JPH0678571A - 超音波モータの駆動回路 - Google Patents
超音波モータの駆動回路Info
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- JPH0678571A JPH0678571A JP4227044A JP22704492A JPH0678571A JP H0678571 A JPH0678571 A JP H0678571A JP 4227044 A JP4227044 A JP 4227044A JP 22704492 A JP22704492 A JP 22704492A JP H0678571 A JPH0678571 A JP H0678571A
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000010297 mechanical methods and process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超音波モータを低速駆動する際にロータのス
リップ音を低減できる駆動回路を提供する。 【構成】 位相が互いに90゜異なる超音波モータの駆
動電流を発生するためにパルス発振回路4と電力増幅回
路7とから構成された第1駆動電流発生回路と、90゜
移相器5と電力増幅回路8とから構成された第2駆動電
流発生回路に、微少な駆動時間と休止時間とを交互に設
定し、両駆動電流発生回路からの駆動電流を駆動時間に
のみ発生させるタイマ回路2を接続する。また、駆動電
流の周波数を、各間欠駆動時における起動側と停止側が
超音波モータ9の共振周波数よりも低い値となり、且つ
その中間時が超音波モータ9の共振周波数と大略等しい
値となるように変調する周波数変調回路として、スイー
プ回路3を両駆動電流発生回路に接続する。
リップ音を低減できる駆動回路を提供する。 【構成】 位相が互いに90゜異なる超音波モータの駆
動電流を発生するためにパルス発振回路4と電力増幅回
路7とから構成された第1駆動電流発生回路と、90゜
移相器5と電力増幅回路8とから構成された第2駆動電
流発生回路に、微少な駆動時間と休止時間とを交互に設
定し、両駆動電流発生回路からの駆動電流を駆動時間に
のみ発生させるタイマ回路2を接続する。また、駆動電
流の周波数を、各間欠駆動時における起動側と停止側が
超音波モータ9の共振周波数よりも低い値となり、且つ
その中間時が超音波モータ9の共振周波数と大略等しい
値となるように変調する周波数変調回路として、スイー
プ回路3を両駆動電流発生回路に接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波モータを低速で
駆動するための電気回路に関する。
駆動するための電気回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、リング状の進行波型超音波モー
タは、電磁モータに比較して低速・高トルクが得られる
という特徴を有している。超音波モータは、種々の分野
でその特性を生かした形での実用化が図られており、例
えばカメラの分野では、撮影レンズ駆動の駆動源として
既に実用化されている。
タは、電磁モータに比較して低速・高トルクが得られる
という特徴を有している。超音波モータは、種々の分野
でその特性を生かした形での実用化が図られており、例
えばカメラの分野では、撮影レンズ駆動の駆動源として
既に実用化されている。
【0003】これに対し、このリング状進行波型超音波
モータを、例えば、自動車の格納式ドアミラーでミラー
本体を保持するミラーハウジングを車体に対して起立し
た姿勢と格納した姿勢との間で回転駆動するための機構
の駆動源として用いる場合、モータ直結ではミラーハウ
ジングの動作が急速になりすぎ、実用に適さないという
問題が生じる。
モータを、例えば、自動車の格納式ドアミラーでミラー
本体を保持するミラーハウジングを車体に対して起立し
た姿勢と格納した姿勢との間で回転駆動するための機構
の駆動源として用いる場合、モータ直結ではミラーハウ
ジングの動作が急速になりすぎ、実用に適さないという
問題が生じる。
【0004】このように、電磁モータに比較して低速回
転が得られるという超音波モータを用いても、用途によ
っては被駆動物の動作速度が速くなりすぎる場合があ
