JPH068022A - シリンダヘッドのバルブシート面およびバルブガイド孔の加工方法 - Google Patents
シリンダヘッドのバルブシート面およびバルブガイド孔の加工方法Info
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- JPH068022A JPH068022A JP17260392A JP17260392A JPH068022A JP H068022 A JPH068022 A JP H068022A JP 17260392 A JP17260392 A JP 17260392A JP 17260392 A JP17260392 A JP 17260392A JP H068022 A JPH068022 A JP H068022A
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- 238000003754 machining Methods 0.000 title claims description 11
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007730 finishing process Methods 0.000 description 1
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- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バルブシート面の真円度およびバルブシート
面とバルブガイド孔の同芯度を高精度で得ることであ
る。 【構成】 シリンダヘッド5の逃がし面8,9を切削し
た後、前記シリンダヘッド5のバルブシート面6を切削
する。シリンダヘッド5の逃がし面8,9を切削した
後、バルブシート面6およびバルブガイド孔7を同時に
加工する。シリンダヘッド5の逃がし面8,9を切削し
た後、リーマ31でバルブガイド孔7を加工し、前記リ
ーマ31をバルブガイド孔7に挿通してガイドとした状
態でバルブシート面6を加工する。
面とバルブガイド孔の同芯度を高精度で得ることであ
る。 【構成】 シリンダヘッド5の逃がし面8,9を切削し
た後、前記シリンダヘッド5のバルブシート面6を切削
する。シリンダヘッド5の逃がし面8,9を切削した
後、バルブシート面6およびバルブガイド孔7を同時に
加工する。シリンダヘッド5の逃がし面8,9を切削し
た後、リーマ31でバルブガイド孔7を加工し、前記リ
ーマ31をバルブガイド孔7に挿通してガイドとした状
態でバルブシート面6を加工する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等のエンジンに使
用されるシリンダヘッドのバルブシート面およびバルブ
ガイド孔の加工方法に関するものである。
用されるシリンダヘッドのバルブシート面およびバルブ
ガイド孔の加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンのシリンダヘッドで
は、バルブシート面の真円度と、バルブシート面とバル
ブガイド孔の同芯度には高い加工精度が要求されてい
る。これは、前記バルブガイド孔に摺動自在に設けたバ
ルブがバルブシート面を閉塞する際に、隙間が生じない
ようにしてガス漏れ等によるエネルギーのロスを防止す
るためである。
は、バルブシート面の真円度と、バルブシート面とバル
ブガイド孔の同芯度には高い加工精度が要求されてい
る。これは、前記バルブガイド孔に摺動自在に設けたバ
ルブがバルブシート面を閉塞する際に、隙間が生じない
ようにしてガス漏れ等によるエネルギーのロスを防止す
るためである。
【0003】従来、このようにバルブシート面およびバ
ルブガイド孔を高精度に仕上げるために、例えば、図6
に示す装置で加工していた。この加工装置では、回転軸
1の先端外周部に3等分でバルブシート面加工用切削刃
2と、逃がし面加工用切削刃3a,3bとがそれぞれ設
けられている。回転軸1は図示しない駆動機構によって
回転し、軸方向に往復移動するようになっている。ま
た、回転軸1の中心孔1aにはリーマ4が、この回転軸
1とスプライン結合されて一体的に回転するようになっ
