JPH068021A - シリンダヘッドのシート面およびバルブガイド孔の加工方法 - Google Patents
シリンダヘッドのシート面およびバルブガイド孔の加工方法Info
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- JPH068021A JPH068021A JP17259892A JP17259892A JPH068021A JP H068021 A JPH068021 A JP H068021A JP 17259892 A JP17259892 A JP 17259892A JP 17259892 A JP17259892 A JP 17259892A JP H068021 A JPH068021 A JP H068021A
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- guide hole
- seat surface
- valve
- valve seat
- valve guide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バルブシート面の真円度およびバルブシート
面とバルブガイド孔の同芯度を高精度で得ることであ
る。 【構成】 シリンダヘッド5のバルブガイド孔7をリー
マ仕上げし、該バルブガイド孔7にリーマ31を挿通し
たままの状態で前記バルブシート面6を切削加工する。
また、前記バルブガイド孔7をリーマ仕上げする前にバ
ルブシート面6を荒加工し、前記リーマ仕上げ後はバル
ブガイド孔7にリーマ31を挿入したままの状態で前記
バルブシート面6を仕上げ加工する。
面とバルブガイド孔の同芯度を高精度で得ることであ
る。 【構成】 シリンダヘッド5のバルブガイド孔7をリー
マ仕上げし、該バルブガイド孔7にリーマ31を挿通し
たままの状態で前記バルブシート面6を切削加工する。
また、前記バルブガイド孔7をリーマ仕上げする前にバ
ルブシート面6を荒加工し、前記リーマ仕上げ後はバル
ブガイド孔7にリーマ31を挿入したままの状態で前記
バルブシート面6を仕上げ加工する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等のエンジンに使
用されるシリンダヘッドのシート面およびバルブガイド
孔の加工方法に関するものである。
用されるシリンダヘッドのシート面およびバルブガイド
孔の加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンのシリンダヘッドで
は、バルブシート面の真円度と、バルブシート面とバル
ブガイド孔の同芯度には高い加工精度が要求されてい
る。これは、前記バルブガイド孔に摺動自在に設けたバ
ルブがバルブシート面を閉塞する際に、隙間が生じない
ようにしてガス漏れ等によるエネルギーのロスを防止す
るためである。
は、バルブシート面の真円度と、バルブシート面とバル
ブガイド孔の同芯度には高い加工精度が要求されてい
る。これは、前記バルブガイド孔に摺動自在に設けたバ
ルブがバルブシート面を閉塞する際に、隙間が生じない
ようにしてガス漏れ等によるエネルギーのロスを防止す
るためである。
【0003】従来、このようにバルブシート面およびバ
ルブガイド孔を高精度に仕上げるために、例えば、図6
に示す装置で加工していた。この加工装置では、回転軸
1の先端外周部に3等分でバルブシート面加工用切削刃
2と、逃がし面加工用切削刃3a,3bとがそれぞれ設
けられている。回転軸1は図示しない駆動機構によって
回転し、軸方向に往復移動するようになっている。ま
た、回転軸1の中心孔1aにはリーマ4が、この回転軸
1とスプライン結合されて一体的に回転するようになっ
ており、回転軸1とは別個に軸方向に往復移動するよう
になっている。
ルブガイド孔を高精度に仕上げるために、例えば、図6
に示す装置で加工していた。この加工装置では、回転軸
1の先端外周部に3等分でバルブシート面加工用切削刃
2と、逃がし面加工用切削刃3a,3bとがそれぞれ設
けられている。回転軸1は図示しない駆動機構によって
回転し、軸方向に往復移動するようになっている。ま
た、回転軸1の中心孔1aにはリーマ4が、この回転軸
1とスプライン結合されて一体的に回転するようになっ
ており、回転軸1とは別個に軸方向に往復移動するよう
になっている。
【0004】前記加工装置で図7に示すシリンダヘッド
5のバルブシート面6,逃がし面8,9およびバルブガ
イド孔7を加工するには、回転軸1を回転させながら図
6中左側に前進させることにより、各切削刃2,3a,
