JPH067867B2 - 埋込型薬液注入口 - Google Patents
埋込型薬液注入口Info
- Publication number
- JPH067867B2 JPH067867B2 JP1159938A JP15993889A JPH067867B2 JP H067867 B2 JPH067867 B2 JP H067867B2 JP 1159938 A JP1159938 A JP 1159938A JP 15993889 A JP15993889 A JP 15993889A JP H067867 B2 JPH067867 B2 JP H067867B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chemical liquid
- chemical
- passage
- drug solution
- elastic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は医療において、血管あるいは臓器の疾病治療に
薬液類を長期に渡って繰返し注入する際に使用する皮下
埋込型の薬液注入口に関する。
薬液類を長期に渡って繰返し注入する際に使用する皮下
埋込型の薬液注入口に関する。
(従来の技術) 臓器や血管の種々な疾患を長期に及ぶ薬液注入で治療す
るため皮膚下に埋め込んだ薬液溜りから微量のインシュ
リンやヘパリンあるいはウロキナーゼを持続的に投与す
る方法には、ポンプ機構も有するInfusaid-400(Infusa
id社,米国)やポンプ機構をもたず薬液溜りに間欠的に
反復充填するInfusaid-A-Port(Infusaid社,米国),P
ort-A-Cath(Pharmacia社,スエーデン),Vascular-Ac
cess-Port(Norfolk Medical Products社,米国)や動
注リザーバー(クリエートメディック,日本)等が利用
されている。そして、これらの利用は高齢な患者の血管
確保が容易なことから抗癌剤の間歇投与あるいは持続投
与に使用されるようになり、さらには従来のカテーテル
を体外導出する方法に較べ、皮膚貫通部に感染の心配が
なく患者の入浴など日常生活の制限が解かれることから
経中心静脈栄養補給にも利用され家庭や社会復帰の前提
である在宅静脈栄養をも可能にしつつある。
るため皮膚下に埋め込んだ薬液溜りから微量のインシュ
リンやヘパリンあるいはウロキナーゼを持続的に投与す
る方法には、ポンプ機構も有するInfusaid-400(Infusa
id社,米国)やポンプ機構をもたず薬液溜りに間欠的に
反復充填するInfusaid-A-Port(Infusaid社,米国),P
ort-A-Cath(Pharmacia社,スエーデン),Vascular-Ac
cess-Port(Norfolk Medical Products社,米国)や動
注リザーバー(クリエートメディック,日本)等が利用
されている。そして、これらの利用は高齢な患者の血管
確保が容易なことから抗癌剤の間歇投与あるいは持続投
与に使用されるようになり、さらには従来のカテーテル
を体外導出する方法に較べ、皮膚貫通部に感染の心配が
なく患者の入浴など日常生活の制限が解かれることから
経中心静脈栄養補給にも利用され家庭や社会復帰の前提
である在宅静脈栄養をも可能にしつつある。
癌や腫瘍患部に抗癌剤の間歇投与や持続投与の治療にお
いては上記のポンプ機能がない各Portやリザーバーで十
分機能を発揮していたが、病巣部に抗癌剤の滞留を積極
的に促す動注療法ではリピオバドールのように粘性の高
い油性造影剤やゼラチンのごとき粘着性のあるゲル状の
固形塞栓材に混濁あるいは吸着させて注入する。この場
合、緩慢な血管内注入は薬液溜りや薬液通路に滞留によ
る粘着や詰まりが生じ機能を果たさないばかりか操作に
障害を引起こす。このように流動性の小さい薬液や粘着
性物質の含む抗癌剤の注入は圧力を加え一気に押し込む
のがよく薬液溜りはこの場合邪魔になる。この為に上記