ており、回転軸1とは別個に中心孔1aに案内されて軸
方向に往復移動するようになっている。
ルブガイド孔を高精度に仕上げるために、例えば、図6
に示す装置で加工していた。この加工装置では、回転軸
1の先端外周部に3等分でバルブシート面加工用切削刃
2と、逃がし面加工用切削刃3a,3bとがそれぞれ設
けられている。回転軸1は図示しない駆動機構によって
回転し、軸方向に往復移動するようになっている。ま
た、回転軸1の中心孔1aにはリーマ4が、この回転軸
1とスプライン結合されて一体的に回転するようになっ
ており、回転軸1とは別個に中心孔1aに案内されて軸
方向に往復移動するようになっている。
【0004】前記加工装置で図7に示すシリンダヘッド
5のバルブシート面6,逃がし面8,9およびバルブガ
イド孔7を加工するには、回転軸1を回転させながら図
6中左側に前進させることにより、各切削刃2,3a,
3bでバルブシート面6およびその逃がし面8,9を同
時に切削する。こうして、バルブシート面6が仕上げら
れると、回転軸1を微少後退させ、今度はリーマ4を回
転軸1と一体的に回転させながら前進させることにより
バルブガイド孔7を加工する。
5のバルブシート面6,逃がし面8,9およびバルブガ
イド孔7を加工するには、回転軸1を回転させながら図
6中左側に前進させることにより、各切削刃2,3a,
3bでバルブシート面6およびその逃がし面8,9を同
時に切削する。こうして、バルブシート面6が仕上げら
れると、回転軸1を微少後退させ、今度はリーマ4を回
転軸1と一体的に回転させながら前進させることにより
バルブガイド孔7を加工する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記バ
ルブシート面6および逃がし面8,9は切削刃2,3
a,3bの送り方向に対して傾斜角度がそれぞれ異なる
ため、切削抵抗が各切削刃2,3a,3b毎に相違して
いる。すなわち、シリンダヘッド5の内周側逃がし面8
およびバルブシート面6では、切削刃2,3aの送り方
向に対する傾斜角度が小さいため、回転軸1のたわみ方
向の切削抵抗が大きく、端面側逃がし面9では逆に傾斜
角度が大きいため切削抵抗が小さい。
ルブシート面6および逃がし面8,9は切削刃2,3
a,3bの送り方向に対して傾斜角度がそれぞれ異なる
ため、切削抵抗が各切削刃2,3a,3b毎に相違して
いる。すなわち、シリンダヘッド5の内周側逃がし面8
およびバルブシート面6では、切削刃2,3aの送り方
向に対する傾斜角度が小さいため、回転軸1のたわみ方
向の切削抵抗が大きく、端面側逃がし面9では逆に傾斜
角度が大きいため切削抵抗が小さい。
【0006】したがって、回転軸1にたわみが生じてバ
ルブシート面加工用切削刃2が正規の軌道からずれた位
置を回転することになり、バルブシート面6の真円度が
悪くなっていた。また、バルブシート面6自身も正規の
位置からずれて形成されるので、バルブガイド孔7を正
規の位置に仕上げてもバルブシート面6との同芯度が悪
くなっていた。本発明は前記問題点に鑑み、バルブシー
ト面の真円度およびバルブシート面とバルブガイド孔の
同芯度を高精度で得ることのできるシリンダヘッドのバ
ルブシート面およびバルブガイド孔の加工方法を提供す
ることを目的とする。
ルブシート面加工用切削刃2が正規の軌道からずれた位
置を回転することになり、バルブシート面6の真円度が
悪くなっていた。また、バルブシート面6自身も正規の
位置からずれて形成されるので、バルブガイド孔7を正
規の位置に仕上げてもバルブシート面6との同芯度が悪
くなっていた。本発明は前記問題点に鑑み、バルブシー
ト面の真円度およびバルブシート面とバルブガイド孔の
同芯度を高精度で得ることのできるシリンダヘッドのバ
ルブシート面およびバルブガイド孔の加工方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、シリンダヘッドのバルブシート面と、該バ
ルブシート面の逃がし面とを回転軸に取り付けた切削刃
により切削加工し、バルブガイド孔を回転軸の中心に設
けたリーマでリーマ仕上げするシリンダヘッドのバルブ
シート面およびバルブガイド孔の加工方法において、前
記逃がし面を切削した後、前記バルブシート面を切削す
