JPH0680873U - ロッド固定型ポンプ - Google Patents
ロッド固定型ポンプInfo
- Publication number
- JPH0680873U JPH0680873U JP2305993U JP2305993U JPH0680873U JP H0680873 U JPH0680873 U JP H0680873U JP 2305993 U JP2305993 U JP 2305993U JP 2305993 U JP2305993 U JP 2305993U JP H0680873 U JPH0680873 U JP H0680873U
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- Japan
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- rod
- cylinder
- fluid
- fixed
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流体の性状にかかわらず常に好適に吸引及び
排出を行い、脈動を少なくすることのできるロッド固定
型ポンプを提供すること。 【構成】 流体の吸引及び排出を行うロッド固定型ポン
プ1であって、内部の中空部17に逆止め弁16を有し
かつ中空部17内の流体を外部へ排出するロッド11を
定位置に固定し、内部に逆止め弁26を有しかつ少なく
とも先端24が流体内に位置してこの流体を吸引ならび
にロッド11内へ送出する第一シリンダ21を、進退可
能にロッド11に外嵌した構成である。
排出を行い、脈動を少なくすることのできるロッド固定
型ポンプを提供すること。 【構成】 流体の吸引及び排出を行うロッド固定型ポン
プ1であって、内部の中空部17に逆止め弁16を有し
かつ中空部17内の流体を外部へ排出するロッド11を
定位置に固定し、内部に逆止め弁26を有しかつ少なく
とも先端24が流体内に位置してこの流体を吸引ならび
にロッド11内へ送出する第一シリンダ21を、進退可
能にロッド11に外嵌した構成である。
Description
【0001】
本考案は、ロッド固定型ポンプに係り、さらに詳しくは、例えばセメントミル ク,モルタルその他の高粘性を有する液体を好適に吸引及び排出し得るロッド固 定型ポンプに関する。
【0002】
従来、低所にある水等液体に圧力を与えて高所に揚水するポンプとしては、そ の構成及び作動方式によって種々のものが提供されているが、今日、特に水圧機 械,石油井戸ポンプあるいはディーゼル機関の燃料ポンプ等には、ロッドの往復 運動によって生じるシリンダ容積の変化を、シリンダ内にある液体の体積の変化 として液体を吸い上げたり押し上げたりする往復ポンプが用いられている。
【0003】 このような往復ポンプは、例えば内部に吸入弁を有する吸入管及び排出弁を有 する排出管を接続してこれらにシリンダを固定し、このシリンダの内部に配設し たロッドを往復運動させ、ロッドの吸引行程において吸入弁を開いて排出弁を閉 じ、排出行程において排出弁を開いて吸入弁を閉じることによって、液体の吸引 ,排出を交互に行うものである。
【0004】
ところで、上記従来の往復ポンプは、所定位置に固定したシリンダの内部でロ ッドを往復運動させて、液体の吸引及び排出を行うものである。つまり、ロッド の吸引行程及び排出行程において、液体の吸引及び排出を交互に行う機構である ため、ポンプは脈動となるが、ポンプの効率を向上させるには、脈動は極力少な いのが好ましい。また、低所の液体の吸引は、シリンダ内での減圧によってのみ 行っていたため、セメントミルク,モルタル等の粘性の大きい液体に対しては、 前記減圧のみでは十分に吸引できないといった問題があった。
【0005】 本考案は、上記の問題を解決し得るものであって、その目的は、流体の性状に かかわらず常に好適に吸引及び排出を行い、脈動を少なくすることのできるロッ ド固定型ポンプを提供することにある。
【0006】
本考案のロッド固定型ポンプのうち、請求項1に記載のものは、流体の吸引及 び排出を行うロッド固定型ポンプであって、内部の中空部に逆止め弁を有しかつ 前記中空部内の流体を外部へ排出するロッドを定位置に固定し、内部に逆止め弁 を有しかつ少なくとも先端が流体内に位置してこの流体を吸引ならびに前記ロッ ド内へ送出する第一シリンダを、進退可能に前記ロッドに外嵌したことを特徴と する。
【0007】 また、請求項2に記載のものは、請求項1に記載のものにおいて、内部に逆止 め弁を有しかつ前記ロッドの前記中空部内の流体を吸引して外部へ排出する第二 シリンダを、前記第一シリンダの移動に伴って進退可能に前記ロッドに内嵌した ことを特徴とする。
【0008】
本考案のロッド固定型ポンプのうち、請求項1に記載のものによれば、定位置 に固定したロッドに進退可能に外嵌した第一シリンダが、流体内においてロッド から離れる方向に移動したとき、その内部に前記流体を吸引し、逆にロッドに近 づく方向に移動したとき、内部に吸引した流体をロッドの中空部内へ送出する。 そして、この第一シリンダの移動に伴い、ロッドの中空部内の流体は外部へ排出 される。この際、ロッド及び第一シリンダの内部には逆止め弁を設けてあるので 、ロッドの中空部内から第一シリンダ内ならびに第一シリンダ内から前記流体内 へそれぞれの内部の流体が逆流することがない。このように、流体を減圧のみで はなく、第一シリンダの移動によって動的に吸引するので、高粘性の流体に対し ても十分な吸引機能を確保し、ポンプの効率を低下させることがない。
【0009】 また、請求項2に記載のものによれば、前記第一シリンダが、流体内において 進退移動するに伴い、ロッドに内嵌した第二シリンダが、このそれぞれの場合に 同じ方向に移動し、その内部に吸引した流体を外部へ排出する。すなわち、第一 シリンダがロッドから離れる方向に移動してその内部に流体を吸引したとき、第 二シリンダもこの第一シリンダと同じ方向に移動し、ロッドの中空部内の流体を その内部に吸引して外部へ排出する。一方、第一シリンダがロッドに近づく方向 に移動してその内部の流体をロッドの中空部へ送出したとき、第二シリンダもこ の第一シリンダと同じ方向に移動し、ロッド内から送出された流体を外部へ排出 する。このように、第一シリンダ,第二シリンダの進退移動のいずれの場合にお いても、流体は第二シリンダから外部へ排出するので、送出流体の脈動を少なく することが可能となる。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図1ないし図3は、本考案に係るロッド固定型ポンプ1の実施例を示す図であ って、ロッド固定型ポンプ1の動作説明図を図1,時間に対する排出量のタイム チャートを図2,構成断面図を図3に示す。
【0011】 図3において、ロッド固定型ポンプ1は、所定位置に配設した支持体(図示せ ず)に支持した第一ハウジング2及び第二ハウジング6と、この第一及び第二ハ ウジング2,6の内部に固定したロッド11と、前記第一ハウジング2の内部で あってかつロッド11に進退可能に外嵌した第一シリンダ21と、前記第二ハウ ジング6の内部であってかつロッド11に進退可能に内嵌した第二シリンダ31 とから構成したものである。
【0012】 第一及び第二ハウジング2,6は、前記ロッド11,第一及び第二シリンダ2 1,31を囲むように外装したものであり、第一ハウジング2の上部3と第二ハ ウジング6の下部7とによってロッド11を定位置に固定している。 ロッド11は、有底筒状体であって、第一ハウジング2内をわたる基部12と 、基部12より外径を大きく形成した頭部13を有し、この頭部13を以て第一 及び第二ハウジング2,6に固設している。また、底部14には貫通孔15が形 成されており、この貫通孔15の径より大径の球状体からなる逆止め弁16が中 空部17内に配設されている。
【0013】 第一シリンダ21は、有底筒状体であって、ロッド11の基部12に外嵌する とともに、基部22より外径を大きく形成した頭部23外面が、第一ハウジング 2内面に摺接しつつ進退可能となっている。そして、前記頭部23が、ロッド1 1の頭部13及び第一ハウジング2の下部4に当接し、この位置を進退の限界と している。また、底部24には、貫通孔25が形成されており、この貫通孔25 の径より大径の球状体からなる逆止め弁26が中空部27内に配設されている。 さらに、底部24の外縁には、蝶番28によって相互間の開度を調整可能にガイ ド29を取り付けている。
【0014】 第二シリンダ31は、有底筒状体であって、ロッド11に内嵌するとともに、 基部32の略中心に、この基部32より外径を大きく形成した鍔部33外面が、 第二ハウジング6内面に摺接しつつ進退可能となっている。そして、前記鍔部3 3が、ロッド11の頭部13及び第二ハウジング6の上部8に当接し、この位置 を進退の限界としている。また、底部34には貫通孔35が形成されており、こ の貫通孔35の径より大径の球状体からなる逆止め弁36が中空部37内に配設 されている。
【0015】 前記両シリンダ21,31には、油圧あるいは空圧等の公知の技術を適用した 制御系41が接続してあり、この制御系41からの出力によって、第一及び第二 シリンダ21,31の進退移動が可能となっている。これらロッド11,第一シ リンダ21,第二シリンダ31の各内径は、第一シリンダをA,ロッドをB,第 二シリンダをCとすると、A:B:C=√2:1.2:1の比率で形成しており 、第一シリンダ21,第二シリンダ31の各進退距離は、第一シリンダをX,第 二シリンダをYとすると、X:Y=1:1の比率で制御されるようになっている 。このそれぞれの実際の値は、期待するロッド固定型ポンプ1の排出量に基づい て適宜決定すればよい。
【0016】 また、前記第一ハウジング2の下方には、内部に液体が満たされた槽42を配 置しており、この液体の液面より下方に、前記第一シリンダ21の底部24が位 置している。 次に、上記の構成からなるロッド固定型ポンプ1の動作について説明する。 このロッド固定型ポンプ1は、吸引及び排出の対象となる液体を満たした槽4 2の上方であって、第一シリンダ21の底部24がこの液体内に常に位置するよ うに配設し、第二シリンダ31の上端に管43等を接続する。
【0017】 この状態で、制御系41によって第一シリンダ21を起動させ、先ずロッド固 定型ポンプ1の内部に流体を吸引する。すなわち、第一シリンダ21を上の限界 位置(図3)から下の限界位置まで退かせると、液体が差圧によって第一シリン ダ21内に吸引される。次に、この第一シリンダ21を上の限界位置まで進ませ ると、逆止め弁26が閉じかつ内圧が上昇するから、第一シリンダ21内の液体 がロッド11内に送出され、それから第一シリンダ21を下の限界位置まで退か せると再び液体を吸引する。これと同様の第一シリンダ21の進退によって、第 二シリンダ31内にも液体が送出され、ロッド固定型ポンプ1の内部に液体が充 満した状態となる。なお、この場合、第一シリンダ21のみを起動させてもよい し、両シリンダ21,31を起動させてもよい。
【0018】 この後、さらに両シリンダ21,31を連続的に進退させ、槽42内の液体を 汲み上げる。図1は、この両シリンダ21,31の動作による液体の吸引及び排 出状態を示すものであって、aは両シリンダ21,31が下の限界位置にあると き、cは両シリンダ21,31が上の限界位置にあるとき、bはaからc又はc からaへの移動途中を示している。
【0019】 両シリンダ21,31は、制御系41によって同じ方向に同じ排出量で、最初 aに示す下の限界位置からbを経てcに示す上の限界位置へと移動する。この場 合、第一シリンダ21は、その内部の液体をロッド11内へ送出するとともに、 ロッド11からは第二シリンダ31内へ液体を送出する。この際、逆止め弁26 によって、第一シリンダ21内の液体の逆流は阻止されている。そして、第一シ リンダ21がaからcへ距離Xを移動したとき、第二シリンダ31は距離Yを移 動しているので、この第二シリンダ31から外部へ排出する液体の流量は、第一 シリンダ21内からロッド11内へ送出した流量と、ロッド11内における第二 シリンダ31の移動に伴う容積増加分との差となる。
【0020】 一方、cに示す上の限界位置からbを経てaに示す下の限界位置へと移動する 場合、第一シリンダ21は、内部が減圧されかつ移動による動的手段とによって 、その内部に槽42内の液体を吸引するとともに、第二シリンダ31は、その内 部にロッド11内の液体を吸引し、外部へ排出する。この際、逆止め弁16によ って、ロッド11内の液体の逆流は阻止されており、ガイド29は上方向に揺動 して液体の吸引を容易にしている。そして、この第二シリンダ31から外部へ排 出する液体の流量は、ロッド11内における第二シリンダ31の移動に伴う容積 減少分となる。
【0021】 したがって、aからcへの移動時の第一シリンダ21内からロッド11内へ送 出した流量と、ロッド11内における第二シリンダ31の移動に伴う容積増加分 との差に対し、cからaへの移動時のロッド11内における第二シリンダ31の 移動に伴う容積減少分が等しいとき、つまり第一シリンダ21内からロッド11 内へ送出する流量の半分が、前記容積増加分及び容積減少分であれば、図2に実 線で示すように、脈動がなく常に一定の液体の排出を実現することができる。実 際、上述した比率によって、第一シリンダ21,ロッド11,第二シリンダ31 の各内径A,B,Cを形成し、両シリンダ21,31の各進退距離X,Yを制御 系41によって制御すれば、液体の排出量は常に一定になる。
【0022】 このように、液体の吸引を、減圧および第一シリンダ21の移動によって行う ので、高粘性の液体をも十分に吸引することができ、ロッド固定型ポンプ1の吸 引機能障害を防止するとともに、効率の低下を防止することができる。また、第 一シリンダ21の進退にかかわらず、第二シリンダ31からは常に一定量の液体 を排出するので、脈動をなくすことができる。さらに、上記のように簡単な構成 であるため、低コストで製造でき、ロッド固定型ポンプ1の小型化及び軽量化が 容易である。
【0023】 なお、上記内径A,B,C及び進退距離X,Yの比率は、両シリンダ21,3 1の移動に伴う容積変化に基づいて考察した上で、最も容易に実現できるもので あって、第一シリンダ21内からロッド11内へ送出する流量の半分が、前記容 積増加分及び容積減少分となる条件を満たしていれば、他の比率であっても可能 である。また、両シリンダ21,31の進退限界位置は、このそれぞれとロッド 11,両ハウジング2,6との当接によって決定してもよいし、制御系41によ って適当に制御するようにしてもよい。
【0024】
以上の説明から明らかなように、本考案のロッド固定型ポンプによれば、以下 の効果を得ることができる。 請求項1に記載のものによれば、ロッドを固定し、このロッドに第一シリンダ を進退可能に外嵌したことで、流体を減圧のみではなく、動的にも吸引すること ができるので、高粘性の流体に対しても吸引機能を十分に確保することができる とともに、ポンプの効率を向上させることができる。
【0025】 請求項2に記載のものによれば、第一シリンダに伴って進退する第二シリンダ が、常に一定量の流体を排出する機構としたことで、脈動を少なくすることがで きる。 さらに、構造が簡単であるので、製造コストを低下させることができるととも に、ロッド固定型ポンプ全体の小型化及び軽量化をも実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のロッド固定型ポンプの動作状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】同時間に対する排出量を示すタイムチャートで
ある。
ある。
【図3】同構成断面図である。
1 ロッド固定型ポンプ 11 ロッド 16,26,36 逆止め弁 17 中空部 21 第一シリンダ 24 底部(先端) 31 第二シリンダ
フロントページの続き (72)考案者 河合 春生 埼玉県大宮市宮原町3−700 成和機工株 式会社大宮工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 流体の吸引及び排出を行うロッド固定型
ポンプであって、内部の中空部に逆止め弁を有しかつ前
記中空部内の流体を外部へ排出するロッドを定位置に固
定し、内部に逆止め弁を有しかつ少なくとも先端が流体
内に位置してこの流体を吸引ならびに前記ロッド内へ送
出する第一シリンダを、進退可能に前記ロッドに外嵌し
たことを特徴とするロッド固定型ポンプ。 - 【請求項2】 内部に逆止め弁を有しかつ前記ロッドの
前記中空部内の流体を吸引して外部へ排出する第二シリ
ンダを、前記第一シリンダの移動に伴って進退可能に前
記ロッドに内嵌したことを特徴とする請求項1に記載の
ロッド固定型ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2305993U JPH0680873U (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | ロッド固定型ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2305993U JPH0680873U (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | ロッド固定型ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680873U true JPH0680873U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=12099865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2305993U Pending JPH0680873U (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | ロッド固定型ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680873U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5186608B1 (ja) * | 2012-07-26 | 2013-04-17 | ノイベルク有限会社 | 液体用往復動ポンプ |
| JP2017048752A (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | 鹿島建設株式会社 | 吸込口構造 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP2305993U patent/JPH0680873U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5186608B1 (ja) * | 2012-07-26 | 2013-04-17 | ノイベルク有限会社 | 液体用往復動ポンプ |
| JP2017048752A (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | 鹿島建設株式会社 | 吸込口構造 |
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