JPH0679169A - 脱硫材の製造方法 - Google Patents
脱硫材の製造方法Info
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- JPH0679169A JPH0679169A JP4237980A JP23798092A JPH0679169A JP H0679169 A JPH0679169 A JP H0679169A JP 4237980 A JP4237980 A JP 4237980A JP 23798092 A JP23798092 A JP 23798092A JP H0679169 A JPH0679169 A JP H0679169A
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- desulfurization material
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- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボイラ脱硫材の再利用を図る。
【構成】 ボイラ脱硫材を分級し、粗粒分を脱硫材とし
て回収する。この回収物を消化して造粒し、ボイラ排ガ
スで乾燥させる。 【効果】 ボイラから排出される使用済脱硫材中から未
反応の脱硫材を回収して再利用できる。従って、本発明
によると、ボイラ排出ダストの廃棄量の低減を図ること
ができる。粒径の大きな脱硫材を製造でき、粒強度の大
きな脱硫材を製造できる。炭酸ガスの大気放散量の低減
も期待できる。
て回収する。この回収物を消化して造粒し、ボイラ排ガ
スで乾燥させる。 【効果】 ボイラから排出される使用済脱硫材中から未
反応の脱硫材を回収して再利用できる。従って、本発明
によると、ボイラ排出ダストの廃棄量の低減を図ること
ができる。粒径の大きな脱硫材を製造でき、粒強度の大
きな脱硫材を製造できる。炭酸ガスの大気放散量の低減
も期待できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流動床ボイラから排出
される未反応の石灰系脱硫材を回収して脱硫材を製造す
る方法に関する。
される未反応の石灰系脱硫材を回収して脱硫材を製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】流動床ボイラの脱硫を行なうために、該
ボイラ内に石灰石やドロマイトなどの石灰系粒子を吹き
込むことが行なわれている。炉内に吹き込まれた石灰系
粒子は、硫黄酸化物(SOX )と反応した後、炉外に排
ガスと共に排出される。この炉内に吹き込まれた石灰系
粒子のうち、SOX と反応する割合は約30%又はそれ
以下である。
ボイラ内に石灰石やドロマイトなどの石灰系粒子を吹き
込むことが行なわれている。炉内に吹き込まれた石灰系
粒子は、硫黄酸化物(SOX )と反応した後、炉外に排
ガスと共に排出される。この炉内に吹き込まれた石灰系
粒子のうち、SOX と反応する割合は約30%又はそれ
以下である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、流動床ボ
イラから排出されるダスト分には多量の未反応石灰系粒
子が残存しているにもかかわらず、従来この未反応石灰
系粒子は何ら脱硫に再利用されることなく、大量の産業
廃棄物となっていた。
イラから排出されるダスト分には多量の未反応石灰系粒
子が残存しているにもかかわらず、従来この未反応石灰
系粒子は何ら脱硫に再利用されることなく、大量の産業
廃棄物となっていた。
【0004】本発明は、この未反応の石灰系粒子を回収
して脱硫材として再利用する途を拓くことを目的とする
ものである。
して脱硫材として再利用する途を拓くことを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の脱硫材の製造
方法は、石灰系粒子が炉内に吹き込まれるボイラの排ガ
ス集塵装置の捕集物を分級し、粗粒分を回収して脱硫材
とすることを特徴とするものである。
方法は、石灰系粒子が炉内に吹き込まれるボイラの排ガ
ス集塵装置の捕集物を分級し、粗粒分を回収して脱硫材
とすることを特徴とするものである。
【0006】請求項2の脱硫材の製造方法は、請求項1
の方法において、分級により得られた前記粗粒分をスカ