る。このような場合に、超音波モータの出力側に減速機
構を設けるのは、装置の大型化やコストアップを招き、
超音波モータの特性を生かせないことになるため好まし
くない。そこで、このような機構的な手法をとらず、微
小時間毎に休止時間のある交流電流を発生するように回
路制御を行って超音波モータを間欠駆動し、超音波モー
タを見かけ上低速で回転駆動する方法が提案されてい
る。
転が得られるという超音波モータを用いても、用途によ
っては被駆動物の動作速度が速くなりすぎる場合があ
る。このような場合に、超音波モータの出力側に減速機
構を設けるのは、装置の大型化やコストアップを招き、
超音波モータの特性を生かせないことになるため好まし
くない。そこで、このような機構的な手法をとらず、微
小時間毎に休止時間のある交流電流を発生するように回
路制御を行って超音波モータを間欠駆動し、超音波モー
タを見かけ上低速で回転駆動する方法が提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リング状の
進行波型超音波モータは、弾性リングの裏面に圧電素子
を貼着してなるステータと、ステータの表面に圧接する
ロータとから構成され、圧電素子に分割して設けた対向
電極に互いに90゜位相の異なる電圧を印加することに
よってステータの表面に進行波を発生させ、この進行波
発生時にロータを摩擦力で回転駆動するようになってい
る。しかし、このようにロータの駆動力を摩擦力から得
ているので、起動時と停止時には、ロータに対して急激
に慣性モーメントが働いてロータがステータに対して滑
る場合がある。そのため、超音波モータを間欠駆動する
と、ロータがステータに対して起動と停止を繰り返すた
めにロータのスリップが連続して生じ、スリップ音が発
生するという問題が生じる。
進行波型超音波モータは、弾性リングの裏面に圧電素子
を貼着してなるステータと、ステータの表面に圧接する
ロータとから構成され、圧電素子に分割して設けた対向
電極に互いに90゜位相の異なる電圧を印加することに
よってステータの表面に進行波を発生させ、この進行波
発生時にロータを摩擦力で回転駆動するようになってい
る。しかし、このようにロータの駆動力を摩擦力から得
ているので、起動時と停止時には、ロータに対して急激
に慣性モーメントが働いてロータがステータに対して滑
る場合がある。そのため、超音波モータを間欠駆動する
と、ロータがステータに対して起動と停止を繰り返すた
めにロータのスリップが連続して生じ、スリップ音が発
生するという問題が生じる。
【0006】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、超音波モータを低速駆動する回路であって、スリ
ップ音を低減できる駆動回路を提供することである。
題は、超音波モータを低速駆動する回路であって、スリ
ップ音を低減できる駆動回路を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の技
術的課題を解決するため、本発明に係る超音波モータの
駆動回路は、駆動電流として、サイン波カーブの交流電
流を発生する第1駆動電流発生回路と、このサイン波電
流に対して位相が90゜異なるコサイン波カーブの交流
電流を発生する第2駆動電流発生回路とを有する超音波
モータの駆動回路であって、以下のように構成されたこ
とを特徴としている。
術的課題を解決するため、本発明に係る超音波モータの
駆動回路は、駆動電流として、サイン波カーブの交流電
流を発生する第1駆動電流発生回路と、このサイン波電
流に対して位相が90゜異なるコサイン波カーブの交流
電流を発生する第2駆動電流発生回路とを有する超音波
モータの駆動回路であって、以下のように構成されたこ
とを特徴としている。
【0008】すなわち、第1及び第2駆動電流発生回路
に連結されるとともに、微少な駆動時間と休止時間とを
交互に設定し、第1及び第2駆動電流発生回路からの駆
動電流を駆動時間にのみ発生させるタイマ回路を有して
いる。そして、第1及び第2駆動電流発生回路に連結さ
れるとともに、駆動電流の周波数を、各間欠駆動時にお
ける起動側と停止側が超音波モータの共振周波数よりも
低い値となり、且つその中間時が超音波モータの共振周
波数と大略等しい値となるように変調する周波数変調回
路を備えている。なお、間欠駆動時における駆動電流の
