JPH0680607U - 袋体開口装置 - Google Patents

袋体開口装置

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JPH0680607U
JPH0680607U JP2787793U JP2787793U JPH0680607U JP H0680607 U JPH0680607 U JP H0680607U JP 2787793 U JP2787793 U JP 2787793U JP 2787793 U JP2787793 U JP 2787793U JP H0680607 U JPH0680607 U JP H0680607U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 大型かつ複雑な構成を必要としないで袋体の
開口部を確実に開き、そこから盤体を確実に挿入するこ
とを可能にする袋体開口装置。 【構成】 搬送手段上に載置されて搬送され所定位置に
停止した袋体9の下側の面を吸引・吸着する第1吸引・
吸着手段41と、上記袋体9の上側の面であって袋体9
の開口部9a側に寄った部分を吸引・吸着する第2吸引
・吸着手段45と、上記第2吸引・吸着手段45により
袋体9の上側の面が吸引・吸着される際袋体9の上側の
面であって開口部9aより所定量だけ離間した部位を押
し上側の面をずらせる進退自在のずらせ手段と、を具備
したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、盤体、例えば、コンパクトディスク(CD)、フロッピィーディス ク(FD)、医薬品、各種レンズ、レコード盤、陶器等を、所定の袋体内に挿入 する際に、袋体の開口部を開口させる袋体開口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、コンパクトディスク(CD)、フロッピィーディスク(FD) 、医薬品、各種レンズ、レコード盤、陶器等、塵埃及び傷を嫌うものを、例えば 、不織布より製造された所定の袋体内に挿入する作業は、作業員の手作業で行っ ていた。これでは、作業に多くの労力を必要としてしまい、コストも上昇してし まう。特に、盤体の中には、直接手でふれられないものがあり(例えば、CD、 FD等)、その場合には手袋を装着して作業を行うことになるが、手袋をはめた 状態では袋体の開口部を開きにくくなってしまい、作業効率が大幅に低下してし まうことになる。そこで、これを自動化して省力化を図り、それによって、コス トダウンを図ることが考えられている。ところが、上記自動化を図る上で最も問 題となるのが、袋体の開口部をどのような方法で開くかである。その方法として 考えられているのが、袋体の開口部を真空引きして開く方法である。そのような 真空引きによって開いた開口部より盤体を挿入するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。すなわち、袋体の開口部を 真空引きにより開こうとした場合には、袋体の何れか一方の面のみを真空引きに より吸引し、それによって、該一方の面を他方の面より離間させて開口部を開く ことになる。しかしながら、真空引きにより一方の面を開こうとすると、他方の 面も同時に吸引されてしまい、結局、開口部が開かない状態になってしまう。こ れに対しては、真空引き時の吸引力を調整したり、機械的に開口したりといった 構成により対処することかが考えられる。しかしながら、上記調整作業は面倒で あるとともに、そのような調整をしたとしても、必ずしも良好な結果を得ること ができない場合があり、又、機械的に開口する場合にはそれ用の設備を設けなけ ればならず、構成が複雑化してしまうとともに大型化してしまうといった問題が あった。
【0004】 本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、大 型かつ複雑な構成を必要としないで袋体の開口部を確実に開き、そこから盤体を 確実に挿入することを可能にする袋体開口装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願考案による袋体開口装置は、搬送手段上に載置さ れて搬送され所定位置に停止した袋体の下側の面を吸引・吸着する第1吸引・吸 着手段と、上記袋体の上側の面であって袋体の開口部側に寄った部分を吸引・吸 着する第2吸引・吸着手段と、上記第2吸引・吸着手段により袋体の上側の面が 吸引・吸着される際袋体の上側の面であって開口部より所定量だけ離間した部位 を押し上側の面をずらせる進退自在のずらせ手段と、を具備したことを特徴とす るものである。この場合において、ずらせ手段は爪体を所定の傾斜角度(爪体と 袋体のなす角度)α°をもって突出させて袋体を押すものであることが考えられ る。又、傾斜角度(α°)を約45°にすることが考えられる。又、爪体が押圧 時に弾性変形可能な弾性体により形成されることが考えられる。又、第2吸引・ 吸着手段による吸引力を第1吸引・吸着手段による吸引力に対して同等以下にす ることが考えられる。又、第1吸引・吸着手段は、袋体を搬送する搬送手段に穿 孔された複数個の孔を介して袋体の下側の面を吸引・吸着するものであることが 考えられる。
