JPH0679672A - マニピュレータ - Google Patents

マニピュレータ

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JPH0679672A
JPH0679672A JP23062792A JP23062792A JPH0679672A JP H0679672 A JPH0679672 A JP H0679672A JP 23062792 A JP23062792 A JP 23062792A JP 23062792 A JP23062792 A JP 23062792A JP H0679672 A JPH0679672 A JP H0679672A
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rectangular parallelepiped
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arm
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対象部の位置及び距離を短時間のうちに求め
ることができるようにしたマニピュレータを提供する。 【構成】 グリッパ18を有するアーム13aに距離セ
ンサ19を設け、これを対象部である直方体24上でス
キャン動作させることにより、グリッパ18の直方体2
4に対する位置及び距離を算出するようなっているの
で、スキャン方向に沿って直方体24との対向距離が距
離センサ19によって連続して得られ、得られた距離が
どの位置に対応するものであるかも、スキャン動作させ
る距離センサ19の移動制御信号から容易かつ短時間の
内に判明し、判明結果に基づきグリッパ18に把持され
た円柱体26を、直方体24に穿設された円孔25aに
正確に挿入することができ、また距離センサ19はアー
ム13aに設けられ直方体24に常に対向しているた
め、対象部に対し死角領域を発生することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の組立作業や保守
作業などを行わせるためのマニピュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、マニピュレータにそのアー
ム先端部のグリッパ等によって所定の組立作業や保守作
業などを行わせるため、グリッパ等を作業領域内に移動
し、作業を行おうとする対象との相対的な位置関係や、
その形状を確認してから所定の作業を行う場合がある。
【0003】このような場合、マニピュレータ、特にグ
リッパ等と対象とするものとの相対的な位置関係や、対
象とするものの形状などの情報は視覚センサから得られ
る画像信号を処理することによって行われている。
【0004】以下、従来の技術について図8を参照して
説明する。図8は視覚センサ部の斜視図である。
【0005】図8において、1は視覚センサ部で基台2
上に光源3が配置されている。4は光源3の放射光から
スリット光を形成するスリットであり、5は揺動可能に
設けられた鏡で、この揺動する鏡5で反射されたスリッ
ト光が、例えば対象物の直方体6の対象部である円孔7
a,7bに投射される。また直方体6で反射された光が
イメージセンサ8に入射し、反射光が入射して得られた
イメージセンサ8からの投光パターンの画像信号が図示
しない信号処理部で処理され、直方体6の円孔7aまで
の距離や形状の認識がなされるようになっていた。
【0006】そして直方体6の円孔7aが所定のもので
あると判断された場合、得られた画像信号からの位置デ
ータや距離データ等をもとに、円孔7aに対する所定作
業が図示しないマニピュレータによって行われる。
【0007】しかしながら、所定作業の対象部である円
孔7aの形状や位置及び距離等のデータを得るには、揺
動する鏡5で反射されたスリット光による対象物の直方
体6全体を走査しての投光パターンが必要である。そし
て投光パターンの画像信号を信号処理部で処理し、直方
体6の円孔7aの形状や位置及び距離等を求めるのは、
複雑な画像信号の処理であるため非常に時間を要するも
のであった。
【0008】また、同じ対象物の直方体6の対象部であ
る円孔7bについては、直方体6と鏡5及びイメージセ
ンサ8の位置関係から死角領域が発生し、その死角領域
に入っているためにスリット光が投射されずイメージセ
ンサ8で捉えることができない。
【0009】このため、スリット光が円孔7bに投射さ
れ、その反射光がイメージセンサ8で捉えることができ
る位置関係となるように視覚センサ部1をマニピュレー
タの動作とは別に制御して移動させる、あるいは別の視
覚センサ部を用いることによって、マニピュレータによ
る円孔7aにおけると同様の所定作業が円孔7bに対し
ても行われる。
【0010】このような状況から、死角領域の発生に対
応して視覚センサ部1にマニピュレータとは別の駆動部