起動側と停止側の中間時の周波数は、超音波モータの共
振周波数よりも僅かに高い値であることが好ましい。
に連結されるとともに、微少な駆動時間と休止時間とを
交互に設定し、第1及び第2駆動電流発生回路からの駆
動電流を駆動時間にのみ発生させるタイマ回路を有して
いる。そして、第1及び第2駆動電流発生回路に連結さ
れるとともに、駆動電流の周波数を、各間欠駆動時にお
ける起動側と停止側が超音波モータの共振周波数よりも
低い値となり、且つその中間時が超音波モータの共振周
波数と大略等しい値となるように変調する周波数変調回
路を備えている。なお、間欠駆動時における駆動電流の
起動側と停止側の中間時の周波数は、超音波モータの共
振周波数よりも僅かに高い値であることが好ましい。
【0009】上記構成においては、タイマ回路により設
定された駆動時間にのみ、サイン波カーブの交流電流と
コサイン波カーブの交流電流が、それぞれ超音波モータ
の駆動電流として第1、第2駆動電流発生回路から発さ
れる。この駆動電流は、周波数が変調されて、各間欠駆
動時における起動側と停止側の周波数が超音波モータの
共振周波数よりも低く、その中間時が超音波モータの共
振周波数と大略等しくなっている。
定された駆動時間にのみ、サイン波カーブの交流電流と
コサイン波カーブの交流電流が、それぞれ超音波モータ
の駆動電流として第1、第2駆動電流発生回路から発さ
れる。この駆動電流は、周波数が変調されて、各間欠駆
動時における起動側と停止側の周波数が超音波モータの
共振周波数よりも低く、その中間時が超音波モータの共
振周波数と大略等しくなっている。
【0010】このように、各間欠駆動時の起動時と停止
時の駆動電流の周波数が超音波モータの共振周波数より
も低い値に定められているので、起動時及び停止時に
は、超音波モータのロータに対してステータから急激に
強いトルクが伝えられることはなく、従来の駆動回路で
はこの時に発生していたロータのスリップが抑えられ
る。したがって、超音波モータを間欠駆動してもスリッ
プ音の発生が低減できる。また、起動時と停止時の中間
時には、駆動電流の周波数が超音波モータの共振周波数
とほぼ等しい値となるので、ロータに対してステータか
ら十分に強いトルクが伝達される。特に、この中間時の
駆動電流の周波数を超音波モータの共振周波数よりも僅
かに高い値に設定した場合には、ロータを確実に最大ト
ルクで回転させ、超音波モータとしての十分な駆動トル
クを保障できる。
時の駆動電流の周波数が超音波モータの共振周波数より
も低い値に定められているので、起動時及び停止時に
は、超音波モータのロータに対してステータから急激に
強いトルクが伝えられることはなく、従来の駆動回路で
はこの時に発生していたロータのスリップが抑えられ
る。したがって、超音波モータを間欠駆動してもスリッ
プ音の発生が低減できる。また、起動時と停止時の中間
時には、駆動電流の周波数が超音波モータの共振周波数
とほぼ等しい値となるので、ロータに対してステータか
ら十分に強いトルクが伝達される。特に、この中間時の
駆動電流の周波数を超音波モータの共振周波数よりも僅
かに高い値に設定した場合には、ロータを確実に最大ト
ルクで回転させ、超音波モータとしての十分な駆動トル
クを保障できる。
【0011】また、上記構成においては、第1、第2駆
動電流発生回路に、駆動電流の低周波数領域の振幅、す
なわち電圧を減衰させる振幅変調回路を設けることが好
ましい。このように構成すれば、各間欠駆動時の起動側
と停止側においてのみ、ステータからロータに伝達され
る駆動トルクをさらに低減できるから、ロータのスリッ
プによる音の発生をさらに確実に低減できる。
動電流発生回路に、駆動電流の低周波数領域の振幅、す
なわち電圧を減衰させる振幅変調回路を設けることが好
ましい。このように構成すれば、各間欠駆動時の起動側
と停止側においてのみ、ステータからロータに伝達され
る駆動トルクをさらに低減できるから、ロータのスリッ
プによる音の発生をさらに確実に低減できる。
【0012】
【実施例】以下に、図1及び図2に示した本発明の一実
施例に係る超音波モータの駆動回路について詳細に説明
する。
施例に係る超音波モータの駆動回路について詳細に説明
する。
【0013】図1は、この駆動回路を示すブロック図、
図2は図1に示した各回路からの出力信号を示すタイム
チャートである。この駆動回路では、図1に示すよう
