JPH0679068U - 端子接続用ねじの脱落防止構造 - Google Patents

端子接続用ねじの脱落防止構造

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JPH0679068U
JPH0679068U JP2411693U JP2411693U JPH0679068U JP H0679068 U JPH0679068 U JP H0679068U JP 2411693 U JP2411693 U JP 2411693U JP 2411693 U JP2411693 U JP 2411693U JP H0679068 U JPH0679068 U JP H0679068U
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JP2411693U
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邦和 広野
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桑野電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子金具から外しても端子接続用ねじが落下
せず、配線作業を容易にかつ短時間で行うことができ、
作業性を向上させる。 【構成】 端子金具取付部5にガイド孔20を形成し、
このガイド孔20にホルダ12の脚部12a、12bを
摺動自在に挿入し、ストッパ15によってガイド孔20
からの抜けを防止する。ホルダ12のねじ保持部13に
よって端子接続用ねじ3を回転自在にかつ抜けを防止し
て保持する。外部コード1の接続時に端子金具4のねじ
孔26にねじ3をねじ込み、圧着端子2を端子金具4に
接続固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種電気機器の端子部構造に関し、さらに詳しくは端子接続用ねじ の脱落防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から各種電気機器においては入、出力信号線等の外部コードを接続する場 合、図6に示すように外部コード1の一端に取付けた二股状(もしくは環状)の 圧着端子2を端子接続用ねじ(以下単にねじという)3によって機器側の端子金 具4に固定するのが一般的である。端子金具4は、機器筐体(図示せず)に一体 に設けた端子台部もしくは別個独立に製作され機器筐体に固定された端子台(以 下これらを総称して端子金具取付部という)5の上面に仕切壁6を挟んで複数個 並設されており、この端子金具4に電気機器の電気回路が接続され、前記ねじ3 がねじ込まれるようになっている。なお、7はワッシャである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の端子部構造においては、単にねじ3を端子金 具4のねじ孔にねじ込んでいるため、ねじ3を外した際やねじ孔にねじ込む際に ねじ3が落下し易く、作業がやり難いという問題があった。特に、狭い場所や暗 い場所での配線作業時には落下したねじ3を見つけて拾うのが大変で、紛失する 虞れがあった。
【0004】 本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とす るところは、端子金具から外しても端子接続用ねじが落下せず、配線作業を容易 にかつ短時間で行うことができ、作業性を向上させるようにした端子接続用ねじ の脱落防止構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため本考案は、一対一組からなる複数組のガイド孔が並設 されたベース部とこのベース部の表裏面にそれぞれ突設され隣接する各組のガイ ド孔を仕切る仕切壁を備えた端子金具取付部と、この端子金具取付部のベース部 表面に隣接する仕切壁間に位置してそれぞれ配設されねじ孔と前記ベース部裏面 側に突出する接続片を有する複数個の端子金具と、この端子金具を跨いで前記端 子金具取付部に装着されたホルダとを備え、このホルダは、前記端子金具のねじ 孔にねじ込まれる端子接続用ねじが回転自在にかつ抜けを防止されて保持するね じ保持部と、前記ガイド孔に摺動自在に挿入される脚部を有し、この脚部に抜け を防止するストッパを設けたものである。
【0006】
【作用】
本考案において、ホルダは端子金具取付部のガイド孔に前後方向に移動自在に 保持されて配設され、端子接続用ねじを回転自在に保持する。ストッパはホルダ の脚部がガイド孔から抜けるのを防止する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係る端子接続用ねじの脱落防止構造の一実施例を示す分解斜視 図、図2は平面図、図3は要部の一部破断正面図、図4は図2のIV−IV線断 面図である。なお、図中図6に示した従来構造と同一構成部品のものに対しては 同一符号を付して説明する。これらの図において、端子接続用ねじ3としては、 図4に示すように市販のばね座金付き転造ねじが使用されることにより、頭部3 a、頸部3bおよびねじ部3cとを一体に有し、頸部3bに波形ばね座金11が 嵌装されている。