を設けて移動させたり、視覚センサ部を複数設ける等す
ることの必要もなく、また複雑な画像信号等の処理を要
さず、簡単に対象部である円孔7a,7bの形状や位置
及び距離等のデータを得て短時間に制御操作して、マニ
ピュレータによる所定作業が実行されるようにすること
が要求されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の視
覚センサ部を用いたものでは死角領域の発生に対する対
応を要すると共に、投光パターンの画像信号を処理して
対象とするものの位置及び距離等を求めるので処理に時
間を要する。このような状況に鑑みて本発明はなされた
もので、その目的とするところは対象部の位置及び距離
を求めるのに際し死角領域が発生することもなく、短時
間のうちに求めることができるようにしたマニピュレー
タを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のマニピュレータ
は、複数の自由度を有するアームの作業端部によって所
定の対象部に対する作業を行うようにしたマニピュレー
タにおいて、作業端部に距離センサを設け、該距離セン
サを対象部に対し少なくとも1方向のスキャン動作を行
わせることによって作業端部の対象部に対する位置及び
距離を算出するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】上記のように構成されたマニピュレータは、作
業端部に距離センサを設け、該距離センサを対象部に対
し少なくとも1方向のスキャン動作を行わせることによ
って作業端部の対象部に対する位置及び距離を算出する
ようなっているので、スキャン動作を行うことによって
スキャン方向に沿って、作業端部と対向する対象部との
距離が距離センサによって連続して得られ、また得られ
た距離がどの位置に対応するものであるかは、スキャン
動作による距離センサの移動量を知ることによって短時
間の内に判明する。この判明した位置及び距離の情報に
基づき所定の対象部であるか否かが判断されて、作業端
部による作業が実行される。このとき距離センサは作業
端部に設けられ対象部に常に対向しているため、対象部
の位置及び距離を求めるのに際し死角領域が発生するこ
ともなく、また距離センサからの信号および距離センサ
の移動量から算出するものであるから、複雑な信号処理
を伴わず短時間のうちに位置及び距離が求められ、作業
を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1乃至図7を
参照して説明する。図1はマニピュレータの斜視図であ
り、図2は制御装置のブロック図であり、図3は制御装
置における制御動作のシーケンスであり、図4はスキャ
ン動作を説明するための図であり、図5はx方向スキャ
ン動作時のx方向位置−距離情報出力図であり、図6は
y方向スキャン動作時のy方向位置−距離情報出力図で
あり、図7は軸合わせ動作を説明するための図である。
【0015】図1及び図2において、マニピュレータ1
1は支持ベース12上に6自由度を有するようにアーム
部13と関節部14を備えて構成されている。アーム部
13の各アーム13a,13b,…,13fは、制御装
置15の駆動制御部16に制御された駆動装置17によ
り、関節部14の各関節14a,14b,…,14fを
図中に一点鎖線で示すそれぞれの回動軸を中心に回動さ
せることで位置姿勢が変えられるようになっている。こ
れにより最先端部のアーム13aが所要の位置姿勢を取
ることができる。
【0016】また、最先端部のアーム13aには所定の
作業を行うことができるようにグリッパ18が設けら
れ、さらに最先端部のアーム13aには距離センサ19
と力覚センサ20が取り付けられている。そして距離セ
ンサ19は対向しているものとの間隔に対応した距離信
号を制御装置15の入力信号として出力するようになっ
ている。
【0017】制御装置15では、設定部21に設定され
た条件に応じて駆動制御部16から制御信号が出され、
これにより駆動装置17が作動し各アーム13a,13
b,…,13fが所定の動きをする。この所定回動した
各アーム13a,13b,…,13fの制御信号から得
られる最先端部のアーム13a、すなわち距離センサ1
9の移動方向及び移動距離の移動信号と、距離センサ1
9からの対向しているものとの間の距離に対応した距離
信号とが演算部22に入力されて、グリッパ18あるい
はこれに保持されたものの位置及びそれと対向している
ものとの距離が算出されるようになっている。
【0018】そして、演算部22での演算結果について
も、設定されている条件にしたがって駆動制御部16に
入力されるようになっていて、演算結果に対応した駆動
装置17の動きの制御が行えるようになっている。なお
距離センサ19が対向しているものの認識を精度よく行
わなければならない等、必要に応じ測定部分・方向を変
え、複数箇所での位置及び距離が算出される。