【0006】
【作用】
本願考案の場合においては、ずらせ手段によって袋体の所定位置を上方より押 し袋体の上側の面をずらせることにより袋体を開口させる。このとき、袋体の上 側の面は下側の面より同等又はそれ以下の吸引力により吸引・吸着されているか ら、袋体の開口部が確実にかつ盤体を挿入し易い状態で開くのである。なお、袋 体が開口後盤体の挿入直前に、ずらせ手段は後退する。
【0007】
【実施例】
以下、図1乃至図4を参照して本考案の一実施例を説明する。本実施例による 盤体袋入れ装置の全体構成は、図1及び図2に示すような構成になっている。ま ず、基台1があり、この基台1上には袋体の材料である不織布3aを巻回した不 織布ロール3が搭載されている。この不織布ロール3より引き出された不織布3 aは、折込部5を通過する際折り込まれ、次いで、ヒートカッテイング部7を通 過する際に、所定の袋体9になる。つまり、折り込まれた不織布3a、3aを所 定の長さで切断するとともに、向かい合った端部を溶着・固定することにより、 一方に開口部が形成された袋体9を製造するものである。尚、図2において、仮 想線で示しているのが袋体9であり、図中下側が開口部9aになっている。この 開口部9aより盤体を挿入することになる。
【0008】 上記製造された袋体9は、ベルトコンベア11上に載置され、このベルトコン ベア11によって、図中右方向に搬送されていく。そして、その途中で一旦停止 され、袋体9内に開口部9aを介して盤体としてのCD13が挿入される。CD 13が挿入された袋体9は、別のベルトコンベア15上に載置され、このベルト コンベア15によって図中右方向に排出されていく。尚、図1に示すように、ベ ルトコンベア15はベルトコンベア11より低い位置に設置されている。よって 、ベルトコンベア11によつて搬送されてきたCD13はベルトコンベア15上 に落下・排出されることになる。
【0009】 上記CD13は、ディスクストッカ17に保持されている。上記ディスクスト ッカ17は回転円盤19と、この回転円盤19上に設けられた4個の軸体21と から構成されている。上記各軸体21に複数枚のCD13が積層された状態で保 持されている。一方、上記CD13を1枚ずつ保持して、所定の位置まで移動さ せる搬送アーム手段23が設けられている。この搬送アーム手段23は、回動可 能に設けられたアーム25と、このアーム25の先端に設けられ1枚のCD13 を保持する保持部27とから構成されている。そして、上記搬送アーム手段23 によって1枚のCD13を保持し、それを盤体挿入手段としてのCD挿入手段2 9の所定位置まで搬送するものである。尚、ディスクストッカ17上の図中左側 に位置している軸体21に積層されたCD13より順次搬送されていき、そこの CD13が全て搬送されたら、ディスクストッカ17の回転円盤19を90°だ け旋回させることにより、別の軸体21に保持されているCD13を所定の位置 に位置させることになる。
【0010】 上記CD挿入手段29は、図3に示すように、シリンダ手段31と、このシリ ンダ手段31のロッド33の先端に取付けられたCD載置部35とから構成され ている。上記CD搬送アーム手段23は、CD13を上記CD載置部35上まで 搬送する。そして、CD挿入手段29のシリンダ手段31のロッド33を伸長さ せることによって、CD13をベルトコンベア11上の袋体9内に挿入するもの である。
【0011】 次に、ベルトコンベア11上の袋体9の開口部9aを開くための構成を説明す る。まず、ベルトコンベア11の袋詰部12は、図3に示すように、コンベアプ レート37と、このコンベアプレート37上に配置されたコンベアベルト39と から構成されている。上記コンベアプレート37には吸引室37aが形成されて いるとともに、該吸引室37aには第1吸引・吸着手段としての吸引パイプ41 、41が接続されている。又、この吸引パイプ41、41は、基台1上に設置さ れた真空源42に接続されている。又、上記コンベアベルト39には複数個の孔 43が形成されていて、これら孔43は上記吸引室37aに連通している。つま り、吸引パイプ41、41を介して真空引きすることにより、ベルトコンベア1 1のコンベアベルト39上に載置されている袋体9の下側の面9bを吸引するこ とになる。そして、吸引された袋体9の下側の面9bは、コンベアベルト39上 に密着されることになる。