るものである。
成するため、シリンダヘッドのバルブシート面と、該バ
ルブシート面の逃がし面とを回転軸に取り付けた切削刃
により切削加工し、バルブガイド孔を回転軸の中心に設
けたリーマでリーマ仕上げするシリンダヘッドのバルブ
シート面およびバルブガイド孔の加工方法において、前
記逃がし面を切削した後、前記バルブシート面を切削す
るものである。
【0008】また、前記逃がし面を加工した後、前記バ
ルブシート面および前記バルブガイド孔を同時に加工す
るようにしてもよい。さらに、前記逃がし面を切削した
後、リーマでバルブガイド孔を加工し、前記リーマをバ
ルブガイド孔に挿通して、このリーマをガイドとした状
態でバルブシート面を加工するのが好ましい。
ルブシート面および前記バルブガイド孔を同時に加工す
るようにしてもよい。さらに、前記逃がし面を切削した
後、リーマでバルブガイド孔を加工し、前記リーマをバ
ルブガイド孔に挿通して、このリーマをガイドとした状
態でバルブシート面を加工するのが好ましい。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係る一実施例について図1な
いし図5を参照して説明する。図1は本発明に係る方法
によりシリンダヘッドのバルブシート面およびバルブガ
イド孔を加工する加工装置の全体図である。図1におい
て、11は回転駆動軸で、ベッド10上を割り出し送り
可能な加工台12の筒状部13にベアリング14を介し
て回転自在に配設されている。この回転駆動軸11の先
端面にはストッパ受部15がねじ止めされるとともに、
蓋体16で覆われている。また、回転駆動軸11の後端
部には図示しない駆動機構により正転および逆転駆動す
るプーリ17が外装され、キー18を介して回転駆動軸
11とプーリ17とは一体的に回転するようになってい
る。なお、前記回転駆動軸11の中間部には軸心線に対
し垂直方向に貫通孔19が穿設され、旋回軸20の後端
側が露出している。
いし図5を参照して説明する。図1は本発明に係る方法
によりシリンダヘッドのバルブシート面およびバルブガ
イド孔を加工する加工装置の全体図である。図1におい
て、11は回転駆動軸で、ベッド10上を割り出し送り
可能な加工台12の筒状部13にベアリング14を介し
て回転自在に配設されている。この回転駆動軸11の先
端面にはストッパ受部15がねじ止めされるとともに、
蓋体16で覆われている。また、回転駆動軸11の後端
部には図示しない駆動機構により正転および逆転駆動す
るプーリ17が外装され、キー18を介して回転駆動軸
11とプーリ17とは一体的に回転するようになってい
る。なお、前記回転駆動軸11の中間部には軸心線に対
し垂直方向に貫通孔19が穿設され、旋回軸20の後端
側が露出している。
【0010】前記旋回軸20は、前記回転駆動軸11の
中心孔11aの先端側にベアリング11bを介して回転
自在に配設されている。この旋回軸20には、図2に示
すように、前記回転駆動軸11の軸心Aから距離eだけ
偏心した軸心Bを有する貫通孔20aが穿設されてい
る。また、旋回軸20の先端外周部には、図3に示すよ
うに、一対のストッパ部21a,21bが固定されてい
る。これらのストッパ部21a,21bは、前記回転駆
動軸11のストッパ受部15に当接して前記旋回軸20
を180度正逆回転させるものである。
中心孔11aの先端側にベアリング11bを介して回転
自在に配設されている。この旋回軸20には、図2に示
すように、前記回転駆動軸11の軸心Aから距離eだけ
偏心した軸心Bを有する貫通孔20aが穿設されてい
る。また、旋回軸20の先端外周部には、図3に示すよ
うに、一対のストッパ部21a,21bが固定されてい
る。これらのストッパ部21a,21bは、前記回転駆
動軸11のストッパ受部15に当接して前記旋回軸20
を180度正逆回転させるものである。
【0011】また、前記旋回軸20の先端面には、図1
に示すように、クイル22が固定されている。このクイ
ル22の先端部にはガイドブッシュ23が固定され、後
端面には前記貫通孔20aと同径の穴22aが形成さ
れ、この穴22aは前記ガイドブッシュ23の中心孔2
3aに逃がし孔22bを介して連通されている。また、
前記クイル22の先端部には、図3に示すように、3等
