード形状パネル、2……パネル制振材
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16F 15/02 9138−3J G10K 11/16 J 9178−5H A 9178−5H // C08L 61:18 8215−4J 63:00 8830−4J (72)発明者 楢崎 毅 茨城県日立市滑川本町5―12―15 日立化 成工業株式会社内 (72)発明者 飯島 貞善 茨城県日立市滑川本町5―12―15 日立化 成工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−161836(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシ樹脂、キシレン樹脂、変性キシレ
    ン樹脂および熱可塑性エラストマーからなる混合樹脂、
    硬化剤、ならびに無機充填剤を含み、上記混合樹脂100
    重量部のうち、上記エポキシ樹脂を10〜50重量部、上記
    キシレン樹脂を25〜80重量部、上記変性キシレン樹脂を
    5〜50重量部、熱可塑性エラストマーを2〜20重量部の
    範囲内で含み、上記無機充填剤を上記混合樹脂100重量
    部に対して60重量部以上とした組成物からなるパネル制
    振材。
  2. 【請求項2】さらに、繊維材料1〜20重量部を含む請求
    項1記載のパネル制振材。
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