【0019】さらに、演算部22での演算結果は比較・
判断部23にも入力されるようになっていて、設定部2
1に設定された値との比較および一致状況等、及び対向
しているものが所定の対象であるか否かの判断もなされ
る。
【0020】一方、力覚センサ20からの荷重信号も演
算部22に入力するようになっていて、力覚センサ20
に働く荷重が設定された条件を満足するよう、例えば荷
重が小さくなるように駆動制御部16によって駆動装置
17が制御されるようになっている。
【0021】次に、上記のように構成されたものの動作
について図3乃至図7により説明する。ここでは所定の
作業として、例えば対象物である直方体24に穿設され
た対象部の円孔25a,25bに円柱体26を挿入する
作業を取り上げて説明する。
【0022】先ず、グリッパ18にはマニピュレータ1
1に実行させる作業内容に応じて円柱体26が把持され
る。そして最先端部のアーム13aが、対象部の円孔2
5aを距離センサ19で感知できる予め定められた作業
領域内に位置するよう移動する。
【0023】そして、図3に示すステップS1で、グリ
ッパ18と距離センサ19とがオフセットされているの
を考慮して設定されたアーム先端の座標系H(図1に示
す)が、そのxH 方向に対象部の円孔25aを含むよう
に最先端部のアーム13aを位置させ、この最先端部の
アーム13aを座標系HのxH 方向に移動させる。
【0024】ステップS2で、距離センサ19の検出軸
で対象部の円孔25aを捉えるようにしながら直方体2
4との距離を測定し、このマニピュレータ11の手首姿
勢一定とするxH 方向の測定動作により、駆動制御部1
6及び距離センサ19からの各信号に基づいて演算部2
2の演算結果として、図5に示すような距離センサ19
での距離情報が検出される。
【0025】そして出力結果より、距離情報の増大する
点Aと減少する点Bが同定される。これらの点A,B
は、直方体24に穿設された対象部の円孔25aのxH
方向のエッジに対応するものである。
【0026】さらにステップS3で、演算部22によっ
て点A,Bの中点Cが算出される。
【0027】ステップS4で、算出結果に基づき駆動制
御部16によって駆動装置17を駆動してアーム13a
を移動させ、距離センサ19の検出軸が中点Cを通るよ
うに位置させる。
【0028】そしてステップS5で、距離センサ19の
検出軸が中点Cを含んだ座標系HのyH 方向を移動する
ようにアーム13aを移動させる。
【0029】次にステップS6で、直方体24との距離
を測定し、このマニピュレータ11の手首姿勢一定とす
るyH 方向の測定動作により、駆動制御部16及び距離
センサ19からの各信号に基づいて演算部22の演算結
果として、図6に示すような距離センサ19での距離情
報が検出される。そして出力結果より、距離情報の増大
する点Dと減少する点Eが同定される。これらの点D,
Eは、対象部の円孔25aのyH 方向のエッジに対応す
るものである。
【0030】さらにステップS7で、演算部22によっ
て点D,Eの中点Fが算出される。
【0031】またステップS8で、算出結果に基づき駆
動制御部16によって駆動装置17を駆動してアーム1
3aを移動させ、距離センサ19の検出軸が中点Fを通
るように位置させる。
【0032】ステップS9で、このときのアーム先端位
置を点Pとし、点Pに座標系Iを設定する。そして演算
部22で座標系Iを基準にして、座標系HでのxH 方向
及びyH 方向のスキャン動作時の距離情報を用い、円孔
25aが穿設されている直方体24のxI ,yI ,zI
による上面Gの方程式を算出する。なお、それぞれ1回
のスキャン動作で得られたxH 方向及びyH 方向の距離
情報や、算出された直方体24の上面Gの方程式から円
孔25aが特定されない場合には、さらにスキャン動作
を測定部分・方向を変えて実施し、比較・判断部23で
設定されたものとの比較および一致状況等が判断され
る。
【0033】続いて、ステップS10で、上面Gを基準
に、点Fを通り円孔25aが穿設された方向、すなわち
上面Gに垂直な線上で距離Lの点Qを算出する。そして
点QにzJ 軸が点Fを通り上面Gに垂直な線に一致する
ように座標系Jを設定する。
【0034】次に、ステップS11で、点Pから点Qに
移動するように、最先端のアーム13aの手首姿勢を考
慮するように駆動制御部16で制御しながら駆動装置1
7を動作させ、アーム先端の座標系Hが座標系Jに一致
するようにする。これによってグリッパ18に把持され
た円柱体26の中心軸と座標系JのzJ 軸が一致する。
【0035】このようにした後、ステップS12で、z
J 軸の負の方向、すなわち直方体24の上面Gに近付く
方向にアーム13aを駆動し、円柱体26の円孔25a
への挿入を開始する。挿入の際、円柱体26と円孔25
aとの間に作用するxJ 方向及びyJ 方向の荷重FX
Y を、力覚センサ20で検出し、この検出値を演算部
22に入力する。
