JPH068020Y2 - 被覆アーク溶接棒の包装箱 - Google Patents

被覆アーク溶接棒の包装箱

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JPH068020Y2
JPH068020Y2 JP8843389U JP8843389U JPH068020Y2 JP H068020 Y2 JPH068020 Y2 JP H068020Y2 JP 8843389 U JP8843389 U JP 8843389U JP 8843389 U JP8843389 U JP 8843389U JP H068020 Y2 JPH068020 Y2 JP H068020Y2
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JP
Japan
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opening
packaging box
notch
welding rod
box
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JP8843389U
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JPH0326714U (ja
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康彦 端田
幸男 有本
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日鐵溶接工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被覆アーク溶接棒を収容する、比較的に気密
性が高い包装箱に関する。
〔従来の技術〕
例えば被覆アーク溶接棒が吸湿すると、それを用いた溶
接が不良になり易いので、被覆アーク溶接棒は比較的に
気密性が高いダンボール箱で包装され、気密性を高く維
持しかつ比較的に重い多くの溶接棒を収容するため、箱
に用いられるダンボールシートは、例えば表,裏面紙の
間に波板紙を介挿した全厚が3〜4mm程度のものが用
いられる。この種のダンボール箱は、長方形が一般的で
あり、その長さは溶接棒の棒長により、種々選定され、
その成型は近来自動化され、展開シートより長方形に仕
上げる過程で粘着力の強い糊が使用され、所定量の被覆
アーク溶接棒を収容した直方体の小箱(個装箱)を複数
個ダンボール箱に収容してからも糊付けで、箱の天板が
密封される。
個装箱の被覆アーク溶接棒を、一時に使用し尽すことは
まれであり、ある量の溶接棒を使用してから次回の使用
まで、溶接棒が残存する個装箱をダンボール箱に残した
ままダンボール箱を保管することが多い。その間のダン
ボール箱の溶接棒の吸湿を極力防止するため、ダンボー
ル箱の天板には、比較的に狭い幅の縦長の開口を形成す
る。この開口の形成を容易にするために、天板の内面に
は、該開口に対応する切込みが予め展開シートに形成さ
れている。ダンボール箱の開封のときには、この切込み
線の一端を引き上げるか、押し下げる(すなわち一部を
破る)ことにより開口始端を形成して、そこに指を入れ
て切込みに沿って開口部の天板シートを引き上げて(破
って)前記開口を作る。
この開口は幅が狭いので、上記開口を形成しただけでは
ダンボール箱の中の個装箱を取り出しにくい。そこで通
常は、前記開口を、それが延びる方向と直交する方向に
押し広げて破り、開口を大きくする。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記開口は切込みが形成されているので、容易かつ整然
と開かれるが、これを押し広げて破るときには、切込み
がないので、大きい力を要し、かつ不定形の破り形状と
なり、箱全体にも変形をもたらしてしまう。いずれにし
ても、一旦不定形に破れば、中に溶接棒が残存する使用
中途の個装箱を戻し、未使用の個装箱と共にダンボール
箱に収納してダンボール箱を再封するとき、再封がむつ
かしく、ダンボール箱内の溶接棒の吸湿が進行し易くな
る。
本考案は、ダンボール箱内部の溶接棒の取出しのための
開口の広げを容易にし、かつダンボール箱の再封を容易
にすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
長方形の包装箱の天板(40)の内面に、該包装箱に収納さ
れる被覆アーク溶接棒の長手方向に延びかつ平行な、天
板(40)の表面に達しない深さの2条の抽出開口用の切込
み(81,82)を形成した被覆アーク溶接棒の包装箱におい
て、 天板(40)の裏面に、抽出開口用の切込み(81,82)の各条
からそれに斜交する、天板表面には達しない深さの拡大
用切込み(91,92;93,94)を他方の条の切込みから離れる
方向に形成し、一方の条の抽出開口用の切込み(81)に連
なる拡大用切込み(93,94)と他方の条の抽出開口用の切
込み(82)に連なる拡大用切込み(91,92)とは、抽出用開