分でバルブシート面用切削刃24および逃がし面用切削
刃25,26がそれぞれ設けられている。さらに、前記
旋回軸20の後端部は、図1に示すように、ヘリカルス
プラインシャフト27となっている。
に示すように、クイル22が固定されている。このクイ
ル22の先端部にはガイドブッシュ23が固定され、後
端面には前記貫通孔20aと同径の穴22aが形成さ
れ、この穴22aは前記ガイドブッシュ23の中心孔2
3aに逃がし孔22bを介して連通されている。また、
前記クイル22の先端部には、図3に示すように、3等
分でバルブシート面用切削刃24および逃がし面用切削
刃25,26がそれぞれ設けられている。さらに、前記
旋回軸20の後端部は、図1に示すように、ヘリカルス
プラインシャフト27となっている。
【0012】前記回転駆動軸11の中心孔11aの後端
側には、摺動部材28が図示しない繰り出し機構によ
り、その軸方向に往復移動可能に配設されている。この
摺動部材28の先端には前記ヘリカルスプラインシャフ
ト27と螺合するヘリカルスプラインナット29が固着
されている。そして、この摺動部材28を図1中左方向
に移動させれば、ナット29およびシャフト27を介し
て旋回軸20はストッパ部21aがストッパ受部15に
当接するまで図3中反時計回り方向に回転し、図1中右
方向に移動させればストッパ部21bがストッパ受部1
5に当接するまで時計回り方向に180度回転するよう
になっている。なお、前記摺動部材28には溝部28a
が形成され、この溝部28aに前記回転駆動軸11に固
定したキー28bが位置することによって両者は一体的
に回転するようになっている。
側には、摺動部材28が図示しない繰り出し機構によ
り、その軸方向に往復移動可能に配設されている。この
摺動部材28の先端には前記ヘリカルスプラインシャフ
ト27と螺合するヘリカルスプラインナット29が固着
されている。そして、この摺動部材28を図1中左方向
に移動させれば、ナット29およびシャフト27を介し
て旋回軸20はストッパ部21aがストッパ受部15に
当接するまで図3中反時計回り方向に回転し、図1中右
方向に移動させればストッパ部21bがストッパ受部1
5に当接するまで時計回り方向に180度回転するよう
になっている。なお、前記摺動部材28には溝部28a
が形成され、この溝部28aに前記回転駆動軸11に固
定したキー28bが位置することによって両者は一体的
に回転するようになっている。
【0013】30は繰出し軸で、前記クイル22の穴2
2aと、旋回軸20の貫通孔20aと、摺動部材28の
中心孔28cとに摺動自在に配設され、図示しない繰り
出し機構によりその軸方向に往復移動可能となってい
る。この繰出し軸30の先端部にはリーマ31がねじ止
めされており、このリーマ31は前記クイル22に設け
たガイドブッシュ23の中心孔23aに摺動自在に配設
されている。そして、リーマ31の軸心Cはクイル22
の軸心Bからeだけ偏心しており、旋回軸20の旋回位
置によって回転駆動軸11の軸心Aと一致可能となって
いる。また、繰出し軸30の先端側外周部には溝部32
が形成され、この溝部32に前記旋回軸20の先端部に
ねじ止めしたキー20bが位置することにより両者は一
体的に回転するようになっている。
2aと、旋回軸20の貫通孔20aと、摺動部材28の
中心孔28cとに摺動自在に配設され、図示しない繰り
出し機構によりその軸方向に往復移動可能となってい
る。この繰出し軸30の先端部にはリーマ31がねじ止
めされており、このリーマ31は前記クイル22に設け
たガイドブッシュ23の中心孔23aに摺動自在に配設
されている。そして、リーマ31の軸心Cはクイル22
の軸心Bからeだけ偏心しており、旋回軸20の旋回位
置によって回転駆動軸11の軸心Aと一致可能となって
いる。また、繰出し軸30の先端側外周部には溝部32
が形成され、この溝部32に前記旋回軸20の先端部に
ねじ止めしたキー20bが位置することにより両者は一
体的に回転するようになっている。
【0014】次に、前記構成の加工装置で図7に示すシ
リンダヘッド5のバルブシート面6およびバルブガイド
孔7を加工する方法について説明する。なお、この加工
に先立って、回転駆動軸11の軸心Aをガイド孔7の中
