JPH0679783B2 - 薄板の突合せ抵抗溶接方法及び装置 - Google Patents
薄板の突合せ抵抗溶接方法及び装置Info
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- JPH0679783B2 JPH0679783B2 JP60016621A JP1662185A JPH0679783B2 JP H0679783 B2 JPH0679783 B2 JP H0679783B2 JP 60016621 A JP60016621 A JP 60016621A JP 1662185 A JP1662185 A JP 1662185A JP H0679783 B2 JPH0679783 B2 JP H0679783B2
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/02—Pressure butt welding
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- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、板幅10mm、厚さ0.1mm等のスチール製の薄
板等の突合せ溶接を抵抗溶接によって行う技術の分野に
属する。
板等の突合せ溶接を抵抗溶接によって行う技術の分野に
属する。
〈従来の技術〉 周知の如く、金属相互の溶接による接合手段には様々な
態様があるが、例えば、薄板相互の溶接については重合
による面溶接等では段差部が形成されて部品本来の用途
には適さない場合があり、例えば、近時、新技術として
開発されている自動車の動力伝達用のベルトのうち無段
変速機に用いられるスチールベルト等では板幅が5〜20
mm、板厚0.1〜0.3mm前後のものがあり、かかるスチール
ベルトについては、両端部の重合による面溶接は出来な
い制約があり、したがって、当然のことながら、突合せ
溶接をしなければならず、しかも、製品としてのスチー
ルベルトの稼動中の強大な引張り応力を考慮すると、突
合せ溶接部分の強度は相当に大きくしておく必要があ
る。
態様があるが、例えば、薄板相互の溶接については重合
による面溶接等では段差部が形成されて部品本来の用途
には適さない場合があり、例えば、近時、新技術として
開発されている自動車の動力伝達用のベルトのうち無段
変速機に用いられるスチールベルト等では板幅が5〜20
mm、板厚0.1〜0.3mm前後のものがあり、かかるスチール
ベルトについては、両端部の重合による面溶接は出来な
い制約があり、したがって、当然のことながら、突合せ
溶接をしなければならず、しかも、製品としてのスチー
ルベルトの稼動中の強大な引張り応力を考慮すると、突
合せ溶接部分の強度は相当に大きくしておく必要があ
る。
而して、上述の如く、板幅に比し、板厚が極めて薄い薄
板相互の突合せ溶接については上述サイズ等の特殊の条
件下ではレーザービーム溶接や電子ビーム溶接が適用可
能であり、一応の溶接接合は可能であるが、該種溶接接
合は一種の溶融溶接であるために、溶接後、溶融金属の
凝固組織が残り、上述の如きスチールベルト等の高い強
度の要求を満足させるためには、後工程においてリング
ロール圧延等の加工や熱処理工程が必要である。
板相互の突合せ溶接については上述サイズ等の特殊の条
件下ではレーザービーム溶接や電子ビーム溶接が適用可
能であり、一応の溶接接合は可能であるが、該種溶接接
合は一種の溶融溶接であるために、溶接後、溶融金属の
凝固組織が残り、上述の如きスチールベルト等の高い強
度の要求を満足させるためには、後工程においてリング
ロール圧延等の加工や熱処理工程が必要である。
したがって、単品のみの製造態様については、所望の要
求強度を得ることが可能ではあっても、量産的製造態様
にあっては、工数が多く、生産能率が悪いという難点が
あり、しかも、ブローホール発生等の品質上の不具合も
あり、又、同一精度の再現性が期待出来ないという欠点
があった。