の埋込型薬液溜りに代わり弾性体の穿刺部のみが組み込
まれた混注用弁体やカテーテル・キャップが使用されて
いる。これらの使用は、薬液の貯溜部や滞留部がないた
めシリンジなどから圧入される流動性の小さい薬液や粘
着性物質の含む抗癌剤の注入は一気に注入口からカテー
テルを通り血管内に入っていき、流路の細い弁体やキャ
ップ及びカテーテルなどの薬液通路に粘着や残留がなく
確実に注入され、操作に支障がないこと認められてい
る。しかしながら、弁体やキャップ内の流路が細いため
弾性体の穿刺可能な部分が極端に小さく、体外での穿刺
操作においては確実さが保証されても皮膚下に埋め込む
と厚い皮下脂肪等に影響され小さな穿刺部分にうまく針
を当てる技術的難しさがある。又、これらの弁体やキャ
ップは胴体が通常合成樹脂で組み立てられているので穿
刺の針が不必要な部分に刺さって引っ掛かるかあるいは
無理をして針を曲げたりするという不便さの為操作に慎
重さが必要とされる。又、これら弁体やキャップは薬液
の流れが一直線であるため、皮膚したに埋め込むと横向
きに配置することになり針を刺す穿刺部分が横向きにな
りますます操作が難しくなる。
いては上記のポンプ機能がない各Portやリザーバーで十
分機能を発揮していたが、病巣部に抗癌剤の滞留を積極
的に促す動注療法ではリピオバドールのように粘性の高
い油性造影剤やゼラチンのごとき粘着性のあるゲル状の
固形塞栓材に混濁あるいは吸着させて注入する。この場
合、緩慢な血管内注入は薬液溜りや薬液通路に滞留によ
る粘着や詰まりが生じ機能を果たさないばかりか操作に
障害を引起こす。このように流動性の小さい薬液や粘着
性物質の含む抗癌剤の注入は圧力を加え一気に押し込む
のがよく薬液溜りはこの場合邪魔になる。この為に上記
の埋込型薬液溜りに代わり弾性体の穿刺部のみが組み込
まれた混注用弁体やカテーテル・キャップが使用されて
いる。これらの使用は、薬液の貯溜部や滞留部がないた
めシリンジなどから圧入される流動性の小さい薬液や粘
着性物質の含む抗癌剤の注入は一気に注入口からカテー
テルを通り血管内に入っていき、流路の細い弁体やキャ
ップ及びカテーテルなどの薬液通路に粘着や残留がなく
確実に注入され、操作に支障がないこと認められてい
る。しかしながら、弁体やキャップ内の流路が細いため
弾性体の穿刺可能な部分が極端に小さく、体外での穿刺
操作においては確実さが保証されても皮膚下に埋め込む
と厚い皮下脂肪等に影響され小さな穿刺部分にうまく針
を当てる技術的難しさがある。又、これらの弁体やキャ
ップは胴体が通常合成樹脂で組み立てられているので穿
刺の針が不必要な部分に刺さって引っ掛かるかあるいは
無理をして針を曲げたりするという不便さの為操作に慎
重さが必要とされる。又、これら弁体やキャップは薬液
の流れが一直線であるため、皮膚したに埋め込むと横向
きに配置することになり針を刺す穿刺部分が横向きにな
りますます操作が難しくなる。
アルビッドソン・カリンの提案する注射液注入口(公表
特公報63-501405)は注射針の穿刺部は皮膚の表面に出
し薬液の流出が皮膚下に埋め込む構造をしている。この
構造は穿刺や薬液の流れに問題がなく理想的なように見
られるが、この種の皮膚貫通による体内外の導通は貫通
部よりの感染が怖く日常の感染予防に多大な注意を払う
ことは患者本人はもとより看護に従事する者においても
悩まされるものであり、入浴を初めとする日常生活が制
限され好ましいものではない。
特公報63-501405)は注射針の穿刺部は皮膚の表面に出
し薬液の流出が皮膚下に埋め込む構造をしている。この
構造は穿刺や薬液の流れに問題がなく理想的なように見
られるが、この種の皮膚貫通による体内外の導通は貫通
部よりの感染が怖く日常の感染予防に多大な注意を払う
ことは患者本人はもとより看護に従事する者においても
悩まされるものであり、入浴を初めとする日常生活が制
限され好ましいものではない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は薬液滞留を起さず、操作容易なを提供す