3bでバルブシート面6およびその逃がし面8,9を同
時に切削する。こうして、バルブシート面6が仕上げら
れると、回転軸1を後退させ、今度はリーマ4を回転さ
せながら前進させることによりバルブガイド孔7を加工
する。
5のバルブシート面6,逃がし面8,9およびバルブガ
イド孔7を加工するには、回転軸1を回転させながら図
6中左側に前進させることにより、各切削刃2,3a,
3bでバルブシート面6およびその逃がし面8,9を同
時に切削する。こうして、バルブシート面6が仕上げら
れると、回転軸1を後退させ、今度はリーマ4を回転さ
せながら前進させることによりバルブガイド孔7を加工
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようにしてバルブシート面6を切削加工する場合、切削
刃2,3a,3bに多大な荷重が加わって回転軸1がた
わむため、バルブシート面6が正規の位置から偏心して
形成され、真円度が悪くなっていた。また、バルブガイ
ド孔7はバルブシート面6とは別個にリーマ加工される
ため、両者の間に高い精度の同芯度を得ることは難しか
った。本発明は前記問題点に鑑み、シート面の真円度お
よびシート面とバルブガイド孔の同芯度を高精度で仕上
げることのできるシリンダヘッドのシート面およびバル
ブガイド孔の加工方法を提供することを目的とする。
ようにしてバルブシート面6を切削加工する場合、切削
刃2,3a,3bに多大な荷重が加わって回転軸1がた
わむため、バルブシート面6が正規の位置から偏心して
形成され、真円度が悪くなっていた。また、バルブガイ
ド孔7はバルブシート面6とは別個にリーマ加工される
ため、両者の間に高い精度の同芯度を得ることは難しか
った。本発明は前記問題点に鑑み、シート面の真円度お
よびシート面とバルブガイド孔の同芯度を高精度で仕上
げることのできるシリンダヘッドのシート面およびバル
ブガイド孔の加工方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、シリンダヘッドのバルブシート面と、該バ
ルブシート面の逃がし面とを回転軸に取り付けた切削刃
により切削加工し、バルブガイド孔を回転軸の中心に設
けたリーマでリーマ仕上げするシリンダヘッドのバルブ
シート面およびバルブガイド孔の加工方法において、前
記バルブガイド孔をリーマ仕上げし、該バルブガイド孔
にリーマを挿通したままの状態で前記バルブシート面を
切削加工するものである。また、バルブガイド孔をリー
マ仕上げする前にバルブシート面を荒加工しておくと、
リーマを案内するバルブシート面の仕上げ加工の時間が
短縮できる。
成するため、シリンダヘッドのバルブシート面と、該バ
ルブシート面の逃がし面とを回転軸に取り付けた切削刃
により切削加工し、バルブガイド孔を回転軸の中心に設
けたリーマでリーマ仕上げするシリンダヘッドのバルブ
シート面およびバルブガイド孔の加工方法において、前
記バルブガイド孔をリーマ仕上げし、該バルブガイド孔
にリーマを挿通したままの状態で前記バルブシート面を
切削加工するものである。また、バルブガイド孔をリー
マ仕上げする前にバルブシート面を荒加工しておくと、
リーマを案内するバルブシート面の仕上げ加工の時間が
短縮できる。
【0007】
【実施例】次に、本発明に係る一実施例について図1な
いし図5を参照して説明する。図1は本発明に係る方法
によりシリンダヘッドのバルブシート面およびバルブガ
イド孔を加工する加工装置の全体図である。図1におい
て、11は回転駆動軸で、ベッド10上を割り出し送り
可能な加工台12の筒状部13にベアリング14を介し
て回転自在に配設されている。この回転駆動軸11の先
端面にはストッパ受部15がねじ止めされるとともに、
蓋体16で覆われている。また、回転駆動軸11の後端
部には図示しない駆動機構により正転および逆転駆動す
るプーリ17が外装され、キー18を介して回転駆動軸
11とプーリ17とは一体的に回転するようになってい
る。なお、前記回転駆動軸11の中間部には軸心線に対
し垂直方向に貫通孔19が穿設され、旋回軸20の後端
側が露出している。
いし図5を参照して説明する。図1は本発明に係る方法
によりシリンダヘッドのバルブシート面およびバルブガ
イド孔を加工する加工装置の全体図である。図1におい
て、11は回転駆動軸で、ベッド10上を割り出し送り
可能な加工台12の筒状部13にベアリング14を介し
て回転自在に配設されている。この回転駆動軸11の先
端面にはストッパ受部15がねじ止めされるとともに、
蓋体16で覆われている。また、回転駆動軸11の後端