求強度を得ることが可能ではあっても、量産的製造態様
にあっては、工数が多く、生産能率が悪いという難点が
あり、しかも、ブローホール発生等の品質上の不具合も
あり、又、同一精度の再現性が期待出来ないという欠点
があった。
〈発明が解決しようとする課題〉 これに対し、突合せ抵抗溶接を用いて極めて短時間に大
電流を導通させて、瞬間的に接合する手段の採用も考え
られるが、前提条件として上述の如く板幅に比し、板厚
が極めて薄い場合は、例えば、突出し量を0.2〜0.5mmに
しても、抵抗溶接に必要な初期に印加する高圧力により
突合せ端部に座屈を生じ、突合せ抵抗溶接が不可能にな
るという不都合さがあった。
電流を導通させて、瞬間的に接合する手段の採用も考え
られるが、前提条件として上述の如く板幅に比し、板厚
が極めて薄い場合は、例えば、突出し量を0.2〜0.5mmに
しても、抵抗溶接に必要な初期に印加する高圧力により
突合せ端部に座屈を生じ、突合せ抵抗溶接が不可能にな
るという不都合さがあった。
このことは、例えば、特公昭56-53465号公報発明に示さ
れているように、溶接電流の導通以後の金属材料の突合
せ抵抗溶接部分の溶融金属に対し塑性流動を生じせしめ
て該溶融金属の凝固組成が残らず、溶接歪みもほとんど
生ぜず、高い再現性を有し、良好な生産性を有するとい
う技術を適用しようとしても、上述の如く、極めて薄い
板厚の薄板においては、初期の印加荷重が大きいため
に、座屈が避けられず、実際に適用することは出来ない
というマイナス点があった。
れているように、溶接電流の導通以後の金属材料の突合
せ抵抗溶接部分の溶融金属に対し塑性流動を生じせしめ
て該溶融金属の凝固組成が残らず、溶接歪みもほとんど
生ぜず、高い再現性を有し、良好な生産性を有するとい
う技術を適用しようとしても、上述の如く、極めて薄い
板厚の薄板においては、初期の印加荷重が大きいため
に、座屈が避けられず、実際に適用することは出来ない
というマイナス点があった。
この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく板幅に比
して板厚が極めて薄い薄板相互の突合せ抵抗溶接の問題
点を解決すべき技術的課題とし、抵抗溶接初期に発生す
る溶融金属を瞬間的に塑性流動させる技術を利用し、そ
の抵抗溶接の導通電流に倣う荷重印加によって塑性流動
を起こさせるようにして各種機械製造産業における金属
接合技術利用分野に益する優れた薄板の突合せ抵抗溶接
方法と該方法に直接使用する装置を提供せんとするもの
である。
して板厚が極めて薄い薄板相互の突合せ抵抗溶接の問題
点を解決すべき技術的課題とし、抵抗溶接初期に発生す
る溶融金属を瞬間的に塑性流動させる技術を利用し、そ
の抵抗溶接の導通電流に倣う荷重印加によって塑性流動
を起こさせるようにして各種機械製造産業における金属
接合技術利用分野に益する優れた薄板の突合せ抵抗溶接
方法と該方法に直接使用する装置を提供せんとするもの
である。
〈課題を解決するための手段〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出
願の発明の構成は、前述課題を解決するために、薄板相
互の突合せ抵抗溶接を行うに際し突合せ部に塑性流動を
生じさせて抵抗溶接する方法において、上記突合せ部に
初期突合せ荷重を印加した状態で通電して抵抗溶接する
に電源からの電流により抵抗溶接を行うと共に初期突合
せ荷重に加えて更に印加される溶接電流に倣って近似す
る高圧の印加荷重を付与する二段目の突合せ荷重印加装
置としての電磁加圧装置による二段目の高圧の突合せ荷
重を印加して該突合せ部に塑性流動を生じさせるように
する薄板の突合せ抵抗溶接方法を用いるに、一対の薄板
の突合せ端部の各々に対する固定クランプと該固定クラ
ンプに併置される可動クランプとが設けられ、該可動ク
ランプが一段目の突合せ荷重印加装置に連結されると共
に該一段目の突合せ荷重印加装置と該可動クランプと間
に設けられ印加される溶接電流に倣って近似する高圧の
印加荷重を付与する二段目の突合せ荷重印加装置として