ることである。
ることである。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的を達成するために以下のような構成を有す
る。すなわち本発明は穿刺可能な自己収縮性の弾性体で
封止した薬液導入口(5)と圧入された薬液の薬液導出
口(8)が薬液流路で連通している薬液注入口におい
て、薬液流路内に薬液溜りを持たず、かつ薬液導入路
(6)と薬液通路(7)が90°〜150°の角度をな
すことを特徴とする埋込型薬液注入口に関する。
る。すなわち本発明は穿刺可能な自己収縮性の弾性体で
封止した薬液導入口(5)と圧入された薬液の薬液導出
口(8)が薬液流路で連通している薬液注入口におい
て、薬液流路内に薬液溜りを持たず、かつ薬液導入路
(6)と薬液通路(7)が90°〜150°の角度をな
すことを特徴とする埋込型薬液注入口に関する。
本発明の薬液注入口を図面を用いて説明する。
第1図は本発明埋込型薬液注入口の全体図(a)と基本
的な薬液流路系を示す断面図(b)図である。第2図は
薬液導入口の直径が薬液通路のそれより広く、薬液通路
の一部が弾性体で封止した薬液導入口に向って漏斗状に
その直径を徐々に拡げた構造の断面図を、そして第3図
は薬液通路に連なるパイプ状の薬液導出口が翼を有する
ベースの下方より外へ取り出した例を、第4図は弾性体
で封止した薬液導入口や薬液通路をベース水平面に対し
て幾分傾け注射針等の挿入に角度を持たせ、薬液通路の
曲がりを緩やかにさせた各々の応用例についての断面図
を示した。
的な薬液流路系を示す断面図(b)図である。第2図は
薬液導入口の直径が薬液通路のそれより広く、薬液通路
の一部が弾性体で封止した薬液導入口に向って漏斗状に
その直径を徐々に拡げた構造の断面図を、そして第3図
は薬液通路に連なるパイプ状の薬液導出口が翼を有する
ベースの下方より外へ取り出した例を、第4図は弾性体
で封止した薬液導入口や薬液通路をベース水平面に対し
て幾分傾け注射針等の挿入に角度を持たせ、薬液通路の
曲がりを緩やかにさせた各々の応用例についての断面図
を示した。
第1図において、全体が概略半円球形のハウジング
(1)の内側はほぼ円筒状の空洞を持ち、上方に通常円
形の開口部が薬液導入口(5)として開口している。こ
の薬液導入口(5)はハウジング(1)の内側下方より
開口部の直径より大きいディスク状の弾性体(2)が塞
いでいる。ディスク状の弾性体(2)を下方からインサ
ート(3)が開口部に押し付けるため弾性体(2)はそ
の圧力により変形しても構わない。
(1)の内側はほぼ円筒状の空洞を持ち、上方に通常円
形の開口部が薬液導入口(5)として開口している。こ
の薬液導入口(5)はハウジング(1)の内側下方より
開口部の直径より大きいディスク状の弾性体(2)が塞
いでいる。ディスク状の弾性体(2)を下方からインサ
ート(3)が開口部に押し付けるため弾性体(2)はそ
の圧力により変形しても構わない。
インサート(3)は中央が穿孔されており、入口側は弾
性体(2)を挟んで開口部と対面し、出口側は薬液導入
路(6)、薬液通路(7)、薬液導出口(8)へ連な
る。
性体(2)を挟んで開口部と対面し、出口側は薬液導入
路(6)、薬液通路(7)、薬液導出口(8)へ連な
る。
この薬液通路(7)はハウジング(1)の開口部の直径
が薬液導出口(8)の内直径より大きく開いている場合
は、第2図で示されるように薬液導入路(6)および薬
液通路(7)の一部あるいは全長を弾性体(2)の方に
向かって漏斗状に徐々に拡げ、弾性体(2)を介して対
面するハウジング(1)の大きくなった開口部に合わせ
ることが好ましいが、段差を設けて対面させることもで
きる。
が薬液導出口(8)の内直径より大きく開いている場合
は、第2図で示されるように薬液導入路(6)および薬
液通路(7)の一部あるいは全長を弾性体(2)の方に
向かって漏斗状に徐々に拡げ、弾性体(2)を介して対