部には図示しない駆動機構により正転および逆転駆動す
るプーリ17が外装され、キー18を介して回転駆動軸
11とプーリ17とは一体的に回転するようになってい
る。なお、前記回転駆動軸11の中間部には軸心線に対
し垂直方向に貫通孔19が穿設され、旋回軸20の後端
側が露出している。
【0008】前記旋回軸20は、前記回転駆動軸11の
中心孔11aの先端側にベアリング11bを介して回転
自在に配設されている。この旋回軸20には、図2に示
すように、前記回転駆動軸11の軸心Aから距離eだけ
偏心した軸心Bを有する貫通孔20aが穿設されてい
る。また、旋回軸20の先端外周部には、図3に示すよ
うに、一対のストッパ部21a,21bが固定されてい
る。これらのストッパ部21a,21bは、前記回転駆
動軸11のストッパ受部15に当接して前記旋回軸20
を180度正逆回転させるものである。
中心孔11aの先端側にベアリング11bを介して回転
自在に配設されている。この旋回軸20には、図2に示
すように、前記回転駆動軸11の軸心Aから距離eだけ
偏心した軸心Bを有する貫通孔20aが穿設されてい
る。また、旋回軸20の先端外周部には、図3に示すよ
うに、一対のストッパ部21a,21bが固定されてい
る。これらのストッパ部21a,21bは、前記回転駆
動軸11のストッパ受部15に当接して前記旋回軸20
を180度正逆回転させるものである。
【0009】また、前記旋回軸20の先端面には、図1
に示すように、クイル22が固定されている。このクイ
ル22の先端部にはガイドブッシュ23が固定され、後
端面には前記貫通孔20aと同径の穴22aが形成さ
れ、この穴22aは前記ガイドブッシュ23の中心孔2
3aに逃がし孔22bを介して連通されている。また、
前記クイル22の先端部には、図3に示すように、3等
分でバルブシート面用切削刃24および逃がし面用切削
刃25,26がそれぞれ設けられている。さらに、前記
旋回軸20の後端部は、図1に示すように、ヘリカルス
プラインシャフト27となっている。
に示すように、クイル22が固定されている。このクイ
ル22の先端部にはガイドブッシュ23が固定され、後
端面には前記貫通孔20aと同径の穴22aが形成さ
れ、この穴22aは前記ガイドブッシュ23の中心孔2
3aに逃がし孔22bを介して連通されている。また、
前記クイル22の先端部には、図3に示すように、3等
分でバルブシート面用切削刃24および逃がし面用切削
刃25,26がそれぞれ設けられている。さらに、前記
旋回軸20の後端部は、図1に示すように、ヘリカルス
プラインシャフト27となっている。
【0010】前記回転駆動軸11の中心孔11aの後端
側には、摺動部材28が図示しない繰り出し機構によ
り、その軸方向に往復移動可能に配設されている。この
摺動部材28の先端には前記ヘリカルスプラインシャフ
ト27と螺合するヘリカルスプラインナット29が固着
されている。そして、この摺動部材28を図1中左方向
に移動させれば、ナット29およびシャフト27を介し
て旋回軸20はストッパ部21aがストッパ受部15に
当接するまで図3中反時計回り方向に回転し、図1中右
方向に移動させればストッパ部21bがストッパ受部1
5に当接するまで時計回り方向に180度回転するよう
になっている。なお、前記摺動部材28には溝部28a
が形成され、この溝部28aに前記回転駆動軸11に固
定したキー28bが位置することによって両者は一体的
に回転するようになっている。
側には、摺動部材28が図示しない繰り出し機構によ
り、その軸方向に往復移動可能に配設されている。この
摺動部材28の先端には前記ヘリカルスプラインシャフ
ト27と螺合するヘリカルスプラインナット29が固着
されている。そして、この摺動部材28を図1中左方向
に移動させれば、ナット29およびシャフト27を介し
て旋回軸20はストッパ部21aがストッパ受部15に
当接するまで図3中反時計回り方向に回転し、図1中右
方向に移動させればストッパ部21bがストッパ受部1
5に当接するまで時計回り方向に180度回転するよう
になっている。なお、前記摺動部材28には溝部28a
が形成され、この溝部28aに前記回転駆動軸11に固
定したキー28bが位置することによって両者は一体的
に回転するようになっている。
【0011】30は繰出し軸で、前記クイル22の穴2
2aと、旋回軸20の貫通孔20aと、摺動部材28の
中心孔28cとに摺動自在に配設され、図示しない繰り
出し機構によりその軸方向に往復移動可能となってい
る。この繰出し軸30の先端部にはリーマ31がねじ止
めされており、このリーマ31は前記クイル22に設け
