JPH0680696U - 防油堤 - Google Patents

防油堤

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JPH0680696U
JPH0680696U JP2259593U JP2259593U JPH0680696U JP H0680696 U JPH0680696 U JP H0680696U JP 2259593 U JP2259593 U JP 2259593U JP 2259593 U JP2259593 U JP 2259593U JP H0680696 U JPH0680696 U JP H0680696U
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oil
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oil storage
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JP2259593U
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English (en)
Inventor
馗允 中島
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中島工業有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設の大型貯油タンクに設けることが可能で
あると共に、貯油タンクを吊り上げる等の作業を行うこ
となく設置可能な防油堤を提供する。 【構成】 堤板14は、貯油タンク10を囲繞するよう
配設されている。内底部28は、コンクリートで形成さ
れ、堤板14の下端部を内包すると共に、堤板14で囲
繞されて成る空間30の内底面を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は防油堤に関し、一層詳細には貯油タンクを囲繞するよう形成され、貯 油タンクから漏出した油の流出を防止するための防油堤に関する。
【0002】
【従来の技術】
油を大量に貯蔵する貯油タンクには、事故等で貯油タンクから油が漏出した際 に漏出油の流出、拡散を防止するための防油堤が設けられている。 通常、特に大型の貯油タンクの場合、防油堤は貯油タンクの設置前に予めコン クリート等で上面が開放された箱状に形成される。防油堤の完成後、防油堤内に 貯油タンクが設置される。 また、小型の貯油タンクの場合は、大型の貯油タンクの場合と同様に防油堤を 設けることができる他、既設の貯油タンクに設ける防油堤も知られている。この 防油堤は予め上面が開放された箱状に形成されており、設置場所まで運搬した後 、既設の貯油タンクをクレーン等で吊り上げ、その間に防油堤を設置し、防油堤 内に貯油タンクを下ろし、固定するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の防油堤には次のような課題がある。 大型の貯油タンクに設けられる防油堤の場合、貯油タンク設置前に必ず防油堤 を完成させる必要があり、既設の貯油タンクの場合は対応することができないと いう課題がある。 また、小型の貯油タンクに用いて好適な予め上面が開放された箱状に形成され た貯油タンクの場合、既設の貯油タンクでも対応可能ではあるものの、防油堤の 設置および貯油タンクの防油堤内への固定の際、貯油タンクを吊り上げる等の作 業が不可欠であり、そのための設備機械が必要となると共に、危険な作業が要求 されるという課題がある。 従って、本考案は既設の大型貯油タンクに設けることが可能であると共に、貯 油タンクを吊り上げる等の作業を行うことなく設置可能な防油堤を提供すること を特徴とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。 すなわち、貯油タンクを囲繞するよう配設された堤板と、該堤板の下端部を内 包すると共に、堤板で囲繞されて成る空間の内底面を形成するコンクリート製の 内底部とを具備することを特徴とする。 また、前記堤板は、複数枚の板体を接続して成り、該板体同士の接続部分には シール手段を介挿するようにしてもよい。
【0005】
【作用】
作用について説明する。 貯油タンクは堤板で囲繞され、堤板で囲繞されて成る空間の内底面はコンクリ ート製の内底部により形成されるので、既設の貯油タンクを堤板で囲繞し、コン クリートを堤板で囲繞されて形成される空間の下部に流し込み凝固させることで 防油堤を形成可能となる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について添付図面と共に詳述する。 図1には既設の貯油タンクを囲繞する本実施例の防油堤の断面図であり、図2 は堤板の構成を示した部分斜視図である。 図において、10は貯油タンクであり、内部に大量の油を貯蔵可能になってい る。
【0007】 14は堤板であり、4枚の金属製の板体16a、16b、16c、16dを連 結して成ると共に、貯油タンク10を囲繞するよう配設されている。対向して配 設されている板体16a、16bは同一形状に形成されている。板体16a(板 体16bも同じ)は、図2に明示されるように両側縁には上下方向に透孔18a が穿設されている。一方、対向して配設されている板体16c、16dは同一形 状に形成されている。板体16c(板体16dも同じ)は、図2に明示されるよ うに両側縁には側板部20が固定されている。その両側板部20には上下方向に 透孔18bが穿設されている。
【0008】 板体16a、16b、16c、16dの側縁同士を連結して堤板14を形成す る場合、板体16a、16bの各透孔18aと板体16c、16dの各透孔18 bをそれぞれ対応させ、連結手段の一例であるボルト22を挿通して固定するこ とにより4枚の板体16a、16b、16c、16dで四角筒状の堤板14が形 成される。なお、板体16a、16b、16c、16dの連結されている側縁同 士の間にはシール手段の一例である充填剤(例えば合成樹脂コーキング剤)が充 填され、水密化を図っている。 24は金属製の基台部であり、各板体16a、16b、16c、16dの下端 縁と地面26との間に介挿、固定されている(なお、図2には板体16aに対応 する基台部24のみ示す)。各板体16a、16b、16c、16dには、それ ぞれ2個づつの基台部24が離間して配設されている。