【0012】 一方、袋体9の上側の面9cの一部(開口部9a側の一部)9dは、第2吸引 ・吸着手段としての吸引手段45によって吸引されるようになっている。この吸 引手段45は、吸引パイプ47と、この吸引パイプ47の先端に取付けられた吸 着部49とから構成されている。上記吸引パイプ47は、既に述べた真空源42 に接続されている。又、上記吸着部49は、袋体9の幅に応じた所定の幅を備え たものであり、袋体9の上側の面9cであって開口部9a側の一部9dを、略幅 方向全域にわたって吸引・吸着できるようになっている。一方、ずらせ手段とし ての爪手段51が設けられている。この爪手段51は、シリンダ手段53と、こ のシリンダ手段53のロッド55に爪ホルダ57を介して取付けられた爪59と からなる。そして、シリンダ手段53のロッド55を適宜伸長させることにより 、爪59を袋体9の上側の面9cの所定位置に位置させる。この爪59により、 袋体9の上側の面9cの所定位置を押す。すると爪59の弾性変形により袋体9 の上側の面が水平に押され、上側の面の一部9dがずれて袋体9が少し開口する 。このとき、上記吸引手段45によって袋体9の開口部9aの上側の面は下側の 面と同等又はそれ以下の吸引力により吸引されているから、袋体9の開口部9a 全部が吸着されてしまうような状態を防止して、袋体9の開口部9aが確実かつ CD13を挿入し易い状態で開くのである。
【0013】 又、上記爪59の袋体9に対する傾斜角度(α°)としては、袋体9に対する 爪59のずらせ圧力、即ち袋体9と爪59との間の摩擦力を考えると、20乃至 70°の範囲が好ましい。具体的な傾斜角度は、袋体9・爪59の材質や爪59 の先端形状により異なる。本実施例の場合、爪59の材質として、例えば、ウレ タンゴム、バネ鋼等の弾性体を使用しているため、約45°としてある。吸引パ イプ47の吸込口の高さは、袋体の材質、大きさ等により異なる。爪59は、袋 体の中央部に配置するのが望ましい。
【0014】 以上の構成を基にその作用を説明する。まず、不織布ロール3より引き出され た不織布3aを、折込部5を通過させることにより所定状態に折込み、次いで、 ヒートカッテイング部7を通過させることにより切断して溶着・固定し、それに よって、所定形状の袋体9を製造する。この袋体9は、その一方のみに開口部9 aを備えたものであり、その開口部9aを図中下側に向けた状態で、ベルトコン ベア11上に載置されて搬送されていく。その際、所定位置において、停止せら れてCD13の挿入作業が行われる。
【0015】 すなわち、ディスクストッカ17上に載置・保持されているCD13は、CD 搬送アーム手段23によって、CD挿入手段29の所定位置まで1枚ずつ搬送さ れていく。一方、ベルトコンベア11上の袋体9は、上記した開口機構によりそ の開口部9が開かれる。すなわち、爪59により袋体9の上側の面9cを所定の 位置にて押し、上側の面の一部9dをずらせ袋体9を開口させる。このとき、袋 体9の上側の面9cは吸引手段45によって下側の面と同等又はそれ以下の吸引 力により吸引・吸着されているから、袋体9の開口部9aが確実に開き、CD1 3の挿入が容易な状態となる。
【0016】 袋体9の開口部9aが開かれた状態で、CD挿入手段29のシリンダ手段31 が駆動する。それによって、ロッド33が伸長して、CD載置部35上のCD1 3を袋体9内に挿入する。CD13が挿入された袋体9はベルトコンベア11に よって、そのまま搬送されていき、ベルトコンベア15上に落下・載置され、こ のベルトコンベア15によって排出される。以下、同様の作用を繰り返すことに より、袋体9内にCD13を順次挿入していく。なお、袋体9の開口後CD13 の挿入直前に、爪59は上方に後退する。
【0017】 以上本実施例によると次のような効果を奏することができる。まず、爪手段5 1によって、袋体9の上側の面をずらせ開口部9aを開口させておき、この状態 で袋体9を吸引・吸着することとしてあるから、装置が簡単となる。またこの吸 引・吸着において、袋体9の上側の面9cを吸引することはもとより、下側の面 9aも同時に吸引されないように反対側より別個に吸引するようにしているので 、袋体9の開口部9aを確実に開けることができる。こうしたことによって、C D13の挿入作業がやり易いような状態で開口部9aを開けることができる。こ の結果、CD13の袋体9への挿入作業における、袋体9の開口作業を自動化す ることができる。それによって、省力化を図ることができ、作業効率の向上ひい てはコストの低減を図ることができる。
【0018】 本考案にかかる袋体開口装置は、上記した実施例に限定されない。例えば、コ ンベアベルト39は空気が抜ける構造であれば、ネット体でも、多孔質体でつく れれたベルトでもよい。また袋体は、通気性ある素材からなるものであれば不織 布でなくともよい。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案による袋体開口装置によると、ずらせ手段により袋 体の上側の面をずらせ開口しておき、この状態で袋体の下側の面と上側の面の両 方を吸引・吸着することにより袋体の開口部を開けることとしたので、簡単な装 置により袋体の開口部を確実にかつ盤体を挿入し易い状態で開けることが可能と なり、袋体の開口作業を自動化することができることはもとより、該開口作業を より確実なものとすることができる。よって、作業の省力化を図って作業効率を 向上させてコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図で盤体袋入れ装置の