たガイドブッシュ23の中心孔23aに摺動自在に配設
されている。そして、リーマ31の軸心Cはクイル22
の軸心Bからeだけ偏心しており、旋回軸20の旋回位
置によって回転駆動軸11の軸心Aと一致可能となって
いる。また、繰出し軸30の先端側外周部には溝部32
が形成され、この溝部32に前記旋回軸20の先端部に
ねじ止めしたキー20bが位置することにより両者は一
体的に回転するようになっている。
2aと、旋回軸20の貫通孔20aと、摺動部材28の
中心孔28cとに摺動自在に配設され、図示しない繰り
出し機構によりその軸方向に往復移動可能となってい
る。この繰出し軸30の先端部にはリーマ31がねじ止
めされており、このリーマ31は前記クイル22に設け
たガイドブッシュ23の中心孔23aに摺動自在に配設
されている。そして、リーマ31の軸心Cはクイル22
の軸心Bからeだけ偏心しており、旋回軸20の旋回位
置によって回転駆動軸11の軸心Aと一致可能となって
いる。また、繰出し軸30の先端側外周部には溝部32
が形成され、この溝部32に前記旋回軸20の先端部に
ねじ止めしたキー20bが位置することにより両者は一
体的に回転するようになっている。
【0012】次に、前記構成の加工装置で図7に示すシ
リンダヘッド5のバルブシート面6およびバルブガイド
孔7を加工する方法について説明する。なお、この加工
に先立って、回転駆動軸11の軸心Aをガイド孔7の中
心に一致するように加工台12を芯出ししておく。ま
ず、バルブシート面6に隣接する両逃がし面8,9を加
工する。この加工では、摺動部材28を図1中左方向に
移動させる。旋回軸20は、ナット29およびシャフト
27を介して、図5に示すストッパ部21aを反時計回
り方向に旋回して、図3に示すように回転させる。この
位置では、リーマ31の軸心Cはクイルの軸心Bに対
し、回転駆動軸11の軸心Aとは反対側に位置し、逃が
し面加工用切削刃25,26は、回転駆動軸11の軸心
Aを中心とする同芯円上に位置してシリンダヘッド5の
逃がし面8,9にそれぞれ面している。
リンダヘッド5のバルブシート面6およびバルブガイド
孔7を加工する方法について説明する。なお、この加工
に先立って、回転駆動軸11の軸心Aをガイド孔7の中
心に一致するように加工台12を芯出ししておく。ま
ず、バルブシート面6に隣接する両逃がし面8,9を加
工する。この加工では、摺動部材28を図1中左方向に
移動させる。旋回軸20は、ナット29およびシャフト
27を介して、図5に示すストッパ部21aを反時計回
り方向に旋回して、図3に示すように回転させる。この
位置では、リーマ31の軸心Cはクイルの軸心Bに対
し、回転駆動軸11の軸心Aとは反対側に位置し、逃が
し面加工用切削刃25,26は、回転駆動軸11の軸心
Aを中心とする同芯円上に位置してシリンダヘッド5の
逃がし面8,9にそれぞれ面している。
【0013】そこで、プーリ17を介して回転駆動軸1
1を回転駆動すると、クイル22はキー28b,摺動部
材28,ナット29,シャフト27を介して、図3中、
軸心Aを中心として反時計回り方向に回転する。これに
より、逃がし面加工用切削刃25,26は常にシリンダ
ヘッド5の逃がし面8,9に面する位置で回転する。そ
して、この状態で加工台12を前進させると、前記切削
刃25,26がシリンダヘッド5の逃がし面8,9を切
削する。
1を回転駆動すると、クイル22はキー28b,摺動部
材28,ナット29,シャフト27を介して、図3中、
軸心Aを中心として反時計回り方向に回転する。これに
より、逃がし面加工用切削刃25,26は常にシリンダ
ヘッド5の逃がし面8,9に面する位置で回転する。そ
して、この状態で加工台12を前進させると、前記切削
刃25,26がシリンダヘッド5の逃がし面8,9を切
削する。
【0014】次に、バルブシート面6を荒加工する。こ
の加工では、一旦、前記加工台12を後退させ、摺動部
材28を図1中右側に移動させる。旋回軸20は、図3
に示すストッパ21bを時計回り方向に旋回して、図5
に示すように前記ストッパ受部15に当接させる。この
状態では、回転駆動軸11の軸心Aとリーマ31の軸心
Cとが一致し、バルブシート面加工用切削刃24はバル
ブシート面6に面することになる。そこで、前述のよう
に、回転駆動軸11を回転駆動すると、クイル22は図
5中軸心Aを中心として反時計回り方向に回転する。そ
して、加工台12を図1中左方向に前進させると、前記
バルブシート面加工用切削刃24がバルブシート面6を
切削する。この切削加工で前記逃がし面8,9の加工に
より、バルブシート面6側に発生していたばりが除去さ
れる。