【0036】そして、予め設定したxJ 方向及びyJ
向の設定力FaX ,FaY と粘性減衰係数CX ,CY
用いて、アーム13aの先端速度Vを、 F>Faの時には、 V=C(F−Fa) F≦Faの時には、 V=0 により求める。ここで、iはxまたはyである。
【0037】この値を用いて各関節14a,14b,
…,14fの動作速度を演算部22で算出し、算出結果
をもとに駆動制御部16で駆動装置17を制御してアー
ム13aのグリッパ18に把持された円柱体26の円孔
25aへの挿入を行う。
【0038】一方、対象物である直方体24に穿設され
た対象部の円孔25bに円柱体26を挿入する作業につ
いては、対象物である直方体24及びマニピュレータ1
1の支持ベース12の位置はそのままに、マニピュレー
タ11の各アーム13a,13b,…,13fの位置を
変えるように駆動し、先端部のアーム13aに設けられ
た距離センサ19により対象部の円孔25bを捉えるよ
うにして、円孔25aに対すると同様の操作を行えばよ
い。
【0039】このように本実施例では、マニピュレータ
11の先端部のアーム13aに作業を行うグリッパ18
と共に、作業の対象部までの距離を測定する距離センサ
19を設けており、マニピュレータ11をアーム先端に
設定された座標系Hでスキャン動作させることで、距離
センサ19により得られる値の変化から対象部の円孔2
5aの位置を知ることができ、また円孔25aの中心軸
とグリッパ18に把持された円柱体26の中心軸との傾
きのずれを知ることができる。
【0040】そして、これら明らかになった位置やずれ
等をもとにして円孔25aに対する円柱体26の位置を
修正することで、円柱体26を円孔25aへ挿入する作
業が円滑に行える。また挿入作業時に行われる円柱体2
6と円孔25aの相対的な位置の確認やずれの確認が、
画像信号の処理のように複雑な処理を要さないので、簡
単かつ短時間に処理を実行することができる。
【0041】また、円孔25aとは穿設された面が異な
る円孔25bについては、アーム13aに設けられた作
業を実行するグリッパ18を円孔25bの近傍に配置す
ることで、自ずと距離センサ19もその近傍に配置され
ることになり、死角領域が発生することもなく円孔25
aの場合と同様に短時間の位置確認等の後、円滑に円柱
体26の挿入作業が実行できる。
【0042】尚、上記の実施例においては、スキャン動
作をマニピュレータ11の手首姿勢一定状態で行ったが
変化させるようにして行ってもよく、また対象部の円孔
25aに円柱体26を挿入するという単純形状のものを
例にして説明したが、より複雑な形状を対象とする作業
に適用してもよく、さらに先端部のアーム13aに複数
の距離センサ19を設けることでスキャン動作回数を減
らすようにしてもよい等、要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更して実施し得るものである。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、作業端部に距離センサを設け、該距離センサを対象
部に対し少なくとも1方向のスキャン動作を行わせるこ
とによって作業端部の対象部に対する位置及び距離を算
出するような構成としたことにより、対象部の位置及び
距離を求めるのに際し死角領域が発生することもなく、
複雑な信号処理を伴わず短時間のうちに求められ、作業
を行うことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のマニピュレータを示す斜視
図である。
【図2】上記における制御装置のブロック図である。
【図3】上記における制御装置における制御動作のシー
ケンスである。
【図4】上記におけるスキャン動作を説明するための図
である。
【図5】上記におけるx方向スキャン動作時のx方向位
置−距離情報出力図である。
【図6】上記におけるy方向スキャン動作時のy方向位
置−距離情報出力図である。
【図7】上記における軸合わせ動作を説明するための図
である。
【図8】従来技術における視覚センサ部の斜視図であ
る。
【符号の説明】
13…アーム部 13a…アーム 14…関節部 15…制御装置 18…グリッパ 19…距離センサ 24…直方体 25a,25b…円孔 26…円柱体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自由度を有するアームの作業端部
    によって所定の対象部に対する作業を行うようにしたマ
    ニピュレータにおいて、前記作業端部に距離センサを設
    け、該距離センサを前記対象部に対し少なくとも1方向
    のスキャン動作を行わせることによって前記作業端部の
    前記対象部に対する位置及び距離を算出するようにした
    ことを特徴とするマニピュレータ。
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