ルピング処理した後、再度分級し、この再度の分級によ
り得られる粗粒分を回収して脱硫材とすることを特徴と
するものである。
の方法において、分級により得られた前記粗粒分をスカ
ルピング処理した後、再度分級し、この再度の分級によ
り得られる粗粒分を回収して脱硫材とすることを特徴と
するものである。
【0007】請求項3の脱硫材の製造方法は、請求項1
又は2の方法により得られた脱硫材を消化して脱硫材と
するものである。
又は2の方法により得られた脱硫材を消化して脱硫材と
するものである。
【0008】請求項4の脱硫材の製造方法は、請求項1
又は2の方法により得られた脱硫材を消化すると共に造
粒し、大径粒子よりなる脱硫材とすることを特徴とする
ものである。
又は2の方法により得られた脱硫材を消化すると共に造
粒し、大径粒子よりなる脱硫材とすることを特徴とする
ものである。
【0009】請求項5の脱硫材の製造方法は、請求項4
の方法において、造粒するに際してセメント及び/又は
スラグ粉末を添加して造粒することを特徴とするもので
ある。
の方法において、造粒するに際してセメント及び/又は
スラグ粉末を添加して造粒することを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項6の脱硫材の製造方法は、請求項4
又は5の方法において、水ガラスを造粒時のバインダー
として用いることを特徴とするものである。
又は5の方法において、水ガラスを造粒時のバインダー
として用いることを特徴とするものである。
【0011】請求項7の脱硫材の製造方法は、請求項4
ないし6のいずれか1項の方法において、造粒するに際
して石炭粉を添加して造粒することを特徴とするもので
ある。
ないし6のいずれか1項の方法において、造粒するに際
して石炭粉を添加して造粒することを特徴とするもので
ある。
【0012】請求項8の脱硫材の製造方法は、請求項4
ないし7のいずれか1項の方法において、造粒物を乾燥
してその強度を高めるようにしたことを特徴とするもの
である。
ないし7のいずれか1項の方法において、造粒物を乾燥
してその強度を高めるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0013】請求項9の脱硫材の製造方法は、請求項8
の方法において、前記造粒物の乾燥に集塵後のボイラー
排ガスを使用することを特徴とするものである。
の方法において、前記造粒物の乾燥に集塵後のボイラー
排ガスを使用することを特徴とするものである。
【0014】以下、本発明についてさらに詳細に説明す
る。
る。
【0015】 請求項1の脱硫材の製造方法 流動床型ボイラでは、層内に、所定の粒度に調整された
燃料、石灰石・ドロマイト等の石灰系脱硫材、さらに必
要に応じて珪砂等の流動媒体が供給される。石灰系脱硫
材は、まず加熱されて脱炭酸が行なわれる。さらに、こ
の脱硫材の表面には燃焼排ガス中の硫黄酸化物と反応し
た硫酸塩の膜が発生する。この脱硫材は、炉内に滞留し
ていると、流動層内の他の粒子と衝突し粒径が小さくな
る。この脱硫材は所定の大きさまで小さくなると、気流
搬送されてボイラの系外に排出される。ボイラの系外に
排出されて集塵装置で捕集されるダストには、この脱硫
材と、燃焼灰及び未燃炭素分が含まれている。後者の燃
焼灰及び未燃炭素分は、前者の脱硫材よりもかなり粒径
が小さい。従って、所定の粒度で分級して粗粒と細粒と
に分けると、脱硫材と灰及び未燃炭素分とを分離でき
る。
燃料、石灰石・ドロマイト等の石灰系脱硫材、さらに必
要に応じて珪砂等の流動媒体が供給される。石灰系脱硫
材は、まず加熱されて脱炭酸が行なわれる。さらに、こ
の脱硫材の表面には燃焼排ガス中の硫黄酸化物と反応し
た硫酸塩の膜が発生する。この脱硫材は、炉内に滞留し
ていると、流動層内の他の粒子と衝突し粒径が小さくな
る。この脱硫材は所定の大きさまで小さくなると、気流
搬送されてボイラの系外に排出される。ボイラの系外に
排出されて集塵装置で捕集されるダストには、この脱硫
材と、燃焼灰及び未燃炭素分が含まれている。後者の燃
焼灰及び未燃炭素分は、前者の脱硫材よりもかなり粒径
が小さい。従って、所定の粒度で分級して粗粒と細粒と
に分けると、脱硫材と灰及び未燃炭素分とを分離でき
る。
【0016】この分級機としては空気分級機が望まし
い。これは、石炭の灰分及び未燃分の一部はポーラスに