心に一致するように加工台12を芯出ししておく。ま
ず、バルブシート面6に隣接する両逃がし面8,9を加
工する。この加工では、摺動部材28を図1中左方向に
移動させる。旋回軸20は、ナット29およびシャフト
27を介して、図5に示すストッパ部21aを反時計回
り方向に旋回して図3に示すように回転駆動軸11のス
トッパ受部15に当接させる。この位置では、リーマ3
1の軸心Cはクイルの軸心Bに対し回転駆動軸11の軸
心Aとは反対側に位置し、逃がし面加工用切削刃25,
26は、回転駆動軸11の軸心Aを中心とする同芯円上
に位置してシリンダヘッド5の逃がし面8,9にそれぞ
れ面している。
リンダヘッド5のバルブシート面6およびバルブガイド
孔7を加工する方法について説明する。なお、この加工
に先立って、回転駆動軸11の軸心Aをガイド孔7の中
心に一致するように加工台12を芯出ししておく。ま
ず、バルブシート面6に隣接する両逃がし面8,9を加
工する。この加工では、摺動部材28を図1中左方向に
移動させる。旋回軸20は、ナット29およびシャフト
27を介して、図5に示すストッパ部21aを反時計回
り方向に旋回して図3に示すように回転駆動軸11のス
トッパ受部15に当接させる。この位置では、リーマ3
1の軸心Cはクイルの軸心Bに対し回転駆動軸11の軸
心Aとは反対側に位置し、逃がし面加工用切削刃25,
26は、回転駆動軸11の軸心Aを中心とする同芯円上
に位置してシリンダヘッド5の逃がし面8,9にそれぞ
れ面している。
【0015】そこで、プーリ17を介して回転駆動軸1
1を回転駆動すると、クイル22はキー28b,摺動部
材28,ナット29,シャフト27を介して、図3中、
軸心Aを中心として反時計回り方向に回転する。これに
より、逃がし面加工用切削刃25,26は常にシリンダ
ヘッド5の逃がし面8,9に面する位置で回転する。そ
して、この状態で加工台12を前進させると、前記切削
刃25,26がシリンダヘッド5の逃がし面8,9を切
削する。
1を回転駆動すると、クイル22はキー28b,摺動部
材28,ナット29,シャフト27を介して、図3中、
軸心Aを中心として反時計回り方向に回転する。これに
より、逃がし面加工用切削刃25,26は常にシリンダ
ヘッド5の逃がし面8,9に面する位置で回転する。そ
して、この状態で加工台12を前進させると、前記切削
刃25,26がシリンダヘッド5の逃がし面8,9を切
削する。
【0016】次に、バルブシート面6を荒加工する。こ
の加工では、一旦、前記加工台12を後退させ、摺動部
材28を図1中右側に移動させる。旋回軸20は、図3
に示すように、ストッパ部21bを時計回り方向に旋回
して、図5に示すように前記ストッパ受部15に当接さ
せる。この状態では、回転駆動軸11の軸心Aとリーマ
31の軸心Cとが一致し、バルブシート面加工用切削刃
24はバルブシート面6に面することになる。そこで、
前述のように、回転駆動軸11を回転駆動すると、クイ
ル22は図5中軸心Aを中心として反時計回り方向に回
転する。そして、加工台12を図1中左方向に前進させ
ると、前記バルブシート面加工用切削刃24がバルブシ
ート面6を切削する。この切削加工で前記逃がし面8,
9の加工により、バルブシート面6側に発生していたば
りが除去される。
の加工では、一旦、前記加工台12を後退させ、摺動部
材28を図1中右側に移動させる。旋回軸20は、図3
に示すように、ストッパ部21bを時計回り方向に旋回
して、図5に示すように前記ストッパ受部15に当接さ
せる。この状態では、回転駆動軸11の軸心Aとリーマ
31の軸心Cとが一致し、バルブシート面加工用切削刃
24はバルブシート面6に面することになる。そこで、
前述のように、回転駆動軸11を回転駆動すると、クイ
ル22は図5中軸心Aを中心として反時計回り方向に回
転する。そして、加工台12を図1中左方向に前進させ
ると、前記バルブシート面加工用切削刃24がバルブシ
ート面6を切削する。この切削加工で前記逃がし面8,
9の加工により、バルブシート面6側に発生していたば
りが除去される。
【0017】続いて、バルブガイド孔7を加工する。こ
の加工では、再び加工台12を微少後退させるが、前記
バルブシート面6の荒加工で既にリーマ31の軸心Cが