面するハウジング(1)の大きくなった開口部に合わせ
ることが好ましいが、段差を設けて対面させることもで
きる。
薬液通路(7)は薬液導入路(6)に対して90°〜1
50°、好ましくは90°〜135°の角度をなすよう
に湾曲乃至曲げる必要がある。
50°、好ましくは90°〜135°の角度をなすよう
に湾曲乃至曲げる必要がある。
さらに薬液通路(7)の他端はカテーテル等のチューブ
が接続されるように設計されているものが好ましい。
が接続されるように設計されているものが好ましい。
また本体の外周に皮膚下に固定用の糸が掛かられる構造
を持つ翼を設るのも好ましい。例えばインサート(3)
は下方よりベース(4)が支え、このベース(4)は周
囲に縫合用の糸が通る穴が設けられた円形あるいは角形
の翼(9)が付属しており、ハウジング(1)にネジ止
メ、接着あるいは溶接やハーメチックの方法で固定され
たものである。
を持つ翼を設るのも好ましい。例えばインサート(3)
は下方よりベース(4)が支え、このベース(4)は周
囲に縫合用の糸が通る穴が設けられた円形あるいは角形
の翼(9)が付属しており、ハウジング(1)にネジ止
メ、接着あるいは溶接やハーメチックの方法で固定され
たものである。
ハウジング(1)内の空洞でインサート(3)等により
充足されない部分が生じた場合シリコン樹脂等により空
隙は埋めて用いられる。
充足されない部分が生じた場合シリコン樹脂等により空
隙は埋めて用いられる。
本発明の薬液注入口は全体がほぼ半円球の滑らかな表面
を持ち、下部は通常ベース(4)の平滑で平らな面であ
るが、全体を更に小さくしようとすると第3図に示され
るとおり、薬液通路(7)の曲がりに十分な湾曲が得ら
れずベース(4)の下方より外に出て湾曲させる構造と
なり、更にその部分を覆えば全体は翼(9)を持った空
飛ぶ円盤のような外観となる。また第4図に示されると
おり薬液通路(7)をベース(4)の水平面に対し傾け
薬液通路(7)は緩やかな角度を持って、翼(9)を有
するベース(4)に平行にハウジング(1)の側壁より
外へ出る構造にすると半円球は傾いた形になる。
を持ち、下部は通常ベース(4)の平滑で平らな面であ
るが、全体を更に小さくしようとすると第3図に示され
るとおり、薬液通路(7)の曲がりに十分な湾曲が得ら
れずベース(4)の下方より外に出て湾曲させる構造と
なり、更にその部分を覆えば全体は翼(9)を持った空
飛ぶ円盤のような外観となる。また第4図に示されると
おり薬液通路(7)をベース(4)の水平面に対し傾け
薬液通路(7)は緩やかな角度を持って、翼(9)を有
するベース(4)に平行にハウジング(1)の側壁より
外へ出る構造にすると半円球は傾いた形になる。
次に本発明の埋込型薬液注入口の各構成部分について説
明する。
明する。
ハウジング(1)、インサート(3)の注射針などが接
触する部分は金属で構成され、ステンレスやチタン等の
金属や合金あるいはバイタリスのような合金やセラミッ
クスのような硬く傷付きにくい材料が好ましいが、しか
し一部あるいは全部を合成樹脂にしても使用に差し支え
ることはなく製作費は安くなる。ベース(4)やパイプ
状の薬液導入路(6)、薬液通路(7)への合成樹脂の
利用は本発明の薬液注入口を軽く作成するのに好ましい
ことであるが、全体を小さく丈夫なものにするには上記
の金属や合金あるいはセラミックスが耐久性の面からも
特に好ましい。そして各々の表面は機械的な研磨の加
え、体内組織に接する部分は電解研磨などを施したもの
が好ましく用いられる。
触する部分は金属で構成され、ステンレスやチタン等の
金属や合金あるいはバイタリスのような合金やセラミッ
クスのような硬く傷付きにくい材料が好ましいが、しか
し一部あるいは全部を合成樹脂にしても使用に差し支え
ることはなく製作費は安くなる。ベース(4)やパイプ
状の薬液導入路(6)、薬液通路(7)への合成樹脂の
利用は本発明の薬液注入口を軽く作成するのに好ましい
ことであるが、全体を小さく丈夫なものにするには上記