なっており、網篩のような粒径の分離だけではなく、空
気分級機のように比重を加味した分級が望ましいからで
ある。請求項1の方法は、このようにして回収された粗
粒分をそのままで脱硫材とするものである。
い。これは、石炭の灰分及び未燃分の一部はポーラスに
なっており、網篩のような粒径の分離だけではなく、空
気分級機のように比重を加味した分級が望ましいからで
ある。請求項1の方法は、このようにして回収された粗
粒分をそのままで脱硫材とするものである。
【0017】 請求項2の脱硫材の製造方法 上記のようにして回収された粗粒分(石灰系粒子)の
表面には、硫酸塩物質が被膜状に形成されている。請求
項2の脱硫材の製造方法は、この粒子表面の硫酸塩物質
をスカルピング(剥ぎ取り)処理するものである。この
ように硫酸塩物質の被膜を除去すると、当然ながら、脱
硫材の脱硫反応性が良いものとなる。
表面には、硫酸塩物質が被膜状に形成されている。請求
項2の脱硫材の製造方法は、この粒子表面の硫酸塩物質
をスカルピング(剥ぎ取り)処理するものである。この
ように硫酸塩物質の被膜を除去すると、当然ながら、脱
硫材の脱硫反応性が良いものとなる。
【0018】スカルピングを行なうには、例えばボール
ミル等で軽度に粉砕すれば良い。スカルピング処理後に
分級し、剥ぎ取られた硫酸塩物質リッチな微粉分と、石
灰系粒子とを分ける。この硫酸塩物質リッチな微粉を他
の用途に用いても良い。
ミル等で軽度に粉砕すれば良い。スカルピング処理後に
分級し、剥ぎ取られた硫酸塩物質リッチな微粉分と、石
灰系粒子とを分ける。この硫酸塩物質リッチな微粉を他
の用途に用いても良い。
【0019】上記、の方法で再生された脱硫材は、
当初に使用した脱硫材に比較して粒径が小さい。従っ
て、流動床内に滞留する時間が短い欠点がある。ただ
し、脱炭酸の必要がないので熱量消費が低減されるし、
炉内に吹き込まれた直後の昇温過程での脱硫も期待でき
る。
当初に使用した脱硫材に比較して粒径が小さい。従っ
て、流動床内に滞留する時間が短い欠点がある。ただ
し、脱炭酸の必要がないので熱量消費が低減されるし、
炉内に吹き込まれた直後の昇温過程での脱硫も期待でき
る。
【0020】 請求項3の脱硫材の製造方法 上記、の方法により製造された脱硫材粒子の表面は
石膏で覆われているのに対し、このの方法により製造
された脱硫材は、消化によりこの表面の石膏層が破壊さ
れる。
石膏で覆われているのに対し、このの方法により製造
された脱硫材は、消化によりこの表面の石膏層が破壊さ
れる。
【0021】 請求項4の脱硫材の製造方法 上記、の方法で得られる脱硫材は、当初のものに比
べ粒径が小さい。そこで、造粒して粒径の大きな脱硫材
を製造する。
べ粒径が小さい。そこで、造粒して粒径の大きな脱硫材
を製造する。
【0022】請求項4の方法では、、の方法で得ら
れた石灰系粒子に水を添加して造粒する。消化を十分に
行なって消石灰(消石灰を主体とするものも包含す
る。)とした後、バインダーとして水を用いて造粒する
と、強度の大きな造粒物が得られる。石灰系粒子の生石
灰(CaO)分が高く、造粒物の強度が十分に大きくな
ることが予想される場合には、消化と造粒を同時に行な
っても良い。
れた石灰系粒子に水を添加して造粒する。消化を十分に
行なって消石灰(消石灰を主体とするものも包含す
る。)とした後、バインダーとして水を用いて造粒する
と、強度の大きな造粒物が得られる。石灰系粒子の生石
灰(CaO)分が高く、造粒物の強度が十分に大きくな
ることが予想される場合には、消化と造粒を同時に行な
っても良い。
【0023】造粒を行なうには、転動造粒機やブリケッ
ターなどを用いれば良い。また、大きな成形体又は硬化
体をつくり、これを破砕及び分級して所定粒度の粒子を
得るようにしても良い。
ターなどを用いれば良い。また、大きな成形体又は硬化
体をつくり、これを破砕及び分級して所定粒度の粒子を
得るようにしても良い。
【0024】造粒しようとする石灰系粒子(上記、
の方法で回収されたもの)に石膏と酸化アルミが混入し
ていれば、消石灰と水和反応し、エトリンガイトの硬化
体が生成する。この水和反応は反応物の比表面積が大き
いほど早いので、造粒を行なう前に粉砕しておくことは
有効である。
の方法で回収されたもの)に石膏と酸化アルミが混入し
ていれば、消石灰と水和反応し、エトリンガイトの硬化
体が生成する。この水和反応は反応物の比表面積が大き