【0009】 28は内底部であり、コンクリートで形成されている。内底部28は堤板14 の下端部を内包すると共に、堤板14で囲繞されて成る内部空間30の内底面を 形成している。内底部28の上面は一部が低くなる傾斜面に形成されている。 32はドレイン流路であり、パイプを内底部28に埋設して成る。ドレイン流 路32の上端は内底部28の上面であって最低部に開口している。ドレイン流路 32の他端は内底部28外へ延出されて開口している。内底部28の上面に溜ま った漏出油や雨水等の液体はドレイン流路32を介して防油堤12外へ導出する ことができる。 34は開閉手段の一例であるバルブであり、ドレイン流路32を開閉する。通 常はバルブ34を閉じておき、防油堤12内に溜まった漏出油や雨水の防油堤1 2外への流出を防止している。一方、防油堤12内に溜まった漏出油や雨水を排 出する際にあバルブ34を開き、ドレイン流路32を介して溜まった漏出油や雨 水を防油堤12外へ導出して処理可能となる。
【0010】 続いて本実施例の防油堤12の設置方法の一例について説明する。 まず各板体16a、16b、16c、16dに基台部24をボルト等、適宜な 手段で固定する。基台部24を各板体16a、16b、16c、16dへ固定し たら、板体16a、16b、16c、16dを貯油タンク10の四方に立設して 四角筒状とし、貯油タンク10を囲繞する。 次に、板体16a、16b、16c、16dの隣接する側縁部同士をボルト2 2で連結し、各連結部分に充填剤を注入して堤板14を形成する。 その後、堤板14の外側に内底部28を形成するためのコンクリート型枠(不 図示)を周設すると共に、ドレイン流路32となるパイプを所定位置に配置する 。コンクリート型枠とドレイン流路32となるパイプが配設されたらコンクリー ト型枠内にコンクリートを打設する。このコンクリート打設により、貯油タンク 10の脚部36、基台部24を含む板体16a、16b、16c、16dの下端 部、およびドレイン流路32となるパイプを内底部28へ内包、埋設することが できる。その際、複数の基台部24は互いに離間して配置されているのでコンク リートがその間を流動可能になっている。
【0011】 なお、内底部28を形成するコンクリートが凝固する前に、内底部28の上面 を前述のように傾斜させ、ドレイン流路32の上端が開口する部分を最低高さと する。 内底部28を形成するコンクリートが凝固したらコンクリート型枠を撤去し、 図1に示す防油堤12が完成する。本実施例で示した設置方法は一例であって、 工程や工程数は任意に設定できる。
【0012】 本実施例の防油堤12では、貯油タンク10は堤板14で囲繞し、堤板14で 囲繞されて成る空間30の内底面を形成する内底部28をコンクリート打設で形 成するので、既設の貯油タンク10を吊り上げる等の作業を行うことなく防油堤 12を形成可能となる。 また、堤板14は複数枚の板体16a、16b、16c、16dを連結して成 るため、任意の形状、サイズを有する防油堤12を現場で組立可能となる。堤板 14を、複数枚の板体16a、16b、16c、16dで形成しても、板体16 a、16b、16c、16d同士の接続部分にはシール手段が介挿されているの で防油堤12内の漏出油や雨水を当該接続部分から防油堤12外へ漏洩させるこ とがない。 さらに、ドレイン流路32を設け、バルブ34で開閉可能としたので防油堤1 2内に溜まった漏出油や雨水を防油堤12外へ導出して処理可能となる。 以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきたが、本考案は上述の実施 例に限定されるのではなく、考案の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得 るのはもちろんである。
【0013】
【考案の効果】
本考案に係る防油堤を用いると、貯油タンクは堤板で囲繞され、堤板で囲繞さ れて成る空間の内底面はコンクリート製の内底部により形成されるので、既設の 貯油タンクを堤板で囲繞し、コンクリートを堤板で囲繞されて形成される空間の 下部に流し込み凝固させることで防油堤を形成可能となる。従って、既設の大型 貯油タンクに設けることが可能であり、その際に貯油タンクを吊り上げる等の作 業を行うことなく設置可能となるので設置コストの削減、作業の安全を図り得る 等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る防油堤の実施例を示した断面図。
【図2】実施例の堤板の部分斜視図。
【符号の説明】 10 貯油タンク 12 防油堤 14 堤板 16a、16b、16c、16d 板体 18a、18b 透孔 20 側板部 22 ボルト 24 基台部 26 地面 28 内底部 30 内部空間 32 ドレイン流路 34 バルブ 36 脚部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯油タンクを囲繞するよう配設された堤
    板と、 該堤板の下端部を内包すると共に、堤板で囲繞されて成
    る空間の内底面を形成するコンクリート製の内底部とを
    具備することを特徴とする防油堤。
  2. 【請求項2】 前記堤板は、複数枚の板体を接続して成
    り、 該板体同士の接続部分にはシール手段が介挿されている
    ことを特徴とする請求項1記載の防油堤。
JP2259593U 1993-04-28 1993-04-28 防油堤 Pending JPH0680696U (ja)

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JP2259593U JPH0680696U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 防油堤

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JP2259593U JPH0680696U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 防油堤

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JPH0680696U true JPH0680696U (ja) 1994-11-15

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013076237A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Chugoku Electric Power Co Inc:The 防液堤を備えた貯油設備
JP2017132523A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 三菱重工業株式会社 保管容器の転倒防止装置および転倒防止方法

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JP4102233B2 (ja) * 2003-03-28 2008-06-18 住友重機械マリンエンジニアリング株式会社 船舶のトランス材

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