の電磁加圧装置に連結され、而して、上記固定クランプ
並びに可動クランプ、及び、電磁加圧装置とが同一電源
に接続されている技術的手段を講じたものである。
願の発明の構成は、前述課題を解決するために、薄板相
互の突合せ抵抗溶接を行うに際し突合せ部に塑性流動を
生じさせて抵抗溶接する方法において、上記突合せ部に
初期突合せ荷重を印加した状態で通電して抵抗溶接する
に電源からの電流により抵抗溶接を行うと共に初期突合
せ荷重に加えて更に印加される溶接電流に倣って近似す
る高圧の印加荷重を付与する二段目の突合せ荷重印加装
置としての電磁加圧装置による二段目の高圧の突合せ荷
重を印加して該突合せ部に塑性流動を生じさせるように
する薄板の突合せ抵抗溶接方法を用いるに、一対の薄板
の突合せ端部の各々に対する固定クランプと該固定クラ
ンプに併置される可動クランプとが設けられ、該可動ク
ランプが一段目の突合せ荷重印加装置に連結されると共
に該一段目の突合せ荷重印加装置と該可動クランプと間
に設けられ印加される溶接電流に倣って近似する高圧の
印加荷重を付与する二段目の突合せ荷重印加装置として
の電磁加圧装置に連結され、而して、上記固定クランプ
並びに可動クランプ、及び、電磁加圧装置とが同一電源
に接続されている技術的手段を講じたものである。
〈作用〉 而して、板幅に比し板厚が極めて薄い薄板の両端相互の
突合せ抵抗溶接に際し、該薄板の一方端を固定クランプ
により他方端を可動クランプにより支持し、突合せ部に
てまず、一段目の初期荷重を印加しておく状態におい
て、瞬間的な極めて短い時間に抵抗溶接の所定の大電流
を導通して溶融金属を生じせしめると共に、電磁加圧荷
重等の手段により突合せ部に該大電流に倣って近似する
二段目の高圧の荷重を印加して重畳的に大荷重を印加
し、該溶融金属に塑性流動を生じせしめて突合せ部分近
傍の側部に押し出すようにして両薄板端部を接合し、事
後側方に押し出された溶融金属は切削除去等し、したが
って、突合せ抵抗溶接部分は溶接歪みも少く、溶融金属
の凝固組成も残留せず、健全な溶接が高い溶接強度で得
られるようにし、しかも、突合せ抵抗溶接に際し両端部
で短い突出量でありながらも座屈等が生じないようにし
たものである。
突合せ抵抗溶接に際し、該薄板の一方端を固定クランプ
により他方端を可動クランプにより支持し、突合せ部に
てまず、一段目の初期荷重を印加しておく状態におい
て、瞬間的な極めて短い時間に抵抗溶接の所定の大電流
を導通して溶融金属を生じせしめると共に、電磁加圧荷
重等の手段により突合せ部に該大電流に倣って近似する
二段目の高圧の荷重を印加して重畳的に大荷重を印加
し、該溶融金属に塑性流動を生じせしめて突合せ部分近
傍の側部に押し出すようにして両薄板端部を接合し、事
後側方に押し出された溶融金属は切削除去等し、したが
って、突合せ抵抗溶接部分は溶接歪みも少く、溶融金属
の凝固組成も残留せず、健全な溶接が高い溶接強度で得
られるようにし、しかも、突合せ抵抗溶接に際し両端部
で短い突出量でありながらも座屈等が生じないようにし
たものである。
〈実施例〉 次に、この出願の発明の1実施例を図面を参照して説明
すれば以下の通りである。
すれば以下の通りである。
1は薄板2の突合せ抵抗溶接装置であって、この出願の
発明の要旨の一つを成すものであり、図示態様において
は第5図に示す様に、自動車の無段変速機のスチールベ
ルトを成す薄板2の突合せ部3の抵抗溶接を示すもので
あり、該薄板2は、例えば、板幅5〜20mm、板厚0.1〜
0.3mmとテープ状の薄いものである。
発明の要旨の一つを成すものであり、図示態様において
は第5図に示す様に、自動車の無段変速機のスチールベ
ルトを成す薄板2の突合せ部3の抵抗溶接を示すもので
あり、該薄板2は、例えば、板幅5〜20mm、板厚0.1〜
0.3mmとテープ状の薄いものである。
そして、図示しないベースに設けられたプレート4の一
側寄りには、該薄板2に対する固定クランプ5が第4図
に示す様に、該薄板2を緊締固定する上部クランプ6を
ボルトにより取外し自在にして有しており、又、該固定