いほど早いので、造粒を行なう前に粉砕しておくことは
有効である。
【0025】なお、、で得られた粒子の含有CaO
がCa(OH)2 になるのに必要なH2 Oを理論値の
1.2倍程度散布し、混練機で消化すると、乾燥した微
粉末が得られる。
がCa(OH)2 になるのに必要なH2 Oを理論値の
1.2倍程度散布し、混練機で消化すると、乾燥した微
粉末が得られる。
【0026】 請求項5の脱硫材の製造方法 上記の方法において、造粒物の強度を高めるために
は、造粒しようとする石灰系粒子にセメントやスラグ粉
を添加するのが有効である。セメントやスラグ粉の添加
量の増大と共に強度は増大するが、コストもそれにつれ
て高くなるから、通常の添加量は20%以下とするのが
好ましい。
は、造粒しようとする石灰系粒子にセメントやスラグ粉
を添加するのが有効である。セメントやスラグ粉の添加
量の増大と共に強度は増大するが、コストもそれにつれ
て高くなるから、通常の添加量は20%以下とするのが
好ましい。
【0027】 請求項6の脱硫材の製造方法 上記又はの方法において、造粒するに際して、バイ
ンダーとして水ガラスを使用すると、水和物の比表面積
が増大し、脱硫効率が向上する。また、熱間での造粒物
の強度も増加するため、炉内において脱硫材が粉化しに
くくなる。従って、脱硫材の炉内滞留時間を長くするこ
とができる。
ンダーとして水ガラスを使用すると、水和物の比表面積
が増大し、脱硫効率が向上する。また、熱間での造粒物
の強度も増加するため、炉内において脱硫材が粉化しに
くくなる。従って、脱硫材の炉内滞留時間を長くするこ
とができる。
【0028】水ガラス添加量の増大と共に強度が高くな
るが、コストもそれにつれて高くなるから、水ガラスの
添加量は5%以下とするのが好ましい。
るが、コストもそれにつれて高くなるから、水ガラスの
添加量は5%以下とするのが好ましい。
【0029】 請求項7の脱硫材の製造方法 上記〜の方法において、造粒しようとする石灰系粒
子に石炭粉を添加すると、石炭粉を含んだ脱硫材とな
る。この石炭粉は、脱硫材が炉内に投入されたときに乾
留されると共に燃焼する。この脱硫材内部の石炭粉は、
その周囲に消石灰が存在するため、乾留速度が早く、燃
焼速度も大きい。
子に石炭粉を添加すると、石炭粉を含んだ脱硫材とな
る。この石炭粉は、脱硫材が炉内に投入されたときに乾
留されると共に燃焼する。この脱硫材内部の石炭粉は、
その周囲に消石灰が存在するため、乾留速度が早く、燃
焼速度も大きい。
【0030】石炭粉の燃焼痕は空孔となるため、脱硫材
が多孔質となる。この結果、脱硫材の脱硫効率も高くな
る。
が多孔質となる。この結果、脱硫材の脱硫効率も高くな
る。
【0031】石炭粉としては、粒径100μm以下のも
のが好ましく、その添加量は50wt%以下が好適であ
る。
のが好ましく、その添加量は50wt%以下が好適であ
る。
【0032】 請求項8の脱硫材の製造方法 上記〜の方法において、造粒物を乾燥させると、消
石灰の硬化により造粒物の強度が増加する。この乾燥温
度は40〜120℃程度が好適である。
石灰の硬化により造粒物の強度が増加する。この乾燥温
度は40〜120℃程度が好適である。
【0033】乾燥を行なうための熱源ガスとしてボイラ
の排ガスを採用すると、該排ガス中の炭酸ガスが造粒物
中の消石灰等の水酸化物と反応する。そして、造粒物の
表面に炭酸塩の被膜が形成される。これにより造粒物の
強度及び表面硬度が高くなる。
の排ガスを採用すると、該排ガス中の炭酸ガスが造粒物
中の消石灰等の水酸化物と反応する。そして、造粒物の
表面に炭酸塩の被膜が形成される。これにより造粒物の
強度及び表面硬度が高くなる。
【0034】この時、余剰の蒸気を添加し、40〜80
℃程度で放置すると、エトリンガイト鉱物が生成し、さ
らに強固な粒子が得られる。
℃程度で放置すると、エトリンガイト鉱物が生成し、さ
らに強固な粒子が得られる。
【0035】 請求項9の脱硫材の製造方法 請求項9の方法によると、造粒物表面のCa(OH)2
が排ガス中のCO2 と反応し、CaCO3 の強固な被膜
を形成する。
が排ガス中のCO2 と反応し、CaCO3 の強固な被膜
を形成する。
【0036】
実施例1(請求項1,2の実施例) 石炭を燃料とし、粒径1〜3mmの石灰石を脱硫材とし
て使用している流動床ボイラ灰で、以下の方法で再生脱
硫材を得た。この流動床ボイラは集塵機にサイクロンと