口が延びる方向(x)に位置をずらす。なお、カッコ内の
記号は、図面に示し後述する実施例の対応要素を示す。
〔作用〕
この包装箱の被覆アーク溶接棒を使用する者は、包装箱
の開封のときには、切込み(81,82)の一端を引き上げる
か、押し下げる(すなわち一部を破る)ことにより開口
始端を形成して、そこに指を入れて切込みに沿って開口
部の天板シートを引き上げて(破って)、切込み(81,8
2)に沿った開口を作る。
そして開口内の個装箱を取り出すために、開口縁部を、
上に持上げるように起して、開口が延びる方向と直交す
る方向に押し広げる。このとき、天板表面には達しない
深さの拡大用切込み(91,92;93,94)が開いて、それらに
沿って開口が広がる。拡大用の切込みがあるので、小さ
な力で開口が広がり、しかも整然と広がり、不定形の大
きな破れやこれに伴なう包装箱の変形を生じにくい。広
がった開口に手を入れて個装箱を取り出し、その個装箱
の被覆アーク溶接棒を取出す。被覆アーク溶接棒の所要
の使用を終えると、溶接棒が残った個装箱を包装箱に戻
し、包装箱のの、開口縁の起立させた部位を下げて開口
を狭くし、開口部と、前記広げのときに出来た切込み線
の分離部を、例えば粘着テープで閉じる。これにより包
装箱が開封前と同様に高い気密性となる。開口を広げる
ときに包装箱が変形しにくいので、このような粘着テー
プのはり付けは整然としかも確実に行ないうる。
本考案の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1a図および第1b図に本考案の第1実施例を示す。
第1a図は、包装箱に成型する直前の展開シートを示
し、第1b図は、包装箱を成型しそれに溶接棒が収納さ
れた個装箱(角柱体箱)を所定数(通常4ケ)入れて、
天板の密封を終えた成品出荷時の包装箱の外観を示す。
第1a図に示す展開シートは、表裏2枚のシートの間に
波板を介挿した3mm厚のダンボール板であって、第1a
図に示すように形打抜きされ、成型時の折り曲げ用のプ
レス溝70(一点鎖線)が形成されている。展開シート
の天板40の内面(裏面と同義であり、第1a図に現わ
れている面。表面は第1a図の裏面側となる)には、長
手方向xに沿って、約15〜20mm幅程度の幅で、開口用の
2条の点線状切込み(約10mmの切込みと2mmの切込みな
しで1ピッチ)81および82が、内面側の紙のみを貫通
し、波板とその上の表面シートには及ばない深さで形成
されている。以下実施例説明で「切込み」とはこの深さ
のものを言う。切込み81,82の線端部のそれぞれにも、8
1と82を結ぶ端部切込み83および84が形成されている。
また、左端部には、左端から指を十分に入れ得る距離を
置いてもう1つの切込み85が形成されている。これらの
切込み81,82,83,84および85が、溶接棒が収納された個
装箱を取り出すためのスリット状開口を形成するための
ものである。
切込み81,83の間の空間の外側に向けて、切込み81に連
続する2つの切込み93,94が、また切込み82に連続する
2つの切込み91,92は、切込み81,82と直交するy方向に
形成されており、81に連続する切込み93,94に対して82
に連続する切込み91,92は、長手方向xでずれている。
糊付け片502〜504および602〜604は、それぞれ左面側把
手および右面側把手としても機能するものであり、指先
を入れるための長穴開口が開けられている。
成型のときには、糊付け片502〜504,602〜604および10
2の内面(裏面)に粘着力が強い糊を塗布する。そし
て、前面内板101に対して左面板501および右面板601
起立させ、かつ後面板30に対して糊付け片502,602を起
立させ、次に、底板20に対して、前面内板101および後
面板30を起立させて、左面板501および右面板601の表面
に糊付け片502および602を圧着する。これによりそれら
の糊付け接合がもたらされる。次に、糊付け片503およ
び603を起立させ、糊付け片502および602の表面に圧着
させる。これにより、展開シートは、天板40が開いたま
まの箱体、すなわち被覆アーク溶接棒を収納した個装箱
を挿入する直前の、上面全面が開いた箱体となる。
この箱体に所定数の個装箱を入れ、次に、天板40に対し
て糊付け片504,604および前面外板102を起立させて、天
板40で上面開口を閉じて、糊付け片504を503の表面に、
糊付け片604を603に、また前面外板102を前面内板101
圧着する。これにより、被覆アーク溶接棒を入れた個装
箱を収納し密封した箱体製品が完成する。この箱体製品
の外観を第1b図に示す。
この箱体製品より、個装箱を取り出すときには、まず天
板40の、切込み85のあたりを押し下げる。これにより切
込み85が破れ、かつ切込み85の近くの開口用の切換み8
1,82が破れて指を差し込めるようになる。そこで85と83
の間、ならびに85と84の間の、開口部のダンボールを引
き上げるようにして破り取る。次に出来た開口の中ほど
に手を入れて拡大用の切込み91と92の間の開口縁および
93と94の間の開口縁を上に引いて開口を広げる。このと