全体の構成を示す正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す図で盤体袋入れ装置の
全体の構成を示す平面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す図で図1のIII-III 断
面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す図でCDを挿入する部
分の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
9 袋体 9a 開口部 9b 袋体の下側の面 9c 袋体の上側の面 11 ベルトコンベア(搬送手段) 41 吸引パイプ(第1吸引・吸着手段の一部) 45 吸引手段(第2吸引・吸着手段) 51 爪手段(袋体ずらせ手段)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段上に載置されて搬送され所定位
    置に停止した袋体の下側の面を吸引・吸着する第1吸引
    ・吸着手段と、上記袋体の上側の面であって袋体の開口
    部側に寄った部分を吸引・吸着する第2吸引・吸着手段
    と、上記第2吸引・吸着手段により袋体の上側の面が吸
    引・吸着される際袋体の上側の面であって開口部より所
    定量だけ離間した部位を押し上側の面をずらせる進退自
    在のずらせ手段と、を具備したことを特徴とする袋体開
    口装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の袋体開口装置において、
    ずらせ手段は爪体を所定の傾斜角度(爪体と袋体のなす
    角度)α°をもって突出させて袋体を押すものであるこ
    とを特徴とする袋体開口装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の袋体開口装置において、
    傾斜角度(α°)が約45°であることを特徴とする袋
    体開口装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか記載の袋体開
    口装置において、爪体が押圧時に弾性変形可能な弾性体
    により形成されたことを特徴とする袋体開口装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか記載の袋体開
    口装置において、第2吸引・吸着手段による吸引力を第
    1吸引・吸着手段による吸引力に対して同等以下にした
    ことを特徴とする袋体開口装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか記載の袋体開
    口装置において、第1吸引・吸着手段は、袋体を搬送す
    る搬送手段に穿孔された複数個の孔を介して袋体の下側
    の面を吸引・吸着するものであることを特徴とする袋体
    開口装置。
JP1993027877U 1993-04-28 1993-04-28 袋体開口装置 Expired - Fee Related JPH082088Y2 (ja)

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JPH082088Y2 JPH082088Y2 (ja) 1996-01-24

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5730729A (en) * 1980-07-29 1982-02-19 Nitto Electric Ind Co Ltd Preparation of surface protecting sheet
JPS5933766U (ja) * 1982-08-24 1984-03-02 日東電工株式会社 熱回復性物品
JPH046023A (ja) * 1990-04-24 1992-01-10 Seiwa Kogyo Kk フイルム状袋体の間口開口装置

Patent Citations (3)

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JPH082088Y2 (ja) 1996-01-24

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