バッグフィルタが設置されているが、粗粒を多く含むサ
イクロンから排出される廃棄物を回収し、脱硫材を製造
した。
て使用している流動床ボイラ灰で、以下の方法で再生脱
硫材を得た。この流動床ボイラは集塵機にサイクロンと
バッグフィルタが設置されているが、粗粒を多く含むサ
イクロンから排出される廃棄物を回収し、脱硫材を製造
した。
【0037】サイクロン廃棄物を空気分級機で、網篩粒
径が44μmになるよう分級を行なった。分級前廃棄物
の酸化カルシウム平均重量割合は24%であったが、分
級後の44μm網上の酸化カルシウム濃度は45%にな
った。また、分級前の比表面積は2600cm2 /gで
あったが、分級後の44μm網上分の比表面積は210
0cm2 /gであった。
径が44μmになるよう分級を行なった。分級前廃棄物
の酸化カルシウム平均重量割合は24%であったが、分
級後の44μm網上の酸化カルシウム濃度は45%にな
った。また、分級前の比表面積は2600cm2 /gで
あったが、分級後の44μm網上分の比表面積は210
0cm2 /gであった。
【0038】この44μm網上分は脱硫材として十分に
使用できることが認められた。
使用できることが認められた。
【0039】実施例2(請求項4の実施例) 実施例1で得られた44μm網上分をボールミルで比表
面積5000cm2 /gまで粉砕した。この粉末100
kgに水17kgを添加し、撹拌機で混練りして消化さ
せた。この時の撹拌機内温度は、生石灰の水和熱で80
℃であった。また、混練り後の水分は2%であった。
面積5000cm2 /gまで粉砕した。この粉末100
kgに水17kgを添加し、撹拌機で混練りして消化さ
せた。この時の撹拌機内温度は、生石灰の水和熱で80
℃であった。また、混練り後の水分は2%であった。
【0040】この混練物を転動型造粒機で水を45kg
添加しながら造粒した。造粒物を網篩で分級し、1〜3
mmの粒を得た。
添加しながら造粒した。造粒物を網篩で分級し、1〜3
mmの粒を得た。
【0041】この1〜3mmの粒は、脱硫材として十分
に利用できることが認められた。
に利用できることが認められた。
【0042】実施例3(請求項5の実施例) 実施例2において、造粒するときにポルトランドセメン
ト粉末12kgを添加したこと以外は同様にして1〜3
mmの粒を得た。この粒は脱硫材として十分に利用でき
ることが認められた。なお、粒の圧潰強度を測定したと
ころ、実施例2のものよりも高いことが認められた。
ト粉末12kgを添加したこと以外は同様にして1〜3
mmの粒を得た。この粒は脱硫材として十分に利用でき
ることが認められた。なお、粒の圧潰強度を測定したと
ころ、実施例2のものよりも高いことが認められた。
【0043】なお、このセメントの代わりに高炉スラグ
の粉砕物(粒径20μm以下)12kgを添加したこと
以外は同様にして1〜3mmの粒を得た。この粒は脱硫
材として十分に利用できることが認められた。なお、粒
の圧潰強度を測定したところ、実施例2のものよりも高
いことが認められた。
の粉砕物(粒径20μm以下)12kgを添加したこと
以外は同様にして1〜3mmの粒を得た。この粒は脱硫
材として十分に利用できることが認められた。なお、粒
の圧潰強度を測定したところ、実施例2のものよりも高
いことが認められた。
【0044】実施例4(請求項6の実施例) 実施例2,3において、消化させるときに水ガラス(ボ
ーメ度42、珪ソー比2.5)を2kg添加したこと以
外は同様にして1〜3mmの粒を得た。この粒は脱硫材
として十分に利用できることが認められた。なお、粒の
圧潰強度を測定したところ、実施例2のものよりも高い
ことが認められた。
ーメ度42、珪ソー比2.5)を2kg添加したこと以
外は同様にして1〜3mmの粒を得た。この粒は脱硫材
として十分に利用できることが認められた。なお、粒の
圧潰強度を測定したところ、実施例2のものよりも高い
ことが認められた。
【0045】実施例5(請求項7の実施例) 実施例2〜4において、44μm網上分をボールミルで
粉砕するときに、併せて石炭30kgを添加したこと以
外は同様にして1〜3mmの粒を得た。この粒は脱硫材
として十分に利用できることが認められた。この脱硫材
を用いると、実施例2〜4よりも若干良好な脱硫を行な
えることが認められた。
粉砕するときに、併せて石炭30kgを添加したこと以