に、バッテリーBが、安定した電圧を得るための定電圧
回路1と、電力増幅回路7,8とに接続されている。定
電圧回路1は、タイマ回路2、スイープ回路3、パルス
発振回路4及び90゜移相器5のそれぞれと接続され、
各回路2,3,4,5に安定した電圧を印加する。
図2は図1に示した各回路からの出力信号を示すタイム
チャートである。この駆動回路では、図1に示すよう
に、バッテリーBが、安定した電圧を得るための定電圧
回路1と、電力増幅回路7,8とに接続されている。定
電圧回路1は、タイマ回路2、スイープ回路3、パルス
発振回路4及び90゜移相器5のそれぞれと接続され、
各回路2,3,4,5に安定した電圧を印加する。
【0014】タイマ回路2は、出力側がスイープ回路
(周波数変調回路)3の入力側と接続され、スイープ回路
3は、出力側がパルス発振回路4の入力側と接続されて
いる。パルス発振回路4は、出力側が第1の電力増幅回
路7と90゜移相器5の各入力側と接続され、90゜移相
器5は、出力側が第2の電力増幅回路8の入力側と接続
されている。パルス発振回路4と第1電力増幅回路7に
より、第1の駆動電流発生回路が構成され、90゜移相
器5と第2の電力増幅回路8により、第2の駆動電流発
生回路が構成されている。そして、両駆動電流発生回路
の出力側、つまり両電力増幅回路7,8の出力側が、超
音波モータ9の圧電素子が有する対向電極に接続されて
いる。なお、上記各回路のうち破線で囲った部分6は、
マイクロコンピュータや、マイクロコンピュータを内蔵
したプログラマブル発振器などで構成することができ
る。
(周波数変調回路)3の入力側と接続され、スイープ回路
3は、出力側がパルス発振回路4の入力側と接続されて
いる。パルス発振回路4は、出力側が第1の電力増幅回
路7と90゜移相器5の各入力側と接続され、90゜移相
器5は、出力側が第2の電力増幅回路8の入力側と接続
されている。パルス発振回路4と第1電力増幅回路7に
より、第1の駆動電流発生回路が構成され、90゜移相
器5と第2の電力増幅回路8により、第2の駆動電流発
生回路が構成されている。そして、両駆動電流発生回路
の出力側、つまり両電力増幅回路7,8の出力側が、超
音波モータ9の圧電素子が有する対向電極に接続されて
いる。なお、上記各回路のうち破線で囲った部分6は、
マイクロコンピュータや、マイクロコンピュータを内蔵
したプログラマブル発振器などで構成することができ
る。
【0015】次に、この回路による超音波モータ9の動
作について、図2に示したタイムチャートを用いて説明
する。各信号A〜Eは、図1の各回路に付した符号A〜
Eと対応している。まず、タイマ回路2は、駆動時間t1
と休止時間t2とからなる微少な単位時間Tを繰り返し設
定して、超音波モータ9を間欠駆動するために、駆動時
間t1のみハイレベルとなるパルス信号Cを発生し、この
信号Cをスイープ回路3に送り込む。スイープ回路3で
は、このパルス信号Cがハイレベルのときに、駆動時間
t1の前半に電圧が直線的に増加し、後半に直線的に低下
する直流電流が信号Aとして出力される。そして、この
信号Aがパルス発振回路4に印加されることにより、パ
ルス発振回路4から、時間t1の両側、つまり起動側と停
止側ほど周波数が低く、且つ幅が広く変調されたパルス
信号Bが出力される。
作について、図2に示したタイムチャートを用いて説明
する。各信号A〜Eは、図1の各回路に付した符号A〜
Eと対応している。まず、タイマ回路2は、駆動時間t1
と休止時間t2とからなる微少な単位時間Tを繰り返し設
定して、超音波モータ9を間欠駆動するために、駆動時
間t1のみハイレベルとなるパルス信号Cを発生し、この
信号Cをスイープ回路3に送り込む。スイープ回路3で
は、このパルス信号Cがハイレベルのときに、駆動時間
t1の前半に電圧が直線的に増加し、後半に直線的に低下
する直流電流が信号Aとして出力される。そして、この
信号Aがパルス発振回路4に印加されることにより、パ
ルス発振回路4から、時間t1の両側、つまり起動側と停
止側ほど周波数が低く、且つ幅が広く変調されたパルス
信号Bが出力される。
【0016】この信号Bが電力増幅回路7に入力され、
電力増幅回路7からは、このパルスに対応して、時間t1
の両側部分ほど周波数の低くなったサイン波カーブの交
流電流Dが出力されて、その電圧が、超音波モータ9の