の金属や合金あるいはセラミックスが耐久性の面からも
特に好ましい。そして各々の表面は機械的な研磨の加
え、体内組織に接する部分は電解研磨などを施したもの
が好ましく用いられる。
弾性体(2)には通常天然ゴムやシリコンあるいは両者
を組み合わせたものを使用するが、ポリウレタンはいろ
いろな化学的処理が施される好ましい材料である。通常
弾性体(2)はディスク状のシートが用いられるが、ハ
ウジング(1)やインサート(3)の先端の構造に合わ
せた成型品は無理な変形がなく使用できるため好まし
い。ハウジング(1)内の余分の空隙を埋めるシリコン
樹脂は初めは粘性の液体で100度以下の加温で硬化す
る医療用シリコン樹脂が好ましい。
を組み合わせたものを使用するが、ポリウレタンはいろ
いろな化学的処理が施される好ましい材料である。通常
弾性体(2)はディスク状のシートが用いられるが、ハ
ウジング(1)やインサート(3)の先端の構造に合わ
せた成型品は無理な変形がなく使用できるため好まし
い。ハウジング(1)内の余分の空隙を埋めるシリコン
樹脂は初めは粘性の液体で100度以下の加温で硬化す
る医療用シリコン樹脂が好ましい。
本発明の薬液注入口は第1図に示されるように薬液導入
口、薬液流路および薬液導出口の内直径がほぼ同じ構
造、あるいは第2図に示されるように薬液導入口の内直
径が薬液導出口側のそれより大きく薬液流路の一部また
は全長が弾性体で封止した薬液入口側に向かって拡がる
漏斗状の構造のものが好ましく用いられる。特に薬液流
路の一部または全長が弾性体で封止した薬液入口側に向
かって拡がる漏斗状の構造のものが好ましい。
口、薬液流路および薬液導出口の内直径がほぼ同じ構
造、あるいは第2図に示されるように薬液導入口の内直
径が薬液導出口側のそれより大きく薬液流路の一部また
は全長が弾性体で封止した薬液入口側に向かって拡がる
漏斗状の構造のものが好ましく用いられる。特に薬液流
路の一部または全長が弾性体で封止した薬液入口側に向
かって拡がる漏斗状の構造のものが好ましい。
薬液導入口(5)の直径は穿刺の針が通る1〜10mm
が用いられ、1.5〜6mmが好んで使用される。弾性
体(2)は厚さ1〜7mmで開口部直径に合わせて変
え、開口部直径が大きいと厚く小さいと薄くして血管の
搏動に応じない厚さに調整し、直径は薬液導入口(5)
の直径より大きいものが用いられる。薬液通路(7)の
内直径は穿刺の針よりやや大きく0.5〜3mmで、薬
液導出口(8)の外直径はカテーテル等のチューブ類の
内直径に合わせる。薬液導出口(8)の形状は図に示す
ようなカテーテル等のチューブ類を差し込む形状が小さ
くまた軽くできるので好ましい形状であるがルアーロッ
クも固定操作を簡単に、そして確実にする構造として好
ましく用いられる。また薬液通路(7)と薬液導出口
(8)の間に柔軟な合成樹脂等のチューブを介在させる
ことは患者の動きに合わせて自由な動きが与えられる好
ましい機構である。
が用いられ、1.5〜6mmが好んで使用される。弾性
体(2)は厚さ1〜7mmで開口部直径に合わせて変
え、開口部直径が大きいと厚く小さいと薄くして血管の
搏動に応じない厚さに調整し、直径は薬液導入口(5)
の直径より大きいものが用いられる。薬液通路(7)の
内直径は穿刺の針よりやや大きく0.5〜3mmで、薬
液導出口(8)の外直径はカテーテル等のチューブ類の
内直径に合わせる。薬液導出口(8)の形状は図に示す
ようなカテーテル等のチューブ類を差し込む形状が小さ
くまた軽くできるので好ましい形状であるがルアーロッ
クも固定操作を簡単に、そして確実にする構造として好
ましく用いられる。また薬液通路(7)と薬液導出口
(8)の間に柔軟な合成樹脂等のチューブを介在させる
ことは患者の動きに合わせて自由な動きが与えられる好
ましい機構である。
(実施例) 次に実施例をあげて説明する。
実施例 1 ハウジング、インサートおよび翼の付いたベースをステ
ンレス・スティールで作成し、血液導入口の直径1.5