外は同様にして1〜3mmの粒を得た。この粒は脱硫材
として十分に利用できることが認められた。この脱硫材
を用いると、実施例2〜4よりも若干良好な脱硫を行な
えることが認められた。
【0046】実施例6(請求項8、9の実施例) 実施例2において、44μm網上分をボールミルで粉砕
するときに、併せて2水石膏12kgと粘土(Al2 O
3 含有量約25%)10kgとを添加した。その後は実
施例2と同様にして1〜3mmの粒を得た。下端に網を
設置した直立円筒内にこの造粒物を充填し、水分と炭酸
ガスを含む除塵後の60℃のボイラ燃焼排ガスを24時
間吹き込んだ。
するときに、併せて2水石膏12kgと粘土(Al2 O
3 含有量約25%)10kgとを添加した。その後は実
施例2と同様にして1〜3mmの粒を得た。下端に網を
設置した直立円筒内にこの造粒物を充填し、水分と炭酸
ガスを含む除塵後の60℃のボイラ燃焼排ガスを24時
間吹き込んだ。
【0047】造粒物に混入している無水石膏及び酸化ア
ルミ成分が消石灰と反応しエトリンガイト鉱物を生成す
ると共に、粒表面の消石灰が排ガスと反応し炭酸カルシ
ウムを生成し、強固な粒となった。
ルミ成分が消石灰と反応しエトリンガイト鉱物を生成す
ると共に、粒表面の消石灰が排ガスと反応し炭酸カルシ
ウムを生成し、強固な粒となった。
【0048】上記の造粒物を重量比1:1で脱硫用の石
灰石と混合し、流動床に脱硫材として供給した。この時
のボイラ排ガスの硫黄酸化物濃度は、石灰石単味使用時
と変わらなかった。また、炭酸ガス濃度は若干減少し
た。
灰石と混合し、流動床に脱硫材として供給した。この時
のボイラ排ガスの硫黄酸化物濃度は、石灰石単味使用時
と変わらなかった。また、炭酸ガス濃度は若干減少し
た。
【0049】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかな通り、本発
明によると、ボイラから排出される使用済脱硫材中から
未反応の脱硫材を回収して再利用できる。従って、本発
明によると、ボイラ排出ダストの廃棄量の低減を図るこ
とができる。
明によると、ボイラから排出される使用済脱硫材中から
未反応の脱硫材を回収して再利用できる。従って、本発
明によると、ボイラ排出ダストの廃棄量の低減を図るこ
とができる。
【0050】なお、請求項4〜8の方法によると、粒径
の大きな脱硫材を製造でき、請求項5〜8の方法による
と粒強度の大きな脱硫材を製造できる。請求項8の方法
によると、炭酸ガスの大気放散量の低減も期待できる。
請求項9の方法によると、粒子の表面硬度を高めること
ができる。
の大きな脱硫材を製造でき、請求項5〜8の方法による
と粒強度の大きな脱硫材を製造できる。請求項8の方法
によると、炭酸ガスの大気放散量の低減も期待できる。
請求項9の方法によると、粒子の表面硬度を高めること
ができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C01F 11/02 B 9040−4G F23J 15/00 B 7367−3K
Claims (9)
- 【請求項1】 石灰系粒子が炉内に吹き込まれるボイラ
の排ガス集塵装置の捕集物を分級し、粗粒分を回収して
脱硫材とすることを特徴とする脱硫材の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1の方法において、分級により得
られた前記粗粒分をスカルピング処理した後、再度分級
し、この再度の分級により得られる粗粒分を回収して脱
硫材とすることを特徴とする脱硫材の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2の方法により得られた脱
硫材を消化して脱硫材とする脱硫材の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2の方法により得られた脱
硫材を消化すると共に造粒し、大径粒子よりなる脱硫材
とすることを特徴とする脱硫材の製造方法。 - 【請求項5】 請求項4の方法において、造粒するに際
してセメント及び/又はスラグ粉末を添加して造粒する
ことを特徴とする脱硫材の製造方法。 - 【請求項6】 請求項4又は5の方法において、水ガラ
スを造粒時のバインダーとして用いることを特徴とする
脱硫材の製造方法。 - 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれか1項の方法