【0008】 12は前記ねじ3を回転自在にかつ着脱可能に保持するホルダ12で、このホ ルダ12は、炭素鋼板(板厚0.4mm程度)等の金属板のプレス加工によって 正面視コ字状に形成されることにより互いに対向する一対の脚部12a、12b と、脚部12a、12bの基端部を互いに連結する連結部12cとを一体に有し 、また連結部12cの中央には前記ねじ3を回転自在に保持するねじ保持部13 が設けられている。ねじ保持部13は一部が切欠き開放する平面視C字形に形成 されることにより、中央に前記ねじ3の頸部3bが回転自在にはめ込まれるねじ 取付孔14を有する。ねじ取付孔14の穴径D(図2)は、ねじ3の頸部3bの 外径と略等しいかこれより若干大きくかつねじ部3cの外径より小さく設定され 、開放部14aの幅W(図2)は頸部3bの外径より小さく設定されている。し たがって、ホルダ12自体の弾性変形を利用してねじ3の頸部3bを開放部14 aからねじ取付孔14に押し込めば、ねじ3をホルダ12に簡単に取り付けるこ とができ、ホルダ12からのねじ3の落下を防止することができる。各脚部12 a、12bの先端部には直角三角形の突起からなる一対のストッパ15が突設さ れると共に、これらストッパ15の接近離間する方向の弾性変形を可能にする長 溝16が形成されている。ストッパ15は、脚部12a、12bの先端部両側面 に突設され、長溝16は脚部12a、12bの先端面中央に形成されている。そ して、このように構成されたホルダ12は、端子金具取付部5に進退移動自在に 、かつ抜けを防止されて配設される(後述する)。 なお、ねじ保持部13としては一部が切欠き開放する平面視C字形のものに限 らず、図5に示すように環状に形成されたものであってもよく、そのねじ取付孔 14の穴径D1 をねじ部3cの外径と略等しくし、孔壁面に切り込み溝14bを 形成したものであってもよい。このようなねじ保持部13においてはねじ部3c をねじ取付孔14にねじ込むようにして挿入すると、頸部3bがねじ取付孔14 内に位置してねじ3の抜けを防止することができる。
【0009】 前記端子金具取付部5は合成樹脂の射出成形によって製作されることにより、 端子金具4が取り付られる平板状のベース部5Aと、ベース部5Aの上下面に所 定の間隔をおいてそれぞれ立設された仕切壁6、17とを一体に有し、ベース部 5Aの端子金具4が取り付けられる部分には平面視「王」字状の金具取付孔18 と、前記ホルダ12の脚部12a、12bを摺動自在に案内保持するガイド孔2 0が表裏面に貫通して形成されている。この場合、本実施例においてはガイド孔 20を、ベース部5Aを貫通し金具取付孔18に連通する孔部20a(図1)と 、仕切壁6、17の全長にわたって形成され孔部20aに連通する溝部20b( 図1、図2、図3)とで構成したが、これに限らずベース部5Aに金具取付孔1 8とは独立に貫通形成された孔であってもよい。 なお、ベース部5Aの表裏面に突設された仕切壁6、17は、隣接するホルダ 12同士の絶縁を図るために必要とされる。
【0010】 前記端子金具4は、炭素鋼板(板厚0.8mm程度)等の金属板のプレス加工 によって側面視コ字状に形成されることにより、板状の基部4Aと、基部4Aの 前後に対向する2辺にそれぞれ裏面側に向かって延設された接続片4B、安定板 4Cおよびこれら接続片4B、安定板4Cの両側にそれぞれ位置する合計4つの 弾性係合片4Dとを一体に有し、基部4Aの中央に前記ねじ3のねじ部3cがね じ込まれるねじ孔26が形成されている。接続片4B、安定板4Cおよび弾性係 合片4Dは、前記金具取付孔18にその孔壁面に沿って前方から挿入されること で、基部4Aの周縁部裏面をベース部5Aの表面に当接させる。各弾性係合片4 Dは、金具取付孔18に挿入されると、孔壁面によって内側に弾性変形され、先 端部に突設した爪部28が金具取付孔18から突出して弾性復帰すると、爪部2 8がベース部5Aの裏面に当接係合し、端子金具4を端子金具取付部5に固定す る。端子金具4を端子金具取付部5に取り付けると、接続片4Bはベース部5A の後方に突出し、その先端部に機器側のコード29が半田接続される。 この場合、本実施例は端子金具4をベース部5Aの金具取付孔18にはめ込み によって着脱可能に取り付けるようにした例を示したが、これに限らず端子金具 4と端子金具取付部5をインサート成形によって一体に形成してもよいことは勿 論である。
【0011】 前記ホルダ12は、一対の脚部12a、12bを端子金具取付部5のガイド孔 20に表面側から挿入することで端子金具取付部5に対して表裏方向に移動自在 に取付けられ、また各脚部12a、12bの先端部に突設したストッパ15が図 4に示すようにガイド孔20の孔部20aから突出してベース部5Aの裏面に当 接係合することで端子金具取付部5からの抜けを防止される。この場合、ストッ パ15は孔部20aに挿入されると、互いに接近する方向に弾性変形して長溝1 6の溝幅を狭め、孔部20aから突出し、溝20bに入ると、元の状態に弾性復 帰し、ベース部5Aの裏面に当接係合する。なお、孔部20aの孔幅は溝部20 bの溝幅より小さく設定されている。