圧電素子が有する第1の電極に印加される。また、パル
ス発振回路4からの出力パルスBは90゜移相器5にも
入力される。90゜移相器5には正逆信号が送られてお
り、そこで得られた出力パルス(パルスBと位相が90゜
異なる)が第2の電力増幅回路8に入力される。そし
て、この電力増幅回路8では、第1の電力増幅回路7か
らの出力信号と位相が90゜異なるコサイン波カーブの
交流電流Eが出力され、その電圧が超音波モータ9の圧
電素子が有する第2の電極に印加される。
電力増幅回路7からは、このパルスに対応して、時間t1
の両側部分ほど周波数の低くなったサイン波カーブの交
流電流Dが出力されて、その電圧が、超音波モータ9の
圧電素子が有する第1の電極に印加される。また、パル
ス発振回路4からの出力パルスBは90゜移相器5にも
入力される。90゜移相器5には正逆信号が送られてお
り、そこで得られた出力パルス(パルスBと位相が90゜
異なる)が第2の電力増幅回路8に入力される。そし
て、この電力増幅回路8では、第1の電力増幅回路7か
らの出力信号と位相が90゜異なるコサイン波カーブの
交流電流Eが出力され、その電圧が超音波モータ9の圧
電素子が有する第2の電極に印加される。
【0017】電力増幅回路7,8で発生した電流は、時
間t1の両側部分の周波数fminが超音波モータ9の共振周
波数(以下f0とする)よりも低く、時間t1の中央部分の周
波数fmaxがその共振周波数f0よりも僅かに高い値に設定
されている。したがって超音波モータ9のステータは、
駆動電流の周波数が共振周波数f0に達するまではロータ
を最大トルクで回すことはせず、共振周波数f0に達した
ときに、最大トルクでロータを回転させる。また、共振
周波数f0を過ぎた後はトルクが一旦僅かに低下するが、
駆動電流の周波数が再び共振周波数と一致したときにト
ルクが最大値となり、その後、トルクが徐々に低下しな
がら休止時間t2になったときにロータの回転が停止す
る。
間t1の両側部分の周波数fminが超音波モータ9の共振周
波数(以下f0とする)よりも低く、時間t1の中央部分の周
波数fmaxがその共振周波数f0よりも僅かに高い値に設定
されている。したがって超音波モータ9のステータは、
駆動電流の周波数が共振周波数f0に達するまではロータ
を最大トルクで回すことはせず、共振周波数f0に達した
ときに、最大トルクでロータを回転させる。また、共振
周波数f0を過ぎた後はトルクが一旦僅かに低下するが、
駆動電流の周波数が再び共振周波数と一致したときにト
ルクが最大値となり、その後、トルクが徐々に低下しな
がら休止時間t2になったときにロータの回転が停止す
る。
【0018】以上の動作が微少時間T内に行なわれ、こ
の動作が時間Tを1単位として繰り返されるので、ロー
タは、見かけ上は低速でほぼ連続回転する。従来の方法
では、超音波モータを間欠駆動した場合、駆動電流の周
波数が超音波モータの共振周波数とほぼ一致していたた
めに、起動と停止の切り換え時にステータからロータに
対して瞬時に最大トルクが加えられ、その結果生じる滑
りによりスリップ音が発生していたが、本実施例では、
動作の切り換え時の駆動電流の周波数が共振周波数f0よ
りも小さな値に定められていて、ロータに対して強いト
ルクが急激に加えられるのを防止するようにしているの
で、スリップ音の発生を低減できる。また、本実施例の
構成では、超音波モータを構成する圧電素子や弾性体に
製造誤差が生じたり、周囲温度などの環境の変化が生じ
たりして共振周波数f0が変化しても、予めその共振周波
数をカバーできる範囲を見込んで駆動電流の周波数を設
定しておけば、それらの誤差を吸収できる。
の動作が時間Tを1単位として繰り返されるので、ロー
タは、見かけ上は低速でほぼ連続回転する。従来の方法
では、超音波モータを間欠駆動した場合、駆動電流の周
波数が超音波モータの共振周波数とほぼ一致していたた
めに、起動と停止の切り換え時にステータからロータに
対して瞬時に最大トルクが加えられ、その結果生じる滑
りによりスリップ音が発生していたが、本実施例では、
動作の切り換え時の駆動電流の周波数が共振周波数f0よ
りも小さな値に定められていて、ロータに対して強いト
ルクが急激に加えられるのを防止するようにしているの
で、スリップ音の発生を低減できる。また、本実施例の
構成では、超音波モータを構成する圧電素子や弾性体に