mm、薬液通路の直径1mm、弾性体に厚さ2mmの天
然ゴムを使用した第1図に示される形状の薬液注入口に
21Gの注射針で穿孔の繰返しテスト耐久性を試みた結
果、120回の穿刺を繰返しても水圧5kg/cm2で洩れ
ることはなかった。
ンレス・スティールで作成し、血液導入口の直径1.5
mm、薬液通路の直径1mm、弾性体に厚さ2mmの天
然ゴムを使用した第1図に示される形状の薬液注入口に
21Gの注射針で穿孔の繰返しテスト耐久性を試みた結
果、120回の穿刺を繰返しても水圧5kg/cm2で洩れ
ることはなかった。
実施例 2 実施例1の埋込型薬液注入口をエチレンオキサイドガス
で滅菌し、皮膚下に留置、リピオドールに1mm角のゼ
ラチンスポンジを混ぜたものを約2週間毎に注入を都合
6回繰返したが薬液流路内にゼラチンスポンジやリピオ
ドール残留は見られなかった。
で滅菌し、皮膚下に留置、リピオドールに1mm角のゼ
ラチンスポンジを混ぜたものを約2週間毎に注入を都合
6回繰返したが薬液流路内にゼラチンスポンジやリピオ
ドール残留は見られなかった。
また滞留時間は約2週間であり、従来長時間の滞留を持
続できるとされている80μ前後のDSM(加水分解し
たジャガイモの澱粉)顆粒の滞留時間は約20分であ
り、本発明の血液注入口を用いることにより血管内の高
い滞留効果が得られた。
続できるとされている80μ前後のDSM(加水分解し
たジャガイモの澱粉)顆粒の滞留時間は約20分であ
り、本発明の血液注入口を用いることにより血管内の高
い滞留効果が得られた。
実施例 3 上部に厚さ2mmのシリコン、下部に上辺が1mmφ、
底辺が6mmφ、高さ1.6mmの紡錘状に成型した厚
さ2mmの天然ゴムを上辺が下向きになるように重ね、
2層構造としたディスク状弾性体を用い、第2図で示さ
れる薬液注入口のインサート(3)の漏斗部に落し込み
作製した薬液注入口を用い、21Gの針で100回穿刺
を繰り返したが水圧5kg/cm2で漏れることはなかっ
た。
底辺が6mmφ、高さ1.6mmの紡錘状に成型した厚
さ2mmの天然ゴムを上辺が下向きになるように重ね、
2層構造としたディスク状弾性体を用い、第2図で示さ
れる薬液注入口のインサート(3)の漏斗部に落し込み
作製した薬液注入口を用い、21Gの針で100回穿刺
を繰り返したが水圧5kg/cm2で漏れることはなかっ
た。
(発明の効果) 本発明の埋込型薬液注入口は従来のものと比較して取扱
が容易であり、また臨床に使用すれば粘着残留による詰
まりが防止できるので抗癌剤を含浸させた大きさ1mm
程度のゼラチンスポンジが注入可能となり、長時間治療
効果があげることができる。
が容易であり、また臨床に使用すれば粘着残留による詰
まりが防止できるので抗癌剤を含浸させた大きさ1mm
程度のゼラチンスポンジが注入可能となり、長時間治療
効果があげることができる。
第1図は本発明埋込型薬液注入口の全体図(a)と断面
図(b)図である。第2図は薬液導入口の直径が薬液通
路のそれより広く、薬液通路の一部が弾性体で封止した
薬液導入口に向って漏斗状にその直径を徐々に拡げた構
造の断面図を、第3図は薬液通路に連なるパイプ状の薬
液導出口が翼を有するベースの下方より外へ取り出した
例の、第4図は弾性体で封止した薬液導入口や薬液通路
をベース水平面に対して幾分傾け注射針等の挿入に角度
を持たせ、薬液通路の曲がりを緩やかにさせた各々の応
用例ついての断面図を示す。 1.ハウジング 2.弾性体 3.インサート 4.ベース 5.薬液導入口 6.薬液導入路 7.薬液通路 8.薬液導出口 9.翼
図(b)図である。第2図は薬液導入口の直径が薬液通
路のそれより広く、薬液通路の一部が弾性体で封止した
薬液導入口に向って漏斗状にその直径を徐々に拡げた構
造の断面図を、第3図は薬液通路に連なるパイプ状の薬
液導出口が翼を有するベースの下方より外へ取り出した
例の、第4図は弾性体で封止した薬液導入口や薬液通路
をベース水平面に対して幾分傾け注射針等の挿入に角度