バルブガイド孔7の軸心Aと一致しているので、摺動部
材28はそのままとする。そして、前述のように、リー
マ31を軸心Aを中心として回転させながら、繰出し軸
30を前進させ、バルブガイド孔7の内周面を切削す
る。
の加工では、再び加工台12を微少後退させるが、前記
バルブシート面6の荒加工で既にリーマ31の軸心Cが
バルブガイド孔7の軸心Aと一致しているので、摺動部
材28はそのままとする。そして、前述のように、リー
マ31を軸心Aを中心として回転させながら、繰出し軸
30を前進させ、バルブガイド孔7の内周面を切削す
る。
【0018】最後に、バルブシート面6を仕上げ加工す
る。この仕上げ加工は、前記リーマ31をバルブガイド
孔7に挿通したままの状態で行なう。リーマ31の切れ
刃は、先端の食付部以外は切削を行わないので、この食
付部を、図4中2点鎖線で示すように、バルブガイド孔
7から突出させておけば、リーマ31自身がガイドの役
目を果し、切削時のクイル32,繰出し軸30のたわみ
が防止される。したがって、前述のようにしてバルブシ
ート面加工用切削刃24でバルブシート面6を切削すれ
ば、このバルブシート面6の真円度のみならず、バルブ
シート面6とバルブガイド孔7との同芯度も高精度に仕
上げることができる。なお、前記実施例では、バルブシ
ート面6とバルブガイド孔7とを別個に加工するように
したが、この加工を同時に行なうことも可能である。
る。この仕上げ加工は、前記リーマ31をバルブガイド
孔7に挿通したままの状態で行なう。リーマ31の切れ
刃は、先端の食付部以外は切削を行わないので、この食
付部を、図4中2点鎖線で示すように、バルブガイド孔
7から突出させておけば、リーマ31自身がガイドの役
目を果し、切削時のクイル32,繰出し軸30のたわみ
が防止される。したがって、前述のようにしてバルブシ
ート面加工用切削刃24でバルブシート面6を切削すれ
ば、このバルブシート面6の真円度のみならず、バルブ
シート面6とバルブガイド孔7との同芯度も高精度に仕
上げることができる。なお、前記実施例では、バルブシ
ート面6とバルブガイド孔7とを別個に加工するように
したが、この加工を同時に行なうことも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1ないし3記載の発明によれば、クイルの軸心線に直角
方向の切削抵抗の大きい逃がし面の加工を行った後、バ
ルブシート面を仕上げるようにしているので、バルブシ
ート面に発生するばりが除去できるとともに、バルブシ
ート面加工用切削刃を正規の軌道で回転させることがで
き、バルブシート面に高精度の真円度を得ることができ
る。また、請求項2記載の発明によれば、バルブガイド
孔とバルブシート面とを同時に加工するので両者の間の
同芯度を高精度に仕上げることができる。さらに、請求
項3記載の発明によれば、バルブガイド孔にリーマを挿
通してガイドとした状態でバルブシート面を加工するよ
うにしているので、さらに両者の間の同芯度を高精度に
仕上げることができる。
1ないし3記載の発明によれば、クイルの軸心線に直角
方向の切削抵抗の大きい逃がし面の加工を行った後、バ
ルブシート面を仕上げるようにしているので、バルブシ
ート面に発生するばりが除去できるとともに、バルブシ
ート面加工用切削刃を正規の軌道で回転させることがで
き、バルブシート面に高精度の真円度を得ることができ
る。また、請求項2記載の発明によれば、バルブガイド
孔とバルブシート面とを同時に加工するので両者の間の
同芯度を高精度に仕上げることができる。さらに、請求
項3記載の発明によれば、バルブガイド孔にリーマを挿
通してガイドとした状態でバルブシート面を加工するよ
うにしているので、さらに両者の間の同芯度を高精度に
仕上げることができる。
【図1】 本実施例に係る加工装置の正面断面図であ
る。
る。
【図2】 逃がし面の加工状態を示す図1の部分断面図
である。
である。
【図3】 図2の側面図である。
【図4】 バルブシート面の加工状態を示す図1の部分
断面図である。
断面図である。
【図5】 図4の側面図である。
【図6】 従来例に係る加工装置の部分断面図である。
【図7】 シリンダヘッドのバルブシート面近傍の断面
図である。
図である。
5…シリンダヘッド、6…バルブシート面、8,9…逃