製造誤差が生じたり、周囲温度などの環境の変化が生じ
たりして共振周波数f0が変化しても、予めその共振周波
数をカバーできる範囲を見込んで駆動電流の周波数を設
定しておけば、それらの誤差を吸収できる。
【0019】また、上記構成においては、図1に破線で
示すように、電力増幅段に、出力信号を例えばローパス
フィルタなどを介してフィードバックするフィードバッ
ク回路10を設けることが好ましい。このフィードバッ
ク回路10を設けることにより、駆動電流D及びEを、
図2に示すように駆動時間t1の起動側と停止側で振幅
(電圧)の小さな駆動電流D'及びE'に変換できる。した
がって、起動時と停止時にステータに加えられるトルク
をより小さくしてロータの滑りを抑えられるから、間欠
駆動時のスリップ音の発生をさらに確実に低減できる。
示すように、電力増幅段に、出力信号を例えばローパス
フィルタなどを介してフィードバックするフィードバッ
ク回路10を設けることが好ましい。このフィードバッ
ク回路10を設けることにより、駆動電流D及びEを、
図2に示すように駆動時間t1の起動側と停止側で振幅
(電圧)の小さな駆動電流D'及びE'に変換できる。した
がって、起動時と停止時にステータに加えられるトルク
をより小さくしてロータの滑りを抑えられるから、間欠
駆動時のスリップ音の発生をさらに確実に低減できる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、互いに90゜位相差のある交流電流を発生
する第1、第2の駆動電流発生回路4,5,7,8と、駆
動電流の発生時間と停止時間を設定するためのタイマー
回路2と、周波数変調回路3とを備えていれば、各回路
自体は、従来公知の回路を用いて種々変更することがで
きる。
のではなく、互いに90゜位相差のある交流電流を発生
する第1、第2の駆動電流発生回路4,5,7,8と、駆
動電流の発生時間と停止時間を設定するためのタイマー
回路2と、周波数変調回路3とを備えていれば、各回路
自体は、従来公知の回路を用いて種々変更することがで
きる。
【0021】例えば、上記実施例では、スイープ回路3
からの出力信号によって周波数と幅とを変調したパルス
信号Bを発生させているが、パルス幅は必ずしも変調す
る必要はなく、その場合、パルス周波数変調のような従
来より一般的に用いられている方法で周波数のみを変調
すればよい。また、上記実施例では駆動電流発生回路
4,5,7,8にパルス発振回路4を用いたディジタル的
な手法をとっているが、アナログ的な手法で周波数変調
を行い、時間t1の起動側と停止側の周波数の低い駆動電
流を発生させてもよい。さらに、駆動電流の振幅を変調
するのは、フィードバック回路10を設ける以外にも、
パルス発振回路4に従来公知のパルス振幅変調回路を接
続して、その出力パルスを電力増幅回路7,8に入力す
るように構成してもよい。
からの出力信号によって周波数と幅とを変調したパルス
信号Bを発生させているが、パルス幅は必ずしも変調す
る必要はなく、その場合、パルス周波数変調のような従
来より一般的に用いられている方法で周波数のみを変調
すればよい。また、上記実施例では駆動電流発生回路
4,5,7,8にパルス発振回路4を用いたディジタル的
な手法をとっているが、アナログ的な手法で周波数変調
を行い、時間t1の起動側と停止側の周波数の低い駆動電
流を発生させてもよい。さらに、駆動電流の振幅を変調
するのは、フィードバック回路10を設ける以外にも、
パルス発振回路4に従来公知のパルス振幅変調回路を接
続して、その出力パルスを電力増幅回路7,8に入力す
るように構成してもよい。
【図1】 本発明の一実施例に係る超音波モータの駆動
回路を示すブロック図である。
回路を示すブロック図である。
【図2】 この駆動回路の出力信号を示すタイムチャー
トである。
トである。
1 定電圧回路 2 タイマ回路 3 スイープ回路 4 パルス発振回路 5 90゜移相器 6 マイクロコンピュ
ータ 7,8 電力増幅回路 9 超音波モータ 10 フィードバック回路
ータ 7,8 電力増幅回路 9 超音波モータ 10 フィードバック回路
Claims (2)
- 【請求項1】 超音波モータ(9)の駆動電流としてサイ
ン波カーブの交流電流を発生する第1駆動電流発生回路
(4,7)と、該サイン波電流に対して位相が90゜異なるコ
サイン波カーブの交流電流を発生する第2駆動電流発生