き切込み91,92,93,94部が破れる。そして広げた開口に
手を入れて、中の個装箱を取り出す。溶接を終了すると
使用中途の溶接棒の入った個装箱を包装箱内に戻して、
91と92間の開口縁および93と94の間の起上っている部分
を押し下げて、81-82および83-84間の開口を、例えば粘
着テープで閉じる。このとき91〜94が粘着テープから外
れると、その部位も更に粘着テープで閉じる。これによ
り包装箱は、箱体製品(第1b図)のときと同様な気密
状態となり、包装箱内に湿気が侵入しにくい。
切込み91,92と93,94とが、開口用の切込み81,82の延び
る方向すなわちスリット状開口の長手方向xにずれてい
るので、切込み91〜94の部位で天板40が深さ方向zに折
れにくく、その分包装箱が変形しにくい。すなわち一度
開封した後の包装箱の変形強度が高い。
なお、上述の実施例では、拡大用の切込み91〜94を、開
口用の切込み81,82のそれぞれにつき2個形成している
が、これを3個以上にして開口の拡大を更に弱い力で行
ないうるようにしてもよい。
第2a図および第2b図に、本考案の第2実施例を示
す。この実施例では、開口の拡大を天板40の全面相当ま
で行ない得るように、拡大用の切込み91〜94のそれぞれ
に、更に、天板40のコーナまで至る切込み101〜104を連
続させている。この実施例では、開口(81/82間および8
3/84間)を広げるために、開口縁を持ち上げると、まず
切込み91〜94が破れ、更に持ち上げ力を強くすると次に
切込み101〜104が破れて、天板40が大略2区分で全面が
開くように立上がる。
したがってこの実施例では、包装箱を開封した時その中
の個装箱の出し入れが容易で、しかも箱の内部の視認が
容易であって、包装箱内溶接棒の残量の確認などが容易
である。
開封した後に密封するときには、天板40の起立部を押し
下げて、81-82および83-84間の開口を、例えば粘着テー
プで閉じ、次に101〜104および91〜94を粘着テープで閉
じる。これにより包装箱は、箱体製品(第2b図)のと
きと同様な気密状態となり、包装箱内に湿気が進入しに
くい。
この第2実施例でも、切込み91,92と93,94とが、開口用
の切込み81,82の延びる方向すなわちスリット状開口の
長手方向xにずれているので、切込み91〜94の部位で天
板40が深さ方向zに折れにくく、その分包装箱が変形し
にくい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案の包装箱は、その内部の被覆アーク
溶接棒を取り出すための開口の広げが容易であると共
に、開封後容易に密閉することができる。開口拡大用の
切込み(91〜94)が、開口用の切込み(81,82)の一方(81)
に連続するもの(93,94)と他方(82)に連続するもの(91,9
2)とが、開口の長手方向(x)にずれているので、開口拡
大用の切込み(91〜94)の部位で天板(40)が深さ方向(z)
に折れにくく、その分箱が変形しにくい。
【図面の簡単な説明】
第1a図および第1b図は、本考案の第1実施例を示す
図面であり、第1a図は箱体の展開シートの平面図、第
1b図は内部に溶接棒を収容した箱体製品を示す外観斜
視図である。 第2a図および第2b図は、本考案の第2実施例を示す
図面であり、第2a図は箱体の展開シートの平面図、第
2b図は内部に溶接棒を収容した箱体製品を示す外観斜
視図である。 101:前面内板、102:前面外板 20:底板、30:後面板 40:天板、501〜504:糊付け片 601〜604:糊付け片、70:プレス溝 81〜85,91〜94,101〜104:切込み (81,82:開口用の切込み) (93,94;91,94:拡大用の
切込み)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長方形の包装箱の天板の内面に、該包装箱
    に収納される被覆アーク溶接棒の長手方向に延びかつ平
    行な、天板の表面に達しない深さの2条の抽出開口用の
    切込みを形成した被覆アーク溶接棒の包装箱において、 前記天板の裏面に、前記抽出開口用の切込みの各条から
    それに斜交する、天板表面には達しない深さの拡大用切
    込みを他方の条の切込みから離れる方向に形成し、一方
    の条の抽出開口用の切込みに連なる前記拡大用切込みと
    他方の条の抽出開口用の切込みに連なる前記拡大用切込
    みとは、前記抽出用開口が延びる方向に位置をずらした
    ことを特徴とする、被覆アーク溶接棒の包装箱。
JP8843389U 1989-07-27 1989-07-27 被覆アーク溶接棒の包装箱 Expired - Lifetime JPH068020Y2 (ja)

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JPH0326714U JPH0326714U (ja) 1991-03-19
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