クランプ5に対し可動クランプ7がその先部に併設さ
れ、該可動クランプ7には、第3図に詳示する様に、蟻
溝8を介してスライダ9がプレート4の長手方向に沿っ
てスライド自在に上設係合され、又、その上部クランプ
10をボルトにより取外し自在にされてスライダ9との間
で薄板2を緊締自在にしている。
側寄りには、該薄板2に対する固定クランプ5が第4図
に示す様に、該薄板2を緊締固定する上部クランプ6を
ボルトにより取外し自在にして有しており、又、該固定
クランプ5に対し可動クランプ7がその先部に併設さ
れ、該可動クランプ7には、第3図に詳示する様に、蟻
溝8を介してスライダ9がプレート4の長手方向に沿っ
てスライド自在に上設係合され、又、その上部クランプ
10をボルトにより取外し自在にされてスライダ9との間
で薄板2を緊締自在にしている。
そして、第1、2図に示す様に、該薄板2は固定クラン
プ5と可動クランプ7に対し第2図に示す様に、ループ
状にその突合せ部3を下側に端部を相対向して緊締固定
されるようにされている。
プ5と可動クランプ7に対し第2図に示す様に、ループ
状にその突合せ部3を下側に端部を相対向して緊締固定
されるようにされている。
又、該可動クランプ7は図示する様に、その上側のスラ
イダ9を介して固定クランプ5に対し僅かな距離近接離
反自在にされている。
イダ9を介して固定クランプ5に対し僅かな距離近接離
反自在にされている。
而して、該固定クランプ5に対し設定距離長手方向に離
反して電磁加圧装置11が設けられており、プレート4に
固設された固定ヨーク12は固定クランプ5の反対側に励
磁部13を有しており、一方、該固定ヨーク12と固定クラ
ンプ5との間には可動ヨーク14がプレート4上にて適宜
のローラを介し移動自在に設けられており、該可動ヨー
ク14に基端を固定されたワイヤ15が固定ヨーク12を挿通
されプレート4の他端部に立設されたローラ装置16のア
イドルローラ17に係合されて延設曲折垂下し、該プレー
ト4の挿通孔18を遊挿され第一段目の突合せ荷重印加装
置としてのウエイト19にその他端を連結されて緊張状態
されている。
反して電磁加圧装置11が設けられており、プレート4に
固設された固定ヨーク12は固定クランプ5の反対側に励
磁部13を有しており、一方、該固定ヨーク12と固定クラ
ンプ5との間には可動ヨーク14がプレート4上にて適宜
のローラを介し移動自在に設けられており、該可動ヨー
ク14に基端を固定されたワイヤ15が固定ヨーク12を挿通
されプレート4の他端部に立設されたローラ装置16のア
イドルローラ17に係合されて延設曲折垂下し、該プレー
ト4の挿通孔18を遊挿され第一段目の突合せ荷重印加装
置としてのウエイト19にその他端を連結されて緊張状態
されている。
又、可動ヨーク14に対し、ワイヤ15とは反対側に他のワ
イヤ15′がその基端を連結固定されると共に固定クラン
プ5に長手方向に穿設されたガイド孔20に遊挿されて第
2図に示す様に、可動クランプ7のスライダ9に挿通さ
れてその後端面に先端を連結固定されている。
イヤ15′がその基端を連結固定されると共に固定クラン
プ5に長手方向に穿設されたガイド孔20に遊挿されて第
2図に示す様に、可動クランプ7のスライダ9に挿通さ
れてその後端面に先端を連結固定されている。
したがって、該可動クランプ7のスライダ9は、可動ヨ
ーク14を介しワイヤ15、15′を通してウエイト19によっ
て固定クランプ5側に近接するように初期荷重fを常に
印加されて付勢されるようにされており、そのため、薄
板2の突合せ部3は、第5図に示す様に、セットと同時
にウエイト19による初期荷重fを印加されていることに
なる。
ーク14を介しワイヤ15、15′を通してウエイト19によっ
て固定クランプ5側に近接するように初期荷重fを常に
印加されて付勢されるようにされており、そのため、薄
板2の突合せ部3は、第5図に示す様に、セットと同時
にウエイト19による初期荷重fを印加されていることに
なる。
この場合の該薄板2の突合せ部3に於ける突出し量は0.
2〜0.5mmと極めて僅かであり、ウエイト19による初期荷
重fにより突合せ部3に座屈等は生じないように設計さ
れている。
2〜0.5mmと極めて僅かであり、ウエイト19による初期荷
重fにより突合せ部3に座屈等は生じないように設計さ
れている。
そして、突合せ抵抗溶接装置1に於て、突合せ抵抗溶接
の電気系統については併設されたトランス21がリード線
22を介し固定クランプ5、可動クランプ7、及び、電磁
加圧装置11の固定ヨーク13の励磁コイル23に対し電気的
に接続され、したがって、当該回路に溶接電流を通電す
ると、該固定クランプ5、可動クランプ7を介して薄板
2の突合せ部3の突出部に溶接電流が通電されると共に
電磁加圧装置11の固定ヨーク12が励磁されて可動ヨーク
14を吸引する磁力が働き、したがって、固定クランプ5
に対する可動クランプ7のスライダ9に対し、ウエイト
19による第一段目の初期荷重fに加えて電磁加圧の第二
段目の荷重が更に印加されるようにされており、この状
態は第7図(横軸には時間t、縦軸には上段に電流i
を、下段に荷重f、Fを)に示す様に、導通される溶接
電流iによって、第一段目のウエイト19による初期荷重
fに対する第二段目の電磁加圧荷重Fが印加されるよう
にされている。
の電気系統については併設されたトランス21がリード線
22を介し固定クランプ5、可動クランプ7、及び、電磁
加圧装置11の固定ヨーク13の励磁コイル23に対し電気的
に接続され、したがって、当該回路に溶接電流を通電す
ると、該固定クランプ5、可動クランプ7を介して薄板
2の突合せ部3の突出部に溶接電流が通電されると共に
電磁加圧装置11の固定ヨーク12が励磁されて可動ヨーク
14を吸引する磁力が働き、したがって、固定クランプ5
に対する可動クランプ7のスライダ9に対し、ウエイト
19による第一段目の初期荷重fに加えて電磁加圧の第二
段目の荷重が更に印加されるようにされており、この状
態は第7図(横軸には時間t、縦軸には上段に電流i
を、下段に荷重f、Fを)に示す様に、導通される溶接
電流iによって、第一段目のウエイト19による初期荷重
fに対する第二段目の電磁加圧荷重Fが印加されるよう
にされている。
上述構成において、固定クランプ5と可動クランプ7の
スライダ9とにそれぞれ上部クランプ6、10を介して薄
板2を圧締クランプし、その突合せ部3を突出し量0.2
〜0.5mmにしてクランプし、第7図において、横軸の時
間tにて、t1時にワイヤ15の先端にウエイト19を吊下し
て突合せ部3に座屈が生じない第一段目の初期荷重fを
印加してセットする。
スライダ9とにそれぞれ上部クランプ6、10を介して薄
板2を圧締クランプし、その突合せ部3を突出し量0.2
〜0.5mmにしてクランプし、第7図において、横軸の時
間tにて、t1時にワイヤ15の先端にウエイト19を吊下し
て突合せ部3に座屈が生じない第一段目の初期荷重fを
印加してセットする。
そして、当該第7図に於て、t2時に回路を閉じてt2から
t3の短い時間、例えば、4〜8mmセコンドの間に1〜3kA
/mm2の大電流の抵抗溶接電流iを導通し、薄板2の突合
せ部3に突合せ抵抗溶接を行う。
t3の短い時間、例えば、4〜8mmセコンドの間に1〜3kA
/mm2の大電流の抵抗溶接電流iを導通し、薄板2の突合
せ部3に突合せ抵抗溶接を行う。
而して、当該第7図に示す様に、該突合せ部3の突合せ
抵抗溶接が行われている間、電磁加圧装置11も固定ヨー
ク13がコイル23により励磁されるために、可動ヨーク14
に対して第二段目の電磁加圧荷重Fが印加されて突合せ
部3の溶融金属に対し瞬間的に25〜60kg/mm2の多大な電
磁加圧荷重Fが印加される。
抵抗溶接が行われている間、電磁加圧装置11も固定ヨー
ク13がコイル23により励磁されるために、可動ヨーク14
に対して第二段目の電磁加圧荷重Fが印加されて突合せ
部3の溶融金属に対し瞬間的に25〜60kg/mm2の多大な電
磁加圧荷重Fが印加される。
そのため、第6図に示す様に、突合せ部3では溶接電流
による加熱を介し溶融金属の塑性流動が生じ、該突合せ
3の側部へ押し出されることになり、酸化物等の溶融金
属の残留組成分が側方に押し出されることになる。
による加熱を介し溶融金属の塑性流動が生じ、該突合せ