回路(5,8)とを有する超音波モータの駆動回路におい
て、 上記第1及び第2駆動電流発生回路(4,7,5,8)に連結さ
れるとともに、微少な駆動時間(t1)と休止時間(t2)とを
交互に設定し、該第1及び第2駆動電流発生回路(4,7,
5,8)から駆動電流を該駆動時間(t1)にのみ発生させるタ
イマ回路(2)と、 上記第1及び第2駆動電流発生回路(4,7,5,8)に連結さ
れるとともに、上記駆動電流の周波数を、各間欠駆動時
における起動側と停止側が上記超音波モータ(9)の共振
周波数よりも低い値となり、且つその中間時が該超音波
モータ(9)の共振周波数と大略等しい値となるように変
調する周波数変調回路(3)とを備えたことを特徴とする
超音波モータの駆動回路。 - 【請求項2】 上記第1、第2駆動電流発生回路(7,8)
は、上記駆動電流の低周波数領域の振幅を減衰させる振
幅変調回路(10)を備えたことを特徴とする請求項1記載
の超音波モータの駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4227044A JP2866534B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 超音波モータの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4227044A JP2866534B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 超音波モータの駆動回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678571A true JPH0678571A (ja) | 1994-03-18 |
| JP2866534B2 JP2866534B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=16854650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4227044A Expired - Fee Related JP2866534B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 超音波モータの駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2866534B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6433461B1 (en) | 2000-09-29 | 2002-08-13 | Minolta Co., Ltd. | Driving apparatus and method using electromechanical conversion elements |
| JP2017161429A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 株式会社トプコン | 測量機に設けられた超音波モータの制御方法及びそのための測量機 |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP4227044A patent/JP2866534B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6433461B1 (en) | 2000-09-29 | 2002-08-13 | Minolta Co., Ltd. | Driving apparatus and method using electromechanical conversion elements |
| JP2017161429A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 株式会社トプコン | 測量機に設けられた超音波モータの制御方法及びそのための測量機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2866534B2 (ja) | 1999-03-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |