JPH06806A - セラミックスの製造方法 - Google Patents
セラミックスの製造方法Info
- Publication number
- JPH06806A JPH06806A JP16142292A JP16142292A JPH06806A JP H06806 A JPH06806 A JP H06806A JP 16142292 A JP16142292 A JP 16142292A JP 16142292 A JP16142292 A JP 16142292A JP H06806 A JPH06806 A JP H06806A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert
- molding
- product
- raw material
- material powder
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- Pending
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- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単なプレス成形法により複雑な製品形状の
セラミックスを製作する。 【構成】 金型1、2、3内に可燃材からなる所定形状
のインサート物5をセットし、原料粉末4aの成形体内
にインサート物5を一体的に含んだ成形品を得る。この
インサート成形品を焼成する工程でインサート物5を焼
却する。
セラミックスを製作する。 【構成】 金型1、2、3内に可燃材からなる所定形状
のインサート物5をセットし、原料粉末4aの成形体内
にインサート物5を一体的に含んだ成形品を得る。この
インサート成形品を焼成する工程でインサート物5を焼
却する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フェライト製の磁気
回路部品などのセラミックス製品の製造方法に関し、特
に、複雑な形状のセラミックス製品を製造する技術に関
する。
回路部品などのセラミックス製品の製造方法に関し、特
に、複雑な形状のセラミックス製品を製造する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】インダクタやトランスあるいはステッピ
ングモータなどには各種の形状のフェライトコア部品が
使用されている。フェライト製品の基本的な製造方法は
次の通りである。まずフェライトの原料粉末に適宜な有
機バインダを加えて金型に入れ、プレス成形により強固
な粉末成形品を得る。この成形品を適宜な温度で焼成す
る。これは他のセラミックス製品の製造方法と基本的に
同じである。
ングモータなどには各種の形状のフェライトコア部品が
使用されている。フェライト製品の基本的な製造方法は
次の通りである。まずフェライトの原料粉末に適宜な有
機バインダを加えて金型に入れ、プレス成形により強固
な粉末成形品を得る。この成形品を適宜な温度で焼成す
る。これは他のセラミックス製品の製造方法と基本的に
同じである。
【0003】前記のように金型プレス成形によりセラミ
ックス製品形状を得る方法は非常に低コストであり、成
形品の寸法誤差も小さいという特徴がある。しかし金型
プレス成形では複雑な形状の粉末成形品を得ることがむ
つかしく、比較的簡単な形状の製品を大量に生産するの
に適している。
ックス製品形状を得る方法は非常に低コストであり、成
形品の寸法誤差も小さいという特徴がある。しかし金型
プレス成形では複雑な形状の粉末成形品を得ることがむ
つかしく、比較的簡単な形状の製品を大量に生産するの
に適している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えばドラム型のフェ
ライトコアを製造するにあたり、前述のプレス成形によ
り製品と同じドラム型の粉末成形品を直接得るのは困難
なので、通常はプレス成形により円柱形の成形品を得
て、それを研削盤により研削してドラム型に加工し、そ
の後で焼成している。またドラム型フェライトコアのフ
ランジ部分に局部的な切欠きを形成したり、配線溝を形
成したりするような複雑な製品を作る場合、プレス成形
品に対する研削や切削などの後加工の工数が多くなる。
このように複雑な形状のセラミックス製品をプレス成形
法により製造する場合、成形品に対する後加工の設備と
工程が必要になり、生産性が悪くなる。また、プレス成
形品を後加工で切削すると、高価な原料が粉塵として捨
てられることになり、原料の無駄が生じる。
ライトコアを製造するにあたり、前述のプレス成形によ
り製品と同じドラム型の粉末成形品を直接得るのは困難
なので、通常はプレス成形により円柱形の成形品を得
て、それを研削盤により研削してドラム型に加工し、そ
の後で焼成している。またドラム型フェライトコアのフ
ランジ部分に局部的な切欠きを形成したり、配線溝を形
成したりするような複雑な製品を作る場合、プレス成形
品に対する研削や切削などの後加工の工数が多くなる。
このように複雑な形状のセラミックス製品をプレス成形
法により製造する場合、成形品に対する後加工の設備と
工程が必要になり、生産性が悪くなる。また、プレス成
形品を後加工で切削すると、高価な原料が粉塵として捨
てられることになり、原料の無駄が生じる。
【0005】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、プレス成形法を基本とした
簡単な製造方法により複雑な形状のセラミックス製品を
製作することにある。
されたもので、その目的は、プレス成形法を基本とした
簡単な製造方法により複雑な形状のセラミックス製品を
製作することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、原
料粉体を金型に入れてプレス成形により製品形状を得る
工程において、前記金型内に可燃材からなる所定形状の
インサート物をセットし、インサート成形により前記イ
ンサート物を一体的に含んだ成形品を得て、このインサ
ート成形品を焼成する工程で前記インサート物を焼却
し、前記インサート物を取り除いた形状の製品を得るよ
うにした。
料粉体を金型に入れてプレス成形により製品形状を得る
工程において、前記金型内に可燃材からなる所定形状の
インサート物をセットし、インサート成形により前記イ
ンサート物を一体的に含んだ成形品を得て、このインサ
ート成形品を焼成する工程で前記インサート物を焼却
し、前記インサート物を取り除いた形状の製品を得るよ
うにした。
【0007】
【作用】前記インサート物は前記焼成工程で焼却され、
これを完全に取り除いた物がセラミックス製品となる。
したがって前記インサート物は一般のプラスチック成形
における金型の中子と同じように機能することになり、
単純な金型では成形することのできない複雑な製品形状
を容易に実現することができる。
これを完全に取り除いた物がセラミックス製品となる。
したがって前記インサート物は一般のプラスチック成形
における金型の中子と同じように機能することになり、
単純な金型では成形することのできない複雑な製品形状
を容易に実現することができる。
【0008】
【実施例】図1〜図4にこの発明の一実施例によるドラ
ム型フェライトコアの製造方法を示している。図1は粉
末成形機によりフェライト原料の粉末をインサート物と
ともにプレス成形している状態を示している。図1にお
いて、1は円筒形のキャビティ穴が上下に貫通して形成
されたダイス、2はダイス1のキャビティ内に下から上
へ挿入されている下パンチ、3はダイス1のキャビティ
穴に上から下へ挿入されている上パンチである。この発
明を適用するにあたり、ダイス1と下パンチ2とで形成
されるキャビティ空間内にフェライトの原料粉末4aを
適宜量充填し、さらにそのキャビティ内に前記インサー
ト物としてのプラスチック製リング5をセットした後、
さらに適量の原料粉末4aをキャビティ内に充填する。
その状態で上パンチ3をダイス1に嵌入し、ダイス1と
下パンチ2と上パンチ3とでリング5をインサート物と
して原料粉末4aをプレス成形する。
ム型フェライトコアの製造方法を示している。図1は粉
末成形機によりフェライト原料の粉末をインサート物と
ともにプレス成形している状態を示している。図1にお
いて、1は円筒形のキャビティ穴が上下に貫通して形成
されたダイス、2はダイス1のキャビティ内に下から上
へ挿入されている下パンチ、3はダイス1のキャビティ
穴に上から下へ挿入されている上パンチである。この発
明を適用するにあたり、ダイス1と下パンチ2とで形成
されるキャビティ空間内にフェライトの原料粉末4aを
適宜量充填し、さらにそのキャビティ内に前記インサー
ト物としてのプラスチック製リング5をセットした後、
さらに適量の原料粉末4aをキャビティ内に充填する。
その状態で上パンチ3をダイス1に嵌入し、ダイス1と
下パンチ2と上パンチ3とでリング5をインサート物と
して原料粉末4aをプレス成形する。
【0009】図2は前記のようにしてインサート成形さ
れた成形品を示している。この成形品は全体として所定
高さの円柱体であるが、セラミックス原料粉体の成形品
4bの中間部分にプラスチック製リング5が一体的に挾
み込まれている。
れた成形品を示している。この成形品は全体として所定
高さの円柱体であるが、セラミックス原料粉体の成形品
4bの中間部分にプラスチック製リング5が一体的に挾
み込まれている。
【0010】図3は前記プラスチック製リング5の形状
の詳細を示している。この例のリング5の上面および下
面にはそれぞれ4本の放射状溝6が形成されているとと
もに、リング5の内周面には4本の縦リブ7が形成され
ている。図2の状態のインサート成形品では、プラスチ
ック製リング5の放射状溝6に粉末成形品4bが食い込
んでいるとともに、リング5の縦リブ7が成形品4bに
食い込んでいる。
の詳細を示している。この例のリング5の上面および下
面にはそれぞれ4本の放射状溝6が形成されているとと
もに、リング5の内周面には4本の縦リブ7が形成され
ている。図2の状態のインサート成形品では、プラスチ
ック製リング5の放射状溝6に粉末成形品4bが食い込
んでいるとともに、リング5の縦リブ7が成形品4bに
食い込んでいる。
【0011】図2に示すインサート成形品4bと5を高
温炉に入れて加熱し焼成する。この焼成工程においてイ
ンサート成形品に含まれているプラスチック製リング5
が燃焼して消失する。その結果、図4のように、プラス
チック製リング5を完全に取り除いた状態のフェライト
焼成品4cが得られる。このフェライト焼成品4cは、
図4に示すように、2つのフランジ部41と42が中央
の中芯部43で一体に連結された形のドラム型となる。
そして、フランジ部41と42の内面側には、前記リン
グ5の放射状溝6に対応する放射状リブ6aが4本づつ
形成されているとともに、中芯部43の周囲にリング5
の前記縦リブ7に対応する縦溝7aが4本形成されてい
る。このように複雑な形状のドラム形フェライトコア
も、研削や切削による後加工をせずに、簡単に製作する
ことができる。
温炉に入れて加熱し焼成する。この焼成工程においてイ
ンサート成形品に含まれているプラスチック製リング5
が燃焼して消失する。その結果、図4のように、プラス
チック製リング5を完全に取り除いた状態のフェライト
焼成品4cが得られる。このフェライト焼成品4cは、
図4に示すように、2つのフランジ部41と42が中央
の中芯部43で一体に連結された形のドラム型となる。
そして、フランジ部41と42の内面側には、前記リン
グ5の放射状溝6に対応する放射状リブ6aが4本づつ
形成されているとともに、中芯部43の周囲にリング5
の前記縦リブ7に対応する縦溝7aが4本形成されてい
る。このように複雑な形状のドラム形フェライトコア
も、研削や切削による後加工をせずに、簡単に製作する
ことができる。
【0012】なお、前記の実施例ではインサート物の材
料としてプラスチックを用いているが、本発明はこれに
限定されず、セラミックスの焼成工程の熱で焼失する可
燃材であれば、例えば木材などでインサート物を形成し
てもよい。
料としてプラスチックを用いているが、本発明はこれに
限定されず、セラミックスの焼成工程の熱で焼失する可
燃材であれば、例えば木材などでインサート物を形成し
てもよい。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、セラミックスの原料粉体をプレス成形する際
に、その金型内に可燃材からなる所定形状のインサート
物をセットしてインサート成形を行い、そのインサート
成形品を焼成する工程で前記インサート物を焼却・除去
するという非常に簡単な製造工程でもって、単純なプレ
ス成形では実現することができない複雑な形状の製品を
インサート成形という形で容易に実現することができ
る。したがって従来プレス成形品に研削や切削加工を施
して複雑な製品形状を得ていたのに比べ、生産工程およ
び生産設備が非常に簡単になる。したがって、複雑な形
状のセラミックス製品を安価に能率よく大量生産するこ
とができる。
よれば、セラミックスの原料粉体をプレス成形する際
に、その金型内に可燃材からなる所定形状のインサート
物をセットしてインサート成形を行い、そのインサート
成形品を焼成する工程で前記インサート物を焼却・除去
するという非常に簡単な製造工程でもって、単純なプレ
ス成形では実現することができない複雑な形状の製品を
インサート成形という形で容易に実現することができ
る。したがって従来プレス成形品に研削や切削加工を施
して複雑な製品形状を得ていたのに比べ、生産工程およ
び生産設備が非常に簡単になる。したがって、複雑な形
状のセラミックス製品を安価に能率よく大量生産するこ
とができる。
【図1】この発明の一実施例におけるインサート成形工
程を示す状態説明図である。
程を示す状態説明図である。
【図2】同上インサート成形により成形された成形品の
斜視図である。
斜視図である。
【図3】同上実施例におけるインサート物の詳細な斜視
図である。
図である。
【図4】図2のインサート成形品を焼成して得られたセ
ラミックス製品(ドラム型フェライトコア)の斜視図で
ある。
ラミックス製品(ドラム型フェライトコア)の斜視図で
ある。
1 ダイス 2 下パンチ 3 上パンチ 4a 原料粉末 4b 成形品 4c 焼成品 41、42 フランジ部 43 中芯部 5 プラスチック製リング(インサート物) 6 放射状溝 6a 放射状リブ 7 縦リブ 7a 縦溝
Claims (1)
- 【請求項1】 原料粉体を金型に入れてプレス成形によ
り製品形状を得る工程において、前記金型内に可燃材か
らなる所定形状のインサート物をセットし、インサート
成形により前記インサート物を一体的に含んだ成形品を
得て、このインサート成形品を焼成する工程で前記イン
サート物を焼却し、前記インサート物を取り除いた形状
の製品を得ることを特徴とするセラミックスの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16142292A JPH06806A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | セラミックスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16142292A JPH06806A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | セラミックスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06806A true JPH06806A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15734805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16142292A Pending JPH06806A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | セラミックスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06806A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60245509A (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-05 | 小池 裕二郎 | 内部に空洞を有するセラミツク成形物およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP16142292A patent/JPH06806A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60245509A (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-05 | 小池 裕二郎 | 内部に空洞を有するセラミツク成形物およびその製造方法 |
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