の加工では、一旦、前記加工台12を後退させ、摺動部
材28を図1中右側に移動させる。旋回軸20は、図3
に示すストッパ21bを時計回り方向に旋回して、図5
に示すように前記ストッパ受部15に当接させる。この
状態では、回転駆動軸11の軸心Aとリーマ31の軸心
Cとが一致し、バルブシート面加工用切削刃24はバル
ブシート面6に面することになる。そこで、前述のよう
に、回転駆動軸11を回転駆動すると、クイル22は図
5中軸心Aを中心として反時計回り方向に回転する。そ
して、加工台12を図1中左方向に前進させると、前記
バルブシート面加工用切削刃24がバルブシート面6を
切削する。この切削加工で前記逃がし面8,9の加工に
より、バルブシート面6側に発生していたばりが除去さ
れる。
【0015】続いて、バルブガイド孔7を加工する。こ
の加工では、再び加工台12を微少後退させるが、前記
バルブシート面6の荒加工で既にリーマ31の軸心Cが
バルブガイド孔7の軸心Aと一致しているので、摺動部
材28はそのままとする。そして、前述のように、リー
マ31を軸心Aを中心として回転させながら、繰出し軸
30を前進させ、バルブガイド孔7の内周面を切削す
る。
の加工では、再び加工台12を微少後退させるが、前記
バルブシート面6の荒加工で既にリーマ31の軸心Cが
バルブガイド孔7の軸心Aと一致しているので、摺動部
材28はそのままとする。そして、前述のように、リー
マ31を軸心Aを中心として回転させながら、繰出し軸
30を前進させ、バルブガイド孔7の内周面を切削す
る。
【0016】最後に、バルブシート面6を仕上げ加工す
る。この仕上げ加工は、前記リーマ31をバルブガイド
孔7に挿通したままの状態で行なう。リーマ31の切れ
刃は、先端の食付部以外は切削を行わないので、この食
付部を、図4中2点鎖線で示すように、バルブガイド孔
7から突出させておけば、リーマ31自身がガイドの役
目を果し、切削時のクイル32,繰出し軸30のたわみ
が防止される。したがって、前述のようにしてバルブシ
ート面加工用切削刃24でバルブシート面6を切削すれ
ば、このバルブシート面6の真円度のみならず、バルブ
シート面6とバルブガイド孔7との同芯度も高精度に仕
上げることができる。なお、前記実施例では、バルブシ
ート面6とバルブガイド孔7とを別個に加工するように
したが、この加工を同時に行なうことも可能である。
る。この仕上げ加工は、前記リーマ31をバルブガイド
孔7に挿通したままの状態で行なう。リーマ31の切れ
刃は、先端の食付部以外は切削を行わないので、この食
付部を、図4中2点鎖線で示すように、バルブガイド孔
7から突出させておけば、リーマ31自身がガイドの役
目を果し、切削時のクイル32,繰出し軸30のたわみ
が防止される。したがって、前述のようにしてバルブシ
ート面加工用切削刃24でバルブシート面6を切削すれ
ば、このバルブシート面6の真円度のみならず、バルブ
シート面6とバルブガイド孔7との同芯度も高精度に仕
上げることができる。なお、前記実施例では、バルブシ
ート面6とバルブガイド孔7とを別個に加工するように
したが、この加工を同時に行なうことも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るシリンダヘッドのバルブガイド面およびバルブガ
イド孔の加工方法によれば、バルブガイド孔をリーマ加
工し、このバルブガイド孔にリーマを挿通した状態で、
前記バルブシート面を仕上げ加工するようにしているの
で、バルブシート面の真円度が良くなるとともに、この
バルブシート面とバルブガイド孔との同芯度も向上す
る。また、前記バルブガイド孔をリーマ仕上げする前に
バルブシート面を荒加工しておくことにより、リーマを
案内とするバルブシート面の仕上げ加工を小さな切削抵
抗で短時間に行なうことができる。
に係るシリンダヘッドのバルブガイド面およびバルブガ
イド孔の加工方法によれば、バルブガイド孔をリーマ加
工し、このバルブガイド孔にリーマを挿通した状態で、
前記バルブシート面を仕上げ加工するようにしているの
で、バルブシート面の真円度が良くなるとともに、この
バルブシート面とバルブガイド孔との同芯度も向上す
る。また、前記バルブガイド孔をリーマ仕上げする前に
バルブシート面を荒加工しておくことにより、リーマを
案内とするバルブシート面の仕上げ加工を小さな切削抵
抗で短時間に行なうことができる。
【図1】 本実施例に係る加工装置の正面断面図であ
る。
る。
【図2】 逃がし面の加工状態を示す図1の部分断面図
である。
である。
【図3】 図2の側面図である。
【図4】 バルブシート面の加工状態を示す図1の部分
断面図である。
断面図である。
【図5】 図4の側面図である。
【図6】 従来例に係る加工装置の部分断面図である。
【図7】 シリンダヘッドのバルブシート面近傍の断面
図である。
図である。
5…シリンダヘッド、6…バルブシート面、7…バルブ
ガイド孔、8,9…逃がし面、11…回転駆動軸、20
…旋回軸、22…クイル、24,25,26…切削刃、
30…繰出し軸、31…リーマ。
ガイド孔、8,9…逃がし面、11…回転駆動軸、20
…旋回軸、22…クイル、24,25,26…切削刃、
30…繰出し軸、31…リーマ。
Claims (2)
- 【請求項1】 シリンダヘッドのバルブシート面と、該
バルブシート面の逃がし面とを回転軸に取り付けた切削
刃により切削加工し、バルブガイド孔を回転軸の中心に
設けたリーマでリーマ仕上げするシリンダヘッドのバル
ブシート面およびバルブガイド孔の加工方法において、
前記バルブガイド孔をリーマ仕上げし、該バルブガイド
孔にリーマを挿通したままの状態で前記バルブシート面
を切削加工することを特徴とするシリンダヘッドのシー
ト面およびバルブガイド孔の加工方法。 - 【請求項2】 シリンダヘッドのバルブシート面と、該
バルブシート面の逃がし面とを回転軸に取り付けた切削
刃により切削加工し、バルブガイド孔を回転軸の中心に
設けたリーマでリーマ仕上げするシリンダヘッドのバル
ブシート面およびバルブガイド孔の加工方法において、
前記バルブシート面を荒加工した後、バルブガイド孔を
リーマ仕上げし、該バルブガイド孔にリーマを挿通した
ままの状態で前記バルブシート面を仕上げ加工すること
を特徴とするシリンダヘッドのシート面およびバルブガ
イド孔の加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17259892A JPH068021A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | シリンダヘッドのシート面およびバルブガイド孔の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17259892A JPH068021A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | シリンダヘッドのシート面およびバルブガイド孔の加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068021A true JPH068021A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15944827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17259892A Pending JPH068021A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | シリンダヘッドのシート面およびバルブガイド孔の加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068021A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009525194A (ja) * | 2006-02-03 | 2009-07-09 | ケンナメタル インコーポレイテッド | 孔および孔表面を切削加工する方法とその複合工具並びに複合工具における切刃体 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP17259892A patent/JPH068021A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009525194A (ja) * | 2006-02-03 | 2009-07-09 | ケンナメタル インコーポレイテッド | 孔および孔表面を切削加工する方法とその複合工具並びに複合工具における切刃体 |
| DE102006005379B4 (de) * | 2006-02-03 | 2015-02-12 | Kennametal Inc. | Kombinationswerkzeug und Verfahren zur spanenden Bearbeitung eines Bohrlochs und dessen Bohrungsoberfläche |
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