において、造粒するに際して石炭粉を添加して造粒する
ことを特徴とする脱硫材の製造方法。 - 【請求項8】 請求項4ないし7のいずれか1項の方法
において、造粒物を乾燥してその強度を高めるようにし
たことを特徴とする脱硫材の製造方法。 - 【請求項9】 請求項8の方法において、前記造粒物の
乾燥に集塵後のボイラー排ガスを使用することを特徴と
する脱硫材の製造方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP23798092A JP3214088B2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 脱硫材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23798092A JP3214088B2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 脱硫材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0679169A true JPH0679169A (ja) | 1994-03-22 |
| JP3214088B2 JP3214088B2 (ja) | 2001-10-02 |
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ID=17023331
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23798092A Expired - Fee Related JP3214088B2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 脱硫材の製造方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3214088B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100450584C (zh) * | 2006-12-22 | 2009-01-14 | 清华大学 | 一种利用快速水合反应制备脱硫剂粉末的方法及装置 |
| WO2018142538A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 北海道電力株式会社 | 脱硫システムの運転方法 |
| JP2021094543A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 三菱重工業株式会社 | 脱硫装置、及び脱硫装置の運転方法 |
| CN116850859A (zh) * | 2023-08-11 | 2023-10-10 | 云南盛楹环保工程有限公司 | 一种焦化厂脱硫除尘灰加湿混匀方法 |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP23798092A patent/JP3214088B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| CN100450584C (zh) * | 2006-12-22 | 2009-01-14 | 清华大学 | 一种利用快速水合反应制备脱硫剂粉末的方法及装置 |
| WO2018142538A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 北海道電力株式会社 | 脱硫システムの運転方法 |
| JP2021094543A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 三菱重工業株式会社 | 脱硫装置、及び脱硫装置の運転方法 |
| CN116850859A (zh) * | 2023-08-11 | 2023-10-10 | 云南盛楹环保工程有限公司 | 一种焦化厂脱硫除尘灰加湿混匀方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3214088B2 (ja) | 2001-10-02 |
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