がし面、11…回転駆動軸、20…旋回軸、22…クイ
ル、24,25,26…切削刃、30…繰出し軸、31
…リーマ。
がし面、11…回転駆動軸、20…旋回軸、22…クイ
ル、24,25,26…切削刃、30…繰出し軸、31
…リーマ。
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダヘッドのバルブシート面と、該
バルブシート面の逃がし面とを回転軸に取り付けた切削
刃により切削加工し、バルブガイド孔を回転軸の中心に
設けたリーマでリーマ仕上げするシリンダヘッドのバル
ブシート面およびバルブガイド孔の加工方法において、
前記逃がし面を切削した後、前記バルブシート面を切削
することを特徴とするシリンダヘッドのバルブシート面
およびバルブガイド孔の加工方法。 - 【請求項2】 シリンダヘッドのバルブシート面と、該
バルブシート面の逃がし面とを回転軸に取り付けた切削
刃により切削加工し、バルブガイド孔を回転軸の中心に
設けたリーマでリーマ仕上げするシリンダヘッドのバル
ブシート面およびバルブガイド孔の加工方法において、
前記逃がし面を切削した後、前記バルブシート面および
前記バルブガイド孔を同時に加工することを特徴とする
シリンダヘッドのバルブシート面およびバルブガイド孔
の加工方法。 - 【請求項3】 シリンダヘッドのバルブシート面と、該
バルブシート面の逃がし面とを回転軸に取り付けた切削
刃により切削加工し、バルブガイド孔を回転軸の中心に
設けたリーマでリーマ仕上げするシリンダヘッドのバル
ブシート面およびバルブガイド孔の加工方法において、
前記逃がし面を切削した後、リーマでバルブガイド孔を
加工し、前記リーマをバルブガイド孔に挿通してガイド
とした状態でバルブシート面を加工することを特徴とす
るシリンダヘッドのバルブシート面およびバルブガイド
孔の加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17260392A JPH068022A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | シリンダヘッドのバルブシート面およびバルブガイド孔の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17260392A JPH068022A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | シリンダヘッドのバルブシート面およびバルブガイド孔の加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068022A true JPH068022A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15944927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17260392A Pending JPH068022A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | シリンダヘッドのバルブシート面およびバルブガイド孔の加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068022A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012096354A (ja) * | 2012-02-13 | 2012-05-24 | Denso Corp | シート面加工方法 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP17260392A patent/JPH068022A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012096354A (ja) * | 2012-02-13 | 2012-05-24 | Denso Corp | シート面加工方法 |
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