を持たせ、薬液通路の曲がりを緩やかにさせた各々の応
用例ついての断面図を示す。 1.ハウジング 2.弾性体 3.インサート 4.ベース 5.薬液導入口 6.薬液導入路 7.薬液通路 8.薬液導出口 9.翼
Claims (1)
- 【請求項1】穿刺可能な自己収縮性の弾性体で封止した
薬液導入口(5)と圧入された薬液の薬液導出口(8)
が薬液流路で連通している薬液注入口において、薬液流
路内に薬液溜りを持たず、かつ薬液導入路(6)と薬液
通路(7)が90°〜150°の角度をなすことを特徴
とする埋込型薬液注入口。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1159938A JPH067867B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 埋込型薬液注入口 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1159938A JPH067867B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 埋込型薬液注入口 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0323869A JPH0323869A (ja) | 1991-01-31 |
| JPH067867B2 true JPH067867B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=15704439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1159938A Expired - Lifetime JPH067867B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 埋込型薬液注入口 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067867B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001509061A (ja) * | 1997-01-21 | 2001-07-10 | バスカ,インコーポレイテッド | バルブポートおよび血管アクセス方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2582221B1 (fr) * | 1985-05-21 | 1987-09-25 | Applied Precision Ltd | Dispositif implantable d'injection chronique d'une substance, notamment therapeutique |
| JPH0626580B2 (ja) * | 1987-07-02 | 1994-04-13 | 株式会社ニッショ− | 体内埋め込みカテ−テル |
| DE3876565T2 (de) * | 1987-08-25 | 1993-04-08 | Infusaid Inc | Implantierbare einrichtung. |
-
1989
- 1989-06-22 JP JP1159938A patent/JPH067867B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001509061A (ja) * | 1997-01-21 | 2001-07-10 | バスカ,インコーポレイテッド | バルブポートおよび血管アクセス方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0323869A (ja) | 1991-01-31 |
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