【0012】 ここで、本実施例においてはストッパ15を脚部12a、12bの先端部両側 面に突設した直角三角形からなる突起によって構成したが、これに限らず、種々 の変形が可能であり、例えば図5に示すように脚部12a、12bの先端部内側 面にストッパとしての切り起こし片40を所要角度傾斜させて設け、この切り起 こし片40を端子金具4の基部裏面に当接させて抜け防止を図ったり、あるいは また脚部12a、12bをガイド孔20に挿入した後、その先端部を折り曲げて ストッパとしてもよい。
【0013】 このような構成において、外部コード1を端子金具4に接続する場合、ねじ3 を手前側に引き寄せると、ホルダ12がこれと一体に移動してねじ3と端子金具 4との間に適宜な隙間を生じ、この隙間に丸穴タイプの圧着端子2を挿入し、し かる後ねじ3およびホルダ12を後退移動させると、ねじ3のねじ部3c先端面 がねじ孔26に当接する。そして、ねじ部3cをねじ孔26にねじ込んで圧着端 子2を端子金具4に締付け固定すると、外部コード1を端子金具4に圧着端子2 を介して接続することができる。このコード接続作業において、ねじ3はホルダ 12に回転自在に保持されているので、ねじ取付孔14の開放部14aから抜け る方向の外力を受けない限りホルダ12から脱落するおそれはなく、したがって 、手でねじ3を押さえておかなくてもねじ3の締結、弛緩作業を行うことができ 、作業中に誤ってねじ3を落とすことがない。また、ホルダ12は構造が簡単で 、金属板の折曲加工によって形成されるものであるため、安価に製作することが できる。また、圧着端子端子金具4に対して前後2方向から設置することができ る。
【0014】
【考案の効果】 以上説明したように本考案に係る接続端子用ねじの脱落防止構造は、ホルダに 設けた一対の脚部を端子金具取付部に設けたガイド孔に摺動自在に挿入すると共 に、各脚部に設けたストッパによってガイド孔からの抜けを防止し、このホルダ によって端子接続用ねじを回転自在に保持するように構成したので、構造簡易に してねじを取付金具のねじ孔にねじ込んだり、ねじ孔から外したりした際、ねじ が落下するのを確実に防止することができる。したがって、狭い場所や暗い場所 であっても配線作業がやり易く、作業時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る端子接続用ねじの脱落防止構造の
一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】平面図である。
【図3】要部の一部破断正面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】ホルダの他の実施例を示す斜視図である。
【図6】従来の端子部構造を示す平面図である。
【符号の説明】
1 外部コード 2 圧着端子 3 端子接続用ねじ 4 端子金具 4B 接続片 4D 弾性係合片 5 端子金具取付部 5A ベース部 12 ホルダ 12a、12b 脚部 13 ねじ保持部 15 ストッパ 16 仕切壁 18 金具取付孔 20 ガイド孔 26 ねじ孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対一組からなる複数組のガイド孔が並
    設されたベース部とこのベース部の表裏面にそれぞれ突
    設され隣接する各組のガイド孔を仕切る仕切壁を備えた
    端子金具取付部と、この端子金具取付部のベース部表面
    に隣接する仕切壁間に位置してそれぞれ配設されねじ孔
    と前記ベース部裏面側に突出する接続片を有する複数個
    の端子金具と、この端子金具を跨いで前記端子金具取付
    部に装着されたホルダとを備え、このホルダは、前記端
    子金具のねじ孔にねじ込まれる端子接続用ねじが回転自
    在にかつ抜けを防止されて保持するねじ保持部と、前記
    ガイド孔に摺動自在に挿入される脚部を有し、この脚部
    に抜けを防止するストッパを設けたことを特徴とする端
    子接続用ねじの脱落防止構造。
JP1993024116U 1993-04-13 1993-04-13 端子接続用ねじの脱落防止構造 Expired - Lifetime JP2596925Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11144783A (ja) * 1997-11-07 1999-05-28 Yazaki Corp 端子台の端子廻り止め構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11144783A (ja) * 1997-11-07 1999-05-28 Yazaki Corp 端子台の端子廻り止め構造

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