3の側部へ押し出されることになり、酸化物等の溶融金
属の残留組成分が側方に押し出されることになる。
尚、当該電磁加圧荷重Fは瞬間的に、しかも、第二段目
の荷重印加とされるために、溶融金属のみが塑性流動し
て側方に押し出されることになる。
の荷重印加とされるために、溶融金属のみが塑性流動し
て側方に押し出されることになる。
そして、t4時に回路に導通している溶接電流iが遮断さ
れて消滅すると、第7図に示す様に、溶接部の突合せ部
3に印加されている第二段目の電磁加圧荷重Fがこれに
追従して消滅し、ウエイト19による第一段目の初期荷重
fと同じ荷重fのみが印加されている状態になる。
れて消滅すると、第7図に示す様に、溶接部の突合せ部
3に印加されている第二段目の電磁加圧荷重Fがこれに
追従して消滅し、ウエイト19による第一段目の初期荷重
fと同じ荷重fのみが印加されている状態になる。
そして、該初期荷重fが突合せ部3の溶接金属の養生を
助成する。
助成する。
したがって、第二段目の電磁加圧荷重Fの印加によって
該突合せ部3の接合面を拡げ、それだけ、温度分布が平
均化され、接合面がフラットになり、塑性流動が大きく
働き、結果的に、高い溶接強度が得られることになる。
該突合せ部3の接合面を拡げ、それだけ、温度分布が平
均化され、接合面がフラットになり、塑性流動が大きく
働き、結果的に、高い溶接強度が得られることになる。
そして、t5時に突合せ抵抗溶接が終了すると、ウエイト
19をワイヤ15から取り外し、固定クランプ5、及び、可
動クランプ7を解離して突合せ部3を溶接接合されたル
ープ状の薄板2を取り外し、該突合せ部3にて塑性流動
により押し出されてはみ出している溶融金属をグライン
ダ等適宜の成形手段により除去して全面同一断面のルー
プ状のスチールベルトを得る。
19をワイヤ15から取り外し、固定クランプ5、及び、可
動クランプ7を解離して突合せ部3を溶接接合されたル
ープ状の薄板2を取り外し、該突合せ部3にて塑性流動
により押し出されてはみ出している溶融金属をグライン
ダ等適宜の成形手段により除去して全面同一断面のルー
プ状のスチールベルトを得る。
尚、上述実施例において、第二段目の高圧の突合せ荷重
印加装置として電磁加圧装置を用いたが、当該実施例で
は溶接電流導通に倣って第二段目の高圧の突合せ荷重を
印加する場合の応答特性が極めて良いという理由により
用いたものであるが、当該第二段目の高圧の突合せ荷重
印加装置、乃至、手段についてはその応答特性が導通さ
せる溶接電流に倣って近似する限りにおいて、機械的な
手段を用いる等種々の態様が採用可能である。
印加装置として電磁加圧装置を用いたが、当該実施例で
は溶接電流導通に倣って第二段目の高圧の突合せ荷重を
印加する場合の応答特性が極めて良いという理由により
用いたものであるが、当該第二段目の高圧の突合せ荷重
印加装置、乃至、手段についてはその応答特性が導通さ
せる溶接電流に倣って近似する限りにおいて、機械的な
手段を用いる等種々の態様が採用可能である。
〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、基本的に、自動車の無
段変速機等に装備される動力伝達用のスチール製ベルト
等の板幅に比し極めて厚さの薄い薄板の突合せ抵抗溶接
において、本来的に優れている突合せ抵抗溶接を行いな
がらも、突合せ部での座屈を防止し、溶融金属の残留組
織を生じさせることなく、溶接強度を大きくすることが
出来、高い精度の再現性も保証し、しかも、量産性を高
め、作業効率を向上させることが出来るという効果が奏
される。
段変速機等に装備される動力伝達用のスチール製ベルト
等の板幅に比し極めて厚さの薄い薄板の突合せ抵抗溶接
において、本来的に優れている突合せ抵抗溶接を行いな
がらも、突合せ部での座屈を防止し、溶融金属の残留組
織を生じさせることなく、溶接強度を大きくすることが
出来、高い精度の再現性も保証し、しかも、量産性を高
め、作業効率を向上させることが出来るという効果が奏
される。
そのうえ、突合せ部の接合面近傍に於いて、塑性流動を
大きく生じさせることが出来、したがって、該接合面の
温度分布を均一にし、凝固組織が残らず、薄板の接合面
の表面形状にも左右されることがなく、溶接歪みも少
く、健全な溶接が出来るという優れた効果が奏される。
大きく生じさせることが出来、したがって、該接合面の
温度分布を均一にし、凝固組織が残らず、薄板の接合面
の表面形状にも左右されることがなく、溶接歪みも少
く、健全な溶接が出来るという優れた効果が奏される。
而して、突合せ部に第一段の初期突合せ荷重を印加した
うえに、突合せ抵抗溶接時に、即ち、溶接電流通電時に
電流に倣って二段目の高圧の突合せ荷重を併せて印加す
ることにより、突合せ部に溶融金属が形成され、座屈を
生ぜず、該溶融金属のみを塑性流動させて側方に押し出
すことが出来、したがって、薄板がその横幅に比し、厚
みが著しく薄い場合でも、溶接歪みのない、溶融金属の
凝固組織が残らず、均一で高い精度の健全な突合せ溶接
が得られるという効果が奏される。
うえに、突合せ抵抗溶接時に、即ち、溶接電流通電時に
電流に倣って二段目の高圧の突合せ荷重を併せて印加す
ることにより、突合せ部に溶融金属が形成され、座屈を
生ぜず、該溶融金属のみを塑性流動させて側方に押し出
すことが出来、したがって、薄板がその横幅に比し、厚
みが著しく薄い場合でも、溶接歪みのない、溶融金属の
凝固組織が残らず、均一で高い精度の健全な突合せ溶接
が得られるという効果が奏される。
又、第二段目の高圧の突合せ荷重印加に際し、電磁加圧
装置を用いることにより、突合せの抵抗溶接に際し、印
加される大電流に倣った大きな高圧の突合せ荷重印加と
溶接電流通電とを特段の同期回路を用いることなく同一
電流で、且つ、同期的に制御させることが出来るという
優れた効果が奏され、そのため、初期荷重のみ大きな荷
重を印加して座屈を生ざしめるようなことはなく、二段
目に大荷重印加により溶融金属のみを塑性流動して側方
に押し出し、上述の如き高い精度の溶接接合を得ること
が出来るという優れた効果が奏される。
装置を用いることにより、突合せの抵抗溶接に際し、印
加される大電流に倣った大きな高圧の突合せ荷重印加と
溶接電流通電とを特段の同期回路を用いることなく同一
電流で、且つ、同期的に制御させることが出来るという
優れた効果が奏され、そのため、初期荷重のみ大きな荷
重を印加して座屈を生ざしめるようなことはなく、二段
目に大荷重印加により溶融金属のみを塑性流動して側方
に押し出し、上述の如き高い精度の溶接接合を得ること
が出来るという優れた効果が奏される。
図面はこの出願の発明の1実施例の説明図であり、第1
図は装置の全体概略平面図、第2図は同縦断面図、第
3、4図は第2図III−III、IV−IV横断面図、第5図は
薄板の突合せ部に対するクランプ平面図、第6図は薄板
の突合せ部の溶融金属塑性流動状態平面図、第7図は薄
板の突合せ部に対する印加電流と印加荷重の関係グラフ
図である。 2……薄板、3……突合せ部、 f……初期突合せ印加荷重、F……二段目の高圧の突合
せ荷重、 1……突合せ抵抗溶接装置、5……固定クランプ、 7……可動クランプ、 11……電磁加圧装置(第二段目の突合せ荷重印加装
置)、 19……ウエイト(第一段目の突合せ荷重印加装置)
図は装置の全体概略平面図、第2図は同縦断面図、第
3、4図は第2図III−III、IV−IV横断面図、第5図は
薄板の突合せ部に対するクランプ平面図、第6図は薄板
の突合せ部の溶融金属塑性流動状態平面図、第7図は薄
板の突合せ部に対する印加電流と印加荷重の関係グラフ
図である。 2……薄板、3……突合せ部、 f……初期突合せ印加荷重、F……二段目の高圧の突合
せ荷重、 1……突合せ抵抗溶接装置、5……固定クランプ、 7……可動クランプ、 11……電磁加圧装置(第二段目の突合せ荷重印加装
置)、 19……ウエイト(第一段目の突合せ荷重印加装置)
Claims (2)
- 【請求項1】薄板相互の突合せ抵抗溶接を行うに際し突
合せ部に塑性流動を生じさせて抵抗溶接する方法におい
て、上記突合せ部に初期突合せ荷重を印加した状態で通
電して抵抗溶接するに電源からの電流により抵抗溶接を
行うと共に初期突合せ荷重に加えて更に印加される溶接
電流に倣って近似する高圧の印加荷重を付与する二段目
の突合せ荷重印加装置としての電磁加圧装置による二段
目の高圧の突合せ荷重を印加して該突合せ部に塑性流動
を生じさせるようにすることを特徴とする薄板の突合せ
抵抗溶接方法。 - 【請求項2】薄板の突合せ抵抗溶接に用いる装置におい
て、一対の薄板の突合せ端部の各々に対する固定クラン
プと該固定クランプに併置される可動クランプとが設け
られ、該可動クランプが一段目の突合せ荷重印加装置に
連結されると共に該一段目の突合せ荷重印加装置と該可
動クランプと間に設けられ印加される溶接電流に倣って
近似する高圧の印加荷重を付与する二段目の突合せ荷重
印加装置としての電磁加圧装置に連結され、而して上記
固定クランプ並びに可動クランプ及び電磁加圧装置とが
同一電源に接続されていることを特徴とする薄板の突合
せ抵抗溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60016621A JPH0679783B2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 薄板の突合せ抵抗溶接方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60016621A JPH0679783B2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 薄板の突合せ抵抗溶接方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61176479A JPS61176479A (ja) | 1986-08-08 |
| JPH0679783B2 true JPH0679783B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=11921408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60016621A Expired - Fee Related JPH0679783B2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 薄板の突合せ抵抗溶接方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0679783B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2513621Y2 (ja) * | 1990-03-20 | 1996-10-09 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤装置 |
| KR100460991B1 (ko) * | 1998-12-29 | 2005-05-04 | 주식회사 포스코 | 고주파저항용접시페니트레이션결함발생방지방법 |
| JP5907122B2 (ja) * | 2012-06-21 | 2016-04-20 | Jfeスチール株式会社 | 抵抗スポット溶接方法 |
| JP2019177403A (ja) | 2018-03-30 | 2019-10-17 | トヨタ自動車株式会社 | 無端金属リングの製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5282650A (en) * | 1975-12-29 | 1977-07-11 | Koyo Seiko Co | Method of manufacturing annular materials |
| DE3102732A1 (de) * | 1981-01-28 | 1982-08-05 | Blohm + Voss Ag, 2000 Hamburg | Verfahren und vorrichtung zum elektrischen pressstumpfschweissen |
-
1985
- 1985-02-01 JP JP60016621A patent/JPH0679783B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61176479A (ja) | 1986-08-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |